JP2020047124A - チャージ管理システムおよびキャッシュレスチャージ方法 - Google Patents

チャージ管理システムおよびキャッシュレスチャージ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】現金を使わずに容易にスマートカードにチャージを行うことが可能なシステムを提供できるようにする。【解決手段】モバイル端末200は、チャージ金額の指定を受け付け、指定されたチャージ金額を示すコード要求データを送信する。チャージ管理システム300は、コード要求データを受信し、チャージ金額とチャージ元口座識別子とを表すチャージ実行コード101を生成し、チャージ実行コード101を含んだコード応答データを送信する。モバイル端末200は、コード応答データを受信し、チャージ実行コード101を表示する。チャージ端末400は、チャージ実行コード101を読み込み、チャージ元口座からチャージ金額を引き落とし、スマートカード102にチャージ金額をチャージし、スマートカード102を送出する。【選択図】図1

Description

本発明は、現金を使わずにスマートカードにチャージを行うためのシステムに関するものである。
日本と外国とにおいて、スマートフォンの規格およびカード会社のサービスに違いがある。そのため、外国人は、日本国内で提供されている各種サービスを、自国で使用しているスマートフォンおよびICカードを使って、利用することができない場合がある。
日本国内では、交通系ICカードおよび交通系ICカードを利用したサービスが普及している。しかし、外国から日本に訪れた外国人旅行者は、交通系ICカードを所持していないため、交通系ICカードを利用したサービスを受けることができない。
外国人旅行者が交通系ICカードを手に入れたとしても、外国人旅行者は交通系ICカードにチャージを行う必要がある。そのため、外国人旅行者は、ATM、両替所または両替機で外国通貨を日本通貨に両替した後に日本通貨の現金を使って交通系ICカードにチャージを行う。しかし、多くの手間と時間と手数料がかかるため、外国人旅行者に不便が生じている。
特許文献1には、携帯電話機を使って電子マネーカードにチャージを行うことが記載されている。しかし、携帯電話機が電子マネーカードと近距離無線通信を行うことが前提となっており、利用者が限定される。
特開2015−106213号公報
本発明は、現金を使わずに容易にスマートカードにチャージを行うことが可能なシステムを提供できるようにすることを目的とする。
本発明のモバイル端末は、
スマートカードにチャージされるチャージ金額の指定を受け付ける金額受付部と、
指定されたチャージ金額と、指定されたチャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを取得するコード取得部と、
取得されたチャージ実行コードをディスプレイに表示する表示部とを備える。
前記コード取得部は、前記チャージ金額を示すコード要求データをチャージ管理システムに送信し、前記チャージ実行コードを含んだコード応答データを前記チャージ管理システムから受信し、
前記チャージ管理システムは、前記コード要求データを受信し、前記チャージ実行コードを生成し、前記コード応答データを送信する。
前記コード要求データは、前記チャージ元口座に前記チャージ金額を移動するための振替元口座を特定する振替元特定情報を含み、
前記チャージ管理システムは、前記コード要求データに基づいて、前記チャージ金額を前記振替元口座から前記チャージ元口座に移動する。
本発明のチャージ管理システムは、
スマートカードにチャージされるチャージ金額を示すコード要求データを受信するコード要求受付部と、
受信されたコード要求データに基づいて、前記チャージ金額と、前記チャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを生成するコード生成部と、
生成されたチャージ実行コードを含んだコード応答データを送信するコード応答部とを備える。
前記コード要求データは、前記チャージ元口座に前記チャージ金額を移動するための振替元口座を特定する振替元特定情報を含み、
前記チャージ管理システムは、
前記コード要求データに基づいて、前記チャージ金額を前記振替元口座から前記チャージ元口座に移動する振替部を備える。
本発明のチャージ端末は、
チャージ金額と、前記チャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードの入力を受け付けるチャージ受付部と、
入力されたチャージ実行コードに基づいて、前記チャージ元口座から前記チャージ金額を引き落とす引き落とし部と、
入力されたチャージ実行コードに基づいて、前記チャージ金額をスマートカードにチャージするチャージ部と、
前記チャージ金額がチャージされたスマートカードをカード送出口から送出する送出部とを備える。
前記チャージ実行コードは、モバイル端末のディスプレイに表示される一次元コードまたは二次元コードであり、
前記チャージ端末は、コードリーダを備え、
前記チャージ受付部は、前記モバイル端末の前記ディスプレイが前記コードリーダにかざされた場合に前記コードリーダを介して前記チャージ実行コードを読み取る。
本発明のキャッシュレスチャージ方法は、
モバイル端末が、スマートカードにチャージされるチャージ金額の指定を受け付け、指定されたチャージ金額と、指定されたチャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを取得し、取得されたチャージ実行コードをディスプレイに表示し、
チャージ端末が、前記チャージ実行コードの入力を受け付け、前記チャージ元口座から前記チャージ金額を引き落とし、前記チャージ金額をスマートカードにチャージし、前記チャージ金額がチャージされたスマートカードをカード送出口から送出する。
前記モバイル端末が、前記チャージ金額を示すコード要求データをチャージ管理システムに送信し、
前記チャージ管理システムが、前記コード要求データを受信し、前記チャージ実行コードを生成し、前記チャージ実行コードを含んだコード応答データを送信し、
前記モバイル端末が、前記コード応答データを受信する。
前記コード要求データが、前記チャージ元口座に前記チャージ金額を移動するための振替元口座を特定する振替元特定情報を含み、
前記チャージ管理システムが、前記コード要求データに基づいて、前記チャージ金額を前記振替元口座から前記チャージ元口座に移動する。
前記チャージ実行コードが、一次元コードまたは二次元コードであり、
前記チャージ端末が、前記モバイル端末の前記ディスプレイがコードリーダにかざされた場合に前記コードリーダを介して前記チャージ実行コードを読み取る。
本発明のモバイルチャージプログラムは、
スマートカードにチャージされるチャージ金額の指定を受け付ける金額受付処理と、
指定されたチャージ金額と、指定されたチャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを取得するコード取得処理と、
取得されたチャージ実行コードをディスプレイに表示する表示処理とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、現金を使わずに容易にスマートカードにチャージを行うことが可能なシステムを提供することができる。
実施の形態1におけるキャッシュレスチャージシステム100の構成図。 実施の形態1におけるモバイル端末200の構成図。 実施の形態1におけるチャージ管理システム300の構成図。 実施の形態1におけるチャージ端末400の構成図。 実施の形態1におけるキャッシュレスチャージ方法のフローチャート。 実施の形態1におけるコード取得方法(S110)のフローチャート。 実施の形態1におけるキャッシュレスチャージ方法の実施例を示すフローチャート。 実施の形態1におけるキャッシュレスチャージ方法の実施例を示すフローチャート。 実施の形態1におけるキャッシュレスチャージ方法の実施例を示す図。 実施の形態1におけるキャッシュレスチャージ方法の実施例を示すフローチャート。
実施の形態および図面において、同じ要素または対応する要素には同じ符号を付している。説明した要素と同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。図中の矢印はデータの流れ又は処理の流れを主に示している。
実施の形態1.
キャッシュレスチャージシステム100について、図1から図10に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1に基づいて、キャッシュレスチャージシステム100の基本構成を説明する。
キャッシュレスチャージシステム100は、モバイル端末200とチャージ管理システム300とチャージ端末400とを備える。
モバイル端末200の具体例は、スマートフォンである。
チャージ管理システム300は、1台以上のコンピュータで構成される。
チャージ端末400は、空港または駅などに設置される。
モバイル端末200およびチャージ管理システム300は、ネットワーク109を介して互いに通信を行う。
モバイル端末200は、チャージ管理システム300との通信を介して、チャージ実行コード101を得る。例えば、チャージ実行コード101は一次元コードまたは二次元コードである。一次元コードの具体例はバーコードである。二次元コードの具体例はQRコード(登録商標)である。
チャージ端末400は、チャージ実行コード101の入力を受け付け、チャージ実行コード101で指定されたチャージ金額をスマートカード102にチャージし、スマートカード102を送出する。
スマートカード102は、ICカードまたはチップカードともいう。例えば、スマートカード102は交通系ICカードである。ICはIntegrated Circuitの略称である。
図2に基づいて、モバイル端末200の構成を説明する。
モバイル端末200は、プロセッサ201とメモリ202と補助記憶装置203と通信機器204とディスプレイ205といったハードウェアを備えるコンピュータである。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ201は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)であり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ201は、CPU(Central Processing Unit)である。
メモリ202は揮発性の記憶装置である。メモリ202は、主記憶装置またはメインメモリとも呼ばれる。例えば、メモリ202はRAM(Random Access Memory)である。メモリ202に記憶されたデータは必要に応じて補助記憶装置203に保存される。
補助記憶装置203は不揮発性の記憶装置である。例えば、補助記憶装置203は、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、またはフラッシュメモリである。補助記憶装置203に記憶されたデータは必要に応じてメモリ202にロードされる。
通信機器204はレシーバ及びトランスミッタである。例えば、通信機器204は通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。
ディスプレイ205は表示装置である。例えば、ディスプレイ205は、タッチパネルである。タッチパネルは入力装置と表示装置とを兼ねる。
モバイル端末200は、金額受付部211とコード取得部212とコード表示部213といった要素を備える。これらの要素はソフトウェアで実現される。
補助記憶装置203には、金額受付部211とコード取得部212とコード表示部213としてコンピュータを機能させるためのモバイルチャージプログラムが記憶されている。モバイルチャージプログラムは、メモリ202にロードされて、プロセッサ201によって実行される。
さらに、補助記憶装置203にはOS(Operating System)が記憶されている。OSの少なくとも一部は、メモリ202にロードされて、プロセッサ201によって実行される。
つまり、プロセッサ201は、OSを実行しながら、モバイルチャージプログラムを実行する。
モバイルチャージプログラムを実行して得られるデータは、メモリ202、補助記憶装置203、プロセッサ201内のレジスタ、または、プロセッサ201内のキャッシュメモリといった記憶装置に記憶される。
メモリ202は、モバイル端末200で使用されるデータが記憶される記憶部290として機能する。但し、他の記憶装置が、メモリ202の代わりに、又は、メモリ202と共に、記憶部290として機能してもよい。
モバイルチャージプログラムは、光ディスクまたはフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体にコンピュータ読み取り可能に記録(格納)することができる。
図3に基づいて、チャージ管理システム300が1台のコンピュータで構成される場合について、チャージ管理システム300の構成を説明する。
チャージ管理システム300は、プロセッサ301とメモリ302と補助記憶装置303と通信機器304といったハードウェアを備えるコンピュータである。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ301は、演算処理を行うICであり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ301はCPUである。
メモリ302は揮発性の記憶装置である。メモリ302は、主記憶装置またはメインメモリとも呼ばれる。例えば、メモリ302はRAMである。メモリ302に記憶されたデータは必要に応じて補助記憶装置303に保存される。
補助記憶装置303は不揮発性の記憶装置である。例えば、補助記憶装置303は、ROM、HDDまたはフラッシュメモリである。補助記憶装置303に記憶されたデータは必要に応じてメモリ302にロードされる。
通信機器304はレシーバ及びトランスミッタである。例えば、通信機器304は通信チップまたはNICである。
チャージ管理システム300は、コード要求受付部311と口座開設部312と振替部313とコード生成部314とコード応答部315といった要素を備える。これらの要素はソフトウェアで実現される。
補助記憶装置303には、コード要求受付部311と口座開設部312と振替部313とコード生成部314とコード応答部315としてコンピュータを機能させるためのチャージ管理プログラムが記憶されている。チャージ管理プログラムは、メモリ302にロードされて、プロセッサ301によって実行される。
さらに、補助記憶装置303にはOSが記憶されている。OSの少なくとも一部は、メモリ302にロードされて、プロセッサ301によって実行される。
つまり、プロセッサ301は、OSを実行しながら、チャージ管理プログラムを実行する。
チャージ管理プログラムを実行して得られるデータは、メモリ302、補助記憶装置303、プロセッサ301内のレジスタ、または、プロセッサ301内のキャッシュメモリといった記憶装置に記憶される。
メモリ302は、チャージ管理システム300で使用されるデータが記憶される記憶部390として機能する。但し、他の記憶装置が、メモリ302の代わりに、又は、メモリ302と共に、記憶部390として機能してもよい。
チャージ管理プログラムは、光ディスクまたはフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体にコンピュータ読み取り可能に記録(格納)することができる。
チャージ管理システム300は、複数のコンピュータで構成されてもよい。
図4に基づいて、チャージ端末400の構成を説明する。
チャージ端末400は、プロセッサ401とメモリ402と補助記憶装置403と通信機器404とディスプレイ405とコードリーダ406とカード管理システム407といったハードウェアを備えるコンピュータである。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ401は、演算処理を行うICであり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ401はCPUである。
メモリ402は揮発性の記憶装置である。メモリ402は、主記憶装置またはメインメモリとも呼ばれる。例えば、メモリ402はRAMである。メモリ402に記憶されたデータは必要に応じて補助記憶装置403に保存される。
補助記憶装置403は不揮発性の記憶装置である。例えば、補助記憶装置403は、ROM、HDDまたはフラッシュメモリである。補助記憶装置403に記憶されたデータは必要に応じてメモリ402にロードされる。
通信機器404はレシーバ及びトランスミッタである。例えば、通信機器404は通信チップまたはNICである。
ディスプレイ405は表示装置である。例えば、ディスプレイ405はタッチパネルである。
コードリーダ406は、一次元コードまたは二次元コードを読み取るための機器である。
カード管理システム407は、スマートカードを管理するためのシステムである。
チャージ端末400は、チャージ受付部411と引き落とし部412とチャージ部413と送出部414といった要素を備える。これらの要素はソフトウェアで実現される。
補助記憶装置403には、チャージ受付部411と引き落とし部412とチャージ部413と送出部414としてコンピュータを機能させるためのチャージ実行プログラムが記憶されている。チャージ実行プログラムは、メモリ402にロードされて、プロセッサ401によって実行される。
さらに、補助記憶装置403にはOSが記憶されている。OSの少なくとも一部は、メモリ402にロードされて、プロセッサ401によって実行される。
つまり、プロセッサ401は、OSを実行しながら、チャージ実行プログラムを実行する。
チャージ実行プログラムを実行して得られるデータは、メモリ402、補助記憶装置403、プロセッサ401内のレジスタ、または、プロセッサ401内のキャッシュメモリといった記憶装置に記憶される。
メモリ402は、チャージ端末400で使用されるデータが記憶される記憶部490として機能する。但し、他の記憶装置が、メモリ402の代わりに、又は、メモリ402と共に、記憶部490として機能してもよい。
チャージ実行プログラムは、光ディスクまたはフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体にコンピュータ読み取り可能に記録(格納)することができる。
***動作の説明***
キャッシュレスチャージシステム100の動作はキャッシュレスチャージ方法に相当する。また、キャッシュレスチャージ方法の手順はキャッシュレスチャージプログラムに相当する。キャッシュレスチャージプログラムは、モバイルチャージプログラムとチャージ管理プログラムとチャージ実行プログラムとを含む。
図5に基づいて、キャッシュレスチャージ方法を説明する。
ステップS101は、モバイル端末200によって実行される。
ステップS101において、金額受付部211は、チャージ金額の指定を受け付ける。
チャージ金額は、スマートカード102にチャージされる金額である。
チャージ金額は以下のように受け付けられる。
まず、利用者は、モバイル端末200を操作することによって、チャージアプリケーションを起動する。チャージアプリケーションは、モバイルチャージプログラムを実行するためのアプリケーションである。
次に、利用者は、チャージアプリケーションのメニューから金額指定を選択し、チャージ金額を指定する。
そして、金額受付部211は、チャージ金額の指定を受け付ける。
なお、利用者は、チャージ金額と共に、チャージされるデジタル通貨(電子マネーなどを含む)の種類を指定してもよい。金額受付部211は、チャージ金額と共に、デジタル通貨の種類の指定を受け付けてもよい。チャージ実行コード101は、チャージ金額と共にデジタル通貨の種類を表してもよい。
ステップS110は、モバイル端末200によって実行される。
ステップS110において、コード取得部212は、チャージ実行コード101を取得する。
チャージ実行コード101は、指定されたチャージ金額とチャージ元口座識別子とを表す。
チャージ元口座識別子は、チャージ元口座を識別する。
チャージ元口座は、指定されたチャージ金額が引き落とされる口座である。
図6に基づいて、コード取得方法(S110)を説明する。
ステップS111は、モバイル端末200によって実行される。
ステップS111において、コード取得部212は、チャージ金額を示すコード要求データを送信する。
コード取得部212は、コード要求データの送信を以下のように行う。
まず、コード取得部212は、チャージ金額情報と振替元特定情報とを含んだデータを生成する。生成されるデータがコード要求データである。
そして、コード取得部212は、通信機器204を介して、生成されたコード要求データをチャージ管理システム300に送信する。
チャージ金額情報は、チャージ金額を示す。
振替元特定情報は、振替元口座を特定する情報である。具体的には、振替元特定情報は利用者識別子である。但し、振替元特定情報は利用者識別子以外の情報であってもよい。例えば、振替元特定情報は振替元口座識別子であってもよい。
振替元口座は、チャージ元口座にチャージ金額を移動するための口座である。
ステップS112は、チャージ管理システム300によって実行される。
ステップS112において、コード要求受付部311は、通信機器304を介して、コード要求データを受信する。
ステップS113は、チャージ管理システム300によって実行される。
ステップS113において、口座開設部312は、チャージ元口座を開設する。
口座開設部312は、チャージ元口座を以下のように開設する。
口座を管理するコンピュータシステムを金融システムと呼ぶ。
まず、口座開設部312は、開設要求データを金融システムに送信する。金融システムは開設要求データを受信する。
次に、金融システムは、開設要求データに従って口座開設処理を実行する。これにより、チャージ元口座が開設される。具体的には、チャージ元口座用の口座データが生成される。
そして、金融システムは、開設応答データをチャージ管理システム300に送信する。口座開設部312は開設応答データを受信する。開設応答データはチャージ元口座識別子を含む。
ステップS114は、チャージ管理システム300によって実行される。
ステップS114において、振替部313は、コード要求データに基づいて、チャージ金額を振替元口座からチャージ元口座に移動する。
振替部313は、チャージ金額の移動を以下のように行う。
記憶部390には、利用者管理テーブルが予め記憶されている。
利用者管理テーブルには、複数の利用者識別子と複数の指定口座識別子とが互いに対応付けられている。
まず、振替部313は、コード要求データから、チャージ金額情報と振替元特定情報とを抽出する。振替元特定情報は利用者識別子である。また、振替部313は、開設応答データから、チャージ元口座識別子を抽出する。
次に、振替部313は、利用者管理テーブルから、振替元特定情報と同じ利用者識別子に対応付けられた指定口座識別子を選択する。選択される指定口座識別子が振替元口座識別子である。
次に、振替部313は、振替要求データを金融システムに送信する。金融システムは振替要求データを受信する。振替要求データは、振替元口座識別子と振替先口座識別子(チャージ元口座識別子)と振替金額(チャージ金額)とを含む。
次に、金融システムは、振替要求データに従って振替処理を実行する。これにより、振替金額(チャージ金額)が振替元口座から振替先口座(チャージ元口座)に移動する。
そして、金融システムは、振替応答データをチャージ管理システム300に送信する。振替部313は振替応答データを受信する。
ステップS115は、チャージ管理システム300によって実行される。
ステップS115において、コード生成部314は、受信されたコード要求データに基づいて、チャージ実行コード101を生成する。
コード生成部314は、チャージ実行コード101を以下のように生成する。
まず、コード生成部314は、コード要求データから、チャージ金額情報を抽出する。また、コード生成部314は、開設応答データから、チャージ元口座識別子を抽出する。
そして、コード生成部314は、チャージ金額情報とチャージ元口座識別子とを表す二次元コードを生成する。生成される二次元コードがチャージ実行コード101である。
ステップS116は、チャージ管理システム300によって実行される。
ステップS116において、コード応答部315は、生成されたチャージ実行コード101を含んだコード応答データを送信する。
コード応答部315は、コード応答データの送信を以下のように行う。
まず、コード応答部315は、チャージ実行コード101を含んだデータを生成する。生成されるデータがコード応答データである。
そして、コード応答部315は、通信機器304を介して、生成されたコード応答データをモバイル端末200に送信する。
ステップS117は、モバイル端末200によって実行される。
ステップS117において、コード取得部212は、通信機器204を介して、コード応答データを受信する。
そして、コード取得部212は、受信されたコード応答データから、チャージ実行コード101を抽出する。
ステップS111からステップS117により、コード取得部212は、チャージ実行コード101を取得する。
図5に戻り、ステップS102から説明を続ける。
ステップS102は、モバイル端末200によって実行される。
ステップS102において、コード表示部213は、取得されたチャージ実行コード101をディスプレイ205に表示する。
チャージ実行コード101は以下のように表示される。
まず、利用者は、モバイル端末200を持って、チャージ端末400の設置場所に移動する。
次に、利用者は、モバイル端末200を操作することによって、チャージアプリケーションを起動する。
次に、利用者は、チャージアプリケーションのメニューからコード表示を選択する。
そして、コード表示部213は、チャージ実行コード101をディスプレイ205に表示する。
ステップS103は、チャージ端末400によって実行される。
ステップS103において、チャージ受付部411は、チャージ実行コード101の入力を受け付ける。
チャージ実行コード101の入力は以下のように受け付けられる。
ディスプレイ205に表示されたチャージ実行コード101は、一次元コードまたは二次元コードである。
まず、利用者は、チャージ実行コード101が表示されたディスプレイ205をコードリーダ406にかざす。
そして、チャージ受付部411は、コードリーダ406を介して、チャージ実行コード101を読み取る。つまり、チャージ受付部411は、チャージ実行コード101から、チャージ金額情報とチャージ元口座識別子とを抽出する。
ステップS104は、チャージ端末400によって実行される。
ステップS104において、引き落とし部412は、入力されたチャージ実行コード101に基づいて、チャージ元口座からチャージ金額を引き落とす。
引き落とし部412は、チャージ金額の引き落としを以下のように行う。
まず、引き落とし部412は、引き落とし要求データを金融システムに送信する。金融システムは引き落とし要求データを受信する。引き落とし要求データは、チャージ金額情報とチャージ元口座識別子とを含む。
次に、金融システムは、引き落とし要求データに従って引き落とし処理を実行する。これにより、チャージ金額がチャージ元口座から運営口座に送金される。運営口座は、電子マネー運営会社の指定口座である。電子マネー運営会社は、電子マネーの運営を行う会社である。電子マネーは、スマートカード102にチャージされる電子的な通貨である。
そして、金融システムは、引き落とし応答データをチャージ端末400に送信する。引き落とし部412は引き落とし応答データを受信する。
ステップS105は、チャージ端末400によって実行される。
ステップS105において、チャージ部413は、入力されたチャージ実行コード101に基づいて、チャージ金額をスマートカード102にチャージする。
チャージは以下のように行われる。
カード管理システム407は、カード収納器を備える。カード収納器には、1枚以上の新規カードが収納されている。新規カードは、チャージされていないスマートカードである。
まず、チャージ部413は、チャージ実行コード101から、チャージ金額情報を抽出する。チャージ金額情報はチャージ金額を示す。
次に、チャージ部413は、チャージ金額をスマートカード102にチャージするためのチャージ命令をカード管理システム407に入力する。カード管理システム407は、入力されたチャージ命令を受け付ける。
次に、カード管理システム407は、カード収納器から1枚の新規カードを取り出す。取り出される新規カードがスマートカード102として使用される。
そして、カード管理システム407は、チャージ金額をスマートカード102にチャージする。
ステップS106は、チャージ端末400によって実行される。チャージ端末400は、カード送出口を有する。
ステップS106において、送出部414は、チャージ金額がチャージされたスマートカード102をカード送出口から送出する。
利用者は、チャージ端末400から送出されたスマートカード102を受け取る。
そして、利用者は、受け取ったスマートカード102を使って、電子決済サービスを利用する。
***実施例の説明***
キャッシュレスチャージシステム100は、例えば、海外から国内に訪れた外国人のために利用することができる。
図7から図10に基づいて、外国人によるキャッシュレスチャージシステム100の利用例を説明する。
キャッシュレスチャージシステム100は、利用者端末と海外金融システムと国内金融システムとデジタル通貨金融システムとチャージ管理システム300とを備える。
利用者端末は、外国人利用者が使用する端末である。利用者端末としてモバイル端末200が使用されてもよい。
海外金融システムは、海外金融機関のコンピュータシステムであり、海外通貨用の預金口座を管理する。海外通貨は海外の法定通貨である。
国内金融システムは、国内金融機関のコンピュータシステムであり、国内通貨用の預金口座を管理する。国内通貨は国内の法定通貨である。
デジタル通貨金融システムは、国内金融機関のコンピュータシステムであり、デジタル通貨用の預金口座を管理する。デジタル通貨は電子的な通貨である。具体的には、デジタル通貨は、国内金融機関が発行する電子的な通貨である。
ステップS201において、外国人利用者は、チャージ管理会社に対して送金連絡を行う。
具体的には、外国人利用者が利用者端末を操作し、利用者端末が送金連絡データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300が、送金連絡データを受信する。
送金連絡データは、送金者識別子、送金時期および送金額などの情報を含む。
送金識別子は、外国人利用者を識別する。
ステップS202において、外国人利用者は、海外金融機関に対して送金指示を行う。
具体的には、外国人利用者が利用者端末を操作し、利用者端末が送金指示データを海外金融システムに送信する。そして、海外金融システムが送金指示データを受信する。
送金指示データは、送金者識別子、送金元口座識別子、送金先口座識別子および送金額などの情報を含む。
送金元口座識別子は送金元口座を識別する。具体的には、送金元口座は、海外金融機関において外国人利用者用に開設された預金口座である。この預金口座を利用者海外口座と呼ぶ。利用者海外口座には、海外通貨の代わりに仮想通貨が預けられてもよい。
送金先口座識別子は送金先口座を識別する。具体的には、送金先口座は、国内金融機関においてチャージ管理会社用に開設された預金口座である。この預金口座を管理会社口座と呼ぶ。管理会社口座には、国内通貨の代わりに仮想通貨が預けられてもよい。
ステップS203において、海外金融機関は、送金指示に従って送金を行う。
具体的には、海外金融システムが、国内金融システムと通信することによって、送金処理を行う。これにより、利用者海外口座から管理会社口座に指定金額が送金される。
ステップS204において、チャージ管理会社は、連絡された送金時期に合わせて入金確認を行う。
具体的には、チャージ管理システム300が、国内金融システムと通信することによって、管理会社口座への入金を確認する。
ステップS205において、チャージ管理会社は、デジタル通貨の種類別に両替可能な金額を外国人利用者に通知する。
具体的には、チャージ管理システム300が、金額通知データを利用者端末に送信する。そして、利用者端末が金額通知データを受信する。
金額通知データは、金額一覧などを含む。金額一覧は、デジタル通貨の種類別に両替可能な金額を示す。
ステップS206において、外国人利用者は、チャージ管理会社に対して両替通貨を指定する。両替通貨は、1つ以上のデジタル通貨から選択されたデジタル通貨である。
具体的には、外国人利用者が利用者端末を操作し、利用者端末が通貨指定データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300が、通貨指定データを受信する。
通貨指定データは、指定者識別子および両替通貨などの情報を含む。
指定者識別子は、外国人利用者を識別する。
ステップS207において、チャージ管理会社は、両替通貨口座の作成を国内金融機関に要求する。両替通貨口座は、両替通貨用の預金口座である。
具体的には、チャージ管理システム300が、口座作成要求データをデジタル通貨金融システムに送信する。そして、デジタル通貨金融システムが、口座作成要求データを受信する。
口座作成要求データは、両替通貨などの情報を含む。
ステップS208において、国内金融機関は、両替通貨口座を作成し、両替通貨口座識別子をチャージ管理会社に通知する。
具体的には、以下のような処理が行われる。
まず、デジタル通貨金融システムが、両替通貨口座用の口座データを生成し、口座通知データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300が口座通知データを受信する。
口座通知データは、両替通貨口座識別子などを含む。
次に、チャージ管理システム300は、口座通知データから、両替通貨口座識別子を抽出する。また、チャージ管理システム300は、通貨指定データから、指定者識別子を抽出する。
そして、チャージ管理システム300は、指定者識別子と同じ利用者識別子に対応付けて、両替通貨口座識別子を利用者指定口座識別子として利用者管理テーブルに登録する。
利用者指定口座識別子は、振替元口座識別子に相当する。
ステップS209において、外国人利用者は、チャージ管理会社に対して送金指示を行う。
具体的には、外国人利用者が利用者端末を操作し、利用者端末が送金指示データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300が送金指示データを受信する。
送金指示データは、送金者識別子および送金額などの情報を含む。
送金者識別子は、外国人利用者を識別する。
ステップS210において、チャージ管理会社は、国内金融機関に対して送金依頼を行う。
具体的には、以下のような処理が行われる。
まず、チャージ管理システム300が、送金指示データから、送金者識別子と送金額とを抽出する。
次に、チャージ管理システム300が、送金者識別子と同じ利用者識別子に対応付けられた利用者指定口座識別子を利用者管理テーブルから選択する。
次に、チャージ管理システム300が、送金依頼データを国内金融システムに送信する。
そして、国内金融システムが送金依頼データを受信する。
送金依頼データは、管理会社口座識別子、利用者指定口座識別子および送金額などの情報を含む。
ステップS211において、国内金融機関は、送金指示に従って送金を行う。
具体的には、国内金融システムが、デジタル通貨金融システムと通信することによって、送金処理を行う。これにより、管理会社口座から利用者指定口座に指定金額が送金される。利用者指定口座は、振替元口座に相当する。
利用者指定口座のデジタル通貨は、電子マネー、地域通貨または別のデジタル通貨など、別の電子的な通貨に両替することが可能である。
ステップS221において、外国人利用者は、チャージ管理会社に対してチャージ実行コード101を要求する。
具体的には、外国人利用者がモバイル端末200を操作し、モバイル端末200がコード要求データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300がコード要求データを受信する。
コード要求データは、要求者識別子およびチャージ金額などの情報を含む。
要求者識別子は、外国人利用者を識別する。
ステップS221は、ステップS111およびステップS112に相当する(図6参照)。
ステップS222において、チャージ管理会社は、テンポラリ口座の作成を国内金融機関に依頼する。テンポラリ口座は、チャージ元口座に相当する。
具体的には、チャージ管理システム300が、口座作成依頼データをデジタル通貨金融システムに送信する。そして、デジタル通貨金融システムが口座作成依頼データを受信する。
ステップS223において、国内金融機関は、テンポラリ口座を作成し、テンポラリ口座識別子をチャージ管理会社に通知する。
具体的には、以下のような処理が行われる。
まず、デジタル通貨金融システムが、テンポラリ口座用の口座データを生成し、口座通知データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300が口座通知データを受信する。
口座通知データは、テンポラリ口座識別子などを含む。
次に、チャージ管理システム300が、口座通知データから、テンポラリ口座識別子を抽出する。また、チャージ管理システム300は、コード要求データから、要求者識別子を抽出する。
そして、チャージ管理システム300が、要求者識別子と同じ利用者識別子に対応付けて、テンポラリ口座識別子を利用者管理テーブルに登録する。
ステップS222およびステップS223は、図6のステップS113に相当する。
ステップS224において、チャージ管理会社は、利用者指定口座からテンポラリ口座へのチャージ金額の振替を国内金融機関に依頼する。
具体的には、以下のような処理が行われる。
まず、チャージ管理システム300が、コード要求データから、要求者識別子とチャージ金額とを抽出する。
次に、チャージ管理システム300が、要求者識別子と同じ利用者識別子に対応付けられた利用者指定口座識別子を利用者管理テーブルから選択する。また、チャージ管理システム300が、要求者識別子と同じ利用者識別子に対応付けられたテンポラリ口座識別子を利用者管理テーブルから選択する。
次に、チャージ管理システム300が、振替依頼データをデジタル通貨金融システムに送信する。
そして、デジタル通貨金融システムが振替依頼データを受信する。
振替依頼データは、利用者指定口座識別子、テンポラリ口座識別子およびチャージ金額などの情報を含む。
ステップS225において、国内金融機関は、チャージ金額分のデジタル通貨を利用者指定口座からテンポラリ口座に移動し、振替の完了をチャージ管理会社に通知する。
具体的には、デジタル通貨金融システムが振替処理を行う。これにより、チャージ金額分のデジタル通貨が利用者指定口座からテンポラリ口座に移動する。そして、デジタル通貨金融システムが完了通知データを送信し、チャージ管理システム300が完了通知データを受信する。
ステップS224およびステップS225は、図6のステップS114に相当する。
ステップS226において、チャージ管理会社は、チャージ実行コード101を生成する。
具体的には、チャージ管理システム300がチャージ実行コード101を生成する。
ステップS226は、図6のステップS115に相当する。
ステップS227において、チャージ管理会社は、外国人利用者に対してチャージ実行コード101を応答する。
具体的には、チャージ管理システム300が、コード応答データをモバイル端末200に送信する。モバイル端末200はコード応答データを受信する。
ステップS227は、ステップS116およびステップS117に相当する(図6参照)。
ステップS231において、外国人利用者は、モバイル端末200のディスプレイ205にチャージ実行コード101を表示させる。
具体的には、外国人利用者がモバイル端末200を操作し、モバイル端末200がチャージ実行コード101をディスプレイ205に表示する。
ステップS231は、図5のステップS102に相当する。
ステップS232において、外国人利用者は、チャージ端末400のコードリーダ406にモバイル端末200のディスプレイ205をかざす。
そして、チャージ端末400が、コードリーダ406を介してチャージ実行コード101を読み取る。
ステップS232は、図5のステップS103に相当する。
ステップS233において、チャージ端末400は、チャージ実行コード101を読み込み、チャージ済みのスマートカード102を送出する。
テンポラリ口座から電子マネー運営会社の運営口座への送金は、リアルタイム処理で行われてもよいし、バッチ処理で行われてもよい。なお、ブロックチェーン技術により、二重払い問題を解決することが可能である。
テンポラリ口座は、このタイミングで閉鎖されてもよいし、一定期間が経過した後に閉鎖されてもよい。テンポラリ口座を一定期間開設しておく場合、テンポラリ口座を利用して複数回のチャージが行われることが想定される。
ステップS233は、ステップS104からステップS106に相当する(図5参照)。
2回目以降のチャージは、小売店等の店舗で行うことが可能である。
店舗には、店舗端末が設置されている。店舗端末には、コードリーダと読み取り機(カードリードライタ)が接続されている。
ステップS221からステップS227の手順(図8参照)により、外国人利用者は、新たなチャージ実行コード101を取得する。
ステップS231により、外国人利用者は、新たなチャージ実行コード101をモバイル端末200のディスプレイ205に表示させる。
ステップS232により、外国人利用者は、モバイル端末200のディスプレイ205を店舗のコードリーダにかざす。
ステップS234において、外国人利用者は、店舗の読み取り機にスマートカード102をかざす。
そして、店舗端末が、新たなチャージ実行コード101を読み取り、スマートカード102に対するチャージを行う。
外国人利用者が帰国するときに利用者指定口座にデジタル通貨が残っている場合、外国人利用者は、残ったデジタル通貨に相当する金額の海外通貨を利用者海外口座に戻すことが可能である。
ステップS241において、外国人利用者は、チャージ管理会社に対して返金指示を行う。
具体的には、外国人利用者がモバイル端末200を操作し、モバイル端末200が返金指示データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300が返金指示データを受信する。
返金指示データは、依頼者識別子および利用者海外口座識別子などを含む。
依頼者識別子は、外国人利用者を識別する。
ステップS242において、チャージ管理会社は、国内金融機関に対してデジタル通貨の返金を依頼する。
具体的には、以下のような処理が行われる。
まず、チャージ管理システム300が、返金指示データから、依頼者識別子を抽出する。
次に、チャージ管理システム300が、依頼者識別子と同じ利用者識別子に対応付けられた利用者指定口座識別子を利用者管理テーブルから選択する。
次に、チャージ管理システム300が、返金依頼データをデジタル通貨金融システムに送信する。
そして、デジタル通貨金融システムが返金依頼データを受信する。
返金依頼データは、利用者指定口座識別子と管理会社口座識別子とを含む。
ステップS243において、国内金融機関は、利用者指定口座から管理会社口座への返金を行う。
具体的には、デジタル通貨金融システムが、国内金融システムと通信することによって、返金処理を行う。これにより、利用者指定口座から残りのデジタル通貨が引き出され、引き出されたデジタル通貨の金額に相当する国内通貨が管理会社口座に振り込まれる。
ステップS244において、国内金融機関は、返金額をチャージ管理会社に通知する。
具体的には、デジタル通貨金融システムが、金額通知データをチャージ管理システム300に送信する。そして、チャージ管理システム300が金額通知データを受信する。
金額通知データは、返金額を示す情報を含む。具体的には、返金額は、管理会社口座に振り込まれた国内通貨の金額である。
ステップS245において、チャージ管理会社は、国内金融機関に対して国内通貨の返金を指示する。
具体的には、以下のような処理が行われる。
まず、チャージ管理システム300が、金額通知データから、返金額を抽出する。また、チャージ管理システム300が、返金指示データから、利用者海外口座識別子を抽出する。
次に、チャージ管理システム300が、返金依頼データを国内金融システムに送信する。
そして、国内金融システムが返金依頼データを受信する。
返金依頼データは、管理会社口座識別子、利用者海外口座識別子および返金額などの情報を含む。
ステップS246において、国内金融機関は、管理会社口座から利用者海外口座への返金を行う。
具体的には、国内金融システムが、海外金融システムと通信することによって、返金処理を行う。これにより、管理会社口座から返金額分の国内通貨が引き出され、返金額分の海外通貨が利用者海外口座に振り込まれる。
***他の構成***
チャージ実行コード101は、一次元コードと二次元コードとは異なる形式のコードであってもよい。例えば、チャージ実行コード101は文字列であってもよい。文字列は1つ以上の文字、1つ以上の数字、1つ以上の記号またはこれらの組み合わせである。
チャージ実行コード101が文字列である場合、利用者は、モバイル端末200のディスプレイ205に表示されたチャージ実行コード101を参照し、チャージ実行コード101として示される文字列をチャージ端末400に入力する。
モバイル端末200のコード取得部212がチャージ実行コード101を生成してもよい。この場合、チャージ管理システム300のコード生成部314は不要である。
チャージ管理システム300のコード応答部315は、チャージ元口座識別子を含んだコート応答データを送信する。
モバイル端末200のコード取得部212は、コード応答データを受信し、コード応答データからチャージ元口座識別子を抽出し、チャージ金額とチャージ元口座識別子とを表すチャージ実行コード101を生成する。
利用者は、配布場所で受け取る等によって、未チャージのスマートカード102を事前に手に入れてもよい。
例えば、利用者は、未チャージのスマートカード102をチャージ端末400の挿入口に挿入する。チャージ端末400は、挿入されたスマートカード102にチャージを行い、チャージ後のスマートカード102を挿入口(送出口)から送出する。
例えば、チャージ端末400がカードリードライタを備える。利用者は、未チャージのスマートカード102をチャージ端末400のカードリードライタにかざす。そして、チャージ端末400は、カードリードライタを介して、スマートカード102にチャージを行う。
預金口座(振替元口座)とチャージ用口座(チャージ元口座)との2つの口座が用いられなくてもよい。つまり、預金口座がチャージ用口座として用いられてもよい。その場合、口座開設部312および振替部313は不要である。
但し、預金口座からチャージ用口座にチャージ金額を移動してチャージ用口座にチャージ金額を確保しておくことにより、預金不足のためにチャージが行えない、ということを防ぐことができる。
***実施の形態1の効果***
現金を使わずに容易にスマートカードにチャージを行うことが可能なシステムを提供することができる。
例えば、外国人旅行者は、現金を使わずに、チャージ済みの交通系ICカードを容易に手に入れることができる。外国通貨を日本通貨に両替した後に日本通貨の現金を使って交通系ICカードにチャージを行う、という必要がないため、外国人旅行者は、時間および費用を節約することができる。現金の輸送、保管および管理が不要であるため、現金の盗難リスクもない。したがって、外国人旅行者の利便性が向上する。その結果、外国人旅行者の増加およびインバウンド消費の増加が促進され、インバウンド需要の取り込み効果を期待することができる。
***実施の形態の補足***
実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。フローチャート等を用いて説明した手順は、適宜に変更してもよい。
100 キャッシュレスチャージシステム、101 チャージ実行コード、102 スマートカード、109 ネットワーク、200 モバイル端末、201 プロセッサ、202 メモリ、203 補助記憶装置、204 通信機器、205 ディスプレイ、211 金額受付部、212 コード取得部、213 コード表示部、290 記憶部、300 チャージ管理システム、301 プロセッサ、302 メモリ、303 補助記憶装置、304 通信機器、311 コード要求受付部、312 口座開設部、313 振替部、314 コード生成部、315 コード応答部、390 記憶部、400 チャージ端末、401 プロセッサ、402 メモリ、403 補助記憶装置、404 通信機器、405 ディスプレイ、406 コードリーダ、407 カード管理システム、411 チャージ受付部、412 引き落とし部、413 チャージ部、414 送出部、490 記憶部。

Claims (12)

  1. スマートカードにチャージされるチャージ金額の指定を受け付ける金額受付部と、
    指定されたチャージ金額と、指定されたチャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを取得するコード取得部と、
    取得されたチャージ実行コードをディスプレイに表示する表示部と
    を備えるモバイル端末。
  2. 前記コード取得部は、前記チャージ金額を示すコード要求データをチャージ管理システムに送信し、前記チャージ実行コードを含んだコード応答データを前記チャージ管理システムから受信し、
    前記チャージ管理システムは、前記コード要求データを受信し、前記チャージ実行コードを生成し、前記コード応答データを送信する
    請求項1に記載のモバイル端末。
  3. 前記コード要求データは、前記チャージ元口座に前記チャージ金額を移動するための振替元口座を特定する振替元特定情報を含み、
    前記チャージ管理システムは、前記コード要求データに基づいて、前記チャージ金額を前記振替元口座から前記チャージ元口座に移動する
    請求項2に記載のモバイル端末。
  4. スマートカードにチャージされるチャージ金額を示すコード要求データを受信するコード要求受付部と、
    受信されたコード要求データに基づいて、前記チャージ金額と、前記チャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを生成するコード生成部と、
    生成されたチャージ実行コードを含んだコード応答データを送信するコード応答部と
    を備えるチャージ管理システム。
  5. 前記コード要求データは、前記チャージ元口座に前記チャージ金額を移動するための振替元口座を特定する振替元特定情報を含み、
    前記チャージ管理システムは、
    前記コード要求データに基づいて、前記チャージ金額を前記振替元口座から前記チャージ元口座に移動する振替部を備える
    請求項4に記載のチャージ管理システム。
  6. チャージ金額と、前記チャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードの入力を受け付けるチャージ受付部と、
    入力されたチャージ実行コードに基づいて、前記チャージ元口座から前記チャージ金額を引き落とす引き落とし部と、
    入力されたチャージ実行コードに基づいて、前記チャージ金額をスマートカードにチャージするチャージ部と、
    前記チャージ金額がチャージされたスマートカードをカード送出口から送出する送出部と
    を備えるチャージ端末。
  7. 前記チャージ実行コードは、モバイル端末のディスプレイに表示される一次元コードまたは二次元コードであり、
    前記チャージ端末は、コードリーダを備え、
    前記チャージ受付部は、前記モバイル端末の前記ディスプレイが前記コードリーダにかざされた場合に前記コードリーダを介して前記チャージ実行コードを読み取る
    請求項6に記載のチャージ端末。
  8. モバイル端末が、スマートカードにチャージされるチャージ金額の指定を受け付け、指定されたチャージ金額と、指定されたチャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを取得し、取得されたチャージ実行コードをディスプレイに表示し、
    チャージ端末が、前記チャージ実行コードの入力を受け付け、前記チャージ元口座から前記チャージ金額を引き落とし、前記チャージ金額をスマートカードにチャージし、前記チャージ金額がチャージされたスマートカードをカード送出口から送出する
    キャッシュレスチャージ方法。
  9. 前記モバイル端末が、前記チャージ金額を示すコード要求データをチャージ管理システムに送信し、
    前記チャージ管理システムが、前記コード要求データを受信し、前記チャージ実行コードを生成し、前記チャージ実行コードを含んだコード応答データを送信し、
    前記モバイル端末が、前記コード応答データを受信する
    請求項8に記載のキャッシュレスチャージ方法。
  10. 前記コード要求データが、前記チャージ元口座に前記チャージ金額を移動するための振替元口座を特定する振替元特定情報を含み、
    前記チャージ管理システムが、前記コード要求データに基づいて、前記チャージ金額を前記振替元口座から前記チャージ元口座に移動する
    請求項9に記載のキャッシュレスチャージ方法。
  11. 前記チャージ実行コードが、一次元コードまたは二次元コードであり、
    前記チャージ端末が、前記モバイル端末の前記ディスプレイがコードリーダにかざされた場合に前記コードリーダを介して前記チャージ実行コードを読み取る
    請求項10に記載のキャッシュレスチャージ方法。
  12. スマートカードにチャージされるチャージ金額の指定を受け付ける金額受付処理と、
    指定されたチャージ金額と、指定されたチャージ金額が引き落とされるチャージ元口座を識別するチャージ元口座識別子と、を表すチャージ実行コードを取得するコード取得処理と、
    取得されたチャージ実行コードをディスプレイに表示する表示処理と
    をコンピュータに実行させるためのモバイルチャージプログラム。
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