JP2002221731A - 液晶表示素子用電極基板の製造方法 - Google Patents
液晶表示素子用電極基板の製造方法Info
- Publication number
- JP2002221731A JP2002221731A JP2001017158A JP2001017158A JP2002221731A JP 2002221731 A JP2002221731 A JP 2002221731A JP 2001017158 A JP2001017158 A JP 2001017158A JP 2001017158 A JP2001017158 A JP 2001017158A JP 2002221731 A JP2002221731 A JP 2002221731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- substrate
- layer
- display element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Abstract
て、電極とスペーサとの高精度の位置決めが可能で、表
示画素の微細化に際しても良好な表示性能を可能ならし
める液晶表示素子用電極基板の製造方法を提供する。 【解決手段】 支持基板2上に第1剥離層4を形成し、
その上に無機材料パターン6を形成し、その上に第2剥
離層8を形成し、その上に電極パターン10を形成し、
その上に保護層12を形成し、その上に接着剤層14を
形成することで、支持基板2上に転写体20を得る。転
写体20の接着剤層14にプラスチックシート基材22
を貼合し、次いで転写体20から支持基板2を剥離除去
する。その後、転写体20から第1剥離層4を除去し、
無機材料パターン6をマスクとして第2剥離層8の露出
部分を除去することで、無機材料パターン6とそれによ
り覆われた第2剥離層部分とを含んでなるスペーサを形
成する。
Description
極基板の製造方法に関するものであり、特に対向配置さ
れた1対の電極基板の間に形成されるギャップを所定寸
法に維持するためのスペーサを備えたシート状の電極基
板の製造方法に関するものである。
子を用いた液晶表示装置が用いられている。液晶表示素
子では、それぞれ片面に電極を形成した2枚の基板の間
に液晶層を挟持しており、少なくとも一方の基板の電極
をパターン状に形成し、また少なくとも一方の基板を電
極を含めて透明なものとし、表示画素に対応する領域ご
とに1対の基板上電極で液晶層の所要領域に所要の電圧
を印加することで、表示を行っている。1対の基板の電
極を互いに直交する方向のストライプ状に形成し、各基
板上で多数のストライプ状電極を互いに並列に配置する
ことで、所要の表示画素に対応する1対の電極を選択し
て表示を行うことも可能である。
軽量化のため及びその際の基板薄型化に伴う破損の危険
性の低減のために、ITOなどの金属酸化物からなる電
極を担持する基材として従来のガラス板に代えてプラス
チック材料からなるシート基材が利用されている。
ト基材上に無機材料からなる電極を形成した基板は、シ
ート基材上に直接ITOなどの透明導電膜をスパッタ法
などで形成すると、成膜時の熱の影響を受けて、良好な
性能のものが得られない。
ラス基板などの剛性の高いものの表面に剥離層を介して
形成し、その上に接着剤を塗布し、以上のようにしてガ
ラス基板上に形成された転写体を所要のプラスチックシ
ート基材の表面に上記転写体の接着剤により接合し、該
接着剤を常温で硬化させ、然る後に転写体をシート基材
と一体的にガラス基板から剥離することで、プラスチッ
クシート基材上に接着剤層により固着された透明導電膜
からなる電極薄膜を有するプラスチックシートを形成す
る。
に良好な性能(例えば低抵抗)の電極薄膜を形成するこ
とができる。
には、シート基材上に電極薄膜に加えてカラーフィルタ
も形成される。以上のような転写法で液晶表示素子用電
極基板を製造する場合には、ガラス基板上に転写体を形
成する際に該転写体中にカラーフィルタをも作り込む。
は、例えば、特開2000−47023号公報に記載が
ある。
により挟持される液晶層の厚さを所望値に維持し、且
つ、液晶層の厚さを表示面全体にわたって均一に維持す
るために、1対の基板の間隔を所定値に維持するための
スペーサと呼ばれる手段が用いられている。このスペー
サとしては、例えば、所望粒径の多数の粒子を適度の分
布密度になるように分散配置したものが用いられてい
る。
域内にも配置されるため、粒子による光散乱が発生し表
示画像の品質を劣化させることがあった。また、粒子の
分散を均一にすることは難かしく、時として粒子凝集が
生じたりして表示画像の品質を劣化させることがあっ
た。
示素子のスペーサとして、対をなす基板のうちの一方
に、対向配置される他の基板の表面に当接させるための
柱状突起を形成することが行われている。この柱状のス
ペーサは、表示画素に対応する領域以外の領域例えば隣
接画素間の領域または隣接電極間の領域に配置されてい
る。これによれば、表示画像の品質を向上させることが
可能である。
の製法は、例えば、特開2000−258617号公報
に記載されている。しかしながら、この公報に記載の製
法では、基材としてガラスが用いられており、直接加熱
下で電極の形成を行っている。従って、この方法は、上
記プラスチックシート基材を用いる場合には適用するこ
とができない。
は、転写法を用いた電極基板の製法が記載されている。
電極を形成しており、このため、基材としてプラスチッ
クを用いることは困難であり、更に、スペーサと電極と
の正確な位置関係の設定に難点がある。特に、画素寸法
の高精細化が要求される場合には、スペーサと電極とに
所要の位置関係からのずれが生じやすく、このため表示
画像品質の一層の向上は困難である。
晶表示装置用電極基板の製造における難点を解消し、プ
ラスチックシート基材の使用が可能であって、電極とス
ペーサとの高精度の位置決めが可能で、表示画素の微細
化に際しても良好な表示性能を可能ならしめる液晶表示
素子用電極基板の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
如き目的を達成するものとして、液晶表示素子の対をな
す電極基板の間に介在せしめられる液晶層の厚さを設定
するためのスペーサを備えた液晶表示素子用電極基板を
製造する方法であって、支持基板上に第1剥離層を形成
し、その上に無機材料層を形成し、該無機材料層をパタ
ーニングして無機材料パターンを形成し、その上に第2
剥離層を形成し、その上に導電膜を形成し、該導電膜を
パターニングして電極パターンを形成し、その上に接着
剤層を形成することで、前記支持基板上に転写体を得、
該転写体の接着剤層にシート基材を貼合し、前記転写体
から前記支持基板を剥離し、前記第1剥離層を除去し、
次いで前記無機材料パターンをマスクとして前記第2剥
離層の前記無機材料パターン下の第1部分を除く第2部
分を除去することで、前記無機材料パターンと前記第2
剥離層の第1部分とを含んでなるスペーサを形成するこ
とを特徴とする、液晶表示素子用電極基板の製造方法、
が提供される。
形成に際して、前記接着剤層の形成の前に保護層を形成
し、該保護層上に前記接着剤層を形成する。本発明の一
態様においては、前記第2剥離層は着色剤を含んでい
る。本発明の一態様においては、前記転写体の形成に際
して、前記保護層上に前記電極パターンに対応するよう
にカラーフィルタパターンを形成し、該カラーフィルタ
パターンを覆うように前記接着剤層を形成する。本発明
の一態様においては、前記スペーサを形成した後に、ポ
リイミド系樹脂からなる表面保護膜を形成する。なお、
表面保護膜は、配向膜としての機能と保護膜としての機
能とを兼ねることができる。
層としてポリイミド系樹脂からなるものを形成する。本
発明の一態様においては、前記第2剥離層としてアクリ
ル系樹脂、エポキシ系樹脂またはポリイミド系樹脂から
なるものを形成する。本発明の一態様においては、前記
無機材料層として酸化シリコンからなるものを形成す
る。本発明の一態様においては、前記導電膜としてIT
Oからなるものを形成する。
材としてプラスチックシートを使用する。
面を参照しながら説明する。
用電極基板の製造方法の第1の実施形態の製造工程を示
す模式的断面図である。
転写のための支持基板2として、例えば一辺が300m
m〜1000mmの四角形の、シリカコートされたガラ
ス板を用意する。そして、転写のための第1剥離層4を
形成するための塗布材料として、例えばピロメリット酸
無水物と4,4’−ジアミノジフェニルエーテルとを反
応させて生成したポリイミド前駆体ワニス(ジメチルア
セトアミド溶液、固形分比10%)にシランカップリン
グ剤KBM−573(信越シリコン(株)製)を0.0
5wt%(固形分比)添加したものを準備する。その後、
支持基板2上に上記の塗布材料をスピンコーターを用い
て塗膜に形成する。この塗膜を、例えばホットプレート
を用いて260℃、10分の条件で加熱、脱水閉環し、
ポリイミドからなる第1剥離層4を形成する。第1剥離
層4の厚さは、例えば0.1〜5μmである。
し、これを所望のスペーサパターンと同等にパターニン
グして無機材料パターン6を形成する。無機材料層は、
形成の際に着色されるものが好ましく、例えば蒸着法ま
たはスパッタ法により形成されたSiO2 膜は多少黄色
がかっており、望ましい。また、CVD法により形成さ
れたSiO2 膜は、無色であるが、無機材料層として利
用することができる。あるいは、無機材料層としては、
例えばテトラアルコキシシランを主成分とする塗布剤O
CD T−2(東京応化工業(株)製)またはNHC
MT−201(日産化学工業(株)製)に着色剤を少量
混合したものを用いてゾルゲル法により形成されたSi
O2 膜も利用することができる。無機材料パターン6の
厚さは、例えば0.01〜0.5μmである。尚、この
無機材料パターン6の形成のためのパターニングの際
に、後工程で検出しやすいアライメントのために、上述
した色がついたSiO2 膜からなるアライメントマーク
(図示されていない)を付しておくのが好ましい。
て得られた積層体の上に、第2剥離層8を形成する。第
2剥離層8は、例えばSS−6917(JSR(株)
製)などのアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂またはポリ
イミド系樹脂からなる塗布材料をスピンコーターを用い
て塗膜に形成することで得られる。第2剥離層8の厚さ
は、例えば1〜10μmである。
上に、例えばスパッタ法により230℃の基板温度でS
iO2 を15nm、次いでITO(indium tin oxide)
を150nmの膜厚で成膜して、導電膜を形成する。フ
ォトリソグラフィー法により、レジスト膜を形成しパタ
ーニングして得られるレジストパターンをマスクとして
用いて、エッチングにより導電膜を所望パターンにパタ
ーニングして、透明電極パターン10を形成する。この
透明電極パターン10を形成するパターニングの際に、
上記のアライメントマークを基準とすることができ、こ
れにより無機材料パターン6と透明電極パターン10と
の位置関係を十分高い精度で設定することができる。位
置関係の具体例については後述する。
亜鉛なども例示されるが、特にITOが好ましい。透明
導電膜の厚さは、例えば0.1〜0.4μmの範囲であ
る。
て得られた積層体の上に、アクリル系樹脂またはポリイ
ミド系樹脂(ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物と
3,3’−ジアミノジフェニルスルホンとを用いて得ら
れるもの)からなる塗布剤をスピンコートして保護層1
2を形成する。該保護層12の厚さは、例えば0.5〜
5μmである。その上に、光硬化型接着剤例えばアクリ
ル系紫外線硬化型接着剤やKR−400(旭電化(株)
製)などのエポキシ系紫外線硬化型接着剤をロールコー
ト、スピンコートまたはスプレーコートなどにより塗布
して、未硬化接着剤層14を形成する。該接着剤層14
の厚さは、例えば3〜10μmである。尚、場合によっ
ては、保護層12の形成を省略してもよい。
ーン6、第2剥離層8、透明電極パターン10、保護層
12及び未硬化接着剤層14からなる転写体20が転写
支持基板2上に完成する。
材に転写する。即ち、図5に示すように、転写体20の
接着剤層14に例えばポリカーボネート樹脂からなるシ
ート基材22を貼合する。そして、基材22側から、例
えば高圧水銀灯により波長365nmで3000mJ/
cm2 のUV(紫外線)照射を行い、光硬化型樹脂であ
る接着剤層14を硬化させることで、プラスチックシー
ト基材22を転写体20に接合する。
トの他に、ポリエーテルスルホン、ポリエステル、塩化
ビニル樹脂、ナイロン、ポリアリレート、アクリル樹
脂、ポリイミド等を用いることができる。シート基材2
2の厚さは、例えば100〜400μmの範囲である。
このように、本発明でいうシート基材はフィルムをも含
むものである。
を例えば直径200mmのロールに固定し、このロール
を回転させながらシート基材22を引っぱる。このと
き、転写体20の第1剥離層4と支持基板2との界面で
剥離が発生して、転写体20が、支持基板2からシート
基材22の側に転写される。これにより、図6に示す積
層体が得られる。
F4 を用いたドライエッチングを行って、第1剥離層4
を除去し、更に無機材料パターン6をマスクとしてドラ
イエッチングを継続して第2剥離層8の露出部分(即ち
無機材料パターン6の下の部分を除く部分)を除去す
る。これにより、図7に示すように、無機材料パターン
6とその下の第2剥離層8とからなる柱状のスペーサS
Pが形成される。更に、その上に、配向膜となる表面保
護膜24を形成することができる。該表面保護膜24
は、例えばポリイミド系樹脂からなり、その厚さは、ス
ペーサの柱状を残すような厚さであり、例えば0.1μ
m以下である。
サSPを備えた電極基板におけるスペーサSPのパター
ンと電極パターン10との位置関係を示す模式的平面図
である。電極パターン10はストライプ状をなしてお
り、互いに平行に配列されている。隣接する電極パター
ン10の間の線状領域において、その長手方向に沿って
所定のピッチPでスペーサSPがとびとびに配列されて
いる。隣接する2つの電極パターン間線状領域ではスペ
ーサSPの配置が千鳥調とされており、これによりスペ
ーサSPの均等な分布が得られる。スペーサSPの配列
ピッチPに対する長さLの比は、例えば1/10〜1で
ある。尚、スペーサSPは、隣接電極パターン間の領域
に配置されるので、これに染料や顔料などの着色剤を添
加しておくことで、いわゆるブラックマトリックスとし
ての機能を発揮させることができる。この機能は、配列
ピッチPに対する長さLの比が大きくなるほど、顕著な
ものとなる。スペーサSPへの着色剤の添加は、第2剥
離層8に着色剤を含ませることで実現することができ
る。着色剤としては、例えば耐熱性の高い油溶性のアゾ
染料(ソルベントイエロー19,ソルベントイエロー2
1,ソルベントイエロー77,ソルベントイエロー8
3,ソルベントレッド122,ソルベントブラック12
3など)、アジン染料(ソルベントブルー49など)及
びフタロシアニン染料(ソルベントブルー25など)な
どの単体もしくはこれらを混合したものが用いられる。
0を形成する際にスペーサSPとともに電極パターン1
0をも形成するので、スペーサSPと電極パターン10
とのアライメントを高精度なものとすることができ、パ
ターンの微細化にも十分に対応することができる。更
に、転写体を形成する際に既にスペーサSPとともに電
極パターン10をも形成してしまうので、転写体20が
転写されるシート基材22には高い耐熱性が要求され
ず、プラスチックからなるシート基材22を使用するこ
とが可能となる。
素子用電極基板の製造方法の第2の実施形態の製造工程
を示す模式的断面図である。本実施形態は、カラーフィ
ルタパターンをも備えた電極基板を製造するものであ
る。
図3に関し説明した工程を実行する。
て得られた積層体の上に、保護層12を形成する。該保
護層12は、例えばアクリル系樹脂からなり、図4に関
し説明したものと同様のものである。そして、保護層1
2上に、顔料分散タイプの感光性赤色レジストを塗布
し、露光及び現像して、赤色画素部に赤色カラーフィル
タRを形成する。次に、同様にして、顔料分散タイプの
感光性緑色レジストを塗布し、露光及び現像して、緑色
画素部に緑色カラーフィルタGを形成する。次に、同様
にして、顔料分散タイプの感光性青色レジストを塗布
し、露光及び現像して、青色画素部に青色カラーフィル
タBを形成する。これにより、R,G,Bからなるカラ
ーフィルタパターン18が形成される。カラーフィルタ
パターン18の厚さは、例えば0.2〜2.0μmであ
る。このカラーフィルタパターン18を形成するパター
ニングの際に、上記のアライメントマークを基準とする
ことができ、これによりカラーフィルタパターン18を
透明電極パターン10と正確に対応するように配置する
ことができ、かくして無機材料パターン6と透明電極パ
ターン10とカラーフィルタパターン18との位置関係
を十分高い精度で設定することができる。
接着剤層14を形成する。
ーン6、第2剥離層8、透明電極パターン10、保護層
12、カラーフィルタパターン18及び未硬化接着剤層
14からなる転写体20’が転写支持基板2上に完成す
る。
〜図7に関し説明したと同様な工程を実行することによ
り、図10に示すように、無機材料パターン6とその下
の第2剥離層とからなる柱状のスペーサSPが形成され
る。
同等な作用効果を得ることができる。
転写体を形成する際にスペーサとともに電極パターンを
も形成してしまうので、スペーサと電極パターンとの高
精度アライメントが可能で高精細パターンにも対応する
ことができ、更に、転写体が転写されるシート基材とし
てプラスチックシート基材を使用することが可能にな
る。
法の第1の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
法の第1の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
法の第1の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
法の第1の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
法の第1の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
法の第1の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
法の第1の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
法の第1の実施形態におけるスペーサパターンと電極パ
ターンとの位置関係を示す模式的平面図である。
法の第2の実施形態の製造工程を示す模式的断面図であ
る。
方法の第2の実施形態の製造工程を示す模式的断面図で
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 液晶表示素子の液晶層の厚さを設定する
ためのスペーサを備えた液晶表示素子用電極基板を製造
する方法であって、 支持基板上に第1剥離層を形成し、その上に無機材料層
を形成し、該無機材料層をパターニングして無機材料パ
ターンを形成し、その上に第2剥離層を形成し、その上
に導電膜を形成し、該導電膜をパターニングして電極パ
ターンを形成し、その上に接着剤層を形成することで、
前記支持基板上に転写体を得、 該転写体の接着剤層にシート基材を貼合し、前記転写体
から前記支持基板を剥離し、 前記第1剥離層を除去し、次いで前記無機材料パターン
をマスクとして前記第2剥離層の前記無機材料パターン
下の第1部分を除く第2部分を除去することで、前記無
機材料パターンと前記第2剥離層の第1部分とを含んで
なるスペーサを形成することを特徴とする、液晶表示素
子用電極基板の製造方法。 - 【請求項2】 前記転写体の形成に際して、前記接着剤
層の形成の前に保護層を形成し、該保護層上に前記接着
剤層を形成することを特徴とする、請求項1に記載の液
晶表示素子用電極基板の製造方法。 - 【請求項3】 前記第2剥離層は着色剤を含んでいるこ
とを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の液晶
表示素子用電極基板の製造方法。 - 【請求項4】 前記転写体の形成に際して、前記保護層
上に前記電極パターンに対応するようにカラーフィルタ
パターンを形成し、該カラーフィルタパターンを覆うよ
うに前記接着剤層を形成することを特徴とする、請求項
2に記載の液晶表示素子用電極基板の製造方法。 - 【請求項5】 前記スペーサを形成した後に、表面保護
膜を形成することを特徴とする、請求項1〜4のいずれ
かに記載の液晶表示素子用電極基板の製造方法。 - 【請求項6】 前記第1剥離層としてポリイミド系樹脂
からなるものを形成することを特徴とする、請求項1〜
5のいずれかに記載の液晶表示素子用電極基板の製造方
法。 - 【請求項7】 前記第2剥離層としてアクリル系樹脂、
エポキシ系樹脂またはポリイミド系樹脂からなるものを
形成することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに
記載の液晶表示素子用電極基板の製造方法。 - 【請求項8】 前記無機材料層として酸化シリコンから
なるものを形成することを特徴とする、請求項1〜7の
いずれかに記載の液晶表示素子用電極基板の製造方法。 - 【請求項9】 前記導電膜としてITOからなるものを
形成することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに
記載の液晶表示素子用電極基板の製造方法。 - 【請求項10】 前記シート基材としてプラスチックシ
ートを使用することを特徴とする、請求項1〜9のいず
れかに記載の液晶表示素子用電極基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001017158A JP4707243B2 (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 液晶表示素子用電極基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001017158A JP4707243B2 (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 液晶表示素子用電極基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002221731A true JP2002221731A (ja) | 2002-08-09 |
JP4707243B2 JP4707243B2 (ja) | 2011-06-22 |
Family
ID=18883403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001017158A Expired - Fee Related JP4707243B2 (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 液晶表示素子用電極基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4707243B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005301020A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Kyodo Printing Co Ltd | 表示装置用素子基板及びその製造方法 |
JP2006085916A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Kyodo Printing Co Ltd | 有機elディスプレイ及びその製造方法 |
JP2006317762A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Kyodo Printing Co Ltd | 表示装置用素子基板及びその製造方法 |
JP2007057905A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Kyodo Printing Co Ltd | 液晶表示装置用電極基板とその製造方法及び液晶表示装置 |
WO2011027866A1 (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Jsr株式会社 | 基板の製造方法およびそれに用いられる組成物 |
JP2012511173A (ja) * | 2008-12-05 | 2012-05-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | プラスチック基板を有する電子デバイス |
WO2016208127A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 凸版印刷株式会社 | 電極剥離フィルム、電極付きカラーフィルタ基板、およびこれらの製造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61235814A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-21 | Canon Inc | 液晶素子の製法 |
JPH08106099A (ja) * | 1994-10-06 | 1996-04-23 | Sony Corp | 液晶素子及びその製造方法 |
JPH08220330A (ja) * | 1995-02-10 | 1996-08-30 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタの製造方法 |
JPH1124081A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-29 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 光学要素および積層体転写シート |
JP2000056122A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-02-25 | Toppan Printing Co Ltd | 液晶表示装置用カラーフィルタ及びその製造方法 |
JP2000193983A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-14 | Toray Ind Inc | スペ―サ―用樹脂組成物、液晶表示装置用基板および液晶表示装置 |
JP2000306441A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Kyodo Printing Co Ltd | 透明導電膜の転写方法 |
JP2001235754A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 |
-
2001
- 2001-01-25 JP JP2001017158A patent/JP4707243B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61235814A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-21 | Canon Inc | 液晶素子の製法 |
JPH08106099A (ja) * | 1994-10-06 | 1996-04-23 | Sony Corp | 液晶素子及びその製造方法 |
JPH08220330A (ja) * | 1995-02-10 | 1996-08-30 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタの製造方法 |
JPH1124081A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-29 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 光学要素および積層体転写シート |
JP2000056122A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-02-25 | Toppan Printing Co Ltd | 液晶表示装置用カラーフィルタ及びその製造方法 |
JP2000193983A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-14 | Toray Ind Inc | スペ―サ―用樹脂組成物、液晶表示装置用基板および液晶表示装置 |
JP2000306441A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Kyodo Printing Co Ltd | 透明導電膜の転写方法 |
JP2001235754A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101077680B1 (ko) * | 2004-04-14 | 2011-10-27 | 교도 인사쯔 가부시키가이샤 | 표시 장치용 소자 기판의 제조 방법 |
TWI385704B (zh) * | 2004-04-14 | 2013-02-11 | Kyodo Printing Co Ltd | An element substrate for a display device, and a method of manufacturing the same |
JP4606767B2 (ja) * | 2004-04-14 | 2011-01-05 | 共同印刷株式会社 | 表示装置用素子基板の製造方法 |
JP2005301020A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Kyodo Printing Co Ltd | 表示装置用素子基板及びその製造方法 |
JP2006085916A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Kyodo Printing Co Ltd | 有機elディスプレイ及びその製造方法 |
JP4606824B2 (ja) * | 2004-09-14 | 2011-01-05 | 共同印刷株式会社 | 有機elディスプレイの製造方法 |
JP2006317762A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Kyodo Printing Co Ltd | 表示装置用素子基板及びその製造方法 |
JP4647434B2 (ja) * | 2005-08-25 | 2011-03-09 | 共同印刷株式会社 | 液晶表示装置用電極基板とその製造方法及び液晶表示装置 |
JP2007057905A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Kyodo Printing Co Ltd | 液晶表示装置用電極基板とその製造方法及び液晶表示装置 |
JP2012511173A (ja) * | 2008-12-05 | 2012-05-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | プラスチック基板を有する電子デバイス |
WO2011027866A1 (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Jsr株式会社 | 基板の製造方法およびそれに用いられる組成物 |
JPWO2011027866A1 (ja) * | 2009-09-04 | 2013-02-04 | Jsr株式会社 | 基板の製造方法およびそれに用いられる組成物 |
WO2016208127A1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 凸版印刷株式会社 | 電極剥離フィルム、電極付きカラーフィルタ基板、およびこれらの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4707243B2 (ja) | 2011-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5094010B2 (ja) | 液晶表示装置用カラーフィルタ基板及びその製造方法 | |
JPH11248921A (ja) | カラーフィルター及びこれを用いた液晶表示装置 | |
JPH04318816A (ja) | 液晶表示装置およびカラーフィルター | |
JP2007233059A (ja) | 液晶表示装置及びその製造方法 | |
US6245469B1 (en) | Manufacturing method for color filter and liquid crystal element using color filter manufactured thereby | |
JP4707243B2 (ja) | 液晶表示素子用電極基板の製造方法 | |
JP4208356B2 (ja) | スペーサー付カラーフィルタとその製造方法 | |
JP2007206352A (ja) | 液晶表示装置用素子基板の製造方法と液晶表示装置及びその製造方法 | |
JPH10123315A (ja) | カラーフィルターの製造方法 | |
CN110908198A (zh) | 薄膜晶体管液晶显示器 | |
KR100632831B1 (ko) | 컬러 필터, 표시 장치 및 그들의 제조 방법 | |
JP2002006132A (ja) | カラーフィルター、その製造方法、および、液晶表示装置 | |
JP2006038951A (ja) | カラーフィルタ基板の製造方法、カラーフィルタ基板及び液晶表示装置 | |
JP2002350833A (ja) | 液晶表示装置およびその製造方法 | |
JP2002350886A (ja) | 液晶表示装置の製造方法および液晶表示装置 | |
JP4810713B2 (ja) | カラーフィルタの製造方法 | |
JP2001125086A (ja) | ポリマーネットワーク型液晶表示装置の製造方法 | |
JP3188288B2 (ja) | カラーフィルタ及びその製造方法並びに液晶表示パネル | |
JPH08278497A (ja) | カラーフィルタおよびその製造方法 | |
JP3248734B2 (ja) | カラーフィルターおよびその製造方法 | |
JP2001183517A (ja) | カラーフィルタとその製造方法、該カラーフィルタを用いた液晶素子 | |
JPH1048417A (ja) | カラーフィルタとその製造方法およびそのカラーフィルタを用いた液晶表示装置 | |
JPH06230211A (ja) | カラーフィルタ及びその製造方法並びに該カラーフィルタを用いたカラー液晶ディスプレイ及びその駆動方法 | |
JPH0980215A (ja) | カラーフィルタの製造方法 | |
JPH0680452B2 (ja) | 液晶封入用セル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080109 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110315 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |