JP2002221612A - 光拡散シート - Google Patents

光拡散シート

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JP2002221612A JP2001357616A JP2001357616A JP2002221612A JP 2002221612 A JP2002221612 A JP 2002221612A JP 2001357616 A JP2001357616 A JP 2001357616A JP 2001357616 A JP2001357616 A JP 2001357616A JP 2002221612 A JP2002221612 A JP 2002221612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片面からの入光量が多く、光損失を少なく抑
えて、反対面から輝度のバラツキのない均一な拡散光を
放出でき、光源からの光と熱によって熱せられても皺が
発生しない、製造の容易な光拡散シートを提供する。 【解決手段】 シート両面1a,1bに凹凸が形成さ
れ、入光面となる片面1aの平均面粗さが出光面となる
反対面1bの平均面粗さよりも大きく、且つ、該片面1
aの表面積率が該反対面1bの表面積率よりも小さい透
光性樹脂からなるシート1であり、該片面1aの平均面
粗さが0.3〜5.0μm、該反対面1bの平均面粗さ
が0.3〜1.5μm、該片面1aの表面積率が1.0
01〜1.080、該反対面1bの表面積率が1.01
0〜1.250である光拡散シートとする。透光性樹脂
中に、0.5〜50μmの平均粒径を有する光拡散剤を
0.1〜2.0重量%含有させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
のバックライトユニットや電飾看板、照明カバー、アー
ケード、採光板、バルコニーの目隠し板などに用いられ
る光拡散シートに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイの一般的なバックライ
トユニットは、裏面に光拡散用のドットが印刷された導
光板と、この導光板の片側又は両側に配置された光源
(冷陰極管等)と、この導光板の上に重ねられた光拡散
シートと、この光拡散シートの上又は上下に重ねられた
レンズフィルム(プリズムシート)等で構成されてい
る。
【0003】斯かるバックライトユニットに組み込まれ
る光拡散シートは、導光板からの光を均一に拡散し、表
示画面でドットが見えるのを防いだり、光損失を抑えて
拡散光を液晶パネル面へ均一に放出する役目を果たすも
のである。
【0004】このような光拡散シートとしては、透明
基材の少なくとも片面に、光拡散剤としてポリマービー
ズや無機微粒子を含む光拡散層を設けたシート(特許第
2665301号)、透明プラスチックフィルムの片
面又は両面にエンボス加工を施して凹凸を形成すると共
に、微粒子を含む光拡散層を片面又は両面に設けたシー
ト(特開平11−337711号)、光拡散剤を含有
させないで表面にランダムな凹凸を形成したシート(特
許第2562265号)等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、の光
拡散シートは、光拡散層の表面から突出するポリマービ
ーズや無機微粒子が、その上に重ねられるレンズフィル
ムを傷つけたり、衝撃などにより光拡散層から脱落しや
すいため、鮮明度が不充分であったり、表示の品位が低
下したり、歩留りがわるく製造コストが高くなる、など
の問題があった。
【0006】また、の光拡散シートは、片面又は両面
に形成した凹凸によって拡散性が改善されるとは言うも
のの、微粒子を含む光拡散層が表面に設けられているの
での光拡散シートと同様の問題があり、しかも、エン
ボスによる凹凸形成工程と光拡散層の形成工程との2工
程を必要とするため、製造コストが増大するという問題
があった。
【0007】また、の光拡散シートは、片面又は両面
に形成した表面の凹凸形状が不適切であると、光散乱が
不十分であったり、光散乱が不均一となり部分的に輝度
がばらついたり、導光板面のドットが見えるという問題
があった。また、光源からの光と熱により熱せられて、
光拡散シートに皺が発生するという問題もあった。
【0008】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、片面からの入光量が
多く、光損失を少なく抑えて、反対面から輝度のバラツ
キのない均一な拡散光を放出できる、製造の容易な光拡
散シートを提供することにある。また、他の目的は、光
源からの光と熱によって熱せられても皺が発生せず、光
損失が少なく、安定して均一な光拡散を行う光拡散シー
トを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る光拡散シートは、シート両
面に凹凸が形成され、入光面となる片面の平均面粗さが
出光面となる反対面の平均面粗さよりも大きく、且つ、
該片面の表面積率が該反対面の表面積率よりも小さい透
光性樹脂からなるシートであって、該片面の平均面粗さ
が0.3〜5.0μm、該反対面の平均面粗さが0.3
〜1.5μm、該片面の表面積率が1.001〜1.0
80、該反対面の表面積率が1.010〜1.250で
あることを特徴とするものである。
【0010】ここに「平均面粗さ」とは、JIS B
0601で定義されている中心線平均粗さRaを、測定
面に対して適用できるよう三次元に拡張したものであっ
て、「基準面から指定面までの偏差の絶対値を平均した
値」であり、次の数式により算出されるものである。
【0011】
【数1】
【0012】式中、Raは平均面粗さ、S0 は測定面の
基準面積、F(X,Y)はJISB 0601で定義さ
れているf(x)を面に展開した粗さ曲線、Z0 は基準
面の高さを示す。
【0013】そして、「表面積率」とは、測定面が平坦
面であると仮定したときの面積S0に対する実際の表面
積Sの割合(S/S0 )をいう。
【0014】光損失を少なく抑えて、輝度のバラツキの
ない均一な拡散光を放出させるためには、光拡散シート
の片面から多量の光が略均等にシート内に入りやすいこ
と、光の出る反対面が光拡散作用に優れることが必要で
ある。請求項1の光拡散シートは、入光面となる片面の
凹凸の高低差を反対面の凹凸より大きくすると共に凹凸
の分布密度を粗くすることによって、該片面から多量の
光が略均等に入るようにすると共に、光の干渉や回折を
防ぎ、一方、出光面となる反対面の凹凸の高低差を片面
の凹凸より小さく且つ密に分布させることによって、反
対面の光拡散作用を高め、かつパネル外に放出される拡
散光をパネル内面へ戻し、光損失を低減する働きをさせ
たものである。
【0015】即ち、請求項1の光拡散シートは、入光面
となる片面の平均面粗さRaが反対面のそれより大き
く、0.3〜5.0μmの範囲にあり、且つ、この片面
の表面積率が反対面のそれより小さく、1.001〜
1.080の範囲にあるため、この片面の凹凸が略均等
な入光に適した高低差(大きさ)及び分布密度になって
おり、それ故、この光拡散シートを例えばバックライト
ユニットの導光板の上に重ねると、導光板の内部を適度
に反射しながら進む光の大部分が、シートの片面全体か
ら略均等にシート内へ入るので、光損失は少なく入光量
の部分的なバラツキも殆ど生じない。そして、この光拡
散シートの出光面となる反対面の平均面粗さRaは上記
片面のそれより小さく、0.3〜1.5μmの範囲にあ
り、且つ、この反対面の表面積率は上記片面のそれより
大きく、1.010〜1.250の範囲にあるため、こ
の反対面の凹凸は上記片面の凹凸よりも細かく密に分布
して光の散乱に適した凹凸の大きさ及び分布密度となっ
ており、それゆえ、この反対面の凹凸によって光を均一
に充分拡散させながら輝度のバラツキのない拡散光を放
出することができる。
【0016】上記の光拡散シートにおいて、請求項2に
記載したように、片面の平均面粗さを1.0〜3.0μ
m、反対面の平均面粗さを0.5〜1.5μmとなし、
片面の表面積率を1.030〜1.070、反対面の表
面積率を1.050〜1.200にすると、光拡散が一
層良好になり、より均一な拡散光を放出することができ
る。
【0017】次に、本発明の請求項3に係る光拡散シー
トは、上記請求項1又は2の光拡散シートにおいて、そ
の透光性樹脂中に光拡散剤が含有されていることを特徴
とするものである。
【0018】このような光拡散シートは、片面からシー
ト内へ入った光が光拡散剤によっても拡散されるため、
光拡散作用が一層向上する。また、シートの伸縮が光拡
散剤によって小さくなり、光源からの光で熱せられても
シートに皺が発生しないので、均一な拡散光を安定して
放出することができる。
【0019】上記の光拡散剤は、請求項4に記載したよ
うに、0.5〜50μmの平均粒径を有し、透光性樹脂
中に0.1〜20重量%含有されていると、光の透過が
阻害されることなく拡散が一層良好となる。また、光源
からの熱によるシートの伸縮が減少して皺の発生を充分
抑えることができ、安定した拡散光を得ることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の具
体的な実施形態を説明する。
【0021】図1は本発明の一実施形態に係る光拡散シ
ートの断面図である。
【0022】この光拡散シート1は、シート両面1a,
1bに凹凸が形成された透光性樹脂からなるシートであ
る。透光性樹脂としては、全光線透過率の高いポリカー
ボネート、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリオレフィン共重合体(例えばポリ−4−メチル
ペンテン−1等)、ポリ塩化ビニル、環状ポリオレフィ
ン(例えばシクロポリオレフィン等)、アクリル樹脂、
ポリスチレン、アイオノマーなどの熱可塑性樹脂が好ま
しく使用され、特にポリプロピレンは耐熱性が良好であ
るうえ、柔らかいから、液晶ディスプレイに組み込まれ
たとき、光源の放熱に対して変形することがないし、上
側のレンズフィルム(プリズムシート)を傷付けたりす
ることがないので好ましく用いられる。
【0023】この光拡散シート1の入光面となる片面
(下面)1aに形成された凹凸は、出光面となる反対面
(上面)1bに形成された凹凸よりも高低差が大きく分
布密度が粗くなっている。即ち、この片面1aは、平均
面粗さRaが反対面1bのそれよりも大きく、0.3〜
5.0μmの範囲にあり、且つ、表面積率(S/S0
が反対面1bのそれよりも小さく、1.001〜1.0
80の範囲にある。
【0024】これに対し、出光面となる反対面(上面)
1bに形成された凹凸は、上記片面1aに形成された凹
凸よりも細かく密に分布させてあり、平均面粗さRaが
片面1aのそれよりも小さく0.3〜1.5μmの範囲
にあり、表面積率(S/S0 )が片面1bのそれよりも大
きく1.010〜1.250の範囲にある。
【0025】このような光拡散シート1は、その全光線
透過率が94%以上(厚さ110μm)、ヘイズ値も6
0〜95%となり、光を良く拡散させながら透過させる
シートとすることができる。
【0026】斯かる光拡散シート1は、例えば、原料の
熱可塑性樹脂(必要に応じて各種添加剤を配合したも
の)をフィルムないしシート状に押出成形したのち、シ
ボの細かさが異なる上下のシボ付けロールでシート両面
に凹凸を形成する方法により、効率良く製造することが
できる。その他、フィルムやシートを凹凸を有するプレ
ス板で押圧して形成したり、塗料の塗布後に該塗料層を
上下のシボ付けロールに挟んで凹凸を形成したりする
等、公知の方法が採用される。尚、シートの厚さは限定
されないが、液晶ディスプレイのバックライトユニット
に用いる光拡散シートの場合は、0.025〜1mm程
度の厚さに成形することが好ましい。
【0027】上記の光拡散シート1を図1に示すように
導光板2の上に重ね、その上にレンズフィルム3を重ね
て、導光板2側部の光源4から光を導光板2に入射する
と、既述したように、光拡散シート1の片面1aの凹凸
が入光に適した高低差(大きさ)及び分布密度になって
いるため、導光板2の内部を適度に反射、出光しながら
進む光がシート1の片面1a全体から略均等に光拡散シ
ート1内へ入り、光損失が少なくなると共に、入光量の
部分的なバラツキも殆ど生じなくなる。そして、このシ
ート1の反対面1bの凹凸は、上記片面1aの凹凸より
も細かく密に分布して光の散乱に適した凹凸の大きさ及
び分布密度となっているため、光拡散シート1内に入光
した光は、この反対面1bの凹凸によって充分に拡散さ
れ、より均一な拡散光がレンズフィルム3の方へ放出さ
れる。従って、導光板2裏面のドットが見えたり、部分
的な輝度のバラツキを生じることはなくなる。なお、5
は反射シートであって、導光板2から下方に出光する光
を再度導光板2内に入光させるためのものである。
【0028】シート片面1aの平均面粗さRaが反対面
1bのそれより小さくなって0.3μmを下回り、シー
ト片面1aの表面積率(S/S0 )が反対面1bのそれ
より大きくなって1.080を越える場合は、シート片
面1aでの乱反射が増して導光板2端面からの光の散逸
などが起こり、シート1への入光量が減少して、輝度が
低下する。また、シート片面1aの平均面粗さRaが
0.3μmを下回り、表面積率(S/S0 )が1.00
1を下回る場合は、該片面1aと導光板2との界面の空
気層が極めて薄くなり、光源4から導光板2へ進んだ光
がほとんど正反射せず、正反射によって遠方へ伝播され
ず、また光の干渉や回折などによる光学欠陥が生じるの
で、導光板2の光源4に近い部分から多くの光がシート
1に入光してその部分の輝度が高くなるが、逆に、導光
板2の光源から遠い部分からは僅かの光しかシート1に
入光せずその部分の輝度が低下するため、全体に亘って
輝度のバラツキを生じる。さらに導光板と密着しすぎる
ので、光の干渉などによる色のにじみなど表示品位の低
下が起こる。
【0029】一方、シート1の反対面1bの平均面粗さ
Raが1.5μmより大きくなり、表面積率(S/S
0 )が1.010より小さくなると、光拡散が不充分に
なるため、拡散光成分が多く均一な面発光が難しくな
る。
【0030】特に、上記のシート片面1aの平均面粗さ
Raを1.0〜3.0μm、その表面積率を1.030
〜1.070となし、シート反対面1bの平均面粗さを
0.5〜1.5μm、その表面積率を1.050〜1.
200にすると、該シート1の光拡散性能が著しく向上
し、シート反対面1bから十分に散乱した光が放出され
るため、輝度が低下することなく、均一な拡散光となっ
て輝度にバラツキを生じない。
【0031】尚、先端が丸みをもった凹凸を有する光拡
散シート1は、レンズフィルム3を重ねても該レンズフ
ィルム3が傷つくことは殆どなく、好ましく用いられ
る。またレンズフィルム3を挟むように2枚の光拡散シ
ート1を重ねることにより、効果を向上させる使用もあ
る。
【0032】図2は本発明の他の実施形態に係る光拡散
シートの断面図である。
【0033】この光拡散シート10は、透光性樹脂中に
光拡散剤1cが均一に分散して含有されている。光拡散
剤1cは、光の拡散性を向上させると共にシート10の
熱伸縮を抑制して皺の発生をなくすために含有されるも
のであって、シート10を構成する透光性樹脂と光屈折
率が異なる透光性合成樹脂のビーズや透光性の無機質粒
子が使用される。かかる光拡散剤1cとしては、例えば
シリカ、マイカ、合成マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、硫酸バリウム、タルク、モンモリロナイ
ト、カオリンクレー、ベントナイト、ヘクトライト等の
無機粒子、アクリルビーズ、スチレンビーズ、ベンゾグ
アナミン等の有機ポリマー微粒子、酸化チタン、酸化亜
鉛、アルミナ等の金属酸化物などが、それぞれ単独で又
は二種以上組み合わせて使用される。
【0034】上記の光拡散剤1cは、その平均粒径が
0.1〜100μm、より好ましくは0.5〜50μ
m、最も好ましくは1〜15μmであるものが使用され
る。粒径が0.1μmより小さいと、凝集しやすいため
に分散性が悪く、均一に分散できたとしても光の波長の
方が大きくて散乱効率が悪くなる。そのために0.5μ
m程度以上の、更には1.0μm以上の大きさの粒子が
好ましいのである。また、粒径が100μmより大きい
と、光散乱が不均一になるし、光線透過率の低下や粒子
が見えたりするので好ましくない。そのため、50μm
までの大きさの、更には15μmまでの大きさの粒子が
好ましいのである。
【0035】光拡散剤1cの含有量は0.05〜40重
量%、好ましくは0.1〜20重量%、最も好ましくは
3〜15重量%程度とするのが良い。0.05重量%よ
り少なくなると、光拡散効率が期待できず、一方、40
重量%より多くなると、粒子による吸収・反射で光の透
過量が少なくなり、光拡散シートを通して表示が見えに
くくなったりして品質の低下を生じ、使用に耐えなくな
る。
【0036】粒径が0.5〜50μmのシリカ系光拡散
剤を0.1〜20重量%、好ましくは粒径が1〜15μ
mのシリカ系光拡散剤を3〜15重量%均一に含有させ
た光拡散シート10は、その全光線透過率が光拡散剤を
含まないシートと略同じとなり、且つ、ヘーズ値が高く
なり、光を良く透過する隠蔽性に優れた光拡散シートと
して、液晶ディスプレイのバックライトユニットとして
使用できる。
【0037】更に、光拡散剤1cを均一に分散含有させ
ると、光拡散シート10の熱伸縮が抑制されて、光源4
の熱により光拡散シート10が熱せられても伸びが小さ
くなり、たとえ光拡散シート10が固定されていても皺
の発生を抑えることができる。この場合でも、光拡散剤
の含有量は上記の範囲内であれば十分である。
【0038】上記のように光拡散剤1cを含有させた光
拡散シート10は、片面1aからシート10内へ入った
光が光拡散剤によっても拡散されるため、光拡散作用が
一層向上すると共に、光拡散剤1cによりシート10の
伸縮が抑制されて皺の発生が防止されるといった利点を
有する。
【0039】次に、本発明の更に具体的な実施例を説明
する。
【0040】[実施例1]ポリプロピレン樹脂を厚さ1
10μmのシート状に押出成形したのち、シボの細かさ
が異なる上下のシボ付けロールの間を通して、両面に凹
凸を有する光拡散シートを作製した。
【0041】WYKO表面形状測定装置NT−2000
[WYKO(株)製]を使用し、上記の光拡散シートに
ついて、230.6×175.4μmの測定範囲で平均
面粗さRaを測定したところ、入光面となる片面のRa
は0.445μm、出光面となる反対面のRaは0.3
05μmであった。
【0042】更に、プローブ顕微鏡[セイコーインスツ
ルメンツ(株)製]を使用し、上記の光拡散シートにつ
いて、400×400μmの測定範囲で表面積を測定
し、表面積率(S/S0 )を求めたところ、片面の表面
積率は1.0064、反対面の表面積率は1.0239
であった。
【0043】次いで、上記の光拡散シートについて、ヘ
イズメーター[スガ試験機(株)製]HGM−2DPを用い
て全光線透過率とヘイズ値を測定したところ、全光線透
過率は95.0%、ヘイズ値は62.4%であった。
【0044】また、上記の光拡散シートを液晶ディスプ
レイ用のバックライトユニットの導光板の上に載置して
光源を点灯し、光拡散シートから22cmの距離にミノ
ルタ(株)製の輝度計nt−1°pを置いて輝度を測定
したところ、94.3cd/m2 であった。また、同時
に導光板裏面のドットが隠蔽されるかどうかを目視で観
察したところ、ドットは完全に隠蔽されて見えることが
なく、ドット隠蔽性は良好であった。
【0045】[実施例2]実施例1のシボ付けロールと
はシボの細かさが異なる上下のシボ付けロールを用いた
以外は実施例1と同様にして、両面に凹凸を有する光拡
散シートを作製した。
【0046】この光拡散シートの平均面粗さRa、表面
積率(S/S0 )、全光線透過率、ヘイズ値、輝度、ド
ットの隠蔽性について、実施例1と同様に測定したとこ
ろ、入光面となる片面の平均面粗さRaは0.642μ
m、出光面となる反対面の平均面粗さRaは0.322
μm、片面の表面積率は1.0077、反対面の表面積
率は1.0385、全光線透過率は95.1%、ヘイズ
値は64.5%、輝度は96.4cd/m2 、ドットの
隠蔽性は良好であった。
【0047】以上の実施例1,2の測定結果を下記の表
1にまとめて記載する。
【0048】[比較例1〜4]シボの細かさが異なる上
下のシボ付けロールを用いた以外は実施例1と同様にし
て、両面に凹凸を有する下記の4種類の光拡散シートを
作製した。
【0049】 片面の平均面粗さRaが0.321μ
m、反対面の平均面粗さRaが0.052μmである光
拡散シート(表面積率は測定せず)、 片面の平均面粗さRaが0.331μm、反対面の
平均面粗さRaが0.328μmである光拡散シート
(表面積率は測定せず)、 片面の平均面粗さRaが0.394μm、反対面の
平均面粗さRaが0.286μm、片面の表面積率が
1.0043、反対面の表面積率が1.0141である
光拡散シート、 片面の平均面粗さRaが1.248μm、反対面の
平均面粗さRaが1.007μm、片面の表面積率が
1.0032、反対面の表面積率が1.0068である
光拡散シート。
【0050】そして、これら〜の光拡散シートの全
光線透過率、ヘイズ値、輝度、ドットの隠蔽性について
実施例1と同様に測定し、その結果を下記表1に併記し
た。
【0051】
【表1】
【0052】尚、表1中、○はドットの隠蔽性が良好で
ドットが視認されないことを示し、×はドットの隠蔽性
が悪くドットが視認されたことを示す。
【0053】この表1を見ると、片面(入光面)の平均
面粗さが反対面(出光面)のそれより大きく、片面の表
面積率が反対面のそれより小さく、片面の平均面粗さが
0.3〜5.0μmの範囲内、反対面の平均面粗さが
0.3〜1.5μmの範囲内、片面の表面積率が1.0
01〜1.080の範囲内、反対面の表面積率が1.0
10〜1.250の範囲内にある本発明の実施例1,2
の光拡散シートは、全光線透過率が95%以上と高く、
ヘイズ値が62.4%及び64.5%と適度であり、輝
度が94cd/m2 以上と高く、ドットの隠蔽性も良好
である。
【0054】これに対し、片面(入光面)の平均面粗さ
が反対面(出光面)のそれより大きくても、反対面の平
均面粗さが0.3〜1.5μmの範囲を下回る比較例1
の光拡散シートや、両面の平均面粗さが実質的に同一で
ある比較例2の光拡散シートは、全光線透過率とヘイズ
値は良いけれども、輝度が72.7cd/m2 、74.
8cd/m2 と低く、ドット隠蔽性も悪いことが判る。
【0055】また、両面の表面積率が本発明の条件を満
たしていても、反対面(出光面)の平均面粗さが本発明
の条件を満たさない比較例3の光拡散シートや、両面の
平均面粗さが本発明の条件を満たしていても、反対面の
表面積率が本発明の条件を満たさない比較例3,4の光
拡散シートは、やはり輝度が低く、ドットの隠蔽性も悪
いことが判る。
【0056】[実施例3〜8]実施例1で使用したポリ
プロピレン樹脂に対して、平均粒径が4μmと8μmの
シリカ系光拡散剤(富士シリシア化学株式会社製、サイ
ロフォービック505および4004)を、下記の表2
に示すように1.5重量%、2.5重量%、5重量%、
10重量%添加し均一に混合した後、厚さ110μmの
シート状に押出成形し、実施例1で使用したシボ付けロ
ールとは別のシボ付けロールを用いて、シート両面に凹
凸を有する光拡散シートを作製した。なお、比較例5と
して、上記の光拡散剤を全く含まない同じ厚さの光拡散
シートを同じシボ付けロールを用いて作製した。
【0057】これらの光拡散シートの全光線透過率とヘ
イズ値を実施例1と同様に測定すると共に、一部の光拡
散シートについて平均面粗さと表面積率を実施例1と同
様に測定し、その測定結果を下記の表2にまとめて記載
した。さらに、実施例7,8及び比較例5の各光拡散シ
ートについて、その線膨脹率を島津製作所製の熱機械分
析装置TMA−50にて測定すると共に、実施例4,
7,8及び比較例5の光拡散シートについて60℃での
引張り弾性率を測定し、その結果も表2に併記した。こ
の引張り弾性率は、レオメトリック・サイエンティフィ
ック・エフ・イー製の動的粘弾性装置RSAで測定した
ものである。また、各光拡散シートを一定寸法に切断
し、その角部の4点を固定した状態で、温度60℃、湿
度90%の条件に保たれた恒温恒湿装置内に10日間放
置した後の光拡散シートの状態を目視で観察した結果に
ついても、表2に併記する。尚、表2において、○は皺
の発生がないことを、△は固定部分の周囲に僅かに皺が
発生したことを、×は皺がシートに発生したことを、そ
れぞれ示す。
【0058】
【表2】
【0059】この表2を見ると、全光線透過率は実施例
3〜8の光拡散シートも比較例5の光拡散シートも10
0%と同じ値を示した。その理由は、各シートの光散乱
が強く、ヘイズメーターで全光線透過率を測定する際
に、散乱光が反射し重複して測定されたためと推測され
る。一方、ヘイズ値は、比較例5のシートが86.5%
であるのに対し、実施例3〜8のシートは87.6〜9
2.3%で、1.1〜5.8%も高くなっており、光を
良く透過する隠蔽性に優れた光拡散シートであることが
わかった。特に、平均粒径が8μmの光拡散剤を配合し
た実施例5,6のシートは、平均粒径が4μmの光拡散
剤を同量添加した実施例3,4のシートに比べても、
3.1%及び0.7%もヘイズ値が高くなっており、ま
た、比較例5のシートに比べると、平均粒径8μmの光
拡散剤を配合した実施例5〜8のシートは、4.2〜
5.8%もヘイズ値が高くなっており、光拡散剤として
は、平均粒径8μmのものが優れていることがわかる。
このことより、光拡散剤の平均粒径は5〜10μmが良
好である。
【0060】また、実施例7,8のシートの線膨脹率
は、比較例5のシートの線膨脹率に比べて、それぞれ3
0.1%、30.7%と非常に小さくなっており、光源
の熱で熱せられても伸びが小さく皺が発生しにくいシー
トであることがわかる。さらに、恒温恒湿装置での皺発
生試験では、実施例3のシートを除いて皺の発生が改善
され、特に実施例6,7,8のシートでは皺の発生が見
られず、実使用において光源で熱せられても皺の発生が
なくなることがわかる。なお、光拡散剤の粒径は、この
皺発生試験においても8μmが良好であることがわか
る。さらに、平均粒径8μmの光拡散剤を配合した実施
例7,8のシートは、60℃の高温時の引張り弾性率も
高く、変形による抵抗力があり、さらに剛性のあるシー
トとなっており、皺が発生しにくいシートであることが
わかる。
【0061】この結果から、光拡散剤を含有した光拡散
シートは、液晶ディスプレイのバックライトユニット等
に使用して光源からの光で熱せられても、シートの熱伸
縮が小さく、皺が発生しないことがわかる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光拡散シートは、片面からの入光量が多く、光損失を
少なく抑えて、反対面から輝度のバラツキの少ない均一
な拡散光を放出でき、隠蔽性が良好で、容易に製造する
ことができるといった顕著な効果を奏する。また、光拡
散剤が含有された光拡散シートは、ヘイズ値を高くして
隠蔽性を向上させることができ、光源で熱せられても伸
縮しにくく皺の発生を抑制することができるので、液晶
ディスプレイのバックライトユニットに好適に使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光拡散シートの断面
図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る光拡散シートの断
面図である。
【符号の説明】
1,10 光拡散シート 1a 入光面となる片面(下面) 1b 出光面となる反対面(上面) 1c 光拡散剤 2 導光板 3 レンズフィルム(プリズムシート) 4 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 BA02 BA04 BA13 BA15 BA18 BA20 2H091 FA23Z FA32Z FA41Z FB02 FC16 FD06 LA01 LA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート両面に凹凸が形成され、入光面と
    なる片面の平均面粗さが出光面となる反対面の平均面粗
    さよりも大きく、且つ、該片面の表面積率が該反対面の
    表面積率よりも小さい透光性樹脂からなるシートであっ
    て、該片面の平均面粗さが0.3〜5.0μm、該反対
    面の平均面粗さが0.3〜1.5μm、該片面の表面積
    率が1.001〜1.080、該反対面の表面積率が
    1.010〜1.250であることを特徴とする光拡散
    シート。
  2. 【請求項2】 前記片面の平均面粗さが1.0〜3.0
    μm、前記反対面の平均面粗さが0.5〜1.5μmで
    あり、前記片面の表面積率が1.030〜1.070、
    前記反対面の表面積率が1.050〜1.200である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光拡散シート。
  3. 【請求項3】 前記透光性樹脂中に光拡散剤が含有され
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    光拡散シート。
  4. 【請求項4】 光拡散剤が0.5〜50μmの平均粒径
    を有し、透光性樹脂中に0.1〜20重量%含有されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の光拡散シート。
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