JP2002220026A - ウェビング挿通部材 - Google Patents

ウェビング挿通部材

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JP2002220026A JP2001314146A JP2001314146A JP2002220026A JP 2002220026 A JP2002220026 A JP 2002220026A JP 2001314146 A JP2001314146 A JP 2001314146A JP 2001314146 A JP2001314146 A JP 2001314146A JP 2002220026 A JP2002220026 A JP 2002220026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリテンショナ機構作動時にウェビング挿通
部内でウェビングが片寄りにくいウェビング挿通部材を
提供する。 【解決手段】 ショルダーアンカ40は、上部にボルト
挿通孔42を有し、下部には左右幅方向に長く延在した
ウェビング挿通孔44を有している。このウェビング挿
通孔44の下側の縁部に沿って、該左右幅方向にウェビ
ング摺動面46が設けられている。ボルト挿通孔42の
中心Cは、摺動面46の中間点Mを通り、該摺動面4
6の延在方向と直交方向に延在した線分Lから所定の
角度θだけ左に傾いた線分L上に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト装置
のショルダーアンカ等のウェビング挿通部材に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】シートベルト装置は、周知のとおり、自
動車、航空機等の高速移動体においてウェビングによっ
て乗員を保護するように設けられるものである。例えば
自動車の前席用シートベルト装置にあっては、ウェビン
グはBピラーのショルダーアンカに掛けられている。
【0003】第3図は自動車の右側前席(運転席)用シ
ートベルト装置の一例を示す全体図であり、第4図はこ
の前席用シートベルト装置に用いられるショルダーアン
カの従来の構成例を示す正面図である。
【0004】このシートベルト装置のウェビング1は、
リトラクタ2に一端が巻取り及び引出し可能に連結さ
れ、他端はアンカ3によって車体に固定される。ウェビ
ング1の途中はショルダーアンカ4及びタング5にそれ
ぞれ掛け通されている。図示はしないが、リトラクタ2
は、ウェビング1を巻取方向に引張るリターンスプリン
グを備えており、これによりウェビング1には常に巻取
方向の力が加えられている。
【0005】ショルダーアンカ4は、上部にBピラー6
への取付用のボルト挿通孔7(第4図)を有し、下部に
は該ショルダーアンカ4の左右幅方向に長く延在したス
リット状のウェビング挿通孔8を有している。このウェ
ビング挿通孔8の下側の縁部に沿って、該左右幅方向に
ウェビング摺動面9が設けられている。また、該ボルト
挿通孔7の左右方向の中心とウェビング摺動面9の延在
方向(左右方向)の中間とは該ショルダーアンカ4の中
心線上に位置している。
【0006】リトラクタ2から引き出されたウェビング
1は、該ウェビング挿通孔8に挿通され、摺動面9に沿
って巻取り及び引出し方向摺動可能に掛けられている。
【0007】このショルダーアンカ4は、該左右幅方向
が車両前後方向となるように配置され、ボルト10によ
り、挿通孔7を介し該ボルト10を回動中心として左右
方向(車両前後方向)回動可能にBピラー6に取り付け
られている。なお、この従来例ではボルト10によりシ
ョルダーアンカ4が直にBピラー6に固定されている
が、Bピラー6に上下方向に設置されたショルダーアジ
ャスタ(図示略)に対し該ショルダーアンカ4がボルト
等によって取り付けられることが多い。
【0008】このショルダーアンカ4は左右対称の形状
となっており、この運転席用シートベルト装置だけでな
く助手席用シートベルト装置にも適用される。
【0009】このように構成された自動車のシートベル
ト装置において、シートベルト装着時には、乗員はウェ
ビング1を引張ってリトラクタ2から引き出し、身体の
前面側に引き回す。(このウェビング1のショルダーア
ンカ4よりもタング5側がショルダーベルト部1aとな
る。)次いで、ウェビング1の途中に取り付けられたタ
ング5のタングプレート5aをバックル11に差し込
み、ウェビング1の装着を完了する。ウェビング1の装
着を解除するときには、バックル11のリリースボタン
11aを操作してタング5を該バックル11から取り外
し、リトラクタ2の巻取力によりウェビング1を巻き取
らせる。なお、ウェビング1を引き出す場合、及びウェ
ビング1をリトラクタ2に巻き取る場合のいずれにも、
ウェビング1は摺動面9に沿って摺動する。
【0010】ところで、リトラクタ2にプリテンショナ
機構及びEA機構(エネルギ吸収機構)を組み込むこと
がある。プリテンショナ機構は、自動車の衝突時等の緊
急時にウェビング1を所定長さ巻き取り、乗員を座席に
しっかりと拘束するためのものである。EA機構は、こ
のプリテンショナ機構によってウェビング1を巻き取っ
た後、ウェビング1に対し乗員から荷重が加えられたと
きに徐々に該ウェビング1をリトラクタ2から送り出
し、乗員に加えられる衝撃を吸収するためのものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のショルダーベル
ト部1aは、シートベルト装着時には、第4図において
二点差線にて示すように、ウェビング1のショルダーア
ンカ4から車両前方寄りに延出される。
【0012】この状態でプリテンショナ機構が作動し、
ウェビング1がリトラクタ2に急速に且つ強力に引き込
まれると、第5図の如くショルダーアンカ4が車両後方
に傾き、該ウェビング1は摺動面9に沿って車両前方側
にずれ動き、ウェビング挿通孔8内で片寄りを生じる。
【0013】この片寄りが著しく大きいと、ウェビング
1は第5図に示すように皺寄りし、局部的に大きな張力
が加えられるようになる。このため、ウェビング1とし
て引張強度の大きいものを用いることが必要となり、コ
スト高となっていた。
【0014】本発明は、プリテンショナ機構作動時等に
おいてウェビング挿通部内でウェビングが片寄りにくい
ウェビング挿通部材を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)のウ
ェビング挿通部材は、左右幅方向に延在したウェビング
挿通部を下部に有し、取付孔を上部に有したウェビング
挿通部材において、該取付孔が該ウェビング挿通部の長
手方向の中間よりも右又は左に偏っていることを特徴と
するものである。
【0016】このように取付孔がウェビング挿通部の長
手方向の中間よりも右又は左に偏っている(オフセット
している)本発明のウェビング挿通部材を、該取付孔を
介し、ボルト等によってショルダーアジャスタやBピラ
ーに取り付け、この際、取付孔をウェビング挿通部材の
中心よりも車両前方側に位置させる。
【0017】このウェビング挿通部材にウェビングを掛
けた場合、該ウェビングがプリテンショナによって急速
に引き込まれるときには、ウェビング挿通部材が車両後
方側に大きく傾くのを、取付孔をオフセットすることに
より、小さくするか又は全く無くすことができる。そし
て、これにより、ウェビングはウェビング挿通部材のウ
ェビング挿通部内で全く殆ど片寄らないようになり、ウ
ェビングに皺が入ることも全くない。
【0018】なお、この請求項1のウェビング挿通部材
においては、ウェビング挿通部の左右方向の中心点Mを
通るウェビング挿通部材の中心線Lと、該中心点Mと
取付孔中心Cとを通る直線Lとの交叉角度θが1〜
10°であることが好ましい。このように構成すること
により、プリテンショナ作動時にウェビング挿通部内で
のウェビングの片寄りを著しく小さくするか、又は全く
無くすことができる。
【0019】本発明(請求項3)のウェビング挿通部材
は、左右幅方向に延在したウェビング挿通部を下部に有
し、取付孔を上部に有したウェビング挿通部材におい
て、該取付孔が左右幅方向に長い長孔であることを特徴
とするものである。
【0020】このように左右に長い長孔よりなるウェビ
ング挿通部材にあっては、長孔内の左又は右に片寄った
位置にてボルト等の留付部材によってウェビング挿通部
材をショルダーアジャスタやBピラーに取り付け、この
際、この留付部材をウェビング挿通部材の中心よりも車
両前方側に位置させる。
【0021】このウェビング挿通部材にウェビングを掛
けた場合、該ウェビングがプリテンショナによって急速
に引き込まれるときには、ウェビング挿通部材が車両後
方側に大きく傾くのを、該留付部材をオフセットするこ
とにより、小さくするか又は全く無くすことができる。
そして、これにより、ウェビングはウェビング挿通部材
のウェビング挿通部内で全く殆ど片寄らないようにな
り、ウェビングに皺が入ることも全くない。
【0022】なお、この請求項3のウェビング挿通部材
においては、取付孔の左右方向の中心とウェビング挿通
部の左右方向の中間とを該ウェビング挿通部材の中心線
上に位置させることが好ましい(請求項4)。
【0023】このような構成を有する請求項3のウェビ
ング挿通部材を、例えば前述のショルダーアンカに適用
すると、このショルダーアンカを運転席用及び助手席用
のいずれのシートベルト装置にも用いることができる。
また、右側後部座席及び左側後部座席のいずれにも適用
可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形
態に係るウェビング挿通部材としてのショルダーアンカ
の正面図である。なお、この実施の形態において、該シ
ョルダーアンカは、第3図に示したシートベルト装置と
同様の自動車の右側前席用シートベルト装置に用いられ
るものであり、以下の記述において、第3図と同一の符
号は同一の部分を示している。
【0025】前述の通り、このシートベルト装置におい
て、ウェビング1は一端がリトラクタ2に巻取り及び引
出し可能に連結され、他端はアンカ3によって車体に固
定される。ウェビング1の途中はショルダーアンカ40
及びタング5にそれぞれ掛け通されている。なお、リト
ラクタ2、タング5、及び後述のボルト10、Bピラー
6は第1図では図示が省略されている。
【0026】リトラクタ2は、ウェビング1を巻取方向
に引張るリターンスプリングを備えており、これにより
ウェビング1には常に巻取方向の力が加えられている。
また、このリトラクタ2は、車両衝突時等の緊急時にウ
ェビング1を所定長さだけ巻き取り、乗員を座席にしっ
かりと拘束するプリテンショナ機構と、このプリテンシ
ョナ機構によってウェビング1を巻き取った後、ウェビ
ング1に対し乗員から荷重が加えられたときに徐々にウ
ェビング1を送り出し、乗員に加えられる衝撃を吸収す
るEA機構とを備えている。
【0027】この実施の形態に係るウェビング挿通部材
としてのショルダーアンカ40は、上部にBピラー6へ
の取付用のボルト挿通孔42を有し、下部には該ショル
ダーアンカ40の左右幅方向に長く延在したスリット状
のウェビング挿通孔44を有している。このウェビング
挿通孔44の下側の縁部に沿って、該左右幅方向にウェ
ビング摺動面46が設けられている。
【0028】リトラクタ2から引き出されたウェビング
1は、該ウェビング挿通孔44に挿通され、摺動面46
に沿って巻取り及び引出し方向摺動可能に掛けられてい
る。
【0029】該ボルト挿通孔42の中心Cは、摺動面
46の左右方向の中間点Mを通り、該摺動面46と直交
方向に延在した線分Lから所定の角度θだけ左に傾
いた線分L上に配置されている。なお、この角度θ
は1°以上、特に1.5°以上、とりわけ2°以上であ
ることが好ましい。また、θは10°以下、特に9°
以下、とりわけ8°以下であることが好ましい。
【0030】このショルダーアンカ40は、前述のショ
ルダーアンカ4と同様、左右幅方向が車両前後方向とな
るように配置され、ボルト10により、該挿通孔42を
介し該ボルト10を回動中心として左右方向(車両前後
方向)回動可能にBピラー6に取り付けられている。
【0031】このショルダーアンカ40においては、摺
動面46に掛けられたウェビング1からの荷重により、
該ショルダーアンカ40に対し該ボルト10を回動中心
とする時計回り方向のモーメントが生じる。このため、
摺動面46は該荷重の向きを鉛直方向としたときの水平
方向から角度θだけ左側(車両前方側)が上方へ持ち
上げられた斜面となる。
【0032】このように構成されたショルダーアンカ4
0を備えた右側前席用シートベルト装置にあっては、該
ショルダーアンカ40のウェビング摺動面46にウェビ
ング1から荷重が加えられると、左側が上位となった斜
面となる。このため、プリテンショナ機構作動時にウェ
ビング1がウェビング挿通孔44内で片寄りを起こしに
くく、ウェビング1に皺が生じない。
【0033】この実施の形態は本発明の一例であり、本
発明はこの実施の形態に限定されるものではない。この
実施の形態では、本発明のウェビング挿通部材は自動車
の右側前席用シートベルト装置のショルダーアンカに適
用されているが、左側前席用シートベルト装置のショル
ダーアンカに適用されてもよく、これ以外の各種のシー
トベルト装置のウェビング挿通部材に適用されてもよ
い。
【0034】なお、本発明のウェビング挿通部材を自動
車の左側前席用シートベルト装置のショルダーアンカに
適用する場合には、図示はしないが、該ショルダーアン
カは幅方向右側が車両前方となり、左側が車両後方とな
るように配置される。この場合には、前記ショルダーア
ンカ40とは逆に、ボルト挿通孔はウェビング摺動面の
長手方向の中間よりも右に偏った位置に設けられる。こ
れにより、ウェビング1から荷重が加えられると、該ウ
ェビング摺動面が右側が上位の斜面となり、プリテンシ
ョナ機構作動時にウェビング挿通孔内でウェビングが片
寄りにくくなる。
【0035】第2図は本発明の別の実施の形態に係るウ
ェビング挿通部材としてのショルダーアンカの正面図で
ある。なお、第2図はこのショルダーアンカを自動車の
右側前席用シートベルト装置に用いたときの構成例を示
している。
【0036】このショルダーアンカ50は、上部に該シ
ョルダーアンカ50の左右幅方向に長い長孔形状のボル
ト挿通孔52を有し、下部には該左右幅方向に長く延在
したスリット状のウェビング挿通孔54を有している。
このウェビング挿通孔54の下側の縁部に沿って、該左
右幅方向にウェビング摺動面56が設けられている。
【0037】該ボルト挿通孔52の左右方向の中心C
とウェビング挿通孔54の長手方向の中間点Mとは該シ
ョルダーアンカ50の中心線L上に位置している。
【0038】このショルダーアンカ50のその他の構成
は前記実施の形態のショルダーアンカ40と同様のもの
であり、前記実施の形態と同一の符号は同一の部分を示
している。
【0039】このように構成されたショルダーアンカ5
0は、左右どちら側の自動車の前席用シートベルト装置
にも用いることができる。
【0040】即ち、第2図に示すように、右側前席用シ
ートベルト装置にこのショルダーアンカ50を用いる場
合には、左右に長いボルト挿通孔52の左端側にボルト
10を通して該ショルダーアンカ50を車両の右側Bピ
ラー6に取り付ける。このようにすると、このショルダ
ーアンカ50の回動中心である該ボルト10がウェビン
グ摺動面56の長手方向の中間よりも左に偏って配置さ
れるため、該ショルダーアンカ50がウェビング1から
の荷重により左肩上がり(右肩下がり)に傾動し、摺動
面56は、左端側が上位の傾斜面となる。
【0041】一方、このショルダーアンカ50を自動車
の左側前席用シートベルト装置に用いる場合には、図示
はしないが、ボルトをボルト挿通孔52の右端側に通し
て該ショルダーアンカ50を車両の左側Bピラーに取り
付ける。このようにすると、該ボルトがウェビング摺動
面56の長手方向の中間よりも右側に配置され、このシ
ョルダーアンカ50の回動中心が右に偏るので、該ショ
ルダーアンカ50がウェビングからの荷重により右肩上
がり(左肩下がり)に傾動し、摺動面56は、右端側が
上位の傾斜面となる。
【0042】このようにして、プリテンショナ機構の作
動時に、ウェビングのウェビング挿通孔54内での片寄
りが防止され、皺が発生しないようになる。また、該シ
ョルダーアンカ50は左右どちら側のシートベルト装置
にも兼用できるので非常に便利である。
【0043】なお、ボルト10がボルト挿通孔52内に
おいて最も左又は右に位置したときのボルト10の中心
点と前記ウェビング挿通孔54の長手方向の中間点Mと
を結ぶ線分と、該ショルダーアンカ50の中心線L
の交叉角度θは、1°以上、特に1.5°以上、とり
わけ2°以上であることが好ましい。また、θは10
°以下、特に9°以下、とりわけ8°以下であることが
好ましい。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のウェビング
挿通部材にあっては、プリテンショナ機構の作動時にウ
ェビング挿通部内でのウェビングの片寄りが起こりにく
く、ウェビングに皺が生じることが防止される。このた
め、ウェビングに必要とされる引張強度を緩和すること
ができる。
【0045】また、本発明によると、例えば本発明のウ
ェビング挿通部材を自動車の前席用シートベルト装置の
ショルダーアンカとして適用したときなどに、左席及び
右席用のいずれのウェビング挿通部材を構成することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウェビング挿通部材
としてのショルダーアンカの正面図である。
【図2】本発明の別の実施の形態に係るウェビング挿通
部材としてのショルダーアンカの正面図である。
【図3】自動車の右側前席用シートベルト装置の構成例
を示す全体図である。
【図4】第3図の自動車の前席用シートベルト装置に用
いられるショルダーアンカの従来の構成例を示す正面図
である。
【図5】従来のショルダーアンカの斜視図である。
【符号の説明】
40,50 ショルダーアンカ 42,52 ボルト挿通孔 44,54 ウェビング挿通孔 46,56 ウェビング摺動面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右幅方向に延在したウェビング挿通部
    を下部に有し、取付孔を上部に有したウェビング挿通部
    材において、 該取付孔が該ウェビング挿通部の長手方向の中間よりも
    右又は左に偏っていることを特徴とするウェビング挿通
    部材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ウェビング挿通
    部の左右方向の中心点Mを通るウェビング挿通部材の中
    心線Lと、該中心点Mと取付孔中心Cとを通る直線L
    との交叉角度θが1〜10°であることを特徴とす
    るウェビング挿通部材。
  3. 【請求項3】 左右幅方向に延在したウェビング挿通部
    を下部に有し、取付孔を上部に有したウェビング挿通部
    材において、 該取付孔が左右幅方向に長い長孔であることを特徴とす
    るウェビング挿通部材。
  4. 【請求項4】 請求項3において、該取付孔の左右方向
    の中心と前記ウェビング挿通部の左右方向の中間とが該
    ウェビング挿通部材の中心線上に位置していることを特
    徴とするウェビング挿通部材。
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