JP2002218268A - 色変換特性決定方法、画像表示装置、及び記録媒体 - Google Patents
色変換特性決定方法、画像表示装置、及び記録媒体Info
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Abstract
色変換特性の決定が可能であり、短時間にて色変換特性
の決定が可能である色変換特性決定方法を得る。 【解決手段】 保持された色変換特性を参照して画像デ
ータを画素毎に色変換(2)し、画像表示を行なう
(5)画像表示装置および該画像表示装置において、色
変換特性候補を設定し(S21,S27)、所定の入力
画像データの組を用いて、色変換後データを予測計算し
(S23)、さらにこれに基づき、表示される色の三刺
激値を予測計算し(S24)、その結果を評価する(S
25)ことにより、色変換特性候補が要求を満足するか
どうかの判定を行なう。
Description
して画像データを画素毎に色変換する色変換手段を有す
るモニター等のカラー画像を表示する画像表示装置の色
変換特性決定方法に関する。本発明はまた、そのような
色変換特性決定方法により決定された色変換特性を用い
た色変換手段を備えた画像表示装置に関する。
の決定方法について、図10を用いて説明する。図10
は、特開平5−48885号公報における画像調整方法
を用いた装置の構成を表す図である。図10において、
104はキーボード、105はマウス、106は入力手
段、107は制御部、108は入力回路、109はメモ
リ、110はCPU、111は出力回路、112は画像
表示部、113は原画像、114a〜114hは処理画
像、115は設定パラメータ、116はハードコピー装
置である。キーボード104とマウス105は、ともに
入力手段106の一例である。また、制御部107は、
入力手段106と接続する入力回路108、メモリ10
9、CPU110、出力回路111から構成される。画
像表示部112は、出力回路111により駆動される。
装置の動作をシミュレートして、ハードコピー装置から
出力される画像を、画像表示装置に表示し、画像表示装
置に表示されるシミュレート画像を見ながら、ハードコ
ピー装置における最適な色変換特性を決定するものであ
る。このように、この従来の方法は、ハードコピー装置
に関するものであるが、色変換特性決定方法の考え方は
画像表示装置においても応用できるものである。以下、
図10の色変換特性決定方法を用いた装置の動作につい
て述べる。
ンプログラムが記憶されている。CPU110はメモリ
109に記憶されたプログラムを実行していく。まず、
色変換シミュレーションで使用する画像データを入力す
る。読み込んだ画像データは、画像表示部112の画面
上に原画像113として表示される。次に入力手段10
6を用いて処理内容を入力し、指定された処理内容に応
じて読み込んだ画像データに対して、ハードコピー装置
116で行われる色変換をシミュレートする。色変換さ
れた処理画像114a〜114hは、原画像113と共
に画像表示装置112の画面上に表示される。色変換の
パラメータすなわち変換特性を段階的に変化させる場合
には、図10のように少しずつ変化する処理画像を並べ
て表示する。この中から原画像113に最も色の近いも
のを処理画像として選択することで、最適パラメータす
なわち最適変換特性を決定する。複数の色変換パラメー
タを決定する場合には、同様の動作を繰り返すことによ
り順番に決定していく。決定された色変換パラメータ
は、ハードコピー装置へと転送される。
おいては、入力手段106により指定された処理内容に
応じて色変換をシミュレートし、複数の処理画像から最
適な処理画像を選択することにより色変換パラメータす
なわち色変換特性を決定することとしているので、操作
者にとって、色変換パラメータすなわち色変換特性の決
定が容易であるという利点がある。
に頼った色変換特性の決定であるため、sRGBやNT
SCなど規格における理想の色再現に近付けるための色
変換特性の決定には向かない。すなわち、上記の色変換
特性決定方法においては、目標とする色再現における画
像のイメージを操作者が具体的に持っている必要があ
り、また目標とする色再現特性が三原色の色度や白色の
色度など数値でしか与えられない場合には、操作者は表
示されるシミュレート画像から適切なものを選択するこ
とは困難である。
色の色度など数値でしか与えられない場合における色変
換特性決定方法としては、図11に示すような方法も考
えられる。図11は、色変換特性を保持する色変換特性
保持手段と、上記色変換特性を参照して画像データを画
素毎に色変換する色変換手段、前記色変換手段で色変換
された画像データに基づく表示を行う画像表示手段とを
有する画像表示装置に適用可能な色変換特性決定方法を
示す図である。以下、この方法について説明する。
ある色変換特性候補を選択する。次に、操作者は選択し
た色変換候補を画像表示装置における色変換特性保持手
段に設定する。その後、所定数の画像データ(画面全体
が同じ色のデータ)のそれぞれについて、画像表示手段
上に表示される色のXYZ表色系に基づく三刺激値を測
定する。一方、対応する画像データに対する目標とする
色再現における三刺激値は計算により算出し、測定した
三刺激値と比較する。比較した結果が「NG(所定の条
件が満たされていない)」である場合には、新たに色変
換特性候補を選択して色変換特性保持手段に設定する。
また、比較した結果が「OK(所定の条件が満たされて
いる)」である場合には、その時点での色変換特性候補
を色変換特性として出力し、色変換特性決定のための処
理を終了する。
三刺激値の測定は、一般に1色につき数秒程度、高精度
の測定の場合には色によっては1色につき1分以上かか
る場合もある。例えば60種類(60色)の画像データ
に対して表示される色の三刺激値をそれぞれ測定する場
合、1色あたり10秒を要するとすると、60色で10
分を要することとなる。さらに、色変換特性候補の選択
から三刺激値の比較までを50回繰り返すと、測定に要
する時間は全体で500分となる。色変換特性の決定の
ための全所要時間は、測定に要する時間にその他の作業
に要する時間を加えたものとなる。高精度の測定を行う
場合や、更に多くの画像データに対して表示される色の
三刺激値を測定する必要がある場合、色変換特性候補の
選択から三刺激値の比較までの繰り返しが更に多くなっ
た場合には、更に多くの時間を要することとなる。
性保持手段に設定し、表示される色の三刺激値を測定す
る場合においては、表示される色の三刺激値の測定を含
む色変換特性の決定に多くの時間を要する。
めになされたもので、規格における理想の色再現に近付
けるための色変換特性の決定も可能であり、かつ、短時
間で色変換特性の決定が可能である色変換特性決定方法
を提供することを目的とする。
定方法により決定された色変換特性を用いた画像表示装
置を提供することである。
色変換特性決定方法は、色変換特性を保持する色変換特
性保持手段(3)と、上記色変換特性を参照して3色以
上で表現する画像データを画素毎に色変換する色変換手
段(2)と、前記色変換手段(2)で色変換された画像
データに基づく表示を行う画像表示手段(5)とを有す
る画像表示装置における上記色変換特性の決定方法にお
いて、(a) 上記色変換特性の候補である色変換特性
候補を設定するステップ(S21、S27)と、(b)
所定の入力画像データの組を発生するステップ(S2
2)と、(c) 上記設定された色変換候補を用いて、
上記入力画像データを入力したときに上記色変換手段か
ら出力されるデータの予測値である予測色変換後データ
を算出するステップ(S23)と、(d) 上記予測色
変換後データを与えたときに上記画像表示手段に表示さ
れる色の三刺激値の予測値である予測三刺激値を算出す
るステップ(S24)と、(e) 上記予測三刺激値を
評価するステップ(S25)とを有し、上記予測三刺激
値の評価の結果、上記予測三刺激値が所定の条件を満た
さない場合には新たな色変換特性候補を決定して、上記
ステップ(c)、(d)、(e)を繰返し、上記予測三
刺激値の評価の結果、上記予測三刺激値が所定の条件を
満たす場合には、そのとき用いられた上記色変換特性候
補を上記色変換特性として採用するステップ(S7)を
更に有することを特徴とする。
請求項1に記載の方法において、上記予測三刺激値を算
出するステップ(d)が、(d1) 上記予測色変換後
データから上記画像表示手段に入力されるデータの予測
値である予測画像表示データを算出するステップ(S3
1)と、(d2) 上記予測画像表示データから上記画
像表示手段に表示される色の三刺激値の予測値である予
測三刺激値を算出するステップ(S32)とを有するこ
とを特徴とする。
請求項2に記載の方法において、上記予測画像表示デー
タが上記予測色変換後データと等しいことを特徴とす
る。
請求項1に記載の方法において、上記予測三刺激値を評
価するステップ(e)が、(e1) 上記入力画像デー
タから目標とする色再現特性における三刺激値である目
標三刺激値を算出するステップ(S41)と、(e2)
上記予測三刺激値と上記目標三刺激値の色差を算出す
るステップ(S42)と、(e3) 上記ステップ(e
2)で算出された上記予測三刺激値と上記目標三刺激値
の色差を所定の基準値と比較するステップ(S43)と
を有することを特徴とする。
請求項1に記載の方法において、上記三刺激値が、XY
Z表色系に基づく三刺激値であることを特徴とする。
請求項5に記載の方法において、上記予測三刺激値と上
記目標三刺激値の色差が、CIE1976 L*a*b*表色系に基づ
く色差式により求められる色差であることを特徴とす
る。
請求項5に記載の方法において、上記予測三刺激値と上
記目標三刺激値の色差が、CIE1994色差式により求めら
れる色差であることを特徴とする。
請求項2又は3に記載の方法において、上記予測三刺激
値を算出するステップ(d2)が、(d21) 上記予
測画像表示データの各単色成分から上記画像表示手段に
表示される色の三刺激値の予測値である予測単色三刺激
値を算出するステップと、(d22) 上記予測単色三
刺激値を用いて上記予測三刺激値を算出するステップと
を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の方法において、上記予測単色三刺激値
を算出するステップ(d21)において、上記予測画像
表示データを用いた高次多項式により予測単色三刺激値
を算出することを特徴とする。
は、請求項9に記載の方法において、上記予測単色三刺
激値を算出するステップにおいて、上記予測画像表示デ
ータR1、G1、B1および係数ARij、AGij、
ABij(i=1〜3、j=1〜n、nは3以上の整
数)を用いた下記の式(1)乃至式(3)により予測単
色三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、X
b、Yb、Zbを算出することを特徴とする。
は、請求項8に記載の方法において、上記予測単色三刺
激値から上記予測三刺激値を算出するステップ(d2
2)で、上記予測単色三刺激値を用いた多項式により予
測三刺激値を算出することを特徴とする。
は、請求項11に記載の方法において、上記予測単色三
刺激値から上記予測三刺激値を算出するステップ(d2
2)で、上記予測単色三刺激値Xr、Yr、Zr、X
g、Yg、Zg、Xb、Yb、Zbおよび係数Eik
(i=1〜3、k=1〜30)を用いた下記の式(4)
により予測三刺激値X、Y、Zを算出することを特徴と
する。
は、請求項11の方法において、上記予測単色三刺激値
から上記予測三刺激値を算出するステップ(d22)
で、上記予測単色三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Y
g、Zg、Xb、Yb、Zbおよび係数Eik(i=1
〜3、k=1〜39)を用いた下記の式(5)により予
測三刺激値X、Y、Zを算出することを特徴とする。
は、色変換特性を保持する色変換特性保持手段(3)
と、上記色変換特性を参照して3色以上で表現する画像
データを画素毎に色変換する色変換手段(2)と、前記
色変換手段(2)で色変換された画像データに基づく表
示を行う画像表示手段(5)とを有し、請求項1乃至1
3のいずれかに記載の方法で決定された色変換特性が上
記色変換特性保持手段に保持されていることを特徴とす
る。
ンピュータシステムにより読取り可能であり、請求項1
乃至13のいずれかに記載の方法をコンピュータシステ
ムに行なわせるためのコンピュータプログラムを記憶し
たものである。
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は本実施の形態における色変換特性
決定方法により算出される色変換特性を用いて画像の表
示を行う画像表示装置の一例を示すブロック図である。
図において、1は入力画像データ処理手段、2は色変換
手段、3は色変換特性保持手段、4は画像表示データ出
力手段、5は画像表示手段である。
データからなる画像データR0、G0、B0が入力され
る。入力された画像データR0、G0、B0は、入力画
像データ処理手段1において入力画像処理が施され、3
つの色データからなる入力処理後画像データR2、G
2、B2として出力される。ここで、入力画像処理とし
ては、入力される画像データの特性に応じた階調補正処
理などの処理が考えられる。入力画像データ処理手段1
から出力された入力処理後画像データR2、G2、B2
は、色変換手段2に入力される。
本実施の形態における色変換特性決定方法により算出さ
れた色変換特性を保持する。色変換手段2は、色変換特
性保持手段3に保持された色変換特性を用いて、入力さ
れた入力処理後画像データR2、G2、B2に対して色
変換処理を施し、3つの色データからなる色変換後デー
タR3、G3、B3を求めて出力する。ここで、色変換
手段2において行われる色変換処理としては、ルックア
ップテーブルを参照する方式やマトリクス演算による方
式などが考えられる。
しては、例えば、特願平11−326005号に示され
たものを用いることができる。この出願に示される色変
換手段は、マトリクス演算により色変換を行なうもので
あり、マトリクス演算に用いられる係数により、色変換
特性が表わされる。例えば、上記特願平11−3260
05号の式1のマトリクス演算により色変換を行なう色
変換装置が用いられる場合には、色変換特性は、係数マ
トリクスEij(i=1〜3,j=1〜3),Fij
(i=1〜3,j=1〜18)で表わされる。これらの
係数マトリクスを構成する係数のうちの一部又は全部を
変更することにより、変換特性を変えることができる。
合には、色変換特性はテーブルの内容(各アドレスにお
ける記憶値)により、色変換特性が表わされる。即ち、
入力されるR2、G2、B2の組に対応したアドレス
に、出力されるR3、G3、B3の組の値が記憶されて
いる。従って、色変換特性の変更のためには、テーブル
の記憶値を書換える。
タR3、G3、B3は、画像表示データ出力手段4に入
力される。入力されたR3、G3、B3は、画像表示デ
ータ出力手段4において出力画像処理が施され、画像表
示データR1、G1、B1として出力され、画像表示手
段5へ送られ、画像表示される。ここで、出力画像処理
としては、画像表示手段5の特性に応じた階調補正処理
などの処理が考えられる。また、画像表示手段5として
は、液晶パネルやCRTなどが考えられる。
法の実施に用いられる測定装置及びコンピュータシステ
ムを示す。測定装置6は、画像表示手段5に表示される
画像の三刺激値を測定する。コンピュータシステム7
は、測定装置6の出力を受けて、画像表示手段5の特性
を測定し、さらにに色変換特性の決定を行うのに用いら
れる。
サ8と、プログラムメモリ9と、データメモリ10と、
外部とのデータの入出力のためのI/Oインターフェイ
ス11及び12と、これらを結合するバス13とを有す
る。プログラムメモリ9には実行すべきプログラムが記
憶される。プロセッサ8は、プログラムメモリ9に記憶
されたプログラムに従って動作し、色変換特性決定方法
の実施のための後述の図3や図4に示す処理を行なう。
その際、データメモリ10に、データを書込んだり、読
出したりする。プログラムメモリ9に記憶されるプログ
ラムは、図3や図4に示す処理を行なう際に別の記憶媒
体14から読み込むようにしても良い。
表示手段の特性を測定し、その後この測定結果を利用し
て色変換特性の決定を行なう。画像表示手段の特性の測
定は、使用される画像表示手段が変るときに行なえば良
く、一旦画像表示手段について特性を測定を行なえば、
その測定結果は、同じ画像表示手段が用いられる限り、
利用し得る。色変換特性の決定は、画像表示装置のいず
れかの部分の設計が変更されたり、目標とする色再現が
変ったりしたときに行なわれる。
性の測定の手順を簡単に説明し、その後、図4を参照し
て、その測定結果を利用した、色変換特性の決定の方法
を説明する。
段の特性の測定のための処理の流れを示すフローチャー
トである。上記のように、この処理は図2の測定装置6
とコンピュータシステム7を用いて行われる。
ステップ、S12は三刺激値測定ステップ、S13は特
性係数算出ステップである。
手段5に入力される画像表示データR1、G1、B1が
入力画像データR0、G0、B0と等しくなるように画
像表示装置を設定する。
(例えば120個の)の入力画像データ(各画像データ
は、画面全体に同一の色を表示させる画像データ)の組
に対して画像表示手段5上に表示される色の三刺激値を
測定する。
ップS11で用いた入力画像データR0、G0、B0の
組と、上記ステップS12で得られた測定データを用い
た最小自乗解として、ARij、AGij、ABij、
EikおよびXbk、Ybk、Zbkの値を求める。こ
れらの値の求め方については、後に詳しく説明する。
表示手段の特性の測定結果を用いて行われる、色変換特
性決定方法の処理の流れを示すフローチャートである。
この処理も図2のコンピュータシステム7を用いて行な
われる。
定ステップ、S22は入力画像データ発生ステップ、S
23は予測色変換後データ算出ステップ、S24は予測
三刺激値算出ステップ、S25は予測三刺激値評価ステ
ップ、S26は判定ステップ、S27は色変換候補変更
ステップ、S28は色変換特性出力ステップである。
において、求める色変換特性の候補として、一つの色変
換特性候補を選択する。ステップS21における色変換
特性候補(初期値)としては、任意のもの、又は標準的
なもの、又は前回の色変換特性決定の処理において採用
されたものを選択する。
て色変換特性候補が決定された後、入力画像データ発生
ステップS22へと移行する。入力画像データ発生ステ
ップS22においては、所定の入力画像データ(R0、
G0、B0)の組(例えば、60個の入力画像データの
組)を発生する。ここで、入力画像データ発生ステップ
S22において発生される入力画像データの組のそれぞ
れは、図1に示す画像表示装置における入力画像データ
R0、G0、B0に相当し、色変換特性候補の評価に用
いる画像データである。
対象となっている色変換特性に応じて異なるものが用い
られる。例えば、画像表示装置の設計が変ったり、入力
画像データの形式が変ったりすると、入力画像データの
組も異なる変更される。目標とする色再現に対して評価
用の画像データが特に規定されているような場合におい
ては、上記規定されている画像データを使用される入力
画像データの組に含めるべきである。
て入力画像データ(R0、G0、B0)の組が発生され
た後、予測色変換後データ算出ステップS23へと移行
する。予測色変換後データ算出ステップS23において
は、色変換特性候補決定ステップS21において決定さ
れた色変換特性候補を用いて、入力画像データ発生ステ
ップS22において発生された複数(例えば60個)の
入力画像データ(R0、G0、B0)の組から図1に示
す画像表示装置におけるそれぞれ対応する複数(例えば
60個)の色変換後データR3、G3、B3の予測値で
ある予測色変換後データ(これらの予測色変換後データ
も、同じ符号R3、G3、B3で表わされる)の組を算
出する。即ち、各入力画像の組(複数(例えば60個)
の入力画像データの組の各々)から、対応する色変換後
データの組(複数(例えば60個)の色変換後データの
組の各々)を算出する。予測色変換後データは、図1に
示す画像表示装置における入力画像データ処理手段1お
よび色変換手段2(これらはハードウェアで構成されて
いる)の動作をシミュレートすることにより算出するこ
とが可能である。ハードウエアにおける動作と比較し
て、ソフトウエアによるシミュレートは余計に処理時間
はかかるが、ハードウエアにおける動作をソフトウエア
にてシミュレートすること自体は容易である。
おいて予測色変換後データ(R3、G3、B3)の組が
算出された後、予測三刺激値算出ステップS24へと移
行する。予測三刺激値算出ステップS24においては、
図1に示す画像表示装置における画像表示手段5の特性
を用いて、予測色変換後データ算出ステップS23にお
いて発生された複数(例えば60個)の予測色変換後デ
ータ(R3、G3、B3)の組から対応する複数(例え
ば60個)の画像表示手段5に表示される色の三刺激値
の予測値である予測三刺激値(X、Y、Z)の組を算出
する。即ち、各色変換後データの(複数(例えば60
個)の色変換後データの組の各々)から、対応する予測
三刺激値の組(複数(例えば60個)の予測三刺激値の
組の各々)を算出する。
における処理の流れをさらに詳しく示した図である。図
において、S31は予測画像表示データ算出ステップ、
S32はステップ13で算出された予測画像表示データ
に基づく予測三刺激値算出ステップである。予測三刺激
値算出ステップS24においては、まず予測画像表示デ
ータ算出ステップS31にて、予測色変換後データ算出
ステップS23において算出された複数(例えば60
個)の予測色変換後データ(R3、G3、B3)の組か
ら図1に示す画像表示装置における画像表示データR
1、G1、B1の予測値である複数(例えば60個)の
予測画像表示データ(これらも同じ符号R1、G1、B
1で表される)の組を算出する。即ち、各色変換後デー
タの組(複数(例えば60個)の色変換後データの組の
各々)から、対応する予測表示画像データの組(複数
(例えば60個)の予測表示画像データの組の各々)を
算出する。予測画像表示データは、図1に示す画像表示
装置における画像表示データ出力手段4の動作をシミュ
レートすることにより算出することが可能である。例え
ば、画像表示データ出力手段4が、画像表示手段5の特
性に応じた階調補正処理を行う場合、ソフトウエアによ
り同一の階調補正処理を予測色変換後データに施し、予
測画像表示データを算出する。
表示装置の場合は、図1に示す画像表示装置において、
画像表示データ出力手段4が色変換後データR3、G
3、B3をそのまま画像表示データR1、G1、B1と
して出力する場合と等価と考えることができる。このよ
うな場合においては、色変換特性の決定において、予測
色変換後データ(R3、G3、B3)の組をそのまま予
測画像表示データ(R1、G1、B1)の組とすれば良
い。
おいて予測画像表示データ(R1、G1、B1)の組が
算出された後、予測三刺激値算出ステップS32へと移
行する。予測三刺激値算出ステップS32においては、
図1に示す画像表示装置における画像表示手段5の特性
を用いて、複数(例えば60個)の予測画像表示データ
(R1、G1、B1)の組から画像表示手段5に表示さ
れる色の三刺激値の予測値である複数(例えば60個)
の予測三刺激値(X、Y、Z)の組を算出する。即ち、
各予測表示画像データの組(複数(例えば60個)の予
測表示画像データの組の各々)から、対応する予測三刺
激値の組(複数(例えば60個)の予測三刺激値の組の
各々)を算出する。
予測三刺激値(X、Y、Z)の算出には、例えば下記の
式(6)、式(7)、式(8)、および式(9)を用い
ることができる。
(9)において、ARij、AGij、ABij(i=
1〜3、j=1〜5)およびEik(i=1〜3、k=
1〜9)は係数である。また、式(6)、式(7)、式
(8)および式(9)においてARij、AGij、A
Bij、EikおよびXbk、Ybk、Zbkは、図1
に示す画像表示装置における画像表示手段5の特性によ
り固有の値である。ARij、AGij、ABij、E
ikおよびXbk、Ybk、Zbkの値は、図3を参照
して説明したように、例えば、画像表示手段5に入力さ
れる画像表示データが入力画像データと等しくなるよう
に画像表示装置を設定した上で、複数の(例えば120
個の)入力画像データの組に対して画像表示手段5上に
表示される色の三刺激値をあらかじめ測定しておき、入
力画像データの組と得られた測定データを用いた最小自
乗解として求めることが可能である。
いて以下に述べる。関数f(x)を下記の式(10)に
て示す(n+1)個の関数からなる関数系g0(x)、
g1(x)、・・、gn(x)の一次結合p(x,c
0,c1,・・,cn)で表すことを考える。
cnは係数である。関数系g0(x)、g1(x)、・
・、gn(x)において、(m+1)個の離散的な値x
0、x1、・・、xmに対する関数値が与えられる場
合、c0、c1、・・、cnの最小自乗解は下記の式
(11)に示す連立方程式を解くことにより求められ
る。
求める場合、n=4であり、Xmr、YmrまたはZm
rをf(x)、g0(x)をR14、g1(x)をR1
3、g2(x)をR12、g3(x)をR1、g4
(x)を1とすることにより求めることができる。ここ
で、Xmr、Ymr、Zmrは入力画像データR0、G
0、B0をR0=R、G0=0、B0=0としたときの
測定値であり、この時に画像表示データR1、G1、B
1はR1=R、G1=0、B1=0となる。
は、予測画像表示データの赤色成分であるR1によって
画像表示手段5に表示される色のXYZ表色系に基づく
三刺激値の予測値であり、式(7)により得られるX
g、Yg、Zgは、予測画像表示データの緑色成分であ
るG1によって画像表示手段5に表示される色のXYZ
表色系に基づく三刺激値の予測値であり、式(8)によ
り得られるXb、Yb、Zbは、予測画像表示データの
青色成分であるB1によって画像表示手段5に表示され
る色のXYZ表色系に基づく三刺激値の予測値である。
また、式(9)により得られるX、Y、Zは、予測画像
表示データによって画像表示手段5に表示される色のX
YZ表色系に基づく三刺激値の予測値である予測三刺激
値である。
(8)、式(9)により予測三刺激値を算出する効果に
ついて述べる。予測画像表示データから予測三刺激値を
求める方法としては他に、下記の式(12)、式(1
3)を用いる方法が考えられる。
す数値である。また、Xbk1、Ybk1、Zbk1は
黒を表示した時(すなわち(R1,G1,B1)=(0,
0,0))の画像表示手段5上に表示される三刺激値で
あり、Xr1、Yr1、Zr1は赤を表示した時(すな
わち(R1,G1,B1)=(255,0,0))の画像
表示手段5上に表示される三刺激値からXbk1、Yb
k1、Zbk1を減じた値であり、Xg1、Yg1、Z
g1は緑を表示した時(すなわち(R1,G1,B1)=
(0,255,0))の画像表示手段5上に表示される
三刺激値からXbk1、Ybk1、Zbk1を減じた値
であり、Xb1、Yb1、Zb1は青を表示した時(す
なわち(R1,G1,B1)=(0,0,255))の画
像表示手段5上に表示される三刺激値からXbk1、Y
bk1、Zbk1を減じた値である。Xr1、Yr1、
Zr1、Xg1、Yg1、Zg1、Xb1、Yb1、Z
b1およびXbk1、Ybk1、Zbk1の値は、例え
ば、画像表示手段5に入力される画像表示データが入力
画像データと等しくなるように画像表示装置を設定した
上で、それぞれ上記の値の入力画像データの組に対して
画像表示手段5上に表示される色の三刺激値をあらかじ
め測定することにより求めることができる。
示データは8ビットの整数、すなわち0〜255の整数
であることを仮定している。式(12)、式(13)
は、画像表示手段5において2つのことが実現されてい
ることを前提とした算出式である。1つは画像表示手段
5において理想的な加法混色が成立する、すなわちグラ
スマン(Grassmann)の法則が成立することであり、も
う1つは画像表示手段5において下記の式(14)で表
される階調特性が実現されていることである。
式(12)および式(13)により表示される色の予測
三刺激値を計算して求めた結果を実測値と比較してxy
色度図上に示した図であり、予測三刺激値と実測値とに
は差があることが分かる。また、上記式(12)および
式(13)による予測三刺激値と実測値のCIE1976 L*a*
b*表色系に基づく色差式により求められる色差は平均で
4.01であり、最大値で10.98となる。ここで、予測三刺
激値及び実測値は、並びに色差は、図7に示す159色
に対して求めた。
(8)、式(9)により算出される予測三刺激値と実測
値のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求めら
れる色差は平均で2.02であり、最大値で15.50となる。
ここで、予測三刺激値及び実測値は、並びに色差は、同
じく図7に示す159色に対して求めた。このように、
上記式(6)、式(7)、式(8)、式(9)により表
示される色の予測三刺激値を求めることにより、実測値
との色差の平均を小さくすることができる。言換える
と、予測三刺激値の算出精度を高くすることができる。
とする色再現に近付けるための色変換特性を算出する際
においては、算出された色変換特性を用いた結果として
画像表示装置に表示される色と目標とする色再現の色差
を可能な限り小さくする必要がある。同じ設計基準に基
づいて設計された複数の画像表示装置に対して色変換特
性を算出する際には、個々の画像表示装置に対して色変
換特性を求める場合と、複数の画像表示装置の中から標
準的な画像表示装置を抜き出して色変換特性を求める場
合がある。同じ設計基準に基づいて設計された画像表示
装置であっても、画像表示手段の特性のバラツキなどに
より、その色再現特性には画像表示装置間に若干のバラ
ツキが発生する。したがって、本来は個々の画像表示装
置に対して色変換特性を求めた方が高精度の色再現が得
られるのであるが、色再現特性の決定を画像表示装置の
製造個数だけ繰り返す必要が生じ、莫大な時間を要する
ことになる。よって、通常は同じ設計基準の複数の画像
表示装置の中から標準的な画像表示装置を抜き出して色
変換特性を求めることが行われる。この場合は特に、色
変換特性を求める標準的な画像表示装置に対しては可能
な限り高精度にて色変換特性を求めておき、画像表示装
置個々の特性のバラツキによる標準的な画像表示装置以
外の色変換特性の精度の劣化に備える必要がある。この
場合、標準的な画像表示装置における色差は色変換特性
を定めた後の状態における実測値で最悪でも3以下と
し、1前後を目標とする場合が多い。しかし、予測三刺
激値と実測値との差の平均が3以上であると、個々の画
像表示装置の実測値での色差を3以下にするのが極めて
困難である。
測三刺激値の算出精度の悪化要因としては、2つのこと
が考えられる。1つには、画像表示手段における階調特
性が、必ずしも上記の式(14)で表されないこと、も
う1つには、画像表示手段において理想的な加法混色が
必ずしも成立しないことである。例えば、液晶表示装置
に用いられるTN型液晶においては、入力信号の変化(す
なわち印加電圧の変化)に対して液晶の分光透過率特性
が変化することが測定により確認されているものもあ
る。液晶の分光透過率特性の変化は、液晶ディスプレイ
に表示される色の三刺激値の比の変化に直結し、このよ
うな場合においては理想的な加法混色は成立しない。上
記の印加電圧の変化に対する液晶の分光透過率特性の変
化は、実際のTN型液晶が完全に旋光性を満たしているわ
けではなく、若干の複屈折を起こしていることに起因す
ると考えられる。また、画像表示手段において、色チャ
ンネル間のクロストークが発生するような場合には理想
的な加法混色は成り立たない。例えば液晶表示装置にお
いて赤表示時には、本来は緑のセルおよび青のセルにお
いては光が透過しないはずである。それにも関わらず、
緑のセルおよび青のセルにおいて若干の光が透過するよ
うな場合においては、理想的な加法混色は成立しない。
おいて複数(例えば60個)の予測三刺激値の組が算出
された後、予測三刺激値評価ステップS25へと移行す
る。予測三刺激評価ステップS25においては、予測三
刺激値を、目標とする色再現における三刺激値を基準と
して評価を行ない、これにより予測三刺激値の算出に用
いた色変換特性を評価する。
における処理の流れをさらに詳しく示した図である。図
において、S41は目標三刺激値算出ステップ、S42
は色差算出ステップ、S43は色差比較・判定ステップ
である。
て、入力画像データ発生ステップS22において発生さ
れた複数(例えば60個)の入力画像データ(R0、G
0、B0)の組から目標とする色再現における三刺激値
である複数(例えば60個)の目標三刺激値の組を算出
する。目標三刺激値は、目標とする色再現の定義に従っ
て算出することができる。例えば、目標とする色再現が
IEC61966−2−1に定義されるsRGB色空間
である場合には、入力画像データに対して表示されるべ
き三刺激値の値の算出手順が定義されており、その手順
に従って目標三刺激値を算出することになる。
データから規定される階調特性に従って階調変換された
階調変換後データを求める数式と、階調変換後データか
ら三刺激値を求める数式とが記載されており、この数式
に従って計算することによって、目標三刺激値は算出可
能である。
目標三刺激値の組が算出された後、色差算出ステップS
42へと移行する。色差算出ステップS42において
は、予測三刺激値の組と目標三刺激値の組との色差の組
を算出する。
例えばCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求め
ることができる。CIE1976 L*a*b*表色系は、CIE(国際
照明委員会)が1976年に推奨した表色系の1つで、
この座標上で示される2色の色の一定距離が、どの色領
域においても一定の知覚的な色差に対応するように定め
られた均等色空間である。CIE1976 L*a*b*表色系に基づ
く色差式は、色差の算出に一般によく用いられる色差式
である。
CIE1994色差式により求めることもできる。CIE1994色差
式は、CIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式よりもさら
に、求められる色差の大きさが知覚的な色差に一致する
ように修正された色差式である。
激値の組と目標三刺激値の組との色差の組が算出された
後、色差比較・判定ステップS43へと移行する。色差
比較・判定ステップS43においては、色差算出ステッ
プS42にて算出された予測三刺激値の組と目標三刺激
値の組との色差の組をあらかじめ決められた基準値と比
較する。色差の組と基準値との比較においては、色差の
組のうちの最大値を基準値と比較しても良いし、色差の
組の平均値を基準値と比較しても良い。色差算出ステッ
プS42においては、色差の組と基準値との比較結果に
より色差の評価を行い、評価結果を出力する。色差の組
の最大値または平均値が基準値よりも小さい場合に評価
結果として“OK”(評価結果が満足できるものである
ことを示す信号)を出力し、その他の場合には評価結果
として“NG”(評価結果が満足できないことを示す信
号)を出力する。
価結果が出力された後、判定ステップS26に移行し、
評価結果が“OK”の場合は色変換特性出力ステップS
28に移行し、評価結果が“NG”の場合は新規色変換
特性候補決定ステップS27へと移行する。色変換特性
出力ステップS28においては、その時点での色変換特
性候補を、要求を満たす色変換特性として採用して出力
し、色変換特性の決定を終了する。決定された色変換特
性は、上記のように、色変換特性保持手段3に記憶さ
れ、保持されて、画像表示装置の動作の際に利用され
る。
27においては、新たな色変換特性候補を決定し、再び
入力画像データ発生ステップへと移行する。新たな色変
換特性候補の決定方法としては、その時点での色変換特
性候補(直前のステップS23で用いられた色変換特性
候補、即ち直前の処理で用いられた色変換特性候補)に
対して、1つの色に対する1つの成分のみを変化させる
ことが考えられる。例えば、色変換特性が赤色に対する
色変換特性、緑色に対する色変換特性、青色に対する色
変換特性から構成される場合、赤色に対する色変換特性
の1つの成分のみをその時点での色変換特性候補から変
化させて新たな色変換特性候補とする。
の選択ないし決定において、予め用意された複数の色変
換候補のなかから所定の順序で順に選択することもでき
る。また、操作者の経験に頼っても良い。また、例えば
ある成分を変化(例えば増加)させた結果、その前より
も色差が大きくなった場合には、次に該成分に対して逆
の変化(例えば減少)をさせることとしても良い。
が、いずれも評価の結果がNGであった場合、すべての
色変換候補のうちで一番色差の小さい色変換特性候補
を、色変換特性として採用することもできる。
は以上のような処理の流れにより、色変換特性の決定を
行う。入力画像データの組および色変換特性候補に対し
て予測三刺激値を求め、予測三刺激値を評価することに
より色変換特性を算出するので、色変換特性候補を変更
する毎に画像表示手段上に表示される色の三刺激値を測
定する必要はなく、画像表示手段上に表示される色の三
刺激値の測定は、画像表示手段の特性を求める際にのみ
行えば良い。したがって、色変換特性の決定に要する時
間を大幅に短縮することが可能となる。
の測定は、一般に1色につき数秒程度、高精度の測定の
場合には色によっては1色につき1分以上かかる場合も
ある。例えば、図11の方法により、60種類(60
色)の入力画像データの組に対して色変換特性候補の設
定及び確認のための測定を繰返す場合、1色あたり10
秒を要するとすると、色変換特性候補毎に表示される色
の三刺激値をそれぞれ測定するので、各色変換特性候補
ごとに、10分を要することとなる。色変換特性候補の
決定を50回繰り返すと、色変換特性の決定(そのため
の測定)に要する時間は全体で500分となる。
定方法によれば、画像表示手段上に表示される色の三刺
激値の測定は画像表示手段の特性を求める際にのみ行え
ば良い。画像表示手段の特性を求める際に120色の三
刺激値を測定する場合には、この測定に要する時間は全
体で20分である。
算機によって行えば、1つの色変換特性候補に対してせ
いぜい数秒で行うことができる。仮にこれを5秒とする
と、50回繰返すのに要する時間は、250秒、即ち、
4.167分である。これと、画像表示手段の特性の測
定に要する時間(20分)との和は、24.167分で
あり、上記の図11の方法の場合の500分よりも大幅
に短い。
の測定を少数回(極端には1回)行なって、所望の結果
が得られるような場合には、図11の方法の方が合計の
時間が短くてすむ(1回の場合は、10分で済む)こと
になるが、一般には、色変換候補の設定及び確認を30
回以上行なうことが必要である。
精度の測定を行う場合や、より多くの画像データに対し
て表示される色の三刺激値を測定する必要がある場合、
色変換特性候補の決定の繰り返しが更に多くなった場合
には更に大きくなる。
定方法は目標とする色再現における三刺激値と予測三刺
激値を比較することにより色変換特性の決定を行うの
で、sRGBやNTSCなど規格における理想の色再現
に近付けるための色変換特性の決定を行うことが可能と
なり、目標とする色再現における画像のイメージを操作
者が具体的に持っていない場合においても色変換特性の
決定を行うことが可能となる。
定方法により算出された色変換特性を用いた画像表示装
置は、色変換特性の決定に要する時間が短時間であり、
色変換特性決定に関わるコストが少ないという利点があ
る。また、高精度で算出された色変換特性を用いるの
で、目標とする色再現に非常に近い色再現が得られる。
は、予測画像表示データの赤色成分であるR1によって
画像表示手段に表示される色のXYZ表色系に基づく三
刺激値の予測値Xr、Yr、Zrを上記式(6)により
算出し、予測画像表示データの緑色成分であるG1によ
って画像表示手段に表示される色のXYZ表色系に基づ
く三刺激値の予測値Xg、Yg、Zgを上記式(7)に
より算出し、予測画像表示データの青色成分であるB1
によって画像表示手段に表示される色のXYZ表色系に
基づく三刺激値の予測値Xb、Yb、Zbを上記式
(8)により算出するようにしていたが、予測単色三刺
激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Y
b、Zbの算出は他の算式によって行うこともできる。
は、本発明の実施の形態2における予測単色三刺激値X
r、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Yb、Zb
を算出するための算式である。式(15)、式(1
6)、式(17)において、ARij、AGij、AB
ij(i=1〜3、j=1〜7)は係数である。予測単
色三刺激値から予測三刺激値を算出する算式には上記実
施の形態1と同じく上記式(9)を用いるものとする。
また、予測単色三刺激値の算出式以外の処理について
は、上記実施の形態1と同様である。
5)、式(16)、式(17)により予測単色三刺激値
を算出し、上記式(9)を用いて予測単色三刺激値から
予測三刺激値を算出した場合において、予測三刺激値と
実測値のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求
められる色差は平均で1.24であり、最大値で5.05とな
る。ここで、色差は上記実施の形態1の場合と同じく図
7に示す159色に対して求めた。
(6)、式(7)、式(8)により予測単色三刺激値を
算出し、上記式(9)を用いて予測単色三刺激値から予
測三刺激値を算出する上記実施の形態1における色変換
特性決定方法においては、予測三刺激値と実測値のCIE1
976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求められる色差
は平均で2.02であり、最大値で15.50となる。
6)、式(17)を用いて予測単色三刺激値Xr、Y
r、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Yb、Zbを算出
することにより、算出される予測三刺激値と実測値との
色差の最大値および平均をさらに小さくすることができ
る。言換えると、予測三刺激値の算出精度を高くするこ
とができる。
は、予測画像表示データの赤色成分であるR1によって
画像表示手段に表示される色のXYZ表色系に基づく三
刺激値の予測値Xr、Yr、Zrを上記式(15)によ
り算出し、予測画像表示データの緑色成分であるG1に
よって画像表示手段に表示される色のXYZ表色系に基
づく三刺激値の予測値Xg、Yg、Zgを上記式(1
6)により算出し、予測画像表示データの青色成分であ
るB1によって画像表示手段に表示される色のXYZ表
色系に基づく三刺激値の予測値Xb、Yb、Zbを上記
式(17)により算出するようにしていたが、予測単色
三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、
Yb、Zbの算出は他の算式によって行うこともでき
る。
は、本発明の実施の形態3における予測単色三刺激値X
r、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Yb、Zb
を算出するための算式である。式(18)、式(1
9)、式(20)において、ARij、AGij、AB
ij(i=1〜3、j=1〜9)は係数である。予測単
色三刺激値から予測三刺激値を算出する算式には上記実
施の形態2と同じく上記式(9)を用いるものとする。
また、予測単色三刺激値の算出式以外の処理について
は、上記実施の形態2と同様である。
8)、式(19)、式(20)により予測単色三刺激値
を算出し、上記式(9)を用いて予測単色三刺激値から
予測三刺激値を算出した場合において、予測三刺激値と
実測値のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求
められる色差は平均で1.12であり、最大値で4.54とな
る。ここで、色差は上記実施の形態2の場合と同じく図
7に示す159色に対して求めた。
(15)、式(16)、式(17)により予測単色三刺
激値を算出し、上記式(9)を用いて予測単色三刺激値
から予測三刺激値を算出する上記実施の形態2における
色変換特性決定方法においては、予測三刺激値と実測値
のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求められ
る色差は平均で1.24であり、最大値で5.05となる。
9)、式(20)を用いて予測単色三刺激値Xr、Y
r、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Yb、Zbを算出
することにより、算出される予測三刺激値と実測値との
色差の最大値および平均をさらに小さくすることができ
る。言換えると、予測三刺激値の算出精度を高くするこ
とができる。
は、予測画像表示データの赤色成分であるR1によって
画像表示手段に表示される色のXYZ表色系に基づく三
刺激値の予測値Xr、Yr、Zrを上記式(18)によ
り算出し、予測画像表示データの緑色成分であるG1に
よって画像表示手段に表示される色のXYZ表色系に基
づく三刺激値の予測値Xg、Yg、Zgを上記式(1
9)により算出し、予測画像表示データの青色成分であ
るB1によって画像表示手段に表示される色のXYZ表
色系に基づく三刺激値の予測値Xb、Yb、Zbを上記
式(20)により算出するようにしていたが、予測単色
三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、
Yb、Zbの算出は他の算式によって行うこともでき
る。
は、本発明の実施の形態4における予測単色三刺激値X
r、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Yb、Zb
を算出するための算式である。式(21)、式(2
2)、式(23)において、ARij、AGij、AB
ij(i=1〜3、j=1〜11)は係数である。予測
単色三刺激値から予測三刺激値を算出する算式には上記
実施の形態3と同じく上記式(9)を用いるものとす
る。また、予測単色三刺激値の算出式以外の処理につい
ては、上記実施の形態3と同様である。
1)、式(22)、式(23)により予測単色三刺激値
を算出し、上記式(9)を用いて予測単色三刺激値から
予測三刺激値を算出した場合において、予測三刺激値と
実測値のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求
められる色差は平均で1.13であり、最大値で4.17とな
る。ここで、色差は上記実施の形態3の場合と同じく図
7に示す159色に対して求めた。
(18)、式(19)、式(20)により予測単色三刺
激値を算出し、上記式(9)を用いて予測単色三刺激値
から予測三刺激値を算出する上記実施の形態3における
色変換特性決定方法においては、予測三刺激値と実測値
のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求められ
る色差は平均で1.12であり、最大値で4.54となる。
2)、式(23)を用いて予測単色三刺激値Xr、Y
r、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Yb、Zbを算出
することにより、算出される予測三刺激値と実測値との
色差の平均をさらに小さくすることができる。言換える
と、予測三刺激値の算出精度を高くすることができる。
は、予測単色三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、
Zg、Xb、Yb、Zbから予測三刺激値X、Y、Zを
上記式(9)を用いて算出するようにしていたが、予測
単色三刺激値X、Y、Z算出は他の算式によって行うこ
ともできる。
おける予測三刺激値X、Y、Zを算出するための算式で
ある。式(4)において、Eik(i=1〜3、k=1
〜30)は係数である。予測単色三刺激値を算出する算
式には上記実施の形態4と同じく上記式(21)、式
(22)、式(23)を用いるものとする。また、予測
三刺激値の算出式以外の処理については、上記実施の形
態4と同様である。
1)、式(22)、式(23)により予測単色三刺激値
を算出し、上記式(4)を用いて予測単色三刺激値から
予測三刺激値を算出した場合において、予測三刺激値と
実測値のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求
められる色差は平均で0.59であり、最大値で7.93とな
る。ここで、色差は上記実施の形態4の場合と同じく図
7に示す159色に対して求めた。
(21)、式(22)、式(23)により予測単色三刺
激値を算出し、上記式(9)を用いて予測単色三刺激値
から予測三刺激値を算出する上記実施の形態4における
色変換特性決定方法においては、予測三刺激値と実測値
のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求められ
る色差は平均で1.13であり、最大値で4.17となる。
三刺激値X、Y、Zを算出することにより、算出される
予測三刺激値と実測値との色差の平均をさらに小さくす
ることができる。言換えると、全体的な予測三刺激値の
算出精度を高くすることができる。
は、予測単色三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、
Zg、Xb、Yb、Zbから予測三刺激値X、Y、Zを
上記式(4)を用いて算出するようにしていたが、予測
単色三刺激値X、Y、Z算出は他の算式によって行うこ
ともできる。
おける予測三刺激値X、Y、Zを算出するための算式で
ある。式(5)において、Eik(i=1〜3、k=1
〜39)は係数である。予測単色三刺激値を算出する算
式には上記実施の形態5と同じく上記式(21)、式
(22)、式(23)を用いるものとする。また、予測
三刺激値の算出式以外の処理については、上記実施の形
態5と同様である。
1)、式(22)、式(23)により予測単色三刺激値
を算出し、上記式(5)を用いて予測単色三刺激値から
予測三刺激値を算出した場合において、予測三刺激値と
実測値のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求
められる色差は平均で0.52であり、最大値で5.50とな
る。ここで、色差は上記実施の形態4の場合と同じく図
7に示す159色に対して求めた。
(21)、式(22)、式(23)により予測単色三刺
激値を算出し、上記式(4)を用いて予測単色三刺激値
から予測三刺激値を算出する上記実施の形態5における
色変換特性決定方法においては、予測三刺激値と実測値
のCIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求められ
る色差は平均で0.59であり、最大値で7.93となる。
決定方法による算出式を用いて予測三刺激値を計算して
求めた結果を実測値と比較してxy色度図上に示した図
であり、予測三刺激値と実測値はかなり一致しているこ
とが分かる。
三刺激値X、Y、Zを算出することにより、算出される
予測三刺激値と実測値との色差の平均をさらに小さくす
ることができる。言換えると、全体的な予測三刺激値の
算出精度を高くすることができる。
段の特性の測定は、120色について行ない、色変換特
性の決定の際の予測三刺激値の算出は60色について行
なったが、これらの色の数はこれに限定されない。例え
ば、画像表示手段の特性の測定を図5に示す159色に
ついて行なっても良い。
刺激値を予測演算により求めているので、色変換特性候
補を設定(初期設定及び変更)する毎に画像表示手段
(5)上に表示される色の三刺激値を測定する必要はな
く、画像表示手段上に表示される色の三刺激値の測定
は、予測掲載に用いる画像表示手段の特性を求める際に
のみ行えば良い。したがって、色変換特性の決定に要す
る時間を大幅に短縮することが可能となる。また、目標
とする色再現における三刺激値と予測三刺激値を比較す
ることにより色変換特性の決定を行うので、sRGBや
NTSCなどの規格における理想の色再現に近付けるた
めの色変換特性の決定を行うことが可能となり、目標と
する色再現における画像のイメージを操作者が具体的に
持っていない場合においても色変換特性の決定を行うこ
とが可能となるという効果がある。
装置において、色変換手段(2)から出力される色変換
後データと画像表示手段(5)に入力される画像表示デ
ータが異なる場合でも色変換特性の決定が可能となると
いう効果がある。
装置において、色変換手段(2)から出力される色変換
後データと画像表示手段(5)に入力される画像表示デ
ータが等しい場合(例えば、色変換手段(2)の出力が
そのまま画像表示手段(5)に入力されている場合)で
も色変換特性の決定が可能となるという効果がある。
激値を色差を用いて評価することができ、操作者の主観
的な(人間の視覚による)評価に頼らない色変換特性の
決定が可能となるという効果がある。
いられているXYZ表色系に基づく三刺激値を用いて色
変換特性の決定を行うことができるという効果がある。
間であり、かつ、色差の算出に幅広く用いられるCIE197
6 L*a*b*表色系に基づく色差式にて色差の評価を行うこ
とができるという効果がある。
る色差の大きさが知覚的な色差への一致性が高いCIE199
4色差式にて色差の評価を行うことができるという効果
がある。
予測三刺激値を求めることが可能となるという効果があ
る。
三刺激値を高精度で算出することが可能となるという効
果がある。
加算からなる簡単な式を用いて予測単色三刺激値を高精
度で算出することが可能となるという効果がある。
色三刺激値を用いて高精度で予測三刺激値を算出するこ
とが可能となるという効果がある。
加算からなる簡単な式を用いて予測三刺激値を高精度で
算出することが可能となるという効果がある。
も含めた式を用いて予測三刺激値をさらに高精度で算出
することが可能となるという効果がある。
特性の決定に要する時間を大幅に短縮することが可能と
なる。また、目標とする色再現における三刺激値と予測
三刺激値を比較することにより色変換特性の決定を行う
請求項によれば、sRGBやNTSCなど規格における
理想の色再現に近付けるための色変換特性の決定を行う
ことが可能となり、目標とする色再現における画像のイ
メージを操作者が具体的に持っていない場合においても
色変換特性の決定を行うことが可能となるという効果が
ある。
1乃至14の方法をコンピュータシステムにより実施さ
せることができる。
定方法により算出される色変換特性を用いて画像の表示
を行う画像表示装置の一例を示すブロック図である。
の実施に用いられる測定装置及びコンピュータシステム
を示すブロック図である。
性の測定の処理の流れを示すフローチャートである。
方法の処理の流れを示すフローチャートである。
方法における予測三刺激値算出ステップS24の処理の
流れを示すフローチャートである。
上に示した図である。
の信号値を示す図である。
方法における予測三刺激値評価ステップS25の処理の
流れを示す図である。
方法における算出式を用いて求めた予測三刺激値を実測
値と比較してxy色度図上に示した図である。
である。
を示す図である。
色変換特性保持手段、 4 画像表示データ出力手
段、 5 画像表示手段、 6 測定装置、 7コンピ
ュータシステム、 8 プロセッサ、 9 プログラム
メモリ、 10データメモリ、 11, 12 インタ
ーフェイス、 14 記憶媒体、 S11 画像表示装
置設定ステップ、 S12 三刺激値測定ステップ、
S13特性係数算出ステップ、 S21 色変換特性候
補決定ステップ、 S22入力画像データ発生ステッ
プ、 S23 予測色変換後データ算出ステップ、S2
4 予測三刺激値算出ステップ、 S25 予測三刺激
値評価ステップ、S26 色変換特性出力ステップ、
S27 新規色変換候補決定ステップ、S31 予測画
像表示データ算出ステップ、 S32 予測三刺激値算
出ステップ、 S41 目標三刺激値算出ステップ、
S42 色差算出ステップ、 S43 色差比較・判定
ステップ。
Claims (15)
- 【請求項1】 色変換特性を保持する色変換特性保持手
段(3)と、上記色変換特性を参照して3色以上で表現
する画像データを画素毎に色変換する色変換手段(2)
と、前記色変換手段(2)で色変換された画像データに
基づく表示を行う画像表示手段(5)とを有する画像表
示装置における上記色変換特性の決定方法において、
(a) 上記色変換特性の候補である色変換特性候補を
設定するステップ(S21、S27)と、(b) 所定
の入力画像データの組を発生するステップ(S22)
と、(c) 上記設定された色変換候補を用いて、上記
入力画像データを入力したときに上記色変換手段から出
力されるデータの予測値である予測色変換後データを算
出するステップ(S23)と、(d) 上記予測色変換
後データを与えたときに上記画像表示手段に表示される
色の三刺激値の予測値である予測三刺激値を算出するス
テップ(S24)と、(e) 上記予測三刺激値を評価
するステップ(S25)とを有し、 上記予測三刺激値の評価の結果、上記予測三刺激値が所
定の条件を満たさない場合には新たな色変換特性候補を
決定して、上記ステップ(c)、(d)、(e)を繰返
し、 上記予測三刺激値の評価の結果、上記予測三刺激値が所
定の条件を満たす場合には、そのとき用いられた上記色
変換特性候補を上記色変換特性として採用するステップ
(S7)を更に有することを特徴とする色変換特性決定
方法。 - 【請求項2】 上記予測三刺激値を算出するステップ
(d)は、(d1) 上記予測色変換後データから上記
画像表示手段に入力されるデータの予測値である予測画
像表示データを算出するステップ(S31)と、(d
2) 上記予測画像表示データから上記画像表示手段に
表示される色の三刺激値の予測値である予測三刺激値を
算出するステップ(S32)とを有することを特徴とす
る請求項1に記載の色変換特性決定方法。 - 【請求項3】 上記予測画像表示データが上記予測色変
換後データと等しいことを特徴とする請求項2に記載の
色変換特性決定方法。 - 【請求項4】 上記予測三刺激値を評価するステップ
(e)は、(e1) 上記入力画像データから目標とす
る色再現特性における三刺激値である目標三刺激値を算
出するステップ(S41)と、(e2) 上記予測三刺
激値と上記目標三刺激値の色差を算出するステップ(S
42)と、(e3) 上記ステップ(e2)で算出され
た上記ステップ(e2)で算出された上記予測三刺激値
と上記目標三刺激値の色差を所定の基準値と比較するス
テップ(S43)とを有することを特徴とする請求項1
に記載の色変換特性決定方法。 - 【請求項5】 上記三刺激値は、XYZ表色系に基づく
三刺激値であることを特徴とする請求項1に記載の色変
換特性決定方法。 - 【請求項6】 上記予測三刺激値と上記目標三刺激値の
色差は、CIE1976 L*a*b*表色系に基づく色差式により求
められる色差であることを特徴とする請求項5に記載の
色変換特性決定方法。 - 【請求項7】 上記予測三刺激値と上記目標三刺激値の
色差は、CIE1994色差式により求められる色差であるこ
とを特徴とする請求項5に記載の色変換特性決定方法。 - 【請求項8】 上記予測三刺激値を算出するステップ
(d2)は、(d21) 上記予測画像表示データの各
単色成分から上記画像表示手段に表示される色の三刺激
値の予測値である予測単色三刺激値を算出するステップ
と、(d22) 上記予測単色三刺激値を用いて上記予
測三刺激値を算出するステップとを備えることを特徴と
する請求項2又は請求項3に記載の色変換特性決定方
法。 - 【請求項9】 上記予測単色三刺激値を算出するステッ
プ(d21)において、上記予測画像表示データを用い
た高次多項式により予測単色三刺激値を算出することを
特徴とする請求項8に記載の色変換特性決定方法。 - 【請求項10】 上記予測単色三刺激値を算出するステ
ップにおいて、上記予測画像表示データR1、G1、B
1および係数ARij、AGij、ABij(i=1〜
3、j=1〜n、nは3以上の整数)を用いた下記の式
(1)乃至式(3)により予測単色三刺激値Xr、Y
r、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、Yb、Zbを算出
することを特徴とする請求項9に記載の色変換特性決定
方法。 【数1】 【数2】 【数3】 - 【請求項11】 上記予測単色三刺激値から上記予測三
刺激値を算出するステップ(d22)で、上記予測単色
三刺激値を用いた多項式により予測三刺激値を算出する
ことを特徴とする請求項8に記載の色変換特性決定方
法。 - 【請求項12】 上記予測単色三刺激値から上記予測三
刺激値を算出するステップ(d22)で、上記予測単色
三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、
Yb、Zbおよび係数Eik(i=1〜3、k=1〜3
0)を用いた下記の式(4)により予測三刺激値X、
Y、Zを算出することを特徴とする請求項11に記載の
色変換特性決定方法。 【数4】 - 【請求項13】 上記予測単色三刺激値から上記予測三
刺激値を算出するステップ(d22)で、上記予測単色
三刺激値Xr、Yr、Zr、Xg、Yg、Zg、Xb、
Yb、Zbおよび係数Eik(i=1〜3、k=1〜3
9)を用いた下記の式(5)により予測三刺激値X、
Y、Zを算出することを特徴とする請求項11に記載の
色変換特性決定方法。 【数5】 - 【請求項14】 色変換特性を保持する色変換特性保持
手段(3)と、上記色変換特性を参照して3色以上で表
現する画像データを画素毎に色変換する色変換手段
(2)と、前記色変換手段(2)で色変換された画像デ
ータに基づく表示を行う画像表示手段(5)とを有する
画像表示装置において、 請求項1乃至13のいずれかに記載の方法で決定された
色変換特性が上記色変換特性保持手段に保持されている
ことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項15】 コンピュータシステムにより読取り可
能であり、請求項1乃至13のいずれかに記載の方法を
コンピュータシステムに行なわせるためのコンピュータ
プログラムを記憶した記憶媒体。
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