JP2002278537A - 画像処理装置、および、画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、および、画像処理方法

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JP2002278537A JP2001083290A JP2001083290A JP2002278537A JP 2002278537 A JP2002278537 A JP 2002278537A JP 2001083290 A JP2001083290 A JP 2001083290A JP 2001083290 A JP2001083290 A JP 2001083290A JP 2002278537 A JP2002278537 A JP 2002278537A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚情報を変換するための補正係数を用い
て、視覚障害者の視野を考慮した画像を忠実に再現した
り、視覚障害者の視野に対応した画像を矯正して鮮明な
画像を作成することにより、視覚障害者のバリア軽減を
図ること。 【解決手段】 シミュレーション対象者のためのデータ
であって、XYZ表色系の色度座標を有する視覚特性デ
ータを用い、視覚再現のための画像を入力し、視覚特性
データに基づいて、色度座標のXYZ表色系における値
の変換を行って入力された画像を補正し、補正された画
像に基づいてシミュレーション対象者の視覚状況を再現
した再現画像を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚特性の差異に
よる物体の見え方の違いを確認するための視覚シミュレ
ーション装置や、水晶体の透過特性等の視覚機能が変化
した高齢者や視覚障害者が使用する端末等に適用可能
な、画像処理装置、および、画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】日本では、現在、急激な高齢化が進んで
おり、やがては人口の1/4が高齢者と言う高齢者社会
を迎える。その一方で、高齢者の加齢による水晶体の黄
変は、程度の差異はあるものの、全ての高齢者に生じる
ものであり、やがて人口のほぼ1/4は高齢者特有の視
覚に何らかの障害を抱えることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】加齢とともに、眼の水
晶体が黄変することは一般的に知られている。これに伴
ない、高齢者の視覚特性も加齢と共に変化し続け、視界
の色合いも若年・壮年健常者とは異なる傾向を示す。
【0004】このような状況下において、従来、高齢者
の身の回りにある家庭用電気製品、家庭用事務機器は、
若年健常者の使用を想定して製品の開発が行われ、設計
時に上記のような高齢者特有の視覚特性を十分に考慮し
て、シミュレーションされてはいない。よって、高齢者
は、これらの製品の使用に当って、使いづらさを感じる
場合がままある。
【0005】また、現在65歳以上の就労者は高齢者の
ほぼ65%にあたるのにも拘わらず、オフィス用事務機
器に至っては、ほとんど高齢者の使用を考慮しておら
ず、使用者が一律に青年・壮年健常者の標準的な視覚特
性を有していることを前提としていた。このため、高齢
者の就労に障害を与えている。
【0006】さらに、生涯学習や福祉システムの利用等
の現場に高齢者が情報機器に接する機会が増加してい
る。しかしながら、一般的な情報機器は青年、壮年層を
ターゲットとして開発、製造されており、高齢者にはこ
れらの情報機器のよる表示が鮮明に見えないという問題
が生じている。
【0007】そこで、本発明の目的は、視覚情報を変換
するための補正係数を用いて、視覚障害者の視野を考慮
した画像を忠実に再現することにより、視覚障害者のバ
リア軽減を図ることが可能な、画像処理装置、および、
画像処理方法に関する。
【0008】また、本発明の他の目的は、視覚情報を変
換するための補正係数を用いて、視覚障害者の視野に対
応した画像を矯正して鮮明な画像を作成することによ
り、視覚障害者のバリア軽減を図ることが可能な、画像
処理装置、および、画像処理方法に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、視覚再現のた
めの画像処理を行う装置であって、前記視覚再現のため
の入力画像を記憶する画像記憶手段と、シミュレーショ
ン対象者のためのデータであって、XYZ表色系の色度
座標を有する視覚特性データを記憶する視覚特性データ
記憶手段と、前記視覚特性データに基づいて、色度座標
のXYZ表色系における値の変換を行って前記入力画像
を補正する色変換手段と、前記補正された画像に基づい
て、前記シミュレーション対象者の視覚状況を再現した
再現画像を出力する手段とを具えることによって、画像
処理装置を構成する。
【0010】本発明は、視覚矯正のための画像処理を行
う装置であって、前記視覚矯正のための入力画像を記憶
する画像記憶手段と、使用対象者のためのデータであっ
て、XYZ表色系の色度座標を有する視覚特性データを
記憶する視覚特性データ記憶手段と、前記視覚特性デー
タに基づいて、色度座標のXYZ表色系における値の変
換を行って前記入力画像を補正する色変換手段と、前記
補正された画像に基づいて、前記使用対象者の視覚状況
に矯正された矯正画像を出力する手段とを具えることに
よって、画像処理装置を構成する。
【0011】本発明は、視覚再現のための画像処理を行
う方法であって、シミュレーション対象者のためのデー
タであって、XYZ表色系の色度座標を有する視覚特性
データを用い、前記視覚再現のための画像を入力する工
程と、前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXY
Z表色系における値の変換を行って前記入力された画像
を補正する工程と、前記補正された画像に基づいて、前
記シミュレーション対象者の視覚状況を再現した再現画
像を出力する工程とを具えることによって、画像処理方
法を提供する。
【0012】本発明は、視覚矯正のための画像処理を行
う方法であって、使用対象者のためのデータであって、
XYZ表色系の色度座標を有する視覚特性データを用
い、前記視覚矯正のための画像を入力する工程と、前記
視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色系に
おける値の変換を行って前記入力された画像を補正する
工程と、前記補正された画像に基づいて、前記使用対象
者の視覚状況に矯正された矯正画像を出力する工程とを
具えることによって、画像処理方法を提供する。
【0013】本発明は、コンピュータによって、視覚再
現のための画像処理制御を行うためのプログラムを記録
した媒体であって、シミュレーション対象者のためのデ
ータであって、XYZ表色系の色度座標を有する視覚特
性データを用い、該制御プログラムはコンピュータに、
前記視覚再現のための画像を入力させ、前記視覚特性デ
ータに基づいて、色度座標のXYZ表色系における値の
変換を行って前記入力させた画像を補正させ、前記補正
させた画像に基づいて、前記シミュレーション対象者の
視覚状況を再現させた再現画像を出力させることによっ
て、画像処理制御プログラムを記録した媒体を提供す
る。
【0014】本発明は、コンピュータによって、視覚矯
正のための画像処理制御を行うためのプログラムを記録
した媒体であって、使用対象者のためのデータであっ
て、XYZ表色系の色度座標を有する視覚特性データを
用い、該制御プログラムはコンピュータに、前記視覚再
現のための画像を入力させ、前記視覚特性データに基づ
いて、色度座標のXYZ表色系における値の変換を行っ
て前記入力させた画像を補正させ、前記補正された画像
に基づいて、前記使用対象者の視覚状況に矯正された矯
正画像を出力させることによって、画像処理制御プログ
ラムを記録した媒体を提供する。
【0015】本発明は、視覚再現のための画像処理制御
を行うためのプログラムであって、該プログラムは、コ
ンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録され
ており、シミュレーション対象者のためのデータであっ
て、XYZ表色系の色度座標を有する視覚特性データを
用い、前記視覚再現のための画像を入力する工程と、前
記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色系
における値の変換を行って前記入力された画像を補正す
る工程と、前記補正された画像に基づいて、前記シミュ
レーション対象者の視覚状況を再現した再現画像を出力
する工程とを具えることによって、画像処理制御プログ
ラムを提供する。
【0016】本発明は、視覚矯正のための画像処理制御
を行うためのプログラムであって、該プログラムは、コ
ンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録され
ており、使用対象者のためのデータであって、XYZ表
色系の色度座標を有する視覚特性データを用い、前記視
覚矯正のための画像を入力する工程と、前記視覚特性デ
ータに基づいて、色度座標のXYZ表色系における値の
変換を行って前記入力された画像を補正する工程と、前
記補正された画像に基づいて、前記使用対象者の視覚状
況に矯正された矯正画像を出力する工程とを具えること
によって、画像処理制御プログラムを提供する。
【0017】ここで、視覚特性データ記憶手段に記憶さ
れた視覚特性データは、XYZ表色系の値各々に対する
比例係数を有し、該比例係数の値は、若年健常者の視覚
に対して所定の関係を保つデータによって構成してもよ
い。
【0018】比例係数の値は、若年健常者の視覚に対し
て、Xは1.00〜2.25倍、Yは1.00〜2.1
7倍、Zは1.00〜2.41倍となると同時に、Yを
1とした場合に、Xは1.026±0.151、Zは
1.130±0.074の関係を保つようにしてもよ
い。
【0019】視覚特性データ記憶手段に記憶された視覚
特性データは、予め決まった所定の表示色を示す色テー
ブルと、該色テーブルに対応する前記シミュレーション
対象者の視覚状況による表示色を示す色テーブルとによ
って構成してもよい。
【0020】シミュレーション対象者は、加齢による水
晶体の黄変がある高齢者であり、該高齢者の視覚状況を
再現してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0022】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図6に基づいて説明する。
【0023】本例では、高齢者の視覚特性においても判
別できるような製品の配色(特に文字・マークなど表示
の配色)を、高齢者の視覚状況を知りえないデザイナ
ー、設計者であっても適切に設定できるようにする場合
の例である。
【0024】そこで、デザイナー、設計者が、特に高齢
者・視覚健常者がともに使用する製品の設計時等に使用
する、視覚特性を再現するシミュレーション用の画像処
理装置を例に挙げて説明する。
【0025】(システム構成)図1は、本発明に適用可
能な画像処理装置の概略構成を示す。
【0026】本装置は、画像を入力する画像入力部1
と、入力画像を一時的に記憶する画像データ記憶部2
と、CPU、本発明に係る制御プログラム等の各種のプ
ログラムを記憶したROM、各種の演算処理を行うRA
M等を含み、シミュレーション対象者用の色変換テーブ
ル20,21(後述する図5参照)等からなる視覚特性
データ5aを用いて入力画像の色変換処理を実行する画
像データ処理部3と、画像処理されたデータを表示又は
印刷する画像データ出力部4と、シミュレーション対象
者用の視覚特性データ5aを記憶する視覚特性データ記
憶部5と、ぼやけ特性データ記憶部6と、グレア特性デ
ータ記憶部7とを備えて構成される。
【0027】(システム動作)本装置の動作を、図2の
フローチャートに基づいて説明する。
【0028】ステップS1では、画像入力部1におい
て、視覚再現用の画像(すなわち、若年健常者が見る画
像10)を入力する。
【0029】ステップS2では、画像入力部1により入
力された画像10を、画像データ記憶部2に一度記憶さ
せる。
【0030】ステップS3では、視覚特性データ記憶部
5に記憶されている視覚特性データ5aのうち、予め指
定したシミュレーション対象者用の視覚データを用いて
画像処理、すなわち画像データ処理部3において入力さ
れた画像10の色変換処理を行う。
【0031】ステップS4では、画像データ出力部4に
おいて、その画像処理の結果として、シミュレーション
対象者の視覚状況を再現した再現画像(すなわち、高齢
者が見る画像11)を出力する。
【0032】(再現処理:シミュレーション)次に、高
齢者の視野状態をシミュレーションにて再現する再現処
理について説明する。
【0033】一般的に高齢者の視覚の変化としては、 1)眼の水晶体の黄変による、視界の色あい/明度の変
化 2)焦点の調節力の低下による、ぼやけ 3)水晶体の混濁によるグレア(まぶしさ)などが挙げ
られる。
【0034】本例においては、特に「1)眼の水晶体の
黄変による、視界の色合い/明度の変化」について、特
に着目する。なお、その他の事項については、ここでは
詳細に説明しないが、例えば「2)焦点の調節力の低下
による、ぼやけ」と「3)水晶体の混濁によるグレア
(まぶしさ)」については、エッジ強調やコントラスト
を上げるなどの手法で問題を緩和することができると考
えられる。
【0035】以下、「眼の水晶体の黄変による視界の色
合い/明度の変化」を緩和するべく、視覚特性データ記
憶部5に記憶されている視覚特性データ5aに基づい
て、画像データ処理部3にて行う具体的な手段について
説明する。
【0036】図3は、高齢者(白内障患者)の若年健常
者に対する透過率分布100を示す視覚特性グラフであ
る。
【0037】この視覚特性グラフの透過率分布100に
より、高齢者は、若年健常者に対して、視野は暗く(明
るさが半分程度)で、かつ、可視域の短波長が寄り(特
に青域)において、水晶体の透過率が低くなっている。
このような透過率分布100をもとにして、一般的に
は、高齢者の視野は、暗く、かつ、黄色っぽく見えるも
のとされることから、この高齢者の視野状態をシミュレ
ーションによって再現する。
【0038】(補正係数)一般に、色には、各々特有の
分光分布がある。これらの分光分布は、以下の計算を実
行することによって、XYZ表色系の値として表すこと
ができる。
【0039】
【数1】
【0040】
【数2】
【0041】
【数3】
【0042】ここで、S(λ):照明光の相対分光分布
【0043】
【外1】
【0044】:色固有の等色関数
【0045】
【数4】
【0046】波長域は、可視域(例えば、380nm〜
780nm)
【0047】
【数5】
【0048】
【数6】
【0049】
【数7】
【0050】という関係があるため、分光分布をXYZ
の値へと変換できる。
【0051】上記(1)〜(6)式を参考にして、視野
を再現するには、各色の表色系XYZの値に対し、視覚
特性データ記憶部5にXYZの各々の比例係数として、
若年健常者の視覚に対して、Xは1.00〜2.25
倍、Yは1.00〜2.17倍、Zは1.00〜2.4
1倍となると同時に、Yを1とした場合に、Xは1.0
26±0.151、Zは1.130±0.074の関係
を保つ比例係数を記憶するものとする。そして、画像デ
ータ処理部3において色変換の画像処理を行う際には、
この比例係数を用いて行う。
【0052】ここで、比例係数の具体的な例について説
明する。
【0053】図4(a)は、ある基準となる色(例え
ば、青色)の分光分布110を示す。図4(b)は、そ
の図4(a)の青色に対して、若年健常者の見え方を表
現した分光分布120を示す。図4(c)は、その図4
(a)の青色に対して、高齢者の見え方を表現した分光
分布130を示す。
【0054】この場合、若年健常者の見え方は、基準と
なる青色の分光分布110と同じである。これに対し
て、高齢者の見え方は、若年健常者の見え方に比べて、
反射率がやや低くなり、分布形状も変化している。
【0055】図4(b)の若年健常者の分光分布120
を、XYZ表色系に換算すると、 X(若)=9.38 …(7) Y(若)=14.78 …(8) Z(若)=21.17 …(9) となる。
【0056】図4(c)の高齢者の分光分布130を、
XYZ表色系に換算すると、 X(高)=4.58 …(10) Y(高)=7.58 …(11) Z(高)=9.76 …(12) となる。
【0057】(7)式〜(12)式から、 X(若)/X(高)=2.05=Kx …(13) X(若)/X(高)=1.95=Ky …(14) X(若)/X(高)=2.17=Kz …(15) の関係が得られる。
【0058】これら(13)式〜(15)式の値を比例
係数とするものであり、異なる色でも、この比例関係は
成立する。
【0059】そして、本例における高齢者の視野再生で
は、高齢者の分光分布130に図3の透過率分布100
を掛け合わせて、 (入力画像(若年健常者)の色のXYZ値)/(Kx) …(16) (若しくはKy、Kz)とすることにより、高齢者の視
野色/暗さを容易に再現できる。なお、数値範囲につい
ては、高齢者の水晶体の黄変の程度に対応できるように
数値範囲を設ける。
【0060】このような比例係数の関係を保つことによ
り、水晶体の加齢により徐々に程度の変化する視野の暗
化と黄変に対応した色を再現することが可能となる。
【0061】また、色を再現する具体的な例として、画
像データ処理部3における色変換方法は、予め決めた表
示色と、これに対応するシミュレーション対象者の視覚
状況による表示色とが、色サンプルとしてテーブル状に
設けてもよい。
【0062】図5は、色変換テーブルの1例を示す。
【0063】予め決まっている使用色256色、102
4色、若しくは他の色数に対して、色を、標準色として
図5(a)に示す色変換テーブル20を持ち、これに対
応する高齢者視野色として図5(b)に示す色変換テー
ブル21を持つ。又は、使用色に対して、その都度、上
記の色変換を行うものでもよい。
【0064】このような色変換テーブル20,21は、
必ずしもXYZ表色系でなくとも、テーブル自体は、例
えばL*a*b*やxyY、L*u*v*などの色空間
の値が表示、若しくは、これらの値に基づいて表示して
もよい。
【0065】また、実際に色変換テーブルの形式で表示
できなくとも、本装置内において、値のテーブルとして
所定の色を特定し、これに対して変換する色を特定でき
る形式をとっていればよい。
【0066】なお、シミュレーションを行う際の光源環
境については、日本工業規格で定めている標準光(A光
源、C光源、D65光源等)より1つを選択するものと
する。ここでは、標準的に、色合いの変化の少ない標準
光D65を選ぶようにしておいてもよい。
【0067】また、シミュレーション対象の視覚特性再
現の処理の有無は、必要に応じて選択できるものでもよ
いし、一旦選択を行った後は継続して処理を行うように
してもよい。
【0068】また、画像の入力に関しては、イメージス
キャナ、デジタルカメラ等の入力機器による画像を取り
込んでもよいし、他の端末で作成した画像を取り込む、
若しくは本例で作成した画像を使用する等でもよい。
【0069】上述したように、若年健常者に対する70
歳程度の高齢者の眼の水晶体の分光透過率の分布を、忠
実に再現するフィルタと同等な色の再現が可能となるの
で、高齢者の視覚特性においても判別できるような、製
品の配色(特に文字・マークなど表示の配色)を、高齢
者の視覚状況を知りえないデザイナー、設計者であって
も適切に設定することが可能となる。
【0070】また、このような再生処理により、デザイ
ナー、設計者が、特に高齢者・視覚健常者がともに使用
する製品の設計時等に使用する、視覚特性を再現するシ
ミュレーション用の画像処理装置や画像表示装置を作製
することが可能となる。
【0071】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図6〜図7に基づいて説明する。なお、前述し
た第1の例と同一部分についてはその説明を省略し、同
一符号を付す。
【0072】本例では、高齢者の視覚特性を補正した表
示を行う場合の例である。
【0073】ここでは、利用者の指示により、簡単に利
用者の状態に応じた表示をすることができる高齢者用表
示装置を例に挙げて説明する。
【0074】(システム構成)図6は、本発明に適用可
能な画像処理装置の概略構成を示す。
【0075】本装置の基本的な構成は、前述した図1と
同じである。視覚特性データ記憶部5は、使用者対象者
用の視覚特性データ5aを記憶している。画像データ処
理部3は、この視覚特性データ5aを用いて入力画像の
色変換処理を実行する。
【0076】(システム動作)本装置の動作を、図7の
フローチャートに基づいて説明する。
【0077】ステップS11では、画像入力部1におい
て、視覚矯正用の画像(すなわち、高齢者が見る画像4
0)を入力する。
【0078】ステップS12では、画像入力部1により
入力された画像10を、画像データ記憶部2に一度記憶
させる。
【0079】ステップS13では、視覚特性データ記憶
部5に記憶されている視覚特性データ5aのうち、予め
指定した補正を行う矯正対象用の視覚データを用いて画
像処理、すなわち画像データ処理部3において入力され
た画像10の色変換処理を行う。
【0080】ステップS14では、画像データ出力部4
において、その画像処理の結果として、使用対象者の視
覚状況に矯正した矯正画像(すなわち、使用者が見る画
像41)を出力する。
【0081】(矯正処理)次に、高齢者の視野状態を色
変換の画像処理によって補正して矯正する例について説
明する。
【0082】本例においても、前述した項目1)〜4)
のうち、特に1)眼の水晶体の黄変による、視界の色合
い/明度の変化」に、特に着目する。他の事項2)〜
4)にいては、ここでは詳細を述べないが、エッジ強調
やコントラストを上げるなどの手法で問題を緩和するこ
とができると考えられる。
【0083】以下、「眼の水晶体の黄変による視界の色
合い/明度の変化」を補正するべく、視覚特性データ記
憶部5に記憶されている視覚特性データ5aに基づいて
画像データ処理部3にて行う具体的な手段について述べ
る。なお、比例係数を用いた色変換処理については、前
述した第1の例に示した(1)式〜(15)式と同様で
あり、ここでの詳細な説明については省略する。
【0084】本例においても、前述した図3を用いて、
高齢者の若年健常者に対する視覚特性グラフの透過率分
布100に基づいて、高齢者の視野状態を補正する。
【0085】前述した(1)式〜(6)式を参考にし
て、この高齢者の視野に対して補正するには、各色の表
色系XYZの値に対して、視覚特性データ記憶部5にX
YZ各々の比例係数として、使用者の視覚に対して、若
年健常者の視覚が、Xは1.00〜2.25倍、Yは
1.00〜2.17倍、Zは1.00〜2.41倍とな
ると同時に、Yを1とした場合に、Xは1.018±
0.147、Zは0.893±0.058の関係を保つ
比例係数を記憶するものとする。そして、画像データ処
理部3において色変換処理を行う際には、その比例係数
を用いて行う。
【0086】前述した(13)式〜(15)式の値が比
例係数としているものであり、異なる色でも、この比例
関係は成立する。
【0087】そして、本例における高齢者の視野矯正で
は、高齢者の分光分布130に図3の透過率分布100
を掛け合わせ、 (入力画像(高齢者)の色のXYZ値)×(Kx) …(17) (若しくはKy、Kz)とすることにより、高齢者の視
野色/暗さを容易に補正することができる。なお、数値
範囲については、高齢者の水晶体の黄変の程度に対応で
きるように数値範囲を設ける。
【0088】このような比例係数の関係を保つことによ
り、水晶体の加齢による黄変に対応した色を補正するこ
とが可能となる。
【0089】その具体的な形態として、画像データ処理
部3における色変換方法は、予め表示色と、これに対応
するシミュレーション対象者の視覚状況による表示色と
を、色サンプルとしてテーブル状に設けてもよい。
【0090】この際、前述した図5でも説明したよう
に、予め決まっている使用色256色、1024色、若
しくは他の色数に対して、色を、標準色として色変換テ
ーブル30を持ち、これに対応する高齢者視野色として
色変換テーブル31を持つ。又は、使用色に対して、そ
の都度、上記の色変換を行うのでもよいものとする。
【0091】このような色変換テーブル30,31は、
必ずしもXYZ表色系でなくとも、テーブル自体は、例
えばL*a*b*やxyY、L*u*v*などの色空間
の値が表示、若しくはこれらの値を基にして表示しても
よい。
【0092】また、実際に色変換テーブルの形式で表示
できなくとも、本装置内において、値のテーブルとして
所定の色を特定し、これに対して変換する色を特定でき
る形式をとっていればよい。
【0093】また、シミュレーションを行う際の光源環
境については、日本工業規格で定めている標準光(A光
源、C光源、D65光源等)より1つを選択するものと
する。なお、ここでは、標準的に、色合いの変化の少な
い標準光D65を選ぶようにしておいてもよい。
【0094】また、使用対象者の視覚特性補正の処理の
有無は、必要に応じて選択できるようであってもよい
し、一旦選択を行った後は継続して処理を行うようにし
てもよい。
【0095】上述したように、若年健常者に対する70
歳程度の高齢者の眼の水晶体の分光透過率の分布を再現
するフィルターと同等な色の補正が可能となるので、高
齢者の視覚特性を補正した表示が可能な高齢者用表示装
置や、利用者の指示により、簡単に利用者の状態に応じ
た表示をすることが可能な高齢者用表示装置を作製する
ことができる。
【0096】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、PDA(個人情報管理)機器のよう
な小型の画像処理機器、複写機、ファクシミリ装置)か
らなる装置に適用してもよい。
【0097】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0098】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0099】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモ
リカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEP
ROMなど)などを用いることができる。
【0100】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0101】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シミュレーション対象者のためのデータであって、XY
Z表色系の色度座標を有する視覚特性データを用い、視
覚再現のための画像を入力し、視覚特性データに基づい
て、色度座標のXYZ表色系における値の変換を行って
入力された画像を補正し、補正された画像に基づいてシ
ミュレーション対象者の視覚状況を再現した再現画像を
出力するようにしたので、高齢者の眼の水晶体の分光透
過率の分布に則した色の再現が可能となり、高齢者の視
覚特性を忠実に再現することができ、高齢者も若年・壮
年層も使用できる共用の製品の開発が促される。
【0103】また、本発明によれば、使用対象者のため
のデータであって、XYZ表色系の色度座標を有する視
覚特性データを用い、視覚矯正のための画像を入力し、
視覚特性データに基づいて色度座標のXYZ表色系にお
ける値の変換を行って入力された画像を補正し、補正さ
れた画像に基づいて使用対象者の視覚状況に矯正された
矯正画像を出力するようにしたので、高齢者の視覚特性
を補正した画像処理や表示ができ、高齢者特有の視覚障
害を持っている使用者であっても、鮮明な画像の情報機
器を利用することが可能となる。
【0104】従って、青年健常者と高齢者とが共に良好
に使用できる製品や、高齢者であっても鮮明で分かりや
すい情報機器が普及することにより、青年・壮年であっ
てもまた高齢者であっても、互いにバリアなく同じ製品
を使用することができるようになり、ひいては、高齢者
も仕事や生涯教育、趣味などに積極的に取り組めるよう
な、より生きがいのある生活を送ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、再生画像処
理用のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】再生画像作成のための色変換処理を説明するフ
ローチャートである。
【図3】高齢者の若者に対する透過率分布を表す視覚特
性グラフ(高齢者視野再現フィルタ分光分布)を示す特
性図である。
【図4】比例係数を求めるための説明図である。
【図5】色変換テーブルの構成例を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態である、矯正画像処
理用のシステム構成を示すブロック図である。
【図7】矯正画像作成のための色変換処理を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】 1 画像入力部 2 データ記憶部 3 画像データ処理部 4 画像データ出力部 5 視覚特性データ記憶部 6 ぼやけ特性データ記憶部 7 グレア特性データ記憶部 10 入力画像 11 再現画像 20 標準色 21 高齢者視野色 30 標準色 31 高齢者補正色 40 入力画像 41 矯正画像 100 透過率分布 110 分光分布 120 分光分布 130 分光分布
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 A61F 9/00 590 17/02 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 5B057 AA07 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CC01 CE17 CH01 CH11 5C061 BB06 BB07 BB11 CC05 5C079 HB01 HB05 HB08 HB09 HB11 LB01 MA01 MA02 MA05 MA11 MA17 NA06 PA05 5C082 AA04 AA05 BA12 BA34 BA35 BB51 CA12 CA81 CB01 DA71 DA87 MM00 MM08

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視覚再現のための画像処理を行う装置で
    あって、 前記視覚再現のための入力画像を記憶する画像記憶手段
    と、 シミュレーション対象者のためのデータであって、XY
    Z表色系の色度座標を有する視覚特性データを記憶する
    視覚特性データ記憶手段と、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力画像を補正する色
    変換手段と、 前記補正された画像に基づいて、前記シミュレーション
    対象者の視覚状況を再現した再現画像を出力する手段と
    を具えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記視覚特性データ記憶手段に記憶され
    た視覚特性データは、XYZ表色系の値各々に対する比
    例係数を有し、該比例係数の値は、若年健常者の視覚に
    対して所定の関係を保つデータによって構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記比例係数の値は、若年健常者の視覚
    に対して、Xは1.00〜2.25倍、Yは1.00〜
    2.17倍、Zは1.00〜2.41倍となると同時
    に、Yを1とした場合に、Xは1.026±0.15
    1、Zは1.130±0.074の関係を保つことを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記視覚特性データ記憶手段に記憶され
    た視覚特性データは、予め決まった所定の表示色を示す
    色テーブルと、該色テーブルに対応する前記シミュレー
    ション対象者の視覚状況による表示色を示す色テーブル
    とによって構成されたことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記シミュレーション対象者は、加齢に
    よる水晶体の黄変がある高齢者であり、該高齢者の視覚
    状況を再現することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 視覚矯正のための画像処理を行う装置で
    あって、 前記視覚矯正のための入力画像を記憶する画像記憶手段
    と、 使用対象者のためのデータであって、XYZ表色系の色
    度座標を有する視覚特性データを記憶する視覚特性デー
    タ記憶手段と、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力画像を補正する色
    変換手段と、 前記補正された画像に基づいて、前記使用対象者の視覚
    状況に矯正された矯正画像を出力する手段とを具えたこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記視覚特性データ記憶手段に記憶され
    た視覚特性データは、XYZ表色系の値各々に対する比
    例係数を有し、該比例係数の値は、前記使用対象者の視
    覚に対して、若年健常者の視覚が所定の関係を保つデー
    タによって構成されたことを特徴とする請求項6記載の
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記比例係数の値は、使用者の視覚に対
    して、若年健常者の視覚が、Xは1.00〜2.25
    倍、Yは1.00〜2.17倍、Zは1.00〜2.4
    1倍となると同時に、Yを1とした場合に、Xは1.0
    18±0.147、Zは0.893±0.058の関係
    を保つことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記視覚特性データ記憶手段に記憶され
    た視覚特性データは、予め決まった所定の表示色を示す
    色テーブルと、該色テーブルに対応する前記使用対象者
    の視覚状況による表示色を示す色テーブルとによって構
    成されたことを特徴とする請求項6記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記使用対象者は、加齢による水晶体
    の黄変がある高齢者であり、該高齢者の視覚状況を矯正
    することを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 視覚障害者がその視覚状況に応じて補
    正して使用すると共に、視覚に障害のない若年健常者も
    使用することを特徴とする請求項6ないし10のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 視覚再現のための画像処理を行う方法
    であって、 シミュレーション対象者のためのデータであって、XY
    Z表色系の色度座標を有する視覚特性データを用い、 前記視覚再現のための画像を入力する工程と、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力された画像を補正
    する工程と、 前記補正された画像に基づいて、前記シミュレーション
    対象者の視覚状況を再現した再現画像を出力する工程と
    を具えたことを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記視覚特性データは、XYZ表色系
    の値各々に対する比例係数を有し、該比例係数の値は、
    若年健常者の視覚に対して所定の関係を保つデータであ
    ることを特徴とする請求項12記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記比例係数の値は、若年健常者の視
    覚に対して、Xは1.00〜2.25倍、Yは1.00
    〜2.17倍、Zは1.00〜2.41倍となると同時
    に、Yを1とした場合に、Xは1.026±0.15
    1、Zは1.130±0.074の関係を保つことを特
    徴とする請求項13記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記視覚特性データは、予め決まった
    所定の表示色を示す色テーブルと、該色テーブルに対応
    する前記シミュレーション対象者の視覚状況による表示
    色を示す色テーブルとを含むことを特徴とする請求項1
    2記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記シミュレーション対象者は、加齢
    による水晶体の黄変がある高齢者であり、該高齢者の視
    覚状況を再現することを特徴とする請求項12ないし1
    5のいずれかに記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 視覚矯正のための画像処理を行う方法
    であって、 使用対象者のためのデータであって、XYZ表色系の色
    度座標を有する視覚特性データを用い、 前記視覚矯正のための画像を入力する工程と、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力された画像を補正
    する工程と、 前記補正された画像に基づいて、前記使用対象者の視覚
    状況に矯正された矯正画像を出力する工程とを具えたこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記視覚特性データは、XYZ表色系
    の値各々に対する比例係数を有し、該比例係数の値は、
    前記使用対象者の視覚に対して、若年健常者の視覚が所
    定の関係を保つデータであることを特徴とする請求項1
    7記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記比例係数の値は、使用者の視覚に
    対して、若年健常者の視覚が、Xは1.00〜2.25
    倍、Yは1.00〜2.17倍、Zは1.00〜2.4
    1倍となると同時に、Yを1とした場合に、Xは1.0
    18±0.147、Zは0.893±0.058の関係
    を保つことを特徴とする請求項18記載の画像処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記視覚特性データは、予め決まった
    所定の表示色を示す色テーブルと、該色テーブルに対応
    する前記使用対象者の視覚状況による表示色を示す色テ
    ーブルとを含むことを特徴とする請求項17記載の画像
    処理方法。
  21. 【請求項21】 前記使用対象者は、加齢による水晶体
    の黄変がある高齢者であり、該高齢者の視覚状況を矯正
    することを特徴とする請求項17ないし20のいずれか
    に記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 視覚障害者がその視覚状況に応じて補
    正して使用すると共に、視覚に障害のない若年健常者も
    使用することを特徴とする請求項17ないし21のいず
    れかに記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータによって、視覚再現のた
    めの画像処理制御を行うためのプログラムを記録した媒
    体であって、 シミュレーション対象者のためのデータであって、XY
    Z表色系の色度座標を有する視覚特性データを用い、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記視覚再現のための画像を入力させ、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力させた画像を補正
    させ、 前記補正させた画像に基づいて、前記シミュレーション
    対象者の視覚状況を再現させた再現画像を出力させるこ
    とを特徴とする画像処理制御プログラムを記録した媒
    体。
  24. 【請求項24】 前記視覚特性データは、XYZ表色系
    の値各々に対する比例係数を有し、該比例係数の値は、
    若年健常者の視覚に対して、Xは1.00〜2.25
    倍、Yは1.00〜2.17倍、Zは1.00〜2.4
    1倍となると同時に、Yを1とした場合に、Xは1.0
    26±0.151、Zは1.130±0.074の関係
    を保つことを特徴とする請求項23記載の画像処理制御
    プログラムを記録した媒体。
  25. 【請求項25】 前記視覚特性データは、予め決まった
    所定の表示色を示す色テーブルと、該色テーブルに対応
    する前記シミュレーション対象者の視覚状況による表示
    色を示す色テーブルとを含むことを特徴とする請求項2
    3記載の画像処理制御プログラムを記録した媒体。
  26. 【請求項26】 コンピュータによって、視覚矯正のた
    めの画像処理制御を行うためのプログラムを記録した媒
    体であって、 使用対象者のためのデータであって、XYZ表色系の色
    度座標を有する視覚特性データを用い、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記視覚再現のための画像を入力させ、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力させた画像を補正
    させ、 前記補正された画像に基づいて、前記使用対象者の視覚
    状況に矯正された矯正画像を出力させることを特徴とす
    る画像処理制御プログラムを記録した媒体。
  27. 【請求項27】 前記視覚特性データは、XYZ表色系
    の値各々に対する比例係数を有し、該比例係数の値は、
    使用者の視覚に対して、若年健常者の視覚が、Xは1.
    00〜2.25倍、Yは1.00〜2.17倍、Zは
    1.00〜2.41倍となると同時に、Yを1とした場
    合に、Xは1.018±0.147、Zは0.893±
    0.058の関係を保つことを特徴とする請求項26記
    載の画像処理制御プログラムを記録した媒体。
  28. 【請求項28】 前記視覚特性データは、予め決まった
    所定の表示色を示す色テーブルと、該色テーブルに対応
    する前記使用対象者の視覚状況による表示色を示す色テ
    ーブルとを含むことを特徴とする請求項26記載の画像
    処理制御プログラムを記録した媒体。
  29. 【請求項29】 視覚再現のための画像処理制御を行う
    ためのプログラムであって、該プログラムは、コンピュ
    ータによって読み取り可能な記録媒体に記録されてお
    り、 シミュレーション対象者のためのデータであって、XY
    Z表色系の色度座標を有する視覚特性データを用い、 前記視覚再現のための画像を入力する工程と、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力された画像を補正
    する工程と、 前記補正された画像に基づいて、前記シミュレーション
    対象者の視覚状況を再現した再現画像を出力する工程と
    を具えたことを特徴とする画像処理制御プログラム。
  30. 【請求項30】 前記視覚特性データは、XYZ表色系
    の値各々に対する比例係数を有し、該比例係数の値は、
    若年健常者の視覚に対して、Xは1.00〜2.25
    倍、Yは1.00〜2.17倍、Zは1.00〜2.4
    1倍となると同時に、Yを1とした場合に、Xは1.0
    26±0.151、Zは1.130±0.074の関係
    を保つことを特徴とする請求項29記載の画像処理制御
    プログラム。
  31. 【請求項31】 前記視覚特性データは、予め決まった
    所定の表示色を示す色テーブルと、該色テーブルに対応
    する前記シミュレーション対象者の視覚状況による表示
    色を示す色テーブルとを含むことを特徴とする請求項2
    9記載の画像処理制御プログラム。
  32. 【請求項32】 視覚矯正のための画像処理制御を行う
    ためのプログラムであって、該プログラムは、コンピュ
    ータによって読み取り可能な記録媒体に記録されてお
    り、 使用対象者のためのデータであって、XYZ表色系の色
    度座標を有する視覚特性データを用い、 前記視覚矯正のための画像を入力する工程と、 前記視覚特性データに基づいて、色度座標のXYZ表色
    系における値の変換を行って前記入力された画像を補正
    する工程と、 前記補正された画像に基づいて、前記使用対象者の視覚
    状況に矯正された矯正画像を出力する工程とを具えたこ
    とを特徴とする画像処理制御プログラム。
  33. 【請求項33】 前記視覚特性データは、XYZ表色系
    の値各々に対する比例係数を有し、該比例係数の値は、
    使用者の視覚に対して、若年健常者の視覚が、Xは1.
    00〜2.25倍、Yは1.00〜2.17倍、Zは
    1.00〜2.41倍となると同時に、Yを1とした場
    合に、Xは1.018±0.147、Zは0.893±
    0.058の関係を保つことを特徴とする請求項32記
    載の画像処理制御プログラム。
  34. 【請求項34】 前記視覚特性データは、予め決まった
    所定の表示色を示す色テーブルと、該色テーブルに対応
    する前記使用対象者の視覚状況による表示色を示す色テ
    ーブルとを含むことを特徴とする請求項32記載の画像
    処理制御プログラム。
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