JP2001169125A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2001169125A
JP2001169125A JP34971699A JP34971699A JP2001169125A JP 2001169125 A JP2001169125 A JP 2001169125A JP 34971699 A JP34971699 A JP 34971699A JP 34971699 A JP34971699 A JP 34971699A JP 2001169125 A JP2001169125 A JP 2001169125A
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博明 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用者の調整したい色の彩度が調整可能で、
CPUに大きな負荷をかけずに、動画の実時間処理がで
き、調整後の画像が実時間表示される画像表示装置を得
る。 【解決手段】 変換特性データから3つ以上の色データ
からなる第1の画像データを3つ以上の色データからな
る第2の画像データに変換する色変換手段と、上記変換
特性データの記憶手段と、該手段における変換特性を指
定し、変換特性指定データの出力指定手段と、該指定デ
ータから上記変換特性データを算出し、変換特性記憶手
段に設定する手段とを備え、変換特性指定手段が第2の
画像データで表される色の彩度の指定手段を備え、該色
変換手段が上記第1の画像データを入力し、特定の色相
だけで有効となる演算項を出力する手段と、上記特定の
色相でだけ有効の演算項を用いたマトリクス演算を行う
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モニター等のカ
ラー画像を表示する画像表示装置に係わり、中でも使用
者が色再現特性を調整することが可能な画像表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置における色再現特性
の調整方法について、図19を用いて説明する。図19
は、従来の画像表示装置における色再現特性の調整にお
ける操作部の一例を表したものである。図19におい
て、101は赤信号強度設定手段、102は緑信号強度
設定手段、103は青信号強度設定手段である。図19
において、使用者は赤信号強度設定手段101、緑信号
強度設定手段102、青信号強度設定手段103を用い
て、赤、緑、青の3色の信号強度を調整する。例えば、
緑および青の信号強度を小さくすると、全体的に赤みが
増したような画像が表示される。
【0003】しかし、上記のような調整手段を備える画
像表示装置においては、赤、緑、青の3色の信号強度を
画像中の全ての色について調整することができるだけで
あり、使用者が好みなどに応じて、細かに色の調整を行
うことが出来ない。例えば、上記のような調整手段を備
える画像表示装置においては、特定の色のみ調整を行う
ことが出来ない。また、上記のような調整手段を備える
画像表示装置においては、色の彩度の調整は行うことが
出来ない。
【0004】一方、特開平5−48885号公報には、
異なる種類のカラー画像の調整方法が開示されている。
特開平5−48885号公報における画像調整方法は、
ハードコピー装置から出力される画像をシミュレートし
て画像表示装置に表示し、画像表示装置に表示されるシ
ミュレート画像を見ながら、ハードコピー装置における
最適パラメータを決定するものであるが、画像調整方法
の考え方は画像表示装置においても応用できるものであ
る。
【0005】図20は、特開平5−48885号公報に
おける画像調整方法を用いた装置の構成を表す図であ
る。図20において、104はキーボード、105はマ
ウス、106は入力手段、107は制御部、108は入
力回路、109はメモリ、110はCPU、111は出
力回路、112は画像表示部、113は原画像、114
は処理画像、115は設定パラメータ、116はハード
コピー装置である。キーボード104とマウス105
は、ともに入力手段106の一例である。また、制御部
107は、入力手段106と接続する入力回路108、
メモリ109、CPU110、出力回路111から構成
される。画像表示部112は、出力回路111により駆
動される。以下、図20の画像調整方法を用いた装置の
動作について述べる。
【0006】メモリ109には、色変換シミュレーショ
ンプログラムが記憶されている。CPU110はメモリ
109に記憶されたプログラムを実行していく。まず、
色変換シミュレーションで使用する画像データを入力す
る。読み込んだ画像データは、画像表示部112の画面
上に原画像113として表示される。次に入力手段10
6を用いて処理内容を入力し、指定された処理内容に応
じて読み込んだ画像データに対して、ハードコピー装置
116で行われる色変換をシミュレートする。色変換さ
れた処理画像114は、原画像113と同時に画像表示
装置112の画面上に表示される。色変換のパラメータ
変化量を段階的に変化させられる場合には、図20のよ
うに少しずつ変化する処理画像を並べて表示する。この
中から原画像113に最も色の近いものを処理画像を選
択することで、最適パラメータを決定する。複数の色変
換パラメータを決定する場合には、同様の動作を繰り返
すことにより順番に決定していく。決定された色変換パ
ラメータは、ハードコピー装置へと転送される。
【0007】上記の画像調整方法を用いた装置において
は、入力手段106により指定された処理内容に応じて
色変換をシミュレートし、複数の処理画像から最適な処
理画像を選択することにより色変換パラメータを決定す
るため、設定可能な色変換パラメータの種類に応じた調
整の自由度があり、赤、緑、青の3色の信号強度のみを
調整する場合に比べて調整の自由度が高くなると言う利
点がある。また、使用者にとって、パラメータの決定が
容易であるという利点もある。
【0008】しかし、本色調整方法は、CPUによるシ
ミュレーションを用いているため、行われるシミュレー
ションの精度が低いと、決定されるパラメータは必ずし
も最適パラメータとはならないという問題があるととも
に、シミュレーションを実施するためには、CPUに大
きな負荷をかけることになる。また、CPUによるシミ
ュレーションを用いているため、処理速度の問題によ
り、動画に対してリアルタイムの処理には適さないとい
う問題もある。複数の処理画像を並べて表示する場合に
おいては、並べる処理画像枚数と同じ回数のシミュレー
ションの実行が必要となり、CPUにかかる負荷、およ
び処理速度の問題は更に大きくなる。さらに、複数の処
理画像を並べて表示する場合においては、表示される処
理画像の大きさは小さくなり、パラメータ決定後に出力
される画像とは違った印象を受けやすいという問題もあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像表示装置に
おける色再現特性の調整方法は、赤、緑、青の3色の信
号強度を画像中の全ての色について調整する場合におい
ては、使用者が好みなどに応じて、特定の色のみを調整
するなどの細かな色の調整を行うことができず、また彩
度の調整を行うことができないと言う問題があった。一
方、CPUにより色変換をシミュレートする場合におい
ては、実施するシミュレーションの精度が低いと、決定
されるパラメータが必ずしも最適とはならないと言う問
題があるとともに、CPUによるシミュレーションを用
いているため、CPUに大きな負荷をかけることにな
り、また、処理速度の問題により動画に対してリアルタ
イムの処理には適さないという問題もある。さらに、複
数の処理画像を並べて表示する場合においては、並べる
処理画像枚数と同じ回数のシミュレーションの実行が必
要となり、CPUにかかる負荷、および処理速度の問題
は更に大きくなり、表示される処理画像の大きさが小さ
くなるため、パラメータ決定後に出力される画像とは違
った印象を受けやすいという問題もあった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、使用者が好みなどに応じて彩度
の調整を行うことが可能で、CPUに大きな負荷をかけ
ることなく、動画に対してリアルタイムの処理が可能で
あり、調整後の画像が等倍で表示される画像表示装置を
得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
装置は、3つ以上の色データからなる入力画像データを
入力し、画像表示手段に表示する画像表示装置であっ
て、変換特性データに基づいて3つ以上の色データから
なる第1の画像データを3つ以上の色データからなる第
2の画像データに変換する色変換手段と、上記変換特性
データを記憶する変換特性記憶手段と、上記色変換手段
における変換特性を指定し、変換特性指定データを出力
する変換特性指定手段と、上記変換特性指定データに基
づいて上記変換特性データを算出し、上記変換特性記憶
手段に設定する変換特性設定手段とを備えるとともに、
上記変換特性指定手段が3つ以上の色データからなる第
2の画像データにより表される色の彩度を指定する彩度
指定手段を備え、上記色変換手段が、上記第1の画像デ
ータを入力し、特定の色相においてのみ有効となる演算
項を出力する演算項生成手段と、上記特定の色相におい
てのみ有効となる演算項を用いたマトリクス演算を行う
マトリクス演算手段とを備える。
【0012】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記変換特性データが上記マトリクス演算手段におけるマ
トリクス演算係数を含み、上記変換特性設定手段が、上
記特定の色相においてのみ有効となる演算項に係る係数
中の所定の係数に対して、上記変換特性指定データの値
に応じた値を加算もしくは減算することにより変換特性
データを算出する。
【0013】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度指定手段が上記第2の画像データにより表される
色の彩度を上記第1の画像データにより表される色の彩
度との比によって指定する手段を備える。
【0014】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記第1の画像データが赤、緑、青の3つの色データを含
む。
【0015】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度指定手段が彩度を指定する色を選択する手段と、
上記選択された色に対する彩度を指定する手段とを備え
る。
【0016】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度を指定する色が赤、緑、青の3色を含む。
【0017】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度を指定する色が、赤、緑、青、イエロー、マゼン
タ、シアンの6色を含む。
【0018】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記変換特性指定データが上記彩度指定手段において選択
された色を示す情報と、上記選択された色に対して指定
された彩度を示す情報とを備える。
【0019】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記演算項生成手段が上記第1の画像データより有彩色成
分と無彩色成分を抽出する色成分抽出手段と、上記有彩
色成分を用いた比較演算を行う多項式演算手段とを備え
る。
【0020】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記色成分抽出手段が上記第1の画像データによる最大値
βと最小値αを算出する算出手段と、上記第1の画像デ
ータと上記算出手段からの出力である最大値βと最小値
αにより色相データr、g、bおよびy、m、cを算出
する色相データ算出手段とを備え、上記多項式演算手段
が上記色相データ算出手段からの出力である各色相デー
タを用いた第1の比較データを生成する手段と、上記第
1の比較データを生成する手段からの出力である第1の
比較データを用いた第2の比較データを生成する手段と
を備え、上記第1の比較データを生成する手段からの第
1の比較データと、上記第2の比較データを生成する手
段からの第2の比較データと、上記色相データ算出手段
からの色相データ、および上記算出手段からの最小値α
を用いて、上記変換特性データによるマトリクス演算を
行うことにより色変換された画像データを得る。
【0021】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記第1の画像データがR、G、Bの3つの色データから
なり、上記最大値βと最小値αを算出する算出手段が上
記R、G、Bにおける最大値βと最小値αを算出する手
段を備え、上記色相データ算出手段が入力されたR、
G、Bと上記算出手段からの出力である最大値βと最小
値αからの減算処理r=R−α、g=G−α、b=B−
αおよびy=β−B、m=β−G、c=β−Rにより色
相データr、g、bおよびy、m、cを算出する手段を
備えるとともに、上記第1の比較データを生成する手段
が、色相データr、g、b間およびy、m、c間におけ
る比較データを求める手段を備え、上記第2の比較デー
タを生成する手段が、上記第1の比較データを生成する
手段からの出力である第1の比較データに所定の演算係
数を乗算する乗算手段と、上記乗算手段からの出力を用
いた比較データを求める手段とを備えて、上記第1の比
較データを生成する手段からの第1の比較データと、上
記第2の比較データを生成する手段からの第2の比較デ
ータと、上記色相データ算出手段からの色相データ、お
よび上記算出手段からの最小値αを用いて、マトリクス
演算を行うことにより色変換された画像データを得る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態による画像
表示装置の構成の一例を示すブロック図である。図にお
いて、31は画像データ入力手段、32は色変換手段、
33は画像データ出力手段、34は画像表示手段、35
は変換特性記憶手段、36は変換特性設定手段、37は
変換特性指定手段である。
【0023】図1の画像表示装置の動作について説明す
る。画像データ入力手段31には、3つの色データから
なる画像データRi1、Gi1、Bi1が入力される。
入力された画像データRi1、Gi1、Bi1は、画像
データ入力手段31において入力画像処理が施され、3
つの色データからなる画像データRi、Gi、Biとし
て出力される。ここで、入力画像処理としては、入力さ
れる画像データの特性に応じた階調補正処理や画素数変
換などの処理が考えられる。画像データ入力手段31か
ら出力された画像データRi、Gi、Biは、色変換手
段32に入力される。色変換手段32は、変換特性記憶
手段35に記憶される変換特性データを用いて、入力さ
れた画像データRi、Gi、Biに対して色変換処理を
施し、第2の3つの色データRo、Go、Boを求めて
出力する。
【0024】色変換手段32から出力された第2の3つ
の色データRo、Go、Boは、画像データ出力手段3
3に入力される。入力されたRo、Go、Boは、画像
データ出力手段33において出力画像処理が施され、画
像データRo1、Go1、Bo1として出力され、画像
表示手段34へと送られ、画像表示される。ここで、出
力画像処理としては、画像表示手段34の特性に応じた
階調補正処理やデータフォーマットの変換などの処理が
考えられる。また、画像表示手段としては、液晶パネル
やCRTなどが考えられる。
【0025】使用者は、変換特性指定手段37を用いて
所望の変換特性を指定する。変換特性指定手段37は、
使用者からの指定結果より、変換特性指定データを生成
して出力する。変換特性指定手段37から出力される変
換特性指定データは変換特性設定手段36に入力され
る。変換特性設定手段36は、入力される変換特性指定
データより変換特性データを算出し、変換特性記憶手段
35に設定する。
【0026】変換特性指定手段37は、例えば、画像表
示手段34の画面上に表示されるメニューと画像表示手
段34に備えるキーにより実現することができる。この
場合においては、使用者は、画像表示手段34の画面上
に表示されるメニューをキー入力で選択することにより
所望の変換特性を指定する。変換特性指定手段37とし
ては、専用の操作パネルを備える方法や、マウスやキー
ボードなどの入力機器を用いる方法など、他の方法も考
えられるが、ここでは画像表示手段34の画面上に表示
されるメニューと画像表示手段34に備えるキーにより
実現する場合について説明する。
【0027】図2は、画像表示手段34の画面上に表示
されるメニューの一例について示した図である。図2に
おいて、38は赤彩度調整バー、39はイエロー彩度調
整バー、40は緑彩度調整バー、41はシアン彩度調整
バー、42は青彩度調整バー、43はマゼンタ彩度調整
バーである。使用者は、画像表示手段34に備えるキー
を操作することによって、赤彩度調整バー38、イエロ
ー彩度調整バー39、緑彩度調整バー40、シアン彩度
調整バー41、青彩度調整バー42、マゼンタ彩度調整
バー43のうち、彩度調整したい色、すなわち変換特性
を指定したい色に対応する彩度調整バーを選択する。選
択された彩度調整バーは、表示色の変化や表示明度の変
化などにより、彩度調整バーが選択されていることを使
用者に知らせる。所望の彩度調整バーの選択が終了した
後に、使用者は選択した色の彩度を指定する。彩度の指
定は、色変換手段32に入力される第1の3つの色デー
タRi、Gi、Biにより表される色の彩度に対する、
色変換手段32から出力される上記第2の3つの色デー
タRo、Go、Boにより表される色の彩度の比によっ
て指定する。上記の操作を繰り返すことにより、使用者
は所望の色変換特性を指定する。図2の例においては、
赤およびシアンの彩度を1.1倍、イエローの彩度を0.9
倍、緑、青、マゼンタの彩度を1.0倍とするような変換
特性が指定されている。
【0028】変換特性指定手段37は、使用者により指
定された赤彩度調整バー38、イエロー彩度調整バー3
9、緑彩度調整バー40、シアン彩度調整バー41、青
彩度調整バー42、およびマゼンタ彩度調整バー43の
値より、変換特性指定データを生成する。図3は、変換
特性指定データの構成の一例を示す図である。図3の例
においては、変換特性指定データは、上位から赤指定デ
ータ、イエロー指定データ、緑指定データ、シアン指定
データ、青指定データ、マゼンタ指定データにより構成
される。各指定データの値は、彩度調整バーにより使用
者により指定されたRi、Gi、Biにより表される色
の彩度に対するRo、Go、Boにより表される色の彩
度の比となる。使用者によって指定されない色について
は、各指定データの値は1.0となる。図2の例のように
指定されている場合においては、例えば、赤指定データ
は“1.1”、イエロー指定データは“0.9”、緑指定デー
タは“1.0”、シアン指定データは“1.1”、青指定デー
タは“1.0”、マゼンタ指定データは“1.0”となる。
【0029】変換特性設定手段36は、変換特性指定手
段37からの変換特性指定データより変換特性データを
算出し、変換特性記憶手段35に設定する。変換特性デ
ータは色変換手段32が色変換処理を行う際に参照し、
変換特性を決定するデータであり、色変換手段32がマ
トリクス演算形式の色変換手段として構成される場合に
おいては、変換特性データはマトリクス演算における演
算係数を含む。
【0030】図4は色変換手段32の構成の一例を示す
ブロック図である。図において、1は入力された画像デ
ータRi、Gi、Biの最大値βと最小値αを算出し、
各データを特定する識別符号を生成して出力するαβ算
出手段、2は画像データRi、Gi、Biと上記αβ算
出手段1からの出力より色相データr、g、b、y、
m、cを算出する色相データ算出手段、3は多項式演算
手段、4はマトリクス演算器、5は係数発生手段、6は
合成手段である。図4に示す例において、色変換手段3
2はマトリクス演算形式の色変換手段であり、係数発生
手段5に入力される変換特性データはマトリクス演算に
おける演算係数を含む。
【0031】また、図5は、上記多項式演算手段3の一
構成例を示すブロック図である。図において、7は入力
された色相データのうちゼロとなるデータを除去するゼ
ロ除去手段、9a、9b、9cは入力されたデータの最
小値を選択し出力する最小値選択手段、11は上記αβ
算出手段1からの識別符号に基づき、係数発生手段から
の係数を選択し出力する演算係数選択手段、10a、1
0bは上記演算係数選択手段11から出力される演算係
数と、最小値選択手段9a及び9bの出力との乗算を行
う演算手段である。
【0032】次に動作について説明する。赤、緑、青の
三色に対応した入力信号Ri、Gi、Biは、αβ算出
手段1および色相データ算出手段2へと送られ、αβ算
出手段1は、入力画像データRi、Gi、Biの最大値
βと最小値αを算出して出力するとともに、入力画像デ
ータRi、Gi、Biのうち最大値となるデータと最小
値となるデータを特定する識別符号S1を生成し出力す
る。色相データ算出手段2は、入力画像データRi、G
i、Biと上記αβ算出手段1からの出力である最大値
βと最小値αを入力とし、r=Ri−α、g=Gi−
α、b=Bi−αおよびy=β−Bi、m=β−Gi、
c=β−Riの減算処理を行い、6つの色相データr、
g、b、y、m、cを出力する。
【0033】このとき、上記αβ算出手段1において算
出される最大値β、最小値αは、β=MAX(Ri、G
i、Bi)、α=MIN(Ri、Gi、Bi)であり、
色相データ算出手段2において算出される6つの色相デ
ータr、g、b、y、m、cは、r=Ri−α、g=G
i−α、b=Bi−αおよびy=β−Bi、m=β−G
i、c=β−Riの減算処理によって得られているの
で、これら6つの色相データは、この中の少なくとも2
つがゼロになる性質がある。例えば、最大値βがRi、
最小値αがGiである場合(β=Ri、α=Gi)は、
上記の減算処理よりg=0およびc=0となり、また、
最大値βがRi、最小値αがBiである場合(β=R
i、α=Bi)は、b=0およびc=0となる。すなわ
ち、最大、最小となるRi、Gi、Biの組み合わせに
より、少なくとも、r、g、bの中で1つ、y、m、c
の中で1つの合計2つの値がゼロとなることになる。
【0034】したがって、上記αβ算出手段1において
は、6つの色相データのうちゼロとなるデータを特定す
る識別符号S1を生成し出力する。この識別符号S1
は、最大値βと最小値αがRi、Gi、Biのうちどれ
であるかにより、データを特定する6種類の識別符号S
1を生成することができる。図6は識別符号S1とR
i、Gi、Biにおける最大値βと最小値αおよびゼロ
となる色相データの関係を示す図である。なお、図中の
識別符号S1の値はその一例を示すものであり、この限
りではなく、他の値であってもよい。
【0035】次に、色相データ算出手段2からの出力で
ある6つの色相データr、g、bおよびy、m、cは多
項式演算手段3へと送られ、また、r、g、bについて
はマトリクス演算手段4へも送られる。多項式演算手段
3には上記αβ算出手段1から出力される識別符号S1
も入力されており、r、g、b中でゼロでない2つのデ
ータQ1、Q2と、y、m、c中でゼロでない2つのデ
ータP1、P2を選択して演算を行うのであるが、この
動作を図5に従って説明する。
【0036】多項式演算手段3において、色相データ算
出手段2からの色相データとαβ算出手段からの識別符
号S1はゼロ除去手段7へと入力される。ゼロ除去手段
7では、識別符号S1に基づき、r、g、b中でゼロで
ない2つのデータQ1、Q2とy、m、c中でゼロでな
い2つのデータP1、P2を出力する。Q1、Q2、P
1、P2は、例えば図7に示すように決定され、出力さ
れる。例えば図6、7から、識別符号S1=0となる場
合、r、bからQ1、Q2が、y、mからP1、P2が
得られ、Q1=r、Q2=b、P1=m、P2=yとし
て出力する。なお、上記図6と同様、図7中の識別符号
S1の値はその一例を示すものであり、この限りではな
く、他の値であってもよい。
【0037】また、最小値選択手段9aでは、上記ゼロ
除去手段7からの出力データQ1、Q2のうちの最小値
T4=min(Q1,Q2)を選択して出力し、最小値
選択手段9bでは、上記ゼロ除去手段7からの出力デー
タP1、P2のうちの最小値T2=min(P1,P
2)を選択して出力する。最小値選択手段9aおよび9
bから出力されるT4およびT2が、第1の比較データ
である。
【0038】演算係数選択手段11には上記αβ算出手
段1からの識別符号S1が入力され、演算手段10a、
10bにおいて第1の比較データT4およびT2に対し
乗算を行うための係数発生手段からの演算係数aq、a
pを示す信号を識別符号S1に基づき選択し、演算手段
10aへ演算係数aqを、演算手段10bへは演算係数
apを出力する。なお、この演算係数aq、apはそれ
ぞれ識別符号S1に応じて選択されることとなり、図7
から識別符号S1に対しそれぞれ6種類の演算係数a
q、apが選択される。演算手段10aでは上記最小値
選択手段9aからの第1の比較データT4が入力され、
演算係数選択手段11により選択された演算係数aqと
第1の比較データT4による乗算aq×T4を行い、そ
の出力を最小値選択手段9cへ送り、演算手段10bで
は上記最小値選択手段9bからの第1の比較データT2
が入力され、演算係数選択手段11からの演算係数ap
と第1の比較データT2による乗算ap×T2を行い、
その出力を最小値選択手段9cへ送る。
【0039】最小値選択手段9cでは、演算手段10a
および10bからの出力の最小値T5=min(ap×
T2、aq×T4)を選択して出力する。最小値選択手
段9cから出力されるT5が、第2の比較データであ
る。以上、上述した多項式データT2、T4、T5が、
多項式演算手段3の出力である。そして、この多項式演
算手段3の出力はマトリクス演算手段4へと送られる。
【0040】一方、図4の係数発生手段5は、識別符号
S1に基づき、変換特性記憶手段5に記憶された変換特
性データより多項式データの演算係数U(Fij)と固
定係数U(Eij)を選択して出力し、マトリクス演算
手段4へと送る。マトリクス演算手段4は、上記色相デ
ータ算出手段2からの色相データr、g、bと多項式演
算手段3からの多項式データT2、T4、T5、係数発
生手段5からの係数Uを入力とし、下記の式(1)の演
算結果を画像データR1、G1、B1として出力する。
【0041】
【数1】
【0042】なお、式(1)において、(Eij)では
i=1〜3、j=1〜3、(Fij)ではi=1〜3、
j=1〜3である。
【0043】ここで、図8は、上記マトリクス演算手段
4における部分的な一構成例を示すブロック図であり、
R1を演算し出力する場合について示している。図にお
いて、12a、12c、12e、12fは乗算手段、1
3a、13d、13eは加算手段である。
【0044】次に、図8の動作を説明する。乗算手段1
2a、12c、12e、12fは、色相データrと多項
式演算手段3からの多項式データT2、T4、T5と係
数発生手段5からの係数U(Eij)およびU(Fi
j)を入力とし、それぞれの積を出力する。加算手段1
3aは、各乗算手段12c、12eの出力である積を入
力とし、入力データを加算し、その和を出力する。加算
手段13dは加算手段13aからの出力と乗算手段12
fの出力である積を加算する。そして加算手段13eは
加算手段13dの出力と乗算手段12aの出力を加算し
て、総和を画像データR1として出力する。なお、図8
の構成例において、色相データrをgまたはbに置換す
れば、画像データG1、B1を演算できる。
【0045】色変換手段32の演算速度が問題になる場
合には、係数(Eij)と(Fij)は、それぞれの色
相データr、g、bに対応した係数が使用されるので、
図8の構成をr、g、bに対し並列に3つ使用すれば、
より高速なマトリクス演算が可能になる。
【0046】合成手段6は、上記マトリクス演算手段4
からの画像データR1、G1、B1と上記αβ算出手段
1からの出力である無彩色データを示す最小値αが入力
され、加算を行い、画像データRo、Go、Boを出力
する。よって、上記図4の色変換手段により色変換され
た画像データRo、Go、Boを求める演算式は、式
(2)となる。
【0047】
【数2】
【0048】ここで、(Eij)ではi=1〜3、j=
1〜3、(Fij)ではi=1〜3、j=1〜12であ
り、h1r=min(m、y)、h1g=min(y、
c)、h1b=min(c、m)、h1c=min
(g、b)、h1m= min(b、r)、h1y= m
in(r、g)、h2ry=min(aq1×h1y、
ap1×h1r)、 h2rm=min(aq2×h1
m、ap2×h1r)、h2gy=min(aq3×h
1y、ap3×h1g)、 h2gc=min(aq4
×h1c、ap4×h1g)、 h2bm=min(a
q5×h1m、ap5×h1b)、 h2bc=min
(aq6×h1c、ap6×h1b)であり、aq1〜
aq6およびap1〜ap6は上記図5における演算係
数選択手段11において選択される演算係数である。
【0049】なお、式(2)の演算項と図4における演
算項の数の違いは、図4における演算項がゼロとなるデ
ータを除く画素毎の演算方法を開示しているのに対し
て、式(2)は画素集合に対する一般式を開示している
点にある。つまり、式(2)の多項式データは、1画素
について、12個のデータを3個の有効データに削減で
き、この削減は、色相データの性質を巧みに活用して達
成している。
【0050】また、有効データの組合せは、着目画素の
画像データに応じて変わり、全画像データでは全ての多
項式データが有効になる。
【0051】図9(A)〜(F)は、6つの色相と色相
データy、m、c、r、g、bの関係を模式的に示した
ものであり、各色相データはそれぞれ3つの色相に関与
している。
【0052】上記式(1)と式(2)は、各色相の1つ
だけに有効な第1の比較データを含んでいる。この第1
の比較データは、h1r=min(y,m)、h1y=
min(r,g)、h1g=min(c,y)、h1c
=min(g,b)、h1b=min(m,c)、h1
m=min(b,r)の6つである。図10(A)〜
(F)は、6つの色相と第1の比較データh1r、h1
y、h1g、h1c、h1b、h1mの関係を模式的に
示したものであり、各第1の比較データが特定の色相に
関与していることが分かる。
【0053】例えば、Wを定数として、赤に対してはr
=W、 g=b=0なので、 y=m=W、c=0とな
る。したがって、min(y,m)=Wとなり、他の5
つの第1の比較データは全てゼロになる。つまり、赤に
対しては、h1r=min(y,m)のみが有効な第1
の比較データになる。同様に、緑にはh1g=min
(c,y)、青にはh1b=min(m,c)、シアン
にはh1c=min(g,b)、マゼンタにはh1m=
min(b,r)、イエローにはh1y=min(r,
g)だけが有効な第1の比較データとなる。
【0054】図11(A)〜(F)は、6つの色相と、
第2の比較データh2ry=min(h1y,h1
r)、h2gy=min(h1y,h1g)、h2gc
=min(h1c,h1g)、h2bc=min(h1
c,h1b)、h2bm=min(h1m,h1b)、
h2rm=min(h1m,h1r)の関係を模式的に
示したものであり、上記式(2)でのh2ry=min
(aq1×h1y、ap1×h1r)、h2gy=mi
n(aq3×h1y、ap3×h1g)、h2gc=m
in(aq4×h1c、ap4×h1g)、h2bc=
min(aq6×h1c、ap6×h1b)、h2bm
=min(aq5×h1m、ap5×h1b)、h2r
m=min(aq2×h1m、ap2×h1r)におけ
る演算係数aq1〜aq6およびap1〜ap6の値を
1とした場合について示している。図11のそれぞれよ
り、各第2の比較データが赤〜イエロー、イエロー〜
緑、緑〜シアン、シアン〜青、青〜マゼンタ、マゼンタ
〜赤の6つの色相間の中間領域の変化に関与しているこ
とが分かる。つまり、赤〜イエローに対しては、b=c
=0であり、 h2ry=min(h1y,h1r)=
min(min(r,g), min(y、m))を除
く他の5項は全てゼロになる。よって、h2ryのみが
有効な第2の比較データになり、同様に、イエロー〜緑
にはh2gy、緑〜シアンにはh2gc、シアン〜青に
はh2bc、青〜マゼンタにはh2bm、マゼンタ〜赤
にはh2rmだけが有効な第2の比較データとなる。
【0055】また、図12(A)〜(F)は上記式
(1)および式(2)でのhry、hrm、hgy、h
gc、hbm、hbcにおける演算係数aq1〜aq6
およびap1〜ap6を変化させた場合の6つの色相と
第2の比較データの関係を模式的に示したものであり、
図中の破線a1〜a6で示す場合は、aq1〜aq6を
ap1〜ap6より大きい値とした場合の特性を示し、
破線b1〜b6で示す場合は、ap1〜ap6をaq1
〜aq6より大きい値とした場合の特性を示している。
【0056】すなわち、赤〜イエローに対してはh2r
y=min(aq1*h1y,ap1*h1r)のみが
有効な第2の比較データであるが、例えばaq1とap
1の比を2:1とすると、図12(A)での破線a1の
ように、ピーク値が赤よりに関与する比較データとな
り、赤〜イエローの色相間における赤に近い領域に有効
な比較データとすることができる。一方、例えばaq1
とap1の比を1:2とすると、図12(A)での破線
b1のような関係となり、ピーク値がイエローよりに関
与する比較データとなり、赤〜イエローの色相間におけ
るイエローに近い領域に有効な比較データとすることが
できる。同様に、イエロー〜緑にはh2gyにおけるa
q3、ap3を、緑〜シアンにはh2gcにおけるaq
4、ap4を、シアン〜青にはh2bcにおけるaq
6、ap6を、青〜マゼンタにはh2bmにおけるaq
5、ap5を、マゼンタ〜赤にはh2rmにおけるaq
2、ap2を変化させることにより、それぞれの色相間
の領域においても、その有効となる領域を変化させるこ
とができる。
【0057】図13(a)および(b)は、6つの色相
および色相間領域と有効な演算項の関係を示している。
よって、変換特性記憶手段35からの変換特性データ、
すなわち演算係数のうち、調整したい色相または色相間
の領域に有効な演算項に係わる係数を変化させれば、そ
の着目する色相のみを調整でき、色相間の変化の度合い
をも補正することができる。また、多項式演算手段3に
おける演算係数選択手段11で選択される係数を変化さ
せれば、色相間領域での演算項が有効となる領域を他の
色相に影響することなく変化させることができる。
【0058】色変換手段32が上記のように構成される
場合、変換特性記憶手段35には変換特性データが演算
係数として記憶される。図14は、変換特性設定手段3
6の構成の一例を示したブロック図である。図14にお
いて、44は変換特性算出手段、45は変換特性書込手
段である。変換特性指定手段37からの変換特性指定デ
ータは、変換特性算出手段44へと入力される。変換特
性算出手段44は、入力された変換特性指定データより
変換特性データを算出して出力する。変換特性算出手段
44より出力された変換特性データは、変換特性書込手
段45を介して変換特性記憶手段35に設定される。
【0059】一方、色変換手段32は6つの色相および
色相間領域にのみ有効となる演算項を持ち、調整したい
色相または色相間の領域に有効な演算項に係わる係数を
変化させれば、その着目する色相のみを調整でき、色相
間の変化の度合いをも補正することができる。したがっ
て、変換特性算出手段44は、変換特性指定手段37か
らの変換特性指定データの内容に応じて、変換特性を指
定された色相または色相間の領域に有効な演算項に係わ
る係数を算出する。例えば、赤の彩度を1.1倍にするこ
とが指定された場合、赤に対して有効な第1の比較デー
タh1rに係る係数を新たに算出する。h1rに係る係
数には、R1を演算するための係数、G1を演算するた
めの係数、B1を演算するための係数がある。赤の彩度
を1.1倍にすることが指定された場合においては、h1
rに係る係数の算出方法として、例えば図3に示す変換
特性指定データの赤指定データの値に応じた値をh1r
に係る係数のうちR1を演算するための係数に対して加
算するとともに、G1またはB1を演算するための係数
に対しても赤指定データの値に応じた値を加算すること
が考えられる。また、h1rに係る係数の算出方法の他
の例としては、赤指定データの値に応じた値をh1rに
係る係数のうちG1またはB1を演算するための係数に
対して減算することも考えられる。
【0060】変換特性指定手段37が図2に示すメニュ
ーを持ち、色変換手段35が図4に示す構成である場合
においては、変換特性算出手段44は、赤彩度調整バー
38による変換特性の指定に対してはh1rに係る係数
を新たに算出し、イエロー彩度調整バー39による変換
特性の指定に対してはh1yに係る係数を新たに算出
し、緑彩度調整バー40による変換特性の指定に対して
はh1gに係る係数を新たに算出し、シアン彩度調整バ
ー41による変換特性の指定に対してはh1cに係る係
数を新たに算出し、青彩度調整バー42による変換特性
の指定に対してはh1bに係る係数を新たに算出し、マ
ゼンタ彩度調整バー43による変換特性の指定に対して
はh1mに係る係数を新たに算出する。上記のように、
変換特性指定手段37により変換特性が指定可能な色
と、色変換手段32において独立に調整可能な色相が対
応している場合、変換特性データの算出は容易となる。
【0061】第2の比較データh2ry、h2gy、h
2gc、h2bc、h2bm、h2rmに係る係数につ
いては、第1の比較データに係る係数を元に決定するこ
とができる。または、第2の比較データに係る係数は、
変換特性データの内容から直接決定してもよい。変換特
性指定手段37は、必要に応じてこれらの値も新たに算
出する。
【0062】なお、上記実施の形態1では、色変換手段
32は第1、第2の比較データを用いたマトリクス演算
により色変換を行う場合として説明したが、色変換手段
32は他の構成であってもよい。また、上記変換特性記
憶手段に関して、その構成は、ランダムアクセスメモ
リ、リードオンリーメモリ、いわゆるレジスタなど、所
望の値を設定できるものであれば、その種類、構成はい
ずれであっても良い。さらに、画像データ入力手段31
および画像出力手段33は必ずしも必要ではなく、入力
画像処理または出力画像処理が不必要な場合においては
省略することも可能である。
【0063】以上より、使用者が変換特性指定手段によ
り調整したい色の変換特性を指定することにより、選択
した色の彩度を調整することが可能な画像表示装置を得
ることができる。また、色変換処理を行う色変換手段を
ハードウエアにより構成するので、CPUに大きな負荷
をかけることなく、動画に対してリアルタイムの処理が
可能な画像表示装置を得ることができる。さらに、色変
換された画像データは、画像データ出力手段を介して画
像表示手段に送られるので、調整後の画像がリアルタイ
ムに、調整前の画像と等倍で画像表示手段において表示
される画像表示装置を得ることができる。
【0064】実施の形態2.図15はこの発明の実施の
形態2による変換特性設定手段36の構成の一例を示す
ブロック図である。図において、44、45は上記実施
の形態1の図14におけるものと同一のものであり、4
6は初期特性記憶手段である。本実施例においては、変
換特性算出手段44は、変換特性指定手段45からの変
換特性データの他に、初期特性記憶手段46からの初期
特性データをも参照して変換特性データを算出する。他
の構成は、上記実施の形態1と同一である。
【0065】上記実施の形態1と同じく、変換特性記憶
手段35には変換特性データが演算係数として記憶され
る。変換特性指定手段37からの変換特性指定データ
は、変換特性算出手段44へと入力される。変換特性算
出手段44には、初期特性記憶手段46からの初期特性
データも入力される。初期特性手段46には、変換特性
指定手段37において、使用者が変換特性を指定しない
場合における変換特性データが記憶されている。変換特
性算出手段44は、入力された変換特性指定データの内
容に応じて初期特性データの値を変化させ、変換特性デ
ータとして出力する。変換特性指定データの内容が、使
用者が変換特性を指定しないことを表す場合には、初期
特性データの値を変換特性データとして出力する。
【0066】例えば、赤の彩度を1.1倍にすることが指
定された場合、赤に対して有効な第1の比較データh1
rに係る係数を新たに算出する。h1rに係る係数に
は、R1を演算するための係数、G1を演算するための
係数、B1を演算するための係数がある。赤の彩度を1.
1倍にすることが指定された場合においては、h1rに
係る係数の算出方法として、例えば図3に示す変換特性
指定データの赤指定データの値に応じた値をh1rに係
る係数のうちR1を演算するための係数に対して加算す
るとともに、G1またはB1を演算するための係数に対
しても赤指定データの値に応じた値を加算することが考
えられる。また、h1rに係る係数の算出方法の他の例
としては、赤指定データの値に応じた値をh1rに係る
係数のうちG1またはB1を演算するための係数に対し
て減算することも考えられる。
【0067】初期特性データとしては、例えば、画像表
示手段34に固有の色再現特性を補正するような変換特
性データを記憶しておくことができる。使用者は、記憶
される初期値に対して、変換特性指定手段を用いて、好
みや視環境などに応じて変換特性を指定する。上記初期
特性記憶手段に関して、その構成は、ランダムアクセス
メモリ、リードオンリーメモリ、いわゆるレジスタな
ど、所望の値を設定できるものであれば、その種類、構
成はいずれであっても良い。また、上記初期特性記憶手
段は、記憶される初期特性データを外部より書き換え可
能な構成とすることもできる。
【0068】以上より、使用者が変換特性指定手段によ
り調整したい色の変換特性を指定することにより、あら
かじめ記憶される初期特性から選択した色の彩度を調整
することが可能な画像表示装置を得ることができる。ま
た、色変換処理を行う色変換手段をハードウエアにより
構成するので、CPUに大きな負荷をかけることなく、
動画に対してリアルタイムの処理が可能な画像表示装置
を得ることができる。さらに、色変換された画像データ
は、画像データ出力手段を介して画像表示手段に送られ
るので、調整後の画像がリアルタイムに、調整前の画像
と等倍で画像表示手段において表示される画像表示装置
を得ることができる。
【0069】実施の形態3.図16はこの発明の実施の
形態3における画像表示手段34の画面上に表示される
メニューの一例について示した図である。図16におい
て、38は赤彩度調整バー、40は緑彩度調整バー、4
2は青彩度調整バーであり、上記実施例1の図2におけ
るものと同一のものである。上記実施の形態1において
は、使用者は赤、イエロー、緑、シアン、青、マゼンタ
の6色の彩度調整バーを用いて変換特性を指定するよう
に構成したが、本実施の形態においては、使用者は赤、
緑、青、の3色の彩度調整バーを用いて変換特性を指定
するように構成しており、より簡易な特性の指定が可能
となる。他の構成は、上記実施の形態1と同一である。
【0070】使用者は、赤彩度調整バー38、緑彩度調
整バー40、青彩度調整バー42のうち、彩度調整した
い色、すなわち変換特性を指定したい色に対応する彩度
調整バーを選択する。選択された彩度調整バーは、表示
色の変化や表示明度の変化などにより、彩度調整バーが
選択されていることを使用者に知らせる。所望の彩度調
整バーの選択が終了した後に、使用者は選択した色の彩
度を指定する。彩度の指定は、色変換手段32に入力さ
れる第1の3つの色データRi、Gi、Biにより表さ
れる色の彩度に対する、色変換手段32から出力される
上記第2の3つの色データRo、Go、Boにより表さ
れる色の彩度の比によって指定する。上記の操作を繰り
返すことにより、使用者は所望の色変換特性を指定す
る。図16の例においては、赤の彩度を1.1倍、緑の彩
度を1.0倍、青の彩度を1.0倍とするような変換特性が指
定されている。
【0071】変換特性指定手段37は、使用者により指
定された赤彩度調整バー38、緑彩度調整バー40、青
彩度調整バー42の値より、変換特性指定データを生成
する。図17は、変換特性指定データの構成の一例を示
す図である。図17の例においては、変換特性指定デー
タは、上位から赤指定データ、緑指定データ、青指定デ
ータにより構成される。各指定データの値は、彩度調整
バーにより使用者により指定されたRi、Gi、Biに
より表される色の彩度に対するRo、Go、Boにより
表される色の彩度の比となる。使用者によって指定され
ない色については、各指定データの値は1.0となる。図
16の例のように指定されている場合においては、例え
ば、赤指定データは“1.1”、緑指定データは“1.0”、
青指定データは“1.0”となる。
【0072】上記実施の形態1と同じく、変換特性指定
手段37からの変換特性指定データは、変換特性算出手
段44へと入力される。変換特性算出手段44は、入力
された変換特性指定データの内容に応じて変換特性デー
タを新たに算出して出力する。例えば、赤の彩度を1.1
倍にすることが指定された場合、赤に対して有効な第1
の比較データh1rに係る係数を新たに算出する。h1
rに係る係数には、R1を演算するための係数、G1を
演算するための係数、B1を演算するための係数があ
る。赤の彩度を1.1倍にすることが指定された場合にお
いては、h1rに係る係数の算出方法として、例えば図
17に示す変換特性指定データの赤指定データの値に応
じた値をh1rに係る係数のうちR1を演算するための
係数に対して加算するとともに、G1またはB1を演算
するための係数に対しても赤指定データの値に応じた値
を加算することが考えられる。また、h1rに係る係数
の算出方法の他の例としては、赤指定データの値に応じ
た値をh1rに係る係数のうちG1またはB1を演算す
るための係数に対して減算することも考えられる。同様
に、緑の変換特性が指定された場合においては、緑に対
して有効な第1の比較データh1gに係る係数を新たに
算出し、青の変換特性が指定された場合においては、青
に対して有効な第1の比較データh1bに係る係数を新
たに算出する。
【0073】イエロー、マゼンタ、シアンに対して有効
な第1の比較データh1y、h1m、h1c、および第
2の比較データh2ry、h2gy、h2gc、h2b
c、h2bm、h2rmに係る係数については、赤、
緑、青に対して有効な第1の比較データh1r、h1
g、h1bに係る係数を元に決定することができる。ま
たは、h1y、h1m、h1c、および第2の比較デー
タに係る係数は、変換特性データの内容から直接決定し
てもよい。変換特性指定手段37は、必要に応じてこれ
らの値も新たに算出する。
【0074】以上より、使用者が変換特性指定手段によ
り調整したい色の変換特性を指定することにより、選択
した色の彩度を調整することが可能な画像表示装置を得
ることができる。また、色変換処理を行う色変換手段を
ハードウエアにより構成するので、CPUに大きな負荷
をかけることなく、動画に対してリアルタイムの処理が
可能な画像表示装置を得ることができる。さらに、色変
換された画像データは、画像データ出力手段を介して画
像表示手段に送られるので、調整後の画像がリアルタイ
ムに、調整前の画像と等倍で画像表示手段において表示
される画像表示装置を得ることができる。加えて、赤、
緑、青の3色から選択して変換特性を指定するので、簡
易な調整が可能となる。
【0075】実施の形態4.図18は本発明の実施の形
態4における画像表示手段34の画面上に表示されるメ
ニューの一例について示した図である。図18におい
て、47は全色彩度調整バーである。上記実施の形態1
においては、使用者は赤、イエロー、緑、シアン、青、
マゼンタの6色の彩度調整バーを用いて変換特性を指定
するように構成したが、本実施の形態においては、使用
者は単一の彩度調整バーによって彩度の調整を行うよう
に構成している。他の構成は、上記実施の形態1におけ
るものと同様である。
【0076】変換特性指定手段37からの変換特性指定
データは、変換特性設定手段36へと入力される。変換
特性設定手段36において、変換特性指定手段37から
の変換特性指定データは変換特性算出手段44に入力さ
れる。変換特性算出手段44は、入力された変換特性指
定データの内容に応じて変換特性データを新たに算出す
る。
【0077】変換特性指定手段37が図18に示すメニ
ューを持ち、色変換手段35が図4に示す構成である場
合においては、変換特性算出手段44は全色調整バー4
7による変換特性の指定に対して、h1r、h1y、h
1g、h1c、h1b、h1mに係る係数を同時に新た
に算出する。
【0078】変換特性算出手段44から出力される変換
特性データは、変換特性書込手段45へと入力され、変
換特性書込手段45は、入力される変換特性データを変
換特性記憶手段35へと設定する。
【0079】以上より、使用者が変換特性指定手段によ
り変換特性を指定することにより、色の彩度を調整する
ことが可能な画像表示装置を得ることができる。また、
色変換処理を行う色変換手段をハードウエアにより構成
するので、CPUに大きな負荷をかけることなく、動画
に対してリアルタイムの処理が可能な画像表示装置を得
ることができる。さらに、色変換された画像データは、
画像データ出力手段を介して画像表示手段に送られるの
で、調整後の画像がリアルタイムに、調整前の画像と等
倍で画像表示手段において表示される画像表示装置を得
ることができる。加えて、全色に対して同時に変換特性
を指定するので、簡易な調整が可能となる。
【0080】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る画像表示
装置は、3つ以上の色データからなる入力画像データを
入力し、画像表示手段に表示する画像表示装置であっ
て、変換特性データに基づいて3つ以上の色データから
なる第1の画像データを3つ以上の色データからなる第
2の画像データに変換する色変換手段と、上記変換特性
データを記憶する変換特性記憶手段と、上記色変換手段
における変換特性を指定し、変換特性指定データを出力
する変換特性指定手段と、上記変換特性指定データに基
づいて上記変換特性データを算出し、上記変換特性記憶
手段に設定する変換特性設定手段とを備えるとともに、
上記変換特性指定手段が3つ以上の色データからなる第
2の画像データにより表される色の彩度を指定する彩度
指定手段を備え、上記色変換手段が、上記第1の画像デ
ータを入力し、特定の色相においてのみ有効となる演算
項を出力する演算項生成手段と、上記特定の色相におい
てのみ有効となる演算項を用いたマトリクス演算を行う
マトリクス演算手段とを備えるので、使用者が変換特性
指定手段により変換特性を指定することが可能であると
いう効果があるとともに、変換特性指定手段により変換
特性が指定可能な色と、色変換手段において生成される
演算項が有効となる色相が対応している場合、変換特性
データの算出は容易となるという効果もある。また、色
変換処理を行う色変換手段をハードウエアにより構成す
るので、CPUに大きな負荷をかけることなく、動画に
対してリアルタイムの処理が可能であるという効果もあ
る。さらに、色変換された画像データは、画像データ出
力手段を介して画像表示手段に送られるので、調整後の
画像がリアルタイムに、調整前の画像と等倍で画像表示
手段において表示され、使用者は効果を確認しながら変
換特性を指定できるという効果もある。
【0081】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記変換特性データが上記マトリクス演算手段におけるマ
トリクス演算係数を含み、上記変換特性設定手段が、上
記特定の色相においてのみ有効となる演算項に係る係数
中の所定の係数に対して、上記変換特性指定データの値
に応じた値を加算もしくは減算することにより変換特性
データを算出するので、変換特性データの算出が容易に
行えるという効果もある。
【0082】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度指定手段が上記第2の画像データにより表される
色の彩度を上記第1の画像データにより表される色の彩
度との比によって指定する手段を備えるので、使用者が
彩度の調整を容易に行えるという効果もある。
【0083】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記第1の画像データが赤、緑、青の3つの色データを含
むので、赤、緑、青の3つの色データを含む画像データ
に対して、使用者が変換特性指定手段により変換特性を
指定することが可能であるという効果もある。
【0084】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度指定手段が彩度を指定する色を選択する手段と、
上記選択された色に対する彩度を指定する手段とを備え
るので、使用者が変換特性指定手段により調整したい色
の変換特性を指定することにより、調整したい色のみを
調整することが可能であるという効果もある。
【0085】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度を指定する色が赤、緑、青の3色を含むので、
赤、緑、青の3色のうち所望の色のみを容易に調整する
ことが可能であるという効果もある。
【0086】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記彩度を指定する色が、赤、緑、青、イエロー、マゼン
タ、シアンの6色を含むので、赤、イエロー、緑、シア
ン、青、マゼンタの6色のうち所望の色のみを容易に調
整することが可能であるという効果もある。
【0087】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記変換特性指定データが上記彩度指定手段において選択
された色を示す情報と、上記選択された色に対して指定
された彩度を示す情報とを備えるので、上記変換特性指
定手段において上記変換特性データの生成が容易である
という効果もある。
【0088】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記演算項生成手段が上記第1の画像データより有彩色成
分と無彩色成分を抽出する色成分抽出手段と、上記有彩
色成分を用いた比較演算を行う多項式演算手段とを備え
るので、特定の色相においてのみ有効となる演算項の生
成が容易となると言う効果もある。
【0089】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記色成分抽出手段が上記第1の画像データによる最大値
βと最小値αを算出する算出手段と、上記第1の画像デ
ータと上記算出手段からの出力である最大値βと最小値
αにより色相データr、g、bおよびy、m、cを算出
する色相データ算出手段とを備え、上記多項式演算手段
が上記色相データ算出手段からの出力である各色相デー
タを用いた第1の比較データを生成する手段と、上記第
1の比較データを生成する手段からの出力である第1の
比較データを用いた第2の比較データを生成する手段と
を備え、上記第1の比較データを生成する手段からの第
1の比較データと、上記第2の比較データを生成する手
段からの第2の比較データと、上記色相データ算出手段
からの色相データ、および上記算出手段からの最小値α
を用いて、上記変換特性データによるマトリクス演算を
行うことにより色変換された画像データを得るので、
赤、青、緑、イエロー、シアン、マゼンタの6つの色相
に加え、更に赤〜イエロー、イエロー〜緑、緑〜シア
ン、シアン〜青、青〜マゼンタ、マゼンタ〜赤の6つの
色相間の領域を、それぞれの色相、それぞれの領域に関
係した係数のみを独立に設定可能とすることにより、上
記6つの色相間の変化の度合いをも調整可能となると言
う効果もある。
【0090】また、この発明に係る画像表示装置は、上
記第1の画像データがR、G、Bの3つの色データから
なり、上記最大値βと最小値αを算出する算出手段が上
記R、G、Bにおける最大値βと最小値αを算出する手
段を備え、上記色相データ算出手段が入力されたR、
G、Bと上記算出手段からの出力である最大値βと最小
値αからの減算処理r=R−α、g=G−α、b=B−
αおよびy=β−B、m=β−G、c=β−Rにより色
相データr、g、bおよびy、m、cを算出する手段を
備えるとともに、上記第1の比較データを生成する手段
が、色相データr、g、b間およびy、m、c間におけ
る比較データを求める手段を備え、上記第2の比較デー
タを生成する手段が、上記第1の比較データを生成する
手段からの出力である第1の比較データに所定の演算係
数を乗算する乗算手段と、上記乗算手段からの出力を用
いた比較データを求める手段とを備えて、上記第1の比
較データを生成する手段からの第1の比較データと、上
記第2の比較データを生成する手段からの第2の比較デ
ータと、上記色相データ算出手段からの色相データ、お
よび上記算出手段からの最小値αを用いて、マトリクス
演算を行うことにより色変換された画像データを得るの
で、上記色相データ算出手段を入力された画像データ
R、G、Bと上記算出手段からの出力である最大値βと
最小値αからの減算処理を用いて構成することが可能で
あるとともに、上記第1の比較データを生成する手段、
上記第2の比較データを生成する手段を比較演算処理、
加減算処理、乗算処理などの簡単な演算手段を用いて構
成することが可能であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による画像表示装置の構成の一
例を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1による画像表示装置における画
像表示手段34の画面上に表示されるメニューの一例を
示す図である。
【図3】 実施の形態1による画像表示装置における変
換特性指定データの構成の一例を示す図である。
【図4】 実施の形態1による画像表示装置における色
変換手段32の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態1による画像表示装置における多
項式演算手段3の一構成例を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態1による画像表示装置における識
別符号S1と最大値βおよび最小値α、0となる色相デ
ータの関係の一例を示す図である。
【図7】 実施の形態1による画像表示装置における多
項式演算手段3のゼロ除去手段7の動作を説明するため
の図である。
【図8】 実施の形態1による画像表示装置におけるマ
トリクス演算手段4の一部分の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図9】 6つの色相と色相データの関係を模式的に示
した図である。
【図10】 実施の形態1による画像表示装置における
第1の比較データと色相の関係を模式的に示した図であ
る。
【図11】 実施の形態1による画像表示装置における
第2の比較データと色相の関係を模式的に示した図であ
る。
【図12】 実施の形態1による画像表示装置における
多項式演算手段3の演算係数選択手段11において、演
算係数を変化させた場合の比較データによる演算項と色
相の関係を模式的に示した図である。
【図13】 実施の形態1による画像表示装置において
各色相および色相間の領域に関与し、有効となる演算項
の関係を示した図である。
【図14】 実施の形態1による画像表示装置における
変換特性設定手段36の構成の一例を示したブロック図
である。
【図15】 実施の形態2による画像表示装置における
変換特性設定手段36の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図16】 実施の形態3による画像表示装置における
画像表示手段34の画面上に表示されるメニューの一例
について示した図である。
【図17】 実施の形態3による画像表示装置における
変換特性指定データの構成の一例を示す図である。
【図18】 実施の形態4による画像表示装置における
画像表示手段34の画面上に表示されるメニューの一例
について示した図である。
【図19】 従来の画像表示装置における色再現特性の
調整操作部の一例を示す図である。
【図20】 従来の画像表示装置における画像調整方法
を用いた装置の構成を表す図である。
【符号の説明】
1 αβ算出手段、2 色相データ算出手段、3 多項
式演算手段、4 マトリクス演算手段、5 係数記憶手
段、6 合成手段、7 ゼロ除去手段、9a、9b、9
c 最小値選択手段、10a、10b 演算手段、11
演算係数選択手段、12a、12c、12e、12f
乗算手段、13a、13d、13e加算手段、31
画像データ入力手段、32 色変換手段、33 画像デ
ータ出力手段、34 画像表示手段、35 変換特性記
憶手段、36 変換特性設定手段、37 変換特性指定
手段、38 赤彩度調整バー、39 イエロー彩度調整
バー、40 緑彩度調整バー、41 シアン彩度調整バ
ー、42 青彩度調整バー、43 マゼンタ彩度調整バ
ー、44 変換特性算出手段、45 変換特性書込手
段、46 初期特性記憶手段、47 全色彩度調整バ
ー、101 赤信号強度設定手段、102 緑信号強度
設定手段、103 青信号強度設定手段、104 キー
ボード、105 マウス、106 入力手段、107
制御部、108入力回路、109 メモリ、110 C
PU、111 出力回路、112 画像表示部、113
原画像、114 処理画像、115 設定パラメー
タ、116 ハードコピー装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 万里子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 的場 成浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C055 AA06 BA07 EA05 HA15 HA37 5C066 AA03 BA20 CA08 EA05 EB01 EE04 GA01 HA03 KE02 KE03 KM11 5C077 LL16 LL19 MP08 PP32 PP33 PP37 PP43 PQ12 SS07 5C079 HB01 HB02 LB01 MA11 NA03 NA17 PA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つ以上の色データからなる入力画像デ
    ータを入力し、画像表示手段に表示する画像表示装置に
    おいて、 変換特性データに基づいて3つ以上の色データからなる
    第1の画像データを3つ以上の色データからなる第2の
    画像データに変換する色変換手段と、 上記変換特性データを記憶する変換特性記憶手段と、 上記色変換手段における変換特性を指定し、変換特性指
    定データを出力する変換特性指定手段と、 上記変換特性指定データに基づいて上記変換特性データ
    を算出し、上記変換特性記憶手段に設定する変換特性設
    定手段とを備えるとともに、 上記変換特性指定手段が、3つ以上の色データからなる
    第2の画像データにより表される色の彩度を指定する彩
    度指定手段を備え、 上記色変換手段が、上記第1の画像データを入力し、特
    定の色相においてのみ有効となる演算項を出力する演算
    項生成手段と、 上記特定の色相においてのみ有効となる演算項を用いた
    マトリクス演算を行うマトリクス演算手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記変換特性データが上記マトリクス演
    算手段におけるマトリクス演算係数を含み、 上記変換特性設定手段が、上記特定の色相においてのみ
    有効となる演算項に係る係数中の所定の係数に対して、
    上記変換特性指定データの値に応じた値を加算もしくは
    減算することにより変換特性データを算出することを特
    徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 上記彩度指定手段は、 上記第2の画像データにより表される色の彩度を上記第
    1の画像データにより表される色の彩度との比によって
    指定する手段を備えることを特徴とする請求項1または
    2に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の画像データは、赤、緑、青の
    3つの色データを含むことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 上記彩度指定手段は、 彩度を指定する色を選択する手段と、 上記選択された色に対する彩度を指定する手段とを備え
    ることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 上記彩度を指定する色が、赤、緑、青の
    3色を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像表示
    装置。
  7. 【請求項7】 上記彩度を指定する色が、赤、緑、青、
    イエロー、マゼンタ、シアンの6色を含むことを特徴と
    する請求項5に記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 上記変換特性指定データは、 上記彩度指定手段において選択された色を示す情報と、 上記選択された色に対して、指定された彩度を示す情報
    とを備えることを特徴とする請求項5に記載の画像表示
    装置。
  9. 【請求項9】 上記演算項生成手段が、 上記第1の画像データより有彩色成分と無彩色成分を抽
    出する色成分抽出手段と、 上記有彩色成分を用いた比較演算を行う多項式演算手段
    とを備えることを特徴とする請求項4に記載の画像表示
    装置。
  10. 【請求項10】 上記色成分抽出手段が、 上記第1の画像データによる最大値βと最小値αを算出
    する算出手段と、 上記第1の画像データと上記算出手段からの出力である
    最大値βと最小値αにより色相データr、g、bおよび
    y、m、cを算出する色相データ算出手段とを備え、 上記多項式演算手段が、 上記色相データ算出手段からの出力である各色相データ
    を用いた第1の比較データを生成する手段と、 上記第1の比較データを生成する手段からの出力である
    第1の比較データを用いた第2の比較データを生成する
    手段とを備え、 上記第1の比較データを生成する手段からの第1の比較
    データと、上記第2の比較データを生成する手段からの
    第2の比較データと、上記色相データ算出手段からの色
    相データ、および上記算出手段からの最小値αを用い
    て、上記変換特性データによるマトリクス演算を行うこ
    とにより色変換された画像データを得ることを特徴とす
    る請求項9に記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の画像データがR、G、Bの
    3つの色データからなり、 上記最大値βと最小値αを算出する算出手段が上記R、
    G、Bにおける最大値βと最小値αを算出する手段を備
    え、 上記色相データ算出手段が入力されたR、G、Bと上記
    算出手段からの出力である最大値βと最小値αからの減
    算処理r=R−α、g=G−α、b=B−αおよびy=
    β−B、m=β−G、c=β−Rにより色相データr、
    g、bおよびy、m、cを算出する手段を備えるととも
    に、 上記第1の比較データを生成する手段が、色相データ
    r、g、b間およびy、m、c間における比較データを
    求める手段を備え、 上記第2の比較データを生成する手段が、上記第1の比
    較データを生成する手段からの出力である第1の比較デ
    ータに所定の演算係数を乗算する乗算手段と、 上記乗算手段からの出力を用いた比較データを求める手
    段とを備えて、 上記第1の比較データを生成する手段からの第1の比較
    データと、上記第2の比較データを生成する手段からの
    第2の比較データと、上記色相データ算出手段からの色
    相データ、および上記算出手段からの最小値αを用い
    て、マトリクス演算を行うことにより色変換された画像
    データを得ることを特徴とする請求項10に記載の画像
    表示装置。
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