JP2005134866A - カラー表示装置、色補正方法および色補正プログラム - Google Patents
カラー表示装置、色補正方法および色補正プログラム Download PDFInfo
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Abstract
従来の色補正技術は、色補正した結果、ある成分の彩度や輝度の上限値を超えてしまい、期待通りの色補正を行うことができない場合があった。
【解決手段】
入力カラー映像信号の3成分の階調レベルの大小関係を判定し、上記入力カラー映像信号が上記3成分の大小関係で決まる6つのパターンのいずれに属するかによって異なる演算処理を行うカラー表示装置であって、上記3成分のうち階調レベルが最小の成分を除く2つの成分それぞれに対して、上記3成分の各階調レベルの大きさに応じて値が変化する変数を用いて演算処理を行う。
【選択図】 図1
Description
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルを表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(r−g)Nr
yo=Kyg(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数であり、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換されることが好ましい。
Krg=Cr・frg(r,b)、Krb=Cr・frb(r,g)
Kgr=Cg・fgr(g,b)、Kgb=Cg・fgb(g,r)
Kbr=Cb・fbr(b,g)、Kbg=Cb・fbg(b,r)
Kyg=Cy・fyg(r,b)、Kmb=Cm・fmb(r,g)
Kmr=Cm・fmr(b,g)、Kcg=Cc・fcg(b,r)
Kcb=Cc・fcb(g,r)、Kyr=Cy・fyr(g,b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、frg、frb、fgr、fgb、fbr、fbg、fyg、fmb、fmr、fcg、fcb、fyrは、括弧内のr、gおよびbの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることが好ましい。
Krg=Cr・far(r)・fag(b)、Krb=Cr・far(r)・fab(g)
Kgr=Cg・fag(g)・far(b)、Kgb=Cg・fag(g)・fab(r)
Kbr=Cb・fab(b)・far(g)、Kbg=Cb・fab(b)・fag(r)
Kyg=Cy・far(r)・fab(b)、Kmb=Cm・far(r)・fag(g)
Kmr=Cm・fab(b)・fag(g)、Kcg=Cc・fab(b)・far(r)
Kcb=Cc・fag(g)・far(r)、Kyr=Cy・fag(g)・fab(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、far、fab、fagは、括弧内のR、G,Bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であってもよい。
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、f0、f1、g0、g1、h0、h1、Mr、Mg、Mbおよびkは定数であり、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であってもよい。
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=2×r (0≦r<0.5)
αr=2×(1−r) (0.5≦r≦1)
αg=2×g (0≦g<0.5)
αg=2×(1−g) (0.5≦g≦1)
αb=2×b (0≦b<0.5)
αb=2×(1−b) (0.5≦b≦1)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であってもよい。
Krg=Cr・fmax(r)・fmin(b)、Krb=Cr・fmax(r)・fmin(g)
Kgr=Cg・fmax(g)・fmin(b)、Kgb=Cg・fmax(g)・fmin(r)
Kbr=Cb・fmax(b)・fmin(g)、Kbg=Cb・fmax(b)・fmin(r)
Kyg=Cy・fmax(r)・fmin(b)、Kmb=Cm・fmax(r)・fmin(g)
Kmr=Cm・fmax(b)・fmin(g)、Kcg=Cc・fmax(b)・fmin(r)
Kcb=Cc・fmax(g)・fmin(r)、Kyr=Cy・fmax(g)・fmin(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、fmax、fminは、括弧内のr,g,bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であってもよい。
Krg=Cr・Sr・Tb、 Krb=Cr・Sr・Tg
Kgr=Cg・Sg・Tb、 Kgb=Cg・Sg・Tr
Kbr=Cb・Sb・Tg、 Kbg=Cb・Sb・Tr
Kyg=Cy・Sr・Tb、 Kmb=Cm・Sr・Tg
Kmr=Cm・Sb・Tg、 Kcg=Cc・Sb・Tr
Kcb=Cc・Sg・Tr、 Kyr=Cy・Sg・Tb
Tr=rk
Sr=(1−r)k
Tg=gk
Sg=(1−g)k
Tb=bk
Sb=(1−b)k
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、Cm、Ccおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であってもよい。
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(r−g)Nr
yo=Kyg(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換してもよい。
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(fzr(r)−fzg(g))Nr
yo=Kyg(fzg(g)−fzb(b))Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(fzr(r)−fzb(b))Nr
mo=Kmb(fzb(b)−fzg(g))Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(fzb(b)−fzr(r))Nb
mo=Kmr(fzr(r)−fzg(g))Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(fzb(b)−fzg(g))Nb
co=Kcg(fzg(g)−fzr(r))Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(fzg(g)−fzb(b))Ng
co=Kcb(fzb(b)−fzr(r))Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(fzg(g)−fzr(r))Ng
yo=Kyr(fzr(r)−fzb(b))Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数、fzr、fzg、fzbはそれぞれ括弧内のr、g、bに応じて変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成であってもよい。
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルを表わし、
[1] r≧g≧bの場合 ro=Krg・fnr(r−g)
yo=Kyg・fny(g−b)
go=bo=mo=co=0
[2] r≧b>gの場合 ro=Krb・fnr(r−b)
mo=Kmb・fnm(b−g)
go=bo=yo=co=0
[3] b>r≧gの場合 bo=Kbr・fnb(b−r)
mo=Kmr・fnm(r−g)
ro=go=yo=co=0
[4] b>g>rの場合 bo=Kbg・fnb(b−g)
co=Kcg・fnc(g−r)
ro=go=yo=mo=0
[5] g≧b>rの場合 go=Kgb・fng(g−b)
co=Kcb・fnc(b−r)
ro=bo=yo=mo=0
[6] g>r≧bの場合 go=Kgr・fng(g−r)
yo=Kyr・fny(r−b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、またfnr(DX),fng(DX),fnb(DX),fny(DX),fnm(DX),fnc(DX)は括弧内の式の結果DX(0≦DX≦1)に応じて変化する関数である)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’を、それぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換してもよい。
a21,a31,a12,a32,a13,a23,a34,a25,a16が0又は負の値であることが好ましい。
a11=a22=a33=a14=a24=a15=a35=a26=a36=1 かつ
a11+a21+a31=0 かつ
a12+a22+a32=0 かつ
a13+a23+a33=0 かつ
a14+a24+a34=0 かつ
a15+a25+a35=0 かつ
a16+a26+a36=0
であることが好ましい。
a11=a22=a33=a14=a24=a15=a35=a26=a36=1 かつ
a21=a31=a12=a32=a13=a23=‐0.5 かつ
a34=a25=a16=‐2
であることが好ましい。
fnr(DX)=DX2−Pr・DX
fny(DX)=DX2−Py・DX
(Pr、Pyは0より大きい定数)で示されることが好ましい。
また、本発明は、入力カラー映像信号の複数の色成分の各階調レベルの大小関係を判定し、上記大小関係に基づき、上記3成分から抽出された調整用のR、GおよびB成分と、それらの補色Y、MおよびC成分と、白成分との7色の成分に対してそれぞれ係数を乗算し、その演算結果を元のRGB成分に加減算して演算処理を行う構成であってもよい。
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルを表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(r−g)Nr
yo=Kyg(g−b)Ny
wo=fw(b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
wo=fw(g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
wo=fw(g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
wo=fw(r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
wo=fw(r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
wo=fw(b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、Kcg、KcbおよびKwは、定数または、r、gおよびbの大きさに応じて変化する変数。また、Nr、NgおよびNbは0以上の定数であり、fwはその括弧内のr、gおよびbの大きさに応じて変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することが好ましい。
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることが好ましい。
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=2×r (0≦r<0.5)
αr=2×(1−r) (0.5≦r≦1)
αg=2×g (0≦g<0.5)
αg=2×(1−g) (0.5≦g≦1)
αb=2×b (0≦b<0.5)
αb=2×(1−b) (0.5≦b≦1)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であってもよい。
Krg=Cr・Sr・Tb、 Krb=Cr・Sr・Tg
Kgr=Cg・Sg・Tb、 Kgb=Cg・Sg・Tr
Kbr=Cb・Sb・Tg、 Kbg=Cb・Sb・Tr
Kyg=Cy・Sr・Tb、 Kmb=Cm・Sr・Tg
Kmr=Cm・Sb・Tg、 Kcg=Cc・Sb・Tr
Kcb=Cc・Sg・Tr、 Kyr=Cy・Sg・Tb
Tr=rk
Sr=(1−r)k
Tg=gk
Sg=(1−g)k
Tb=bk
Sb=(1−b)k
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、Cm、Ccおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数でもよい。
fw(X)=CwXZ
(ただし、CwおよびZは定数であり、Xは上記r、g、bいずれかの値である)で表される関数であってもよい。
fw(X)=Cw0X (0≦X<Mw)
fw(X)=Cw1(1−X) (Mw≦X≦1)
(ただし、Cw0、Cw1、Mwは定数)で表される関数であってもよい。
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)Nr
yo=Cy(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)Nr
mo=Cm(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)Nb
mo=Cm(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)Nb
co=Cc(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)Ng
co=Cc(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)Ng
yo=Cy(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Cc,Nr,Ng,Nb,Ny,Nm,Ncは定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)
yo=Cy(g−b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)
mo=Cm(b−g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)
mo=Cm(r−g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)
co=Cc(g−r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)
co=Cc(b−r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)
yo=Cy(r−b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Ccは定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(fzr(r)−fzg(g))
yo=Cy(fzg(g)−fzb(b))
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(fzr(r)−fzb(b))
mo=Cm(fzb(b)−fzg(g))
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(fzb(b)−fzr(r))
mo=Cm(fzr(r)−fzg(g))
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(fzb(b)−fzg(g))
co=Cc(fzg(g)−fzr(r))
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(fzg(g)−fzb(b))
co=Cc(fzb(b)−fzr(r))
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(fzg(g)−fzr(r))
yo=Cy(fzr(r)−fzb(b))
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr、Cg、Cb、Cy、CmおよびCcは定数、fzr、fzg、fzbはそれぞれ括弧内のr、g、bに応じて変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
ro=Cr・min(rg,rb)
go=Cg・min(gr,gb)
bo=Cb・min(br,bg)
yo=Cy・min(rb,gb)
mo=Cm・min(rg,bg)
co=Cc・min(gr,br)
このとき、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Ccは定数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
・rg<rbの時 ro=Krg・rg
・rg>rbの時 ro=Krb・rb
・gr<gbの時 go=Kgr・gr
・gr>gbの時 go=Kgb・gb
・br<bgの時 bo=Kbr・br
・br>bgの時 bo=Kbg・bg
・rb<gbの時 yo=Kyr・rb
・rb>gbの時 yo=Kyg・gb
・rg<bgの時 mo=Kmr・rg
・rg>bgの時 mo=Kmb・bg
・gr<brの時 co=Kcg・gr
・gr>brの時 co=Kcb・br
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)
yo=Cy(g−b)
wo=fw(b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)
mo=Cm(b−g)
wo=fw(g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)
mo=Cm(r−g)
wo=fw(g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)
co=Cc(g−r)
wo=fw(r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)
co=Cc(b−r)
wo=fw(r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)
yo=Cy(r−b)
wo=fw(b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr、Cg、Cb、Cy、CmおよびCcは定数、fwは映像全体の平均輝度およびピーク輝度によって変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
ro=Cr・min(rg,rb)
go=Cg・min(gr,gb)
bo=Cb・min(br,bg)
yo=Cy・min(rb,gb)
mo=Cm・min(rg,bg)
co=Cc・min(gr,br)
wo=fw(min(r,g,b))
このとき、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Ccは定数、fwはその括弧内の値の大きさに応じて変化する関数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
・rg<rbの時 ro=Krg・rg
・rg>rbの時 ro=Krb・rb
・gr<gbの時 go=Kgr・gr
・gr>gbの時 go=Kgb・gb
・br<bgの時 bo=Kbr・br
・br>bgの時 bo=Kbg・bg
・rb<gbの時 yo=Kyr・rb
・rb>gbの時 yo=Kyg・gb
・rg<bgの時 mo=Kmr・rg
・rg>bgの時 mo=Kmb・bg
・gr<brの時 co=Kcg・gr
・gr>brの時 co=Kcb・br
・wo=fw(min(r,g,b))
このとき、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、fwはその括弧内の値の大きさに応じて変化する関数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する構成である。
本発明の実施の一形態について、図1から図5に基づいて説明する。
[1]r>g>b、
[2]r>b>g、
[3]b>r>g、
[4]b>g>r、
[5]g>b>r、
[6]g>r>b
の6つのパターン(6つの色相領域)のうちのいずれに属するかが判定される。なお、領域[1]〜[6]を場合分けする際のr、g、bの等号の組み合わせは後述の場合に限られず、お互いの等号の関係が重複しないように、例えば、r≧g、g<r、r≧b、b<r、g≧b、b<gの関係を満たすように設定されていれば他の組み合わせでも構わない。次に、R、G、B、Y、M、Cの各色成分に対して色補正を行うための補正値ro、go、bo、yo、moおよびcoが演算される(S204)。
領域[1]〜[6]における各補正値は、
領域[1](r≧g≧b)の場合:
ro=Krg(r−g)Nr、yo=Kyg(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
領域[2](r≧b>g)の場合:
ro=Krb(r−b)Nr、mo=Kmb(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
領域[3](b>r≧g)の場合:
bo=Kbr(b−r)Nb、mo=Kmr(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
領域[4](b>g>r)の場合:
bo=Kbg(b−g)Nb、co=Kcg(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
領域[5](g≧b>r)の場合:
go=Kgb(g−b)Ng、co=Kcb(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
領域[6](g>r≧b)の場合:
go=Kgr(g−r)Ng、yo=Kyr(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
(ただし、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、定数または変数、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数)で表わされる式に基づいて演算が行われる。
Krg=Cr・frg(r,g)、Krb=Cr・frb(r,b)
Kgr=Cg・fgr(g,r)、Kgb=Cg・fgb(g,b)
Kbr=Cb・fbr(b,r)、Kbg=Cb・fbg(b,g)
Kyg=Cy・fyg(r,b)、Kmb=Cm・fmb(r,g)
Kmr=Cm・fmr(b,g)、Kcg=Cc・fcg(b,r)
Kcb=Cc・fcb(g,r)、Kyr=Cy・fyr(g,b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、frg、frb、fgr、fgb、fbr、fbg、fyg、fmb、fmr、fcg、fcb、fyrは、それぞれの括弧内のr、gおよびbの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数としてもよい。
Krg=Cr・far(r)・fag(g)、Krb=Cr・far(r)・fab(b)
Kgr=Cg・fag(g)・far(r)、Kgb=Cg・fag(g)・fab(b)
Kbr=Cb・fab(b)・far(r)、Kbg=Cb・fab(b)・fag(g)
Kyg=Cy・far(r)・fab(b)、Kmb=Cm・far(r)・fag(g)
Kmr=Cm・fab(b)・fag(g)、Kcg=Cc・fab(b)・far(r)
Kcb=Cc・fag(g)・far(r)、Kyr=Cy・fag(g)・fab(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、far、fab、fag、fay、fam、facは、括弧内のR、G,Bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)であらわされる変数としてもよい。更に関数far(r)、fag(g)、fab(b)は、各r、g、b(0≦r,g,b≦1)が0又は1の時、0を返す連続関数であることが望ましい。具体的には、例えば
Krg=Cr・αr・αg、 Krb=Cr・αr・αb
Kgr=Cg・αg・αr、 Kgb=Cg・αg・αb
Kbr=Cb・αb・αr、 Kbg=Cb・αb・αg
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数)で表される変数である。また、上記αr、αgおよびαbを、
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、f0、f1、g0、g1、h0、h1、Mr、Mg、Mbおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表わされるように、r、gおよびbの各階調レベルの大きさに応じて値が変化する関数(重み関数)としてもよい。αr、αg、αbは、各階調レベルr、g、bの値(階調レベルの最大値N−1で除算して1に規格化された値)が0以上M(Mは0から1までの整数)未満の区間で単調増加する関数であり、M以上1以下の区間で単調現象する関数である。このように入力信号の階調レベルの大きさに応じて単調増加あるいは単調減少させて係数を変化させて重み付けを行うことにより、混色の彩度を強調する一方、単色に近い領域の彩度の強調を抑えた色補正を行うことができる。
αr=2×r (0≦r<0.5) ・・・(1)
αr=2×(1−r) (0.5≦r≦1) ・・・(2)
αg=2×g (0≦g<0.5) ・・・(3)
αg=2×(1−g) (0.5≦g≦1) ・・・(4)
αb=2×b (0≦b<0.5) ・・・(5)
αb=2×(1−b) (0.5≦b≦1) ・・・(6)
(ただし、r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算して規格化した値)
で表される関数にしてもよい。また、
αr=4×r (0≦r<0.25) ・・・(1)’
αr=4/3×(1−r) (0.25≦r≦1) ・・・(2)’
αg=4×g (0≦g<0.25) ・・・(3)’
αg=4/3×(1−g) (0.25≦g≦1) ・・・(4)’
αb=4×b (0≦b<0.25) ・・・(5)’
αb=4/3×(1−b) (0.25≦b≦1) ・・・(6)’
(ただし、r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算して規格化した値)
で表わされる関数にしてもよい。上式(1)〜(6)、(1)’〜(6)’では1次関数を用いて実現する例を示したが、これに限らず指数関数や三角関数を用いてもよい。また、条件分けの閾値を0.5ではなく0.25や0.7のように値を変えることにより、単調増加させたい混色の領域の範囲を制御することができる。
r’=r+ro+yo+mo ・・・(7)
g’=g+go+yo+co ・・・(8)
b’=b+bo+mo+co ・・・(9)
上述の領域[1]〜[6]における各補正値の演算式を上記(7)〜(9)式に代入して領域[1]〜[6]ごとの出力信号r’g’b’を表わすと、
領域[1](r≧g≧b)の場合:
r’=r+ro+yo
g’=g+yo
b’=b
領域[2](r≧b>g)の場合:
r’=r+ro+mo
g’=g
b’=b+mo
領域[3](b>r≧g)の場合:
r’=r+mo
g’=g
b’=b+bo+mo
領域[4](b>g>r)の場合:
r’=r
g’=g+co
b’=b+bo+co
領域[5](g≧b>r)の場合:
r’=r
g’=g+go+co
b’=b+co
領域[6](g>r≧b)の場合:
r’=r+yo
g’=g+go+yo
b’=b
となる。
(実施例1)
本実施形態における実施例を説明する。テレビ放送から受信した人の顔画像を前述の(1)〜(9)式に基づいて色補正する場合について説明する。入力されたカラー映像信号RGBは各8ビット(n=8)で256階調(N=256)である。また、(1)〜(6)式の重み関数を用い、上記各係数は、Cr=Cg=Cb=0.5、Cy=Cm=Cc=0.25及びNr=Ng=Nb=Ny=Nm=Nc=1を用いた。
r’=r+ro+yo
g’=g+yo
b’=b
で表わされる。また、r=192/255、g=160/255、b=128/255であるから、(1)〜(6)のうちr、g、bはそれぞれ(2)、(4)、(6)式を用いて演算が行われる。したがって、
ro=Krg(r−g)
yo=Kyg(g−b)
となり、KrgおよびKygは、
Krg=Cr×2(1−r)×2(1−g)
Kyg=Cy×2(1−r)×2(1−b)
となるから、これに各値を代入して演算すると、色補正後の各R’G’B成分の階調レベルは、
r’=r+ro+yo=210/255
g’=g+yo=167/255
b’=b=128/255
と変換される。
本発明の実施の他の形態について、図7から図9に基づいて説明する。実施の形態1と比較すると、色変換処理回路101の演算処理の内容が異なり、入力カラー信号の6成分RGBYMCに加えて、白成分も考慮に入れて演算処理が行われる。実施の形態1と類似の構成であるため、実施の形態1で説明した内容と説明が重なる部分については、その構成や効果については同じ説明は繰り返さない。
領域[1]〜[6]における各補正値は、
領域[1](r≧g≧b)の場合:
ro=Krg(r−g)
yo=Kyg(g−b)
wo=fw(b)
go=bo=mo=co=0
領域[2](r≧b>g)の場合:
ro=Krb(r−b)
mo=Kmb(b−g)
wo=fw(g)
go=bo=yo=co=0
領域[3](b>r≧g)の場合:
bo=Kbr(b−r)
mo=Kmr(r−g)
wo=fw(g)
ro=go=yo=co=0
領域[4](b>g>r)の場合:
bo=Kbg(b−g)
co=Kcg(g−r)
wo=fw(r)
ro=go=yo=mo=0
領域[5](g≧b>r)の場合:
go=Kgb(g−b)
co=Kcb(b−r)
wo=fw(r)
ro=bo=yo=mo=0
領域[6](g>r≧b)の場合:
go=Kgr(g−r)
yo=Kyr(r−b)
wo=fw(b)
ro=bo=mo=co=0
(ただし、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、定数または変数であり、fw(X)(Xはr、g、bのいずれかが入る)はr、g、bの大きさに応じて変化する関数。)という式に基づいて演算が行われる。
fw(X)=CwXZ
(ただし、CwおよびZは定数であり、Xは上記r、g、bいずれかの値である)で表わしたり、
fw(X)=Cw0X (0≦X<Mw)
fw(X)=Cw1(1−X) (Mw≦X≦1)
(ただし、Cw0、Cw1、Mwは定数)で表わすことができる。
Krg=Cr・far(r)・fag(g)、Krb=Cr・far(r)・fab(b)
Kgr=Cg・fag(g)・far(r)、Kgb=Cg・fag(g)・fab(b)
Kbr=Cb・fab(b)・far(r)、Kbg=Cb・fab(b)・fag(g)
Kyg=Cy・far(r)・fab(b)、Kmb=Cm・far(r)・fag(g)
Kmr=Cm・fab(b)・fag(g)、Kcg=Cc・fab(b)・far(r)
Kcb=Cc・fag(g)・far(r)、Kyr=Cy・fag(g)・fab(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、far、fab、fag、fay、fam、facは、括弧内のr、g、bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表わしてもよい。また、関数far(r)、fag(g)、fab(b)を、各r、g、b(0≦r,g,b≦1)が0又は1の時、0を返す連続関数で表わしてもよい。また、
Krg=Cr・αr・αg、 Krb=Cr・αr・αb
Kgr=Cg・αg・αr、 Kgb=Cg・αg・αb
Kbr=Cb・αb・αr、 Kbg=Cb・αb・αg
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数)で表わし、上記αr、αgおよびαbを、
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、f0、f1、g0、g1、h0、h1、Mr、Mg、Mbおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)
で表わしてもよい。さらに上記αr、αgおよびαbより具体的に、
αr=2×r (0≦r<0.5) ・・・(1)
αr=2×(1−r) (0.5≦r≦1) ・・・(2)
αg=2×g (0≦g<0.5) ・・・(3)
αg=2×(1−g) (0.5≦g≦1) ・・・(4)
αb=2×b (0≦b<0.5) ・・・(5)
αb=2×(1−b) (0.5≦b≦1) ・・・(6)
(ただし、r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算して規格化した値)
で表わしてもよい。また、
αr=4×r (0≦r<0.25) ・・・(1)’
αr=4/3×(1−r) (0.25≦r≦1) ・・・(2)’
αg=4×g (0≦g<0.25) ・・・(3)’
αg=4/3×(1−g) (0.25≦g≦1) ・・・(4)’
αb=4×b (0≦b<0.25) ・・・(5)’
αb=4/3×(1−b) (0.25≦b≦1) ・・・(6)’
(ただし、r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算して規格化した値)
であらわしてもよい。
r’=r+ro+yo+mo+wo ・・・(10)
g’=g+go+yo+co+wo ・・・(11)
b’=b+bo+mo+co+wo ・・・(12)
このように、上述の演算式は、RGB3成分をその大小関係に基づいて6つの色相領域に分け、調整用の3原色RGB成分、その補色成分YMCおよび白成分Wを抽出し、これら7種類の各成分にそれぞれ係数を乗算して元のRGB成分に加減算するものである。
(実施例2)
本実施形態における実施例を説明する。テレビ放送から受信した風景画像を前述の(1)〜(6)および(10)〜(12)式に基づいて色補正する場合について説明する。R、G、B信号は各8ビット(n=8)で256階調(N=256)のカラー映像信号である。また、上記(1)〜(6)の重み関数を用い、上記係数は、Cr=Cg=Cb=0.5、Cy=Cm=Cc=0.25、fw(X)=−0.0625・Xを用いた。
r’=r+wo
g’=g+wo
b’=b+wo
となる。また、wo=−0.125×255/255=−16/255(小数点以下を切り捨て)であるから、(r’、g’、b’)=(239/255、239/255、239/255)となる。このように無彩色信号の場合、補正値ro=go=bo=yo=mo=coがすべて0になり、正の補正成分を含まず、白成分による負の補正値が大きく影響するため、色変換後の輝度レベルを下げることができる。
本発明の実施の他の形態について、図17および図18に基づいて説明する。実施の形態1および実施の形態2と比較すると、本実施の形態においては、色変換処理回路101にて最小輝度および最大輝度を考慮して演算処理が行われる構成に特徴がある。その他の構成については、実施の形態1のカラー表示装置100と類似の構成であるので、実施の形態1で説明した内容と説明が重なる部分については、その構成や効果については同じ説明は繰り返さない。
Krg=Cr・frg(r,b)、Krb=Cr・frb(r,g)
Kgr=Cg・fgr(g,b)、Kgb=Cg・fgb(g,r)
Kbr=Cb・fbr(b,g)、Kbg=Cb・fbg(b,r)
Kyg=Cy・fyg(r,b)、Kmb=Cm・fmb(r,g)
Kmr=Cm・fmr(b,g)、Kcg=Cc・fcg(b,r)
Kcb=Cc・fcb(g,r)、Kyr=Cy・fyr(g,b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、frg、frb、fgr、fgb、fbr、fbg、fyg、fmb、fmr、fcg、fcb、fyrは、括弧内のr、gおよびbの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される式に基づいて演算する。
Krg=Cr・far(r)・fag(b)、Krb=Cr・far(r)・fab(g)
Kgr=Cg・fag(g)・far(b)、Kgb=Cg・fag(g)・fab(r)
Kbr=Cb・fab(b)・far(g)、Kbg=Cb・fab(b)・fag(r)
Kyg=Cy・far(r)・fab(b)、Kmb=Cm・far(r)・fag(g)
Kmr=Cm・fab(b)・fag(g)、Kcg=Cc・fab(b)・far(r)
Kcb=Cc・fag(g)・far(r)、Kyr=Cy・fag(g)・fab(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、far、fab、fag、fay、fam、facは、括弧内のR、G,Bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される式に基づいて演算する。
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数である。
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、f0、f1、g0、g1、h0、h1、Mr、Mg、Mbおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数としてもよい。
αr=2×r (0≦r<0.5) ・・・・・(21)
αr=2×(1−r) (0.5≦r≦1) ・・・・・(22)
αg=2×g (0≦g<0.5) ・・・・・(23)
αg=2×(1−g) (0.5≦g≦1) ・・・・・(24)
αb=2×b (0≦b<0.5) ・・・・・(25)
αb=2×(1−b) (0.5≦b≦1) ・・・・・(26)
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される関数にしてもよい。
Krg=Cr・fmax(r)・fmin(b)、Krb=Cr・fmax(r)・fmin(g)
Kgr=Cg・fmax(g)・fmin(b)、Kgb=Cg・fmax(g)・fmin(r)
Kbr=Cb・fmax(b)・fmin(g)、Kbg=Cb・fmax(b)・fmin(r)
Kyg=Cy・fmax(r)・fmin(b)、Kmb=Cm・fmax(r)・fmin(g)
Kmr=Cm・fmax(b)・fmin(g)、Kcg=Cc・fmax(b)・fmin(r)
Kcb=Cc・fmax(g)・fmin(r)、Kyr=Cy・fmax(g)・fmin(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、fmax、fminは、括弧内のr,g,bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であってもよい。
Krg=Cr・Sr・Tb、 Krb=Cr・Sr・Tg
Kgr=Cg・Sg・Tb、 Kgb=Cg・Sg・Tr
Kbr=Cb・Sb・Tg、 Kbg=Cb・Sb・Tr
Kyg=Cy・Sr・Tb、 Kmb=Cm・Sr・Tg
Kmr=Cm・Sb・Tg、 Kcg=Cc・Sb・Tr
Kcb=Cc・Sg・Tr、 Kyr=Cy・Sg・Tb
Tr=rk
Sr=(1−r)k
Tg=gk
Sg=(1−g)k
Tb=bk
Sb=(1−b)k
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、Cm、Ccおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される関数として設定できる。
本発明の実施の他の形態について、図19および図20に基づいて説明する。上述の実施の形態と比較すると、本実施の形態においては色変換処理回路101にてRGBの最小値を減少させることによって効率的な彩度強調を行う構成に特徴がある。その他の構成については、実施の形態1のカラー表示装置100と類似の構成であるので、実施の形態1で説明した内容と説明が重なる部分については、その構成や効果については同じ説明は繰り返さない。
r’=r+ro+yo+mo ・・・(7)
g’=g+go+yo+co ・・・(8)
b’=b+bo+mo+co ・・・(9)
ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルを表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(r−g)Nr
yo=Kyg(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0である。
yo=Kyg(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
として表現できる。
上記式のA36を、
g’=g+a21・ro+go+a23・bo+a24・yo+mo+a26・co …式(21)
b’=b+a31・ro+a32・go+bo+a34・yo+a35・mo+co …式(22)
そして、たとえばr≧g≧bの場合には、go=bo=mo=co=0となるので、
r’=r+ro+yo
g’=g+a21・ro+a24・yo
b’=b+a31・ro+a34・yo
そして、a31が0以下の値に設定されることにより、B信号が減算され、R信号が強調される。また、r>b>gの場合には、a21が0以下の値に設定されているので、G信号が減算され、R信号が強調される。このようにして、よりR信号について、効果的な彩度強調ができる。
a11=a22=a33=a14=a24=a15=a35=a26=a36=1 かつ
a11+a21+a31=0 かつ
a12+a22+a32=0 かつ
a13+a23+a33=0 かつ
a14+a24+a34=0 かつ
a15+a25+a35=0 かつ
a16+a26+a36=0
として設定することが好ましい。これにより、入力輝度の総和(r+g+b)と出力輝度の総和(r’+g’+b’)を一定に保つことができる。したがって、入力カラー信号の平均輝度をあまり変えることなく、彩度強調を行うことができる。
a11=a22=a33=a14=a24=a15=a35=a26=a36=1 かつ
a21=a31=a12=a32=a13=a23=‐0.5 かつ
a34=a25=a16=‐2
として設定することが好ましい。これにより、rgb信号の加減算をそれぞれに均等に行うことができるので、色相を変化させずに彩度強調を行うことができる。
本発明の他の実施の形態について、図21および図22に基づいて説明する。上述の実施の形態と比較すると、本実施の形態においては色変換処理回路101にて、入力映像信号のrgb値を、一旦パネルの輝度値に補正した後、上述の補正値ro、go、boを演算する構成に特徴がある。その他の構成については、実施の形態1のカラー表示装置100と類似の構成であるので、実施の形態1で説明した内容と説明が重なる部分については、その構成や効果については同じ説明は繰り返さない。
入力カラー映像信号を、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(fzr(r)−fzg(g))Nr
yo=Kyg(fzg(g)−fzb(b))Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(fzr(r)−fzb(b))Nr
mo=Kmb(fzb(b)−fzg(g))Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(fzb(b)−fzr(r))Nb
mo=Kmr(fzr(r)−fzg(g))Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(fzb(b)−fzg(g))Nb
co=Kcg(fzg(g)−fzr(r))Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(fzg(g)−fzb(b))Ng
co=Kcb(fzb(b)−fzr(r))Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(fzg(g)−fzr(r))Ng
yo=Kyr(fzr(r)−fzb(b))Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数、fzr、fzg、fzbはそれぞれ括弧内のr、g、bに応じて変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換する。
本発明の実施の他の形態について、図10から図11に基づいて説明する。実施の形態1または2と比較すると平均輝度及びピーク輝度検出手段108の構成が追加される。その他の構成は同様であるため説明は繰り返さない。平均輝度及びピーク輝度検出手段108は、入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調値r、gおよびbから、それらの平均値および最高値を算出し、平均輝度およびピーク輝度を色変換処理回路101に出力するものである。
ところで近年、バックライトシステムの進歩や、カラーフィルタの設計値を適切なものとすることによって、もともと色再現範囲の広い表示デバイスが出現してきている。例えばLED(Light Emitting Diode)バックライトを用いたLCD(Liquid Crystal Display)デバイスである。これらの表示デバイスは、入力カラー映像信号で設定されている色再現範囲より広い色再現範囲にてカラー画像を表示可能であるので、入力カラー映像信号をより鮮やかに映し出すことができるという特徴を有する。
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルを表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg・fnr(r−g)
yo=Kyg・fny(g−b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb・fnr(r−b)
mo=Kmb・fnm(b−g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr・fnb(b−r)
mo=Kmr・fnm(r−g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg・fnb(b−g)
co=Kcg・fnc(g−r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb・fng(g−b)
co=Kcb・fnc(b−r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr・fng(g−r)
yo=Kyr・fny(r−b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数であり、またfnr(DX),fng(DX),fnb(DX),fny(DX),fnm(DX),fnc(DX)は括弧内の式の結果DX(0≦DX≦1)に応じて変化する関数である。
fng(DX)=DXNg
fnb(DX)=DXNb
fnm(DX)=DXNm
fnc(DX)=DXNc
というように設定されることが好ましい。このように設定することにより、実施例1と同様に緑、青、マゼンダ、シアンに対してそれぞれ彩度を調整することができる。
fnr(DX)=DX2−Pr・DX
fny(DX)=DX2−Py・DX
(ここでPr、Pyは0より大きな定数)であることが好ましい。これにより、関数fnr(DX)およびfny(DX)を、ハードウェアに組み込みやすい簡易な形式にて記述することができるからである。
ro=Krg・fnr(r−g)
yo=Kyg・fny(g−b)
go=bo=mo=co=0
領域[2](r≧b>g)の場合:
ro=Krb・fnr(r−b)
mo=Kmb・fnm(b−g)
go=bo=yo=co=0
領域[3](b>r≧g)の場合:
bo=Kbr・fnb(b−r)
mo=Kmr・fnm(r−g)
ro=go=yo=co=0
領域[4](b>g>r)の場合:
bo=Kbg・fnb(b−g)
co=Kcg・fnc(g−r)
ro=go=yo=mo=0
領域[5](g≧b>r)の場合:
go=Kgb・fng(g−b)
co=Kcb・fnc(b−r)
ro=bo=yo=mo=0
領域[6](g>r≧b)の場合:
go=Kgr・fng(g−r)
yo=Kyr・fny(r−b)
ro=bo=mo=co=0
ただし、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、定数または変数である。また、fnr(DX)、fng(DX)、fnb(DX)、fny(DX)、fnm(DX)、fnc(DX)は括弧内の演算結果DXの大きさに応じて変化する関数である。
fng(DX)=DXNg
fnb(DX)=DXNb
fnm(DX)=DXNm
fnc(DX)=DXNc
という関数を用いる。
go=Kgr・fng(g−r)という演算式により求める。
go=Kgr・(g−r)Ng
となる。この演算式は、実施形態1における補正値goを求めるための演算式と同じものである。さらに、Ng、Nb、Nm、Ncを1以下の値に設定することにより、色補正を行うために加算する補正値go等が増加するので、無彩色付近での彩度を適切に強調することができる。
fnr(DX)=DX2−Pr・DX
fny(DX)=DX2−Py・DX
(ここでPr、Pyは0より大きな定数)とする。
[2] Pr、Py≧1
そして、Pr、Pyを[1]または[2]のいずれに設定するかにより、彩度強調の様子が異なってくる。これについて図26を用いて説明する。図26に示すように、0<Pr、Py<1に設定すると、fnrおよびfnyが肌色の領域において負の値を示すので、肌色の彩度が弱くなる。一方、単色付近において彩度を強くすることができる。
fng(DX)=DX−Pg・DX
fnb(DX)=DX−Pb・DX
fnm(DX)=DX−Pm・DX
fnc(DX)=DX−Pc・DX
(ここで、Pg、Pb、Pm、Pcは1より大きい定数)の関数を用いて行うこともできる。
本発明の実施の他の形態について、図12に基づいて説明する。実施の形態6と比較すると、色変換調整手段109と外光検出手段110の構成が追加されている。その他の構成は同様であるため説明は繰り返さない。
本発明の他の実施の形態について、図27に基づいて説明する。図27は色変換回路101の詳細な構成となっている。図27の各ブロックの機能は、実施の形態8で説明したものと同一のものである。
r’=r+ro+yo+mo ・・・(7)
g’=g+go+yo+co ・・・(8)
b’=b+bo+mo+co ・・・(9)
ここで、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)Nr
yo=Cy(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)Nr
mo=Cm(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)Nb
mo=Cm(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)Nb
co=Cc(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)Ng
co=Cc(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)Ng
yo=Cy(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
(但し、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Cc,Nr,Ng,Nb,Ny,Nm,Ncは定数)と演算される。
本発明の実施の他の形態について、図28に基づいて説明する。図28は色変換回路101の詳細な構成となっている。図28の各ブロックの機能は、実施の形態8で説明したものと同一のものである。
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)
yo=Cy(g−b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)
mo=Cm(b−g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)
mo=Cm(r−g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)
co=Cc(g−r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)
co=Cc(b−r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)
yo=Cy(r−b)
ro=bo=mo=co=0
(但し、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Ccは定数)として演算される。
本発明の他の実施の形態について、図29に基づいて説明する。図29は色変換回路101の詳細な構成となっている。図29の各ブロックの機能は、実施の形態8で説明したものと同一のものである。
r’=r+ro+yo+mo ・・・(7)
g’=g+go+yo+co ・・・(8)
b’=b+bo+mo+co ・・・(9)
ここで
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(fzr(r)−fzg(g))
yo=Cy(fzg(g)−fzb(b))
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(fzr(r)−fzb(b))
mo=Cm(fzb(b)−fzg(g))
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(fzb(b)−fzr(r))
mo=Cm(fzr(r)−fzg(g))
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(fzb(b)−fzg(g))
co=Cc(fzg(g)−fzr(r))
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(fzg(g)−fzb(b))
co=Cc(fzb(b)−fzr(r))
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(fzg(g)−fzr(r))
yo=Cy(fzr(r)−fzb(b))
ro=bo=mo=co=0
(但し、Cr、Cg、Cb、Cy、CmおよびCcは定数、fzr、fzg、fzbはそれぞれ括弧内のr、g、bに応じて変化する関数)として演算される。
本発明の実施の他の形態について、図30に基づいて説明する。図30は色変換回路101の詳細な構成となっている。図30の各ブロックの機能は、実施の形態8で説明したものと同一のものである。また、平均輝度、ピーク輝度検出手段は、実施の形態6において説明した図10のブロックと同一である。
r’=r+ro+yo+mo+wo ・・・(10)
g’=g+go+yo+co+wo ・・・(11)
b’=b+bo+mo+co+wo ・・・(12)
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)
yo=Cy(g−b)
wo=fw(b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)
mo=Cm(b−g)
wo=fw(g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)
mo=Cm(r−g)
wo=fw(g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)
co=Cc(g−r)
wo=fw(r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)
co=Cc(b−r)
wo=fw(r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)
yo=Cy(r−b)
wo=fw(b)
ro=bo=mo=co=0
(但し、Cr、Cg、Cb、Cy、CmおよびCcは定数、fwは画像の平均輝度およびピーク輝度によって動的に変化する関数)として演算される。
本発明のさらに他の実施形態について説明する。上記実施の形態で用いられている成分抽出方法は、すべてrgbの大小関係から6領域に分離し、その領域毎に異なる差分を抽出することにより行っている。しかしながら、必ずしもその方法だけが成分抽出の手段ではない。その他の成分抽出方法について具体例を示す。
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
ro=Cr・min(rg,rb)
go=Cg・min(gr,gb)
bo=Cb・min(br,bg)
yo=Cy・min(rb,gb)
mo=Cm・min(rg,bg)
co=Cc・min(gr,br)
wo=fw(min(r,g,b))
(但し、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数である。)として算出できる。
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
ここで、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値の時は0にする。
・rg>rbの時 ro=Krb・rb
・gr<gbの時 go=Kgr・gr
・gr>gbの時 go=Kgb・gb
・br<bgの時 bo=Kbr・br
・br>bgの時 bo=Kbg・bg
・rb<gbの時 yo=Kyr・rb
・rb>gbの時 yo=Kyg・gb
・rg<bgの時 mo=Kmr・rg
・rg>bgの時 mo=Kmb・bg
・gr<brの時 co=Kcg・gr
・gr>brの時 co=Kcb・br
・wo=fw(min(r,g,b))
(但し、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数である。)
なお、係数Krg、Krb…は、上記実施の形態で説明したものと同一の係数である。このように、rgbの大小関係から6領域を分離しなくても成分抽出できることがわかる。
101 色変換処理回路
102 カラー液晶表示パネル
Claims (56)
- 入力カラー映像信号の複数の色成分の各階調レベルの大小関係を判定し、
上記大小関係に基づき、上記複数の成分のうち階調レベルが最小の成分を除く色成分のそれぞれに対して、上記複数の色成分の各階調レベルの大きさに基づき決定される変数を用いて演算処理を行うことを特徴とするカラー表示装置。 - 入力カラー映像信号の3つの色成分の各階調レベルの大小関係を判定し、上記入力カラー映像信号が上記3成分の大小関係で決まる6つのパターンのいずれに属するかによって異なる演算処理を行い、
上記3成分のうち階調レベルが最小の成分を除く2つの成分それぞれに対して、上記3成分の各階調レベルの大きさに応じて値が変化する変数を用いて演算処理を行うことを特徴とするカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号の色補正前後の階調レベルを、色相、輝度および彩度の分布を表わすカラーモデルを用いて表した場合に、上記変数は、色補正後の階調レベルがカラーモデルの枠を超えないように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカラー表示装置。
- 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(r−g)Nr
yo=Kyg(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数であり、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記変数は、
Krg=Cr・frg(r,b)、Krb=Cr・frb(r,g)
Kgr=Cg・fgr(g,b)、Kgb=Cg・fgb(g,r)
Kbr=Cb・fbr(b,g)、Kbg=Cb・fbg(b,r)
Kyg=Cy・fyg(r,b)、Kmb=Cm・fmb(r,g)
Kmr=Cm・fmr(b,g)、Kcg=Cc・fcg(b,r)
Kcb=Cc・fcb(g,r)、Kyr=Cy・fyr(g,b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、frg、frb、fgr、fgb、fbr、fbg、fyg、fmb、fmr、fcg、fcb、fyrは、括弧内のr、gおよびbの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項4に記載のカラー表示装置。 - 上記変数は、
Krg=Cr・far(r)・fag(b)、Krb=Cr・far(r)・fab(g)
Kgr=Cg・fag(g)・far(b)、Kgb=Cg・fag(g)・fab(r)
Kbr=Cb・fab(b)・far(g)、Kbg=Cb・fab(b)・fag(r)
Kyg=Cy・far(r)・fab(b)、Kmb=Cm・far(r)・fag(g)
Kmr=Cm・fab(b)・fag(g)、Kcg=Cc・fab(b)・far(r)
Kcb=Cc・fag(g)・far(r)、Kyr=Cy・fag(g)・fab(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、far、fab、fagは、括弧内のR、G,Bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項4に記載のカラー表示装置。 - 上記関数far(r),fab(b)およびfag(g)は、各r、g、およびb(0≦r、g、b≦1)が0又は1の時、0を返す連続関数であることを特徴とする請求項6に記載のカラー表示装置。
- 上記変数は、
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、f0、f1、g0、g1、h0、h1、Mr、Mg、Mbおよびkは定数であり、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項4に記載のカラー表示装置。 - 上記変数は、
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=2×r (0≦r<0.5)
αr=2×(1−r) (0.5≦r≦1)
αg=2×g (0≦g<0.5)
αg=2×(1−g) (0.5≦g≦1)
αb=2×b (0≦b<0.5)
αb=2×(1−b) (0.5≦b≦1)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項4に記載のカラー表示装置。 - 上記変数は、
Krg=Cr・fmax(r)・fmin(b)、Krb=Cr・fmax(r)・fmin(g)
Kgr=Cg・fmax(g)・fmin(b)、Kgb=Cg・fmax(g)・fmin(r)
Kbr=Cb・fmax(b)・fmin(g)、Kbg=Cb・fmax(b)・fmin(r)
Kyg=Cy・fmax(r)・fmin(b)、Kmb=Cm・fmax(r)・fmin(g)
Kmr=Cm・fmax(b)・fmin(g)、Kcg=Cc・fmax(b)・fmin(r)
Kcb=Cc・fmax(g)・fmin(r)、Kyr=Cy・fmax(g)・fmin(b)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、fmax、fminは、括弧内のr,g,bの大きさに応じて変化する関数であり、また上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項4に記載のカラー表示装置 - 上記関数fmaxは、各r、g、およびb(0≦r、g、b≦1)が1の時0を返す連続関数であり、fminはr、g、およびbが0の時、0を返す連続関数であることを特徴とする請求項10に記載のカラー表示装置。
- 上記変数は、
Krg=Cr・Sr・Tb、 Krb=Cr・Sr・Tg
Kgr=Cg・Sg・Tb、 Kgb=Cg・Sg・Tr
Kbr=Cb・Sb・Tg、 Kbg=Cb・Sb・Tr
Kyg=Cy・Sr・Tb、 Kmb=Cm・Sr・Tg
Kmr=Cm・Sb・Tg、 Kcg=Cc・Sb・Tr
Kcb=Cc・Sg・Tr、 Kyr=Cy・Sg・Tb
Tr=rk
Sr=(1−r)k
Tg=gk
Sg=(1−g)k
Tb=bk
Sb=(1−b)k
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、Cm、Ccおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項4に記載のカラー表示装置。 - 上記係数kが1であることを特徴とする請求項12に記載のカラー表示装置。
- 上記Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは、それぞれ1/(2の整数乗)で表される定数であることを特徴とする請求項5、請求項6、請求項8、請求項9、請求項10、および請求項12のいずれか1項に記載のカラー表示装置。
- 上記変数Nr、Nyが1以上であることを特徴とする請求項4記載のカラー表示装置。
- 上記変数Ng、Nb、Nm、Ncが1以下であることを特徴とする請求項4または請求項15記載のカラー表示装置。
- 上記入力カラー映像信号を、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(r−g)Nr
yo=Kyg(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号を、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(fzr(r)−fzg(g))Nr
yo=Kyg(fzg(g)−fzb(b))Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(fzr(r)−fzb(b))Nr
mo=Kmb(fzb(b)−fzg(g))Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(fzb(b)−fzr(r))Nb
mo=Kmr(fzr(r)−fzg(g))Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(fzb(b)−fzg(g))Nb
co=Kcg(fzg(g)−fzr(r))Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(fzg(g)−fzb(b))Ng
co=Kcb(fzb(b)−fzr(r))Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(fzg(g)−fzr(r))Ng
yo=Kyr(fzr(r)−fzb(b))Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、またNr、Ng、Nb、Ny、Nm、Ncは0以上の定数、fzr、fzg、fzbはそれぞれ括弧内のr、g、bに応じて変化する関数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記関数fzr、fzg、fzbは、同じ入力値をそれぞれ異なる出力値として変換する関数であることを特徴とする請求項21に記載のカラー表示装置。
- 上記関数fzr、fzg、fzbは、fzr=r2.2、fzg=g2.2、fzb=b2.2であることを特徴とする請求項21に記載のカラー表示装置。
- 上記関数fzr、fzg、fzbは、fzr=r2、fzg=g2、fzb=b2であることを特徴とする請求項21に記載のカラー表示装置。
- 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1] r≧g≧bの場合 ro=Krg・fnr(r−g)
yo=Kyg・fny(g−b)
go=bo=mo=co=0
[2] r≧b>gの場合 ro=Krb・fnr(r−b)
mo=Kmb・fnm(b−g)
go=bo=yo=co=0
[3] b>r≧gの場合 bo=Kbr・fnb(b−r)
mo=Kmr・fnm(r−g)
ro=go=yo=co=0
[4] b>g>rの場合 bo=Kbg・fnb(b−g)
co=Kcg・fnc(g−r)
ro=go=yo=mo=0
[5] g≧b>rの場合 go=Kgb・fng(g−b)
co=Kcb・fnc(b−r)
ro=bo=yo=mo=0
[6] g>r≧bの場合 go=Kgr・fng(g−r)
yo=Kyr・fny(r−b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、またfnr(DX),fng(DX),fnb(DX),fny(DX),fnm(DX),fnc(DX)は括弧内の式の結果DX(0≦DX≦1)に応じて変化する関数である)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’を、それぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記関数fnr(DX)、fny(DX)は、0<DX≦1の範囲における所定の値で少なくとも負の値をとる関数であることを特徴とする請求項25に記載のカラー表示装置。
- 上記関数fnr(DX)、fny(DX)は、
fnr(DX)=DX2−Pr・DX
fny(DX)=DX2−Py・DX
(Pr、Pyは0より大きい定数)で示されることを特徴とする請求項25に記載のカラー表示装置。
- 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)Nr
yo=Cy(g−b)Ny
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)Nr
mo=Cm(b−g)Nm
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)Nb
mo=Cm(r−g)Nm
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)Nb
co=Cc(g−r)Nc
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)Ng
co=Cc(b−r)Nc
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)Ng
yo=Cy(r−b)Ny
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Cc,Nr,Ng,Nb,Ny,Nm,Ncは定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号を、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)
yo=Cy(g−b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)
mo=Cm(b−g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)
mo=Cm(r−g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)
co=Cc(g−r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)
co=Cc(b−r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)
yo=Cy(r−b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Ccは定数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(fzr(r)−fzg(g))
yo=Cy(fzg(g)−fzb(b))
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(fzr(r)−fzb(b))
mo=Cm(fzb(b)−fzg(g))
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(fzb(b)−fzr(r))
mo=Cm(fzr(r)−fzg(g))
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(fzb(b)−fzg(g))
co=Cc(fzg(g)−fzr(r))
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(fzg(g)−fzb(b))
co=Cc(fzb(b)−fzr(r))
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(fzg(g)−fzr(r))
yo=Cy(fzr(r)−fzb(b))
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr、Cg、Cb、Cy、CmおよびCcは定数、fzr、fzg、fzbはそれぞれ括弧内のr、g、bに応じて変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
ro=Cr・min(rg,rb)
go=Cg・min(gr,gb)
bo=Cb・min(br,bg)
yo=Cy・min(rb,gb)
mo=Cm・min(rg,bg)
co=Cc・min(gr,br)
このとき、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Ccは定数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo
g’=g+go+yo+co
b’=b+bo+mo+co
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
・rg<rbの時 ro=Krg・rg
・rg>rbの時 ro=Krb・rb
・gr<gbの時 go=Kgr・gr
・gr>gbの時 go=Kgb・gb
・br<bgの時 bo=Kbr・br
・br>bgの時 bo=Kbg・bg
・rb<gbの時 yo=Kyr・rb
・rb>gbの時 yo=Kyg・gb
・rg<bgの時 mo=Kmr・rg
・rg>bgの時 mo=Kmb・bg
・gr<brの時 co=Kcg・gr
・gr>brの時 co=Kcb・br
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 入力カラー映像信号の複数の色成分の各階調レベルの大小関係を判定するステップと、
上記大小関係に基づき、上記複数の成分のうち階調レベルが最小の成分を除く色成分のそれぞれに対して、上記複数の色成分の各階調レベルの大きさに基づき決定される変数を用いて演算処理を行うステップとを含むことを特徴とする色補正方法。 - 入力カラー映像信号の3つの色成分の各階調レベルの大小関係を判定するステップと、
上記入力カラー映像信号が上記3成分の大小関係で決まる6つのパターンのいずれに属するかによって異なる演算処理を行うステップとを含み、
上記演算処理を行うステップは、上記3成分のうち階調レベルが最小の成分を除く2つの成分それぞれに対して、上記3成分の各階調レベルの大きさに応じて値が変化する変数を用いることを特徴とする色補正方法。 - 請求項33または請求項34に記載の各ステップをコンピュータに動作させるための色補正プログラム。
- 入力カラー映像信号の複数の色成分の各階調レベルの大小関係を判定し、
上記大小関係に基づき、上記3成分から抽出された調整用のR、GおよびB成分と、それらの補色Y、MおよびC成分と、白成分との7色の成分に対してそれぞれ係数を乗算し、その演算結果を元のRGB成分に加減算して演算処理を行うことを特徴とするカラー表示装置。 - 入力カラー映像信号の3つの色成分の各階調レベルの大小関係を判定し、上記入力カラー映像信号が上記3成分の大小関係で決まる6つのパターンのいずれに属するかによって異なる演算処理を行い、
上記3成分から抽出された調整用のR、GおよびB成分と、それらの補色Y、MおよびC成分と、白成分との7色の成分に対してそれぞれ係数を乗算し、その演算結果を元のRGB成分に加減算して演算処理を行うことを特徴とするカラー表示装置。 - 上記3つの成分のうち階調レベルが最小の成分を除く2つの成分それぞれに対して、上記3成分の各階調レベルの大きさに応じて値が変化する変数を用いて演算処理を行うことを特徴とする請求項36または請求項37に記載のカラー表示装置。
- 上記白成分を調整する関数は、入力信号の白成分が高輝度の場合は正の値を返し、低輝度の場合は負の値を返すような関数であることを特徴とする請求項36ないし請求項38のいずれか1項に記載のカラー表示装置。
- 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Krg(r−g)Nr
yo=Kyg(g−b)Ny
wo=fw(b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Krb(r−b)Nr
mo=Kmb(b−g)Nm
wo=fw(g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Kbr(b−r)Nb
mo=Kmr(r−g)Nm
wo=fw(g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Kbg(b−g)Nb
co=Kcg(g−r)Nc
wo=fw(r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Kgb(g−b)Ng
co=Kcb(b−r)Nc
wo=fw(r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Kgr(g−r)Ng
yo=Kyr(r−b)Ny
wo=fw(b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、Kcg、KcbおよびKwは、定数または、r、gおよびbの大きさに応じて変化する変数。また、Nr、NgおよびNbは0以上の定数であり、fwはその括弧内のr、gおよびbの大きさに応じて変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項36ないし請求項39のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記変数は、
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=f0×rk (0≦r<Mr)
αr=f1×(1−r)k (Mr≦r≦1)
αg=g0×gk (0≦g<Mg)
αg=g1×(1−g)k (Mg≦g≦1)
αb=h0×bk (0≦b<Mb)
αb=h1×(1−b)k (Mb≦b≦1)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項40に記載のカラー表示装置。 - 上記変数は、
Krg=Cr・αr・αb、 Krb=Cr・αr・αg
Kgr=Cg・αg・αb、 Kgb=Cg・αg・αr
Kbr=Cb・αb・αg、 Kbg=Cb・αb・αr
Kyg=Cy・αr・αb、 Kmb=Cm・αr・αg
Kmr=Cm・αb・αg、 Kcg=Cc・αb・αr
Kcb=Cc・αg・αr、 Kyr=Cy・αg・αb
αr=2×r (0≦r<0.5)
αr=2×(1−r) (0.5≦r≦1)
αg=2×g (0≦g<0.5)
αg=2×(1−g) (0.5≦g≦1)
αb=2×b (0≦b<0.5)
αb=2×(1−b) (0.5≦b≦1)
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、CmおよびCcは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項40に記載のカラー表示装置。 - 上記変数は、
Krg=Cr・Sr・Tb、 Krb=Cr・Sr・Tg
Kgr=Cg・Sg・Tb、 Kgb=Cg・Sg・Tr
Kbr=Cb・Sb・Tg、 Kbg=Cb・Sb・Tr
Kyg=Cy・Sr・Tb、 Kmb=Cm・Sr・Tg
Kmr=Cm・Sb・Tg、 Kcg=Cc・Sb・Tr
Kcb=Cc・Sg・Tr、 Kyr=Cy・Sg・Tb
Tr=rk
Sr=(1−r)k
Tg=gk
Sg=(1−g)k
Tb=bk
Sb=(1−b)k
(ただし、Cr、Cb、Cg、Cy、Cm、Ccおよびkは定数であり、上記r、gおよびbは入力カラー映像信号のR、GおよびB成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値)で表される変数であることを特徴とする請求項40に記載のカラー表示装置。 - 上記係数kが1であることを特徴とする請求項43に記載のカラー表示装置。
- 上記関数fwは、映像全体の平均輝度およびピーク輝度に応じて変化することを特徴とする請求項40に記載のカラー表示装置。
- 上記関数fwは、
fw(X)=CwXZ
(ただし、CwおよびZは定数であり、Xは上記r、g、bいずれかの値である)で表される関数であることを特徴とする請求項40に記載のカラー表示装置。 - 上記関数fwは、
fw(X)=Cw0X (0≦X<Mw)
fw(X)=Cw1(1−X) (Mw≦X≦1)
(ただし、Cw0、Cw1、Mwは定数)で表される関数であることを特徴とする請求項40に記載のカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
[1]r≧g≧bの場合 ro=Cr(r−g)
yo=Cy(g−b)
wo=fw(b)
go=bo=mo=co=0
[2]r≧b>gの場合 ro=Cr(r−b)
mo=Cm(b−g)
wo=fw(g)
go=bo=yo=co=0
[3]b>r≧gの場合 bo=Cb(b−r)
mo=Cm(r−g)
wo=fw(g)
ro=go=yo=co=0
[4]b>g>rの場合 bo=Cb(b−g)
co=Cc(g−r)
wo=fw(r)
ro=go=yo=mo=0
[5]g≧b>rの場合 go=Cg(g−b)
co=Cc(b−r)
wo=fw(r)
ro=bo=yo=mo=0
[6]g>r≧bの場合 go=Cg(g−r)
yo=Cy(r−b)
wo=fw(b)
ro=bo=mo=co=0
このとき、Cr、Cg、Cb、Cy、CmおよびCcは定数、fwは映像全体の平均輝度およびピーク輝度によって変化する関数)で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項36ないし請求項39のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
ro=Cr・min(rg,rb)
go=Cg・min(gr,gb)
bo=Cb・min(br,bg)
yo=Cy・min(rb,gb)
mo=Cm・min(rg,bg)
co=Cc・min(gr,br)
wo=fw(min(r,g,b))
このとき、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数、Cr,Cg,Cb,Cy,Cm,Ccは定数、fwはその括弧内の値の大きさに応じて変化する関数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項36ないし請求項39のいずれか1項に記載のカラー表示装置 - 上記入力カラー映像信号を、
r’=r+ro+yo+mo+wo
g’=g+go+yo+co+wo
b’=b+bo+mo+co+wo
(ただし、r、gおよびbは入力カラー映像信号の3つの色成分の階調レベルそのものを階調レベルの最大値N−1で除算した値を表わし、
rg=r−g
rb=r−b
gr=g−r
gb=g−b
br=b−r
bg=b−g
(なお、rg、rb、gr、gb、br、bgがそれぞれ負の値となる時は、これらの値は0に設定される)とした場合、
・rg<rbの時 ro=Krg・rg
・rg>rbの時 ro=Krb・rb
・gr<gbの時 go=Kgr・gr
・gr>gbの時 go=Kgb・gb
・br<bgの時 bo=Kbr・br
・br>bgの時 bo=Kbg・bg
・rb<gbの時 yo=Kyr・rb
・rb>gbの時 yo=Kyg・gb
・rg<bgの時 mo=Kmr・rg
・rg>bgの時 mo=Kmb・bg
・gr<brの時 co=Kcg・gr
・gr>brの時 co=Kcb・br
・wo=fw(min(r,g,b))
このとき、関数min()は、括弧内の値の最も小さい値が返される関数、Krg、Krb、Kbr、Kbg、Kgb、Kgr、Kyg、Kyr、Kmb、Kmr、KcgおよびKcbは、r、g、bの大きさに応じて変化する変数、fwはその括弧内の値の大きさに応じて変化する関数)
で表される演算で得られるr’、g’およびb’をそれぞれR、GおよびBの階調レベルとする出力カラー映像信号に変換することを特徴とする請求項36ないし請求項39のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 入力カラー映像信号の複数の色成分の各階調レベルの大小関係を判定するステップと、
上記大小関係に基づき、上記3成分から抽出された調整用のR、GおよびB成分と、それらの補色Y、MおよびC成分と、白成分との7色の成分に対してそれぞれ係数を乗算し、その演算結果を元のRGB成分に加減算して演算処理を行うステップとを含むことを特徴とする色補正方法。 - 入力カラー映像信号の3つの色成分の各階調レベルの大小関係を判定するステップと、
上記入力カラー映像信号が上記3成分の大小関係で決まる6つのパターンのいずれに属するかによって異なる演算処理を行うステップと、を含み、
上記演算処理を行うステップは、3成分から抽出された調整用のR、GおよびB成分と、それらの補色Y、MおよびC成分と、白成分との7色の成分に対してそれぞれ係数を乗算し、その演算結果を元のRGB成分に加減算することを特徴とする色補正方法。 - 請求項51または請求項52に記載の各ステップをコンピュータに動作させるための色補正プログラム。
- 外部環境変化を検出するための検出手段と、
上記検出手段の検出結果に応じて、係数Nr、Ng、Nb、Ny、Nm、Nc、Cr、Cg、Cb、Cy、Cm、Cc、Pr、Py、A36の要素、関数fzr、fzg、fzb、fw、fnr、fng、fnb、fny、fnm、およびfncのうち、少なくとも1つを制御する色変換手段とを備えていることを特徴とする請求項4ないし6、8ないし10、12、14ないし22、25ないし30、40ないし48のいずれか1項に記載のカラー表示装置。 - 上記検出手段は、上記カラー表示装置の外部における光の強度を検出するものであることを特徴とする請求項54に記載のカラー表示装置。
- 半透過型液晶パネルに用いられるバックライトの点灯/非点灯に応じて、係数Nr、Ng、Nb、Ny、Nm、Nc、Cr、Cg、Cb、Cy、Cm、Cc、Pr、Py、A36の要素、関数fzr、fzg、fzb、fw、fnr、fng、fnb、fny、fnm、およびfncのうち少なくとも1つを制御する色変換手段を備えていることを特徴とする請求項4ないし6、8ないし10、12、14ないし22、25ないし30、40ないし48のいずれか1項に記載のカラー表示装置。
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