JP2008046345A - 消費電力削減装置、自発光表示装置、電子機器、消費電力削減方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

消費電力削減装置、自発光表示装置、電子機器、消費電力削減方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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満 多田
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Abstract

【課題】従来手法の場合、表示画像が原画像と全く異なる画像に変換されてしまう。
【解決手段】各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する色味情報検出部と、各画素の輝度レベルが変換前に比して低くなるように、各画素に対応する映像信号の色味を色味情報検出部で検出された単色成分の方向にシフトする色変換処理部とを有する消費電力削減装置を提案する。各画素の色味を最も多く含まれる単色方向にシフトすることは、見た目の鮮やかさを増加させる効果を発揮する。従って、各画素の輝度レベルを原画像の輝度レベルより低下させたとしても、輝度の低下が人間の目に視認され難くなる。
【選択図】図7

Description

この明細書で説明する発明は、視覚上の違和感を最小限に留めつつ、効果的に自発光表示デバイスの消費電力を削減する技術に関する。
なお、発明者らが提案する発明は、消費電力削減装置、自発光表示装置、電子機器、消費電力削減方法及びコンピュータプログラムとしての側面を有する。
自発光型の表示デバイスには、表示画像に応じて消費電力が変動する特性がある。このため、高輝度画面の表示時には消費電力が高くなり易い。また、自発光型の表示デバイスで消費される電力の増加は、モバイル機器の使用時間の延長を阻害する原因となる。
これらの理由により、自発光型の表示デバイスには更なる低消費電力化が求められている。この技術課題の解決には、例えば発光効率の向上が有効である。しかし、発光効率の向上には、技術の積み上げが必要であり、一般に長期の研究を必要とする。
以下に、現在提案されている消費電力削減技術の一例を示す。
特開2004−361497号公報 この特許文献には、映像データの伝送路上で消費される電力を減色処理により低下させる技術が開示されている。
特開2002−199078号公報 この特許文献には、白背景に黒文字を表示する形態を黒背景に白文字を表示する形態に変換することにより消費電力を低下させる技術が開示されている。
ところが、特許文献1で削減対象とする伝送路上で消費される電力は元々小さい。このため、消費電力の削減効果が小さい問題がある。
また、特許文献2の場合、消費電力の低減効果の一方で、表示画像が原画像と全く異なる画像に変換される問題がある。
そこで発明者らは、各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する色味情報検出部と、各画素の輝度レベルが変換前に比して低くなるように、各画素に対応する映像信号の色味を色味情報検出部で検出された単色成分の方向にシフトする色変換処理部とを搭載する消費電力削減装置を提案する。
ここで、各画素の色味を最も多く含まれる単色方向にシフトすることは、見た目の鮮やかさを増加させる効果を発揮する。従って、各画素の輝度レベルを原画像の輝度レベルより低下させたとしても、輝度の低下が人間の目に視認され難くなる。
発明者らの提案する技術手法の採用により、表示内容の視認性及び画像情報をできるだけ維持しながらも、自発光表示デバイスにおける消費電力を確実に低下させることができる。
以下、発明に係る消費電力の制御技術を説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
(A)形態例
(A−1)消費電力削減装置の機能構成
図1に、消費電力削減装置1の機能構成例を示す。
消費電力削減装置1は、色味情報検出部3と色変換処理部5で構成される。
(a)色味情報検出部の構成及び処理内容
色味情報検出部3は、各画素に対応する映像信号を入力し、各画素の色味に関する情報を検出する処理デバイスである。より具体的には、色味情報検出部3は、各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する処理デバイスである。
なお、色味は、三刺激値の輝度と共に色を表すパラメータの一つである。すなわち、色味は、色相と彩度(飽和度)に対応する。
色座標の表現方法には様々な方法が発明されている。以下では、xy色度図を用いて説明する。
xy色度図は、色に含まれる赤(R)、緑(G)、青(B)の比率を値x、y、zで表す場合に、xとyの2つの座標軸で色座標を表現する方式をいう。なお、xy色度図は、3色のうち2色の比率が分かれば残り1色の比率が決定されることを利用した色座標の表現方法である。
図2に、xy色度図を示す。図2に表される三角形領域のうち太線で囲まれる三角形領域は、自発光表示デバイス11で表現可能な色度範囲に対応する。この三角形領域の外縁上に位置する色が、自発光表示デバイス11で表現可能なスペクトル(単色)に対応する。なお、三角形領域の頂点は、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する。
一方、図2に表される三角形領域のうち細線で囲まれる三角形領域は、入力画像全体(1フレーム全体)の色度範囲である。従って、各画素に対応する入力信号の色度点は、この細線で囲まれる三角形領域のいずれかに位置することになる。図2に示す白丸は、ある画素の色度点を示す。
色味情報検出部3は、画素毎に対応する色度点が太線で囲まれた三角形領域のどの辺りに位置するかを検出する。
この形態例の場合、色味情報検出部3は、グレースケール変換部31、赤比率増グレースケール変換部33、緑比率増グレースケール変換部35、青比率増グレースケール変換部37及び比較処理部39で構成される。
グレースケール変換部31は、入力時の色味に対応するグレースケール値を算出する処理デバイスである。グレースケール値の計算方法には幾つかの方法があるが、ここでは加重平均法を使用する。なお、この形態例の場合、計算用の重み付け係数には近似値を使用する。すなわち、重み付け係数の標準値を以下のように定める。赤用重み付け係数Ir 、緑用重み付け係数Ig 、青用重み付け係数Ib をそれぞれ、0.3、0.6、0.1とする。
この場合において、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する階調値をR_n,G_n,B_n(ただし、階調値の範囲は0〜255の任意の整数とする。)で表すと、グレースケール変換部31は、グレースケール値L_grayを次式で計算する。
L_gray_n=0.3×R_n
+ 0.6×G_n + 0.1×B_n
赤比率増グレースケール変換部33は、入力時の色味を赤方向にシフトした(赤の比率を増加した)色度点におけるグレースケール値を算出する処理デバイスである。
この形態例の場合、色味シフト用の係数pを0.1とする。この場合、赤用重み付け係数Ir 、緑用重み付け係数Jr 、青用重み付け係数Kr をそれぞれ、0.4(=0.3+p)、0.55(=0.6−p/2)、0.05(=0.1−p/2)とする。
この場合において、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する階調値をR_n,G_n,B_n(ただし、階調値の範囲は0〜255の任意の整数とする。)で表すと、赤比率増グレースケール変換部33は、グレースケール値L_redを次式で計算する。
L_red_n=0.4×R_n
+ 0.55×G_n + 0.05×B_n
緑比率増グレースケール変換部35は、入力時の色味を緑方向にシフトした(緑の比率を増加した)色度点におけるグレースケール輝度を算出する処理デバイスである。
この形態例の場合、色味シフト用の係数pを0.1とする。この場合、赤用重み付け係数Ig 、緑用重み付け係数Jg 、青用重み付け係数Kb をそれぞれ、0.25(=0.3−p/2)、0.7(=0.6+p)、0.05(=0.1−p/2)とする。
この場合において、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する階調値をR_n,G_n,B_n(ただし、階調値の範囲は0〜255の任意の整数とする。)で表すと、緑比率増グレースケール変換部35は、グレースケール値L_greenを次式で計算する。
L_green_n=0.25×R_n
+ 0.7×G_n + 0.05×B_n
青比率増グレースケール変換部37は、入力時の色味を緑方向にシフトした(青の比率を増加した)色度点におけるグレースケール輝度を算出する処理デバイスである。
この形態例の場合、色味シフト用の係数pを0.1とする。この場合、青用重み付け係数Ib 、緑用重み付け係数Jb 、青用重み付け係数Kb をそれぞれ、0.25(=0.3−p/2)、0.55(=0.6−p/2)、0.2(=0.1+p)とする。
この場合において、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する階調値をR_n,G_n,B_n(ただし、階調値の範囲は0〜255の任意の整数とする。)で表すと、青比率増グレースケール変換部37は、グレースケール値L_blueを次式で計算する。
L_blue_n
=0.25 ×R_n + 0.55×G_n + 0.2×B_n
図3に、以上説明した4種類のグレースケール値の算出式を示す。
比較処理部39は、算出されたグレースケール値に基づいて、処理対象とする画素に最も多く含まれる単色成分を検出する処理デバイスである。比較処理部39は、以下の2つの処理により当該機能を実現する。
1つの処理は、オリジナル映像信号のグレースケール値に対する各単色方向別のグレースケール値の比率αRED_n,αGREEN_n,αBLUE_nを算出する処理である。図4に、この算出式を示す。
別の一つの処理は、算出された比率の最大値を検出する処理である。比率が大きいということは、グレースケール値(輝度)の算出に寄与する成分比率の変動が小さく済むこと、すなわち最も多く含まれる色成分であることを意味する。
なお、このことはグレースケール値の低下が最も少なく済む方向と表現することもできる。
図5に、この比較処理の結果、緑色方向が選択された状態を示す。比較処理部39は、検出された単色方向に対応するグレースケール値の比率を色変換処理部5に出力する。
(b)色変換処理部の構成及び処理内容
色変換処理部5は、各画素の輝度レベルが変換前に比して低くなるように、各画素に対応する映像信号の色味を色味情報検出部3で検出された単色方向にシフトする処理デバイスである。
比較処理部39で緑色方向が選択された場合、色変換処理部5は図6に示す変換動作を実行する。
図中、K_nは変換係数である。変換係数K_n=αn
×b÷2で与えられる。なお、αn は、オリジナルのグレースケール値に対する緑比率増加後のグレースケール値の比(=L_green /L_gray)である。
この場合、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する階調値R_n,G_n,B_nは、緑色の比率が多くなるように入力時よりも小さい階調値に変換される。
図7に、色変換前後の色度点を示す。色変換により輝度レベルは50から45に低下する。
同様に、比較処理部39で赤色方向が選択された場合、色変換処理部5は図8に示す変換動作を実行する。
図中、K_nは変換係数である。変換係数K_n=αn
×a÷2で与えられる。なお、αn は、オリジナルのグレースケール値に対する赤比率増加後のグレースケール値の比(=L_red /L_gray)である。
この場合、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する階調値R_n,G_n,B_nは、赤色の比率が多くなるように入力時よりも小さい階調値に変換される。
図9に、色変換の前後の色度点を示す。色変換により輝度レベルは50から45に低下する。
同様に、比較処理部39で青色方向が選択された場合、色変換処理部5は図10に示す変換動作を実行する。
図中、K_nは変換係数である。変換係数K_n=αn
×c÷2で与えられる。なお、αn は、オリジナルのグレースケール値に対する赤比率増加後のグレースケール値の比(=L_blue /L_gray)である。
この場合、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応する階調値R_n,G_n,B_nは、青色の比率が多くなるように入力時よりも小さい階調値に変換される。
図11に、色変換の前後の色度点を示す。色変換により輝度レベルは50から45に低下する。
(A−2)色変換の効果
図12に、色変換による色度範囲の変化を示す。図12に示すように、消費電力削減装置1による色変換により、元画像全体の色度範囲は、それぞれ単色方向へと拡大される。この色変換の結果、自発光表示デバイス11の元画像の表示時よりも色味が強調されて表示されると共に、画面全体の発光輝度が低下される。
変換処理により輝度レベルは全体的に低下するが、各画素の色度点は色味の濃い方にシフトされているので(色が鮮やかになるように変換されているので)、視覚的には輝度低下が知覚されずに済む。
勿論、輝度低下により消費電力の低減効果が発揮される。
以上のように、表示内容の視認性及び画像情報をできるだけ維持しながらも、自発光表示デバイスにおける消費電力を確実に低下させることができる。
(B)他の形態例
(B−1)消費電力削減装置の他の構成例
前述の形態例においては、オリジナル映像信号とオリジナル映像信号の各単色成分の比率を個別に増加した映像信号のそれぞれについてグレースケール値を算出し、それらの比率が最も大きくなる単色方向を色変換方向に決定する方法について説明した。
しかし、オリジナル映像信号とオリジナル映像信号の各単色成分の比率を個別に増加した映像信号のそれぞれについてグレースケール値を算出し、オリジナル映像信号について算出されたグレースケール値に対する差分が最も小さくなるグレースケール値の単色方向を色変換方向に決定する方法しても良い。
なお、この場合も、変換処理で使用する係数αn は、決定した単色方向に単色成分を増加した映像信号に対応するグレースケール値とオリジナルの映像信号に対応するグレースケール値との比を算出すれば、形態例と同じ色変換処理を適用できる。
また、輝度成分に対応するグレースケール値と自発光表示デバイス11で消費される電流量との間には比例関係が成立する。従って、グレースケール値の算出方法と同様の演算処理により映像信号を消費電流値に変換し、変換後の電流値を用いて色変換方向となる単色方向を決定しても良い。
勿論この場合も、オリジナル映像信号に対応する電流値と、オリジナル映像信号の各単色成分の比率を個別に増加した映像信号に対応する電流値との比率が最も大きくなる単色方向を色変換方向に決定する方法が考えられる。
また、オリジナルの映像信号に対応する電流値と、オリジナルの映像信号の各単色成分の比率を個別に増加した映像信号に対応する電流値との差分が最も小さくなる単色方向を色変換方向に決定する方法が考えられる。
(B−2)実装例
ここでは、前述した消費電力削減装置の電子機器への実装例を説明する。
(a)自発光表示装置への実装
前述した消費電力削減装置1は、図13に示すように、自発光表示装置41に実装することもできる。
図13に示す自発光表示装置41は、表示デバイス43と消費電力削減装置45を搭載する。
なお、消費電力削減装置45は小規模回路にて実現できる。このため、消費電力削減装置45は、表示デバイス43に実装されるIC(integrated circuit)等の一部に格納することもできる。
例えば図14に示すデバイス構造の表示デバイス43の場合、消費電力削減装置45は、タイミングジェネレータ51の一部分に実装することができる。
このように、既存の処理回路の一部に実装すれば、レイアウト変更や実装空間の変更を必要としない。従って、製造コストの面でも効果的である。
なお、図14に示す表示デバイス43は、タイミングジェネレータ51、データドライバ53、スキャンドライバ55及び表示パネル57で構成される。
タイミングジェネレータ51は、映像信号に含まれるタイミング信号に基づいて画面表示に必要な各種のタイミング信号を発生する処理デバイスである。例えば書き込みパルス等を発生する。
データドライバ53は、表示パネル57のデータ線を駆動する回路デバイスである。データドライバ53は、各画素の発光輝度を指定する階調値をアナログ電圧値に変換し、データ線に供給する動作を実行する。ここでの階調値が消費電力削減装置45で処理された後の階調値である。
スキャンドライバ55は、階調値を書き込む水平ラインを線順次に選択する回路デバイスである。この選択信号が前述した書き込みパルスとして、表示パネル57に出力される。
表示パネル57は、自発光素子を発光面にマトリクス状に配置した周知の表示デバイスである。
(b)画像処理装置
前述した消費電力削減装置は、図15に示すように、自発光表示装置61に映像信号を供給する外部装置としての画像処理装置71に実装することもできる。
図15に示す画像処理装置71は、画像処理部73と消費電力削減装置75で構成される。なお、画像処理部73の処理内容は、画像処理装置71で実行されるアプリケーションに依存する。
(c)電子機器
前述した消費電力削減装置は、自発光表示装置を搭載する各種の電子機器に搭載することができる。なお、ここでの電子機器は、可搬型であるか据え置き型かを問わない。また、自発光表示装置は必ずしも電子機器に搭載しなくても良い。
(c1)消費電力削減装置
消費電力削減装置は、放送波受信装置に搭載することができる。
図16に、放送波受信装置の機能構成例を示す。放送波受信装置81は、表示パネル83、システム制御部85、操作部87、記憶媒体89、電源91及びチューナー93を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部85は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部85は、システム全体の動作を制御する。操作部87は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体89は、表示パネル83に表示する画像や映像に対応するデータの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源91は、放送波受信装置81が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、放送波受信装置81が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
チューナー93は、到来する放送波の中からユーザーの選局した特定チャネルの放送波を選択的に受信する装置である。
この放送波受信装置の構成は、例えばテレビジョン番組受信機、ラジオ番組受信機に適用する場合に用いることができる。
(c2)オーディオ装置
図17は、再生機としてのオーディオ装置に適用する場合の機能構成例である。
再生機としてのオーディオ装置101は、表示パネル103、システム制御部105、操作部107、記憶媒体109、電源111、オーディオ処理部113及びスピーカー115を主要な構成デバイスとする。
この場合も、システム制御部105は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部105は、システム全体の動作を制御する。操作部107は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体109は、オーディオデータの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域である。電源111は、オーディオ装置101が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、オーディオ装置101が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
オーディオ処理部113は、オーディオデータを信号処理する処理デバイスである。圧縮符号化されたオーディオデータの解凍処理も実行される。スピーカー115は、再生された音を出力するデバイスである。
なお、オーディオ装置101を記録機として用いる場合、スピーカー115に替えてマイクロフォンを接続する。この場合、オーディオ処理部101は、オーディオデータを圧縮符号化する機能を実現する。
(c3)通信装置
図18は、通信装置に適用する場合の機能構成例である。通信装置121は、表示パネル123、システム制御部125、操作部127、記憶媒体129、電源131及び通信部133を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部125は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部125は、システム全体の動作を制御する。操作部127は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体129は、表示パネル123に表示する画像や映像に対応するデータファイルの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源131は、通信装置121が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、通信装置121が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
通信部133は、他機との間でデータを送受信する無線装置である。この通信装置の構成は、例えば据え置き型の電話機や携帯電話機に適用する場合に用いることができる。
(c4)撮像装置
図19は、撮像装置に適用する場合の機能構成例である。撮像装置141は、表示パネル143、システム制御部145、操作部147、記憶媒体149、電源151及び撮像部153を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部145は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部145は、システム全体の動作を制御する。操作部147は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体149は、表示パネル143に表示する画像や映像に対応するデータファイルの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源151は、撮像装置141が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、撮像装置141が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
撮像部153は、例えばCMOSセンサーとその出力信号を処理する信号処理部で構成する。この撮像装置の構成は、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ等に適用する場合に用いることができる。
(c5)情報処理装置
図20は、携帯型の情報処理装置に適用する場合の機能構成例である。情報処理装置161は、表示パネル163、システム制御部165、操作部167、記憶媒体169及び電源171を主要な構成デバイスとする。
なお、システム制御部165は、例えばマイクロプロセッサで構成される。システム制御部165は、システム全体の動作を制御する。操作部167は、機械式の操作子の他、グラフィックユーザーインターフェースも含む。
記憶媒体169は、表示パネル163に表示する画像や映像に対応するデータファイルの他、ファームウェアやアプリケーションプログラムの格納領域として用いられる。電源171は、情報処理装置161が可搬型の場合にはバッテリー電源を使用する。勿論、情報処理装置161が据え置き型の場合には商用電源を使用する。
この情報処理装置の構成は、例えばゲーム機、電子ブック、電子辞書、コンピュータ等に適用する場合に用いることができる。
(B−3)自発光表示装置
前述の形態例では、表示デバイスが自発光表示装置であるものとして説明した。
ここでの自発光表示装置には、例えば有機ELディスプレイ装置、無機ELディスプレイ装置、FEDディスプレイ装置、PDPディスプレイ装置を適用できる。
(B−4)グレースケール値
前述の形態例では、変換式を用いて映像信号に対応するグレースケール値を算出する場合について説明した。
しかし、事前に対応関係を登録した変換テーブルを用いることにより、対応するグレースケール値を読み出にしても良い。
勿論、映像信号を電流値に変換する場合にも変換式を用いて算出する場合だけでなく、変換テーブルを用いて対応する値を読み出す方法を適用しても良い。
(B−5)コンピュータプログラム
前述の形態例で説明した消費電力削減装置は、処理機能の全てをハードウェア又はソフトウェアで実現するだけでなく、ハードウェアとソフトウェアの機能分担により実現することもできる。
(B−6)その他
前述した形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される又は組み合わせられる各種の変形例及び応用例も考えられる。
消費電力削減装置の機能構成例を示す図である。 xy色度図を示す図である。 オリジナル映像信号に含まれる各単色成分を増加した場合のグレースケール値の算出原理を説明する図である。 オリジナル映像信号のグレースケール値とその単色成分をそれぞれ増やした場合のグレースケール値の比率を示す図である。 検出された色味のシフト方向を示す図である。 色味のシフト方向が緑の場合の色変換処理を示す図である。 色味のシフト方向が緑の場合の色変換結果を示す図である。 色味のシフト方向が赤の場合の色変換処理を示す図である。 色味のシフト方向が赤の場合の色変換結果を示す図である。 色味のシフト方向が青の場合の色変換処理を示す図である。 色味のシフト方向が青の場合の色変換結果を示す図である。 色変換による色域の拡大を説明する図である。 消費電力削減装置の実装例を説明する図である。 表示デバイスのデバイス構造例を説明する図である。 消費電力削減装置の実装例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。 消費電力削減装置の電子機器への搭載例を説明する図である。
符号の説明
1 消費電力削減装置
3 色味情報検出部
31 グレースケール変換部
33 赤比率増グレースケール変換部
35 緑比率増グレースケール変換部
37 青比率増グレースケール変換部
39 比較処理部
5 色変換処理部
11 自発光表示デバイス

Claims (9)

  1. 各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する色味情報検出部と、
    各画素の輝度レベルが変換前に比して低くなるように、各画素に対応する映像信号の色味を前記色味情報検出部で検出された単色成分の方向にシフトする色変換処理部と
    を有することを特徴とする消費電力削減装置。
  2. 請求項1に記載の消費電力削減装置において、
    前記色味情報検出部は、
    オリジナルの映像信号に対応する第1のグレースケール値と、オリジナルの映像信号に含まれる各単色成分の比率を個別に増加した各映像信号に対応する第2のグレースケール値とを求めるグレースケール変換部と、
    前記第1のグレースケール値に対する各単色方向別の前記第2のグレースケール値の比率が最も大きくなる単色方向を検出する比較処理部と
    を有することを特徴とする消費電力削減装置。
  3. 請求項1に記載の消費電力削減装置において、
    前記色味情報検出部は、
    オリジナルの映像信号に対応する第1のグレースケール値と、オリジナルの映像信号に含まれる各単色成分の比率を個別に増加した各映像信号に対応する第2のグレースケール値とを求めるグレースケール変換部と、
    前記第1のグレースケール値に最も値の近い前記第2のグレースケール値の単色方向を検出する比較処理部と
    を有することを特徴とする消費電力削減装置。
  4. 請求項1に記載の消費電力削減装置において、
    前記色味情報検出部は、
    オリジナルの映像信号に対応する第1の電流値と、オリジナルの映像信号に含まれる各単色成分の比率を個別に増加した各映像信号に対応する第2の電流値とを求める電流値変換部と、
    前記第1の電流値に対する各単色方向別の前記第2の電流値の比率が最も大きい単色方向を決定する比較処理部と
    を有することを特徴とする消費電力削減装置。
  5. 請求項1に記載の消費電力削減装置において、
    前記色味情報検出部は、
    オリジナルの映像信号に対応する第1の電流値と、オリジナルの映像信号に含まれる各単色成分の比率を個別に増加した各映像信号に対応する電流値とを求める電流値変換部と、
    前記第1の電流値に最も値の近い前記第2の電流値の単色方向を検出する比較処理部と
    を有することを特徴とする消費電力削減装置。
  6. 各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する色味情報検出部と、
    検出された単色成分に基づいて各画素に最も多く含まれる単色成分の方向に、変換前に比して各画素の輝度レベルを低下させながらシフトする色変換処理部と
    色変換後の映像信号を入力する自発光表示デバイスと
    を有することを特徴とする自発光表示装置。
  7. 各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する色味情報検出部と、
    各画素の輝度レベルが変換前に比して低くなるように、各画素に対応する映像信号の色味を前記色味情報検出部で検出された単色成分の方向にシフトする色変換処理部と
    色変換後の映像信号を入力する自発光表示デバイスと
    を有することを特徴とする電子機器。
  8. 各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する処理と、
    各画素の輝度レベルが変換前に比して低くなるように、各画素に対応する映像信号の色味を前記処理で検出された単色成分の方向にシフトする処理と
    を有することを特徴とする消費電力削減方法。
  9. コンピュータに、
    各画素に対応する映像信号に最も多く含まれる単色成分を検出する処理と、
    各画素の輝度レベルが変換前に比して低くなるように、各画素に対応する映像信号の色味を前記処理で検出された単色成分の方向にシフトする処理と
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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