JP5897159B2 - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents
表示装置及びその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5897159B2 JP5897159B2 JP2015000654A JP2015000654A JP5897159B2 JP 5897159 B2 JP5897159 B2 JP 5897159B2 JP 2015000654 A JP2015000654 A JP 2015000654A JP 2015000654 A JP2015000654 A JP 2015000654A JP 5897159 B2 JP5897159 B2 JP 5897159B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- light
- color
- image data
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/3406—Control of illumination source
- G09G3/3413—Details of control of colour illumination sources
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/06—Adjustment of display parameters
- G09G2320/0626—Adjustment of display parameters for control of overall brightness
- G09G2320/0646—Modulation of illumination source brightness and image signal correlated to each other
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/06—Adjustment of display parameters
- G09G2320/0666—Adjustment of display parameters for control of colour parameters, e.g. colour temperature
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2360/00—Aspects of the architecture of display systems
- G09G2360/16—Calculation or use of calculated indices related to luminance levels in display data
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
さらに、バックライトの光源として、赤色の光を発するR素子、緑色の光を発するG素子、及び、青色の光を発するB素子の3つの発光素子を用いれば、3つの発光素子の発光輝度(発光量)を個別に制御することにより、光源の発光色を制御することができる。そして、入力画像データに基づいて光源の発光色を制御することにより、表示画像の色域を拡大することができる。
特許文献1に開示の技術では、入力画像データの支配的な色成分として、上記3つの発光素子の3つの発光色のいずれかが検出される。そして、検出された発光色の発光素子の発光輝度を最大化する(検出された発光色以外の発光素子の発光輝度を低減する)ことにより、入力画像データの支配的な色成分の色純度が高められる。
特許文献2に開示の技術では、入力画像データの色度に近い色度の光が光源から発せられるように光源の発光色を制御することにより、表示画像の色域が拡大される。
発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の総数の前記所定領域の総画素数に対する割合が第1割合以上であるか否かを判定する第1判定手段と、
前記所定領域において、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の総数の前記所定領域の総画素数に対する割合が第2割合以上であるかを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段の判定結果が肯定的であり、かつ、前記第2判定手段の判定結果が肯定的である場合に、そうでない場合に比べて、前記第2判定手段の判定結果が肯定的な第2タイプ画素に対応する発光色の発光素子である対象素子の発光輝度を高める制御手段と、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正手段と、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正手段は、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示
された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正し、
前記表示手段は、前記発光手段からの光を前記画像補正手段による補正後の画像データに基づいて変調する
ことを特徴とする表示装置である。
発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の総数の前記所定領域の総画素数に対する割合が第1割合以上であるか否かを判定する第1判定ステップと、
前記所定領域において、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の総数の前記所定領域の総画素数に対する割合が第2割合以上であるかを判定する第2判定ステップと、
前記第1判定ステップの判定結果が肯定的であり、かつ、前記第2判定ステップの判定結果が肯定的である場合に、そうでない場合に比べて、前記第2判定ステップの判定結果が肯定的な第2タイプ画素に対応する発光色の発光素子である対象素子の発光輝度を高める制御ステップと、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正ステップと、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正ステップでは、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正する
ことを特徴とする表示装置の制御方法である。
発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記複数の発光素子のそれぞれの発光輝度を前記画像データに基づいて決定する決定手段と、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の数と、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数とに基づいて、前記複数の発光素子のうち発光輝度を高める発光素子である対象素子を決定し、当該対象素子について、当該対象素子の発光色についての彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数に基づいて、前記決定手段で決定された発光輝度を高める補正をする発光
輝度補正手段と、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正手段と、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正手段は、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正し、
前記表示手段は、前記発光手段からの光を前記画像補正手段による補正後の画像データに基づいて変調する
ことを特徴とする表示装置である。
本発明の第4の態様は、
発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記複数の発光素子のそれぞれの発光輝度を前記画像データに基づいて決定する決定ステップと、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の数と、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数とに基づいて、前記複数の発光素子のうちの発光輝度を高める発光素子である対象素子を決定し、当該対象素子について、当該対象素子の発光色についての彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数に基づいて、前記決定ステップで決定された発光輝度を高める補正をする発光輝度補正ステップと、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正ステップと、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正ステップでは、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正する
ことを特徴とする表示装置の制御方法である。
以下、本発明の実施例1に係る表示装置及びその制御方法について説明する。
なお、以下では、本実施例に係る表示装置が、透過型の液晶表示装置である場合の例を説明するが、本実施例に係る表示装置はこれに限らない。本実施例に係る表示装置は、光源装置からの光を変調することで画面に画像を表示する表示装置であればよい。例えば、本実施例に係る表示装置は、反射型の液晶表示装置であってもよい。また、本実施例に係る表示装置は、液晶素子の代わりにMEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッターを用いたMEMSシャッター方式ディスプレイで
あってもよい。
本実施例に係る表示装置は、バックライト101、液晶パネル102、特徴量取得部103、増加率決定部104、増強色決定部105、発光制御部106、照射光量決定部107、補正係数決定部108、画像補正部109、などを有する。
なお、発光素子は、R素子、G素子、及び、B素子に限らない。例えば、黄色の光を発する発光素子が使用されてもよい。
なお、サブピクセル値は12ビットの値に限らない。サブピクセル値のビット数は12ビットより大きくても小さくてもよい。
特徴量取得部103は、取得した特徴量を増加率決定部104に出力する。
なお、特徴量はR値の最大値、G値の最大値、及び、B値の最大値に限らない。例えば、特徴量は、画素値のヒストグラム、輝度値のヒストグラム、画素値の代表値、輝度値の代表値、などであってもよい。代表値は、最大値、最小値、平均値、最頻値、中間値、などである。
本実施例では、彩度レベルが閾値C1未満(第1彩度レベル未満)の画素が、低彩度の画素であると判断され、非対応画素であると判断される。また、彩度レベルが閾値C1以上かつ閾値C2未満の画素が、中彩度の画素であると判断される。そして、彩度レベルが閾値C2以上(第2彩度レベル以上)の画素が高彩度であると判断され、対応画素であると判断される。ここで、0<閾値C1≦閾値C2≦1である。純白色の彩度レベルを0、純赤色/純緑色/純青色の彩度レベルを1とした場合、例えば、閾値C1として0.3が
設定され、閾値C2として0.7が設定される。高彩度の画素は、発光素子の発光色に対する色純度が閾値C2以上の画素ということもできる。そして、低彩度の画素は、発光素子の発光色に対する色純度が閾値C1未満の画素ということもできる。
なお、第1閾値、第2閾値、閾値C1、閾値C2は、どのような値であってもよい。これらの閾値は、メーカ等によって予め定められた固定値であってもよいし、ユーザが任意に設定変更可能な値であってもよい。第2閾値は、第1閾値と同じ値であってもよいし、第1閾値と異なる値であってもよい。
なお、本発明における彩度とは、色のあざやかさの度合いを示すものであり、例えば、HSV色空間(色相:Hue、彩度:Saturation、明度:Valueの3つの成分から成る色空間)など、特定の色空間を構成する要素の1つとしての彩度に限定されるものではない。
本実施例では、発光素子毎に、その発光素子の発光色と画素の色との差が第2閾値以下の画素が、対応画素として検出される。具体的には、赤色と画素の色との差が第2閾値以下の対応画素がR単色画素として検出される。例えば、R値が大きく、G値とB値が小さい画素がR単色画素として検出される。具体的には、R値が閾値D以上でありG値とB値が閾値E(閾値E≦閾値D)以下である画素が、R単色画素として検出される。R値の上限値を1とした場合、例えば、閾値Dとして0.7が設定され、閾値Eとして0.3が設定される。
同様に、緑色と画素の色との差が第2閾値以下の対応画素がG単色画素として検出され、青色と画素の色との差が第2閾値以下の対応画素がB単色画素として検出される。
なお、閾値D,Eは、どのような値であってもよい。これらの閾値は、メーカ等によって予め定められた固定値であってもよいし、ユーザが任意に設定変更可能な値であってもよい。
なお、対応画素(単色画素)の検出方法は上記方法に限らない。例えば、赤色の色度との差が閾値以下となる色度を有する画素がR単色画素として検出されてもよい。
なお、特徴量の取得と対応画素の検出とは互いに異なる機能部によって行われてもよい。例えば、表示装置は、特徴量を取得する取得部と、対応画素を検出する検出部と、を有していてもよい。
対応領域内の全ての画素が画素値に対応する輝度で表示されるためには、その対応領域における画素値の最大値に対応する輝度が表示できるように、当該対応領域の発光輝度が設定されればよい。即ち、サブピクセル値の取り得る値の最大値(例えば、サブピクセル値が12ビットの値である場合には4095)に対するサブピクセル値の最大値(サブピクセル最大値)の割合よりも大きな値が、増加率として決定されればよい。本実施例では、光源毎に、複数のサブピクセル最大値の最大値と、サブピクセル値の取り得る値の最大値とに基づいて、当該光源の増加率が決定される。
増強色決定部105は、光源毎の増強色を発光制御部106に出力する。
対して決定された増強色の光を発する発光素子の発光輝度が、その発光素子に対して検出された対応画素の数が多いほど高くなるように制御される。
ここで、対応画素の数に基づいて発光輝度を制御するのは、広い面積に彩度が高い画素が分布する画像領域では、視覚的に色の鮮やかさを感じやすいからである。上述したような発光輝度の制御を行うことにより、バックライト101からの光の色を色の鮮やかさを感じやすい色に高精度に変更することができる。その結果、視覚的に鮮やかさを感じやすい色の色純度を、視覚的に鮮やかさを感じやすいほど高めることができる。
A[cd/m2]の表示輝度を実現するためには、A[cd/m2]以上の発光輝度で発光素子が発光する必要がある。そして、増加率決定部104では、表示モードに応じた所望の表示輝度が実現されるように、画像データの輝度が高いほど大きい増加率が決定される。そのため、表示輝度の上限値を設定する処理は、増加率決定部104が決定する増加率の上限値を設定する処理ということもできる。
増加率決定部104が決定する増加率の上限値を設定する処理は、増加率決定部104で行われてもよいし、他の機能部で行われてもよい。表示装置が、増加率決定部104が決定する増加率の上限値を設定する設定部を有していてもよい。
なお、本実施例では、増加率の決定、対応画素の検出、増強色の決定、増加率の補正、増加率の制限、発光輝度の制御、という6段階の処理が行われる場合の例を説明するが、これに限らない。増加率の決定、増強色の決定、増加率の補正、及び、増加率の制限の少なくともいずれかが省略されてもよい。第2判定処理の判定結果が肯定的である発光素子の発光輝度が高められれば、発光輝度の制御方法は特に限定されない。
そして、照射光量決定部107は、算出した照射光量を補正係数決定部108に出力する。本実施例では、照射光量決定部107は、算出した照射光量を、全ての発光素子の発光輝度を所定の基準値に制御した場合の照射光量(基準光量)で正規化する。そして、照射光量決定部107は、正規化された照射光量(照射光量比)を補正係数決定部108に出力する。
本実施例では、補正係数決定部108は、補正係数として、色変換行列Mstdと色変換行列Mexを算出する。具体的には、対応領域毎に色変換行列Mstdと色変換行列Mexが算出される。色変換行列Mstdは、入力画像データが示す輝度や色を忠実に表示することができる画像データに入力画像データを変換する行列である。色変換行列Mexは、バックライト101から発せられた光の色の変更方向に表示画像の色域が拡大された画像データに入力画像データを変換する行列である。色変換行列の各成分が補正係数である。
TXR=TXRLr×GR+TXRLg×GG+TXRLb×GB
・・・(式3)
同様に、入力画像データの画素値(1,0,0)に対応する表示画像のY値TYRは、以下の式4で表すことができ、入力画像データの画素値(1,0,0)に対応する表示画
像のZ値TZRは、以下の式5で表すことができる。
TYR=TYRLr×GR+TYRLg×GG+TYRLb×GB
・・・(式4)
TZR=TZRLr×GR+TZRLg×GG+TZRLb×GB
・・・(式5)
式4,5において、TYRLrとTZRLrは、R素子から発せられた光がRサブピクセルを透過する際の透過率である。TYRLgとTZRLgは、G素子から発せられた光がRサブピクセルを透過する際の透過率である。TYRLbとTZRLbは、B素子から発せられた光がRサブピクセルを透過する際の透過率である。TYRLr、TYRLg、及び、TYRLbは、いずれも、Y値に関する透過率である。TZRLr、TZRLg、及び、TZRLbは、いずれも、Z値に関する透過率である。
TXG=TXGLr×GR+TXGLg×GG+TXGLb×GB
・・・(式6)
TYG=TYGLr×GR+TYGLg×GG+TYGLb×GB
・・・(式7)
TZG=TZGLr×GR+TZGLg×GG+TZGLb×GB
・・・(式8)
式6〜8において、TXGLr、TYGLr、及び、TZGLrは、いずれも、R素子から発せられた光がGサブピクセルを透過する際の透過率である。TXGLg、TYGLg、及び、TZGLgは、いずれも、G素子から発せられた光がGサブピクセルを透過する際の透過率である。TXGLb、TYGLb、及び、TZGLbは、いずれも、B素子から発せられた光がGサブピクセルを透過する際の透過率である。TXGLr、TXGLg、及び、TXGLbは、いずれも、X値に関する透過率である。TYGLr、TYGLg、及び、TYGLbは、いずれも、Y値に関する透過率である。TZGLr、TZGLg、及び、TZGLbは、いずれも、Z値に関する透過率である。
TXB=TXBLr×GR+TXBLg×GG+TXBLb×GB
・・・(式9)
TYB=TYBLr×GR+TYBLg×GG+TYBLb×GB
・・・(式10)
TZB=TZBLr×GR+TZBLg×GG+TZBLb×GB
・・・(式11)
式9〜11において、TXBLr、TYBLr、及び、TZBLrは、いずれも、R素子から発せられた光がBサブピクセルを透過する際の透過率である。TXBLg、TYBLg、及び、TZBLgは、いずれも、G素子から発せられた光がBサブピクセルを透過する際の透過率である。TXBLb、TYBLb、及び、TZBLbは、いずれも、B素子から発せられた光がBサブピクセルを透過する際の透過率である。TXBLr、TXBLg、及び、TXBLbは、いずれも、X値に関する透過率である。TYBLr、TYBLg、及び、TYBLbは、いずれも、Y値に関する透過率である。TZBLr、TZB
Lg、及び、TZBLbは、いずれも、Z値に関する透過率である。
Mstd=Txyz−1XYZstd ・・・(式14)
補正係数決定部108は、式3〜11を用いて、照射光量決定部107で決定された照射光量比から逆行列Txyz−1を算出する。そして、補正係数決定部108は、算出した逆行列Txyz−1と予め用意された行列XYZstdとから色変換行列Mstdを算出する。
なお、照射光量比を入力して色変換行列Mstdを出力するテーブルや関数が予め用意されていてもよい。そして、そのようなテーブルや関数を用いて、照射光量決定部107で決定された照射光量比から色変換行列Mstdが決定されてもよい。
同様に、入力画像データを用いた発光輝度の制御を行った場合の赤色の表示色と白色の表示色との色差Δu’v’b(R)は、以下の式18−4を用いて算出することができる。入力画像データを用いた発光輝度の制御を行った場合の緑色の表示色と白色の表示色と
の色差Δu’v’b(G)は、以下の式18−5を用いて算出することができる。そして、入力画像データを用いた発光輝度の制御を行った場合の青色の表示色と白色の表示色との色差Δu’v’b(B)は、以下の式18−6を用いて算出することができる。
式18−1〜18−6において、u’(W)とv’(W)は、白色の表示色の色度座標を示す。
そして、補正係数決定部108は、以下の式19に示すように、表示色毎に、色差Δu’v’bと色差Δu’v’の差を算出する。そして、補正係数決定部108は、色差の差
が最も大きい色を、表示画像の色域の拡大すべき色成分(拡大方向)として判断する。以後、色差の差が最も大きい色を「画像増強色」と記載する。
赤色:Δu’v’b(R)−Δu’v’(R)
緑色:Δu’v’b(G)−Δu’v’(G)
青色:Δu’v’b(B)−Δu’v’(B)
・・・(式19)
なお、入力画像データを用いた発光輝度の制御を行わなかった場合における各表示色の色差が予め用意されていてもよい。
Mex=Txyz−1XYZex ・・・(式21)
補正係数決定部108は、画像増強色に応じて行列XYZexを算出する。そして、補正係数決定部108は、算出したTxyz−1と行列XYZexとから色変換行列Mexを算出する。
なお、画像増強色毎に、照射光量比を入力して色変換行列Mexを出力するテーブルや関数が予め用意されていてもよい。そして、判断された画像増強色に対応するテーブルや関数を用いて、照射光量決定部107で決定された照射光量比から色変換行列Mexが決定されてもよい。
浮きを軽減し、且つ、バックライト101の消費電力を低減することができる。“画像データに対し画素値を伸長する画像処理”は、“液晶パネル102の透過率を高める画像処理”ということもできる。また、本実施例では、光源が有する複数の発光素子の発光輝度の比が増強色の対応画素の数に基づいて変更されるが、光源が有する複数の発光素子のそれぞれの発光輝度に基づいて入力画像データが補正される。それにより、増強色に対応する表示画像の色の色純度を高めることができ、表示画像の色域を拡大することができる。
そして、画像補正部109は、補正後の画像データを液晶パネル102に出力する。それにより、液晶パネル102では、バックライト101からの光が補正後の画像データに基づいて透過される。
なお、色変換行列Mstdと色変換行列Mexのいずれか一方が使用されてもよい。例えば、常に色変換行列Mstdが使用されてもよいし、常に色変換行列Mexが使用されてもよい。ユーザ操作、入力画像データの種類、表示装置の設置環境、等に応じて色変換行列Mstdと色変換行列Mexのいずれかが選択され、選択された色変換行列を用いて入力画像データが補正されてもよい。
次に、混合部126は、R色差の絶対値、G色差の絶対値、及び、B色差の絶対値のうち、最小のものを最小色差として選択する。
そして、混合部126は、最小色差に応じて、最小色差が大きいほど基準変換画素値に対する拡大変換画素値の割合が小さくなるように、混合比率を決定する。本実施例では、混合比率として、基準変換画素値に対する拡大変換画素値の割合が決定される場合の例を説明するが、混合比率はこれに限らない。例えば、混合比率は、拡大変換画素値に対する基準変換画素値の割合であってもよい。
図5の例では、最小色差が0の場合、即ち入力色度が赤色、緑色、又は、青色の場合には、混合比率として1が得られ、合成画素値として拡大変換画素値が得られる。入力色度が赤色、緑色、及び、青色のときに最小色差として0より大きな値が得られる。そして、最小色差が大きいほど小さい混合比率が得られ、最小色差が大きいほど基準変換画素値に近い合成画素値が得られる。図5の例では、最小色差が約0.15よりも大きいときに、混合比率として0が得られ、合成画素値として基準変換画素値が得られる。
S3の判定結果が肯定的である対応領域が存在する場合には、S3からS4に処理が進められる。S3の判定結果が肯定的である対応領域が存在しない場合には、S3からS7
に処理が進められ、S2で仮決定された増加率が最終的な値として本決定される。
なお、第1割合は、1/3に限らない。例えば、第1割合は、1/2や1/4であってもよい。第1割合は、メーカ等によって予め定められた固定値であってもよいし、ユーザが任意に設定変更可能な値であってもよい。
なお、第2割合は、1/2に限らない。例えば、第2割合は、1/3や1/4であってもよい。第2割合は、メーカ等によって予め定められた固定値であってもよいし、ユーザが任意に設定変更可能な値であってもよい。第2割合は、第1割合と同じ値であってもよいし、第1割合と異なる値であってもよい。
図11は、R素子、G素子、及び、B素子の3つの発光素子を有するバックライトの発光色を制御することによる色域拡大効果の一例を示す図である。図11の(a)は、入力画像データが青色の単色の画像データである場合の例を示し、図11の(b)は、入力画
像データが青色の背景上に白いオブジェクトが存在する画像データである場合の例を示している。具体的には、図11の(b)の入力画像データには、青空の領域と白い雲の領域が含まれている。図11において、「画像」は入力画像データによって表される画像を示す。「バックライトの発光輝度」は、R素子、G素子、及び、B素子の発光輝度を示す。「バックライトの発光色」は、バックライトの発光色を表すXYZ三刺激値を示す。「画像の補正率」は、バックライトの発光色に合わせて入力画像データを補正する際の補正率(液晶パネルの透過率の補正率)を示す。具体的には、「画像の補正率」は、赤色のサブピクセル値の補正率、緑色のサブピクセル値の補正率、及び、青色のサブピクセル値の補正率を示す。図11では、発光素子の発光輝度の逆数が、当該発光素子の発光色と同じ色のサブピクセル値の補正率として設定されている。「青色の表示色」は、表示画像の青色を表すXYZ三刺激値を示す。「色域拡大効果」は、色域拡大効果の内容を示す。
図11の(c)の例では、青色の画素が多数存在するため、増強色として青色が設定され、B素子の発光輝度が高められる(B素子のブースト)。その結果、表示画像における青色の色純度や彩度を高めることができ、表示画像の色域を青色方向に拡大することができる。また、B素子の発光輝度の増加に合わせた補正率が設定されるため、B素子の発光輝度の増加による白色の色度の変化を抑制することができる。
また、画面全体において上述した効果が得られる。
画像の色域を高精度に拡大することができる。具体的には、画像内に複数の色が存在する場合にも、表示画像の色域を高精度に拡大することができる。
また、本実施例によれば、複数の発光素子の発光輝度に合わせて入力画像データが補正される。それにより、入力画像データを補正しない場合に比べて、表示画像の色域をより高精度に拡大することができる。
また、図11の(c)では、簡単のために1つの対応領域に着目したが、全ての対応領域や画面全体の領域に着目しても、同様の効果が得られる。
以下、本発明の実施例2に係る表示装置及びその制御方法について説明する。
実施例1では、表示輝度の上限値(増加率決定部104が決定する増加率の上限値)に基づいて、補正後の増加率を制限する例を説明した。本実施例では、画像処理の動作モードに基づいて、補正後の増加率を制限する例を説明する。
本実施例では、実施例1と同様に画像処理が行われる。実施例1と同様に画像処理が行われた場合、バックライト101の発光量は、画像処理後(補正後)の画素値に反比例する。したがって、表示色域を拡大するために発光素子の発光輝度を高めると、画像処理によって画素値が低減される。そのため、画像データの階調性(階調の分解能)が低下し、
表示画像の階調性も低下する。
図7に、増加率と階調の分解能の関係の一例を示す。図7の例では、増加率が1のとき、即ち発光素子の発光輝度が所定の基準値であるときに、階調の分解能は12ビット相当の値となる。しかしながら、増加率が4のときには、階調の分解能は10ビット相当の値に低下してしまう。このように、増加率を高めることによる色域の拡大は表示画像の階調性とトレードオフの関係にある。
そこで、本実施例では、画像処理の動作モードに基づいて、補正後の増加率を制限する。
本実施例に係る表示装置は、バックライト101、液晶パネル102、特徴量取得部103、増加率決定部104、増強色決定部105、発光制御部206、照射光量決定部107、補正係数決定部108、画像補正部109、上限設定部210、などを有する。
バックライト101、液晶パネル102、特徴量取得部103、増加率決定部104、増強色決定部105、照射光量決定部107、補正係数決定部108、及び、画像補正部109の動作は、実施例1と同じである。
そして、上限設定部210は、設定した階調数の下限値が大きいほど小さい値を増加率の上限値として設定する。それにより、画像処理後の画像データの階調数が下限値以上となるような増加率を増加率の上限値として設定することができる。上限設定部210は、設定した増加率の上限値を発光制御部206に出力する。
本実施例では、上限設定部210は、図7に示す増加率と分解能の関係に基づいて増加率の上限値を設定する。例えば、10ビットの分解能を示す動作モードが設定された場合には、増加率の上限値として4が設定される。
なお、階調数の下限値を設定する処理と増加率の上限値を設定する処理とは、互いに異なる機能部によって行われてもよい。例えば、表示装置は、階調数の下限値を設定する下限値設定部と、増加率の上限値を設定する上限値設定部と、を有していてもよい。
なお、上記第2制限処理と実施例1で述べた第1制限処理との両方が行われてもよいし、いずれか一方のみが行われてもよい。
なお、本実施例では、画像処理の動作モードに基づいて増加率の上限値を制御したが、増加率の上限値の制御方法はこれに限らない。例えば、消費電力の上限値を示す動作モードに基づいて増加率の上限値が設定されてもよい。それにより、色域の拡大度合いと表示装置の消費電力との両方を制御することができる。具体的には、消費電力が上限値を上回ることを抑制しつつ表示画像の色域を拡大することができる。
以下、本発明の実施例3に係る表示装置及びその制御方法について説明する。
実施例1,2では、入力画像データの輝度を維持しつつ表示画像の色域を拡大する例を
説明した。しかしながら、入力画像データとして、高輝度領域の輝度階調が圧縮された画像データが入力されることがある。例えば、入力画像データとして、白つぶれを低減するニー補正が施された画像データが入力されることがある。高輝度領域の輝度階調を圧縮すると、高輝度領域の輝度は低下する。本実施例では、表示画像の色域を拡大するとともに、白つぶれが生じることなく圧縮前の輝度階調を復元することのできる例を説明する。
本実施例に係る画像補正部109は、実施例1と同様に、表示画像の色域を拡大する処理を行う。本実施例に係る画像補正部109は、さらに、入力画像データの高輝度領域の輝度値を高める処理を行う。
本実施例に係る画像補正部109は、基準行列生成部121、拡大行列生成部122、基準行列計算部123、拡大行列計算部124、色度算出部125、混合部126、高輝度域補正部327、などを有する。
基準行列生成部121、拡大行列生成部122、基準行列計算部123、拡大行列計算部124、色度算出部125、及び、混合部126の動作は、実施例1(図4)と同じである。
図10に、サブピクセル値と高輝度域補正係数の関係の一例を示す。図10の例では、サブピクセル値が高い領域(高輝度領域)において高輝度域補正係数は1より大きい。また、高輝度領域において、サブピクセル値が大きいほど大きい高輝度域補正係数が示されている。高輝度領域以外の領域では、高輝度域補正係数として1が示されている。高輝度域補正部327は、サブピクセル毎に、図10に示す関係に従って、入力画像データのサブピクセル値に対応する高輝度域補正係数を決定する。そして、高輝度域補正部327は、サブピクセル毎に、拡大行列計算部124から出力された拡大変換画像データのサブピクセル値に、決定した高輝度域補正係数を乗算する。それにより、入力画像データの高輝度領域の輝度値が高められるように、拡大変換画像データの輝度値が高められる。
なお、図10に示す関係は、入力画像データに施されている画像処理(ニー補正など)に基づいて定められていることが好ましい。
なお、本実施例では、拡大変換画像データの輝度値を高めることで入力画像データの輝度値を高める例を説明したが、これに限らない。基準変換画像データの輝度値が高められてもよいし、拡大変換画像データの輝度値と基準変換画像データの輝度値との両方が高められてもよい。基準行列計算部123と拡大行列計算部124に入力される前に、入力画像データの輝度値が高められてもよい。混合部126から出力された合成画像データの輝
度値が高められてもよい。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
102 液晶パネル
103 特徴量取得部
104 増加率決定部
105 増強色決定部
106 発光制御部
Claims (14)
- 発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の総数の前記所定領域の総画素数に対する割合が第1割合以上であるか否かを判定する第1判定手段と、
前記所定領域において、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の総数の前記所定領域の総画素数に対する割合が第2割合以上であるかを判定する第2判定手段と、
前記第1判定手段の判定結果が肯定的であり、かつ、前記第2判定手段の判定結果が肯定的である場合に、そうでない場合に比べて、前記第2判定手段の判定結果が肯定的な第2タイプ画素に対応する発光色の発光素子である対象素子の発光輝度を高める制御手段と、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正手段と、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正手段は、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正し、
前記表示手段は、前記発光手段からの光を前記画像補正手段による補正後の画像データに基づいて変調する
ことを特徴とする表示装置。 - 前記複数の発光素子のそれぞれの発光輝度を前記画像データに基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された前記対象素子の発光輝度を、前記対象素子の発光色についての彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数が多いほど大きい値に補正する補正手段と、
を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記対象素子の発光輝度が上限値を超えないように、前記補正手段による補正後の発光輝度を制限する制限手段を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記決定手段は、前記複数の発光素子のそれぞれについて、所定の基準値に対する発光輝度の増加率を前記画像データに基づいて決定し、
前記補正手段は、前記決定手段で決定された前記対象素子の発光輝度の増加率を、前記対象素子の発光色についての彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数が多いほど大きい値に補正し、
前記表示装置は、前記決定手段が決定する増加率の上限値を設定する設定手段を有し、
前記発光輝度の上限値をB1、前記設定手段で設定された上限値で前記所定の基準値を補正した値をB2、とした場合に、前記制限手段は、前記補正手段による補正後の増加率をB1/B2以下の値に制限する
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 画像データの階調数の下限値を設定する階調数設定手段を有し、
前記設定手段は、前記階調数設定手段で設定された下限値が大きいほど小さい値を増加率の上限値として設定する
ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記画像データは、高輝度領域の輝度階調が圧縮された画像データであり、
前記画像補正手段は、前記画像データの前記高輝度領域の輝度値を高める
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記発光手段を複数有し、
前記第1判定手段は、前記発光手段ごとに、その発光手段に対応する対応領域において、第1タイプ画素の総数の当該対応領域の総画素数に対する割合が前記第1割合以上であるか否かを判定し、
前記第2判定手段は、前記第1判定手段の判定結果が肯定的である発光手段に対応する対応領域において、第2タイプ画素の総数の当該対応領域の総画素数に対する割合が前記第2割合以上であるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記第2判定手段は、前記複数の発光素子に対応する複数の発光色のそれぞれについて、その発光色についての彩度レベルが前記第2彩度レベル以上である画素を前記第2タイプ画素として用いて判定を行い、
前記制御手段は、前記第2判定手段の判定結果が肯定的である発光素子の発光輝度を高める
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。 - 発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の総数の前記所定領域の総画素数に対する割合が第1割合以上であるか否かを判定する第1判定ステップと、
前記所定領域において、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の総数
の前記所定領域の総画素数に対する割合が第2割合以上であるかを判定する第2判定ステップと、
前記第1判定ステップの判定結果が肯定的であり、かつ、前記第2判定ステップの判定結果が肯定的である場合に、そうでない場合に比べて、前記第2判定ステップの判定結果が肯定的な第2タイプ画素に対応する発光色の発光素子である対象素子の発光輝度を高める制御ステップと、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正ステップと、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正ステップでは、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正する
ことを特徴とする表示装置の制御方法。 - 発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記複数の発光素子のそれぞれの発光輝度を前記画像データに基づいて決定する決定手段と、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の数と、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数とに基づいて、前記複数の発光素子のうち発光輝度を高める発光素子である対象素子を決定し、当該対象素子について、当該対象素子の発光色についての彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数に基づいて、前記決定手段で決定された発光輝度を高める補正をする発光輝度補正手段と、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正手段と、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正手段は、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正し、
前記表示手段は、前記発光手段からの光を前記画像補正手段による補正後の画像データに基づいて変調する
ことを特徴とする表示装置。 - 前記発光輝度補正手段は、前記決定手段で決定された前記対象素子の発光輝度を、前記対象素子の発光色についての彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数が多いほど大きい値に補正する
ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。 - 前記対象素子の発光輝度が上限値を超えないように、前記発光輝度補正手段による補正後の発光輝度を制限する制限手段を有する
ことを特徴とする請求項10または11に記載の表示装置。 - 前記発光手段を複数有し、
前記決定手段は、各発光手段の前記複数の発光素子のそれぞれの発光輝度を、その発光手段に対応する対応領域に表示される画像データに基づいて決定し、
前記発光輝度補正手段は、各発光手段に対応する対応領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の数と、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第
2タイプ画素の数とに基づいて、各発光手段の前記複数の発光素子のうちの少なくとも1つの発光素子である対象素子について、前記決定手段で決定された発光輝度を高める補正をする
ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の表示装置。 - 発光色が互いに異なる複数の発光素子を有する発光手段と、
前記発光手段からの光を画像データに基づいて変調することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記複数の発光素子のそれぞれの発光輝度を前記画像データに基づいて決定する決定ステップと、
前記画面の所定領域において、彩度レベルが第1彩度レベル未満である第1タイプ画素の数と、彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数とに基づいて、前記複数の発光素子のうちの発光輝度を高める発光素子である対象素子を決定し、当該対象素子について、当該対象素子の発光色についての彩度レベルが第2彩度レベル以上である第2タイプ画素の数に基づいて、前記決定ステップで決定された発光輝度を高める補正をする発光輝度補正ステップと、
前記複数の発光素子の発光輝度に応じて前記画像データを補正する画像補正ステップと、
を有し、
前記対象素子の発光輝度を高めることにより、前記発光手段から発せられた光の色が変更され、
前記画像補正ステップでは、前記発光手段から発せられた光の色の変更方向に前記画面に表示された画像の色域が拡大されるように、前記画像データを補正する
ことを特徴とする表示装置の制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000654A JP5897159B2 (ja) | 2014-02-25 | 2015-01-06 | 表示装置及びその制御方法 |
US14/628,549 US9607555B2 (en) | 2014-02-25 | 2015-02-23 | Display apparatus and control method thereof |
CN201510087366.1A CN104867463A (zh) | 2014-02-25 | 2015-02-25 | 显示装置及其控制方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014034213 | 2014-02-25 | ||
JP2014034213 | 2014-02-25 | ||
JP2015000654A JP5897159B2 (ja) | 2014-02-25 | 2015-01-06 | 表示装置及びその制御方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015179253A JP2015179253A (ja) | 2015-10-08 |
JP2015179253A5 JP2015179253A5 (ja) | 2015-11-19 |
JP5897159B2 true JP5897159B2 (ja) | 2016-03-30 |
Family
ID=53882787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015000654A Expired - Fee Related JP5897159B2 (ja) | 2014-02-25 | 2015-01-06 | 表示装置及びその制御方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9607555B2 (ja) |
JP (1) | JP5897159B2 (ja) |
CN (1) | CN104867463A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6439418B2 (ja) * | 2014-03-05 | 2018-12-19 | ソニー株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法、並びに画像表示装置 |
CN105872321A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-08-17 | 乐视移动智能信息技术(北京)有限公司 | 前置摄像头亮度补偿方法和装置及移动终端 |
US20170206862A1 (en) * | 2016-01-20 | 2017-07-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of regulating brightness of a display screen |
KR102508892B1 (ko) | 2016-04-15 | 2023-03-10 | 삼성전자주식회사 | 디스플레이 장치 및 그 제어 방법 |
CN105741771A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-07-06 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种发光元件的亮度确定方法、装置及移动终端 |
CN106060677B (zh) * | 2016-06-27 | 2019-06-14 | 北京小米移动软件有限公司 | 视频播放方法及装置 |
US10761371B2 (en) * | 2016-11-15 | 2020-09-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device |
US10741131B2 (en) * | 2017-05-19 | 2020-08-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus and display method |
JP2019074639A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び、記憶媒体 |
WO2021092887A1 (en) * | 2019-11-15 | 2021-05-20 | Qualcomm Incorporated | Display shade compensation for cameras |
CN111739478B (zh) * | 2020-07-01 | 2022-03-01 | 惠州视维新技术有限公司 | 动态背光控制方法、动态背光模组、显示装置及存储介质 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10282470A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置 |
WO2003069593A2 (en) * | 2002-02-09 | 2003-08-21 | Display Science, Inc. | Flexible video displays and their manufacture |
JP2005215353A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Seiko Epson Corp | 複数の階調特性で再生可能な画像データを生成する画像データ生成装置、および、これに対応する画像再生装置 |
WO2006025120A1 (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 画像表示装置および画像表示方法 |
JP5114872B2 (ja) * | 2006-06-03 | 2013-01-09 | ソニー株式会社 | 表示制御装置、表示装置及び表示制御方法 |
JP4400644B2 (ja) * | 2007-04-18 | 2010-01-20 | セイコーエプソン株式会社 | 画像処理装置、色補正テーブル生成装置、表示装置、画像処理方法 |
US7911442B2 (en) | 2007-08-27 | 2011-03-22 | Au Optronics Corporation | Dynamic color gamut of LED backlight |
JP5369449B2 (ja) * | 2008-02-19 | 2013-12-18 | カシオ計算機株式会社 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
JP4720865B2 (ja) | 2008-07-25 | 2011-07-13 | ソニー株式会社 | 表示装置、表示方法、および電子機器 |
JP4968219B2 (ja) | 2008-09-18 | 2012-07-04 | 株式会社Jvcケンウッド | 液晶表示装置及びこれに用いる映像表示方法 |
US8860751B2 (en) * | 2009-09-01 | 2014-10-14 | Entertainment Experience Llc | Method for producing a color image and imaging device employing same |
WO2011122283A1 (ja) | 2010-03-31 | 2011-10-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、およびそれを用いた撮像装置 |
WO2012137753A1 (ja) * | 2011-04-07 | 2012-10-11 | シャープ株式会社 | 表示装置および表示装置の制御方法 |
JP2013033088A (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-14 | Mitsubishi Electric Corp | 発光装置、表示装置、制御装置、制御方法、および制御プログラム |
CN102298908B (zh) | 2011-09-16 | 2015-01-07 | Tcl光电科技(惠州)有限公司 | Led液晶模组的调光方法和直下式led液晶模组 |
JP2013134458A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Sharp Corp | 液晶表示装置及び液晶テレビ |
JP6120552B2 (ja) * | 2012-01-17 | 2017-04-26 | キヤノン株式会社 | 表示装置及びその制御方法 |
JP6021339B2 (ja) * | 2012-01-27 | 2016-11-09 | キヤノン株式会社 | 表示装置及びその制御方法 |
GB2501535A (en) | 2012-04-26 | 2013-10-30 | Sony Corp | Chrominance Processing in High Efficiency Video Codecs |
-
2015
- 2015-01-06 JP JP2015000654A patent/JP5897159B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2015-02-23 US US14/628,549 patent/US9607555B2/en active Active
- 2015-02-25 CN CN201510087366.1A patent/CN104867463A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150243228A1 (en) | 2015-08-27 |
US9607555B2 (en) | 2017-03-28 |
CN104867463A (zh) | 2015-08-26 |
JP2015179253A (ja) | 2015-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5897159B2 (ja) | 表示装置及びその制御方法 | |
WO2018092465A1 (ja) | 表示装置 | |
KR100925309B1 (ko) | 표시 장치 | |
US9940870B2 (en) | Display unit, image processing unit, and display method for improving image quality | |
US9196204B2 (en) | Image processing apparatus and image processing method | |
JP6614859B2 (ja) | 表示装置、表示装置の制御方法、画像処理装置、プログラム、及び、記録媒体 | |
US10347198B2 (en) | Image displaying methods and display devices | |
US9324283B2 (en) | Display device, driving method of display device, and electronic apparatus | |
JP6797512B2 (ja) | 画像表示装置及びその制御方法 | |
JP2007097191A (ja) | 映像補償方法 | |
TW201407579A (zh) | 色信號處理電路、色信號處理方法、顯示裝置及電子機器 | |
JP2010078982A (ja) | 画像表示装置及びその方法 | |
TW201415449A (zh) | 影像顯示單元及其驅動方法,信號產生器,信號產生程式,以及信號產生方法 | |
JP2006308685A (ja) | 表示装置 | |
WO2014141884A1 (ja) | 画像処理装置及び液晶表示装置 | |
JP4047859B2 (ja) | 平板表示装置の色補正装置及びその方法 | |
JP2015227923A (ja) | 画像処理装置及びその制御方法 | |
US9569999B2 (en) | Signal generation apparatus, signal generation program, signal generation method, and image display apparatus | |
JP2010056997A (ja) | 映像表示装置 | |
JP2013238656A (ja) | 液晶表示装置及びその制御方法 | |
JP6137867B2 (ja) | 表示装置及びその制御方法 | |
JP2017072754A (ja) | 表示装置及びその制御方法 | |
JP2016167011A (ja) | 画像表示装置及びその制御方法 | |
JP2010166158A (ja) | 映像表示装置 | |
JP2017125875A (ja) | 画像表示装置及びその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150917 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150917 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20150917 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20151022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160301 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5897159 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |