JPH03266586A - カラー映像信号の色補正回路 - Google Patents

カラー映像信号の色補正回路

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JPH03266586A
JPH03266586A JP6437190A JP6437190A JPH03266586A JP H03266586 A JPH03266586 A JP H03266586A JP 6437190 A JP6437190 A JP 6437190A JP 6437190 A JP6437190 A JP 6437190A JP H03266586 A JPH03266586 A JP H03266586A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル信号処理方式のカラー映像信号の
色補正回路に係り、特に放送業務用など、比較的高度な
処理が要求される場合に好適な色補正回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3原
色信号成分からなるカラー映像信号をディジタル処理に
より色調補正する場合、R,G、 Bの3色と並行して
、これらの補色であるCy(シアン)、M a (マゼ
ンタ)、Ye(イエロー)の各色映像信号成分について
も、すべて独立して色調の調整を行なえるようにした場
合での、必要なディジタル乗算器と加算器の個数を少な
くし、ディジタル回路規模が小さくて済むカラー映像信
号補正装置の提供を目的としたものである。
そして、このため、本発明は、入力されたRGB3色の
信号成分を上記したように補色も含めて6色に分解する
と、これら6色の信号成分のうち、同時に正の値をとる
色信号成分の数は2を越えないという事実に着目し、乗
算器と加算器に供給すべき信号をRGB間の色差信号の
極性に応じて選択するようにし、これにより乗算器と加
算器の個数の増加を抑えるようにした点を特徴とする。
〔従来の技術〕
カラー映像信号の色補正装置(マスキング回路とも呼ば
れる)としては、従来から第4図に示すようなリニアマ
トリクス回路が知られている。
この回路は、第4図から明らかなように、減算回路41
〜43で、R,G、B信号からR−G、G−B、B−R
の各色差信号を作り、これらの色差信号に係数乗算回路
44〜49により適当な所定の係数に工ないしに6をそ
れぞれ乗算し、その後、加算回路50〜55で、元のR
,G、 B信号に加算して所定の色補正が施された映像
信号を得るようになっているものである。
この従来のカラー映像信号の色補正装置によれば、白色
平衡を保ったまま、つまり無彩色信号は無彩色に保ちつ
つ、色調の調整を行なうことができる。
しかしながら、この従来の装置では、例えばR−G信号
に乗算すべき係数に1を変化させると、それに伴ってR
,Gの画像の色調及びCy、 Ye、Maの全ての補色
の画像の色調も変化してしまい、何れか特定の色の画像
の色調だけを調整しようとしても、これが簡単には出来
ないという問題があった。
そこで、このような従来の装置の問題点に対処して改良
した方式として、特公昭49−41690号公報に開示
の「マトリクス装置」がある。
第5図は、この公報に開示の装置をディジタル方式によ
り具体化した場合の構成をブロック図として示したもの
で、以下、この第5図に示すディジタル方式カラー映像
信号の色補正装置について説明する。
この第5図の装置においては、入力されたカラー映像信
号のRGBの各信号は、まず、6色分離回路61に入力
される。
この従来の6色分離回路61は、例えば第8図に示すR
信号を分離する抽出回路を例にして説明すると1光信号
によるR−G信号とR−B信号のレベルを比較回路81
で比較し、これらのうちのレベルの低いほうの信号をセ
レクタ82で選択し、さらに、この選択した信号の負成
分をクリップ回路83で除き、R°信号として出力する
ものである。
従って、この6色分離回路61は、例えば第9図に示す
ように、*、a、Bの各信号の比が0.8 : 1.0
 : 0.2となっているカラー映像信号を、次のよう
に分離することに等しい。
0.8R+1.OG+0.2B= 0.2(R十〇十B)+0.6(R十G)+0.2Gこ
こで、(R+G十B)i白 (R十G) ; Y e G、G’ そこで、このときには、この映像信号の色は、Ye’と
G′が0.6 : 0.2の割合で混合されているもの
と判定し、信号のレベルが各々 0.0 : 0.2 : 0.0 の比になっている色補正用原色信号R゛、G′、B゛と
、同じく信号レベルが各々 0.0 : 0.6 : 0.0 の比になっている色補正用補色信号Cy’、Ma’、Y
e’を出力するのである。
同様に、R,G、Hの各信号の比が 0.8 : 1.0 : 0.2となっているカラー映
像信号については、 0.8R+0.4G+0.4B= 0.4(R十〇十B)+〇、4R と判定し、色補正用原色信号R°の出力レベルだけが0
.4で、その他の色補正用信号についてはレベルがOの
信号を出力するのである。
次に、このようにして6色分離回路61から出力された
色補正用原色信号R°、G”、B′ と、色補正用補色
信号Cy′、Ma’、Ye’の各信号は、各々乗算回路
62〜65に供給され、ここで所定の補正用の係数に1
〜に12が乗算された後、各々加減算回路66〜74に
より元のRGBの各信号に加減算されて、所定の補正が
施されたRGB信号として出力されることになる。
ここで、例えば、上記のYe’信号に上記の係数に1を
乗算した上で、それをR信号に加算し、かつG信号から
減算することの意味について、第6図のマクスウェルの
2色図により説明すると、これは、Ye色の位置を実線
の矢印■の方向に動かし、係数に1分だけこのYe色の
色相を変化させることを意味する。
また、Ye’信号に上記の係数に2を乗算した上で、そ
れをR信号とG信号に加算することは、第8図において
、Ye色の位置を破線の矢印■の方向に動かし、係数に
2分だけこのYe色の彩度を変化させることを意味する
同様に、色補正用原色信号R′、Go、B′ と、色補
正用補色信号Cy゛、Ma’の各信号に、それぞれ係数
に3〜K12を乗算した上で、それをR信号とG信号に
加減算することにより、R,G、B%Cy%Maの各色
について、それぞれの色相と彩度とを調整することが出
来、結局、この第5図に示す装置によれば、第1表に示
すように、RlG、B、CV、Ma、Yeの各色につい
て、それぞれの色相と彩度とを、何れも独立に調整する
ことが出来ることになる。
第1表 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は、入力カラー映像信号の各色信号毎に、
それらの色相と彩度とを任意に独立して調整出来る反面
、入力カラー映像信号のRGBの各色信号成分から色補
正用原色信号R°、Go、B′と、同じく色補正用補色
信号cy°、Ma“、Yeの各成分を分離抽出する回路
に加えて、12個の乗算器と21個もの加減算器を必要
とするため、回路規模が膨大になり、コスト面や小型軽
量化に間厘があった。
本発明の目的は、上記した6色独立した補正が可能な色
補正装置のディジタル回路化に際して、ハードウェア量
増加の虞れがなく、充分なローコスト化、小型化、それ
に低動作電力化が可能なカラー映像信号の色調補正装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、以下の手段を設けることにより達成される
ディジタル化されたカラー映像信号を構成するRGB色
信号の各信号間でのレベルを比較し、この比較結果によ
り入力信号の色を設定する色判定手段、上記RGB色信
号から色補正用のRo、Go、B′、cy’、Ye’、
Ma’の6種の色補正信号を抽出する色成分信号抽出手
段、上記色判定手段の判定結果に基づき、その判定され
た色に対応して、上記6種の色補正信号の中からR,G
、Bの原色補正用の1色とCy、Ye、Maの補色補正
用の1色を選択する色補正信号選択手段、この選択され
た2色の色補正信号に乗算すべき所定の係数を上記色判
定手段による判定結果に基づいて選択する係数選択手段
、この選択された所定の係数と上記2色の色補正信号と
を乗算する乗算手段、この乗算結果により補正されるべ
き信号を上記色判定手段による判定結果に基づいて元の
RGBの色信号の中から選択するRGB色信号選択手段
、このRGB色信号選択手段により選択された色信号に
上記乗算結果を加算する加算手段。
〔作用〕
カラー映像信号のRGB成分から、この映像信号をR,
G、Bの原色信号と、Cy、Ye、Maの補色信号の6
色に分解する方法を採ると、それがどのようなカラー映
像信号であっても、R,G、Bの原色信号の中の何れか
1色と、Cy、Ye、Maの補色信号の中の何れか1色
の加算、もしくは1色だけに分解され、決して3色以上
には分解されず、従って、複数の乗算器のうち、レベル
が有限な値を持つ有意信号が入力されるのは、同時には
最大でも4個にしかならない点に着目し、映像信号の色
を判定することにより、色信号の中の有意信号を選択す
ることにより乗算器の有効利用が図られ、回路規模の縮
小が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明によるカラー映像信号の色補正回路につい
て、実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図において、3個の端子
RrN、 GIN、 BINは色補正すべきカラー映像
信号を構成するR、 G、 Bの3種のディジタル信号
が供給される入力端子で、ROIJア、Go、Jア。
B OUTは補正されたR、 G、 B信号が取り出さ
れる出力端子である。
入力端子RIN、 GIN、 BINに供給されたR、
 G、Bの3種のディジタル色信号は6色分離回路1に
供給され、ここで従来技術の場合と同様にして、色補正
用原色信号R′、G′、B゛ と、色補正用補色信号c
y“、Ma“、Ye“の6種の信号に分離される。なお
、この具体的な方法については、既に第8図により説明
した通りである。
入力端子RIM、 GIN、 B+sに供給されたR、
 G、Bの3種のディジタル色信号は、また、減算回路
2〜4にも供給され、それぞれR−G、G7B、B−R
の各色差信号に合成される。なお、このような色差信号
を使用する実施例では、図に破線で記しであるように、
これらの減算回路2〜4から得られた色差信号を、6色
分離回路1にも供給す・るようにし、回路構成の簡略化
を図ることができる。
減算回路2〜4の出力は色判定回路5に入力され、R−
G、G−B、B−Rの各色差信号が持つ極性情報(減算
回路aカの符号ビット)により、以下のようにして色の
判定が行なわれる。
第7図はカラーパー信号に対するR、G、Bの各色信号
の極性と、R−G、G−B、B−Rの各色差信号の極性
とを示したものであるが、この図から明らかなように、
R−G信号の極性が負で、G−B信号の極性が正なら、
入力映像信号の色はGになり、反対にR−G信号の極性
が正で、G−B信号の極性が負なら、入力映像信号の色
はRになるというように、この場合には、入力映像信号
の色は2種の色差信号の極性により一義的に判別できる
ことが判る。
しかして、この第7図は、色飽和度が100%の場合で
あるが、そうでない場合には、極性が0のところが正負
いずれかの値をとるようになる。例えば、この第7図の
左端の例で、R−Gの極性も正になったようなときで、
このときには、入力映像信号の色はYeかつG、すなわ
ち、2色の混色という状態になる。
しかしながら、このような混色がおきた場合でも、それ
は原色と補色の混色であり、原色どうし、あるいは補色
どうし、さらには3色以上の混色を生じることは絶対に
起こらない。
そこで、色判定回路5は、入力映像信号の色として、原
色を1色と補色を1色の2種を指定するようになってい
る。なお、入力映像信号が無彩色、或いは純粋な原色、
若しくは純粋な補色によるものになっている場合も有り
得るが、このときには、動作上からは何色と判定しても
構わないので、適当な色が指定されるようになっている
色判定回路5の判定結果は8個のセレクタ6〜11の制
御に使用される。
まずセレクタ6は、色判定回路5の判定結果に基づき、
6色分離回路1から出力される原色信号R′、G′、B
′の中から1色を選択し、それを乗算回路14.15に
供給するaきをする。
次にセレクタ7は、同じく色判定回路5の判定結果に基
づき、6色分離回路1から出力される補色信号Cy′、
Ma’、Ye’の中から1色を選択し、それを乗算回路
16.17に供給する働きをする。
さらにセレクタ8,9は、同じく色判定回路5の判定結
果に基づき、それぞれ原色の彩度調整用係数に1〜に3
が格納されているレジスタ18.19.20の1と、そ
れぞれ原色の色相調整用係数に4〜に6が格納されてい
るレジスタ21.22.23の1をそれぞれ選択する働
きをする。
同じくセレクタ10と11は、色判定回路5の判定結果
から、補色信号に対応した彩度調整用の係数に7〜に9
が格納されているレジスタ24〜26の中の1と、同じ
く補色に対応した色相調整用の係数KIO−に12が格
納されているレジスタ27〜29の中の1をそれぞれ選
択する働きをする。
次に、3人力3出力切換用のセレクタ12は、乗算回路
14の出力が、判定された原色と同じ色の映像信号に、
また、乗算回路15の出力と、これを反転回路30で極
性反転した出力が残りの2の色の映像信号のそれぞれに
、いずれも加算回路33〜35を介して加算されるよう
に切換制御される。
従って、この結果、レジスタ18〜23に格納しである
係数を変化させることにより、第1表に示す、原色につ
いての彩度と色相に関する独立した調整が得られ、さら
に、レジスタ24〜29に格納しである係数を変化させ
ることにより、第1表に示す、補色、についての彩度と
色相に関する独立した調整が得られることになるのであ
るが、以下、この実施例の動作について、具体例により
詳細に説明する。
なお、上記したように、レジスタ18〜29に格納すべ
き各係数のうち、まず係数に1〜に3はR,’ G、H
の各原色の彩度調整用、係数に4〜に6は同じく各原色
の色相調整用であり、次に係数に7〜に9はYe、Cy
、Maの各補色の彩度調整用、係数KIO−に12は同
じく各補色の色相調整用である。
いま、入力端子RIN% G1111. B[から供給
されているディジタルカラー映像信号が、 R:G:B=0.8:0.4=0.4 になっている信号であったとする。
そうすると、減算回路2〜4の出力の極性は各々“正”
O″、“負”となるので、第7図から明らかなように、
色判定回路5は、入力信号の色はRであると判定する。
この結果、セレクタ6は、6色分離回路1の原色出力の
中から、第1図に実線で示すように、R′倍信号選択し
、これと並行してセレクタ8.9はR゛信号用のレジス
タ18.21の出力を選択するように、これも実線に示
すように切換制御されるので、R′倍信号原色の彩度調
整用係数に1、およびR′倍信号原色の色相調整用係数
に4が乗算回路14.15により乗算され、これらの結
果と、反転回路3oの出力とがセレクタ12に供給され
る。
そして、このセレクタ12が、色判定回路5によるR色
という判定結果により、乗算回路14の出力を加算回路
33に切換え、入力映像信号のR信号に加算すると共に
、乗算回路15の出力と反転回路3oの出力をそれぞれ
加算回路34.35に切換えて、入力映像信号のB信号
とG信号に加算させる。
そこで、このときには、R信号について、その彩度が係
数に1分、色相が係数に4分、それぞれ補正されたディ
ジタルカラー映像信号のR,G、B信号が出力端子R0
,JT、GoUア、Bouアから得られることになり、
従って、これらの係数に1、K4の調整により、R信号
の彩度と色相を、他の色の信号とは全く独立に調整する
ことができる。
以上は入力映像信号が原色の場合であるが、補色の場合
も同様で、今度は5白傷号のレベル比が、R: G :
 B=0.8 : 0.8 : 0.4になっているカ
ラー映像信号が入力されたとする。
そうすると、第7図から明らかなように、このときには
、入力信号の色はYeであると判定される。
この結果、6色分離回路1の補色出力のうちのYe”出
力と、このYe色月の彩度調整用係数に7と1色相調整
月の係数KIOが格納しであるレジスタ24.27の出
力とが、それぞれセレクタ7.10,11により選択さ
れ、これらの出力が乗算回路16.17に供給される。
そして、乗算回路16と17の乗算結果を加算回路31
で加算した結果がセレクタ13により加算回路36に供
給され、入力映像信号のR信号に加算され、他方、乗算
回路16の出力から乗算回路17の出力を減算回路32
で差し引いた結果は、セレクタ13により加算回路37
に供給され、入力映像信号のG信号に加算される。
従って、このときには、Ye色について、その彩度が係
数に7分、色相が係数K10分、それぞれ補正されたデ
ィジタルカラー映像信号のR,G、B信号が出力端子R
0uア、GOLll、B OUTから得られることにな
り、これらの係数に7、KIOの調整により、Ye色の
彩度と色相を、他の色のとは全く独立に調整することが
できる。
なお、この実施例では、上記の例についての説明から明
らかなように、入力信号が原色、補色のいずれか一方の
信号だけからなる場合、6色分離回路1の他方の出力は
すべて零になるので、上記した動作に特に影響は無く、
他方、原色と補色が混合していた場合には、上記のよう
な動作が、互いに独立して並行に得られることになる。
従って、この実施例によれば、8個の加減算回路と、4
個の乗算回路を用いるだけで、6色独立した色補正が可
能なディジタル方式の色調補正装置を得ることができる
次に、本発明の他の実施例について、第2図により説明
する。
この第2図の実施例が、上記した第1図の実施例と異な
る点は、セレクタ6.7に代えて加算回路2−1.2−
2を使用するようにした点にある。
上記したように、6色分離回路1の出力である色補正用
原色信号R゛、G゛、B゛ と、同じく色補正用補色信
号Cy゛、Ma’、Ye’は、それぞれ1色だけが有意
の出力となり、残りはOになるので、従って、この実施
例も、基本的な動作は第1図の実施例と同じで、得られ
る効果についても、さらにローコスト化が可能になると
いう効果が加わる外、同様な効果が期待できるものであ
り、よって、その詳しい説明は省略する。
さらに、第3図は、同じく本発明のさらに別の実施例で
、この第3図の実施例が第2図の実施例と異なる点は、
加算回路31、減算回路32とセレクタ31に代えて、
反転回路3−1と、3人力3出力セレクタ3−2.1人
力3出力セレクタ3−3、それに加算回路3−4〜3−
6を使用するようにした点にある。
そして、セレクタ3−2により、色判定回路5で判定さ
れた、互いに補色関係にあるR、G、B信号用加算回路
3−4〜3−6うちの2色用の片方に乗算回路17の出
力を、そして他方には、この乗算回路17の出力を反転
回路3−1で極性反転した出力を、それぞれ供給して元
のR,G、B信号に加算するように切換制御すると共に
、セレクタ3−3により1、乗算回路16の出力を、加
算回路3−4〜3−6うちの互いに補色関係にあるR、
G、B信号のうちの2色用の加算回路に供給するように
切換制御するのである。
この第3図の実施例の動作も、基本的には第1図、第2
図の実施例と同じで、効果についても同様なので、詳し
い説明は省略する。
なお、当業者なら、本発明の思想を具体化する構成は、
上記実施例以外にも種々自明であり、従って、本発明の
技術的範囲は上記実施例に限定されるものではないこと
は言うまでもなく、例えば、上記何れかの実施例におい
て、減算回路2〜4の出力を6色分離回路1に供給しな
いで動作するように構成した場合には、これらの減算回
路2〜4として単なる比較回路の置換が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来技術によるディジタル方式のカラ
ー映像信号の色調補正装置と同様な、6色独立補正が可
能な装置を、例えば1/3の回路規模により確実に実現
できるから、ローコストで。
小型軽量なカラー映像信号の色調補正装置を容易に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー映像信号の色補正回路の一
実施例を示すブロック図、第2図は同じく本発明の他の
一実施例を示すブロック図、第3図は同じく本発明のさ
らに別の一実施例を示すブロック図、第4図及び第5図
はそれぞれ従来技術を説明するブロック図、第6図は色
補正動作の説明図、第7図はカラーパー信号に対する動
作説明図、第8図は6色分離回路の従来例を示すブロッ
ク図、第9図は色信号レベルの関係を示す説明図である
。 1・・・・・・6色分離回路、2〜4・・・・・・減算
回路、5・・・・・・色判定回路、6〜13・・・・・
・セレクタ、14〜17・・・・・・乗算回路、18〜
29・・・・・・レジスタ。 222 Q:(りQ) 第6図 0 第7図 −G 負 貞 正 正 −8 正 正 負 負 −R 負 正 負 正 第5図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、赤色、緑色、青色の3原色映像信号成分からなるデ
    ィジタルカラー映像信号から色補正用の3原色成分及び
    その補色成分の6種の成分を分離抽出し、これら6種の
    成分毎にそれぞれ所定の調整用の係数を乗算してから上
    記赤色、緑色、青色の3原色映像信号成分に加算するこ
    とにより、上記6種の色成分毎に独立して色相と彩度を
    調整するようにしたカラー映像信号の色補正回路におい
    て、 上記赤色、緑色、青色の3種の映像信号成分のそれぞれ
    のレベルを検出し、これらの信号成分間でのレベルの大
    小関係に基づいて上記ディジタルカラー映像信号の色を
    表わすための原色1色と補色1色からなる2種の判定色
    を決定する判定手段と、 上記6種の成分に、これら2種の判定色に応じて選択し
    た、それぞれの係数を乗算する乗算手段と、 上記2種の判定色に応じて上記乗算手段の出力を加算す
    べき上記赤色、緑色、青色の3種の映像信号成分の組合
    せを選択する選択手段とを設け、 上記所定の係数の調整により上記色相と彩度の調整が与
    えられるように構成したことを特徴とするカラー映像信
    号の色補正回路。
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