JP2002217625A - 携帯無線機の内蔵アンテナ - Google Patents
携帯無線機の内蔵アンテナInfo
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Abstract
て、高いアンテナ利得を簡素な構成で得ること。 【解決手段】 導体板で形成されるアンテナ素子の内、
略半波長の長さをモノポール部1として携帯無線機6の
上端の筐体内部に沿って配置する。アンテナ素子の内、
略四分の一波長の長さを逆Fアンテナ部2として携帯無
線機6の地板5面に平行に配置する。逆Fアンテナ部2
が配置される方向は携帯無線機6の上端と平行(Y軸方
向)に設定する。逆Fアンテナ部2はその一端に設けら
れた接地点3を介して地板5に接地される。その接地点
から所定距離離れて給電点4が設けられる。この構成に
より、整合回路が不要となり、携帯無線機の構成を簡素
化できて、種々の使用状態において高いアンテナ利得を
得ることができる。
Description
の使用状態となっても高い放射特性を有する携帯無線機
の内蔵アンテナに関する。
は、携帯電話機・PHS以外に、通話機能を有しない音
楽配信専用端末のような情報無線端末をも含むものであ
る。
たはPHSと通称するものは、使用するアンテナとして
伸縮型のホイップアンテナ、或いは板状逆Fアンテナが
用いられている。
型のものは、例えば米国特許第5,204,687号明細書に記
載の構成がある。この伸縮型アンテナはモノポールアン
テナの先端に電気的に絶縁されたヘリカルアンテナが取
り付けられる構造であり、伸長時にはモノポールアンテ
ナとして動作し、電話機筐体内に収納したときにはヘリ
カルアンテナとして動作する。
57-103406号公報に記載されている。この例は、逆Fア
ンテナを平面構造に拡張した構造を有して、平面素子の
周囲長が半波長と小型であり、携帯電話機筐体の地板の
端に配置された場合には、比較的広帯域の特性となり、
且つ構造上整合機能を有するために、筐体の外部に整合
回路を設けることが不要であるという利点がある。
示すように、上述した外部に取り付けられるホイップア
ンテナと、筐体内部に内蔵される板状逆Fアンテナの両
アンテナを具備し、両者による受信をダイバーシティ方
式で切換えている。即ち、それぞれのアンテナで受信し
たレベルにより、受信レベルの高い方のアンテナを選択
して通信を行うことである。
ノポールアンテナ27と板状逆Fアンテナ30が、それぞれ
独立して動作し、所謂複合アンテナとしては動作しな
い。モノポールアンテナ27と板状逆Fアンテナ30とは、
高周波スイッチ33により前記のように受信できたレベル
により選択される。
ンスは、整合回路34によって50Ωに整合が取られてい
る。板状逆Fアンテナ30は、周囲長が動作周波数の約半
波長に設定された導体板であり、地板26に対して間隔が
例えば4mm隔てて平行に配置されている。板状逆Fア
ンテナ30の一辺において接地部31から一定の距離例えば
3mm隔てた点に給電点32が設けられる。モノポールア
ンテナ27の整合回路34からの高周波信号と、板状逆Fア
ンテナ30の給電点32からの高周波信号とは、高周波スイ
ッチ33によって選択される。なお、図12において、モ
ノポールアンテナ27の頂部には絶縁部29を介してヘリカ
ルアンテナ29が接続されている。
各アンテナの垂直XZ面指向性を図13・図14に示
す。図13はモノポールアンテナ27を選択した場合、図
14は板状逆Fアンテナ30を選択した場合を示す。図1
3において、実線35は垂直偏波成分を、破線36は水平偏
波成分を示す。また、図14において、実線37は垂直偏
波成分を、破線38は水平偏波成分を示す。
合、垂直偏波成分35の平均レベルが、水平偏波成分36の
平均レベルと比較して高く、垂直偏波成分35がほぼ8の
字型の半波長ダイポールに近い指向性となる。それに対
して、図14に示す板状逆Fアンテナ30の場合は、水平
偏波成分38の成分が比較的高くなる。さらに、垂直偏波
成分37はアンテナ電流が地板26に分布するために蝶々型
の指向性となる。
としては、一般的に水平面パターン平均化利得(本明細
書において、以下この値をPAGと記述する)が用いら
れる。このPAGは、携帯電話機アンテナを装着した人
体を球面座標系の中心に、人体の頭部を天頂方向(Z方
向)に向けて配置した状態において、
(φ)は、それぞれ垂直偏波および水平偏波の水平面
(XY面)電力指向性である。
般的な交差偏波電力比XPRは、水平偏波成分に対する
垂直偏波成分の電力比として現され、4〜9dBである
ことが知られている。これは到来波の垂直偏波成分が水
平偏波成分に対して4〜9dB高いと仮定して算出され
る。従ってアンテナの放射パターンにおいて、垂直偏波
成分に対して、XPRだけ重み付けされることになる。
以後、本明細書において、XPRは市街地の一般的な値
である9dBを用いて説明を行う。このように携帯電話
機のアンテナは、使用状態において垂直偏波成分を高く
することで、高いPAGが得られることになる。
アンテナが伸ばされた状態のPAGは、一般的に−7d
B程度であり、これが内蔵された主アンテナの性能目標
値となる。
起したアンテナに代わり、主アンテナを完全に内蔵化す
ることが求められている。この場合内蔵化された主アン
テナには、外部ホイップアンテナ並の性能が要求される
ことは当然である。
来の内蔵された板状逆Fアンテナでは、携帯電話機の地
板にアンテナ電流が分布するため、携帯電話機を手に保
持して耳に近接させた通話状態の場合、放射効率の劣化
が大きくなる。そのためPAGは伸ばした状態のホイッ
プアンテナと比較して低く約−11dBdとなる。或い
は携帯電話機を金属製机上に近接して置いた場合に、利
得が劣化し、PAGの値が約−16dBdと低くなるこ
とが判明した。
来のホイップアンテナは収納されることが多く、そのと
きは図12に示すヘリカルアンテナ28が動作する。ヘリ
カルアンテナ28はその軸方向が金属製机上に近接して平
行状態となり、金属との電磁的相互作用により、利得が
劣化してPAGは約−17dBdと低くなる。
手に持って60度程度傾けて耳に近接させて通話するこ
とである。一方、PHS電話機では通常の音声通話と併
用した動画像配信やテレビ電話のサービスが始まってい
る。〔日経BP社発行、雑誌「日経コミュニケーショ
ン」(2000,9,18発行)P.113〜115参照〕
を用いて音楽配信サービスが始まっている。その装置を
使用するときは、通常の音声通話のように耳に近接して
使用するだけではなく、例えば手で保持して胸の前で構
えたり、胸ポケットに装着して使用するような形態が考
えられる。
用される場合は、電話機の向きは一定ではない。仮にこ
の携帯電話機の片面に板状逆Fアンテナが実装された場
合に、そのアンテナが人体側に向けられる可能性があ
る。その場合の放射効率の劣化は大きく、PAGが約−
10dBdと低くなるという課題がある。
様な使用状態においても高い放射効率を有して、なお製
造時に簡素化された携帯無線機が内蔵するアンテナを提
供することを目的とする。
蔵アンテナは、携帯無線機の上端部に筐体内部に沿って
配置された導体アンテナ素子の略半波長の長さをモノポ
ール部とし、前記導体アンテナ素子の他の略4分の1波
長の長さを逆Fアンテナ部として前記携帯無線機の筐体
地板面に平行に配置し、前記逆Fアンテナ部の一端を接
地部として前記地板に接続し、前記接地部の近傍にアン
テナ給電点を設け、前記逆Fアンテナ部を前記携帯無線
機の筐体上端に平行に配置することを特徴とする。
必要としない簡単な構成により、アンテナを内蔵するこ
とができて、通話状態、金属製机上に置かれた状態のア
ンテナ利得を向上できるという効果を奏する。
記逆Fアンテナ部を前記携帯無線機の筐体長辺に平行に
配置することを特徴とする。この構成により、特に手保
持操作状態、通話状態、金属製机上に置かれた状態のア
ンテナ利得を向上できるという効果を奏する。
帯無線機の筐体内部の長辺に沿って配置された導体アン
テナ素子の略半波長の長さをモノポール部とし、前記導
体アンテナ素子の他の略4分の1波長の長さを逆Fアン
テナ部とし、前記逆Fアンテナ部の一端を接地部として
前記地板に接続し、前記接地部の近傍にアンテナ給電点
を設け、前記逆Fアンテナ部を前記筐体内地板に対し平
行で、且つ筐体内部の長辺に沿って配置したことを特徴
とする。この構成により、特に胸ポケット装着状態、手
保持操作状態、金属製机上に置かれた状態のアンテナ利
得を向上できる。
記逆Fアンテナ部を前記携帯無線機の筐体内地板に平行
で、且つ筐体の上端に平行に配置したことを特徴とす
る。この構成により、特に胸ポケットに任意に入れられ
た装着状態、手保持操作状態、金属製机上に置かれた状
態のアンテナ利得を向上できる。
は、前記アンテナ素子を筐体の裏側に固定する手段と、
前記アンテナ素子の接地部および給電点と回路基板上の
印刷パターンと接触させる手段を備えることを特徴とす
る。
程が簡素化できて、生産性を向上させることができる。
形態について説明する。
ンテナを内蔵している携帯無線機の第1の実施の形態を
示す構成図であって、携帯無線機について、各方向から
見た図である。図1(a)は前から見た正面図、図1
(b)は下から見上げた下面図、図1(c)は横から見
た側面図である。なお、図1(d)はアンテナ部のみの
展開図である。各図において、導体アンテナのモノポー
ル部1と逆Fアンテナ部2は、幅が約2mmの同じ材質
の導体板で全体が一体構造により形成される。図1
(d)においては、モノポール部1と逆Fアンテナとを
単に区別するため、ハッチングを異ならせている。そし
てアンテナ部は携帯無線機6の上端の筐体内部に沿って
配置されている。なお、筐体の大きさを縦横の位置に数
字を例示している。この数値の素子を使用した携帯無線
機の動作周波数は1.9GHz帯である。
約半波長(78mm)に設定されており、携帯無線機6
の上端の筐体内部に沿って配置されている。モノポール
部1と地板5との間隔dは約2mmに設定される。
数の約1/4波長(39mm)であり、地板5に対して
平行に、且つ地板5との間隔hを4mmに取って配置さ
れている。また逆Fアンテナ部2が配置される方向は、
携帯無線機6の筐体上端と平行(Y軸方向)に設定され
る。逆Fアンテナ部2は、その一端に設けられた接地部
3を介して地板5に接地される。
に示すように、一体の導体板について、山折り1a、1
b、1cと示す箇所において、少なくとも一方の側を下
方に折り曲げて構成する。山折り2aと示す箇所も同様
である。逆Fアンテナ部2の接地部3から距離s(例え
ば5mm)隔てた点に給電点4が設けられる。
アンテナ部2が単一の給電点4によって励振される一体
構造の複合アンテナとして動作することができる。その
動作について以下説明する。
る。逆Fアンテナ部2の給電点4のインピーダンスは、
距離sを調整することで50Ωへ整合が取られる。その
後にモノポール部1を、逆Fアンテナ部2の一方端に接
続するとき、その接続点におけるインピーダンスは共に
高いため、給電点4のインピーダンス変化は僅かであ
る。実際に、上記の寸法の場合に、間隔sを1mm以内
の範囲の微調整をすることでモノポール部1と逆Fアン
テナ部2が接続された状態のインピーダンスを50Ωに
整合することができる。従ってインピーダンス整合回路
を付加使用することは必要がない。
21に接続される1/4波長整合スタブと見なすことがで
きる一方、逆Fアンテナ部2自身が放射素子の一部とし
ても動作している。従って放射特性はモノポール部1と
逆Fアンテナ部2の両者からの放射特性が合成されたも
のとなる。
ない自由空間における放射特性について説明する。図2
は、図1に示す本発明のアンテナについて垂直XZ面指
向性を示している。実線7は垂直偏波成分、破線8は水
平偏波成分を示す。図2に示す指向性の水平偏波成分の
平均レベルは、垂直偏波成分のそれと比較して高く、X
方向とZ方向が最大放射方向となる。これは、図1中の
座標系で水平方向(Y方向)に配置されているモノポー
ル部1および逆Fアンテナ部2の両素子からの放射が支
配的であるためである。従って図1に示す一体構造の複
合アンテナは、その指向性が従来の図12に示すような
自由空間における各偏波成分の指向性とは異なることが
理解できる。
近接した通話状態について、従来技術とは異なる有利な
効果を生ずるので以下検討する。通話状態では、図3に
示すように携帯無線機は垂直方向に対して約60度傾け
て保持されることが多い。図3(a)は通話状態を正面
から見た図、図3(b)はその時の携帯無線機の状態を
側面図で示すもの、図3(c)は同じく正面からの見た
拡大図である。
ールアンテナ27のみの場合は、図13に示す主偏波はモ
ノポールアンテナ27の軸方向となる。そのため、図3に
示すような通話状態のときは、約60度傾斜した成分が
主偏波となる。この場合、モノポールアンテナのみを考
えると水平面パターン平均化利得PAGは約−7dBd
となる。
状逆Fアンテナ30の場合は、アンテナ電流が地板26に分
布するため、図3のような通話状態では手で保持するこ
とによる放射効率の劣化が大きくなる。この結果水平面
パターン平均化利得PAGは約−11dBdと低くな
る。
ンテナ電流がモノポール部1および逆Fアンテナ部2の
両素子に分布するため、地板5に分布する電流が少な
く、手で保持することによる放射効率の劣化が少ない。
さらに、図2に示すように主偏波は水平偏波成分となる
が、図3のような通話状態では携帯電話が60度傾斜す
るため、垂直偏波成分が高くなる。その結果、図1に示
す本発明のアンテナでは約−5dBdの高いPAGの値
が得られる。
卓9上に置かれた場合の動作について説明する。一般に
待ち受け状態では、図4に示すように携帯無線機が金属
卓9上に置かれる場合が多い。この場合図12に示す従
来技術の場合には、ホイップアンテナは無線機筐体内に
収納されることが多く、ヘリカルアンテナ28が動作す
る。その場合ヘリカルアンテナ28の軸方向が金属卓9上
に近接して平行となり、金属卓9上との電磁的相互作用
によって一般的にはアンテナ利得が低下する。PAGは
約−17dBdと低い値を示す。
選択した場合には、一般に表示部が上面に配置されてい
るため、板状逆Fアンテナ30は金属卓9上に近接する位
置となる。この場合も利得が劣化し、PAGは約−16
dBdと低くなる。
は、アンテナ電流がモノポール部1および逆Fアンテナ
部2の両素子に分布するために、例えば逆Fアンテナ部
2側に金属卓9が近接した場合においてもモノポール部
1にアンテナ電流が分布する。またモノポール部1は携
帯無線機6内の地板5と平行であり、携帯無線機6の筐
体の厚さに対し比較的中央に配置されるため、金属卓9
上とある程度の間隔をたもつことができて、利得の劣化
は軽減される。その結果、PAGは約−13dBdと従
来の携帯無線機のアンテナに比較して高い値が得られ
る。
つは、単一の導体素子により半波長モノポール部と逆F
アンテナ部を一体構造で構成することにより、半波長モ
ノポール単体の場合に必要な整合回路が不要となり、携
帯無線機の構成を簡素化できることである。他の特徴
は、半波長モノポール部と逆Fアンテナ部を携帯無線機
の上端に対して平行に内蔵することにより、通話状態お
よび金属卓上に置いても高いアンテナ利得が得られるこ
とである。
ンテナを内蔵している携帯無線機の第2の実施の形態を
示す図である。図5(a)乃至図5(c)は、図1と同
様に各方向から見た図、図5(d)はアンテナ部のみの
展開図である。図5において、図1と同一の符号を付し
たものは同一の構成要素を示している。
よびモノポール部1は、幅が例えば2mmの同じ材質の
導体板で全体が一体構造で構成され、その両者は約90
度の角度をなしている。逆Fアンテナ部10はその長さが
動作周波数の約1/4波長(39mm)であり、地板5
に対して平行に地板との間隔h(例えば4mm)を隔て
て配置される。また逆Fアンテナ部10が配置される方向
は、携帯無線機6の筐体長辺と平行(Z軸方向)に設定
される。逆Fアンテナ部10は、その一端に設けられた接
地部11を介して地板5に接地される。逆Fアンテナ部10
の接地部11から距離S(例えば5mm)を隔てた点に給
電点4が設けられる。また、図5(d)に山折り1a、
1b、1c、10aと示す箇所は、そのとおり折り曲げて
アンテナ部を構成する。
ンテナ部10が、単一の給電点4によって励振される一体
構造の複合アンテナとして動作する。次にこのアンテナ
の動作を説明する。
を考える。逆Fアンテナ部10は、モノポール部1に接続
される1/4波長整合スタブとみなすことができる一方
で、逆Fアンテナ部10の放射素子の一部としても動作す
る。ここでは、逆Fアンテナ部10が、図5の座標系にお
いて垂直方向(Z方向)に配置されるため、その放射は
垂直偏波成分が主偏波となる。従って、図5に示すこの
実施の形態におけるアンテナの放射特性は、図1に示す
指向性(図2)と比較すると、垂直偏波成分が若干高く
なったものとなる。
指向性を示している。図6において、実線12は垂直偏波
成分、破線13は水平偏波成分を示している。図6と図2
に示す指向性とを比較すると、水平偏波成分の平均レベ
ルは若干低くなるが、垂直偏波成分の平均レベルは約3
dB程度高くなる。さらに、垂直偏波成分の指向性にお
いて、+X、−X方向への放射が高くなる。
よる情報収集や、メールによる通信が盛んに行われてい
る。さらに通常の音声通話と併用した動画像配信やテレ
ビ電話のサービスが始まっている。このような情報通信
を行う際は、携帯無線機を図7に示すように手に持って
胸の前で操作する状態(手保持操作状態)とすることが
多い。そのため、携帯無線機6は比較的立てて使用され
ることになり、PAGを高くするためには、立てた状態
の垂直偏波成分を高くする必要がある。本発明の第2の
実施の形態では、逆Fアンテナ部10を垂直方向(Z方
向)に配置することにより垂直偏波成分の平均レベルが
約3dB高くなる。さらに、図6に示す指向性は、垂直
偏波成分の−X方向への放射が高くなる。この結果、図
7に示す手保持操作状態で、図5に示すアンテナを使用
する場合は、約−6.0dBdの高いPAGが得られ
る。
の実施の形態におけるアンテナと同等の効果があるた
め、垂直偏波成分が高くなる。しかしながら、自由空間
の水平偏波成分が若干劣化するので、図1に示すアンテ
ナのPAGより、0.5dB劣化した約−5.5dBdが
得られる。
合は、前記第1の実施の形態におけるアンテナと同等の
効果があるため、ほぼ同等の高いPAGが得られる。
けるアンテナの特徴の一つは、一つの導体素子により半
波長モノポール部と、逆Fアンテナ部を一体構造で構成
することにより、半波長モノポール単体の場合に必要な
整合回路が不要となり、携帯無線機の構成を簡素化でき
る点である。
携帯無線機の上端に対して平行に、逆Fアンテナ部を携
帯無線機の長辺に平行に内蔵することにより、特に手保
持操作状態、通話状態および金属卓上に置いて、高いア
ンテナ利得が得られる点である。
帯無線機の内蔵アンテナについて、第3の実施の形態を
示す図である。図8(a)乃至図8(c)は、図1と同
様に各方向から見た図、図8(d)はアンテナ部のみの
展開図である。図8において、図1と同一の符号を付し
たものは同一の構成要素を示している。また、この携帯
無線機は、装置を耳に近接させて通話をすることは無
く、例えば音楽配信サービスに使用する事を意図してい
るため、この実施の形態の説明では、携帯無線機を情報
無線端末として説明する。
ール部14は、幅が例えば2mmの導体板で構成され、図
8(d)に示すような一体構造により形成される。モノ
ポール部14は、その長さが動作周波数の約半波長(78
mm)に設定されており、情報無線端末16の長辺の筐体
内部に沿って配置される。また、逆Fアンテナ部10の配
置される方向は、情報無線端末16の長辺と平行(Z軸方
向)に設定される。地板15の長辺とモノポール部14との
間隔は例えば約5mmに設定される。また、図8(d)
に山折り10a、14aと示す箇所は、そのとおり折り曲げ
てアンテナ部を形成する。
アンテナ部10が単一の給電点4によって励振される一体
構造の複合アンテナとして動作する。次に、この複合ア
ンテナの動作を説明する。
モノポール部14および逆Fアンテナ部10共に垂直方向
(Z軸方向)に配置されているため、垂直偏波成分の平
均レベルが高く、水平方向(XY)面方向の放射が高く
なる。
使用者が胸ポケットに入れている状態や、図7に示す手
で保持して操作している状態が多くなる。今使用者の胸
ポケットに入れられる場合、情報無線端末16の向きは一
定ではない。従って高いPAGを得るためには、情報無
線端末16の向きが如何なる方向でも、垂直偏波成分を高
くする必要がある。
に示す板状逆Fアンテナ30が実装された場合、板状逆F
アンテナ30が人体側に向けられる可能性がある。この場
合の放射効率の劣化は大きく、PAGは約−10dBd
と低くなる。また仮にこの情報無線端末16に図12に示
すホイップアンテナが実装された場合、ホイップアンテ
ナは収納されることが多く、ヘリカルアンテナ28が動作
する。この場合も放射効率の劣化は大きく、PAGは約
−8dBdと低くなる。
アンテナ電流がモノポール部14および逆Fアンテナ部10
の両素子に分布されているために、例えば逆Fアンテナ
部10側に人体が近接した場合においても、モノポール部
14にアンテナ電流が分布する。またモノポール部14およ
び逆Fアンテナ部10の両素子が垂直方向(Z軸方向)に
配置されているために、垂直偏波成分の平均レベルが高
い。従って、図9に示す胸ポケット装着状態のPAGが
高く、人体側に向ける情報無線端末の面が図8に示す座
標系でX又は−X方向の何れであっても、胸ポケット装
着状態のPAGは約−6dBdが得られる。
ても、モノポール部14および逆Fアンテナ部10の両素子
が垂直方向(Z軸方向)に配置されているために、垂直
偏波成分の平均レベルが高くなる。また、アンテナ電流
がモノポール部14および逆Fアンテナ部10の両素子に分
布されているために、地板15に分布する電流が少なく、
手で保持することによる放射効率の低下は少ない。従っ
てPAGは高くなり、結果としてPAGは約−6dBd
が得られる。
は、前記第1の実施の形態における内蔵アンテナと同等
の効果があるため、略同等の高いPAGが得られる。
特徴の一つは、整合回路が不要であり、情報無線端末の
構成を簡素化できることである。また、他の特徴は、半
波長モノポール部と逆Fアンテナ部を情報無線端末の長
辺に対して平行に内蔵することにより、特に胸ポケット
装着状態、手保持操作状態および金属卓上において、そ
れぞれ高いアンテナ利得が得られる点である。
第4の実施の形態を示すアンテナの構成図である。図1
0(a)乃至図10(c)は、図1と同様に各方向から
見た図、図10(d)はアンテナ部のみの展開図であ
る。図10において、図1、図8と同一の符号を付した
ものは同一の構成要素を示している。またこの実施の形
態における使用機器は情報無線端末とする。
ポール部14は、幅が例えば2mmの導体板で構成され、
図10(d)の展開図に示すような一体構造により形成
される。また逆Fアンテナ部2の配置される方向は、情
報無線端末16の上端と平行(Y軸方向)に設定される。
アンテナ部2は単一の給電点4によって励振される一体
構造の複合アンテナとして動作する。次にこの複合アン
テナの動作について説明する。
作を考える。逆Fアンテナ部2は、図10に示す座標系
において垂直方向(Z方向)に配置されるため、その放
射は垂直偏波成分が主偏波となる。従って、図10に示
す第4の実施の形態におけるアンテナの放射特性は、図
8に示すアンテナの放射特性の指向性と比較すると、垂
直偏波成分の平均レベルは若干低くなるが、水平偏波成
分の平均レベルが約3dB程度高くなったものとなる。
示すように使用者の胸ポケットに入れられた場合、情報
無線端末16の長辺方向がポケットの底になる状態が予想
される。この場合に、逆Fアンテナ部2が、図10の座
標系において水平方向(Y方向)に配置されるため、逆
Fアンテナ部2からの放射により、垂直偏波成分が高く
なる。結果として、図8に示す内蔵アンテナのPAGよ
り、約3dB程度改善できる。また逆Fアンテナ部2が
人体側に向けられた場合でも、約1dB程度改善でき
る。
場合、情報無線端末16の短辺方向がポケットの底になる
状態では、本発明の第3の実施の形態における内蔵アン
テナと同等の効果があるため、垂直偏波成分が高くな
る。しかしながら、自由空間の垂直偏波成分が若干劣化
するので、図8に示す内蔵アンテナのPAGより0.5
dB劣化した約−6.5dBdが得られる。
ても、前記第3の実施の形態における内蔵アンテナと同
等の効果があるため、PAGが高くなる。結果として、
PAGは約−7dBdが得られる。
は、前記第1の実施の形態における内蔵アンテナと同等
の効果があるため、ほぼ同等の高いPAGが得られる。
る内蔵アンテナの特徴の一つは、一つの導体素子により
半波長モノポール部と逆Fアンテナ部を一体構造で構成
することにより、整合回路が不要となり、情報無線端末
の構成を簡素化できる点である。他の特徴は、半波長モ
ノポール部を情報無線端末の長辺に対して平行に、逆F
アンテナ部を情報無線端末の上端に平行に内蔵すること
により、特に情報無線端末が任意の方向に入れられた胸
ポケット内における装着状態、手保持操作状態および金
属卓上において、高いアンテナ利得が得られることであ
る。
第5の実施の形態を示すアンテナの構成図である。図1
1において、図11(a)は筐体24内に後述の複合アン
テナを固定した状態を示し、図11(b)は、その筐体
24から回路基板23とグラウンド板22とを取り外した状態
を示す図、図11(c)はアンテナのモノポール部17を
筐体24に取り付けた状態を示す断面図、図11(d)は
アンテナ素子の展開図である。
ナは、幅が例えば2mmの導体板で構成し、谷折り17
a、17b、17cと示す箇所は少なくとも導体板の一方を
上側に曲げて折っている。谷折り18a、18b、18cも同
様であり、山折り21aは逆に下側に曲げている。そのよ
うに折り曲げられたアンテナは、モノポール部17と、逆
Fアンテナ部18となって、筐体24に固定される。固定の
ときは樹脂製の爪25を用いて、図11(c)に示すよう
に爪25の下辺を筐体24に固定し、爪25の切り欠いた形の
部分でアンテナ部を筐体24に固定する。なお、逆Fアン
テナ18のモノポールとは反対側に接地端子21を設け、そ
の端子21は回路基板23上の一部に設けられたグラウンド
板22と接触する。その接地端子21と間隔s(例えば5m
m)離れた位置には、回路基板23上の給電点20と接触す
る給電端子19が設けられている。
ンテナ部18が一体構造となった複合アンテナが筐体24内
に固定されている。そのため、複合アンテナの効果は図
5に示す所と同様である。また、複合アンテナを筐体内
に固定した後に、回路基板23をその筐体24内に挿入する
ことで、通信ができるから、組立が簡単で生産工程が簡
素化される。
おいて、モノポール部の長さは半波長と説明してある
が、その半波長と限ることは無く、逆Fアンテナとのイ
ンピーダンス整合が可能な長さであれば同様な効果を奏
する。
るが、その値に限ることは無く、モノポール部とのイン
ピーダンス整合が可能な長さであれば、同様な効果を奏
する。
ナ、または半波長MSAであっても、それらのインピー
ダンスの高い点にモノポールを接続する一体化構造とす
ることでも良く、何れも同様に動作をする。
を筐体に固定するとき、樹脂製の爪を使用しているが、
それに限ること無く、内蔵アンテナに両面テープを貼り
筐体24に固定すること、接着剤で固定すること、或いは
高温で溶ける樹脂により固定することであっても良い。
上記のように構成したため、特に通話状態で使用者の耳
に近接した場合、使用者の手で保持して通話する状態も
金属製卓上に置かれた状態など、様々な使用状態におい
て、高い放射特性を有しているから極めて有効である。
ため、簡単な構造であって、生産工程が簡素化され、従
って生産性を向上させることができる。
ナの基本構成図、
図、
ナの基本構成図、
ナの基本構成図、
テナの基本構成図、
テナの基本構成図、
た場合の指向性を示す図、
場合の指向性を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 携帯無線機の上端部に筐体内部に沿って
配置された導体アンテナ素子の略半波長の長さをモノポ
ール部とし、 前記導体アンテナ素子の他の略4分の1波長の長さを逆
Fアンテナ部として前記携帯無線機の筐体内地板面に平
行に配置し、 前記逆Fアンテナ部の一端を接地部として前記地板に接
続し、 前記接地部の近傍にアンテナ給電点を設け、 前記逆Fアンテナ部を前記携帯無線機の上端に平行に配
置することを特徴とする携帯無線機の内蔵アンテナ。 - 【請求項2】 前記逆Fアンテナ部を前記携帯無線機の
長辺に平行に配置することを特徴とする請求項1記載の
携帯無線機の内蔵アンテナ。 - 【請求項3】 携帯無線機の筐体内部の長辺に沿って配
置された導体アンテナ素子の略半波長の長さをモノポー
ル部とし、 前記導体アンテナ素子の他の略4分の1波長の長さを逆
Fアンテナ部とし、 前記逆Fアンテナ部の一端を接地部として前記地板に接
続し、 前記接地部の近傍にアンテナ給電点を設け、 前記逆Fアンテナ部を前記携帯無線機の筐体内地板に対
し平行で、且つ筐体内部の長辺に沿って配置したことを
特徴とする携帯無線機の内蔵アンテナ。 - 【請求項4】 前記逆Fアンテナ部を前記携帯無線機の
筐体内地板に平行で、且つ筐体の上端に平行に配置した
ことを特徴とする請求項3記載の携帯無線機の内蔵アン
テナ。 - 【請求項5】 前記アンテナ素子を筐体の裏側に固定す
る手段と、前記アンテナ素子の接地部および給電点と回
路基板上の印刷パターンとを接触させる手段を備えるこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載
の携帯無線機の内蔵アンテナ。
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