JP2008124617A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】
インピーダンスの調整が行いやすく、かつ、限られたスペースに内蔵しやすいアンテナを提供する。
【解決手段】
アンテナ10は、直線状の縁111を有する接地面11と、縁111と略平行に延びた第1アンテナ素子13と、第1アンテナ素子13の一端と接地面11との間を電気的に結合する接地素子12と、縁111と第1アンテナ素子13との間に、第1アンテナ素子13と略平行に延び、給電点141とは反対の端が第1アンテナ素子13に結合された第2アンテナ素子と、第2アンテナ素子14との間に第1アンテナ素子13を挟んで配置され、後端151が第1アンテナ素子13の端に結合され、先端152が開放された第3アンテナ素子15とを備え、第1の共振周波数を有する逆F型アンテナと、第2の共振周波数を有する折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナに関し、特に、少なくとも2つの共振周波数を有するアンテナに関する。
ノート型のパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、および携帯電話等の電子機器には、外部機器と無線通信するためのアンテナが搭載されている。電子機器の多機能化および小型化に伴い、アンテナにも小型化および複数の周波数帯域への対応が求められている。
ここで、給電点と接地点の間に折返しモノポール型の第1アンテナ素子を備えるとともに、給電点の近傍で第1アンテナ素子から分岐して、第1アンテナ素子とは別に延びる第2アンテナ素子とを備えたデュアルバンドアンテナが知られている(例えば、特許文献1参照)。このアンテナによれば、第1の周波数帯域に第1のアンテナ素子が対応し、第2の周波数帯域に第2のアンテナ素子が対応するので、2つの周波数帯域に対応可能となる。また、第1アンテナ素子および第2のアンテナ素子のそれぞれの形状および寸法を調整することで、アンテナのインピーダンスを送受信回路に整合させることができる。
特開2006−196994号公報
しかしながら、上記のデュアルバンドアンテナは、第2アンテナ素子が第1アンテナ素子から分岐した形状を有しているため、限られたスペースに搭載することが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑み、インピーダンスの調整が行いやすく、かつ、限られたスペースに内蔵しやすいアンテナを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のアンテナは、少なくとも2つの共振周波数を有するアンテナであって、
第1の共振周波数を有する逆F型アンテナ、および、第2の共振周波数を有する折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する形状を有することを特徴とする。
本発明の第1のアンテナでは、逆F型アンテナと折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する形状を有するため、この形状が双方のアンテナに共用されアンテナが小型化する。したがって、限られたスペースに内蔵しやすい。さらに、逆F型アンテナと折返しモノポールアンテナとでは、インピーダンスを調整するために寸法および形状を変える場所が異なるので、インピーダンスの調整が独立に行え容易である。
また、上記目的を達成する本発明のアンテナのうちの第2のアンテナは、
直線状の縁を有する接地面と、
上記接地面の上記縁と略平行に延びた第1アンテナ素子と、
上記第1アンテナ素子の一端と上記接地面との間を電気的に結合する接地素子と、
上記接地面の上記縁と上記第1アンテナ素子との間に、この第1アンテナ素子と略平行に延び、上記接地素子の側の端が入力信号が供給される給電点であって、この給電点とは反対の端がこの第1アンテナ素子に電気的に結合された第2アンテナ素子と、
上記第2アンテナ素子との間に、上記第1アンテナ素子を挟んで配置され、この第1アンテナ素子と略平行に延びた部分を有し、後端が上記第1アンテナ素子の上記接地素子が結合された一端とは反対側の端に電気的に結合され、先端が電気的に開放された第3アンテナ素子とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2のアンテナでは、上記の構成によって、逆F型アンテナと折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する形状が形成される。このためアンテナが小型化して限られたスペースに内蔵しやすく、さらに、インピーダンスが調整しやすい。
また、上記目的を達成する本発明のアンテナのうちの第3のアンテナは、
面状の接地面と、
上記接地面と略平行に延びた第1アンテナ素子と、
上記第1アンテナ素子の一端と上記接地面との間を電気的に結合する接地素子と、
上記第1アンテナ素子と略平行に延び、上記接地素子の側の端が入力信号が供給される給電点であって、この給電点とは反対の端がこの第1アンテナ素子に電気的に結合された第2アンテナ素子と、
上記第2アンテナ素子との間に、上記第1アンテナ素子を挟んで配置され、この第1アンテナ素子と略平行に延びた部分を有し、後端が上記第1アンテナ素子の上記接地素子が結合された一端とは反対側の端に電気的に結合され、先端が電気的に開放された第3アンテナ素子とを備えたことを特徴とする。
本発明の第3のアンテナにおいても、上記の構成によって、逆F型アンテナと折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する形状が形成される。
また、本発明のアンテナのうちの第2のアンテナまたは第3のアンテナは、少なくとも2つの共振周波数を有するアンテナであって、
上記接地素子と上記接地面とが結合した接地結合点から、この接地素子、上記第1アンテナ素子、および上記第3アンテナ素子を経て、上記第3のアンテナの上記先端に至る経路の長さが、第1の共振周波数の略4分の1波長に相当し、
上記接地結合点から、上記接地素子および上記第1アンテナ素子を経て、この第1アンテナ素子と上記第3アンテナ素子とが接続された折返し点に至る経路の長さが第2の共振周波数の略4分の1波長に相当し、
上記第3アンテナ素子の上記折返し点から、上記先端に至る経路の長さが、上記第2の共振周波数の略2分の1波長に相当するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、折返しモノポールアンテナが第1の共振周波数に対応し、逆Fアンテナが第2の共振周波数に対応するため、アンテナ素子を共用しつつ、所望の2つの周波数帯域に対応したアンテナが実現する。
また、本発明のアンテナのうちの第2のアンテナまたは第3のアンテナは、電子機器の金属部を含む筐体に取り付けられるアンテナであって、
上記接地面が、上記第1アンテナ素子および上記第2アンテナ素子を含む面と略垂直な、上記筐体に対向して取り付けられる対向面を有するものであることが好ましい。
上記の構成によれば、アンテナは、第1アンテナ素子および上記第2アンテナ素子が筐体から離れ、かつ、接地面に備えられた対向面が筐体に対向する姿勢で、筐体に取り付けることが可能となる。このため、対向面と筐体に内蔵された金属部とを容量結合させ、金属部を接地面の一部として機能させることができるので、接地面が削減された小型化したアンテナが実現する。
以上説明したように、本発明によれば、インピーダンスの調整が行いやすく、かつ、限られたスペースに内蔵しやすいアンテナが実現する。
以下図面を参照して本発明のアンテナの実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である面型アンテナの外観図である。
図1に示す面型アンテナ10は、2つの周波数帯域で電波を送受信するためのデュアルバンドアンテナであり、第1の共振周波数および第2の共振周波数を有している。この実施形態の面型アンテナ10は、第1の共振周波数近傍かつ第1の共振周波数より若干高い第1の使用周波数約850MHzと、第2の共振周波数近傍の第2の使用周波数約1950MHzとをそれぞれ含む2つの周波数帯域で使用される。面型アンテナ10は、プリント基板上のプリント導体パターンとして形成され、略矩形状の外形を有している。面型アンテナ10は、面状に広がる略矩形状の接地面11と、接地面11に連なる接地素子12と、接地素子12に連なって線状に延びる第1アンテナ素子13と、第1アンテナ素子13にさらに連なって線状に延びる第2アンテナ素子14および第3アンテナ素子15とを有している。接地面11、接地素子12、第1アンテナ素子13、第2アンテナ素子14、および第3アンテナ素子15からなる素子群は、プリント基板の誘電体(基板)16表面に形成された金属層をエッチングすることによって一体に形成されている。
接地面11は直線状の縁111を有しており、第1アンテナ素子13は、この縁111と略平行に延びている。第1アンテナ素子13の一端は接地素子12によって接地面11と電気的に結合されている。接地面11と接地素子12とが結合した点を接地結合点112と称する。
第2アンテナ素子14および第3アンテナ素子15は、接地素子12に連なって延びる第1アンテナ素子13の端から、この第1アンテナ素子13の両側にほぼ180°に折り返して延びる形状を有している。
第2アンテナ素子14は、接地面11の縁111と第1アンテナ素子13との間に、第1アンテナ素子13と略平行に延びている。第2アンテナ素子14における接地素子12が配置された側の端は、入力信号が供給される給電点141である。一方、第2アンテナ素子14における給電点141とは反対側の端は、第1アンテナ素子13と電気的に結合している。給電点141には図示しない同軸ケーブルの心線が接続され、接地面11にはこの同軸ケーブルのシールド線が接続される。接地面11は、シールド線が接続される接地点113が、給電点141に向かって突き出た形状に形成されている。この形状によって、接続される同軸ケーブルは第2アンテナ素子14が延びる方向を向けて取り付けられ、かつ、シールド線が接地面11のうちの給電点141に最も近接した接地点113に接続される。
第3アンテナ素子15は、この第3アンテナ素子15と第2アンテナ素子14との間に第1アンテナ素子13を挟む位置に配置されている。第3アンテナ素子15は、第1アンテナ素子13と略平行に延びている。第3アンテナ素子15の両端のうち、第1アンテナ素子13から折り返された側にある後端151は、第1アンテナ素子13の接地素子12が結合された端とは反対の端と電気的に結合している。後端151の反対側にある先端152は、電気的に開放されている。
面型アンテナ10は、第1の共振周波数および第2の共振周波数の2つの共振周波数を有している。面型アンテナ10は、接地結合点112から、接地素子12、第1アンテナ素子13、および第3アンテナ素子15を経て先端152に至る経路の長さ(以降、この長さをスタブ長と称する)が、第1の共振周波数の略4分の1波長に相当する寸法に形成されている。本実施形態の例では、第1の使用周波数が約850MHzであり、第1の共振周波数は、第1の使用周波数よりも若干低くされている。したがって、スタブ長は、この約850MHzの4分の1波長である約88mm近傍でかつこの4分の1波長よりも若干長く形成されている。
また、面型アンテナ10は、接地素子12および第1アンテナ素子13を経て、この第1アンテナ素子13と第3アンテナ素子15とが結合された折返し点に至る経路の長さが、面型アンテナ10が有する2つの共振周波数のうちの第2の共振周波数の略4分の1波長に相当する寸法に形成されている。本実施形態の例では、第2の共振周波数は第2の使用周波数と略等しく約1950MHzである。したがって、接地素子12および第1アンテナ素子13を経て、この第1アンテナ素子13と第3アンテナ素子15との結合点に至る経路の長さが、この第2の使用周波数の略4分の1波長である約38mmの長さとなっている。また、第3アンテナ素子15の長さは、第2の共振周波数の略2分の1波長の寸法に形成されている。
上述した面型アンテナ10の形状は、第1の共振周波数を有する逆F型アンテナと、第2の共振周波数を有する折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する形状となっている。面型アンテナ10では、第1の共振周波数を有する逆F型アンテナとして機能する素子群と、第2の共振周波数を有する折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する素子群とが兼用されており、これらの素子群が一体に構成されている。面型アンテナ10は、以下に説明するように、各アンテナを重ね合わせたものとして理解できる。
図2は、図1に示す面型アンテナが逆F型アンテナとして動作する原理を説明する図である。図2のパート(a)には、面型アンテナ10が信号源も含めて単純化して示されており、パート(b)には、パート(a)に示す面型アンテナ10と電気的に略等価な逆F型アンテナが示されている。
図1に示す面型アンテナ10の構造は、図2のパート(a)に示すように単純化して考えることができる。また、図2のパート(a)に示す構造は、第1アンテナ素子13から折れ曲がって延びる第3アンテナ素子15を、第1アンテナ素子13の延長線上に展開することで、図2のパート(b)に示す構造の逆F型アンテナと略等価である。図2のパート(a)に示す構造で、第2アンテナ素子14は逆F型アンテナの給電部として機能し、接地素子12は逆F型アンテナの接地部として機能する。図2のパート(a)に示す面型アンテナ10の共振周波数は、接地素子12、第1アンテナ素子13、および第3アンテナ素子15の合計長、すなわちスタブ長を4分の1波長とする周波数である。逆F型アンテナとして機能する面型アンテナ10は、共振周波数におけるインピーダンスが、標準的な伝送線路の特性インピーダンスである50Ωに対して高い。このため、面型アンテナ10は、共振周波数近傍でかつ共振周波数よりも若干高い第1の使用周波数で使用される。
また、逆F型アンテナとして機能する面型アンテナ10は、図2のパート(a)に示すように第2アンテナ素子14が第1アンテナ素子13に結合する位置Pを調整することによってインピーダンスを容易に調整することができる。例えば、図2のパート(b)に示すように、給電部の接続位置Pが先端152’の側へずれるほどアンテナのインピーダンスが無限大に向かって上昇し、先端152’とは反対側へずれるほどアンテナのインピーダンスが零に向かって低下する。本実施形態では、第1アンテナ素子13と第2アンテナ素子14が、共振周波数近傍でかつ共振周波数よりも若干高い第1の使用周波数におけるインピーダンスの実数成分が標準的な値である50Ω(図4参照)となる位置で結合している。また、逆F型アンテナとして機能する面型アンテナ10では、第2アンテナ素子14が給電点からみた直列インダクタンスとして機能するため、第2アンテナ素子14の長さを調整することによってインピーダンスの虚数成分を容易に調整することができる。本実施形態では、第2アンテナ素子14の長さを、第1の使用周波数におけるインピーダンスの虚数成分が0Ω(図4参照)となる長さとしている。
図2のパート(b)に示す逆F型アンテナの基本的な形状に対し、図1および図2のパート(a)に示す面型アンテナ10は、第2アンテナ素子14が第1アンテナ素子13から折れ曲がって延びる形状を有している。このため、面型アンテナ10は、逆F型アンテナと同時に、折返しモノポールアンテナとしても機能する。
図3は、図1に示す面型アンテナが折返しモノポールアンテナとして動作する原理を説明する図である。図3のパート(a)には、面型アンテナ10が信号源も含めて単純化して示されており、パート(b)およびパート(c)には、パート(a)に示す面型アンテナ10と電気的に略等価な折返しモノポールアンテナが示されている。
図3のパート(b)に示すアンテナの構造は、図3のパート(a)に示す面型アンテナ10の第1アンテナ素子13、第2アンテナ素子14、および第3アンテナ素子15の全てが、接地面11から遠ざかる向きに延びるように展開したものである。また、図3のパート(b)に示すアンテナは、図3のパート(c)に示す基本的な折返しモノポールアンテナと略等価である。図3のパート(a)に示す面型アンテナ10では、接地素子12、第1アンテナ素子13、および第3アンテナ素子15の合計長、すなわちスタブ長を4分の3波長とする周波数が共振周波数となる。一般に折返しモノポールアンテナは、スタブ長が共振周波数における4分の1波長の整数倍であれば動作するが、本実施形態では、スタブ長を、共振周波数における4分の1波長の奇数倍、特に略4分の3波長としている。また、接地素子12の長さと第1アンテナ素子13の長さは共振周波数の略4分の1波長であり、第3アンテナ素子15の長さは共振周波数の略4分の2、すなわち略2分の1波長である。また、面型アンテナ10は、第3アンテナ素子15が第1アンテナ素子13に対し略180°に折り返されている。この面型アンテナ10に共振周波数の定在波が生じると、第3アンテナ素子15における先端152と、この先端152から2分の1波長の距離にある後端151とが、電流について定在波の節となる。一方、接地素子12および第1アンテナ素子13における接地結合点112が電流について定在波の腹となる。また、接地結合点112から4分の1波長の距離にある、第2アンテナ素子14への折返し点では、電流について定在波の節となる。このため、第1アンテナ素子13の定在波電流W2の向きおよび第2アンテナ素子14の定在波電流W1の向きが一致する。したがって、相互インダクタンスの作用により、折返しのないモノポールアンテナに比べ高いインピーダンスが得られる。折返しモノポールアンテナとして動作する面型アンテナ10では、第1アンテナ素子13に対する第2アンテナ素子14の相対的な太さを変えることにより、インピーダンスの実数成分を容易に調整することができる。本実施形態では、第2アンテナ素子14の太さを、第2の共振周波数におけるインピーダンスの実数成分が、標準的な値である50Ω(図4参照)となる太さとしている。
図4は、図1に示す面型アンテナのインピーダンス特性を示すグラフであり、図5は、電圧定在波特性を示すグラフである。
図4に示すように、第1の周波数帯域に属する第1の使用周波数f1近傍、および第2の周波数帯域に属する第2の使用周波数f2近傍の双方において、面型アンテナ10のインピーダンスZの実数成分Re(Z)が50Ωとなり、虚数成分Im(Z)が0Ωとなるように調整されている。また、図5に示すように、第1の使用周波数f1近傍、および第2の使用周波数f2近傍の双方において、良好な電圧定在波特性が得られる。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。以下の第2実施形態の説明にあたっては、前述の第1実施形態との相違点について主に説明する。
図6は、本発明の第2実施形態である面型アンテナの外観図である。
図6に示す面型アンテナ20は、例えば無線LAN等の、第1実施形態の面型アンテナ10とは異なる周波数帯域で使用されるデュアルバンドアンテナである。面型アンテナ20は、接地面21と、接地素子22と、第1アンテナ素子23と、第2アンテナ素子24と、第3アンテナ素子25とを有し、第1実施形態の面型アンテナ10と同様の基本構成を有している。一方、面型アンテナ20は、共振周波数に応じた各素子の寸法、不要な反射を抑えるための曲線による面取りを有する点、および、第3アンテナ素子25の先端252の側にメアンダパターン253が形成されている点において、面型アンテナ10と異なる。第3アンテナ素子25は、一部にメアンダパターン253を有していることによって、電気的な長さに対する実際の長さ(経路長)が縮小化されている。本実施形態の面型アンテナ20では、メアンダパターンの波長圧縮効果を考慮し、第3アンテナ素子25の長さ(実際の経路長)が圧縮される波長の2分の1近傍に相当する寸法に形成されている。
これまでは、配線基板の片面側に形成された面型アンテナについて説明したが、続いて、素子が配線基板の両面に形成された本発明の第3実施形態について説明する。以下の第3実施形態の説明にあたっては、これまで説明してきた第1実施形態における各要素と同一の要素には同一の符号を付けて示し、第1実施形態との相違点について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態である面型アンテナの外観図である。
図7に示す面型アンテナ30は、接地面31が、この他の素子に対し基板36の反対側の面に形成されている点が第1実施形態の面型アンテナ10と異なる。接地素子12、第1アンテナ素子13、第2アンテナ素子14、および第3アンテナ素子15は、平板状の基板36を挟んで接地面31と略平行に配置されている。接地素子12と接地面31とは、基板36を貫いて設けられたビアによって電気的に結合されている。図7に示す面型アンテナ30も、第1実施形態の面型アンテナ10と同様にデュアルバンドアンテナとして機能する。
これまでは、配線基板の表面に形成された面型アンテナについて説明したが、続いて、立体構造を有する本発明の第4実施形態について説明する。以下の第4実施形態の説明にあたっては、第1実施形態との相違点について主に説明する。
図8は、本発明の第4実施形態であるアンテナの外観を示す斜視図である。また、図9は、本発明の第4実施形態であるアンテナの外観を示す投影図である。図9のパート(a)はアンテナの平面図であり、パート(b)は左側面図である。
図8および図9に示すアンテナ40は、2〜6GHzの周波数範囲内の2つの共振周波数を有するデュアルバンドアンテナである。アンテナ40は、金属板を打抜き加工および折曲げ加工することで一体に形成されている。アンテナ40は、直線状の縁411が形成された接地面41と、接地面41に連なる接地素子42と、接地素子42に連なり、縁411と略平行に延びた第1アンテナ素子43と、第1アンテナ素子43に連なり、縁411と第1アンテナ素子43の間に第1アンテナ素子43と略平行に延びた第2アンテナ素子44と、第1アンテナ素子43とで、第2アンテナ素子44を挟んで配置され、第1アンテナ素子43と略平行に延びた部分を有した第3アンテナ素子45を備えており、第1実施形態の面型アンテナ10と同様の基本構成を有している。
一方、図8に示すアンテナ40は、加工方法が異なるほか、第3アンテナ素子45が、第1アンテナ素子43、および、第2アンテナ素子44に対し略垂直に折曲げられている点が第1実施形態の面型アンテナ10と異なる。また、第3アンテナ素子45の先端452側の部分がメアンダ状に形成されている点が第1実施形態の面型アンテナ10と異なる。さらに、接地面41は3カ所で折り曲げられることによって区分けされた4つの面41a,41b,41c,41dを有している点が第1実施形態の面型アンテナ10と異なる。これら4つの面41a〜41dのうち面41dは、板状の第1アンテナ素子43および第2アンテナ素子44に略垂直に形成されており、電子機器の筐体に固定される。以降、面41dを対向面41dと称する。
図10は、図8に示すアンテナの使用状態を示す斜視図である。
図10に示すようにアンテナ40は、ノート型パーソナルコンピュータや携帯情報端末といった電子機器の筐体400に取り付けられる。図10に示す電子機器の筐体400は、金属製の筐体フレーム401と、筐体フレーム401を全面的に覆う絶縁性の材料からなるカバー402とを有している。金属製の筐体フレーム401は、本発明のアンテナが取り付けられた筐体に含まれる金属部の一例に相当する。アンテナ40は、筐体400に取り付けられることによって、筐体フレーム401を接地面41の延長部分として機能させる。これによって、アンテナ40が備える接地面11が小さくとも性能が良好に維持される。
アンテナ40は、筐体400内部の筐体フレーム401に対向面41dを対向させて取り付けられる。上述したように筐体400は絶縁性の材料からなるカバーに覆われているため、アンテナ40は筐体フレーム401に接触しない。しかし、アンテナ40は、接地面41の対向面41dが筐体400内部の筐体フレーム401に対向した状態で取り付けられているため、接地面41が筐体フレーム401と容量結合する。したがって、筐体内部の筐体フレーム401が接地面41の延長部分として機能する。例えば、対向面41dの幅Eが18mmの場合には、奥行きDが約3mm以上あり、筐体フレーム401と対向面41dとの間の間隔Gが約1.5mm以下であれば、筐体フレーム401が接地面41の延長部分として十分に機能する。また、対向面41dは、第1アンテナ素子43および第2アンテナ素子44を含む面に略垂直に形成されているため、アンテナ40は、対向面41dと筐体フレーム401とが対向するように取り付けられるとき、第1アンテナ素子43および第2アンテナ素子44が筐体フレーム401から十分に離れた姿勢となる。
図11は、図10に示すアンテナが筐体に取り付けられた状態での電圧定在波特性を示すグラフである。
図11には、図10に示す姿勢で、筐体フレーム401と対向面41dとの間の間隔Gが0.5mmの状態、および1.0mmの状態における特性が示されている。また、比較例として、筐体フレーム401と対向面41dとが接触した状態、すなわち間隔Gが0mmでの特性が示されている。図11のグラフに示すように、間隔Gが0.5mmの状態、および、1.0mmの状態のいずれであっても、筐体フレーム401と対向面41dとが電気的に結合した状態(G=0mm)と同様に、2つの使用周波数帯域で良好な電圧定在波特性が得られる。
続いて、第4実施形態のアンテナに対して折曲げの向きや位置が異なる、第4実施形態の変形例について説明する。
図12は、本発明の第4実施形態の変形例である各種アンテナの外観を示す左側面図である。図12のパート(a)からパート(e)までには、図8および図9に示すアンテナ40に対し、折曲げの向きや位置が異なる5つのアンテナ40A〜40Eの左側面図が電子機器の筐体とともに示されている。なお、図12のパート(f)には、比較のため、図9のパート(b)に示されたものと同様のアンテナ40が示されている。また、図12では、筐体フレーム401を覆うカバーが省略されている。
図12のパート(a)からパート(e)に示すように、変形例のアンテナ40A〜40Eは、接地面の折曲げにより形成された、筐体内部の筐体フレームに対向する対向面41dを有する。これによって、図8および図9に示すアンテナ40と同様に、筐体フレームと容量結合し、筐体フレーム401を接地面41の延長部分として機能させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
上述した実施形態では、デュアルバンドアンテナの例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、さらに素子を追加することによって3以上の共振周波数を有するアンテナに適用することも可能である。
本発明の第1実施形態である面型アンテナの外観図である。 図1に示す面型アンテナが逆F型アンテナとして動作する原理を説明する図である。 図1に示す面型アンテナが折返しモノポールアンテナとして動作する原理を説明する図である。 図1に示す面型アンテナのインピーダンス特性を示すグラフである。 図1に示す面型アンテナの電圧定在波特性を示すグラフである。 本発明の第2実施形態である面型アンテナの外観図である。 本発明の第3実施形態である面型アンテナの外観図である。 本発明の第4実施形態であるアンテナの外観を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態であるアンテナの外観を示す投影図である。 図8に示すアンテナの使用状態を示す斜視図である。 図10に示すアンテナが筐体に取り付けられた状態での電圧定在波特性を示すグラフである。 本発明の第4実施形態の変形例である各種アンテナの外観を示す左側面図である。
符号の説明
10,20,30 面型アンテナ(アンテナ)
11,21,31,41 接地面
12,22,42 接地素子
13,23,43 第1アンテナ素子
14,24,44 第2アンテナ素子
15,25,45 第3アンテナ素子
40 アンテナ
40A〜40E アンテナ
111,411 縁
112 接地結合点
141 給電点
151 後端
152,252,452 先端
400 電子機器の筐体
401 筐体フレーム(金属部)

Claims (5)

  1. 少なくとも2つの共振周波数を有するアンテナであって、
    第1の共振周波数を有する逆F型アンテナ、および、第2の共振周波数を有する折返しモノポールアンテナとの双方のアンテナとして機能する形状を有することを特徴とするアンテナ。
  2. 直線状の縁を有する接地面と、
    前記接地面の前記縁と略平行に延びた第1アンテナ素子と、
    前記第1アンテナ素子の一端と前記接地面との間を電気的に結合する接地素子と、
    前記接地面の前記縁と前記第1アンテナ素子との間に、該第1アンテナ素子と略平行に延び、前記接地素子の側の端が入力信号が供給される給電点であって、該給電点とは反対の端が該第1アンテナ素子に電気的に結合された第2アンテナ素子と、
    前記第2アンテナ素子との間に、前記第1アンテナ素子を挟んで配置され、該第1アンテナ素子と略平行に延びた部分を有し、後端が前記第1アンテナ素子の前記接地素子が結合された一端とは反対側の端に電気的に結合され、先端が電気的に開放された第3アンテナ素子とを備えたことを特徴とするアンテナ。
  3. 面状の接地面と、
    前記接地面と略平行に延びた第1アンテナ素子と、
    前記第1アンテナ素子の一端と前記接地面との間を電気的に結合する接地素子と、
    前記第1アンテナ素子と略平行に延び、前記接地素子の側の端が入力信号が供給される給電点であって、該給電点とは反対の端が該第1アンテナ素子に電気的に結合された第2アンテナ素子と、
    前記第2アンテナ素子との間に、前記第1アンテナ素子を挟んで配置され、該第1アンテナ素子と略平行に延びた部分を有し、後端が前記第1アンテナ素子の前記接地素子が結合された一端とは反対側の端に電気的に結合され、先端が電気的に開放された第3アンテナ素子とを備えたことを特徴とするアンテナ。
  4. 当該アンテナが、少なくとも2つの共振周波数を有するアンテナであって、
    前記接地素子と前記接地面とが結合した接地結合点から、該接地素子、前記第1アンテナ素子、および前記第3アンテナ素子を経て、前記第3のアンテナの前記先端に至る経路の長さが、第1の共振周波数の略4分の1波長に相当し、
    前記接地結合点から、前記接地素子および前記第1アンテナ素子を経て、該第1アンテナ素子と前記第3アンテナ素子とが接続された折返し点に至る経路の長さが第2の共振周波数の略4分の1波長に相当し、
    前記第3アンテナ素子の前記折返し点から、前記先端に至る経路の長さが、前記第2の共振周波数の略2分の1波長に相当するものであることを特徴とする請求項2または3いずれか記載のアンテナ。
  5. 当該アンテナが、電子機器の金属部を含む筐体に取り付けられるアンテナであって、
    前記接地面が、前記第1アンテナ素子および前記第2アンテナ素子を含む面と略垂直な、前記筐体に対向して取り付けられる対向面を有するものであることを特徴とする請求項2または3いずれか記載のアンテナ。
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