JP2005229161A - アンテナ及び当該アンテナを有する無線通信機器 - Google Patents

アンテナ及び当該アンテナを有する無線通信機器 Download PDF

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    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/30Combinations of separate antenna units operating in different wavebands and connected to a common feeder system

Abstract

【課題】
十分な特性を保持しつつアンテナをより小型化する。
【解決手段】
5GHz帯アンテナエレメント12と2.4GHz帯アンテナ・エレメント11を有する誘電体基板10と、5GHz帯アンテナ・エレメント12の給電位置側に併置され、長手方向に5GHz帯の波長の1/4の長さを有するグランド・パターン2と、2.4GHz帯アンテナ・エレメント11側に併置される第1の無給電エレメント3と、グランド・パターン2とは反対側の面側に、5GHz帯アンテナ・エレメント12及びグランド・パターン2の双方に重なるように配置される第2の無給電エレメント7とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナ及び当該アンテナを有する無線通信機器に関する。
近年の無線LAN(Local Area Network)の普及に伴い、ノート型パーソナル・コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯機器にも無線LAN機能内蔵型のものが登場するようになった。しかし、このような小型の機器に無線LAN用のアンテナ等を内蔵するには、アンテナ等も小型化しなければならない。
特開2001−168625号公報には、ノート型パーソナル・コンピュータの液晶ディスプレイを含む蓋部に、チップアンテナとグランドパターンとをプリント基板に実装した構成の無線通信装置であってグランドパターンの総周囲長が無線通信周波数帯域の波長の1波長に近い長さとするような無線通信装置を設けることが開示されている。この技術では、グランドパターンを液晶ディスプレイの背面に重ねることを前提としているためこれ以上小型化する必然性がない。また、デュアルバンドへの対応については何ら考察されていない。
また特開2002−73210号公報には、複数の無線通信方式に適合する複数のアンテナを携帯型情報機器の液晶パネルの上部に設ける技術が開示されている。但し、アンテナにおけるグランドパターンの総周囲長は、周波数帯域の0.8波長から1.25波長になるように設定されており、例えば2.4GHz帯であれば20mm×45mmという大きさとなっている。本技術では、グランドパターンを液晶パネル背面に重ねるようにしているためにこれ以上小型化する必然性がない。また、複数の無線通信方式に対応するために複数の大きなアンテナを使用しなければならない。
さらに特開2002−151928号公報には、携帯用電子機器の液晶パネルの上部にアンテナを内蔵する技術が開示されている。ここで、本アンテナにおける接地導体の総周囲長は、無線周波数の1波長に近いことが必要であり、具体的には約0.7波長から約1.4波長の範囲、好ましくは約0.8から約1.25の範囲、さらに好ましくは約0.85から1.05の範囲に設定するようになっている。従って2400MHz乃至2483.5MHz帯であれば接地導体のサイズは20mm×45mm、20mm×25mm、20mm×35mmといったような大きさになっている。この技術でも接地導体を液晶パネル背面に重ねるようにしているため、これ以上小型化する必然性が無い。
また、特開2002−330025号公報には、基体の表面に、2つの分岐放射電極に分けた給電放射電極を設け、この給電放射電極の両側には、夫々の分岐放射電極に近接して配置され且つ接地された無給電放射電極を設けたアンテナ装置が開示されている。無給電放射電極として述べられているが、接地されているため、実質的にグランドと給電放射電極との関係が示されているに過ぎない。また、無給電放射電極に接続されるグランドは、回路基板のグランドに接続されているためグランドの大きさは非常に大きい。
さらに特開2000−278025号公報及び特開2001−313516号公報には、誘電体基板の両面に、第1の周波数に共振する第1のダイポール素子を形成し、第1のダイポール素子内に、当該素子に設けられた切込みにより、第2の周波数に共振する第2のダイポール素子を形成し、以下同様に、第3・・・・第nのダイポール素子を形成するとともに、第1、第2、第3、・・・・第nのダイポール素子のうち、周波数帯の単数又は複数を広帯域化するため、当該周波数に共振するダイポール素子の上方、または左側、又は右側、又は左右側面に、ダイポール素子に平行して無給電素子を配設する技術が開示されている。無給電素子の利用は開示されているが、グランドパターンの小型化については考察されていない。
また特開2001−298313号公報には、マルチバンド対応の表面実装型アンテナが開示されている。このアンテナにおいては、誘電体基板の表面に給電素子と無給電素子を互いに間隔を介して形成されている。但し、無給電素子はグランド端子に接続されており、実質的にグランドと給電素子との関係が示されているに過ぎない。また、グランド端子は回路基板のグランドに接続されているものであるから、グランドパターンの小型化については考察されていない。
特開2001−168625号公報 特開2002−73210号公報 特開2002−151928号公報 特開2002−330025号公報 特開2000−278025号公報 特開2001−313516号公報 特開2001−298313号公報
このように従来技術では、グランドパターンを含むアンテナ全体の小型化には限界があった。また、無給電素子の使用について開示しているものはあるが、アンテナ全体の小型化は十分とはいえない。
従って本発明の目的は、十分な特性を保持しつつアンテナをより小型化するための新規な技術を提供することである。
また本発明の他の目的は、十分な特性を有する小型のデュアルバンドアンテナを提供することである。
さらに本発明の他の目的は、十分な特性を保持する小型アンテナを電子機器に内蔵させるための技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係るアンテナは、所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、上記アンテナ・エレメントの給電位置側に上記アンテナ・エレメントと併置され、長手方向に所定の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有するグランド・パターンと、上記アンテナ・エレメントに近接配置される無給電エレメントとを有する。通常、アンテナ・エレメントの周波数帯域に対応する波長の1/4の長さを有するグランド・パターンが必要となる。しかし、本発明のように無給電エレメントを設けることによりグランド・パターンのサイズを通常の大きさより小さくすることができ、アンテナ全体としても小さくすることができる。
なお、上で述べた無給電エレメントが、長手方向に所定の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有するようにしてもよい。これにより、アンテナ全体のサイズをより小さくすることができる。
さらに、上で述べたアンテナ・エレメントが誘電体基板に形成されるような構成であってもよい。アンテナ全体がさらに小型化される。
本発明の第2の態様に係るアンテナは、基板と、基板の第1の面側に設けられる、所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、基板の第1の面側であってアンテナ・エレメントの給電位置側にアンテナ・エレメントと併置されるグランド・パターンと、第1の面に対向する、基板の第2の面側に、アンテナ・エレメントとグランド・パターンとの双方に重なるように配置される無給電エレメントとを有する。このように、アンテナ・エレメントとグランド・パターンとの双方に重なるように無給電エレメントを配置するようにすると、特性を向上させることができ且つアンテナ全体を小型化することができる。
また、上で述べた無給電エレメントが、長手方向に所定の周波数帯域に対応する波長の1/4未満の長さを有するようにしてもよい。このような小さい無給電エレメントでもアンテナ特性の向上に有効に機能する。
さらに、上で述べたグランド・パターンが、長手方向に所定の周波数帯に対応する波長の1/4の長さ(実質的に1/4の場合を含むものとする)を有するようにしてもよい。所定の周波数帯域が高ければ、波長は短くなるため、このグランド・パターンの長さも短くなる。
また、上で述べたアンテナ・エレメントが誘電体基板に形成されるようにしてもよい。アンテナ全体がさらに小型化される。
本発明の第3の態様に係るアンテナは、第1の周波数帯用の第1アンテナ・エレメントと、第1アンテナ・エレメントに接続され、第1の周波数より低い第2の周波数帯域用の第2アンテナ・エレメントと、第1アンテナ・エレメントの給電位置側に第1アンテナ・エレメントと併置され、長手方向に第1の周波数帯に対応する波長の1/4の長さ(実質的に1/4の場合を含むものとする)を有するグランド・パターンと、第2アンテナ・エレメントに近接配置される第1の無給電エレメントとを有する。第1の周波数帯に対応する波長の1/4の長さを有するグランド・パターンは、第1の周波数帯より低い第2の周波数帯域用の第2アンテナ・エレメントには短すぎるが、第1の無給電エレメントを設けることにより、第2アンテナ・エレメントと第1の無給電エレメントとの間に容量結合が生じる。そうすると、第2アンテナ・エレメントから第1の無給電エレメントへの励振が生じ、短いグランド・パターンでも第2の周波数帯域において十分な特性を得ることができるようになる。
また、本発明の第3の態様に係るアンテナにおいて、第1アンテナ・エレメントと第2アンテナ・エレメントとグランド・パターンとが第1の面側に設けられた基板と、第1の面に対向する第2の面側に、第1アンテナ・エレメント及びグランド・パターンの双方に重なるように配置される第2の無給電エレメントとをさらに有するようにしてもよい。第2の無給電エレメントとグランド・パターン及び第1アンテナ・エレメントとの間に生ずる容量成分と、素子の長さによるインダクタンス成分とによりインピーダンスをチューニングすることができ、アンテナ特性を改善することができる。
また、第1の無給電エレメントが、長手方向に第2の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有するようにしてもよい。アンテナ全体も小型化される。
さらに、第2の無給電エレメントが、長手方向に第1の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有するようにしてもよい。短いエレメントであっても十分アンテナ特性を改善することができる。
なお、第1アンテナ・エレメント及び第2アンテナ・エレメントが誘電体基板に形成されるようにしてもよい。アンテナ全体が小型化される。
また、第1アンテナ・エレメントが、グランド・パターンに対する距離が連続的に変化する縁部を有しており、第2アンテナ・エレメントが、第1アンテナ・エレメントの天頂部中央に接続されているような構成であってもよい。このような構成によって、第1の周波数帯及び第2の周波数帯について独立に良好な特性を得ることができる。
また、本発明の第4の態様に係る、アンテナを有する無線通信機器において、当該アンテナは、所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、アンテナ・エレメントの給電位置側にアンテナ・エレメントと併置され、長手方向に所定の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有するグランド・パターンと、アンテナ・エレメントに近接配置される無給電エレメントとを有し、上で述べたグランド・パターンは、無線通信機器の筐体のグランドとは分離されている。このようにグランド・パターンが、無線通信機器の筐体のグランドから分離されていれば、無線通信機器とは独立にアンテナの設計を行うことができ、無線通信機器毎のカスタマイズを最小限に抑えられ、設計の効率化が図られる。
本発明の第5の態様に係る、アンテナを有する無線通信機器において、当該アンテナは、基板と、基板の第1の面側に設けられる、所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、基板の第1の面側であってアンテナ・エレメントの給電位置側にアンテナ・エレメントと併置されるグランド・パターンと、第1の面に対向する、基板の第2の面側に、アンテナ・エレメントとグランド・パターンとの双方に重なるように配置される無給電エレメントとを有し、グランド・パターンは、無線通信機器の筐体のグランドとは分離されている。
さらに本発明の第6の態様に係る、アンテナを有する無線通信機器において、アンテナは、第1の周波数帯用の第1アンテナ・エレメントと、第1アンテナ・エレメントに接続され、第1の周波数より低い第2の周波数帯域用の第2アンテナ・エレメントと、第1アンテナ・エレメントの給電位置側に第1アンテナ・エレメントと併置され、長手方向に第1の周波数帯に対応する波長の1/4の長さ(実質的に1/4の場合を含むものとする)を有するグランド・パターンと、第2アンテナ・エレメントに近接配置される第1の無給電エレメントとを有し、グランド・パターンは、無線通信機器の筐体のグランドとは分離されている。
本発明によれば、十分な特性を保持しつつアンテナをより小型化することができる。
また本発明の別の側面においては、十分な特性を有する小型のデュアルバンドアンテナを提供することができる。
さらに本発明の別の側面においては、十分な特性を保持する小型アンテナを電子機器に内蔵させることができる。
図1(a)乃至(c)に、本発明の一実施の形態に係るアンテナの構成を示す。アンテナ1は、例えば無線LANで用いられる2.4GHz帯(使用周波数帯域2.4GHz乃至2.5GHz/中心周波数2.45GHz)と5GHz帯(使用周波数帯域4.9GHz乃至5.8GHz/中心周波数5.4GHz)の2つの周波数帯域において通信を可能とするデュアルバンド・アンテナであって、例えばFR−4によるプリント配線基板である基板8と、基板8の上面に設けられたグランド・パターン2と、基板8の上面に配置され且つ5GHz帯アンテナ・エレメント12及び2.4GHz帯アンテナ・エレメント11とが形成されている誘電体基板10と、基板8の上面に設けられた第1の無給電エレメント3と、基板8の下面に設けられた第2の無給電エレメント7と、5GHz帯アンテナ・エレメント12の給電位置12bに芯線5が接続され且つグランド・パターン2にシールドが接続された同軸ケーブル4と、同軸ケーブル4に接続された高周波電源6とを含む。
図1(a)は、アンテナ1の上面図を示す。上でも述べたが、基板8の上面には、グランド・パターン2と、誘電体基板10と、第1の無給電エレメント3とが配置されている。グランド・パターン2の長さL2は14mmであり、幅L1は4mmである。長さL2の14mmは、5.4GHzの波長のほぼ1/4となっている。通常、グランド・パターン2の長さL2は、低い方の周波数帯域の中心周波数に合わせて最適化する。ここで2.4GHz帯の中心周波数2.45GHzの波長の1/4は約31mmである。また、グランド・パターン2の長さL2を2.45GHzの波長の1/4とすると、2.45GHz帯では良好な特性を得ることができるが、5GHz帯ではグランド・パターン2が中心周波数5.4GHzの波長の1/2に近くなるため特性が安定せず、使用周波数帯域において特性が大きく変化するようになってしまう。本実施の形態では、グランド・パターン2の長さL2は、高い方の5GHz帯の中心周波数5.4GHzに合わせて最適化されているため、通常の場合より短くなっており、アンテナ1全体が小型化される。
グランド・パターン2の長さL2を5GHz帯の中心周波数5.4GHzに合わせれば5GHz帯の特性は改善されるが、2.4GHz帯ではグランド・パターン2の長さL2が短すぎて特性が悪化してしまう。具体的には、インピーダンスが50Ωからずれてしまい、アンテナ利得が低下し、共振周波数がずれてしまう。そこで、本実施の形態では、第1の無給電エレメント3が設けられている。第1の無給電エレメント3の長さL3は13mmであり、2.4GHz帯の中心周波数2.45GHzの波長の1/4より短くなっている。従って、グランド・パターン2と第1の無給電エレメント3の長さを加えても、2.45GHzの波長の1/4より短くなっており、アンテナ小型化に寄与している。第1の無給電エレメント3の幅はグランド・パターン2の幅L1と同じである。なお、第1の無給電エレメント3は、他のグランドに接地されていない。
誘電体基板10には、5GHz帯アンテナ・エレメント12と2.4GHz帯アンテナ・エレメント11とが形成されている。誘電体基板10は、複数の誘電体基板を積層・焼成することにより形成され、アンテナ・エレメントは、例えば内部の1層の誘電体基板に銀ペーストで印刷することにより形成される。従って、上から見ても実際には図1(a)のように5GHz帯アンテナ・エレメント12と2.4GHz帯アンテナ・エレメント11の形状を見ることはできない。但し、1層の誘電体基板により誘電体基板10を構成するようにしても良い。その場合には、上から見て、5GHz帯アンテナ・エレメント12と2.4GHz帯アンテナ・エレメント11は、誘電体基板10の上面に形成されるので、図1(a)に示したように見えることとなる。誘電体基板10は、グランド・パターン2と約1mmの間隔をもって配置されており、第1の無給電エレメント3とも約1mmの間隔をもって配置されている。
5GHz帯アンテナ・エレメント12は、同軸ケーブル4の芯線5と誘電体基板10の側面における給電位置12bで接続されている。また、5GHz帯アンテナ・エレメント12は、グランド・パターン2の上縁部からの距離が連続して増加する(逆に給電位置12bに向けてテーパーが付されている)縁部12aと天頂部12cとを有する逆三角形アンテナ・エレメントである。5GHz帯アンテナ・エレメント12の高さL3は約2mmである。この高さは、誘電体基板10の側端部から天頂部12cまでの距離である。2.4GHz帯アンテナ・エレメント11は、5GHz帯アンテナ・エレメント12の天頂部12cの中心から伸びるT字形のアンテナ・エレメントである。小さい面積で必要な長さを確保するため、2.4GHz帯アンテナ・エレメント11は途中で分岐して5GHz帯アンテナ・エレメント12方向に折り返されている。誘電体基板10の側端部から2.4GHz帯アンテナ・エレメント11の折り返し後の端部までの長さL4は、約5mmである。なお、さらに小型化するために分岐した後のエレメント部分にミアンダが形成される場合もある。2.4GHz帯アンテナ・エレメント11の端部と5GHz帯アンテナ・エレメント12の天頂部12cとの間には所定の間隔(ここでは約3mm)が設けられており、これにより互いが干渉を起こさないようになっている。
第1の無給電エレメント3は、2.4GHz帯アンテナ・エレメント11との容量結合を生じさせるため、給電位置12bとは反対側であって2.4GHz帯アンテナ・エレメント11側に配置されている。第1の無給電エレメント3と2.4GHz帯アンテナ・エレメント11との容量結合により、2.4GHz帯アンテナ・エレメント11から第1の無給電エレメント3への励振が生ずる。そして、この容量成分と素子長から生ずるインダクタンス成分とが調和してインピーダンスが適切に50Ωに調整される。
この第1の無給電エレメント3は、励振効果の大きなアンテナ・エレメントの開放端付近、即ち、2.4GHz帯アンテナ・エレメント11の開放端に近接して配置することが望ましい。なお、ここで開放端は、T字の2.4GHz帯アンテナ・エレメント11において途中で分岐した先の全ての部分を含むものとする。また、第1の無給電エレメント3に励進を生じさせることができる距離であれば近接と言える。さらに、上記の例では、2.4GHz帯アンテナ・エレメント11を基板8の表面側に配置する例を示したが、2.4GHz帯アンテナ・エレメント11と第1の無給電エレメント3を対向させた状態で、基板8の裏面側に配置しても良い。
図1(b)に、アンテナ1の側面図を示す。上でも述べたが、基板8の上面側には、グランド・パターン2と、5GHz帯アンテナ・エレメント12及び2.4GHz帯アンテナ・エレメント11を内部に含む誘電体基板10と、第1の無給電エレメント3とが設けられている。グランド・パターン2及び第1の無給電エレメント3は、基板8の上表面に設けなければならないわけではなく、グランド・パターン2及び第1の無給電エレメント3の上に何らかのカバー層等が設けられる場合もある。また、第1の無給電エレメント3は、上面ではなく下面側に設けるようにしてもよい。誘電体基板10のサイズは、長さL5が10mmであり、厚みが1mm、幅は4mmである。
また、基板8の下面側には、第2の無給電エレメント7が設けられている。第2の無給電エレメント7も、基板8の下表面に設けなければならないわけではなく、第2の無給電エレメント7上に何らかのカバー層等が設けられる場合もある。第2の無給電エレメント7は、グランド・パターン2の一部及び誘電体基板10の一部(ほぼ5GHz帯アンテナ・エレメント12の部分)と重なっている。この第2の無給電エレメント7は、5GHz帯のインピーダンス特性のチューニングのために設けられている。基板8の裏側に、グランド・パターン2と誘電体基板10の5GHz帯アンテナ・エレメント12との双方に重なるように配置することにより、第2の無給電エレメント7とグランド・パターン2及び誘電体基板10の5GHz帯アンテナ・エレメント12との結合による容量成分と素子長によるインダクタンス成分とを組み合わせてインピーダンスのマッチングを図るものである。このように第1の無給電エレメント3は2.4GHz帯アンテナ・エレメント11と2.4GHz帯の共振に寄与し、第2の無給電エレメント7は5GHz帯アンテナ・エレメント12と5GHz帯の共振に寄与する。なお、アンテナ1の厚みは1.8mmである。
図1(c)に、アンテナ1の背面図を示す。基板8の長さL7は39mmであり、第2の無給電エレメント7の長さL6は11mmとなっている。幅は共に4mmである。第2の無給電エレメント7の長さL6は、5GHz帯の中心周波数5.4GHzの波長の1/4未満となっている。また、第2の無給電エレメント7も他のグランドに接地されていない。
グランド・パターン2を含む平面と、5GHz帯アンテナ・エレメント12及び2.4GHz帯アンテナ・エレメント11を含む平面と、第1の無給電エレメント3を含む平面と、第2の無給電エレメント7を含む平面とは、全て平行又は実質的に平行となっている。グランド・パターン2を含む平面と、5GHz帯アンテナ・エレメント12及び2.4GHz帯アンテナ・エレメント11を含む平面と、第1の無給電エレメント3を含む平面とは、全て同一の平面に含まれるようにしても良いし、図1(b)で示されているように一部の平面が同一平面に含まれるようにしても良いし、全ての平面が異なる平面に含まれるようにしても良い。すなわち、グランド・パターン2と、5GHz帯アンテナ・エレメント12及び2.4GHz帯アンテナ・エレメント11と第1の無給電エレメント3とは、図1(a)に示すように上から透視したときに、それらが並んで見えるように配置、すなわち併置されればよい。但し、場合によってはそれらの一部が重複することもある。
図2に図1(a)乃至(c)に示したアンテナ1の周波数特性を示す。図2において縦軸はVSWR(Voltage Standing Wave Ratio)を、横軸は周波数[GHz]を表す。このように2.4GHzから2.6GHz近くまで、VSWRが2以下になっている。2.4GHz帯では100MHz程度の帯域が確保できれば良いので十分である。また、5GHz帯では、4.3GHzから6GHzを超えてまでVSWRが2以下となっている。使用周波数帯域が4.9GHzから5.8GHzであるから5GHz帯も十分な帯域が確保されている。
図3に、アンテナ1から第2の無給電エレメント7を除去した場合の周波数特性を示す。図3において縦軸はVSWRを、横軸は周波数[GHz]を表す。この場合、2.4GHz帯では、ほぼ2.4GHzから2.5GHzの100MHzの周波数帯域でVSWRが2以下となっており、第2の無給電エレメント7の存在が大きく作用してはいない。しかし、5GHz帯では、VSWRが2以下の範囲が約4.0GHzから4.6GHz程度と、使用周波数帯域から大きく外れており、また図2と比較すると使用周波数帯域では特性の悪化が見られる。このように第2の無給電エレメント7は、5GHz帯に対してのみ作用し、5GHz帯の特性を改善する機能を有する。
図4に、さらに第1の無給電エレメント3を除去した場合の周波数特性を示す。図3において縦軸はVSWRを、横軸は周波数[GHz]を表す。この場合、多少5GHz帯にも変化があるが使用周波数帯域において特性が悪いという点において同じである。一方、2.4GHz帯では、VSWRが2より低い帯域が無くなってしまっている。すなわち、第1の無給電エレメント3は、2.4GHz帯に対してのみ作用し、2.4GHz帯の特性を改善する機能を有する。
図5に、図1(a)乃至(c)に示したアンテナ1の効率についての周波数特性を示す。図5では、縦軸は効率[%]を、横軸は周波数[GHz]を表す。効率は、全方向について計測したものである。計測結果によれば、アンテナ1の効率は、2.4GHz帯においては45%程度となっており、また5GHz帯においては80%程度となっている。このように5GHz帯の効率は非常に良くなっている。
図6(a)乃至(d)に、アンテナ1の放射指向特性を示す。図6(a)は、E面(E Plane)における2.45GHzについての放射指向特性を示す。図6(a)において、細線は主偏波(Main polarization)についての特性を示しており、90°及び270°を中心にした指向性を有しており、0°及び180°において約−35dBi及び−26dBiにそれぞれ落ち込んでいる。一方、太線は直交偏波(Cross polarization)についての特性を示しており、指向性が無いことがわかる。
図6(b)は、H面(H Plane)における2.45GHzについての放射指向特性を示す。図6(b)において細線は主偏波についての特性を示しており、ほぼ指向性が無いことが分かる。一方、太線は直交偏波についての特性を示しており、複雑ではあるが主に90°及び180°を中心にした指向性を有している。
図6(c)は、E面における5.4GHzについての放射指向特性を示す。図6(c)において細線は主偏波についての特性を示しており、90°及び270°を中心とした指向性を有しており、約0°及び180°において−30dBi及び−43dBi程度まで落ち込んでいる。一方、太線は直交偏波についての特性を示しており、180°を中心とした指向性を有しており、一部270°で−40dBi程度まで落ち込んでいる。
図6(d)は、H面における5.4GHzについての放射指向特性を示す。図6(d)において細線は主偏波についての特性を示しており、指向性が無いことが分かる。一方、太線は直交偏波についての特性を示しており、複雑ではあるが約40°、150°、220°及び310°に指向性がある。このように本アンテナ1は、通常のダイポールアンテナやモノポールアンテナに非常に良く似た放射指向特性を示していることが分かる。
次に、図1(a)乃至(c)に示したアンテナ1をノート型パーソナルコンピュータに実装する際の構成を図7を用いて説明する。図7では、ノート型パーソナルコンピュータのLCD(Liquid Crystal Display)パネルを含む蓋部100が開かれている状態を示している。アンテナ1は、蓋部100を開いた状態においてノート型パーソナルコンピュータの最上部となる面102に設置される。なお、本実施の形態では、LCDパネルを正面にした場合に、面102上においてアンテナ1が図1(c)に示した状態で見えるような形で設置している。すなわち、面102にアンテナ1の側面が接するように配置されている。但し、面102上においてアンテナ1が図1(a)に示した状態で見えるようにしても良い。このようにアンテナ1を蓋部100に設置するが、蓋部100の筐体の金属部分とは電気的に接触させないようにしている。LCDパネルのフレームやLCDパネル裏面の筐体部分は、金属が使用されていることが多いが、本実施の形態では、アンテナ1のグランドを当該金属と接触させないようにしている。
このように設置したアンテナ1の特性を図8及び図9に示す。図8は、2.4GHz帯の周波数特性を示しており、縦軸はVSWRであり、横軸は周波数[GHz]である。これを見ると、VSWRが2以下となる範囲は、2.25GHzから2.55GHzであり、使用周波数帯域を含み十分な広さを有している。また図9は、5GHz帯の周波数特性を示しており、縦軸はVSWRであり、横軸は周波数[GHz]である。これを見ると、VSWRが2以下となる範囲は、図9に示されている5.0GHzから6.0GHzの全域であり、そのカーブ形状から5.0GHz未満においても0.1GHz以上の幅で2以下となっているものと思われる。
このようにアンテナ1をノート型パーソナルコンピュータの蓋部100の上端に設置したとしても特性に大きな変化は無く、実用に足る効果を奏する。
また、上で述べたようにアンテナ1のグランドと蓋部100の金属部分とは接触しないように配置されているが、アンテナ1単独の特性とアンテナ1をノート型パーソナルコンピュータの蓋部100に設置した後の特性にほとんど変化が無いため、アンテナ1は周囲の金属の影響を受けにくくなっていることが分かる。
従来、アンテナをノート型パーソナルコンピュータに搭載する際には、板金アンテナ、パターンアンテナ、チップアンテナなどが用いられていたが、いずれもアンテナを取り付けるには、必要なアンテナ特性を得るために筐体のグランドをアンテナのグランドとして用いていた。従って、筐体の材質、形状や搭載場所等が変わると、その都度アンテナの必要な性能を引き出すための検討が必要となり、性能が出るまでに非常に多くの時間がかかっていた。
これに対して本実施の形態によれば、ノート型パーソナルコンピュータなど無線通信機器の筐体デザインが変わった場合、アンテナ1の搭載位置が変わった場合、又は筐体素材が変わった場合においても、筐体特性を利用しないアンテナ構成となっているため、共通の構成や部品を用いることができ、必要なアンテナ特性を引き出すための時間及び労力が削減できるという効果もある。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上ではデュアルアンテナの場合を説明したが、必ずしも適用範囲はデュアルアンテナに限定されるものではなく、1つの周波数帯域のみをサポートするアンテナについても適用可能である場合もある。
また、図7ではアンテナ1が1つだけノート型パーソナルコンピュータの蓋部100に搭載される例を示したが、ダイバーシティアンテナを構成するため2以上のアンテナを蓋部100に設置するようにしても良い。また、図7では説明しやすいように、蓋部100の外側に突き出した形で設置する例を示したが、蓋部100の内部に搭載される場合もある。
さらに、アンテナ1は、ノート型パーソナルコンピュータだけではなく、他の携帯情報機器などに搭載可能である。この際にも携帯情報機器の筐体の金属とはグランドを接続しないで搭載することができる。
本発明の実施の形態に係るアンテナの(a)上面図、(b)側面図、(c)背面図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナの周波数特性を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係るアンテナにおいて第2の無給電エレメントをはずした場合の特性を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係るアンテナにおいて第1及び第2の無給電エレメントをはずした場合の特性を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係るアンテナの効率の周波数特性を示す図である。 (a)乃至(d)は、本発明の実施の形態に係るアンテナの放射指向特性を示す図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナをノート型パーソナルコンピュータに搭載した場合の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係るアンテナをノート型パーソナルコンピュータに搭載した場合の周波数特性を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係るアンテナをノート型パーソナルコンピュータに搭載した場合の周波数特性を示すグラフである。
符号の説明
1 アンテナ 2 グランド・パターン 3 第1の無給電エレメント
4 同軸ケーブル 5 同軸ケーブルの芯線 6 高周波電源
7 第2の無給電エレメント 8 基板 10 誘電体基板
11 2.4GHz帯アンテナ・エレメント
12 5GHz帯アンテナ・エレメント

Claims (12)

  1. 所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、
    前記アンテナ・エレメントの給電位置側に前記アンテナ・エレメントと併置され、長手方向に前記所定の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有するグランド・パターンと、
    前記アンテナ・エレメントに近接配置される無給電エレメントと、
    を有するアンテナ。
  2. 前記無給電エレメントが、長手方向に前記所定の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有することを特徴とする請求項1記載のアンテナ。
  3. 基板と、
    前記基板の第1の面側に設けられる、所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、
    前記基板の第1の面側であって前記アンテナ・エレメントの給電位置側に前記アンテナ・エレメントと併置されるグランド・パターンと、
    前記第1の面に対向する、前記基板の第2の面側に、前記アンテナ・エレメントと前記グランド・パターンとの双方に重なるように配置される無給電エレメントと、
    を有するアンテナ。
  4. 前記無給電エレメントが、長手方向に前記所定の周波数帯域に対応する波長の1/4未満の長さを有することを特徴とする請求項3記載のアンテナ。
  5. 前記グランド・パターンが、長手方向に前記所定の周波数帯に対応する波長の1/4の長さを有することを特徴とする請求項3記載のアンテナ。
  6. 第1の周波数帯用の第1アンテナ・エレメントと、
    前記第1アンテナ・エレメントに接続され、前記第1の周波数より低い第2の周波数帯域用の第2アンテナ・エレメントと、
    前記第1アンテナ・エレメントの給電位置側に前記第1アンテナ・エレメントと併置され、長手方向に前記第1の周波数帯に対応する波長の1/4の長さを有するグランド・パターンと、
    前記第2アンテナ・エレメントに近接配置される第1の無給電エレメントと、
    を有するアンテナ。
  7. 前記第1アンテナ・エレメントと前記第2アンテナ・エレメントと前記グランド・パターンとが第1の面側に設けられた基板と、
    前記第1の面に対向する第2の面側に、前記第1アンテナ・エレメント及び前記グランド・パターンの双方に重なるように配置される第2の無給電エレメントと、
    とをさらに有する請求項6記載のアンテナ。
  8. 前記第1の無給電エレメントが、長手方向に前記第2の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有する請求項6記載のアンテナ。
  9. 、前記第2の無給電エレメントが、長手方向に前記第1の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有する
    ことを特徴とする請求項7記載のアンテナ。
  10. アンテナを有する無線通信機器であって、
    前記アンテナは、
    所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、
    前記アンテナ・エレメントの給電位置側に前記アンテナ・エレメントと併置され、長手方向に前記所定の周波数帯に対応する波長の1/4未満の長さを有するグランド・パターンと、
    前記アンテナ・エレメントに近接配置される無給電エレメントと、
    を有し、
    前記グランド・パターンは、前記無線通信機器の筐体のグランドとは分離されている
    ことを特徴とする無線通信機器。
  11. アンテナを有する無線通信機器であって、
    前記アンテナは、
    基板と、
    前記基板の第1の面側に設けられる、所定の周波数帯用のアンテナ・エレメントと、
    前記基板の第1の面側であって前記アンテナ・エレメントの給電位置側に前記アンテナ・エレメントと併置されるグランド・パターンと、
    前記第1の面に対向する、前記基板の第2の面側に、前記アンテナ・エレメントと前記グランド・パターンとの双方に重なるように配置される無給電エレメントと、
    を有し、
    前記グランド・パターンは、前記無線通信機器の筐体のグランドとは分離されている
    ことを特徴とする無線通信機器。
  12. アンテナを有する無線通信機器であって、
    前記アンテナは、
    第1の周波数帯用の第1アンテナ・エレメントと、
    前記第1アンテナ・エレメントに接続され、前記第1の周波数より低い第2の周波数帯域用の第2アンテナ・エレメントと、
    前記第1アンテナ・エレメントの給電位置側に前記第1アンテナ・エレメントと併置され、長手方向に前記第1の周波数帯に対応する波長の1/4の長さを有するグランド・パターンと、
    前記第2アンテナ・エレメントに近接配置される第1の無給電エレメントと、
    を有し、
    前記グランド・パターンは、前記無線通信機器の筐体のグランドとは分離されている
    ことを特徴とする無線通信機器。
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