JP2017063364A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線パターンでアンテナが形成されているプリント回路基板を変更することなく、使用環境等に応じてアンテナ特性を調整することが可能なアンテナ装置を提供する。【解決手段】本発明のアンテナ装置は、絶縁性を有する材料で形成されているケース10と、給電点21及び給電点21に接続されているアンテナパターン22を含み、ケース10の内部に収容されるプリント回路基板20と、ケース10の表面に設けられ、アンテナパターン22と電磁気的に結合する導体テープ30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信を通じて他の電子機器との間で情報を送受信する電子機器のアンテナ装置に関する。
例えばビーコンや無線通信機能を有するデータロガー等、無線通信を通じて他の電子機器との間で情報を送受信する小型の電子機器が公知である。このような電子機器は、より具体的には例えば、温度、湿度、照度、気圧等を検出するセンサ、Bluetooth(登録商標)規格等に準拠する無線通信回路、フィルム電池等の薄型の電源を備える。そして近年、IoT(Internet of Things)やIoE(Internet of Everything)といった考え方が注目を集めており、上記のような無線通信機能を有する小型の電子機器は、さらなる小型化、薄型化の要請が高まりつつある。
このような電子機器の小型化、薄型化に寄与する従来技術の一例として、プリント回路基板にプリント配線パターンでアンテナを構成する技術が公知である(例えば特許文献1を参照)。当該従来技術によれば、無線通信の電波を送受信するアンテナをプリント回路基板にプリント配線パターンで構成することによって、無線通信機能を有する小型の電子機器のさらなる小型化、薄型化が可能になる。
特開2004−201278号公報
上記のような無線通信機能を有する小型の電子機器は、様々な用途に使用され、また使用される環境も様々である。このような電子機器においては、その使用環境から受ける影響によってアンテナ特性(インピーダンス、周波数特性、指向性、利得等)が変化してしまう虞が生ずる。またアンテナ装置は、使用される場所や用途によって要求されるアンテナ特性が異なってくる場合もある。この場合、上記の従来技術においては、使用環境等に応じてアンテナの長さや形状等を調整するとなると、その都度、プリント回路基板のプリント配線パターンを新たに設計し直すことになるため効率的でないという課題が生ずる。
このような状況に鑑み本発明はなされたものであり、その目的は、プリント配線パターンでアンテナが形成されているプリント回路基板を変更することなく、使用環境等に応じてアンテナ特性を調整することが可能なアンテナ装置を提供することにある。
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、絶縁性を有する材料で形成されているケースと、給電点及び前記給電点に接続されているアンテナパターンを含み、前記ケースの内部に収容されるプリント回路基板と、前記ケースの表面に設けられ、前記アンテナパターンと電磁気的に結合する導体と、を備えるアンテナ装置である。
ケースの表面に設けられている導体は、その形状や大きさ、配置等を高い自由度をもって容易に変更することができる。そしてケースの表面に設けられる導体の形状や大きさ、配置等を調整することによって、アンテナパターンを変更することなく、アンテナパターンと導体との間の電磁気的な結合状態を変更してアンテナ特性を調整することができる。
これにより本発明の第1の態様によれば、プリント配線パターンでアンテナが形成されているプリント回路基板を変更することなく、使用環境等に応じてアンテナ特性を調整することが可能なアンテナ装置を提供できるという作用効果が得られる。
<本発明の第2の態様>
本発明の第2の態様は、前述した本発明の第1の態様において、前記導体は、シート状であり、前記ケースの表面に貼着されているアンテナ装置である。
本発明の第2の態様によれば、シート状の導体をケースの表面に貼着する構成とすることによって、導体の形状や大きさ、配置等の調整を容易に行うことができる。
<本発明の第3の態様>
本発明の第3の態様は、前述した本発明の第1の態様又は第2の態様において、前記プリント回路基板は、前記給電点に接続されているグランドパターンを含み、前記アンテナパターンは、一端側が前記給電点に接続されている給電端であり、他端側が開放されている開放端であり、前記導体は、前記アンテナパターンの開放端に対応する部分から前記グランドパターンの一部に対応する部分に亘って設けられているアンテナ装置である。
本発明の第3の態様によれば、ケースの表面における導体の形状や大きさ、配置等を調整することによって、アンテナパターンとグランドパターンとの間のキャパシタンス値を増減調整することができるので、アンテナ装置の周波数特性を調整することができる。
<本発明の第4の態様>
本発明の第4の態様は、前述した本発明の第3の態様において、前記アンテナパターンは、前記開放端側に他の部分よりパター幅が広い部分を有するアンテナ装置である。
本発明の第4の態様によれば、アンテナパターンを予め上記のような形状としておくことによって、アンテナパターンとグランドパターンとの間のキャパシタンス値の増減調整幅を広げることができる。
<本発明の第5の態様>
本発明の第5の態様は、前述した本発明の第1の態様又は第2の態様において、前記プリント回路基板は、前記給電点に接続されているグランドパターンを含み、前記アンテナパターンは、一端側が前記給電点に接続されている給電端であり、他端側が開放されている開放端であり、前記導体は、前記アンテナパターンの給電端に対応する部分から前記グランドパターンの一部に対応する部分に亘って設けられているアンテナ装置である。
本発明の第5の態様によれば、ケースの表面における導体の形状や大きさ、配置等を調整することによって、アンテナパターンのインダクタンス値を増減調整することができるので、アンテナ装置の周波数特性を調整することができる。
<本発明の第6の態様>
本発明の第6の態様は、前述した本発明の第1の態様又は第2の態様において、前記導体は、前記アンテナパターンに対応する部分に、前記アンテナパターンと平行になるように設けられているアンテナ装置である。
本発明の第6の態様によれば、導体を通じて、アンテナパターンの周波数と異なる周波数の電波を送受信することができる。したがって本発明の第6の態様によれば、例えば導体の長さや導体の数を調整することによって、送受信可能な電波の周波数帯域が広い広帯域アンテナや複数の異なる周波数の電波を送受信可能な複共振アンテナ等を構成することができる。
<本発明の第7の態様>
本発明の第7の態様は、前述した本発明の第1の態様又は第2の態様において、前記導体は、前記アンテナパターンに対応する部分から指向性を持たせる方向へ離間する位置に、前記アンテナパターンと平行になるように設けられているアンテナ装置である。
本発明の第7の態様によれば、いわゆる八木アンテナの導波器として導体を機能させることができる。そして本発明の第7の態様によれば、例えばアンテナパターンに対する導体の位置等を調整することによって、所望の方向へ指向性を有するアンテナを構成することができる。
<本発明の第8の態様>
本発明の第8の態様は、前述した本発明の第1の態様又は第2の態様において、前記導体は縮退分離素子を含むアンテナ装置である。
本発明の第8の態様によれば、導体を通じて円偏波の電波を送受信することができる。
本発明によれば、プリント配線パターンでアンテナが形成されているプリント回路基板を変更することなく、使用環境等に応じてアンテナ特性を調整することが可能なアンテナ装置を提供することができる。
本発明に係るアンテナ装置の要部を図示した斜視図。 プリント回路基板の要部を図示した平面図。 本発明に係るアンテナ装置の第1実施例の要部を図示した平面図。 第1実施例のアンテナ装置の等価回路を図示した回路図。 本発明に係るアンテナ装置の第2実施例の要部を図示した平面図。 本発明に係るアンテナ装置の第3実施例の要部を図示した平面図。 第3実施例のアンテナ装置の等価回路を図示した回路図。 本発明に係るアンテナ装置の第4実施例の要部を図示した平面図。 本発明に係るアンテナ装置の第5実施例の要部を図示した平面図。 本発明に係るアンテナ装置の第6実施例の要部を図示した平面図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
尚、本発明は、以下説明する実施例に特に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
<アンテナ装置の構成>
本発明に係るアンテナ装置の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るアンテナ装置の要部を図示した斜視図である。図2は、プリント回路基板20の要部を図示した平面図である。
本発明に係るアンテナ装置は、ケース10、プリント回路基板20、導体テープ30を備える。
ケース10は、例えば樹脂等の絶縁性を有する材料で形成されている。プリント回路基板20は、ケース10の内部空間に収容されており、給電点21、アンテナパターン22、グランドパターン23を含む。
給電点21は、プリント回路基板20に実装されている図示していない送受信回路からアンテナパターン22へ高周波電力を伝送する高周波源である。また給電点21は、アンテナパターン22で電波を受信することで発生する高周波電力を上記の送受信回路へ伝送する。アンテナパターン22は、その一例として、いわゆる逆L型アンテナ(Inverted-L Antenna)であり、公知のモノポールアンテナである。アンテナパターン22は、プリント回路基板20にプリント配線パターンで形成されている主放射兼給電パターンである。アンテナパターン22の一端側は、給電点に接続されている給電端221であり、他端側は開放されている開放端222である。アンテナパターン22は、送受信周波数の電波の波長λに対して電気的長さがλ/4となるように形成されており、その周波数で励振されて電波を送受信する。
「導体」としての導体テープ30は、ケース10の表面に設けられており、アンテナパターン22と電磁気的に結合する。より具体的には導体テープ30は、アルミや銅等の導電性を有する材料で形成されたシート状の部材である。導体テープ30は、例えば接着剤等でケース10の表面に貼着される態様であるのが好ましい。それによって導体テープ30の形状や大きさ、配置等の調整を容易に行うことができる。また本発明の「導体」は、この導体テープ30に特に限定されるものではなく、ケース10の表面に設けられ、アンテナパターン22と電磁気的に結合する導体であれば、どのような形態でもよい。例えば一面に接着剤が予め塗布されたシール材としてもよいし、例えばケース10の表面に蒸着膜で形成してもよい。
このような構成の本発明に係るアンテナ装置において、ケース10の表面に設けられている導体テープ30は、その形状や大きさ、配置等を高い自由度をもって容易に変更することができる。そしてケース10の表面に設けられる導体テープ30の形状や大きさ、配置等を調整することによって、アンテナパターン22を変更することなく、アンテナパターン22と導体テープ30との間の電磁気的な結合状態を変更してアンテナ特性を調整することができる。
このようにして本発明によれば、プリント配線パターンでアンテナが形成されているプリント回路基板20を変更することなく、使用環境等に応じてアンテナ特性を調整することが可能なアンテナ装置を提供することができる。
<第1実施例>
本発明に係るアンテナ装置の第1実施例について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、本発明に係るアンテナ装置の第1実施例の要部を図示した平面図である。図4は、第1実施例のアンテナ装置の等価回路を図示した回路図である。
アンテナパターン22は、等価回路として、インダクタンスL1とキャパシタンスC1と放射抵抗R1を有する。そしてケース10の表面に設けられている導体テープ30は、アンテナパターン22の開放端222に対応する部分からグランドパターン23の一部に対応する部分に亘って設けられている。それによって第1実施例のアンテナ装置の等価回路は、キャパシタンスC1の値が増加する(図4)。
このようにキャパシタンスC1の値が増加することにより、アンテナ装置の共振周波数が低下することになる。そしてキャパシタンスC1は、例えば導体テープ30の形状や大きさ、配置等を調整することによって増減調整することができる。したがって第1実施例のアンテナ装置によれば、ケース10の表面における導体テープ30の形状や大きさ、配置等を調整することによって、アンテナパターン22とグランドパターン23との間のキャパシタンス値を増減調整することができ、それによって周波数特性を調整することができる。
<第2実施例>
本発明に係るアンテナ装置の第2実施例について、図5を参照しながら説明する。図5は、本発明に係るアンテナ装置の第2実施例の要部を図示した平面図である。
第2実施例は、アンテナパターン22の形状が異なる以外は第1実施例と同じ構成であるため、第1実施例と異なる部分について以下説明することとし、第1実施例と共通する構成要素については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2実施例のアンテナパターン22は、図示の如く開放端222側に他の部分よりパター幅が広い部分を有する。第2実施例のアンテナ装置は、アンテナパターン22をこのような形状とすることによって、導体テープ30の形状や大きさ、配置等を調整することによるキャパシタンスC1(図4)の増減調整の幅が第1実施例よりも広くなる。したがって第2実施例のアンテナ装置によれば、アンテナパターン22とグランドパターン23との間のキャパシタンス値の増減調整幅を広げることができる。
<第3実施例>
本発明に係るアンテナ装置の第3実施例について、図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、本発明に係るアンテナ装置の第3実施例の要部を図示した平面図である。図7は、第3実施例のアンテナ装置の等価回路を図示した回路図である。
アンテナパターン22は、等価回路として、インダクタンスL1とキャパシタンスC1と放射抵抗R1を有する。そしてケース10の表面に設けられている導体テープ30は、アンテナパターン22の給電端221に対応する部分からグランドパターン23の一部に対応する部分に亘って設けられている。それによって第3実施例のアンテナ装置の等価回路は、インダクタンスL1の値が減少する(図7)。
このようにインダクタンスL1の値が減少することにより、アンテナ装置の共振周波数が上昇することになる。そしてインダクタンスL1は、例えば導体テープ30の形状や大きさ、配置等を調整することによって増減調整することができる。したがって第3実施例のアンテナ装置によれば、ケース10の表面における導体テープ30の形状や大きさ、配置等を調整することによって、アンテナパターン22のインダクタンス値を増減調整することができ、それによって周波数特性を調整することができる。
<第4実施例>
本発明に係るアンテナ装置の第4実施例について、図8を参照しながら説明する。図8は、本発明に係るアンテナ装置の第4実施例の要部を図示した平面図である。
ケース10の表面に設けられている導体テープ30は、アンテナパターン22に対応する部分に、アンテナパターン22と平行になるように設けられている。より具体的には導体テープ30は、その一例として第1導体テープ31及び第2導体テープ32を含む。第1導体テープ31及び第2導体テープ32は、いずれもケース10の表面のアンテナパターン22に対応する部分に、アンテナパターン22と平行になるように設けられている。第1導体テープ31及び第2導体テープ32は、可能な限りアンテナパターン22の近傍に、例えばアンテナパターン22の真上となる位置に設けるのが好ましい。
第1導体テープ31及び第2導体テープ32は、送受信周波数の電波の波長λに対して電気的長さがλ/2となるように形成されており、その周波数で励振されて電波を送受信する。そして第1導体テープ31及び第2導体テープ32の電気的長さを個々に設定することによって、第1導体テープ31及び第2導体テープ32を通じて、アンテナパターン22の共振周波数と異なる複数の周波数の電波を送受信することが可能になる。したがって第4実施例のアンテナ装置によれば、第1導体テープ31及び第2導体テープ32の電気的長さを個々に調整することによって、例えば送受信可能な電波の周波数帯域が広い広帯域アンテナや複数の異なる周波数の電波を送受信可能な複共振アンテナ等を構成することができる。
尚、第4実施例においては複数の導体テープ(第1導体テープ31及び第2導体テープ32)を設ける態様を例に説明したが、例えば一の導体テープ(第1導体テープ31又は第2導体テープ32のいずれか一方)のみを設ける態様でも上記の作用効果が得られるのは言うまでもない。
<第5実施例>
本発明に係るアンテナ装置の第5実施例について、図9を参照しながら説明する。図9は、本発明に係るアンテナ装置の第5実施例の要部を図示した平面図である。
ケース10の表面に設けられている導体テープ30は、アンテナパターン22に対応する部分から指向性を持たせる方向(符号A)へ所定間隔をもって離間する位置に、アンテナパターン22と平行になるように設けられている。より具体的には導体テープ30は、アンテナパターン22の共振周波数の電波の波長λに対して、その電気的長さがλ/2より短くなるように形成されており、公知の八木アンテナの導波器として機能する。したがって第5実施例のアンテナ装置によれば、例えばアンテナパターン22に対する導体テープ30の位置等を調整することによって、所望の方向(符号A)へ指向性を有するアンテナを構成することができる。また第5実施例のアンテナ装置においては、例えば八木アンテナの導波器を複数構成するように複数の導体テープ30を設ければ、利得や指向性形状等を調整することができる。
<第6実施例>
本発明に係るアンテナ装置の第6実施例について、図10を参照しながら説明する。図10は、本発明に係るアンテナ装置の第6実施例の要部を図示した平面図である。
ケース10の表面に設けられている導体テープ30は、アンテナパターン22の共振周波数の電波の波長λに対して電気的長さがλ/2となるように形成されており、その周波数で励振されて電波を送受信する。また導体テープ30は、図示の如く略正方形形状をなしているとともに、対角となる2箇所の角に縮退分離素子33が設けられている。縮退分離素子33は、一例として、導体テープ30の対角となる2箇所の角部を切除することによって、構成されている。第6実施例のアンテナ装置によれば、このように導体テープ30に縮退分離素子33を設けることによって、導体テープ30を通じて円偏波の電波を送受信することができる。
10 ケース
20 プリント回路基板
21 給電点
22 アンテナパターン
23 グランドパターン
30 導体テープ
31 第1導体テープ
32 第2導体テープ
33 縮退分離素子

Claims (8)

  1. 絶縁性を有する材料で形成されているケースと、
    給電点及び前記給電点に接続されているアンテナパターンを含み、前記ケースの内部に収容されるプリント回路基板と、
    前記ケースの表面に設けられ、前記アンテナパターンと電磁気的に結合する導体と、を備えるアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、前記導体は、シート状であり、前記ケースの表面に貼着されている、アンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記プリント回路基板は、前記給電点に接続されているグランドパターンを含み、
    前記アンテナパターンは、一端側が前記給電点に接続されている給電端であり、他端側が開放されている開放端であり、
    前記導体は、前記アンテナパターンの開放端に対応する部分から前記グランドパターンの一部に対応する部分に亘って設けられている、アンテナ装置。
  4. 請求項3に記載のアンテナ装置において、前記アンテナパターンは、前記開放端側に他の部分よりパター幅が広い部分を有する、アンテナ装置。
  5. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記プリント回路基板は、前記給電点に接続されているグランドパターンを含み、
    前記アンテナパターンは、一端側が前記給電点に接続されている給電端であり、他端側が開放されている開放端であり、
    前記導体は、前記アンテナパターンの給電端に対応する部分から前記グランドパターンの一部に対応する部分に亘って設けられている、アンテナ装置。
  6. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記導体は、前記アンテナパターンに対応する部分に、前記アンテナパターンと平行になるように設けられている、アンテナ装置。
  7. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記導体は、前記アンテナパターンに対応する部分から指向性を持たせる方向へ離間する位置に、前記アンテナパターンと平行になるように設けられている、アンテナ装置。
  8. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記導体は縮退分離素子を含む、アンテナ装置。
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