JP2521123B2 - 非接地型極超短波アンテナ - Google Patents

非接地型極超短波アンテナ

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JP2521123B2 JP63101859A JP10185988A JP2521123B2 JP 2521123 B2 JP2521123 B2 JP 2521123B2 JP 63101859 A JP63101859 A JP 63101859A JP 10185988 A JP10185988 A JP 10185988A JP 2521123 B2 JP2521123 B2 JP 2521123B2
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Harada Industry Co Ltd
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Harada Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車電話等で使用する非接地型極超短波
アンテナに関する。
[従来の技術] 従来のアンテナは、アンテナ長をλ/2にして使用周波
数帯で並列共振させ、給電線のインピーダンスを高くす
ることによって、不平衡アース電流を少なくし、非接地
型アンテナに近づけようとしている。この場合、共振時
のアンテナインピーダンスを所定の値(約200〜500Ω)
以上に高くすることができないので、完全に非接地化す
ることができず、また広帯域にならない。したがって、
上記アンテナは、特殊な場合を除いては携帯用無線機の
アンテナ等、セットとアンテナとを直結して使用する場
合に限られている。
非接地型アンテナとしては、従来、第10図に示すブラ
ウンアンテナが知られている。このアンテナは、同軸給
電線とアンテナとの接合部に、λ/4の地線を数本(第10
図の場合は4本)取付け、アース側のインピーダンスを
高くして不平衡アース電流を除去して、非接地アンテナ
としている。
非接地アンテナの他の従来例としては、第11図に示す
シュペルトップ付アンテナが知られている。このアンテ
ナは、同軸給電線とアンテナとの間に、λ/4の長さであ
って下端を同軸外線に接続した同軸型トラップ回路を挿
入することによって、非接地化するものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記ブラウンアンテナの場合は、アンテナ基部に広い
スペースを必要とし、見栄えが悪いという問題がある。
上記シュペルトップ付アンテナは、帯域が狭いので、
広帯域アンテナの場合は、2〜3段必要とする。また、
このアンテナは、アンテナ基部にλ/4以上の長さの太い
円筒が付加されるので、アンテナの全長が長くなり、さ
らに、太い円筒が有るので、アンテナの軽快感が失なわ
れるという問題がある。
本発明は、アンテナ基部のスペースをそれほど必要と
せず、また、軽快感が失われない非接地型極超短波アン
テナを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、使用周波数のλ/2またはその整数倍の長さ
を有するアンテナと、このアンテナの基部に設けたケー
スと、このケースの一部分を形成する金属部であって上
記使用周波数のほぼλ/4の長さを有する金属部と、上記
ケースに収納された細長い金属板であって、一端が接地
され、他端近傍に上記アンテナが接続された金属板とを
有し、上記金属板と上記金属部とで構成される静電容量
と、上記金属板のインダクタンスによって、使用周波数
帯で並列共振させるものである。
また、本発明は、さらに、アンテナを使用周波数のλ
/2またはその整数倍よりもやや短くし、上記アンテナと
上記金属板との間に別の金属板を設け、両金属板によっ
て構成される静電容量と、上記アンテナの残留インダク
タンスとによって定K型帯域フィルタを形成するもので
ある。
[作用] 本発明は、上記ケースの一部分を形成する金属部であ
って使用周波数のほぼλ/4の長さを有する金属部で地線
とするので、アンテナ基部のスペースをそれほど必要と
せず、また、軽快感が失われない。さらに、上記ケース
に収納された細長い金属板であって、一端が接地され、
他端近傍にアンテナが接続された金属板と上記金属部と
で構成される静電容量と、上記金属板のインダクタンス
とによる並列共振回路によって、アンテナと給電線とを
整合できる。
[実施例] 第1図は、本発明の第1実施例を示す斜視図である。
この図は、横の長さと比較すると、縦の長さを縮小して
描いてある。後述の第2図、第5図、第6図も同様であ
る。
アンテナ10は、使用周波数のλ/2の2倍の長さを有す
るコーリニア型である。
ケース20は、アンテナ10の基部に設けた薄型ケースで
あり、金属部30と金属板40とを有する。
金属部30は、ケース20の一部分を形成する金属であっ
て、上記使用周波数のほぼλ/4の長さを有するものであ
る。
金属板40は、その一端41が接地され(つまり、金属部
30に接続され)、他端42の近傍にアンテナ10が接続さ
れ、切り込み43を有する板である。また、金属部30は、
その先端31が不整形になっている。
同軸ケーブル50は、その心線が金属板40に接続され、
その外皮が金属部30の立上り片に接続されている。
そして、金属板40と金属部30とによって構成される静
電容量と、金属板40のインダクタンスLとによって、使
用周波数帯で並列共振している。
第2図は、上記第1実施例の等価回路を示す図であ
る。
次に、第1実施例の動作について説明する。
アンテナ10がλ/2またはその整数倍で共振している場
合、第3図に示すように、リアクタンスは0であり、レ
ジスタンスが高い値でほぼ一定になっている。
アンテナ10を含む等価回路は、第4図に示すように、
インダクタのタップの位置を変えることによって(金属
板40の一端41からの位置を変えることによって)、アン
テナ10と金属板40との接続部分から信号源側を見たイン
ピーダンスZ0′をアンテナインピーダンスZaと等しくす
ることができる。これによって、同軸ケーブル50とアン
テナ10とを完全に整合させることができる。
また、金属部30の長さを使用周波数のλ/4にすると、
幅が広い板状のλ/4の地線が給電線のアース側導体に取
付けられたと同じことになり、不平衡アース電流が少な
くなる。また、地線が幅広い板状でしかも先端31が不整
形となっているので、帯域を充分に広くとることができ
る。さらに、アンテナ10をλ/2で共振させ、高インピー
ダンスで使用することと合せて、ほぼ完全な非接地型ア
ンテナとして動作させることができる。
第5図は、本発明の第2実施例を示す斜視図である。
第6図は、第2実施例の等価回路を示す図である。
第2実施例が、第1実施例と異なる点は、金属板40
(第2実施例においては金属板40を「第1金属板40」と
表現する)の他端にはアンテナ10が接続されておらず、
アンテナ10aの基部に第2金属板40aが設けられた点と、
第1金属板40と第2金属板40aとによって静電容量Caが
形成され、アンテナ10aの残留インダクタンスと静電容
量Caとによって定K型帯域フィルタを形成している点と
である。アンテナ10aの下側エレメントは、使用周波数
のλ/2よりもやや短い。この意味で、第5図において、
アンテナ10aの長さをλ/2−αとしてある。上記以外の
点は、第1図、第2図に示す実施例と同様である。
第2実施例は、アンテナを並列同調点よりも少し短く
しており、広帯域高性能の場合に有効である。
第7図は、第2実施例の特性図であり、第8図は、第
2実施例の等価回路であり、第9図(1)は、定K型帯
域フィルタを示す図であり、同図(2)はその特性を示
す図である。
また、アンテナ10、10aの代りに、使用周波数のλ/2
の長さのアンテナ、または、λ/2の整数倍の長さを有す
るアンテナを使用してもよい。さらに、上記実施例のア
ンテナを自動車用アンテナ以外のアンテナとして使用し
てもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、アンテナの基部のスペースをそれほ
ど必要とせず、小型で軽快感が失われない高性能のアン
テナを供給できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す斜視図である。 第2図は、第1実施例の等価回路を示す図である。 第3図は、第1実施例における特性を示す図である。 第4図は、第1実施例の等価回路を示す図である。 第5図は、本発明の第2実施例を示す斜視図である。 第6図は、第2実施例の等価回路を示す図である。 第7図は、第2実施例の特性を示す図である。 第8図は、第2実施例における等価回路を示す図であ
る。 第9図(1)、(2)は、上記第2実施例における定K
型帯域フィルタの説明図である。 第10図は、従来のブラウンアンテナの斜視図である。 第11図は、従来のシュベルトップ付きのアンテナの斜視
図である。 10、10a……アンテナ、 20、20a……ケース、 30……金属部、 40、40a……金属板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用周波数のλ/2よりもやや短いかまたは
    その整数倍よりもやや短いアンテナと; このアンテナの基部に設けたケースと; このケースの一部分を形成する金属部であって上記使用
    周波数のほぼλ/4の長さを有する金属部と; 上記ケースに収納された細長い金属板であって、一端が
    接地された第1金属板と; 上記アンテナと上記第1金属板との間に設けられた第2
    金属板と; を有し、上記第2金属板と上記第1金属板とで構成され
    る静電容量と上記アンテナの残留インダクタンスとによ
    って、定K型帯域フィルタを形成し、上記第1金属板と
    上記金属部とで構成される静電容量と上記金属板のイン
    ダクタンスとによって、使用周波数帯で並列共振させる
    ことを特徴とする非接地型極超短波アンテナ。
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