JP2002217403A - ヘテロ構造バイポーラトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

ヘテロ構造バイポーラトランジスタ及びその製造方法

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JP2002217403A JP2001006317A JP2001006317A JP2002217403A JP 2002217403 A JP2002217403 A JP 2002217403A JP 2001006317 A JP2001006317 A JP 2001006317A JP 2001006317 A JP2001006317 A JP 2001006317A JP 2002217403 A JP2002217403 A JP 2002217403A
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幸夫 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HBTの動作速度を向上させる。 【解決手段】 HBTにおいて、コレクタ層を、コレク
タコンタクト層25に接する第1のコレクタ層26とベ
ース層28に接する第2のコレクタ層27とで構成する
とともに、メサ型のエミッタ層29に対向する真性コレ
クタ領域とこの真性コレクタ領域の外側に位置する外部
コレクタ領域とで形成している。さらに、真性コレクタ
領域内のベース層近傍位置及び外部コレクタ領域にそれ
ぞれ空乏層32を形成し、かつ、外部コレクタ領域に形
成された空乏層の厚さが真性コレクタ領域内に形成され
た空乏層の厚さの2倍以上でかつ3倍以下に設定してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作の高速化を図
ることができるヘテロ構造バイポーラトランジスタに関
する。
【0002】
【従来の技術】ヘテロ構造バイポーラトランジスタ(He
terojunction Bipolar Transistor;HBT以下HBT
と略記する)は、2種類の半導体の接合を用いたバイポ
ーラトランジスタであるが、特に、エミッタにベースよ
りも大きいバンドギャップの半導体を用いたバイポーラ
トランジスタを示し、エミッタにワイドギャップ材料を
用いているので、ベースのドーピング濃度を上げても、
何ら注入効率が低下しない特徴を有する。
【0003】代表的な2種類の半導体であるAlGaA
s、GaAsを用いたHBTの構造を図5に示す。半絶縁
性GaAs基板1上に、高濃度のn型不純物を含むGaA
sからなるコレクタコンタクト層2が形成され、このコ
レクタコンタクト層2の上側に均一濃度のn型不純物を
含むGaAsからなるコレクタ層3が形成され、このコ
レクタ層3の上側に高濃度のp型不純物を含むGaAsか
らなるベータ層4が形成され、このベータ層4の上側に
n型不純物を含むAlGaAsからなるエミッタ層5が形
成され、このエミッタ層5の上側に、このエミッタ層5
に対してオーム性密着をとるための高濃度のn型不純物
を含むGaAsからなるエミッタコンタクト層6が形成
されている。
【0004】そして、コレクタコンタクト層2上面にお
ける両端近傍にコレクタ電極7が取付けられ、ベース層
4上面における両端近傍にベース電極8が取付けられ、
さらに、エミッタコンタクト層6上面にエミッタ電極9
が形成されている。
【0005】このような構成のHBTにおいて、コレク
タ層3のうちエミッタ層5に対向する領域を真性コレク
タ領域3aと称し、この真性コレクタ領域3aの外側に
おけるエミッタ層5に対向しない領域を外部コレクタ領
域3bと称する。同様に、ベース層4のうちエミッタ層
5に対向する領域を真性ベース領域4aと称し、この真
性ベース領域4aの外側におけるエミッタ層5に対向し
ない領域を外部ベース領域4bと称する。
【0006】そして、外部コレクタ領域3bは、ベース
・コレクタ接合容量CBCを低減させるためにイオン注入
により、空乏化されて、高抵抗化されている。ベース・
コレクタ接合容量CBCが小さくなると、ベース・コレク
タ接合容量CBCに対する充電時間が短くなり、トランジ
スタとしての動作速度が高速化される。
【0007】しかし、このイオン注入によりベース・コ
レクタ接合容量CBCを低減させるために、コレクタ層の
構造を適切に設定せずに、ただやみくもに外部コレクタ
領域へイオン注入を実施したとしても、ベース・コレク
タ接合容量CBCを効率的に低減できない。
【0008】すなわち、コレクタ層が低濃度であれば、
イオン注入を行わなくとも、空乏層が広がっており、コ
レクタ走行時間τCが大きい。逆に、コレクタ層が高濃
度であれば、ベース抵抗の増大やベース/コレクタ間の
リーク電流の増大等の不利をもたらさずに、空乏層の厚
さを増大させることは困難であった。
【0009】なお、イオン注入を実施しない場合は、素
子を微細化するにつれてベース・コレクタ接合容量CBC
とコレクタ走行時間τCとのトレードオフが厳しくな
り、素子を微細化しても、性能が上がらないか、むしろ
性能が低下する。
【0010】したがって、ヘテロ構造バイポーラトラン
ジスタ(HBT)の動作速度を一定値以上に上昇させる
ことは困難であった。
【0011】このような不都合を解消するために、図6
に示す構造のヘテロ構造バイポーラトランジスタ(HB
T)が提唱されている(特開昭63―239983号公
報)。
【0012】この図6に示すHBTにおいては、図5に
示すHBTにおけるコレクタ層3を、コレクタコンタク
ト層2に接する第1のコレクタ層11と、ベース層4に
接する第2のコレクタ層12とで構成している。そし
て、コレクタコンタクト層2に接する第1のコレクタ層
11を、コレクタコンタクト層2の不純物濃度より低い
が高濃度のn型不純物濃度を有するGaAsで形成して
いる。また、ベース層4に接する第2のコレクタ層12
を、第1のコレクタ層11の不純物濃度より低い低濃度
のn型不純物濃度を有するGaAsで形成している。
【0013】そして、高濃度のn型不純物濃度を有する
第1のコレクタ層11におけるエミッタ層5に対向する
真性コレクタ領域11aの外側に位置する外部コレクタ
領域11bはイオン注入により、n型不純物の活性化率
が下げられ空乏化しており、外部コレクタ領域のベース
・コレクタ接合容量CBCは低減されている。
【0014】真性ベース領域4aとコレクタコンタクト
層2との間に存在する真性コレクタ層11a、12aに
発生するベース・コレクタ空乏層の厚みが図5のHBT
における空乏層の厚みに比較して薄くなるので、先に、
説明したように、電子のコレクタ走行時間が短縮され、
結果的にトランジスタとしての動作速度が上昇する。
【0015】したがって、ベース・コレクタ接合容量C
BCとコレクタ走行時間τCとを同時に短縮でき、HBT
のトランジスタとしての動作速度が上昇する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図6に示
すヘテロ構造バイポーラトランジスタ(HBT)におい
ては、次に示す3つの大きな問題があった。
【0017】第1に、第1のコレクタ層(コレクタコン
タクト側)及び第2のコレクタ層(ベース側)それぞれ
の不純物濃度及び厚さが適切に設定されていない。 (a) :第1のコレクタ層の濃度が高すぎる場合、イオ
ン注入のドーズ量を増大させなければならない。したが
って、ベース抵抗の増大やベース/コレクタ間のりーク
電流の増大などの不利をもたらさずに、空乏層の厚さを
増大させることは困雌である。
【0018】(b) 第1のコレクタ層の濃度が低過ぎ
る場合、イオン注入を行わなくても空乏化しており、コ
レクタ走行時間τCが大きく、コレクタ抵抗も増大す
る。 (c) 第2のコレクタ層の濃度が高すぎる場合、真性
部の空乏層が狭く、真性コレクタの容量だけでも大きく
なる。
【0019】(d) 外部コレクタの厚さを所望にする
ためにはイオン注入のドーズ量を増大させなければなら
ず、ペース抵抗の増大やベース/コレクタ間のリーク電
流の増大などの不利をもたらすことになる。厚さが不適
切であれば、外部コレクタ容量低減の効果が小さい。
【0020】第2に、メサ境界付近のコレクタ空乏層の
広がりが考慮されていない。 . すなわち、:イオン注入時の横方向広がりにより、メ
サ境界の近傍では、真性コレクタ部でも空乏層が広が
り、コレクタ走行時間τCが増大し、かつ、高電流密度
で動作する際の空間電荷の影響が顕在化するため、高速
化を図ることができない。微細化するほど、この問題が
蹟在化する。
【0021】第3に、従来のInGaAs系のHBTで
は、InGaAsをイオン注入によって空乏化させること
が困難であり、イオン注入による外部コレクタの容量の
低減の効果がなかった。したがって、トランジスタの基
本動作特性を劣化させずに、近年の光通信システムにお
ける信号の伝送速度に対応した十分は動作速度か得られ
なかった。
【0022】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、製造時にコレクタ層を適切な構造で2層に
形成することによって、真性コレクタ領域におけるベー
ス層近傍にのみ有効な空乏層を形成でき、トランジスタ
としての動作を大幅に高速化できるヘテロ構造バイポー
ラトランジスタ及びヘテロ構造バイポーラトランジスタ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、半絶縁体基板
上に、コレクタコンタクト層と、コレクタ層と、ベース
層と、このベース層と異なる半導体でメサ型に形成され
たエミッタ層と、エミッタコンタクト層とを成形したヘ
テロ構造バイポーラトランジスタに適用される。
【0024】そして、コレクタ層を、メサ型のエミッタ
層に対向する真性コレクタ領域とこの真性コレクタ領域
の外側に位置する外部コレクタ領域とで形成されてい
る。さらに、真性コレクタ領域内のベース層近傍位置及
び外部コレクタ領域にそれぞれ空乏層が形成され、ま
た、外部コレクタ領域に形成された空乏層の厚さが真性
コレクタ領域内に形成された空乏層の厚さの2倍以上3
倍以下に設定している。
【0025】このように構成されたヘテロ構造バイポー
ラトランジスタにおいては、外部コレクタ領域において
は、空乏はコレクタ層全体に広がり、真性コレクタ領域
内においては、空乏層はコレクタ層のベース層に接する
領域だけで広がる。そして、外部コレクタ領域に形成さ
れた空乏層の厚さが真性コレクタ領域内に形成された空
乏層の厚さの2倍〜3倍に設定されている。この空乏層
の厚さの比を2〜3に設定することによって、トランジ
スタの基本動作特性に悪影響を与える事なく、ベース・
コレクタ接合容量CBCとコレクタ走行時間τCとを同時
に短縮でき、動作速度が上昇する。
【0026】また、別の発明は、上述した発明のヘテロ
構想バイポーラトランジスタにおいて、コレクタ層をコ
レクタコンタクト層に接する第1のコレクタ層とベース
層に接する第2のコレクタ層とで構成し、第1、第2の
コレクタ層をGaAsで形成し、ベース層をGaAsで形成
さしエミッタ層をInGaPで形成している。
【0027】さらに、別の発明は、上述した発明のヘテ
ロ構想バイポーラトランジスタにおいて、第1のコレク
タ層はInPで形成し、さらに、第2のコレクタ層を、
第1のコレクタ層側から順にInP、InGaAsP、In
GaAsとの3つの層、又は、、InP、InGaAsの2つ
の層で形成している。そして、ベース層をInGaAsで
形成し、エミッタ層をInPで形成している。
【0028】また、本発明は、半絶縁体基板上に、第1
の導電型の不純物を高濃度にドープしたコレクタコンタ
クト層と、第1の導電型の不純物をドープしたコレクタ
層と、第2の導電型の不純物を高濃度にドープしたベー
ス層と、このベース層と異なる半導体で形成され第1の
導電型の不純物をドープしたエミッタ層と、第1の導電
型の不純物を高濃度にドープしたエミッタコンタクト層
とを順次成形し、エミッタ層をメサ型に形成し、メサ型
のエミッタ層に対向する真性コレクタ領域の外側に位置
する外部コレクタ領域に対してエミッタ層側からイオン
注入を行うヘテロ構造バイポーラトランジスタの製造方
法に適用される。
【0029】そして、上記課題を解消するために、本発
明のヘテロ構造バイポーラトランジスタの製造方法にお
いては、コレクタ層を、コレクタコンタクト層に接する
第1のコレクタ層とベース層に接しコレクタ層の厚みの
1/2以下で1/3以上の厚みを有する第2のコレクタ
層とで構成している。
【0030】さらに、第1のコレクタ層に対してドープ
する第1の導電型の不純物の濃度は、トランジスタを動
作させるバイアス条件では空乏化せずイオン注入により
空乏化する濃度である。第2のコレクタ層は、不純物に
対してノンドープ又は低不純物濃度である。
【0031】さらに、外部コレクタ領域に対するイオン
注入の条件は、第1のコレクタ層の不純物の活性化率を
低減させて、ベース・コレクタ間の電圧が零の場合にお
いて空乏化する条件である。
【0032】このように構成されたヘテロ構造バイポー
ラトランジスタの製造方法によれば、エミッタ層側から
外部コレクタ領域にイオン注入が実施され、この外部コ
レクタ領域は空乏化される。真性コレクタ領域はイオン
注入されないので、真性コレクタ領域のコレクタコンタ
クト層に接する高不純靴濃度を有する第1のコレクタ層
は空乏化されない。したがって、真性コレクタ領域にお
いては、低不純物濃度である第2のコレクタ層が空洞層
として残るのみであるので、真性コレクタ領域における
空洞層の厚みを任意の厚みに設定できる。
【0033】また、別の発明は、上述した発明のヘテロ
構造バイポーラトランジスタの製造方法において、第1
のコレクタ層に対してドープする第1の導電型の不純物
の濃度は5×1016cm-3以上で1.5×1017cm-3
以下に設定し、第2のコレクタ層の不純物濃度は、2×
1016cm-3以下であるに設定している。
【0034】さらに、別の発明は、上述した発明のヘテ
ロ構造バイポーラトランジスタの製造方法において、外
部コレクタ領域に対してエミッタ層側からイオン注入を
行う際のマスクは、メサ型のエミッタ層より広く形成し
ている。
【0035】このように、メサ型のエミッタ層より広く
マスクを形成することによって、メサ境界の外側の周辺
部にイオン注入が実行されないので、真性コレクタ部に
おけるイオン注入に起因する空乏層の広がりが抑制され
るので、コレクタ走行時間τ Cを短縮でき、動作の高速
化を図ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
を用いて説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態に係わ
るヘテロ構造バイポーラトランジスタの概略構成を示す
断面模式図である。
【0037】半絶縁性基板12上に、高濃度の第1の導
電型の不純物を含むコレクタコンタクト層13が形成さ
れ、このコレクタコンタクト層13の上側に、コレクタ
コンタクト層13の不純物濃度より低い濃度の第1の導
電型の不純物を含むコレクタ層14が形成されている。
【0038】このコレクタ層14の上側に第2の導電型
の不純物を含むベース層15が形成され、このベース層
15の上側に第1の導電型の不純物を含を含むエミッタ
層16が形成され、このエミッタ層16の上側に、この
エミッタ層16に対してオーム性接触をとるための高濃
度の第1の導電型の不純物を含を含むエミッタコンタク
ト層17が形成されている。
【0039】そして、コレクタコンタクト層13上面に
おける両端近傍にコレクタ電極18が取付けられ、ベー
ス層15上面における両端近傍にベース電極19が取付
けら、さらに、エミッタコレクタ層17上面にエミッタ
電極20が形成されている。
【0040】そして、コレクタ層14において、エミッ
タ層16に対向する領域を真性コレクタ領域21とし、
エミッタ層16に対向しない真性領域の外側の領域を外
部コレクタ領域22とする。外部コレクタ層22は、全
厚みt1に亘って空乏化されている。一方、真性コレク
タ領域21においては、ベース層15から厚みt2だけ
空乏層21aが形成され、コレクタコンタクト層13か
ら厚み(t1―t2)だけ空乏化されない非空乏層21b
が形成されている。
【0041】この第1実施形態においては、外部コレク
タ領域22に形成された空乏層の厚さt1は、真性コレ
クタ領域21に形成された空乏層21aの厚さt2の2
倍以上、3倍以下に設定されている。 2t2≦t1≦3t2 この第1実施形態のHBTにおいては、第1の導電型の
不純物はn型不純物であり、第2の導電型の不純物はp
型不純物であるが、第1の導電型の不純物をp型不純物
とし、第2の導電型の不純物をn型不純物としてもよ
い。
【0042】このように構成されたHBTにおいては、
前述したように、外部コレクタ領域22を空乏化してい
るので、ベース・コレクタ接合容量CBCを低減できる。
さらに、真性コレクタ領域21における空乏層21aの
幅を、この真性コレクタ領域21の全幅の1/2以下で
かつ1/3以上に設定しているので、トランジスタの耐
電圧等の基本動作特性に悪影響を与える事なく、コレク
タ走行時間τCを短縮できる。したがって、HBTの動
作速度が上昇する。
【0043】(第2実施形態)図2は、本発明の第2実
施形態に係わるヘテロ構想バイポーラトランジスタ(H
BT)の製造方法を説明するための一つの製造工程を示
す図である。この図2に示す製造工程は、半絶縁基板上
に、コレクタコンタクト層からエミッタコンタクト層ま
での各層を生成した後に、エミッタコンタクト層及びエ
ミッタ層をエッチングにより、メサ型の形成した状態を
示す。
【0044】この第2実施形態の製造方法においては、
コレクタ層、ベース層にGaAsを採用し、エミッタ層
にInGaPを採用している。
【0045】半絶縁性GaAs基板24上に、高濃度の
n型不純物を含むGaAsからなるコレクタコンタクト
層25を形成する。
【0046】このコレクタコンタクト層25の上側に、
GaAsからなる厚さ300nmの第1のコレクタ層2
6を形成する。この第1のコレクタ層26に対して濃度
1×1017cm-3のn型の不純物をドーピングする。な
お、このドープするn型の不純物の濃度は、このHBT
を動作させるバイアス条件では空乏化せず後述するイオ
ン注入により空乏化する濃度である。
【0047】この第1のコレクタ層26の上側に、Ga
Asからなる厚さ200nmの第2のコレクタ層27を
形成する。なお、この第2のコレクタ層27に対して
は、意図的に不純物のドーピングを実施しない。また
は、常に空乏化するようにn型又はp型の不純物を、第
1のコレクタ層26より低い不純物濃度でドーピングを
実施する。
【0048】第2のコレクタ層27の上側に、GaAs
からなるベース層28を形成する。このベース層28に
対して均一濃度のp型の不純物をドーピングする。
【0049】ベース層28の上側に、InGaPからな
るエミッタ層29を生成する。このエミッタ層29に対
してn型不純物をドーピングする。エミッタ層29の上
側に、高濃度のn型不純物を含むGaAsからなるエミ
ッタコンタクト層30を形成する。
【0050】次に、図2に示すように、エミッタコンタ
クト層30及びエミッタ層29をエッチングによりメサ
型に形成する。
【0051】その後、エミッタコンタクト層30及びエ
ミッタ層29の上面とメサ型の側面を覆うフォトレジス
トによるマスク31を取付け、図中矢印で示すように、
エミッタ層29側から、酸素のイオン注入を実施する。
この酸素のイオン注入の条件は、加速エネルギが150
keVであり、ドーズ量は2×1011cm2である。そ
して、イオン注入後480℃で5分間アニーリングを実
施する。そして、マスク31を溶剤で洗い流す。
【0052】その後、図1に示すように、ベース層2
8、第2のコレクタ層27及び第1のコレクタ層26の
両側をエッチングして、コレクタコンタクト層13の両
端を露出させる。そして、図1に示すように、コレクタ
コンタクト層25上面にコレクタ電極を取付け、ベース
層28上面におけるエミッタメサ近傍にベース電極を取
付け、さらに、エミッタコンタクト層30の上面にエミ
ッタ電極を取付ける。
【0053】次に、このような構成の第2実施形態のヘ
テロ構造バイポーラトランジスタの製造方法の特徴を説
明する。
【0054】前述した酸素のイオン注入とアニールによ
って、フォトレジストからなるマスク31に覆われてい
ない外部コレクタ領域の第1のコレクタ層25は活性化
したキャリアの濃度が5×1015cm-3以下に低下し、
HBTを動作させるバイアス条件においては、ベース/
コレクタ間の電圧が零の状態においても、ほぼ全域に亘
って空乏化し、高抵抗化する。その結果、外部ベース・
コレクタ間容量CBCが低減する。
【0055】この第1コレクタ層25のマスク31に覆
われた真性領域には空乏化されない非空乏層32が形成
される。
【0056】また、第2のコレクタ層27は、元々、不
純物濃度は小さいので、イオン注入以前から空乏化状態
を維持している。したがって、マスク31に覆われた真
性コレクタ領域全体としては、ベース層28側に第2の
コレクタ層27からなる空乏層33と第1のコレクタ層
26からなる非空乏層32とが形成されることになる。
【0057】したがって、第2のコレクタ層27の厚み
を調整することによって、真性コレクタ領域の空乏層3
3の厚みを任意に設定できる。空乏層33の厚みを真性
コレクタ領域の全幅の1/2以下で、かつ1/3以上に
薄く設定しているので、トランジスタの耐電圧等の基本
動作特性に悪影響を与える事なく、コレクタ走行時間τ
cを短縮できる。
【0058】なお、上記条件におけるイオン注入におい
ては、ベース層28のシート抵抗、ベース層28とベー
ス電極との間の接触抵抗はほとんど増加しない。
【0059】したがって、前述したように、外部ベース
・コレクタ間容量CBC及びコレクタ走行時間τCを短縮
でき、HBTの動作速度を向上できる。
【0060】さらに、この第2実施形態の製造方法によ
れば、イオン注入を実施するためのフォトレジストによ
るマスク31は、エミッタコンタクト層30及びエミッ
タ層29の上面を、この上面より広く覆う(図2の実施
形態ではメサ型の側面までも覆う)ので、図5(b)に
示すように、メサ境界の外側の周辺部にイオン注入が実
行されないので、真性コレクタ部におけるイオン注入に
起因する空乏層の広がりが抑制されるので、コレクタ走
行時間τCを短縮でき、動作の高速化を図ることができ
る。
【0061】なお、図5(a)は、マスク31をエミッ
タコンタクト層30及びエミッタ層29の上面のみを覆
う場合における第1コレクタ層27の状態を示す。イオ
ン注入に起因する空乏層の広がりが真性コレクタ部内に
及ぶので、コレクタ走行時間τCを短縮できなく、動作
の高速化を図ることが困難である。
【0062】(第3実施形態)図3は、本発明の第3実
施形態に係わるヘテロ構想バイポーラトランジスタの製
造方法を説明するための一つの製造工程を示す図であ
る。図2に示す第2実施形態の製造方法と同一部分には
同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
【0063】この第3実施形態の製造方法においては、
コレクタコンタクト層、第1のコレクタ層、エミッタ層
にInPを採用し、ベース層にInGaAsを採用する
ともに、第2コレクタ層を3つの層で構成している。
【0064】半絶縁性InP基板35上に、高濃度のn
型不純物を含むInPからなるコレクタコンタクト層3
6を形成する。
【0065】このコレクタコンタクト層36の上側に、
InPからなる厚さ300nmの第1のコレクタ層37
を形成する。この第1のコレクタ層37に対して、濃度
1×1017cm-3のn型の不純物をドーピングする。な
お、このドープするn型の不純物の濃度は、先に説明し
た第2実施形態の製造方法と同様に、このHBTを動作
させるバイアス条件では空乏化せず後述するイオン注入
により空乏化する濃度である。
【0066】この第1のコレクタ層37の上側に、3層
構造からなる第2のコレクタ層38a、38b、38c
を形成する。最下層の第2のコレクタ層38aは厚さ8
0nmのInPで形成され、中間層の第2のコレクタ層
38bは厚さ20nmのInGaAsPで形成され、最
上層の第2のコレクタ層38cは厚さ100nmのIn
GaAsで形成されている。なお、InGaAsPにお
ける組成比は、バンドギャップエネルギが1.05mV
になるように設定されている。
【0067】なお、この3層構造からなる第2のコレク
タ層38a、38b、38cに対して意図的に不純物は
ドープしないが、Solid-State Electronics 38巻 19
95年1708頁に記載されているようにヘテロ接合の近傍に
おいてP型及n型の不純物をドーピングした薄層を挿入
して、伝導体不連続の影響を低減することも可能であ
る。
【0068】ただし、P型及びn型の不純物のドーピン
グ濃度は、第2のコレクタ層38a、38b、38c
が、全ての厚さに亘って、空乏化する条件を満たす必要
がある。
【0069】この3層構造からなる第2のコレクタ層3
8a、38b、38cの上側に、InGaAsからなる
ベース層39を形成する。このベース層39に対して高
濃度のp型の不純物をドーピングする。
【0070】ベース層39の上側に、InPからなるエ
ミッタ層40を生成する。このエミッタ層40に対して
n型不純物をドーピングする。エミッタ層40の上側
に、高濃度のn型不純物を含むInGaAsからなるエ
ミッタコンタクト層41を形成する。
【0071】次に、図3に示すように、エミッタコンタ
クト層41及びエミッタ層40をエッチングによりメサ
型に形成する。
【0072】その後、エミッタコンタクト層41及びエ
ミッタ層40の上面を、この上面より広く覆う(図3の
実施形態ではメサ型の側面までも覆う)フォトレジスト
によるマスク31を取付け、図中矢印で示すように、エ
ミッタ層29側から、酸素のイオン注入を実施する。こ
の酸素のイオン注入の条件は、加速エネルギが180k
eVであり、ドーズ量は3×1011cm-2である。そし
て、イオン注入後480℃で5分間アニーリングを実施
する。そして、マスク31を溶剤で洗い流す。
【0073】その後、図1に示すように、ベース層3
9、第2のコレクタ層38a、38b、38c及び第1
のコレクタ層37のベース・コレクタ接合を残すように
エッチングして、コレクタコンタクト層36を露出させ
る。
【0074】そして、図1に示すように、コレクタコン
タクト層36上面にコレクタ電極を取付け、ベース層3
9上面にベース電極を取付け、さらに、エミッタコンタ
クト層41の上面にエミッタ電極を取付ける。
【0075】次に、このような第3実施形態のヘテロ構
造バイポーラトランジスタの製造方法の特徴を説明す
る。
【0076】前述した酸素のイオン注入とアニールによ
って、マスク31に覆われていない外部コレクタ領域の
InPからなる第1のコレクタ層37は活性化したキャ
リアの濃度が5×1015cm-3以下に低下し、HBTを
動作させるバイアス条件においては、ベース・コレクタ
間の電圧が零の状態においても、ほぼ全域に亘って空乏
化する。その結果、外部ベース・コレクタ間容量CBC
低減する。
【0077】この第1コレクタ層37のマスク31に覆
われた真性領域には空乏化されない非空乏層32が形成
される。
【0078】また、3層構造からなる第2のコレクタ層
38a、38b、38cは、元々、不純物濃度は小さい
ので、イオン注入以前から空乏化状態を維持している。
マスク31に覆われた真性コレクタ領域全体としては、
ベース層39側に第2のコレクタ層38a、38b、3
8cからなる空乏層33と第1のコレクタ層37からな
る非空乏層32とが形成されることになる。
【0079】したがって、図2に示す第2実施形態の製
造方法と同様に、外部ベース・コレクタ間容量CBC及び
コレクタ走行時間τCを短縮でき、HBTの動作速度を
向上できる。
【0080】さらに、この第3実施形態の製造方法にお
いては、第1のコレクタ層37をInPを採用する条件
として、第2のコレクタ層を、それぞれInP、InG
aAsP、InGaAsからなる3層構造としている。
【0081】このように、第2のコレクタ層を3層構造
とることによって、単一層(1層)構造の特性43に比
較して、ベース層39からコレクタ層へ移動する電子の
流れがより円滑になる。
【0082】なお、第1のコレクタ層37の材料と第2
のコレクタ層38a、38b、38cの材料とを共通の
InGaAsとした場合、コレクタ電圧が小さいという
問題を抱えるのみならず、外部コレクタ領域に対するイ
オン注入によって、ベース層のシート抵抗の増大等の及
ぼさずに、第1のコレクタ層37を空乏化できない。
【0083】したがって、上述したように、第2のコレ
クタ層をそれぞれInP、InGaAsP、InGaA
sからなる3層構造とし、第1のコレクタ層37にIn
Pを採用することによって、InGaAs系HBTで
も、図1に示す構造を採用することが始めて可能となっ
た。
【0084】その結果、たとえInP材料を採用したH
BTであったとしても、ベース・コレクタ間の逆耐圧は
ほとんど変化しないので、図2で示した第2実施形態の
製造方法で製造されたHBTと同様に、トランジスタの
耐電圧等の基本動作特性に悪影響を与える事なく、コレ
クタ走行時間τCを短縮できる。したがって、HBTの
動作速度を上昇させることが可能である。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヘテロ構
造バイポーラトランジスタ及びその製造方法において
は、製造時にコレクタ層を2層に形成することによっ
て、真性コレクタ領域におけるベース層近傍にのみ有効
な最適厚み比を有する空乏層を形成でき、ヘテロ構造バ
イポーラトランジスタとしての動作特性を大幅に高速化
できる。
【0086】さらに、製造時にコレクタ層を2層に形成
するとともに、第2コレクタ層を3層構成とすることに
より、たとえInP材料を採用したとしても、トランジ
スタの耐電圧等の基本動作特性に悪影響を与える事な
く、コレクタ走行時間τCを短縮でき、動作速度を上昇
させることが可能なヘテロ構造バイポーラトランジスタ
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わるヘテロ構造バイ
ポーラトランジスタの概略構成を示す断面模式図
【図2】本発明の第2実施形態に係わるヘテロ構造バイ
ポーラトランジスタの製造方法における一つの製造工程
を示す図
【図3】本発明の第3実施形態に係わるヘテロ構造バイ
ポーラトランジスタの製造方法における一つの製造工程
を示す図
【図4】本発明の第2実施形態に係わるヘテロ構造バイ
ポーラトランジスタの製造方法におけるマスク形状の効
果を説明するための図
【図5】従来のヘテロ構造バイポーラトランジスタの概
略構成を示す断面模式図
【図6】同じく従来のヘテロ構造バイポーラトランジス
タの概略構成を示す断面模式図
【符号の説明】
12、24、35…半絶縁性基板 13、25、36…コレクタコンタクト層 14、26、37…第1のコレクタ層 27、38a、38b、38c…第2のコレクタ層 15、28、39…ベース層 16、29、40…エミッタ層 17、30、41…エミッタコンタクト層 18…コレクタ電極 19…ベース電極 20…エミッタ電極 21a、33…空乏層 21b、32…非空乏層 31…マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 好章 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 大久保 幸夫 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 小路 孝志 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 Fターム(参考) 5F003 AP05 BA91 BA92 BC00 BC01 BC02 BC05 BC08 BC90 BE90 BF06 BG03 BM02 BM03 BP21 BP23 BP32 BP41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半絶縁体基板上に、コレクタコンタクト
    層と、コレクタ層と、ベース層と、このベース層と異な
    る半導体でメサ型に形成されたエミッタ層と、エミッタ
    コンタクト層とを成形したヘテロ構造バイポーラトラン
    ジスタにおいて、 前記コレクタ層は、前記メサ型のエミッタ層に対向する
    真性コレクタ領域とこの真性コレクタ領域の外側に位置
    する外部コレクタ領域とで形成され、 前記真性コレクタ領域内のベース層近傍位置及び前記外
    部コレクタ領域にそれぞれ空乏層が形成され、 前記外部コレクタ領域に形成された空乏層の厚さが前記
    真性コレクタ領域内に形成された空乏層の厚さの2倍以
    上3倍以下に設定されていることを特徴とするヘテロ構
    造バイポーラトランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記コレクタ層は、前記コレクタコンタ
    クト層に接する第1のコレクタ層と前記ベース層に接す
    る第2のコレクタ層とで構成されるとともに、前記第
    1、第2のコレクタ層はGaAsで形成され、 前記ベース層はGaAsで形成され、 前記エミッタ層はInGaPで形成されたことを特徴と
    する請求項1記載のヘテロ構造バイポーラトランジス
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第1のコレクタ層はInPで形成さ
    れ、 前記第2のコレクタ層は、前記第1のコレクタ層側から
    InP、InGaAsP、InGaAsとの3つの層、又は、
    InP、InGaAsの2つの層で形成され、 前記ベース層はInGaAsで形成され、前記エミッタ層
    はInPで形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    ヘテロ構造バイポーラトランジスタ。
  4. 【請求項4】 半絶縁体基板上に、第1の導電型の不純
    物を高濃度にドープしたコレクタコンタクト層と、前記
    第1の導電型の不純物をドープしたコレクタ層と、第2
    の導電型の不純物を高濃度にドープしたベース層と、こ
    のベース層と異なる半導体で形成され前記第1の導電型
    の不純物をドープしたエミッタ層と、前記第1の導電型
    の不純物を高濃度にドープしたエミッタコンタクト層と
    を順次成形し、 前記エミッタ層をメサ型に形成し、 前記メサ型のエミッタ層に対向する真性コレクタ領域の
    外側に位置する外部コレクタ領域に対してエミッタ層側
    からイオン注入を行うヘテロ構造バイポーラトランジス
    タの製造方法において、 前記コレクタ層を、前記コレクタコンタクト層に接する
    第1のコレクタ層と前記ベース層に接し前記コレクタ層
    の厚みの1/2以下で1/3以上の厚みを有する第2の
    コレクタ層とで構成し、 前記第1のコレクタ層に対してドープする第1の導電型
    の不純物の濃度は、トランジスタを動作させるバイアス
    条件では空乏化せず前記イオン注入により空乏化する濃
    度であり、 前記第2のコレクタ層は、不純物に対してノンドープ又
    は低不純物濃度であり、 前記外部コレクタ領域に対するイオン注入の条件は、第
    1のコレクタ層の不純物の活性化率を低減させて、ベー
    ス・コレクタ間の電圧が零の場合において空乏化する条
    件であることを特徴とするヘテロ構造バイポーラトラン
    ジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のコレクタ層に対してドープす
    る第1の導電型の不純物の濃度は5×1016cm-3以上
    で1.5×1017cm-3以下であり、 前記第2のコレクタ層の不純物濃度は、2×1016cm
    -3以下であることを特徴とする請求項4記載のヘテロ構
    造バイポーラトランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記外部コレクタ領域に対してエミッタ
    層側からイオン注入を行う際のマスクは、メサ型のエミ
    ッタ層より広く形成したことを特徴とする請求項4記載
    のヘテロ構造バイポーラトランジスタの製造方法。
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