JP2002217047A - 静止誘導電器 - Google Patents

静止誘導電器

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JP2002217047A JP2001014721A JP2001014721A JP2002217047A JP 2002217047 A JP2002217047 A JP 2002217047A JP 2001014721 A JP2001014721 A JP 2001014721A JP 2001014721 A JP2001014721 A JP 2001014721A JP 2002217047 A JP2002217047 A JP 2002217047A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フレ−ムが従来より小さくても済む静止誘導電
器を提供する。 【解決手段】互いに嵌合する凸部7と凹部8が、支持ス
ペ−サ5と締付けリング4とが接する位置、および支持
スペ−サとフレ−ムとが接する位置に形成され、凸部7
と凹部8との少なくとも一方には、巻線3の周方向へ行
くに従って巻線3の軸方向へ変化する傾斜面9あるいは
円弧面が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄心を締め付け
るためのフレ−ムが支持スペ−サと締付けリングとを介
して巻線を軸方向に締め付けてなる静止誘導電器に関
し、特に、フレ−ムが従来より小さくても済む静止誘導
電器に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の静止誘導電器の要部構成
を示し、(A)は断面図、(B)は図5の(A)のA矢
視図である。図5の(A)において、鉄心の上部ヨーク
2Aが紙面に垂直に構成され、主脚2Bが上部ヨーク2
Aに接合されている。上部ヨーク2Aが、フレ−ム1
と、上部ヨーク2Aの右側にある図示されていないもう
一つのフレ−ムとでもって挟持されている。また、巻線
3が、フレ−ム1と、図示されていない下部のもう一つ
のフレ−ムとでもって挟持されている。巻線3とフレ−
ム1との間には、支持スペ−サ5,6と、締付けリング
4とが介装されている。主脚2Bには、締付けリング4
が周回するとともに、巻線3が巻回されている。図5の
(B)において、支持スペ−サ5,6は複数個よりな
り、締付けリング4と巻線3との間、および締付けリン
グ4とフレ−ム1との間の絶縁距離を保っている。巻線
3は、フレ−ム1でもって上下の軸方向に常時締け付け
られ、支持スペ−サ6の上下寸法を調整することによっ
て、巻線3の締け付け圧力が所定の値になるように設定
されている。なお、締付けリング4は、巻線3にかかる
締け付け圧力が周方向に渡って均一になるようにするた
めのものである。
【0003】電気系統が短絡すると、その系統に接続さ
れている静止誘導電器の巻線3に大電流が流れ電磁機械
力が発生する。この電磁機械力には、巻線3の半径方向
に働く力と巻線3の周方向に働く力とがある。前者の半
径方向に働く力に対しては、巻線3の銅材自体でもって
耐えるように構成されるが、巻線3の周方向に働く力に
対しては、巻線3自体が回転しないように、フレ−ム1
を固定点として巻線3に所定の圧力が加えられる。それ
によって、支持スペ−サ5と巻線3および締付けリング
4との間の摩擦力、並びに、支持スペ−サ6と締付けリ
ング4およびフレ−ム1の間の摩擦力を発生させ巻線3
の回転が抑えられている。
【0004】なお、巻線3の周方向に働く力は、以下の
ようにして発生する。図6は、円板巻線の周方向に働く
力を説明するための図であり、(A)は円板巻線の要部
構成を示す平面図、(B)は円板巻線の要部構成を示す
断面斜視図である。図6の(A)において、円板巻線3
Aに電流Iが流れている場合、その電流Iは、半径方向
の電流成分IA と周方向の電流成分IB とからなる。電
流Iに半径方向の電流成分IA が存在する理由は、円板
巻線3Aの導体が半径方向に重なるようにして巻回され
るので、電流Iが周方向にだけには厳密には向かないこ
とによる。図6の(B)において、円板巻線3Aの軸方
向に発生する磁束φと半径方向の電流成分IA とでもっ
て、ローレンツの力Fが周方向に働く。この力Fが円板
巻線3Aを周方向に回転させようとする。
【0005】また、図7は、円筒巻線の周方向に働く力
を説明するための図であり、(A)は円筒巻線の要部構
成を示す側面図、(B)は円筒巻線の要部構成を示す断
面斜視図である。図7の(A)において、円筒巻線3B
に電流Iが流れている場合、その電流Iは、周方向の電
流成分IC と軸方向の電流成分ID とからなる。電流I
に軸方向の電流成分ID が存在する理由は、円筒巻線3
Bの導体が軸方向に重なるようにして巻回されるので、
電流Iが周方向にだけには厳密には向かないことによ
る。図7の(B)において、円筒巻線3Bの半径方向に
発生する磁束φと軸方向の電流成分ID とでもって、ロ
ーレンツの力Fが周方向に働く。この力Fが円筒巻線3
Bを周方向に回転させようとする。
【0006】巻線の周方向に力が働く理由は上記による
ので、短絡事故時に巻線に回転力が発生するのは、円板
巻線や円筒巻線だけには限らず一般的にどんな巻線の場
合でも可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の静止誘導電器は、フレ−ムを機械的に丈
夫にしなければならないという問題があった。すなわ
ち、前述されたように、巻線が回転しないように所定の
締け付け圧力を巻線に加える必要があるので、従来の静
止誘導電器のフレ−ムは機械的に丈夫にしておく必要が
ある。そのために、フレ−ムが大きくなり、コスト高と
なっていた。
【0008】この発明の目的は、フレ−ムが従来より小
さくても済む静止誘導電器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、鉄心を締め付けるためのフレ−
ムが支持スペ−サと締付けリングとを介して巻線を軸方
向に締め付けてなる静止誘導電器において、互いに嵌合
する凸部と凹部が、前記支持スペ−サと前記締付けリン
グとが接する位置、および前記支持スペ−サと前記フレ
−ムとが接する位置に形成され、前記凸部と前記凹部と
の少なくとも一方には、前記巻線の周方向へ行くに従っ
て前記巻線の軸方向へ変化する傾斜面あるいは円弧面が
形成されてなるようにするとよい。それによって、凸部
と凹部が嵌合しているので、巻線に回転力がかかっても
支持スペ−サが締付けリングやフレ−ムに対して巻線の
周方向にずれることがなくなる。また、前記凸部と前記
凹部との少なくとも一方には傾斜面あるいは円弧面があ
るので、巻線に回転力がかかった場合、その傾斜面ある
いは円弧面が巻線と支持スペ−サとを押圧するので巻線
が支持スペ−サに対して周方向にずれ難くなくなる。そ
のために、フレ−ムによって巻線に従来ほど高い締け付
け圧力を加えなくても巻線が回転することがなくなり、
フレ−ムを従来より小さくすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる静止誘
導電器の要部構成を示し、(A)は断面図、(B)は図
1の(A)のB矢視図である。図1の(A)において、
支持スペ−サ5の上部と締付けリング4の下部とが接す
る位置に互いに嵌合する凸部と凹部が形成されている。
また、支持スペ−サ6の下部と締付けリング4の上部と
が接する位置に互いに嵌合する凸部と凹部が形成される
とともに、支持スペ−サ6の上部とフレ−ム1の下部と
が接する位置にも互いに嵌合する凸部と凹部が形成され
ている。図1の(B)において、支持スペ−サ5の上部
に形成された凹部が締付けリング4の下部に形成された
凸部7に嵌合し、支持スペ−サ6の上部および下部に形
成された凹部が、締付けリング4の上部およびフレ−ム
1の下部に形成された凸部7にそれぞれ嵌合している。
図1のその他は、図5の従来の構成と同じであり、従来
と同じ部分は同一参照符号を付けることによって詳細な
説明は省略する。
【0011】図2は、図1の(A)のX−X断面図であ
る。締付けリング4の下部に傾斜面9を持った凸部7が
形成され、支持スペ−サ5の上部にも傾斜面9を持った
凹部8が形成されている。巻線3の表面は図示されてい
ない絶縁紙で覆われ比較的柔らかいので、巻線3と支持
スペ−サ5との間の摩擦力は大きい。したがって、短絡
事故時に巻線3が周方向に回転し図2の巻線3が左方向
に移動しようすると、支持スペ−サ5も左方向に移動す
る。支持スペ−サ5と締付けリング4は、高密度プレス
ボードなど一般的には硬い材料が用いられている。その
ために、支持スペ−サ5と締付けリング4との間の摩擦
力はそれ程大きくはならず、支持スペ−サ5と締付けリ
ング4との界面は比較的左右にずれ易い。短絡事故時に
巻線3とともに支持スペ−サ5が右方にずれて点線の位
置5Aに来ると、支持スペ−サ5の傾斜面9が締付けリ
ング4の傾斜面9と当接する。締付けリング4は、後述
されるように上部のフレ−ムでもって固定されているの
で、支持スペ−サ5が下方へ押される。それによって、
巻線3が締め付けられ、巻線3と支持スペ−サ5との摩
擦力が増大する。すなわち、互いに嵌合する凸部7と凹
部8との存在でもって締付けリング4と支持スペ−サ5
とがずれなくなるので、フレ−ムでもってあまり大きな
圧力を加える必要がなくなる。しかも、短絡事故時に巻
線3に大きい締め付け圧力が加わるようになるので、巻
線3と支持スペ−サ5との摩擦力が増大し、巻線3が支
持スペ−サ5に対してさらにずれ難くなる。そのため
に、フレ−ム1によって、巻線3に従来ほど高い締け付
け圧力を加えなくても巻線3が回転することがなくな
り、フレ−ム1を従来より小さくすることができる。そ
れによって、フレ−ムの低コスト化による経済的メリッ
トが生ずるようになる。
【0012】図3は、この発明の異なる実施例にかかる
静止誘導電器の要部構成を示す断面図であり、図2に対
応する位置の構成である。図2の構成と異なるのは、支
持スペ−サ5の上部に傾斜面9のある凸部7が設けら
れ、締付けリング4の下部に傾斜面9のある凹部8が設
けられている点である。それによって、短絡事故時に巻
線3とともに支持スペ−サ5が右方にずれて点線の位置
5Aに来ると、支持スペ−サ5の傾斜面9が締付けリン
グ4の傾斜面9と当接する。締付けリング4は、上部の
フレ−ムでもって固定されているので、支持スペ−サ5
が下方へ押される。すなわち、この場合も、短絡事故時
に巻線3に大きい締め付け圧力が加わるようになり、巻
線3に従来ほど大きい締め付け圧力を加える必要がなく
なる。したがって、フレ−ムを従来より小さくすること
ができ低コスト化による経済的メリットが生ずるように
なる。
【0013】なお、図2および図3における凸部7と凹
部8とは、図1の(B)に示すように、支持スペ−サ6
の下部と締付けリング4の上部とが接する位置、およ
び、支持スペ−サ6の上部とフレ−ム1の下部とが接す
る位置にも設けられている。それによって、締付けリン
グ4と支持スペ−サ6とフレ−ム1は、巻線3が回転し
ようとしても凸部7と凹部8とでもって互いにずれるこ
とがなくなる。しかも、全体的には、フレ−ム1が固定
されているので、巻線3の回転が抑えられる。図2およ
び図3における凸部7と凹部8は、必ずしも傾斜面9が
なくても巻線3の回転を抑えることができる。すなわ
ち、凸部7と凹部8とは互いに嵌合し合っていれば、ど
んな形であってもよい。また、それによって、静止誘導
電器の輸送時の振動でもって巻線3がずれることも抑え
ることができる。これに加えて、凸部7と凹部8とのい
ずれか一方に傾斜面9を設けておくことにより、短絡事
故時にだけ巻線3が強く締め付けられるようにすること
ができる。
【0014】図4は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる静止誘導電器の要部構成を示す断面図であり、
(A)ないし(H)は互いに異なる構成を示し、いずれ
も図2に対応する位置の凸部と凹部との構成である。図
4の(A)は、支持スペ−サ5の上部に傾斜面9のある
凹部8が設けられ、締付けリング4の下部に方形状の凸
部10が設けられている。図4の(A)のその他は、図
2の構成と同じである。それによって、短絡事故時に巻
線とともに支持スペ−サ5が右方にずれて点線の位置5
Aに来ると、支持スペ−サ5の傾斜面9が締付けリング
4の凸部10と当接し、支持スペ−サ5が下方へ押され
る。それによって、フレ−ムを従来より小さくすること
ができ経済的メリットが生ずるようになる。
【0015】図4の(B)は、支持スペ−サ5の上部に
方形状の凹部15が設けられ、締付けリング4の下部に
傾斜面9のある凸部7が設けられている。それによっ
て、短絡事故時に巻線とともに支持スペ−サ5が右方に
ずれて点線の位置5Aに来ると、支持スペ−サ5の凹部
15が締付けリング4の凸部7の傾斜面9と当接し、支
持スペ−サ5が下方へ押される。それによって、フレ−
ムを従来より小さくすることができ経済的メリットが生
ずるようになる。
【0016】図4の(C)は、支持スペ−サ5の上部に
円弧面12のある凹部11が設けられ、締付けリング4
の下部に方形状の凸部10が設けられている。それによ
って、短絡事故時に巻線とともに支持スペ−サ5が右方
にずれて点線の位置5Aに来ると、支持スペ−サ5の円
弧面12が締付けリング4の凸部10と当接し、支持ス
ペ−サ5が下方へ押される。それによって、フレ−ムを
従来より小さくすることができ経済的メリットが生ずる
ようになる。
【0017】図4の(D)は、支持スペ−サ5の上部に
方形状の凹部15が設けられ、締付けリング4の下部に
円弧面12のある凸部13が設けられている。それによ
って、短絡事故時に巻線とともに支持スペ−サ5が右方
にずれて点線の位置5Aに来ると、支持スペ−サ5の凹
部15が締付けリング4の凸部10の円弧面12と当接
し、支持スペ−サ5が下方へ押される。それによって、
フレ−ムを従来より小さくすることができ経済的メリッ
トが生ずるようになる。
【0018】図4の(E)は、支持スペ−サ5の上部に
円弧面12のある凹部11が設けられ、締付けリング4
の下部に円弧面12のある凸部13が設けられている。
それによって、短絡事故時に巻線とともに支持スペ−サ
5が右方にずれて点線の位置5Aに来ると、支持スペ−
サ5の円弧面12が締付けリング4の凸部13の円弧面
12と当接し、支持スペ−サ5が下方へ押される。それ
によって、フレ−ムを従来より小さくすることができ経
済的メリットが生ずるようになる。
【0019】図4の(F)は、支持スペ−サ5の上部に
傾斜面9と平坦面17のある凹部14が設けられ、締付
けリング4の下部に傾斜面9と平坦面17のある凸部1
6が設けられている。それによって、短絡事故時に巻線
とともに支持スペ−サ5が右方にずれて点線の位置5A
に来ると、支持スペ−サ5の凹部14の傾斜面9が締付
けリング4の凸部16の傾斜面9と当接し、支持スペ−
サ5が下方へ押される。それによって、フレ−ムを従来
より小さくすることができ経済的メリットが生ずるよう
になる。
【0020】図4の(G)は、支持スペ−サ5の上部に
傾斜面9と平坦面17のある凹部14が設けられ、締付
けリング4の下部に方形状の凸部10が設けられてい
る。それによって、短絡事故時に巻線とともに支持スペ
−サ5が右方にずれて点線の位置5Aに来ると、支持ス
ペ−サ5の傾斜面9が締付けリング4の凸部10と当接
し、支持スペ−サ5が下方へ押される。それによって、
フレ−ムを従来より小さくすることができ経済的メリッ
トが生ずるようになる。
【0021】図4の(H)は、支持スペ−サ5の上部に
傾斜面9と平坦面17のある凹部14が設けられ、締付
けリング4の下部に円弧面12のある凸部13が設けら
れている。それによって、短絡事故時に巻線とともに支
持スペ−サ5が右方にずれて点線の位置5Aに来ると、
支持スペ−サ5の凹部14の傾斜面9が締付けリング4
の円弧面12と当接し、支持スペ−サ5が下方へ押され
る。それによって、フレ−ムを従来より小さくすること
ができ経済的メリットが生ずるようになる。
【0022】なお、この発明にかかる図4の実施例の構
成は、図の構成だけに限定されるものではなく、(A)
ないし(H)の各構成において、支持スペ−サ5の上部
に凸部が形成されるとともに、締付けリング4の下部に
凹部が形成されるようにしてもよい。また、図4の
(A)ないし(H)の構成における凸部と凹部とは、図
1の(B)における支持スペ−サ6に適用してもよい。
すなわち、互いに嵌合する凸部と凹部とは、支持スペ−
サ6が締付けリング4やフレ−ム1と接する位置に設け
られてあってもよく、また、凸部が支持スペ−サ6側に
設けられてあってもよい。
【0023】
【発明の効果】この発明は前述のように、互いに嵌合す
る凸部と凹部が、支持スペ−サと締付けリングとが接す
る位置、および支持スペ−サとフレ−ムとが接する位置
に形成され、凸部と凹部との少なくとも一方には、巻線
の周方向へ行くに従って巻線の軸方向へ変化する傾斜面
あるいは円弧面が形成されてなるようにすることによっ
て、フレ−ムを従来より小さくすることができるように
なり、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる静止誘導電器の要部
構成を示し、(A)は断面図、(B)は図1の(A)の
B矢視図
【図2】図1の(A)のX−X断面図
【図3】この発明の異なる実施例にかかる静止誘導電器
の要部構成を示す断面図
【図4】この発明のさらに異なる実施例にかかる静止誘
導電器の要部構成を示す断面図であり、(A)ないし
(H)は互いに異なる構成の図
【図5】従来の静止誘導電器の要部構成を示し、(A)
は断面図、(B)は図5の(A)のA矢視図
【図6】円板巻線の周方向に働く力を説明するための図
であり、(A)は円板巻線の要部構成を示す平面図、
(B)は円板巻線の要部構成を示す断面斜視図
【図7】円筒巻線の周方向に働く力を説明するための図
であり、(A)は円筒巻線の要部構成を示す側面図、
(B)は円筒巻線の要部構成を示す断面斜視図
【符号の説明】
1:フレ−ム、3,3A,3B:巻線、4:締付けリン
グ、5,6:支持スペ−サ、7,10,13,16:凸
部、8,11,14,15:凹部、9:傾斜面、12:
円弧面、17:平坦面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心を締め付けるためのフレ−ムが支持ス
    ペ−サと締付けリングとを介して巻線を軸方向に締め付
    けてなる静止誘導電器において、互いに嵌合する凸部と
    凹部が、前記支持スペ−サと前記締付けリングとが接す
    る位置、および前記支持スペ−サと前記フレ−ムとが接
    する位置に形成され、前記凸部と前記凹部との少なくと
    も一方には、前記巻線の周方向へ行くに従って前記巻線
    の軸方向へ変化する傾斜面あるいは円弧面が形成されて
    なることを特徴とする静止誘導電器。
JP2001014721A 2001-01-23 2001-01-23 静止誘導電器 Expired - Lifetime JP4524926B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57190308A (en) * 1981-05-19 1982-11-22 Toshiba Corp Mounting method for winding of stationary induction equipment
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