JP2002216958A - 貼合装置及び貼合方法 - Google Patents

貼合装置及び貼合方法

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JP2002216958A
JP2002216958A JP2001015250A JP2001015250A JP2002216958A JP 2002216958 A JP2002216958 A JP 2002216958A JP 2001015250 A JP2001015250 A JP 2001015250A JP 2001015250 A JP2001015250 A JP 2001015250A JP 2002216958 A JP2002216958 A JP 2002216958A
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敏昌 酒寄
Kenichi Horie
賢一 堀江
Koji Sugio
孝司 椙尾
Taketo Miura
武人 三浦
Yuichi Iwase
祐一 岩瀬
Yasunori Kijima
靖典 鬼島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の貼合面を有する第1及び第2の部材の
間に気泡を残さずに当該各部材を貼合する。 【解決手段】 樹脂材料Mを素子基板Lの貼合面L1に
塗布する塗布手段12と、樹脂材料Mが塗布された素子
基板Lに封止ガラスUを貼合する貼合手段13とを備え
て貼合装置10が構成されている。塗布手段12は、素
子基板Lと封止ガラスUとの間に空気逃げ通路28を形
成するように、樹脂材料Mを貼合面L1の複数箇所に部
分的に塗布可能に設けられている。貼合手段13は、素
子基板Lと封止ガラスUとの間に空気逃げ通路28に沿
う貼合力を付与したときに、空気逃げ通路28から外部
に向かって空気を追い出すとともに、部分的に塗布され
た樹脂材料Mが連なるように薄膜層を形成した状態で封
止ガラスUを貼合可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貼合装置及び貼合方
法に係り、更に詳しくは、所定の貼合面を有する第1及
び第2の部材を貼合したときに、当該各部材の間に気泡
が残存することを防止する貼合装置及び貼合方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種電極及び有機EL(エレ
クトロルミネンス)材料等からなる有機EL発光部を含
んで構成された有機EL素子が知られている。この有機
EL素子としては、例えば、特開平5−182759号
公報に提案されているように、有機EL発光部を保護し
つつ全体の薄型化を達成するために、前記有機EL発光
部をガラス基板に積層することによって形成された素子
基板に光硬化性樹脂を介して封止ガラスを貼合した構成
のものがある。この場合における封止ガラスの貼合は、
一般的に、素子基板の貼合面全体或いは一箇所に一様の
厚みで光硬化性樹脂を塗布し、その上から略水平状に保
持された封止ガラスを載せて押し付けることによって行
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記有
機EL素子における封止ガラスの貼合は、封止ガラスが
光硬化性樹脂に初めて接触する際に、それらが面接触す
る状態となるため、当該光硬化性樹脂と封止ガラスとの
間に空気が混入し易くなる。その際に混入した空気は、
封止ガラスを素子基板側に押し付けても外部に逃げにく
く、内部に気泡が残った状態の不良品が形成され易くな
ってしまうという不都合がある。特に、近時において
は、有機EL素子の大型化が要請されているところであ
るが、このような大型化した有機EL素子に対しては、
光硬化性樹脂と封止ガラスとの間に空気がより混入し易
くなり、前記不都合が一層顕出化することとなる。ま
た、有機EL素子として、有機EL発光部から前記ガラ
ス基板の反対側に向かって発光可能に設けられたタイプ
のものが知られている。この場合には、封止ガラスの表
面側に有機EL発光部からの発光による画像表示面が形
成されることになるが、前記気泡が存在すると、前記画
像表示面の画質が低下し、製品価値を著しく低下させる
という不都合もある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、所定の貼合面を有
する第1及び第2の部材の間に気泡を残さずに当該各部
材を貼合できる貼合装置及び貼合方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、所定の貼合面を有する第1及び第2の部
材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼合装置におい
て、前記第1及び第2の部材を貼合する際に、当該第1
及び第2の部材との間で所定方向に延出する空気逃げ通
路を形成するように、前記樹脂材料を前記第1及び第2
の部材の少なくとも何れか一方の貼合面の複数箇所に部
分的に塗布する塗布手段と、前記樹脂材料が塗布された
後で前記第1及び第2の部材を貼合する貼合手段とを備
え前記貼合手段は、前記空気逃げ通路の延出方向に沿っ
て前記第1及び第2の部材に貼合力を付与したときに、
前記空気逃げ通路から外部に向かって空気を追い出すと
ともに、前記部分的に塗布された樹脂材料が連なるよう
に薄膜層を形成した状態で前記第1及び第2の部材を貼
合する、という構成を採っている。このような構成によ
れば、第1及び第2の部材の貼合の際に、空気逃げ通路
を用いて内部に残存する空気を外部に逃がすことがで
き、第1及び第2の部材の間に気泡を残存させずにそれ
らを貼合することが可能となる。ここにおいて、前記第
1の部材は、各種電極及び有機EL材料を含む有機EL
発光部が形成された素子基板である一方、前記第2の部
材は、前記樹脂材料を封止する保護板であり、前記塗布
手段は、前記樹脂材料を前記素子基板の貼合面に塗布可
能に設ける、という構成を例示することができる。
【0006】また、本発明は、所定の貼合面を有する第
1及び第2の部材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼
合方法であって、前記第1及び第2の部材の少なくとも
一方の貼合面に所定方向に延びる空気逃げ通路を形成す
るように、前記樹脂材料を複数箇所に部分的に塗布する
工程と、前記第1及び第2の部材の各貼合面を対向配置
させた状態で、前記各部材の間に前記空気逃げ通路の延
出方向に沿う貼合力を付与することで、前記空気逃げ通
路から外部に向かって空気を追い出すとともに、前記部
分的に塗布された樹脂材料が連なるように薄膜層を形成
し、前記第1及び第2の部材を貼合する工程とを備え
る、という手法をも採っており、このような手法によっ
ても、前記目的を達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における塗布手段は、所定
間隔でビード状に樹脂材料を塗布可能に設けられ、前記
空気逃げ通路が各ビードの間に形成される、という構成
が併せて採用されている。これによって、比較的簡単な
樹脂材料の塗布によって、貼合後における第1及び第2
の部材間への気泡の混入を防止することができる。
【0008】前記ビードは、その延出方向に略直交する
断面視で、前記第1及び第2の部材の少なくとも何れか
他方の貼合面との初期接触時に略点接触可能となるドー
ム状に保たれるようにするとよい。これにより、各貼合
面が接触した直後の初期接触時に、それらの接触面積を
小さくすることができ、第1及び第2の部材間に空気を
混入させにくくして前記気泡の残存を防止することがで
きる。また、前記貼合手段は、前記第1若しくは第2の
部材の何れか一方の部材の外面を押圧しながら移動する
押圧力付与手段を更に備え、前記押圧力付与手段は、前
記一方の部材を前記第1若しくは第2の部材の何れか他
方の部材に押し付けながら前記ビードの延出方向に沿っ
て移動する、という構成を採ることにより、第1及び第
2の部材間に残存する空気を確実に外部に追い出すこと
が可能となる。ここで、前記貼合手段は、前記一方の部
材の一端側を基端側としてその他端側となる自由端側を
撓ませながら前記一方の部材を保持可能な保持手段を含
み、前記押圧力付与手段の移動に伴って、前記一方の部
材が基端側から自由端側に向かって次第に前記他方の部
材に貼合される、という構成を採ることが好ましい。こ
れによって、空気の外部への追い出しを一層確実に行う
ことができる。しかも、前記保持手段は、前記一方の部
材の撓み角を変位させながら当該一方の部材を保持可能
に設けられ、前記押圧力付与手段の移動に伴って、前記
撓み角が次第に減少するように設定される、という構成
をも併せて採用することで、前述の効果を一層高めるこ
とができる。
【0009】なお、本発明に使用できる樹脂材料(光硬
化性樹脂)としては、光硬化性樹脂であれば特に限定さ
れない。例えば、ポリエステル(メタ)アクリレート、
ポリエーテル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)
アクリレート、ポリウレタン(メタ)アクリレート等の
各種(メタ)アクリレートを主成分とした光ラジカル重
合性樹脂や、エポキシやビニルエーテル等の樹脂を主成
分とした光カチオン重合性樹脂や、チオール・エン付加
型樹脂等が挙げられる。これら光硬化性樹脂の中でも、
硬化物の収縮率が低く、アウトガスも少なく、また長期
信頼性に優れるエポキシ樹脂系の光カチオン重合性樹脂
が好ましい。前記光硬化性樹脂の塗布時の性状として
は、塗布機のノズル径やノズルからの吐出量、被着面の
材質(表面張力)、光硬化性樹脂の種類などにより変化
するが、概ね3000〜30000cp程度の粘度を有
することが望ましい。また、光硬化性樹脂が硬化した後
の物性としては、素子基板として有機ELパネルや液晶
表示パネル想定した場合には、光(可視光域)の透明率
が高く無色透明であることが望ましい。具体的には厚み
50〜60μmの膜厚(光硬化性樹脂の硬化物として)
の場合には70%以上(好ましくは80%以上)の光透
過率が好適である。さらに、前記光硬化性樹脂の硬化物
は素子基板と保護板との間に充填され、相互に補強し合
うように形成されるため、各々の基板材料と充分に接着
する必要があるとともに外部応力による変形を吸収する
よう柔軟性(ゴム弾性)を有することが望ましい。具体
的にはショアーAで硬度計による硬度で30〜60であ
ることが望ましい。
【0010】また、本明細書において、「ビード」と
は、連続した線状に塗布された樹脂材料を意味する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0012】図1(A)には、本実施例に係る貼合装置
によって形成された有機EL(エレクトロルミネンス)
素子の概略分解斜視図が示され、同図(B)には、前記
有機EL素子の概略断面図が示されている。これらの図
において、有機EL素子Sは、各種電極、有機EL材料
等を含む有機EL発光部Eが形成された平面視略方形状
の発光体としての素子基板L(第1の部材)と、有機E
L発光部Eの上面側となる貼合面L1上に樹脂材料M
(光硬化性UV樹脂)を介して貼合されて有機EL発光
部Eを保護する無色透明の平面視略方形状をなす封止ガ
ラスU(第2の部材)とによって構成される。
【0013】前記素子基板Lは、図2に拡大して示され
るように、無色透明のガラス基板G上に有機EL発光部
Eを積層することによって形成される。有機EL発光部
Eは、特に限定されるものではないが、ガラス基板G側
から、不透明となる電極E1、有機EL材料等からなる
有機層E2、電極E3、金属或いは樹脂材料等によって
形成された保護層E4を順次積層することによって形成
される。このため、本実施例の有機EL素子Sは、有機
EL発光部Eからガラス基板Gの反対側となる封止ガラ
スU側に発光するようになっており、その光は、樹脂層
M及び封止ガラスUを透過して外部に表出することとな
る。従って、本実施例では、封止ガラスUの図2中上面
側が画像表示面となる。
【0014】前記有機EL素子Sは、図3に概略的に示
した貼合装置10を用い、素子基板Lの貼合面L1に樹
脂材料Mを介して封止ガラスUを貼合することにより形
成される。なお、以下において、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」、「正面」、「奥行」
等の位置或いは方向を示す用語は、特に明示しない限
り、図3を正面側から見た場合における位置或いは方向
を表すものとする。
【0015】前記貼合装置10は、素子基板L及び封止
ガラスUを載置する載置台11と、この載置台11の上
方に位置するとともに、前記樹脂材料Mを載置台11上
の素子基板Lの貼合面L1に部分的に塗布する塗布手段
12と、この塗布手段12によって樹脂材料Mが塗布さ
れた素子基板Lに封止ガラスUを貼合する貼合手段13
と、載置台11の下部スペースに設置されるとともに、
塗布手段12及び貼合手段13等の各種動作を制御する
制御盤14とを備えて構成されている。なお、図3中、
符号15は、ディスプレイ及び各種インジケータ等から
なる貼合装置10の操作表示部である。
【0016】前記載置台11は、その天面11Aの右側
領域に素子基板Lが設置される一方、同左側領域に封止
ガラスUが設置されるようになっている。これら素子基
板L及び封止ガラスUの設置領域の外側複数箇所には、
図示省略した操作摘みによって天面11Aから出没可能
な爪部11Bが設けられており、この爪部11Bの出没
によって、前記設置領域内の素子基板L及び封止ガラス
Uの面方向の移動が規制されるようになっている。
【0017】前記塗布手段12は、樹脂材料Mを吐出可
能なシリンジ装置16と、このシリンジ装置16を予め
設定された所定の軌跡に沿って移動させるシリンジ移動
手段17とを備えて構成されている。シリンジ装置16
は、図示しないタンクからの樹脂材料Mを加圧可能な構
造に設けられたシリンジ本体19と、このシリンジ本体
19の先端側に設けられるとともに、シリンジ本体19
内の樹脂材料Mをビード状に吐出可能なノズル20とを
含む。本実施例にあっては、シリンジ装置16は、図3
中紙面直交方向に三個設けられており、図4に示される
ように、シリンジ装置16の移動に伴って同時に三本の
ビードBを形成できるようになっている。樹脂材料M
は、図5に示されるように、封止ガラスUを貼合する前
におけるビードBの断面形状が略ドームの外形に沿う形
状に保たれるような粘度に設定される一方、ビードBに
部分的な液溜まりが生じないような粘度に設定されてい
る。ここで、前記ビードB上部の曲率は、その延出方向
に略直交する断面視で、封止ガラスUとの初期接触時に
略点接触することが可能に設けられている。
【0018】シリンジ移動手段17は、図3に示される
ように、所定の駆動装置によってシリンジ装置16を直
交三軸方向に移動可能に設けられた構造となっている。
すなわち、シリンジ移動手段17は、奥行側で左右方向
に延びるガイド22に沿って左右方向に移動可能なX軸
方向移動体24と、このX軸方向移動体24に固定され
るとともに、図2中紙面直交方向に延びるレール25
と、このレール25に対してその延出方向に相対移動可
能に支持されるとともに、シリンジ装置16を上下方向
に相対移動可能に支持するY軸方向移動体26とを備え
て構成されている。このシリンジ移動手段17は、載置
台11に設置された素子基板Lの貼合面L1上に略直線
状のビードBが左右方向に沿って所定間隔で複数本形成
されるように、シリンジ装置16を移動できるようにな
っている。この際、各ビードB間には、封止ガラスUの
貼合時に空気を外部に逃がすための空気逃げ通路28
(図5参照)が形成されることになる。なお、Y軸方向
移動体26の下端側には、樹脂材料Mを硬化させるため
のUVランプ30が取り付けられている。
【0019】前記貼合手段13は、正面及び上面が開放
する略箱型の支持体32と、この支持体32に支持され
るとともに、図示しないバキュームポンプからの吸引力
を用いて封止ガラスUを吸着保持可能な保持手段33
と、支持体32に支持されるとともに、封止ガラスUの
外面を押圧しながら左右方向に移動可能な押圧力付与手
段34と、支持体32を上下及び左右方向に移動させる
支持体移動手段36とを備えて構成されている。
【0020】前記支持体32は、底部38と、この底部
38の左右両端側に設けられる側部39,40と、これ
ら側部39,40の奥行側間に位置する背部41とを備
えて構成されている。
【0021】前記保持手段33は、底部38の右端側に
位置して封止ガラスUの上面右端側を吸着する可変吸着
装置43と、底部38の下面左端側に固定されるととも
に、封止ガラスUの上面左端側を吸着する吸着ブロック
44とを備えて構成されている。
【0022】前記可変吸着装置43は、封止ガラスUを
吸着する吸着パッド46と、この吸着パッド46が取り
付けられる本体部47と、これら吸着パッド46及び本
体部47を支持体32に対して上下及び左右方向に相対
移動可能にする二軸移動機構49とによって構成されて
いる。吸着パッド46は、図3中紙面直交方向に多数設
けられており(図6参照)、上下方向に揺動可能に本体
部47に支持されている。二軸移動機構49は、右側の
側部40に固定される固定ブロック51と、この固定ブ
ロック51に上下方向に相対移動可能に取り付けられた
Z軸方向移動体52と、当該Z軸方向移動体52の下端
側に左右方向に相対移動可能に取り付けられるととも
に、本体部47が固定されるX軸方向移動体53とを備
えて構成されている。この二軸移動機構49は、図示し
ない駆動装置の駆動により、所定のタイミング及び速度
で各移動体52,53を一定方向に移動させることがで
き、これによって、吸着パッド46及び本体部47が支
持体32に対して上下及び左右方向に移動可能となる。
ここで、吸着パッド46は、その下端の吸着面が吸着ブ
ロック44の下端の吸着面よりも高い位置に上昇可能に
設けられ、これによって、吸着ブロック44に吸着され
た封止ガラスUの左端側領域を基端側として、吸着パッ
ド46に吸着された封止ガラスUの右端側領域となる自
由端側を上方に撓ませることができるようになってい
る。この際、当該撓み角は、吸着パッド46の昇降に伴
って変位することとなる。
【0023】前記押圧力付与手段34は、前記可変吸着
装置43及び吸着ブロック44の間に位置して図2中紙
面直交方向に延びる圧着ローラー55と、この圧着ロー
ラー55を回転可能に支持するローラー支持部材56
と、当該ローラー支持部材56及び圧着ローラー55を
昇降させるシリンダー57とを備えて構成されている。
圧着ローラー55は、吸着ブロック44及び吸着パッド
46によって吸着保持された封止ガラスUの上方に圧着
ローラー55を待機させた状態から、封止ガラスUの上
面に圧着ローラー55を接触させることが可能に設けら
れる他、封止ガラスUが素子基板Lに貼合する過程で、
当該封止ガラスUに上方から所定の押圧力を付与可能に
設けられている。また、圧着ローラー55は、シリンダ
ー57と共に支持体32の底部38に沿って左右方向に
移動可能に設けられており、これによって、封止ガラス
Uの押圧位置を左右方向に変位できるようになってい
る。
【0024】前記支持体移動手段36は、図示しない駆
動装置等によって、所定のタイミングで支持体32、保
持手段33及び押圧力付与手段34を同時に上下若しく
は左右方向に移動可能にする構造となっており、本実施
例では、前記ガイド22に沿って左右方向に移動可能と
なるX軸方向移動体59に、支持体32が上下方向に相
対移動可能に取り付けられた構造が採用されている。
【0025】次に、本実施例に係る貼合装置10を用い
て素子基板Lに封止ガラスUを貼合する方法について図
3及び図7ないし図16等を用いて説明する。
【0026】先ず、図2に示されるように、貼合面L1
を表側にした状態で素子基板Lを載置台11の天面11
上の右側領域に設置する一方、封止ガラスUを同左側領
域に設置し、爪部11Bを出没させて素子基板L及び封
止ガラスUの面方向の移動を規制する。そして、塗布手
段12による樹脂材料Mの塗布を開始する。すなわち、
シリンジ移動手段17によるシリンジ装置16の移動に
より、ノズル20の先端側を貼合面L1の左右方向一端
側に対向させて樹脂材料Mの吐出を開始し、シリンジ装
置16の左右方向の往復移動によって、同方向に延びる
略直線状のビードB(図4参照)が貼合面L1上に所定
間隔毎に多数形成される。この際、樹脂材料Mの塗布
量、ビードBの長さ及びピッチ等を任意に設定すること
ができ、これによって、素子基板L及び封止ガラスUが
貼合された後における樹脂層の厚み等を任意にコントロ
ールすることができる。樹脂材料Mの塗布が終了した後
は、塗布手段12全体が装置の奥行側に移動して、貼合
手段13が位置可能となるスペースを生じさせる。
【0027】次いで、貼合手段13による封止ガラスU
の貼合が行われる。先ず、支持体32が図3の状態から
下降し、図7に示されるように、当該支持体32の下方
に位置する封止ガラスUを吸着ブロック44及び吸着パ
ッド46によって吸着する。この状態から、支持体32
が全体的に上昇することで、封止ガラスUが載置台11
の上方に持ち上げられ、そのまま、支持体32が右方向
に移動し、図8に示されるように、素子基板L上に塗布
された樹脂材料Mの上方位置に達することとなる。これ
と同時或いは前後して、図9に示されるように、吸着パ
ッド46が封止ガラスUを吸着した状態で吸着ブロック
44に対して上昇し、これによって、吸着ブロック44
側の封止ガラスUの左端側領域が基端側となって、吸着
パッド46側の自由端側を上方に撓ませながら封止ガラ
スUが保持されることとなる。この状態から、図10に
示されるように、支持体32が更に下降し、封止ガラス
Uの左端側領域を先ず樹脂材料Mに接触させる。この
際、図11に示されるように、吸着パッド46が吸着ブ
ロック44に対して若干下降し、これによって、封止ガ
ラスUと樹脂材料Mとの接触領域が右側に若干拡大し、
圧着ローラー55の下方に位置する樹脂材料Mが押し潰
される。
【0028】その後、図12に示されるように、圧着ロ
ーラー55が吸着ブロック44近傍に位置した状態で、
シリンダー57が作動し、圧着ローラー55が下降しな
がら吸着ブロック44及び吸着パッド46に保持された
状態の封止ガラスUの上面に接触し、封止ガラスUの左
端側領域に所定の押圧力を付与する。そして、図13に
示されるように、圧着ローラー38で封止ガラスUを素
子基板Lに押し付けながら、その押し付け領域を次第に
右側に移動させ、封止ガラスUが左側から右側に向かっ
て次第に貼合される。この際、圧着ローラー38の移動
に伴って、吸着パッド46が吸着ブロック44に対して
下降し、封止ガラスUの撓み角を次第に減少させながら
貼合する。
【0029】そして、図14に示されるように、封止ガ
ラスUの右端側位置に圧着ローラー55が達すると、吸
着パッド46は、封止ガラスUへの吸着が解除され、図
15に示されるように、吸着パッド46及び本体部47
が圧着ローラー55に対して右側に移動し、吸着パッド
47及び本体部46を封止ガラスUの外側に退避させ
る。そして、圧着ローラー55を封止ガラスUの右端ま
で更に移動させ、封止ガラスUの貼合が終了する。そし
て、吸着ブロック44の封止ガラスUへの吸着をも解除
し、図16に示されるように、支持体32が全体的に上
昇しながら左方向に移動し、図2に示される初期位置で
待機する。なお、貼合が終了した封止ガラスUには、そ
の外側から塗布手段12のUVランプ30によってUV
光が照射され、樹脂材料Mの硬化が行われる。
【0030】従って、このような実施例によれば、図1
7(A)に示されるように、ビードBが所定間隔で形成
されるように素子基板L上の複数箇所に樹脂材料Mが塗
布されるとともに、ビードBは、同(B)に示されるよ
うに、封止ガラスUが素子基板Lに最初に接触する初期
接触時に、それらが略点接触可能となるドーム状に設け
られるため、樹脂材料Mと封止ガラスUの接触面積が小
さくなり、それらの間に空気を混入しにくくすることが
できる。しかも、各ビードB間に空気逃げ通路28が形
成され、更に、押圧力付与手段34により、空気逃げ通
路28の延出方向に沿って封止ガラスUを押圧しながら
移動するようになっているため、押圧力付与手段34で
素子基板Lと封止ガラスUとの間に所定の貼合力が付与
されると、同(C)に示されるように、当該貼合力によ
って各ビードBが潰れて偏平状に変形し、空気逃げ通路
28から外部に向かって空気が追い出され、同(D)に
示されるように、封止ガラスUと素子基板Lとの間に
は、各ビードBが連なるように樹脂材料Mの薄膜層が形
成されることになる。これによって、素子基板Lと封止
ガラスUとの間に気泡を残さずに、封止ガラスUを貼合
することができるという効果を得る。
【0031】このように、前記貼合装置10によって形
成された有機EL素子Sは、有機EL発光部Eと封止ガ
ラスUとの間に気泡が残存しないため、正確な貼合を行
うことができる。特に、本実施例のように、有機EL発
光部Eにおける反ガラス基板G側に画像表示面を有する
タイプの有機EL素子Sにおいては、前記画像表示面の
画質の低下をもたらすことなく、有機EL発光部Eの保
護が可能となる。
【0032】なお、前記実施例においては、有機EL発
光部Eに樹脂材料Mを塗布してから封止ガラスUを素子
基板Lに貼合しているが、これとは逆に、封止ガラスU
に樹脂材料Mを塗布してから素子基板Lを貼合するよう
にしてもよい。
【0033】また、樹脂材料Mが塗布された素子基板L
に貼合される保護板としては、前述した封止ガラスUの
他にも、有機EL素子Sの性状に影響を及ぼさない限り
において、樹脂板等の他の部材を適用することも可能で
ある。
【0034】更に、ビードBは、前記実施例の断面形状
に限定されるものではなく、前述した初期接触の際に空
気の混入を防止できる限りにおいて、種々の断面形状を
採用することができる。但し、上部の曲率或いは偏平率
が大きな断面形状ほど、前記初期接触時の接触面積を小
さくすることができ、その際の空気の混入防止に一層有
利となる。
【0035】また、前記実施例においては、樹脂材料M
を略直線状に複数箇所で塗布したが、本発明はこれに限
らず、空気逃げ通路を形成可能な限りにおいて、スクリ
ーン印刷等を用いて、樹脂材料Mを、波線状やスポット
或いは破線状等の他の形態で素子基板Lの複数箇所に塗
布することも可能である。
【0036】更に、前記貼合装置10を、有機EL素子
Sにおける有機EL発光部Eと封止ガラスUとの貼合に
適用したが、本発明はこれに限定されず、相互に貼合可
能な各種部材間の貼合に適用することもでき、前記貼合
装置10を用いて、例えば、液晶表示パネル等の発光体
に、当該発光体の発光部を保護する保護板を貼合するこ
とも可能である。
【0037】また、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作
用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1及び第2の部材間に空気逃げ通路が形成されるよう
に樹脂材料が複数箇所に塗布され、第1及び第2の部材
間に空気逃げ通路に沿う貼合力を付与したときに、前記
空気逃げ通路から外部に向かって空気が追い出され、前
記部分的に塗布された樹脂材料が連なるように薄膜層を
形成した状態で前記第1及び第2の部材が貼合されるた
め、第1及び第2の部材間に気泡を残存させずにそれら
を貼合することが可能になる。
【0039】また、前記塗布手段を所定間隔でビード状
に樹脂材料を塗布可能に設けて前記空気逃げ通路を各ビ
ードの間に形成したから、比較的簡単な樹脂材料の塗布
によって、貼合後における第1及び第2の部材間への気
泡の混入を防止することができる。
【0040】更に、前記ビードを、その延出方向に略直
交する断面視で、他の貼合面との初期接触時に略点接触
可能となるドーム状に保ったから、各部材の初期接触時
に、それらの接触面積を小さくすることができ、それら
の間に空気が混入することを防止できる。
【0041】また、前記貼合手段として、一方の部材を
他方の部材側に押し付けながらビードの延出方向に沿っ
て移動させるとともに、この移動に伴って、撓ませた一
方の部材を基端側から自由端側に向かって、その撓み角
を変位させながら次第に他方の部材に貼合する構成とし
たから、各部材の間に残存する空気を確実に外部に追い
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本実施例における有機EL素子の分
解斜視図であり、(B)は、有機EL素子の概略断面図
である。
【図2】前記有機EL素子の拡大断面図。
【図3】本実施例に係る貼合装置の概略正面図。
【図4】シリンジ装置による樹脂材料の塗布について説
明するための概略斜視図。
【図5】樹脂材料が塗布された状態の素子基板の拡大断
面図。
【図6】貼合装置の要部側面図。
【図7】貼合装置で封止ガラスを吸着する状態を示す貼
合装置の要部拡大正面図。
【図8】貼合装置で吸着した封止ガラスを素子基板に接
近させる状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図9】貼合装置で封止ガラスを撓ませた状態を示す貼
合装置の要部拡大正面図。
【図10】封止ガラスの一部を素子基板に接触させた状
態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図11】素子基板への封止ガラスの接触領域を拡大さ
せた状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図12】圧着ローラーで封止ガラスの外側を押圧する
状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図13】圧着ローラーが押圧しながら移動する状態を
示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図14】圧着ローラーが吸着パッド側に移動した状態
を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図15】圧着ローラーが封止ガラスの端部まで移動し
た状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図16】封止ガラスの貼合が終了し、貼合手段が上昇
する状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図17】(A)〜(D)は、封止ガラスが素子基板に
貼合される手順を示すビードBの延出方向に直交する方
向の要部断面図である。
【符号の説明】
10 貼合装置 12 塗布手段 13 貼合手段 28 空気逃げ通路 33 保持手段 34 押圧力付与手段 B ビード E 有機EL発光部 L 素子基板(第1の部材,発光体) L1 貼合面 M 樹脂材料 U 封止ガラス(第2の部材,保護板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀江 賢一 東京都八王子市狭間町1456番地 株式会社 スリーボンド内 (72)発明者 椙尾 孝司 東京都八王子市狭間町1456番地 株式会社 スリーボンド内 (72)発明者 三浦 武人 東京都八王子市狭間町1456番地 株式会社 スリーボンド内 (72)発明者 岩瀬 祐一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鬼島 靖典 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB15 AB18 CB01 EB00 5G435 AA14 AA17 BB05 KK05 KK10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の貼合面を有する第1及び第2の部
    材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼合装置におい
    て、 前記第1及び第2の部材を貼合する際に、当該第1及び
    第2の部材との間で所定方向に延出する空気逃げ通路を
    形成するように、前記樹脂材料を前記第1及び第2の部
    材の少なくとも何れか一方の貼合面の複数箇所に部分的
    に塗布する塗布手段と、前記樹脂材料が塗布された後で
    前記第1及び第2の部材を貼合する貼合手段とを備え 前記貼合手段は、前記空気逃げ通路の延出方向に沿って
    前記第1及び第2の部材に貼合力を付与したときに、前
    記空気逃げ通路から外部に向かって空気を追い出すとと
    もに、前記部分的に塗布された樹脂材料が連なるように
    薄膜層を形成した状態で前記第1及び第2の部材を貼合
    することを特徴とする貼合装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の部材は、各種電極及び有機E
    L材料を含む有機EL発光部が形成された素子基板であ
    る一方、前記第2の部材は、前記樹脂材料を封止する保
    護板であり、 前記塗布手段は、前記樹脂材料を前記素子基板の貼合面
    に塗布可能に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の貼合装置。
  3. 【請求項3】 前記塗布手段は、所定間隔でビード状に
    樹脂材料を塗布可能に設けられ、前記空気逃げ通路が各
    ビードの間に形成されることを特徴とする請求項1又は
    2記載の貼合装置。
  4. 【請求項4】 前記ビードは、その延出方向に略直交す
    る断面視で、前記第1及び第2の部材の少なくとも何れ
    か他方の貼合面との初期接触時に略点接触可能となるド
    ーム状に保たれることを特徴とする請求項3記載の貼合
    装置。
  5. 【請求項5】 前記貼合手段は、前記第1若しくは第2
    の部材の何れか一方の部材の外面を押圧しながら移動す
    る押圧力付与手段を更に備え、 前記押圧力付与手段は、前記一方の部材を前記第1若し
    くは第2の部材の何れか他方の部材に押し付けながら前
    記ビードの延出方向に沿って移動することを特徴とする
    請求項3又は4記載の貼合装置。
  6. 【請求項6】 前記貼合手段は、前記一方の部材の一端
    側を基端側としてその他端側となる自由端側を撓ませな
    がら前記一方の部材を保持可能な保持手段を含み、前記
    押圧力付与手段の移動に伴って、前記一方の部材が基端
    側から自由端側に向かって次第に前記他方の部材に貼合
    されることを特徴とする請求項5記載の貼合装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段は、前記一方の部材の撓み
    角を変位させながら当該一方の部材を保持可能に設けら
    れ、前記押圧力付与手段の移動に伴って、前記撓み角が
    次第に減少するように設定されていることを特徴とする
    請求項6記載の貼合装置。
  8. 【請求項8】 所定の貼合面を有する第1及び第2の部
    材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼合方法であっ
    て、 前記第1及び第2の部材の少なくとも一方の貼合面に所
    定方向に延びる空気逃げ通路を形成するように、前記樹
    脂材料を複数箇所に部分的に塗布する工程と、 前記第1及び第2の部材の各貼合面を対向配置させた状
    態で、前記各部材の間に前記空気逃げ通路の延出方向に
    沿う貼合力を付与することで、前記空気逃げ通路から外
    部に向かって空気を追い出すとともに、前記部分的に塗
    布された樹脂材料が連なるように薄膜層を形成し、前記
    第1及び第2の部材を貼合する工程とを備えたことを特
    徴とする貼合方法。
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