JP4573444B2 - 貼合装置及び貼合方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は貼合装置及び貼合方法に係り、更に詳しくは、所定の貼合面を有する第1及び第2の部材を貼合したときに、当該各部材の間に気泡が残存することを防止する貼合装置及び貼合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各種電極及び有機EL(エレクトロルミネンス)材料等からなる有機EL発光部を含んで構成された有機EL素子が知られている。この有機EL素子としては、例えば、特開平5−182759号公報に提案されているように、有機EL発光部を保護しつつ全体の薄型化を達成するために、前記有機EL発光部をガラス基板に積層することによって形成された素子基板に光硬化性樹脂を介して封止ガラスを貼合した構成のものがある。この場合における封止ガラスの貼合は、一般的に、素子基板の貼合面全体或いは一箇所に一様の厚みで光硬化性樹脂を塗布し、その上から略水平状に保持された封止ガラスを載せて押し付けることによって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記有機EL素子における封止ガラスの貼合は、封止ガラスが光硬化性樹脂に初めて接触する際に、それらが面接触する状態となるため、当該光硬化性樹脂と封止ガラスとの間に空気が混入し易くなる。その際に混入した空気は、封止ガラスを素子基板側に押し付けても外部に逃げにくく、内部に気泡が残った状態の不良品が形成され易くなってしまうという不都合がある。特に、近時においては、有機EL素子の大型化が要請されているところであるが、このような大型化した有機EL素子に対しては、光硬化性樹脂と封止ガラスとの間に空気がより混入し易くなり、前記不都合が一層顕出化することとなる。また、有機EL素子として、有機EL発光部から前記ガラス基板の反対側に向かって発光可能に設けられたタイプのものが知られている。この場合には、封止ガラスの表面側に有機EL発光部からの発光による画像表示面が形成されることになるが、前記気泡が存在すると、前記画像表示面の画質が低下し、製品価値を著しく低下させるという不都合もある。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、所定の貼合面を有する第1及び第2の部材の間に気泡を残さずに当該各部材を貼合できる貼合装置及び貼合方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、所定の貼合面を有する第1及び第2の部材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼合装置において、
前記第1及び第2の部材を貼合する際に、当該第1及び第2の部材との間で所定方向に延出する空気逃げ通路を形成するように、前記樹脂材料を前記第1及び第2の部材の少なくとも一方の貼合面の複数箇所に部分的に塗布する塗布手段と、
前記樹脂材料が塗布された後で前記第1及び第2の部材を貼合する貼合手段とを備え、
前記貼合手段は、前記第2の部材の外面を押圧しながら移動する押圧力付与手段と、前記第2の部材を保持する保持手段とを含み、
前記保持手段は、前記第2の部材の一端側を吸着する吸着ブロックと、前記第2の部材の他端側を吸着するとともに前記吸着ブロックの吸着面に対して吸着面が上昇可能に設けられた吸着装置とからなり、
前記押圧力付与手段は、前記吸着ブロックと吸着装置との間に位置するローラにより構成され、
前記吸着ブロックと吸着装置が前記第2の部材の一端側と他端側をそれぞれ吸着した状態で前記吸着装置が上昇して前記第2の部材を撓ませた状態で当該第2の部材の一端側が第1の部材の一端側に接触するように設けられ、前記ローラを吸着ブロック側から吸着装置側に移動させると同時に吸着装置の吸着面を下降させて第2部材の撓み角を減少させながら貼合することで、前記空気逃げ通路から外部に向かって空気を追い出して塗布された樹脂材料が連なって薄膜層を形成するように前記第1及び第2の部材貼合される、という構成を採っている。
【0006】
また、本発明は、所定の貼合面を有する第1及び第2の部材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼合方法であって、
前記第1及び第2の部材の少なくとも一方の貼合面に所定方向に延びる空気逃げ通路を形成するように、前記樹脂材料を複数箇所に部分的に塗布する工程と、
前記第1及び第2の部材の各貼合面を対向配置させた状態で、何れか一方の部材の一端側を吸着ブロックにより吸着するとともに他端側を吸着装置により吸着する工程と、
前記吸着装置の吸着面を吸着ブロックの吸着面に対して上昇させる行程と、
前記一方の部材の一端側を他方の部材の一端側に接触させる工程と、
ローラによる押圧力を前記一方の部材の一端側から他端側に向かって付与することで、前記空気逃げ通路から外部に向かって空気を追い出すとともに、前記樹脂材料が連なって薄膜層を形成するように前記第1及び第2の部材を貼合する工程とを備える、という手法をも採っており、このような手法によっても、前記目的を達成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明における塗布手段は、所定間隔でビード状に樹脂材料を塗布可能に設けられ、前記空気逃げ通路が各ビードの間に形成される、という構成が併せて採用されている。これによって、比較的簡単な樹脂材料の塗布によって、貼合後における第1及び第2の部材間への気泡の混入を防止することができる。
【0008】
前記ビードは、その延出方向に略直交する断面視で、前記第1及び第2の部材の貼面の初期接触時に略点接触可能となるドーム状に保たれるようにするとよい。これにより、各貼合面が接触した直後の初期接触時に、それらの接触面積を小さくすることができ、第1及び第2の部材間に空気を混入させにくくして前記気泡の残存を防止することができる
【0009】
なお、本発明に使用できる樹脂材料(光硬化性樹脂)としては、光硬化性樹脂であれば特に限定されない。例えば、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリウレタン(メタ)アクリレート等の各種(メタ)アクリレートを主成分とした光ラジカル重合性樹脂や、エポキシやビニルエーテル等の樹脂を主成分とした光カチオン重合性樹脂や、チオール・エン付加型樹脂等が挙げられる。これら光硬化性樹脂の中でも、硬化物の収縮率が低く、アウトガスも少なく、また長期信頼性に優れるエポキシ樹脂系の光カチオン重合性樹脂が好ましい。
前記光硬化性樹脂の塗布時の性状としては、塗布機のノズル径やノズルからの吐出量、被着面の材質(表面張力)、光硬化性樹脂の種類などにより変化するが、概ね3000〜30000cp程度の粘度を有することが望ましい。また、光硬化性樹脂が硬化した後の物性としては、素子基板として有機ELパネルや液晶表示パネル想定した場合には、光(可視光域)の透明率が高く無色透明であることが望ましい。具体的には厚み50〜60μmの膜厚(光硬化性樹脂の硬化物として)の場合には70%以上(好ましくは80%以上)の光透過率が好適である。
さらに、前記光硬化性樹脂の硬化物は素子基板と保護板との間に充填され、相互に補強し合うように形成されるため、各々の基板材料と充分に接着する必要があるとともに外部応力による変形を吸収するよう柔軟性(ゴム弾性)を有することが望ましい。具体的にはショアーAで硬度計による硬度で30〜60であることが望ましい。
【0010】
また、本明細書において、「ビード」とは、連続した線状に塗布された樹脂材料を意味する。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1(A)には、本実施例に係る貼合装置によって形成された有機EL(エレクトロルミネンス)素子の概略分解斜視図が示され、同図(B)には、前記有機EL素子の概略断面図が示されている。これらの図において、有機EL素子Sは、各種電極、有機EL材料等を含む有機EL発光部Eが形成された平面視略方形状の発光体としての素子基板L(第1の部材)と、有機EL発光部Eの上面側となる貼合面L1上に樹脂材料M(光硬化性UV樹脂)を介して貼合されて有機EL発光部Eを保護する無色透明の平面視略方形状をなす封止ガラスU(第2の部材)とによって構成される。
【0013】
前記素子基板Lは、図2に拡大して示されるように、無色透明のガラス基板G上に有機EL発光部Eを積層することによって形成される。有機EL発光部Eは、特に限定されるものではないが、ガラス基板G側から、不透明となる電極E1、有機EL材料等からなる有機層E2、電極E3、金属或いは樹脂材料等によって形成された保護層E4を順次積層することによって形成される。このため、本実施例の有機EL素子Sは、有機EL発光部Eからガラス基板Gの反対側となる封止ガラスU側に発光するようになっており、その光は、樹脂層M及び封止ガラスUを透過して外部に表出することとなる。従って、本実施例では、封止ガラスUの図2中上面側が画像表示面となる。
【0014】
前記有機EL素子Sは、図3に概略的に示した貼合装置10を用い、素子基板Lの貼合面L1に樹脂材料Mを介して封止ガラスUを貼合することにより形成される。なお、以下において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」、「正面」、「奥行」等の位置或いは方向を示す用語は、特に明示しない限り、図3を正面側から見た場合における位置或いは方向を表すものとする。
【0015】
前記貼合装置10は、素子基板L及び封止ガラスUを載置する載置台11と、この載置台11の上方に位置するとともに、前記樹脂材料Mを載置台11上の素子基板Lの貼合面L1に部分的に塗布する塗布手段12と、この塗布手段12によって樹脂材料Mが塗布された素子基板Lに封止ガラスUを貼合する貼合手段13と、載置台11の下部スペースに設置されるとともに、塗布手段12及び貼合手段13等の各種動作を制御する制御盤14とを備えて構成されている。なお、図3中、符号15は、ディスプレイ及び各種インジケータ等からなる貼合装置10の操作表示部である。
【0016】
前記載置台11は、その天面11Aの右側領域に素子基板Lが設置される一方、同左側領域に封止ガラスUが設置されるようになっている。これら素子基板L及び封止ガラスUの設置領域の外側複数箇所には、図示省略した操作摘みによって天面11Aから出没可能な爪部11Bが設けられており、この爪部11Bの出没によって、前記設置領域内の素子基板L及び封止ガラスUの面方向の移動が規制されるようになっている。
【0017】
前記塗布手段12は、樹脂材料Mを吐出可能なシリンジ装置16と、このシリンジ装置16を予め設定された所定の軌跡に沿って移動させるシリンジ移動手段17とを備えて構成されている。シリンジ装置16は、図示しないタンクからの樹脂材料Mを加圧可能な構造に設けられたシリンジ本体19と、このシリンジ本体19の先端側に設けられるとともに、シリンジ本体19内の樹脂材料Mをビード状に吐出可能なノズル20とを含む。本実施例にあっては、シリンジ装置16は、図3中紙面直交方向に三個設けられており、図4に示されるように、シリンジ装置16の移動に伴って同時に三本のビードBを形成できるようになっている。樹脂材料Mは、図5に示されるように、封止ガラスUを貼合する前におけるビードBの断面形状が略ドームの外形に沿う形状に保たれるような粘度に設定される一方、ビードBに部分的な液溜まりが生じないような粘度に設定されている。
ここで、前記ビードB上部の曲率は、その延出方向に略直交する断面視で、封止ガラスUとの初期接触時に略点接触することが可能に設けられている。
【0018】
シリンジ移動手段17は、図3に示されるように、所定の駆動装置によってシリンジ装置16を直交三軸方向に移動可能に設けられた構造となっている。すなわち、シリンジ移動手段17は、奥行側で左右方向に延びるガイド22に沿って左右方向に移動可能なX軸方向移動体24と、このX軸方向移動体24に固定されるとともに、図2中紙面直交方向に延びるレール25と、このレール25に対してその延出方向に相対移動可能に支持されるとともに、シリンジ装置16を上下方向に相対移動可能に支持するY軸方向移動体26とを備えて構成されている。このシリンジ移動手段17は、載置台11に設置された素子基板Lの貼合面L1上に略直線状のビードBが左右方向に沿って所定間隔で複数本形成されるように、シリンジ装置16を移動できるようになっている。この際、各ビードB間には、封止ガラスUの貼合時に空気を外部に逃がすための空気逃げ通路28(図5参照)が形成されることになる。なお、Y軸方向移動体26の下端側には、樹脂材料Mを硬化させるためのUVランプ30が取り付けられている。
【0019】
前記貼合手段13は、正面及び上面が開放する略箱型の支持体32と、この支持体32に支持されるとともに、図示しないバキュームポンプからの吸引力を用いて封止ガラスUを吸着保持可能な保持手段33と、支持体32に支持されるとともに、封止ガラスUの外面を押圧しながら左右方向に移動可能な押圧力付与手段34と、支持体32を上下及び左右方向に移動させる支持体移動手段36とを備えて構成されている。
【0020】
前記支持体32は、底部38と、この底部38の左右両端側に設けられる側部39,40と、これら側部39,40の奥行側間に位置する背部41とを備えて構成されている。
【0021】
前記保持手段33は、底部38の右端側に位置して封止ガラスUの上面右端側を吸着する可変吸着装置43と、底部38の下面左端側に固定されるとともに、封止ガラスUの上面左端側を吸着する吸着ブロック44とを備えて構成されている。
【0022】
前記可変吸着装置43は、封止ガラスUを吸着する吸着パッド46と、この吸着パッド46が取り付けられる本体部47と、これら吸着パッド46及び本体部47を支持体32に対して上下及び左右方向に相対移動可能にする二軸移動機構49とによって構成されている。吸着パッド46は、図3中紙面直交方向に多数設けられており(図6参照)、上下方向に揺動可能に本体部47に支持されている。二軸移動機構49は、右側の側部40に固定される固定ブロック51と、この固定ブロック51に上下方向に相対移動可能に取り付けられたZ軸方向移動体52と、当該Z軸方向移動体52の下端側に左右方向に相対移動可能に取り付けられるとともに、本体部47が固定されるX軸方向移動体53とを備えて構成されている。この二軸移動機構49は、図示しない駆動装置の駆動により、所定のタイミング及び速度で各移動体52,53を一定方向に移動させることができ、これによって、吸着パッド46及び本体部47が支持体32に対して上下及び左右方向に移動可能となる。ここで、吸着パッド46は、その下端の吸着面が吸着ブロック44の下端の吸着面よりも高い位置に上昇可能に設けられ、これによって、吸着ブロック44に吸着された封止ガラスUの左端側領域を基端側として、吸着パッド46に吸着された封止ガラスUの右端側領域となる自由端側を上方に撓ませることができるようになっている。この際、当該撓み角は、吸着パッド46の昇降に伴って変位することとなる。
【0023】
前記押圧力付与手段34は、前記可変吸着装置43及び吸着ブロック44の間に位置して図2中紙面直交方向に延びる圧着ローラー55と、この圧着ローラー55を回転可能に支持するローラー支持部材56と、当該ローラー支持部材56及び圧着ローラー55を昇降させるシリンダー57とを備えて構成されている。
圧着ローラー55は、吸着ブロック44及び吸着パッド46によって吸着保持された封止ガラスUの上方に圧着ローラー55を待機させた状態から、封止ガラスUの上面に圧着ローラー55を接触させることが可能に設けられる他、封止ガラスUが素子基板Lに貼合する過程で、当該封止ガラスUに上方から所定の押圧力を付与可能に設けられている。また、圧着ローラー55は、シリンダー57と共に支持体32の底部38に沿って左右方向に移動可能に設けられており、これによって、封止ガラスUの押圧位置を左右方向に変位できるようになっている。
【0024】
前記支持体移動手段36は、図示しない駆動装置等によって、所定のタイミングで支持体32、保持手段33及び押圧力付与手段34を同時に上下若しくは左右方向に移動可能にする構造となっており、本実施例では、前記ガイド22に沿って左右方向に移動可能となるX軸方向移動体59に、支持体32が上下方向に相対移動可能に取り付けられた構造が採用されている。
【0025】
次に、本実施例に係る貼合装置10を用いて素子基板Lに封止ガラスUを貼合する方法について図3及び図7ないし図16等を用いて説明する。
【0026】
先ず、図2に示されるように、貼合面L1を表側にした状態で素子基板Lを載置台11の天面11上の右側領域に設置する一方、封止ガラスUを同左側領域に設置し、爪部11Bを出没させて素子基板L及び封止ガラスUの面方向の移動を規制する。そして、塗布手段12による樹脂材料Mの塗布を開始する。すなわち、シリンジ移動手段17によるシリンジ装置16の移動により、ノズル20の先端側を貼合面L1の左右方向一端側に対向させて樹脂材料Mの吐出を開始し、シリンジ装置16の左右方向の往復移動によって、同方向に延びる略直線状のビードB(図4参照)が貼合面L1上に所定間隔毎に多数形成される。この際、樹脂材料Mの塗布量、ビードBの長さ及びピッチ等を任意に設定することができ、これによって、素子基板L及び封止ガラスUが貼合された後における樹脂層の厚み等を任意にコントロールすることができる。樹脂材料Mの塗布が終了した後は、塗布手段12全体が装置の奥行側に移動して、貼合手段13が位置可能となるスペースを生じさせる。
【0027】
次いで、貼合手段13による封止ガラスUの貼合が行われる。先ず、支持体32が図3の状態から下降し、図7に示されるように、当該支持体32の下方に位置する封止ガラスUを吸着ブロック44及び吸着パッド46によって吸着する。
この状態から、支持体32が全体的に上昇することで、封止ガラスUが載置台11の上方に持ち上げられ、そのまま、支持体32が右方向に移動し、図8に示されるように、素子基板L上に塗布された樹脂材料Mの上方位置に達することとなる。これと同時或いは前後して、図9に示されるように、吸着パッド46が封止ガラスUを吸着した状態で吸着ブロック44に対して上昇し、これによって、吸着ブロック44側の封止ガラスUの左端側領域が基端側となって、吸着パッド46側の自由端側を上方に撓ませながら封止ガラスUが保持されることとなる。この状態から、図10に示されるように、支持体32が更に下降し、封止ガラスUの左端側領域を先ず樹脂材料Mに接触させる。この際、図11に示されるように、吸着パッド46が吸着ブロック44に対して若干下降し、これによって、封止ガラスUと樹脂材料Mとの接触領域が右側に若干拡大し、圧着ローラー55の下方に位置する樹脂材料Mが押し潰される。
【0028】
その後、図12に示されるように、圧着ローラー55が吸着ブロック44近傍に位置した状態で、シリンダー57が作動し、圧着ローラー55が下降しながら吸着ブロック44及び吸着パッド46に保持された状態の封止ガラスUの上面に接触し、封止ガラスUの左端側領域に所定の押圧力を付与する。そして、図13に示されるように、圧着ローラー38で封止ガラスUを素子基板Lに押し付けながら、その押し付け領域を次第に右側に移動させ、封止ガラスUが左側から右側に向かって次第に貼合される。この際、圧着ローラー38の移動に伴って、吸着パッド46が吸着ブロック44に対して下降し、封止ガラスUの撓み角を次第に減少させながら貼合する。
【0029】
そして、図14に示されるように、封止ガラスUの右端側位置に圧着ローラー55が達すると、吸着パッド46は、封止ガラスUへの吸着が解除され、図15に示されるように、吸着パッド46及び本体部47が圧着ローラー55に対して右側に移動し、吸着パッド47及び本体部46を封止ガラスUの外側に退避させる。そして、圧着ローラー55を封止ガラスUの右端まで更に移動させ、封止ガラスUの貼合が終了する。そして、吸着ブロック44の封止ガラスUへの吸着をも解除し、図16に示されるように、支持体32が全体的に上昇しながら左方向に移動し、図2に示される初期位置で待機する。なお、貼合が終了した封止ガラスUには、その外側から塗布手段12のUVランプ30によってUV光が照射され、樹脂材料Mの硬化が行われる。
【0030】
従って、このような実施例によれば、図17(A)に示されるように、ビードBが所定間隔で形成されるように素子基板L上の複数箇所に樹脂材料Mが塗布されるとともに、ビードBは、同(B)に示されるように、封止ガラスUが素子基板Lに最初に接触する初期接触時に、それらが略点接触可能となるドーム状に設けられるため、樹脂材料Mと封止ガラスUの接触面積が小さくなり、それらの間に空気を混入しにくくすることができる。しかも、各ビードB間に空気逃げ通路28が形成され、更に、押圧力付与手段34により、空気逃げ通路28の延出方向に沿って封止ガラスUを押圧しながら移動するようになっているため、押圧力付与手段34で素子基板Lと封止ガラスUとの間に所定の貼合力が付与されると、同(C)に示されるように、当該貼合力によって各ビードBが潰れて偏平状に変形し、空気逃げ通路28から外部に向かって空気が追い出され、同(D)に示されるように、封止ガラスUと素子基板Lとの間には、各ビードBが連なるように樹脂材料Mの薄膜層が形成されることになる。これによって、素子基板Lと封止ガラスUとの間に気泡を残さずに、封止ガラスUを貼合することができるという効果を得る。
【0031】
このように、前記貼合装置10によって形成された有機EL素子Sは、有機EL発光部Eと封止ガラスUとの間に気泡が残存しないため、正確な貼合を行うことができる。特に、本実施例のように、有機EL発光部Eにおける反ガラス基板G側に画像表示面を有するタイプの有機EL素子Sにおいては、前記画像表示面の画質の低下をもたらすことなく、有機EL発光部Eの保護が可能となる。
【0032】
なお、前記実施例においては、有機EL発光部Eに樹脂材料Mを塗布してから封止ガラスUを素子基板Lに貼合しているが、これとは逆に、封止ガラスUに樹脂材料Mを塗布してから素子基板Lを貼合するようにしてもよい。
【0033】
また、樹脂材料Mが塗布された素子基板Lに貼合される保護板としては、前述した封止ガラスUの他にも、有機EL素子Sの性状に影響を及ぼさない限りにおいて、樹脂板等の他の部材を適用することも可能である。
【0034】
更に、ビードBは、前記実施例の断面形状に限定されるものではなく、前述した初期接触の際に空気の混入を防止できる限りにおいて、種々の断面形状を採用することができる。但し、上部の曲率或いは偏平率が大きな断面形状ほど、前記初期接触時の接触面積を小さくすることができ、その際の空気の混入防止に一層有利となる。
【0035】
また、前記実施例においては、樹脂材料Mを略直線状に複数箇所で塗布したが、本発明はこれに限らず、空気逃げ通路を形成可能な限りにおいて、スクリーン印刷等を用いて、樹脂材料Mを、波線状やスポット或いは破線状等の他の形態で素子基板Lの複数箇所に塗布することも可能である。
【0036】
更に、前記貼合装置10を、有機EL素子Sにおける有機EL発光部Eと封止ガラスUとの貼合に適用したが、本発明はこれに限定されず、相互に貼合可能な各種部材間の貼合に適用することもでき、前記貼合装置10を用いて、例えば、液晶表示パネル等の発光体に、当該発光体の発光部を保護する保護板を貼合することも可能である。
【0037】
また、本発明における装置各部の構成は図示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1及び第2の部材間に空気逃げ通路が形成されるように樹脂材料が複数箇所に塗布され、第1及び第2の部材間に空気逃げ通路に沿う貼合力を付与したときに、前記空気逃げ通路から外部に向かって空気が追い出され、前記部分的に塗布された樹脂材料が連なるように薄膜層を形成した状態で前記第1及び第2の部材が貼合されるため、第1及び第2の部材間に気泡を残存させずにそれらを貼合することが可能になる。
【0039】
また、前記塗布手段を所定間隔でビード状に樹脂材料を塗布可能に設けて前記空気逃げ通路を各ビードの間に形成したから、比較的簡単な樹脂材料の塗布によって、貼合後における第1及び第2の部材間への気泡の混入を防止することができる。
【0040】
更に、前記ビードを、その延出方向に略直交する断面視で、他の貼合面との初期接触時に略点接触可能となるドーム状に保ったから、各部材の初期接触時に、それらの接触面積を小さくすることができ、それらの間に空気が混入することを防止できる。
【0041】
また、前記貼合手段として、一方の部材を他方の部材側に押し付けながらビードの延出方向に沿って移動させるとともに、この移動に伴って、撓ませた一方の部材を基端側から自由端側に向かって、その撓み角を変位させながら次第に他方の部材に貼合する構成としたから、各部材の間に残存する空気を確実に外部に追い出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本実施例における有機EL素子の分解斜視図であり、(B)は、有機EL素子の概略断面図である。
【図2】前記有機EL素子の拡大断面図。
【図3】本実施例に係る貼合装置の概略正面図。
【図4】シリンジ装置による樹脂材料の塗布について説明するための概略斜視図。
【図5】樹脂材料が塗布された状態の素子基板の拡大断面図。
【図6】貼合装置の要部側面図。
【図7】貼合装置で封止ガラスを吸着する状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図8】貼合装置で吸着した封止ガラスを素子基板に接近させる状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図9】貼合装置で封止ガラスを撓ませた状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図10】封止ガラスの一部を素子基板に接触させた状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図11】素子基板への封止ガラスの接触領域を拡大させた状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図12】圧着ローラーで封止ガラスの外側を押圧する状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図13】圧着ローラーが押圧しながら移動する状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図14】圧着ローラーが吸着パッド側に移動した状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図15】圧着ローラーが封止ガラスの端部まで移動した状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図16】封止ガラスの貼合が終了し、貼合手段が上昇する状態を示す貼合装置の要部拡大正面図。
【図17】(A)〜(D)は、封止ガラスが素子基板に貼合される手順を示すビードBの延出方向に直交する方向の要部断面図である。
【符号の説明】
10 貼合装置
12 塗布手段
13 貼合手段
28 空気逃げ通路
33 保持手段
34 押圧力付与手段
B ビード
E 有機EL発光部
L 素子基板(第1の部材,発光体)
L1 貼合面
M 樹脂材料
U 封止ガラス(第2の部材,保護板)

Claims (5)

  1. 所定の貼合面を有する第1及び第2の部材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼合装置において、
    前記第1及び第2の部材を貼合する際に、当該第1及び第2の部材との間で所定方向に延出する空気逃げ通路を形成するように、前記樹脂材料を前記第1及び第2の部材の少なくとも一方の貼合面の複数箇所に部分的に塗布する塗布手段と、
    前記樹脂材料が塗布された後で前記第1及び第2の部材を貼合する貼合手段とを備え、
    前記貼合手段は、前記第2の部材の外面を押圧しながら移動する押圧力付与手段と、前記第2の部材を保持する保持手段とを含み、
    前記保持手段は、前記第2の部材の一端側を吸着する吸着ブロックと、前記第2の部材の他端側を吸着するとともに前記吸着ブロックの吸着面に対して吸着面が上昇可能に設けられた吸着装置とからなり、
    前記押圧力付与手段は、前記吸着ブロックと吸着装置との間に位置するローラにより構成され、
    前記吸着ブロックと吸着装置が前記第2の部材の一端側と他端側をそれぞれ吸着した状態で前記吸着装置が上昇して前記第2の部材を撓ませた状態で当該第2の部材の一端側が第1の部材の一端側に接触するように設けられ、前記ローラを吸着ブロック側から吸着装置側に移動させると同時に吸着装置の吸着面を下降させて第2部材の撓み角を減少させながら貼合することで、前記空気逃げ通路から外部に向かって空気を追い出して塗布された樹脂材料が連なって薄膜層を形成するように前記第1及び第2の部材貼合されることを特徴とする貼合装置。
  2. 前記第1の部材は、各種電極及び有機EL材料を含む有機EL発光部が形成された素子基板である一方、前記第2の部材は、前記樹脂材料を封止する保護板であり、
    前記塗布手段は、前記樹脂材料を前記素子基板の貼合面に塗布可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の貼合装置。
  3. 前記塗布手段は、所定間隔でビード状に樹脂材料を塗布可能に設けられ、前記空気逃げ通路が各ビードの間に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の貼合装置。
  4. 前記ビードは、その延出方向に略直交する断面視で、前記第1及び第2の部材の貼面の初期接触時に略点接触可能となるドーム状に保たれることを特徴とする請求項3記載の貼合装置。
  5. 所定の貼合面を有する第1及び第2の部材を所定の樹脂材料を介して貼合する貼合方法であって、
    前記第1及び第2の部材の少なくとも一方の貼合面に所定方向に延びる空気逃げ通路を形成するように、前記樹脂材料を複数箇所に部分的に塗布する工程と、
    前記第1及び第2の部材の各貼合面を対向配置させた状態で、何れか一方の部材の一端側を吸着ブロックにより吸着するとともに他端側を吸着装置により吸着する工程と、
    前記吸着装置の吸着面を吸着ブロックの吸着面に対して上昇させる行程と、
    前記一方の部材の一端側を他方の部材の一端側に接触させる工程と、
    ローラによる押圧力を前記一方の部材の一端側から他端側に向かって付与することで、前記空気逃げ通路から外部に向かって空気を追い出すとともに、前記樹脂材料が連なって薄膜層を形成するように前記第1及び第2の部材を貼合する工程とを備えたことを特徴とする貼合方法。
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