JP6011316B2 - 粘着層付き透明面材の製造方法 - Google Patents
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Description
表示パネルと保護板とを粘着シートを介して貼合する方法(特許文献1、特許文献2等)。
・粘着シートを表示パネルや保護板の寸法に合わせて裁断する作業が必要である。
・粘着シートが低弾性率であるため、寸法精度よく裁断することが難しい。
・表示パネルおよび保護板のいずれか一方の面材に粘着シートを貼合した後、残りの面材を粘着シートに貼合する必要がある。すなわち該方法では、貼合の工程が2回必要であるため、表示パネルと保護板との貼合作業が煩雑である。
・表示パネルおよび保護板のいずれか一方の面材に粘着シートを貼合した際に、面材と粘着シートとの界面に空隙(気泡)が残存しやすい。
・表示パネルおよび保護板のいずれか一方の面材に粘着シートを貼合した後、残りの面材を粘着シートに貼合した際に、残りの面材と粘着シートとの界面にも空隙(気泡)が残存しやすい。
前記枠状フィルムは、前記表面を所定厚みで覆う第1枠状フィルムと、前記第1枠状フィルム上に積層され、前記第1枠状フィルムと剥離可能な第2枠状フィルムと、を備えることが好ましい。
前記凹部の前記底面が、粗面処理されていることが好ましい。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更できる。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
本明細書における「(メタ)アクリレート」とは、アクリレートまたはメタクリレートを意味する。
本発明書における「厚み」とは、マイクロゲージまたはレーザー変位計等を用いた測定方法により測定された厚みを意味する。
本明細書における「厚み偏差」とは、前記「厚み」の測定方法により、4〜6cm2あたり1〜2箇所について測定された値から求められた偏差を意味するものとする。
本明細書における「非矩形」とは、矩形ではない形状、たとえば、円、楕円、扇形等の輪郭の一部または全部に曲線を含む形状、三角形、五角形等の多角形を意味する。
(粘着層付き保護板)
まず、本実施形態の製造方法によって製造される粘着層付き保護板について図1を参照して説明する。
図1(a)は、粘着層付き保護板1の平面図である。図1(b)は、図1(a)におけるA−A線視断面図である。
粘着層14は、遮光印刷部12の内側の保護板10の表面と、遮光印刷部12の表面の内、内側の周縁部とを覆っている。粘着層14は、保護フィルム16によって覆われている。粘着層14の保護フィルム16側の周縁部は、保護フィルム16と第2枠状フィルム60bとの間に形成されている。
保護板10は、図1(a)に示すように、矩形領域55a(第1領域)と、非矩形領域55b(第2領域)とを備える。矩形領域55aは、平面視で保護板10の表面に内接する最大の仮想矩形に囲まれる領域である(図中二点鎖線と保護板10の外周線の一部とで示す。)。非矩形領域55bは、矩形領域55a以外の矩形でない領域である。保護板10は、矩形領域55aと非矩形領域55bとを備えるため、平面視形状が非矩形である。
遮光印刷部12は、表示パネルの画像表示領域以外が保護板10側から視認できないようにして、表示パネルに接続されている配線部材等を隠蔽する。遮光印刷部12は、粘着層14が形成される側またはその反対側の表面に形成できる。遮光印刷部12と画像表示領域との視差を低減する点では、粘着層14が形成される側の表面に形成されることが好ましい。保護板10がガラス板の場合、遮光印刷部12に黒色顔料を含むセラミック印刷を用いると遮光性が高く好ましい。
粘着層14は、後述する粘着層形成用硬化性樹脂組成物26からなる未硬化の粘着層を硬化させることにより形成される。
せん断弾性率が107Pa以下であれば、表示パネルと貼合させた場合に粘着層14が良好な密着性を発揮できる。また、粘着層14を形成する樹脂材の分子運動性が比較的高いため、減圧雰囲気下にて表示パネルと粘着層付き保護板1とを貼合した後、これを大気圧雰囲気下に戻した際に、空隙内の圧力(減圧のまま)と粘着層14にかかる圧力(大気圧)との差圧によって空隙の体積が減少しやすくなり、また、体積が減少した空隙内の気体が粘着層14に溶解し、吸収されやすい。
レオメーター(アントンパール(Anton paar)社製、モジュラーレオメーター PhysicaMCR−301)を用い、測定スピンドルと透光性の定板の隙間を粘着層14の平均厚みと同一として、その隙間に未硬化の粘着層形成用硬化性樹脂組成物26を配置する。さらに、硬化に必要な熱や光を未硬化の粘着層形成用硬化性樹脂組成物26に加えながら硬化過程のせん断弾性率を測定し、所定の硬化条件における計測値を粘着層14のせん断弾性率とする。
保護フィルム16は、粘着層14の表面を保護するものであり、粘着層付き保護板1と表示パネルとを貼合する直前まで粘着層14の形状を維持するものである。保護フィルム16は、保護板10の法線方向からみて遮光印刷部12と重なる部分に形成された切れ込み16cによって、周縁部の額縁状の残存部16bと、残存部16bによって囲まれた剥離部16aとに分離されている。
そのため、剥離部16aの大きさは、粘着層付き保護板1と表示パネルとを貼合した際に、表示パネルが粘着層14と接合する面とほぼ同じであり、表示パネルの画像表示領域とほぼ同じかひとまわり大きいことが好ましい。
よって、保護フィルム16としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素系樹脂等からなる密着性の比較的低い基材フィルムの片面が粘着面とされた自己粘着性保護フィルムが好ましい。保護フィルム16の好適な厚みは、用いる樹脂の種類により異なるが、ポリエチレン、ポリプロピレン等の比較的柔軟なフィルムを用いる場合には0.04〜0.2mmが好ましく、0.06〜0.1mmがさらに好ましい。保護フィルム16の厚みが0.04mm以上であると、粘着層14から保護フィルム16を剥離する際に保護フィルム16の変形を抑えることができる。保護フィルム16の厚みが0.2mm以下であると、剥離時に保護フィルム16が撓みやすく、剥離させることが容易になる。
図1に示す第2枠状フィルム60bは、後述する枠状フィルム貼着工程S11において、保護板10と保持部材50aとの境界61(境界部)を跨ぐようにして設けられた第2枠状フィルム60bの残留した部分である。詳細は、後述する。
次に、本実施形態の粘着層付き保護板1の製造方法について説明する。
図2は、本実施形態の粘着層付き保護板1の製造方法を示すフローチャートである。
枠状フィルム貼着工程S11は、凹部51aに挿入され、上面が保持部材50aの表面56aと面一となっている保護板10と、保持部材50aと、に跨る枠状フィルム60を境界61の全周に亘って貼着する工程である(図4参照。)。
堰状部形成工程S12は、枠状フィルム60の表面の周縁部に未硬化の堰状部22を形成する工程である(図5参照。)。
粘着層形成用硬化性樹脂組成物供給工程S13は、粘着層14を形成する粘着層形成用硬化性樹脂組成物26を未硬化の堰状部22で囲まれた領域24に供給する工程である(図6参照。)。
保護フィルム貼着工程S14は、減圧雰囲気(第1雰囲気)下で、保護フィルム16を保護板10に粘着層形成用硬化性樹脂組成物26によって形成される未硬化の粘着層と未硬化の堰状部22とを介して貼着する工程である(図7参照。)。
粘着層形成工程S15は、未硬化の粘着層と、未硬化の堰状部22をそれぞれ硬化させ、硬化した粘着層14と硬化した堰状部20とを形成する工程である(図8参照。)。
粘着層分離工程S16は、保護フィルム16、粘着層14および枠状フィルム60を、保護板10の外周に沿って、内側と外側に切断する工程である(図9参照。)。
枠状フィルム除去工程S17は、残留した枠状フィルム60の第1枠状フィルム60aを、保護板10から除去する工程である。
剥離層形成工程S18は、保護フィルム16を周縁部の残存部16bと残存部16bで囲まれた剥離部16aとに分割する工程である(図10参照。)。
以下、各工程について順次説明する。
図3は、保護板保持工程S10の手順を示す図である。
図3(a)は保護板10が保持部材50aによって保持された状態を示す平面図である。図3(b)および図3(c)は、保護板10を保持部材50aに保持させる手順を示す、図3(a)におけるB−B線視断面図である。
図3に示すように、保持部材50aは、保護板10を保持するものであって、底部52を備えている。保持部材50aの表面56a側の面には、保護板10の外周面を嵌合させ、保持部材50aの表面56aと保護板10の上面とが面一となるように保持する凹部51aが形成されている。
保持部材50aの材質は、保護板10を保持できるものであれば、特に限定されない。たとえば、アルミニウムを用いることができる。
保持部材50aの凹部51aの底面57bには、保護板10を分離しやすくするために、粗面処理が施されている。
それぞれ、粗面処理としては、たとえば、エッチング処理を用いることができる。
図3(b)に示すように、凹部51aに保護板10を保持部材50aの表面56aの側から挿入し、凹部51aの側面57aと保護板10の外周面とを嵌合させる。挿入時、凹部51a内における保護板10の下面と底面57bとの間の空気は、気抜用貫通孔53により、外部に排出される。その結果、保護板10の下面と凹部51aの底面57bとの間に空気溜まりが生じることを抑制できる。保護板10の下面と凹部51aの底面57bは当接し、保護板10の上面と、保持部材50aの表面56aとが面一となる。
図4は、枠状フィルム貼着工程S11の手順を示す図である。
図4(a)は、枠状フィルム60が貼着された後を示す平面図である。図4(b)は、図4(a)におけるC−C線視断面図である。
枠状フィルム60は、保持部材50aと保護板10との境界61にわずかに生じる隙間に、後述する粘着層形成用硬化性樹脂組成物26が入り込まないようにし、また後述する粘着層分離工程S16においては、遮光印刷部12を傷つけないように保護するものである。図4(b)に示すように、枠状フィルム60は、第1枠状フィルム60aと、第1枠状フィルム60aの上に積層される第2枠状フィルム60bとを備え、保護板10と保持部材50aとの境界61を跨ぐようにして設けられている。
枠状フィルム60を保持部材50aの表面56aと保護板10の上面とに跨るように貼着する。貼着する方法は、特に限定されない。後述する枠状フィルム除去工程S17において、容易に枠状フィルム60を保護板10に対して除去するために、該貼着する方法は、接着力の弱い方法であることが好ましい。
図5は、堰状部形成工程S12の手順を示す図である。
図5(a)は、堰状部22が形成された後を示す平面図である。図5(b)は、図5(a)におけるD−D線視断面図である。
未硬化の堰状部22は、堰状部形成用硬化性樹脂組成物からなる。
堰状部形成用硬化性樹脂組成物の粘度は、500〜3000Pa・sが好ましく、800〜2500Pa・sがより好ましく、1000〜2000Pa・sがさらに好ましい。粘度が500Pa・s以上であれば、未硬化の堰状部22の形状を比較的長時間維持でき、未硬化の堰状部22の高さを充分に維持できる。粘度が3000Pa・s以下であれば、未硬化の堰状部22を塗布によって形成できる。
また、堰状部を形成する堰状部形成用硬化性樹脂組成物の塗布時の粘度が500Pa・sより小さい場合であっても、堰状部形成用硬化性樹脂組成物が光硬化性組成物である場合には、塗布の直後に光を照射することで、光照射後の堰状部形成用硬化性樹脂組成物の粘度を上述の好ましい範囲とすればよい。塗布の容易さからは、堰状部形成用硬化性樹脂組成物の塗布時の粘度が500Pa・s以下である方が好ましく、200Pa・s以下が更に好ましい。
なお、本明細書において堰状部形成用硬化性樹脂組成物および後述する粘着層形成用硬化性樹脂組成物26の粘度は、35℃においてE型粘度計を用いて測定したものをいう。
硬化速度が速い点および透明性の高い堰状部が得られる点から、アクリロイルオキシ基およびメタクリロイルオキシ基から選ばれる基が好ましい。
オリゴマー(A)は、堰状部形成用光硬化性樹脂組成物の硬化性、堰状部の機械的特性の点から、硬化性基を1分子あたり平均1.8〜4個有するものが好ましい。また、オリゴマー(A)としては、ウレタン結合を有するウレタンオリゴマー、ポリオキシアルキレンポリオールのポリ(メタ)アクリレート、ポリエステルポリオールのポリ(メタ)アクリレート等が挙げられ、ウレタン鎖の分子設計等によって硬化後の樹脂の機械的特性、透明面材または表示パネルとの密着性等を幅広く調整できる点から、ウレタンオリゴマーが好ましい。オリゴマー(A)は1種でも2種以上用いてもよい。
モノマー(B)は、透明面材または表示パネルと堰状部との密着性や後述する各種添加剤の溶解性の点から、水酸基を有するモノマーを含むことが好ましい。具体的には、水酸基数1〜2、炭素数3〜8のヒドロキシアルキル基を有するヒドロキシアクリレート、または、ヒドロキシメタアクリレート(2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、6−ヒドロキシヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、6−ヒドロキシヘキシルメタクリレート等)が好ましく、4−ヒドロキシブチルアクリレート、または、2−ヒドロキシブチルメタクリレートが特に好ましい。モノマー(B)も1種でも2種以上用いてもよい。
枠状フィルム60の表面の周縁部に、液状の堰状部形成用硬化性樹脂組成物を塗布して矩形枠状の堰状部22を形成する。
塗布は、印刷機、ディスペンサ、ダイコータ等を用いて行われる。堰状部22は、未硬化の状態であってもよく、部分的に硬化させた半硬化の状態であってもよい。堰状部22の部分硬化は、堰状部形成用硬化性樹脂組成物が光硬化性組成物である場合、光の照射によって行う。たとえば、光源(紫外線ランプ、高圧水銀灯、UV−LED等)から紫外線または短波長の可視光を照射して、光硬化性樹脂組成物を部分硬化させる。
図6(a)は、粘着層形成用硬化性樹脂組成物供給工程S13で用いる供給装置3を示す平面図である。図6(b)は、図6(a)におけるE−E線視断面図である。
図6に示すように、供給装置3は、下定盤28と、下定盤28に取り付けられた一対の送りねじ32と送りねじ32に直交する送りねじ34とを備える公知の水平移動機構と、送りねじ34に取り付けられたディスペンサ30と、を備える。下定盤28上には、保護板10が保持された保持部材50aが設置されている。ディスペンサ30からは、粘着層14を形成する粘着層形成用硬化性樹脂組成物26が吐出される。
粘着層形成用硬化性樹脂組成物26の粘度は、0.05〜50Pa・sが好ましく、1〜20Pa・sがより好ましい。粘度が0.05Pa・s以上であれば、後述するモノマー(B')の割合を抑えることができ、粘着層14の物性の低下が抑えられる。また、低沸点の成分が少なくなるため、後述する減圧雰囲気下における揮発が抑えられ好適となる。粘度が50Pa・s以下であれば、粘着層14に空隙が残留しにくい。
モノマー(B')としては、粘着層形成用光硬化性樹脂組成物の硬化性、粘着層14の機械的特性の点から、硬化性基を1分子あたり1〜3個有するものが好ましい。
一対の送りねじ32および送りねじ34からなる水平移動機構によって、ディスペンサ30を、図6(a)の上下左右方向に動かし、堰状部22で囲まれた領域24に、液状の粘着層形成用硬化性樹脂組成物26を点状または線状に供給する(図6(a)では線状に供給。)。
粘着層形成用硬化性樹脂組成物26の供給量は、堰状部22、枠状フィルム60、保護板10および保護フィルム16によって形成される空間が粘着層形成用硬化性樹脂組成物26によって充填され、かつ保護板10と保護フィルム16との間を所定の間隔とする(すなわち粘着層14を所定の厚みとする)だけの分量にあらかじめ設定する。この際、粘着層形成用硬化性樹脂組成物26の硬化収縮による体積減少をあらかじめ考慮することが好ましい。よって、該分量は、粘着層14の所定厚みよりも粘着層形成用硬化性樹脂組成物26の厚みが若干厚くなる量が好ましい。
図7は、保護フィルム貼着工程S14で用いる貼着装置4を示す断面図である。
図7に示すように、貼着装置4は、減圧装置38と、減圧装置38内に設けられた、保護フィルム16が貼着された支持面材36、上定盤42、下定盤44およびエアシリンダ46と、を備える。
減圧装置38には真空ポンプ48が取り付けられている。上定盤42は、複数の吸着パッド40を備え、エアシリンダ46によって上下方向に移動可能とされている。下定盤44上には、保護板10が保持された保持部材50aが固定されている。支持面材36は、吸着パッド40に取り付けられ、保護フィルム16が貼着されている側の面が、保持部材50aの粘着層形成用硬化性樹脂組成物26が供給された側の面と対向するように設置されている。
減圧装置38内の空気を真空ポンプ48によって吸引し、1kPa以下の減圧雰囲気(以下、第1雰囲気と記す。)とする。減圧装置38内の雰囲気圧力が、たとえば15〜100Paの減圧雰囲気に達した後、支持面材36を上定盤42の吸着パッド40によって吸着保持した状態で、下に待機している保護板10に向けて、エアシリンダ46を動作させて下降させる。そして、保護板10と、保護フィルム16が貼着された支持面材36とを、未硬化の堰状部22を介して重ね合わせる。このように、保護板10、枠状フィルム60、保護フィルム16および未硬化の堰状部22で粘着層形成用硬化性樹脂組成物26からなる未硬化の粘着層が密封された積層物を構成し、第1雰囲気下で所定時間、該積層物を保持する。
図8は、粘着層形成工程S15の手順を示す断面図である
堰状部20は、上述した未硬化の堰状部22が硬化されることにより形成される。堰状部20の幅は、0.5〜2.5mmが好ましく、0.8〜1.2mmがより好ましい。また、堰状部20の厚みは、堰状部20と粘着層14とが近接する領域を除いた粘着層14の平均的な厚みとほぼ等しいか、または前述のように、粘着層14の厚みより0.005〜0.05mm厚いことが好ましく、0.01〜0.03mm厚いことがより好ましい。
また、堰状部20のせん断弾性率が、粘着層14のせん断弾性率よりも大きくすることで、堰状部20が粘着層14と近接する領域の少なくとも一部において、堰状部20の厚みが粘着層14の厚みよりも大きい、粘着層付き保護板1を製造しやすくなる。
堰状部20の厚みを調整する方法としては、枠状フィルム60の表面の周縁部に供給される堰状部形成用硬化性樹脂組成物の供給量を調節する方法、堰状部形成用硬化性樹脂組成物の粘度や硬化時の収縮率を調整する方法が挙げられる。
保護フィルム貼着工程S14における、減圧装置38内の第1雰囲気を解除した後、前記積層物を雰囲気圧力が50kPa以上の圧力雰囲気(以下、第2雰囲気と記す。)下に置く。第2雰囲気は、たとえば、大気圧雰囲気とできる。
前記積層物を第2雰囲気下に置くと、保護フィルム16の上側の第2雰囲気の圧力と、保護フィルム16と保護板10との間の第1雰囲気の圧力との差により、保護板10と保護フィルム16とが密着する方向に押圧される。そのため、前記積層物内の密閉空間に空隙が存在すると、空隙に未硬化の粘着層が流動していき、密閉空間全体が未硬化の粘着層によって均一に充填される。
空隙が消失するまでに時間を要する場合は、前記積層物を空隙が消失するまで第2雰囲気下で保持する。また、高圧保持時間が長くなっても通常支障は生じないことから、プロセス上の他の必要性から高圧保持時間を長くしてもよい。高圧保持時間は、1日以上の長時間であってもよいが、生産効率の点から、6時間以内が好ましく、1時間以内がより好ましく、さらに生産効率が高まる点から、10分以内が特に好ましい。
保持部材50aからの保護板10の離脱は、保護板保持工程S10と逆の手順で、治具を用いて行うことができる。
図9は、粘着層分離工程S16の手順を示した断面図である。
図9(a)は保護フィルム16、粘着層14および枠状フィルム60の分離時を示す断面図である。図9(b)は、図9(a)における部分拡大断面図である。図9(c)は、保護フィルム16、粘着層14および枠状フィルム60の分離後を示す断面図である。
図9(a)に示すように、粘着層分離工程S16では、保護フィルム16、粘着層14および枠状フィルム60を切断(分離)する打抜刃型70を用いる。
打抜刃型70は、保護板10の外周に沿った筒型形状をしており、保護板10に対して粘着層14が形成された側から垂直方向に下降させることで、一度に保護板10の外周に沿って、保護フィルム16、粘着層14および枠状フィルム60の第2枠状フィルム60bを内側部と外側部に切断できる。
打抜刃型70は、たとえば、エッチング加工によって作られる腐食刃を用いることができる。
打抜刃型70の刃が、枠状フィルム60の孔部62の側面から外側に0.5mm程度の位置となるようにして、保護板10の粘着層14が形成されている側の面から、打抜刃型70を垂直方向に下降させる。打抜刃型70の刃が、遮光印刷部12に到達しないように、枠状フィルム60の第1枠状フィルム60aの半分程度の厚み位置まで挿入されたところ(図9(b)参照)で、打抜刃型70の下降を停止させる。そして、打抜刃型70を上昇させて、保護板10から抜き取る。これにより、保護フィルム16、粘着層14および第2枠状フィルム60bが内側部分と外側部分とに切断される。
[工程手順]
粘着層分離工程S16において残留した第1枠状フィルム60aを除去する方法は、特に限定されない。たとえば、第1枠状フィルム60aの保護板10からはみ出している部分を固定し、治具等を用いて保護板10を上方向へと移動させる。第1枠状フィルム60aと第2枠状フィルム60bは剥離可能となっており、第1枠状フィルム60aと保護板10(遮光印刷部12)の粘着力も高くないため、保護板10が上方向へと移動することにより、第1枠状フィルム60aと遮光印刷部12との界面、および第1枠状フィルム60aと第2枠状フィルム60bとの界面が剥離する。これより、第1枠状フィルム60aが除去されて、図1(a)、(b)に示したように第2枠状フィルム60bが残留した粘着層付き保護板1が形成される。
また、手動でも第1枠状フィルム60aを除去できる。
図10は、剥離部形成工程S18の手順を示す平面図である。
図10に示すように、遮光印刷部12と平面的に重なる部分の保護フィルム16に、ナイフ80を用いて切れ込み16cを形成し、保護フィルム16を周縁部の残存部16bと残存部16bで囲まれた剥離部16aとに分割する。
以上に詳細に説明した本実施形態の製造方法によれば、堰状部20を形成し、堰状部20で囲まれた内部に粘着層形成用硬化性樹脂組成物26を供給し、大気圧以下の第1雰囲気下で保護フィルム16を貼着して未硬化の粘着層を形成した後に、第2雰囲気下に所定時間置く。その結果、保護板10と保護フィルム16とが密着する方向に押圧され、保護板10と未硬化の粘着層との間に空隙がある場合に、空隙に未硬化の粘着層が流動していくため、保護板10と粘着層14との界面における空隙の発生が充分に抑えられ、かつ他の面材との貼合が簡便である粘着層付き保護板1を製造できる。また、本実施形態の製造方法によれば、同様にして、保護板10と粘着層14との界面における空隙の発生が充分に抑えられ、他の面材(表示パネル等)との貼合が簡便である粘着層付き保護板1を提供できる。
具体的には、矩形領域55a上の粘着層14の厚み偏差と、非矩形領域55b上の粘着層14の厚み偏差を同一にできる。厚み偏差の値としては、たとえば、10%以下とできる。
さらに、堰状部20は保持部材50aの凹部51aを囲む外側に形成されるため、保護板10の直上には堰状部20が形成されることがない。その結果、本実施形態の製造方法によれば、粘着層14と堰状部20の近傍において粘着層14の厚みが他の部分の厚みに比べて不均一となる場合であっても、製造される粘着層付き保護板1に影響を与えることがなく、粘着層14が全面的に均一な粘着層付き保護板1を製造できる。
なお、本実施形態においては、下記方法も選択できる。
また、粘着層形成用硬化性樹脂組成物供給工程S13においては、ディスペンサ30の代わりに、ダイコータ等を用いてもよい。
表示パネルが金属などの筺体フレームに収められており、フレームの開口部を通して表示領域を視認する場合には、フレームの開口部を介して粘着層14と表示パネルを表示領域において貼合する。この場合にフレームの開口部と表示領域の大きさが近接していることがあり、その場合には残存部16bを設けない方が好ましい。
次に、第2実施形態について、図11および図12を参照して説明する。本実施形態において、第1実施形態と同様の構成要素については、適宜、上記の実施形態と同様の符号を付してその説明を簡略化、または省略する。
本実施形態は、保持部材として、凹部が貫通している保持部材50bを用いるものである。また、本実施形態における、粘着層付き保護板は、第1実施形態の粘着層付き保護板1と同様である(図1参照)。
図11は、本実施形態の粘着層付き保護板1の製造方法を示すフローチャートである。
以下、各工程について順次説明する。
枠状フィルム貼着工程S20は、枠状フィルム60を保持部材50bの表面56bに貼着する工程である。貼着方法は、特に限定されない。たとえば、保持部材50bをローラーで移動させ、ロール状に巻かれた第1枠状フィルム60aと第2枠状フィルム60bとを順次保持部材50b上に貼合できる。
図12は、保護板保持工程S21の手順を示す断面図である。
保持部材50bは凹部51bが面に垂直な方向に貫通している。保持部材50bの厚みは、保護板10の厚みと同一である。材質は、第1実施形態と同様である。
図12(a)、(b)に示すように、保持部材50bの凹部51bに保護板10を枠状フィルム60が貼着された面と反対の面側から挿入し、保護板10の上面と、保持部材50bの表面56bとが面一となるように、凹部51bと保護板10とを嵌合させる。この際、保護板10の上面の外縁が枠状フィルム60に貼着され、保護板10が保持部材50bに保持される。
堰状部形成工程S22は、第1実施形態における堰状部形成工程S12と同様である。
粘着層形成用硬化性樹脂組成物供給工程S23は、第1実施形態における粘着層形成用硬化性樹脂組成物供給工程S13と同様である。
保護フィルム貼着工程S24は、第1実施形態における保護フィルム貼着工程S14と同様である。
粘着層形成工程S25は、第1実施形態における粘着層形成工程S15と同様である。
粘着層分離工程S26は、第1実施形態における粘着層分離工程S16と同様である。
枠状フィルム除去工程S27は、第1実施形態における枠状フィルム除去工程S17と同様である。
(工程S28:剥離部形成工程)
剥離部形成工程S28、第1実施形態における剥離部形成工程S18と同様である。
本実施形態の製造方法によれば、前記第1実施形態と同様の作用・効果が得られることに加えて、保持部材50bの凹部51bは貫通しているため、保持部材50bを形成する材質の板を保護板10の形状に合わせて打抜くことで、保持部材50bを製造できる。そのため、保持部材の製造が容易である。
なお、本実施形態においては、下記方法も選択できる。
Claims (8)
- 透明面材の外周面と嵌合する保持面に囲まれる凹部が形成された保持部材に、前記透明面材を嵌合させ、前記透明面材の上面と、前記保持部材の前記凹部が形成された側の表面とが面一となるように、前記透明面材を保持させる工程と、
前記保持部材の前記表面に、少なくとも前記保持部材と前記透明面材との境界部を覆う枠状フィルムを貼着する工程と、
前記枠状フィルム上に前記凹部を囲むように枠状に堰状部形成用硬化性樹脂組成物を塗布する工程と、
前記堰状部形成用硬化性樹脂組成物で囲まれた領域に粘着層形成用硬化性樹脂組成物を供給する工程と、
大気圧より低い第1雰囲気下で前記粘着層形成用硬化性樹脂組成物の上に、保護フィルムを重ねる工程と、
前記第1雰囲気よりも高圧の第2雰囲気下で前記粘着層形成用硬化性樹脂組成物を硬化させ、粘着層を形成する工程と、
前記粘着層および前記保護フィルムを、前記透明面材の外周に沿って切断する工程と、
を含む粘着層付き透明面材の製造方法。 - 前記透明面材は、矩形領域である第1領域と、非矩形領域である第2領域を備える、請求項1に記載の粘着層付き透明面材の製造方法。
- 前記枠状フィルムは、前記保持部材の前記表面を全面的に覆う、請求項1または2に記載の粘着層付き透明面材の製造方法。
- 前記枠状フィルムは、前記表面を所定厚みで覆う第1枠状フィルムと、
前記第1枠状フィルム上に積層され、前記第1枠状フィルムと剥離可能な第2枠状フィルムと、
を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の粘着層付き透明面材の製造方法。 - 前記保持部材は、前記凹部の底に、
一端が前記凹部の底面に開口し、他端が大気解放された第1貫通孔と、
前記凹部の前記底面に開口し、前記透明面材を前記凹部に嵌合させる位置と、前記透明面材を前記凹部から離脱させる位置との間を軸体が移動する第2貫通孔と、
が形成された底部を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着層付き透明面材の製造方法。 - 前記凹部の前記底面が、粗面処理されている請求項5に記載の粘着層付き透明面材の製造方法。
- 前記凹部は、前記保持部材を貫通する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着層付き透明面材の製造方法。
- 前記保持部材の前記表面が、粗面処理されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の粘着層付き透明面材の製造方法。
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