JP2002216589A - スイッチ装置 - Google Patents
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
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Abstract
ね特性を確保しつつ、スイッチ本体の高さを低くすると
共に、操作レバーとコイルばねからなる可動接点の回動
中心を同一にすることで動作を安定させることができる
検出スイッチの構造を提供する。 【解決手段】 収納部1aを有するハウジング1と、収
納部1aの内底面に並設されたコモン接点2及び切換接
点3と、コモン接点2に第1のアーム4bが常時接触さ
れ、第2のアーム4cが切換接点3と接離可能に配設さ
れたコイルばねからなる可動接点4と、操作部5bを有
し可動接点4の第2のアーム4cを回動可能に保持する
操作レバー5と、ハウジング1の上部を覆うカバー6と
を備え、切換接点3は、第2のアーム4cが摺接するク
リップ状に屈曲された接触部3bを有すると共に、この
接触部3bが収納部1aの内底面に平行して形成され、
接触部3bには、接触部3bの上方に突出して第2のア
ーム4cの摺接を案内する案内片3dを形成した。
Description
カ駆動用の検出スイッチとして使用されるスイッチ装置
に係り、特にコイルばねや板ばね等を使用した接点部の
構造に関する。
は、接点部にコイルばねや板ばねを使用したものが知ら
れている。この従来の検出スイッチの接点部の構造とし
ては、可動接点にコイルばねを使用し、このコイルばね
からアーム部を延設して設けることにより、このアーム
部を可動接点として使用し、また、コイルばねを操作レ
バーの復帰用のばね部材として使用している。
に取り付けられる場合には、コイルばねの巻回されたコ
イル部が、ハウジング等に固定されて内底面に配設され
たコモン接点に接続される。また、コイル部から延設さ
れたアーム部には屈曲部が設けられ、この屈曲部やアー
ム部の自由端部が可動接点として形成されている。この
可動接点の移動軌跡上には、コモン接点と並設して板ば
ねからなるクリップ状の切換接点がハウジングの内底面
から立直して形成されており、アーム部が操作レバーに
よって押圧されることにより可動接点が移動され、切換
接点と接続されるものとなっている。
コイル部との延設部を支点として円弧状に移動するもの
となり、操作レバーとの当接部や切換接点との接続部に
動作の幅(すべり幅)が発生するものとなる。
た従来の検出スイッチの構造は、可動接点と接離する切
換接点が、クリップ状の板ばねでハウジングの内底面か
ら立直して形成されており、必要な接点圧や疲労特性な
どのばね特性を確保するためにはある程度の高さを必要
とすることから、スイッチ本体の高さが高くなってしま
い製品の小型化が図れないという問題があった。
部と操作レバーとの当接部に動作の幅(すべり幅)が発
生することから、摺動摩擦により動作が不安定になると
いう問題があった。
解決し、検出スイッチの構造で、クリップ状の板ばねで
形成した切換接点のばね特性を確保しつつ、スイッチ本
体の高さを低くすると共に、操作レバーとコイルばねか
らなる可動接点の回動中心を同一にすることで動作を安
定させることができる検出スイッチの構造を提供するこ
とを目的とする。
に本発明では第1の手段として、収納部を有するハウジ
ングと、前記収納部の内底面に並設されたコモン接点及
び切換接点と、前記コモン接点に第1のアームが常時接
触され、第2のアームが前記切換接点と接離可能に配設
されたコイルばねからなる可動接点と、操作部を有し前
記可動接点の第2のアームを回動可能に保持する操作レ
バーと、前記ハウジングの上部を覆うカバーとを備え、
前記切換接点は、前記第2のアームが摺接するクリップ
状に屈曲された接触部を有すると共に、この接触部が前
記収納部の内底面に平行して形成され、前記接触部に
は、接触部の上方に突出して前記第2のアームの摺接を
案内する案内片を形成したことを特徴とする。
の接触部は、平板状の一枚の金属板を切り曲げることに
より立直させて形成した後、前記金属板上に90度折り
曲げることにより前記収納部の内底面に平行に配置した
ことを特徴とする。
前記接触部に対応する金属板上に、前記第2のアームの
回動を許容する凹溝部を形成し、この凹溝部を前記収納
部の内底面から下側に突き出し前記ハウジングの底面側
に表出させたことを特徴とする。
に、前記第1のアームと接触する曲げ部を形成し、この
曲げ部を前記収納部の内底面から下側に突き出し前記ハ
ウジングの底面側に表出させたことを特徴とする。
面には、前記操作レバーの操作部が突出する挿通孔を備
え、この挿通孔の一側部に上板の一部を切り欠き内側に
折り曲げた防塵用の立壁を形成したことを特徴とする。
が回動可能に軸支される回動軸の軸芯位置と、コイルば
ねからなる前記可動接点のコイル部の軸芯位置とが、同
一回動中心となるように前記操作レバーと前記可動接点
を前記ハウジング内に配置したことを特徴とする。
至図5に示す。図1は検出スイッチの分解斜視図、図2
は操作レバーが未操作状態の側断面図、図3は操作レバ
ーが操作され可動接点が切換接点に接触する状態の側断
面図、図4は操作レバーが押し込まれ可動接点が切換接
点と接続された状態の側断面図、図5は可動接点とコモ
ン接点との接触状態を示す側断面図である。
どの絶縁材で内部に収納部1aを有する箱状に形成され
ている。このハウジング1の収納部1aの内底面中央に
は、導電性の金属板からなるコモン接点2及び切換接点
3がインサート成形などの方法によって並設されてい
る。
スなどの方法で略平板状に打ち抜き形成された基板部2
aと、この基板部2aの一端側にやや下方に折り曲げら
れ、後述する可動接点4の第1のアーム部4bと接触す
る曲げ部2bが形成されており、また、前記基板部2a
の他端側には、前記ハウジング1の外方へ導出されて、
図示しない電子機器の回路基板の回路パターンなどと接
続される接続端子2cが形成されている。また、前記曲
げ部2bは前記収納部1aの内底面から下側に突き出し
た状態で前記ハウジング1に埋設されており、この曲げ
部2bの下側は前記ハウジング1の底面側に表出された
状態となっている。
プレスなどの方法で略平板状に打ち抜き形成された基板
部3aと、この基板部3aの上面側に前記収納部1aの
内底面と平行に折り曲げ形成され、後述する可動接点4
の第2のアーム部4cと接離するクリップ状の接触部3
bが形成されており、また、前記基板部3aの一端側に
は、前記ハウジング1の外方へ導出されて、図示しない
電子機器の回路基板の回路パターンなどと接続される接
続端子3cが形成されている。
板状の一枚の金属板を切り曲げることにより立直させて
形成した後、前記基板部3a上に90度折り曲げること
により前記収納部1aの内底面に平行となるように配置
されている。前記クリップ状の接触部3bを前記収納部
1aの内底面に平行(横向き)となるように配置したこ
とから、前記接触部3bの接点圧や疲労特性などのばね
特性を維持したまま、前記ハウジング1の高さを低くす
ることができ小型化が可能となっている。
bの上方に突出して後述する可動接点4の第2のアーム
4cの摺接を案内する案内片3dが形成されている。こ
の案内片3dを形成することにより、前記接触部3bを
前記収納部1aの内底面に平行(横向き)となるように
配置した場合でも、前記接触部3bに確実に可動接点4
の第2のアーム4cを摺設させることが可能となってい
る。
部3a上には、後述する可動接点4の第2のアーム部4
cの回動を許容するための凹溝部3eが形成されてい
る。この凹溝部3eが前記収納部1aの内底面から下側
に突き出した状態で前記ハウジング1に埋設されてお
り、この凹溝部3eの下側は前記ハウジング1の底面側
に表出された状態となっている。
動接点4の第1のアーム部4bと接触する曲げ部2b
と、前記切換接点3の後述する可動接点4の第2のアー
ム部4cの回動を許容するための凹溝部3eが、各々前
記収納部1aの内底面から下側に突き出した状態で前記
ハウジング1に埋設されており、この曲げ部2bと凹溝
部3eの下側は前記ハウジング1の底面側に表出させて
形成したことから、後述する操作レバー5の操作部5b
の移動量を確保しながら前記ハウジング1の高さを低く
することができるものとなっている。
端側には、後述するコイルばねからなる可動接点4を収
納する中央突起1bと一対のガイド壁1c、1cが形成
されており、この中央突起1bと一対のガイド壁1c、
1cとによって可動接点4のコイル部4aが位置決めさ
れるものとなっている。
向する一対の内壁部には、後述する操作レバー5の回動
軸5cが回動可能に軸支される軸溝1dが形成されてお
り、この軸溝1dに軸支される操作レバー5の回動軸5
cの軸芯位置と、前記中央突起1b及びガイド壁1c、
1cに位置決めされる可動接点4のコイル部4aの軸芯
位置とが同一回動中心となるように形成されている。
には、各々一対の係止突部1e、1eが形成されてお
り、この係止突部1e、1eに後述するカバー6の側板
6bに形成された一対の切り欠き部6c、6cが係合さ
れるものとなっている。
状に巻回して形成されており、この可動接点4には、コ
イル状のコイル部4aと、このコイル部4aの両端側に
略平行に延設された第1のアーム4b、及び第2のアー
ム4cが形成されている。前記可動接点4が前記収納部
1aの中央突起1bとガイド壁1c、1cに収納されて
位置決めされることにより、前記第1のアーム4bが前
記コモン接点2の曲げ部2bに常時当接されると共に、
前記第2のアーム4cが前記切換接点3の接触部3bと
接離可能に対峙されるものとなっている。
形成されており、略平板状の基部5aと、この基部5a
の一端側に突出して形成された操作部5bと、この操作
部5bの他端側の両側部に形成された一対の回動軸5
c、5cとを有している。この回動軸5c、5cが前記
ハウジング1の収納部1aに形成された前記軸溝1d、
1dに軸支されるものとなり、また、前記基部5aの下
面側には、前記可動接点4の第2のアーム4cを回動可
能に保持しており、前記操作レバー5の回動に伴って前
記第2のアーム4cが前記切換接点3の接触部3bと接
離されるようになっている。
軸支される前記操作レバー5の回動軸5cの軸芯位置
と、前記中央突起1b及びガイド壁1c、1cに位置決
めされる前記可動接点4のコイル部4aの軸芯位置とが
同一回動中心となるように形成されていることから、前
記操作レバー5と前記可動接点4の第2のアーム4cと
の当接部の摺動摩擦を回避することができるため、操作
性や接点の信頼性が向上されるものとなっている。
1に示すようにフラット(平面)状に形成して、スイッ
チを使用するセット側の部材がスイッチ内部に入り込む
ようにして押し込むようにしてもよく、この場合には、
操作レバー5に突出部がないことからスイッチ本体の薄
型化が図れるものとなる。
曲げて形成されており、前記ハウジング1の収納部1a
を覆う上板6aと、この上板6aの両側に垂下された一
対の側板6b、6bとから形成されている。また、前記
上板6aには、前記操作レバー5の操作部5bが挿入さ
れて突出する挿通孔6cが設けられており、この挿通孔
6cの一側部には、図1及び図5に示すように前記上板
6aの一部を切り欠くことで内側に折り曲げて形成され
た防塵用の立壁6dが設けられている。この立壁6dは
前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記切換接
点3の接触部3bが、前記挿通孔6cを通して外部と連
通するのを遮断する位置に形成されており、前記接触部
3bに塵埃などが侵入するのを防止している。
部6e、6eが形成されており、この切り欠き部6e、
6eが前記ハウジング1の外側部に形成された前記係止
突部1e、1eに係合することで、前記カバー6が前記
ハウジング1の上面に取り付けられるものとなってい
る。
図2乃至図4を用いて説明する。図2は操作レバー5が
未操作状態を示しており、この状態においては操作レバ
ー5は可動接点4の第2のアーム4cの付勢力によって
カバー6の上板6aから突出された状態となっている。
この状態では、前記可動接点4の第1のアーム4bが前
記コモン接点2の曲げ部2bに常時当接されると共に、
前記可動接点4の第2のアーム4cは前記切換接点3の
接触部3bとは離間されており、スイッチはオフ状態と
なっている。
ない駆動メカなどにより押圧されると、図3に示すよう
に前記操作レバー5が回動軸5cを中心として図示時計
方向に回動され、前記可動接点4の第2のアーム4cが
前記切換接点3の案内片3dに接触することによりスイ
ッチがオン状態となる。
動メカなどによって押圧されると、図4に示すように前
記操作レバー5が更に時計方向に回動され、前記可動接
点4の第2のアーム4cが前記案内片3dに案内されて
前記接触部3bと接触することにより、前記コモン接点
2と前記切換接点3とが前記可動接点4の第1のアーム
4bと第2のアーム4cを介して接続されることとな
り、確実にスイッチがオン状態となる。
部4bと接触する前記コモン接点2の曲げ部2bと、前
記可動接点4の第2のアーム部4cの回動を許容するた
めの前記切換接点3の凹溝部3eとが、各々前記ハウジ
ング1の収納部1aの内底面から下側に突き出した状態
で前記ハウジング1に埋設されており、この曲げ部2b
と凹溝部3eの下側は前記ハウジング1の底面側に表出
させて形成されていることから、前記操作レバー5の操
作部5bの移動量を確保しながら前記ハウジング1の高
さを低くすることができるため、スイッチの小型化が図
れるものとなっている。
圧が解除されると、前記操作レバー5が前記コイルばね
からなる可動接点4の付勢力で図示反時計方向へ回動さ
れ、図2に示す初期位置へと復帰することで、前記第2
のアーム4cと前記切換接点3の接触部3bとの接触が
離れてスイッチはオフ状態となる。
装置は、収納部を有するハウジングと、収納部の内底面
に並設されたコモン接点及び切換接点と、コモン接点に
第1のアームが常時接触され、第2のアームが切換接点
と接離可能に配設されたコイルばねからなる可動接点
と、操作部を有し可動接点の第2のアームを回動可能に
保持する操作レバーと、ハウジングの上部を覆うカバー
とを備え、切換接点は、第2のアームが摺接するクリッ
プ状に屈曲された接触部を有すると共に、この接触部が
収納部の内底面に平行して形成され、接触部には、接触
部の上方に突出して第2のアームの摺接を案内する案内
片を形成したことから、製品の小型化が可能となり、接
触部を収納部の内底面に平行(横向き)となるように配
置した場合でも、接触部に確実に可動接点の第2のアー
ムを摺設させることが可能となる。
枚の金属板を切り曲げることにより立直させて形成した
後、金属板上に90度折り曲げることにより収納部の内
底面に平行に配置したことから、接触部の接点圧や疲労
特性などのばね特性を維持したまま、ハウジングの高さ
を低くすることができ小型化が可能となる。
上に、第2のアームの回動を許容する凹溝部を形成し、
この凹溝部を収納部の内底面から下側に突き出しハウジ
ングの底面側に表出させたことから、操作レバーの操作
部の移動量を確保しながらハウジングの高さを低くする
ことができるため、スイッチの小型化が図れる。
する曲げ部を形成し、この曲げ部を収納部の内底面から
下側に突き出しハウジングの底面側に表出させたことか
ら、操作レバーの操作部の移動量を確保しながらハウジ
ングの高さを低くすることができるため、スイッチの小
型化が図れる。
作部が突出する挿通孔を備え、この挿通孔の一側部に上
板の一部を切り欠き内側に折り曲げた防塵用の立壁を形
成したことから、ハウジングの収納部に配設された切換
接点の接触部が、挿通孔を通して外部と連通するのを遮
断するため、接触部に塵埃などが侵入するのを防止する
ことができる。
回動軸の軸芯位置と、コイルばねからなる可動接点のコ
イル部の軸芯位置とが、同一回動中心となるように操作
レバーと可動接点をハウジング内に配置したことから、
操作レバーと可動接点の第2のアームとの当接部の摺動
摩擦を回避することができるため、操作性や接点の信頼
性の向上が図れる。
解斜視図である。
操作状態を示す側断面図である。
が切換接点に接触する状態を示す側断面図である。
点が切換接点と接続された状態を示す側断面図である。
状態を示す側断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 収納部を有するハウジングと、前記収納
部の内底面に並設されたコモン接点及び切換接点と、前
記コモン接点に第1のアームが常時接触され、第2のア
ームが前記切換接点と接離可能に配設されたコイルばね
からなる可動接点と、操作部を有し前記可動接点の第2
のアームを回動可能に保持する操作レバーと、前記ハウ
ジングの上部を覆うカバーとを備え、前記切換接点は、
前記第2のアームが摺接するクリップ状に屈曲された接
触部を有すると共に、この接触部が前記収納部の内底面
に平行して形成され、前記接触部には、接触部の上方に
突出して前記第2のアームの摺接を案内する案内片を形
成したことを特徴とするスイッチ装置。 - 【請求項2】 前記クリップ状の接触部は、平板状の一
枚の金属板を切り曲げることにより立直させて形成した
後、前記金属板上に90度折り曲げることにより前記収
納部の内底面に平行に配置したことを特徴とする請求項
1記載のスイッチ装置。 - 【請求項3】 前記切換接点の前記接触部に対応する金
属板上に、前記第2のアームの回動を許容する凹溝部を
形成し、この凹溝部を前記収納部の内底面から下側に突
き出し前記ハウジングの底面側に表出させたことを特徴
とする請求項1、又は2記載のスイッチ装置。 - 【請求項4】 前記コモン接点に、前記第1のアームと
接触する曲げ部を形成し、この曲げ部を前記収納部の内
底面から下側に突き出し前記ハウジングの底面側に表出
させたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。 - 【請求項5】 前記カバーの上面には、前記操作レバー
の操作部が突出する挿通孔を備え、この挿通孔の一側部
に上板の一部を切り欠き内側に折り曲げた防塵用の立壁
を形成したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装
置。 - 【請求項6】 前記操作レバーが回動可能に軸支される
回動軸の軸芯位置と、コイルばねからなる前記可動接点
のコイル部の軸芯位置とが、同一回動中心となるように
前記操作レバーと前記可動接点を前記ハウジング内に配
置したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
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