JP2002214438A - 液晶表示用広視野角偏光フィルムおよび液晶表示用広視野角偏光粘着フィルム - Google Patents

液晶表示用広視野角偏光フィルムおよび液晶表示用広視野角偏光粘着フィルム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相差フィルムや輝度向上フィルムが組み合
わされた液晶表示用広視野角偏光フィルムであって、輝
度ムラの少ないものを提供すること、また液晶表示用広
視野角偏光粘着フィルムを提供すること、さらには、当
該広視野角偏光粘着フィルムが液晶パネルの少なくとも
片側に貼着されている液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】 光学補償フィルムに偏光層が積層されて
おり、さらに当該偏光層上に位相差フィルムおよび/ま
たは輝度向上フィルムが積層されている広視野角偏光フ
ィルムおいて、前記偏光層が光学補償フィルム上に粘着
剤を介さずに積層されていることを特徴とする液晶表示
用広視野角偏光フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示用広視野
角偏光フィルムおよび液晶表示用広視野角偏光粘着フィ
ルムに関する。さらには当該液晶表示用広視野角偏光粘
着フィルムが液晶パネルの少なくとも片側に貼着されて
いる液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイにおける液晶パネルに
は、その画像形成方式から液晶パネルの最表面を形成す
るガラス基板に偏光素子を配置することが必要不可欠で
あり、一般的には偏光フィルムが液晶パネルの最表面に
貼着されている。このような偏向フィルムとしては、一
般的には、偏光子として、ヨウ素や二色性染料が吸着し
た、一軸延伸されたポリビニルアルコール系フィルムが
用いられ、当該偏光子を三酢酸セルロースのような透明
フィルムにより両面を保護した三層構造のものが用いら
れている。しかし、これらの偏光フィルムは、一般的に
は耐熱性が不良であるため、80℃以上の条件で使用す
ることは制限されていた。
【0003】また、液晶パネルの最表面には偏光フィル
ムの他に、ディスプレイの表示品位を向上させるために
様々な光学素子が用いられるようになってきている。た
とえば、良視認の広視野角を達成し、また面内の輝度ム
ラの少ない液晶表示装置を形成するため、偏光フィルム
に光学補償フィルムを積層した光学補償偏光フィルムが
用いられている。光学補償フィルムは、たとえば、三酢
酸セルロースフィルム等の支持フィルムに液晶性を示す
材料を塗布して液晶層を形成したものであり、液晶層は
ディスコティック液晶を傾斜配向させたもの、ネマチッ
ク液晶を傾斜させたもの等により形成されている。かか
る光学補償偏光フィルムは光学補償フィルムと偏光フィ
ルムを接着剤を介して積層することにより製造されてい
た。さらに、光学補償偏光フィルムの偏光フィルム上に
は、良視認性等を向上させるため位相差フィルムや輝度
向上フィルム等が積層されたものが用いられている。前
記位相差フィルムや輝度向上フィルム等の積層も接着剤
を介して行われていた。
【0004】しかし、前記偏光フィルムは耐熱性が悪
く、またその厚さは、通常100μm以上あったため、
接着剤を介して偏光フィルムと光学補償フィルムと積層
する際に、加熱収縮時に生じる応力(歪み)により窓枠
状ムラが発生しやすい。特に偏光層に、さらに位相差フ
ィルムや輝度向上フィルム等を積層して積層数が多くな
っている場合には、輝度ムラが大きくなるという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、位相差フィ
ルムや輝度向上フィルムが組み合わされた液晶表示用広
視野角偏光フィルムであって、輝度ムラの少ないものを
提供すること、また液晶表示用広視野角偏光粘着フィル
ムを提供すること、さらには、当該広視野角偏光粘着フ
ィルムが液晶パネルの少なくとも片側に貼着されている
液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決のための手段】本発明者らは、前記課題を
解決すべく、鋭意研究したところ、下記に示す広視野角
偏光フィルムにより上記目的を達成できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、光学補償フィルムに
偏光層が積層されており、さらに当該偏光層上に位相差
フィルムおよび/または輝度向上フィルムが積層されて
いる広視野角偏光フィルムおいて、前記偏光層が光学補
償フィルム上に直接積層されていることを特徴とする液
晶表示用広視野角偏光フィルム、に関する。
【0008】前記本発明の液晶表示用広視野角偏光フィ
ルムは、光学補償フィルムへの偏光層の積層に接着剤を
用いずに偏光層を直接形成しているため、加熱処理した
時に光学補償フィルム(特に支持フィルム)が収縮して
発生する応力を緩和でき、偏光層上にさらに位相差フィ
ルムや輝度向上フィルムを組み合わせた場合にも窓枠ム
ラが生じにくく、輝度ムラが少ない。
【0009】前記液晶表示用広視野角偏光フィルムにお
いて、光学補償フィルムが支持フィルムと液晶性を示す
材料からなる光学的異方性層を有するものであることが
好ましい。
【0010】このような光学補償フィルムは、良視認の
広視野角を達成し、また面内の輝度ムラの少ない液晶表
示装置を形成するうえで有効であり、支持フィルムは偏
光層を形成するうえでも好ましい。
【0011】前記液晶表示用広視野角偏光フィルムにお
いて、偏光層が、二色性染料を含むリオトロピック性溶
液により作製されたものであることが好ましい一態様で
ある。また、前記液晶表示用広視野角偏光フィルムにお
いて、偏光層が、二色性染料を含む液晶ポリマー溶液に
より作製されたものであることが好ましい一態様であ
る。
【0012】前記本発明の偏光層はこれら偏光層形成材
料をコーティングすることにより形成することができ、
当該偏光層は、耐熱性の良好な薄膜の偏光層を形成でき
る。また、前記偏光層を有する本発明の液晶表示用広視
野角偏光フィルムは、良視認で視野角が広く、耐湿性、
耐久性、軽量性の点でも優れている。
【0013】前記偏光層は、偏光層形成材料として二色
性染料を含むリオトロピック性溶液を用いた場合には、
光学補償フィルム(特に支持フィルム)上に配向膜を設
けなくても直接偏光層を積層することができ、耐熱性良
好な偏光層を効率よく形成できる。
【0014】前記液晶表示用広視野角偏光フィルムにお
いて、偏光層の厚さが、0. 1〜15μmであることが
好ましい。特に、偏光層の厚さは0. 2〜3μmである
ことが、偏光特性、耐久性の点から好ましい。
【0015】前記液晶表示用広視野角偏光フィルムにお
いて、偏光層表面に保護層を有することが好ましい。液
晶表示装置の仕様によっては偏光層の上に硬質表面を形
成して視認を阻害する擦り傷の発生を防止できる。
【0016】さらに、本発明は、光学補償フィルムに、
偏光層形成材料をコーティングすることにより偏光層を
積層した後、当該偏光層上に位相差フィルムおよび/ま
たは輝度向上フィルムを積層することを特徴とする液晶
表示用広視野角偏光フィルムの製造方法、に関する。
【0017】かかる方法により、前記薄膜軽量化され、
耐熱性の良好な偏光層を効率良く形成することができ、
さらにこれに位相差フィルムや輝度向上フィルムを積層
することにより液晶表示用広視野角偏光フィルムを製造
できる。
【0018】さらに、本発明は、前記液晶表示用広視野
角偏光フィルムの液晶パネルのガラス基板貼着面に粘着
層が設けられていることを特徴とする液晶表示用広視野
角偏光粘着フィルム、に関する。さらに、本発明は、前
記液晶表示用広視野角偏光粘着フィルムが液晶パネルの
少なくとも片側に貼着されていることを特徴とする液晶
表示装置、に関する。
【0019】前記広視野角偏光粘着フィルムを貼着した
液晶表示装置は、良視認の広視野角を有し、また輝度ム
ラが少ない。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の広視野角偏光粘着フィル
ムの一態様は、たとえば、図1に示すように、光学補償
フィルム2に偏光層1が粘着剤層を介することなく積層
しており、さらに偏光層1に輝度向上フィルム(および
/または位相差フィルム)3が積層している。また、偏
光層1には保護層4を設けることができる。なお、偏光
層1への輝度向上フィルム3の積層は、通常、粘着剤5
aを介して行われる。一方、広視野角偏光粘着フィルム
の液晶パネルのガラス基板貼着面となる光学補償フィル
ム2には粘着層5bが設けられている。また、当該粘着
層5bには離型シート6を設けることができる。
【0021】光学補償フィルム2としては、たとえば、
高分子フィルムを一軸または二軸延伸処理してなる複屈
折性フィルム、支持フィルム上に複屈折を示す液晶性材
料からなる光学的異方性層を有する液晶配向フィルムな
どがあげられる。光学補償フィルム2の厚さは特に制限
されないが、5〜100μm程度が一般的である。これ
ら光学補償フィルム2のなかでも支持フィルム2b上に
光学的異方性層2aを有する液晶配向フィルムが好まし
い。図1では、液晶配向フィルム(光学補償フィルム
2)の支持フィルム2b側に偏光層1が積層している
が、偏光層1の液晶配向フィルムへの積層は光学的異方
性層2a側に行うこともできる。
【0022】前記複屈折性フィルムとなる高分子素材と
しては、たとえば、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ブチラール、ポリメチルビニルエーテル、ポリヒドロキ
シエチルアクリレート、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ポ
リカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、
ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルファイド、
ポリフェニレンオキサイド、ポリアリルスルホン、ポリ
メチルメタクリレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリ
オレフィン、ポリ塩化ビニル、セルロース系重合体、ノ
ルボルネン系樹脂またはこれらの二元系、三元系各種共
重合体、グラフト共重合体、ブレンド物などがあげられ
る。これら高分子素材は延伸等により配向物(延伸フィ
ルム)となる。具体的には、日東電工株式会社製の商品
名NRF,NRZなどがあげられる。
【0023】一方、前記支持フィルムは透明ポリマーに
より形成され、適宜な透明材料を用いうるが、透明性や
機械的強度、熱安定性や水分遮断性などに優れるものが
好ましく用いられる。支持フィルムの厚さは特に制限さ
れないが、5〜50μm程度が一般的である。前記支持
フィルムを形成する透明ポリマーとしては、例えばポリ
エチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート等
のポリエステル系ポリマー、二酢酸セルロースや三酢酸
セルロース等のセルロース系ポリマー、ポリメチルメタ
クリレート等のアクリル系ポリマー、ポリスチレンやア
クリロニトリル・スチレン共重合体(AS樹脂)等のス
チレン系ポリマー、ポリカーボネート系ポリマーなどが
あげられる。また、ポリエチレン、ポリプロピレン、シ
クロ系ないしはノルボルネン構造を有するポリオレフィ
ン、エチレン・プロピレン共重合体の如きポリオレフィ
ン系ポリマー、塩化ビニル系ポリマー、ナイロンや芳香
族ポリアミド等のアミド系ポリマー、イミド系ポリマ
ー、スルホン系ポリマー、ポリエーテルスルホン系ポリ
マー、ポリエーテルエーテルケトン系ポリマー、ポリフ
ェニレンスルフィド系ポリマー、ビニルアルコール系ポ
リマー、塩化ビニリデン系ポリマー、ビニルブチラール
系ポリマー、アリレート系ポリマー、ポリオキシメチレ
ン系ポリマー、エポキシ系ポリマー、あるいは前記ポリ
マーのブレンド物なども前記透明保護層を形成するポリ
マーの例としてあげられる。これらのなかでも、三酢酸
セルロースが好ましい。
【0024】光学的異方性層となる液晶性材料として
は、液晶配向性を付与する共役性の直線状原子団(メソ
ゲン)がポリマーの主鎖や側鎖に導入された主鎖型や側
鎖型の各種のものなどがあげられる。たとえば、ディス
コティック液晶ポリマーやネマチック液晶ポリマー等が
あげられる。これら液晶性ポリマーによる光学的異方性
層の形成は、たとえば、ポリイミドやポリビニルアルコ
ール等の薄膜の表面をラビング処理したもの、酸化珪素
を斜方蒸着したものなどの配向処理面上に液晶性ポリマ
ーの溶液を展開して熱処理することにより行われる。光
学的異方性層の厚さは、0. 1〜10μm程度が好まし
い。
【0025】光学補償フィルムとしては、特に三酢酸セ
ルロースフィルムからなる支持フィルムに液晶ポリマー
を配向した液晶配向フィルムが好ましい。このような液
晶配向フィルムとしては、たとえば、富士写真フイルム
株式会社製の商品名WVAO2Aなどがあげられる。
【0026】偏光層1の形成材料には、二色性染料を含
有するリオトロピック液晶溶液や二色性染料を含有する
液晶性ポリマー溶液などが好適に用いられる。リオトロ
ピック液晶、液晶性ポリマーは特に制限されず各種のも
のが用いられる。二色性染料は、入射光に対して分子の
長軸と短軸とで異なる吸光度を呈するものであり、液晶
ポリマー等の一軸配向に合わせて分子の長軸が該所定の
方向に整列しており、入射光に含まれる振動成分を選択
的に吸収透過して偏光に変換する。二色性染料は、たと
えば、入射光の可視波長全域に渡って二色性を備える様
に調合された組成物を用いることができ、チエノチアゾ
ール環を有するジスアゾ系の二色性染料、ベンゾチアゾ
ール環を有するトリスアゾ系の二色性染料、特定のアゾ
系の二色性染料等があげられる。また前記二色性染料は
特定色に対してのみ二色性を有し、特定色の入射光を偏
光に変換するものであってもよい。二色性染料は、前記
溶液中、1〜20重量%程度用いるのが好ましい。
【0027】偏光層1の形成にあたっては、前記二色性
染料とリオトロピック液晶または液晶性ポリマーを溶媒
に溶解した溶液を調製する。たとえば、リオトロピック
液晶は水溶液として用いられ、液晶性ポリマーは有機溶
媒に溶解した溶液として用いられる。
【0028】次いで、光学補償フィルム2上に、キャス
ティング方式、スピンコート方式等の適宜な塗工方式で
前記偏光層形成材料(溶液)をコーティングし、加熱し
て薄膜を形成する。薄膜は0. 1〜15μm程度とする
のが好ましい。なお、偏光層形成材料がリオトロピック
液晶溶液の場合には光学補償フィルム2を配向処理する
ことは特に必要でなく、光学補償フィルム2に直接偏光
層を形成することができるが、偏光層形成材料として液
晶性ポリマー溶液を用いる場合には光学補償フィルム2
は予め配向処理をしておく。配向処理方法は特に制限さ
れないが、たとえば、ポリイミドやポリビニルアルコー
ル等の薄膜を形成し、その表面をラビング処理すること
等により行われる。
【0029】なお、前記偏光層1に用いられる好適な二
色性染料や液晶ポリマーの構造、組成、作製方法等は特
表平8−511109号公報、WO97/39380号
公報、日東技報Vo135,No.1,p79(199
7)、特開平11−101964号公報等に詳しく述べ
られている。
【0030】前記偏光層1の表面には保護層4を設ける
ことができる。保護層4は偏光層の上に硬質表面を形成
して視認を阻害する擦り傷の発生防止を目的としてい
る。硬質素材としては、光学補償機能を阻害する物でな
ければ特に制限されない。たとえば、透明フィルムによ
る保護層4を設けることができる。透明フィルムの形成
材料としては光学補償フィルムに用いる支持フィルムと
同様のものを使用できる。透明フィルムとしては三酢酸
セルロースが好ましい。また保護層4は、透明な硬質膜
を形成する適当な架橋樹脂にて形成できる。例えば、ウ
レタンアクリル系、エポキシ系の紫外線硬化樹脂などを
好ましく用いることができる。なお、透明フィルムによ
り保護層4を積層する場合は通常接着剤(図示せず)を
介して行われるが、前記架橋樹脂にて保護層を形成する
場合には偏光層上への保護層の積層に接着剤は必要とさ
れない。
【0031】輝度向上フィルムとしては、たとえば、コ
レステリック液晶の円偏光を使ったものがあげられる。
具体的には、日東電工株式会社製の商品名PCF350
やMerck株式会社製の商品名Transmaxなど
があげられる。また、多層界面の反射の直線偏光を使っ
たものとしては3M株式会社製の商品名D−BEFなど
があげられる。
【0032】位相差フィルムとしては、高分子素材を一
軸または二軸延伸処理してなる複屈折性フィルムや液晶
ポリマーフィルムなどがあげられ、光学補償フィルムと
同様のものを使用できる。
【0033】なお、前記広視野角偏光フィルムは、さら
に、表面に防眩シート、拡散シート、反射防止膜や保護
板などの適宜な光学層を適宜に積層でき、その他、保護
層、位相差フィルム、輝度向上フィルム等を組み合わせ
ることができる。
【0034】粘着層5a、bを構成する粘着剤として
は、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘
着剤等の各種のものを例示できるが、これらのなかでも
アクリル系粘着剤が好ましく、そのベースポリマーの重
量平均分子量は、30万〜250万程度であるのが好ま
しい。なお、粘着層5a、b以外の粘着層の形成にも同
様の粘着剤を使用できる。
【0035】アクリル系粘着剤のベースポリマーである
アクリル系重合体に使用されるモノマーとしては、各種
アルキル(メタ)アクリレート{(メタ)アクリレート
とはアクリレートおよび/またはメタクリレートをい
い、以下(メタ)とは同様の意味である。}を使用でき
る。かかるアルキル(メタ)アクリレートの具体例とし
ては、たとえば、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等を例示で
き、これらを単独もしくは組合せて使用できる。これら
のなかでもベースポリマーのモノマーユニットとして、
ブチルアクリレートを30重量%以上用いたものが、ベ
ースポリマーの緩和弾性率を調整してベースポリマーが
粘着性を示すように設定することができ好ましい。
【0036】また、得られるアクリル系重合体に極性を
付与するために前記アルキル(メタ)アクリレートの一
部に代えて(メタ)アクリル酸を少量使用することが好
ましい。さらに、架橋性単量体としてグリシジル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等も
併用しうる。更に所望により、アクリル系重合体の粘着
特性を損なわない程度において他の共重合可能な単量
体、たとえば酢酸ビニル、スチレン等を併用しうる。
【0037】前記アクリル系ポリマーの製造は、各種公
知の方法により製造でき、たとえば、バルク重合法、溶
液重合法、懸濁重合法等のラジカル重合法を適宜選択で
きる。ラジカル重合開始剤としては、アゾ系、過酸化物
系の各種公知のものを使用できる。前記製造法のなかで
も溶液重合法が好ましく、アクリル系ポリマーの溶媒と
しては一般に酢酸エチル、トルエン等の極性溶剤が用い
られる。
【0038】ゴム系粘着剤のベースポリマーとしては、
たとえば、天然ゴム、イソプレン系ゴム、スチレン−ブ
タジエン系ゴム、再生ゴム、ポリイソブチレン系ゴム、
さらにはスチレン−イソプレン−スチレン系ゴム、スチ
レン−ブタジエン−スチレン系ゴム等があげられる。シ
リコーン系粘着剤のベースポリマーとしては、たとえ
ば、ジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサ
ン等があげられる。
【0039】また、前記粘着剤は、架橋剤を含有するの
が好ましい。架橋剤としては、ポリイソシアネート化合
物、ポリアミン化合物、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ樹脂等があげられる。さらに、前記粘着剤には、必
要に応じて、粘着付与剤、可塑剤、充填剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、シランカップリング剤を等を本発明
の目的を逸脱しない範囲で各適宜に使用することもでき
る。
【0040】粘着層5bの形成は、広視野角偏光フィル
ムの液晶パネルのガラス基板貼着面に行う。図1では光
学補償フィルム2の偏光層1が積層されている面の反対
面がガラス基板貼着面となる。粘着層5bの形成方法
は、特に制限されず、広視野角偏光フィルムの前記ガラ
ス基板貼着面に粘着剤(溶液)を塗布し乾燥する方法、
粘着層5bを設けた離型シート6により広視野角偏光フ
ィルムに転写する方法等があげられる。粘着層5a、そ
の他の粘着層の形成も粘着層5bの形成と同様の手段を
採用できる。粘着層5a、b(乾燥膜厚)は厚さ、特に
限定されないが、10〜40μm程度とするのが好まし
い。
【0041】なお、離型シート6の構成材料としては、
紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレ
フタレート等の合成樹脂フィルム等があげられる。離型
シート6の表面には、粘着剤層5からの剥離性を高める
ため、必要に応じてシリコーン処理、長鎖アルキル処
理、フッ素処理な剥離処理が施されていても良い。
【0042】液晶表示装置の形成は、従来の方法に準じ
て行うことができる。広視野角偏光粘着フィルムは液晶
パネルの片側又は両側に設置することができる。また、
液晶表示装置には、照明システムにバックライトあるい
は反射板を用いたものなどを適宜に形成することができ
る。
【0043】
【実施例】以下に、実施例によって本発明を具体的に説
明するが、本発明はそれによって何等限定されるもので
はない。
【0044】製造例1 光学補償フィルムとして、三酢酸セルロースフィルムを
支持フィルムとした液晶配向フィルム(富士写真フイル
ム株式会社製WVフィルム)を用いた。次いで、当該光
学補償フィルムの支持フィルム側に、二色性染料を含む
リオトロピック液晶水溶液(LCPolarizer;
Optiva Inc.製, 固形分濃度;8.7重量
%)をワイヤバー(No. 7)にてコーティングした
後、80℃にて乾燥させ、厚さ1. 3μmの偏光層を形
成し、偏光層を有する光学補償フィルムを得た。この光
学補償偏光フィルムの厚みを測定したところ、厚みは1
10μmであり、単体透過率は40%、偏光度は90%
であった。なお、単体透過率、偏光度は、村上色彩研究
所製の分光光度計DOT−3により測定した値である。
【0045】製造例2 光学補償フィルムとして、三酢酸セルロースフィルムを
支持フィルムとした液晶配向フィルム(富士写真フイル
ム株式会社製WVフィルム)を用いた。当該光学補償フ
ィルムの支持フィルム側にポリビニルアルコール層を設
け、さらに前記ラビング処理した。
【0046】別途、下記化1、
【化1】 で示される側鎖型液晶ポリマー26重量部、株式会社日
本感光色素研究所製G−202染料0.37重量部、同
社製G−207染料0.73重量部、同社製G−429
染料1. 46重量部およびテトラタロロエタン100重
量部を混合して均一な溶液を作製した。当該溶液を前記
光学補償フィルムのラビング処理層上に、スピンコート
法によってコーティングした後、100℃にて熱処理し
て、前記液晶ポリマーを配向させ、厚さ1. 5μmの偏
光層を形成し、偏光層を有する光学補償フィルムを得
た。
【0047】さらに、偏光層上に、下式化2、
【化2】 で表わされるウレタンアクリル系樹脂を塗布した後、紫
外線硬化して、厚さ5μmの架橋樹脂からなる保護層を
形成した。この光学補償偏光フィルムの厚みを測定した
ところ、厚みは115μmであり、単体透過率は38
%、偏光度は88%であった。
【0048】実施例1、2 製造例1、2で作製した光学補償偏光フィルムに25μ
mの粘着層(アクリル系粘着剤)を介して、輝度向上フ
ィルム(日東電工株式会社製,PCF350)をそれぞ
れ貼り合せて本発明の広視野角偏光フィルムを得た。
【0049】(輝度ムラ)図2に示すように、ガラス板
(1. 1mm)Cの片面に、実施例で得られた広視野角
偏光フィルムAの光学補償フィルム側を、25μmの粘
着層(アクリル系粘着剤)5bを介して、一方、ガラス
板Cの他の片面には、製造例で得られた光学補償偏光フ
ィルムBの光学補償フィルム側を、25μmの粘着層
(アクリル系粘着剤)を介して、クロスニコルになるよ
うにそれぞれ貼り合せた。
【0050】これを80℃で24時間保管したのち、図
3に示す面内(縦230mm×横310mm)9点の透
過率を測定し(トプコン社製,輝度計BM−5)、当該
透過率(%)の最大値と最小値の差を求めた。結果を表
1に示す。
【0051】比較例1 偏光板(日東電工社製, 厚さ215μm)を準備し、こ
れの両面に光学補償フィルム(富士写真フイルム株式会
社製WVフィルム)と輝度向上フィルム(日東電工株式
会社製,PCF350)を25μmの粘着層(アクリル
系粘着剤)にてそれぞれを貼り合せ広視野角偏光フィル
ムを得た。得られた広視野角偏光フィルムを用いて前記
輝度ムラを求めた。結果を表1に示す。なお、光学補償
偏光フィルムBとしては、前記偏光板の片面に前記光学
補償フィルムを貼り付けたものを用いた。
【0052】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広視野角偏光粘着フィルムの断面図で
ある。
【図2】輝度ムラを測定したサンプルの概念図である。
【図3】輝度ムラを測定のためのサンプルの透過率測定
箇所である。
【符号の説明】 1 偏光層 2 光学補償フィルム 3 輝度向上フィルムおよび/または位相差フィルム 4 保護層 5 粘着層 A 広視野角偏光フィルム B 光学補償偏光フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三原 尚史 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA03 BA06 BA26 BA30 BA42 BB03 BB43 BB49 BB51 BB52 BC03 BC04 BC22 2H091 FA08X FA08Z FA11X FA11Z FB02 FB04 FC02 KA10 LA16 LA18 LA19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学補償フィルムに偏光層が積層されて
    おり、さらに当該偏光層上に位相差フィルムおよび/ま
    たは輝度向上フィルムが積層されている広視野角偏光フ
    ィルムおいて、前記偏光層が光学補償フィルム上に直接
    積層されていることを特徴とする液晶表示用広視野角偏
    光フィルム。
  2. 【請求項2】 光学補償フィルムが支持フィルムと液晶
    性を示す材料からなる光学的異方性層を有することを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示用広視野角偏光フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 偏光層が、二色性染料を含むリオトロピ
    ック性溶液により作製されたものであることを特徴とす
    る請求項1または2の記載の液晶表示用広視野角偏光フ
    ィルム。
  4. 【請求項4】 偏光層が、二色性染料を含む液晶ポリマ
    ー溶液により作製されたものであることを特徴とする請
    求項1または2記載の液晶表示用広視野角偏光フィル
    ム。
  5. 【請求項5】 偏光層の厚さが、0. 1〜15μmであ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液
    晶表示用広視野角偏光フィルム。
  6. 【請求項6】 偏光層表面に保護層を有することを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の液晶表示用広視
    野角偏光フィルム。
  7. 【請求項7】 光学補償フィルムに、偏光層形成材料を
    コーティングすることにより偏光層を積層した後、当該
    偏光層上に位相差フィルムおよび/または輝度向上フィ
    ルムを積層することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の液晶表示用広視野角偏光フィルムの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載の液晶表
    示用広視野角偏光フィルムの液晶パネルのガラス基板貼
    着面に粘着層が設けられていることを特徴とする液晶表
    示用広視野角偏光粘着フィルム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の液晶表示用広視野角偏光
    粘着フィルムが液晶パネルの少なくとも片側に貼着され
    ていることを特徴とする液晶表示装置。
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