JP2002213535A - ダンパー機構 - Google Patents

ダンパー機構

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JP2002213535A
JP2002213535A JP2001010636A JP2001010636A JP2002213535A JP 2002213535 A JP2002213535 A JP 2002213535A JP 2001010636 A JP2001010636 A JP 2001010636A JP 2001010636 A JP2001010636 A JP 2001010636A JP 2002213535 A JP2002213535 A JP 2002213535A
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coil spring
damper mechanism
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peripheral side
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JP2001010636A
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English (en)
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Hiroshi Uehara
宏 上原
Yasuhiko Fujita
康彦 藤田
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Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/60Clutching elements
    • F16D13/64Clutch-plates; Clutch-lamellae
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と同等の捩じり特性を確保しつつ、ダン
パー機構の構造を簡単にする。 【解決手段】 ダンパー機構は、入力回転体2と、出力
回転体3と、2つ以上のコイルスプリング組立体9とを
備えている。2つ以上のコイルスプリング組立体9は、
入力回転体2と出力回転体3とを回転方向に弾性的に連
結し、捩じりトルクを吸収するするための部材である。
各コイルスプリング組立体は、中心軸がほぼ直線状をな
す少なくとも1つのコイルスプリング41を有してい
る。少なくとも1つのコイルスプリング組立体9は、捩
じりトルクの35〜50%を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパー機構、特
に、コイルスプリング組立体が用いられたダンパー機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のクラッチディスク組立体に用いら
れるダンパー機構は、入力フライホイールに連結され得
る入力回転部材と、トランスミッションから延びるシャ
フトに連結される出力回転部材と、入力回転部材と出力
回転部材とを回転方向に弾性的に連結する弾性連結部材
とから構成されている。入力回転部材はクラッチディス
クとその内周側に固定された1対の入力プレートとから
構成されている。出力回転部材はシャフトに相対回転不
能に連結されたハブからなる。ハブは、シャフトにスプ
ライン係合するボスと、ボスから半径方向外方に延びる
フランジとを有している。弾性連結機構は複数のコイル
スプリングからなる。各コイルスプリングはフランジに
形成された窓孔内に収容され、さらに1対の入力プレー
トに形成された角窓に支持されている。1対の入力プレ
ートとハブとが相対回転すると、コイルスプリングは両
部材間で回転方向に圧縮される。このダンパー機能によ
って、クラッチディスク組立体に入力された回転方向の
捩り振動が吸収・減衰される。
【0003】さらに、フランジをハブから独立させ、フ
ランジとハブを低剛性の小コイルスプリングで回転方向
に連結する分離フランジ型のクラッチディスク組立体も
知られている。このタイプでは、捩じり角度の小さな領
域では小コイルスプリングが圧縮されて低剛性の特性が
得られ、捩じり角度の大きな領域では大コイルスプリン
グが圧縮されて高剛性の特性が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コイルスプリングは回
転方向に圧縮される際に、その外周側のたわみ量が内周
側のたわみ量に比較して大きくなる。これは、コイルス
プリングを押していく角窓等の外周側部分の回転方向移
動量が内周側の回転方向移動量より大きいためである。
この結果、外周部のたわみを吸収する内側素線のねじれ
量が外側素線のねじれ量と比較し大きくなり、応力も大
きくなる。このように1つのコイルスプリングにおいて
発生応力の偏りが生じるため、コイルスプリング全体の
寿命が短くなる。
【0005】また、従来のクラッチディスク組立体で
は、中心軸から半径方向外側に設けられた3〜6箇所の
ばね受け部に3〜12本のばねが配置される構造になっ
ているた。そのため、コイルスプリング組立体の個数を
減らすことで、ダンパー機構の構造をシンプルにするこ
とが望まれている。特に、コイルスプリング組立体が小
コイルスプリングの外周側に配置されているため、コイ
ルスプリング組立体の個数を減らすことで小コイルスプ
リングを大きくてして設計を容易にできるようにするこ
とが好ましい。
【0006】しかし、前述のようにコイルスプリングの
耐久性が十分でないため、コイルスプリングのトルク容
量を大きくして、コイルスプリング組立体を減らすこと
は困難であるとされている。
【0007】本発明の課題は、従来と同等の捩じり特性
を確保しつつ、ダンパー機構の構造を簡単にすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ー機構は、入力回転体と、出力回転体と、2つ以上のコ
イルスプリング組立体とを備えている。2つ以上のコイ
ルスプリング組立体は、入力回転体と出力回転体とを回
転方向に弾性的に連結し、捩じりトルクを吸収するする
ための部材である。各コイルスプリング組立体は、中心
軸がほぼ直線状をなす少なくとも1つのコイルスプリン
グを有している。少なくとも1つのコイルスプリング組
立体は、捩じりトルクの35〜50%を吸収する。
【0009】このダンパー機構では、2つ以上のコイル
スプリング組立体の少なくとも1つがダンパー機構の捩
じりトルクの35%以上を吸収するようになっている。
したがって従来と同等の捩じり特性を確保しつつ、コイ
ルスプリング組立体の数を減らしてダンパー機構の構造
を簡単にできる。
【0010】請求項2に記載のダンパー機構では、請求
項1において、コイルスプリングは内周側部分の有効巻
数が外周側部分の有効巻数より多くなるように装着され
ている。
【0011】このダンパー機構では、ばね圧縮時におい
て内周側と外周側とで1巻き当たりのたわみ量の差を減
らすことができる。すなわちコイルスプリングの内周側
部分と外周側部分とで1巻きに発生する応力の差が少な
くなる。この結果、コイルスプリングの強度が向上し、
トルク容量を大きくできる。
【0012】請求項3に記載のダンパー機構では、請求
項1又は2において、2つ以上のコイルスプリング組立
体は、半径方向に対向する位置に配置された1対のコイ
ルスプリング組立体を有している。1対のコイルスプリ
ング組立体は捩じりトルクの70〜100%を吸収す
る。
【0013】このダンパー機構では、2つ以上のコイル
スプリング組立体がダンパー機構の捩じりトルクの70
%以上を吸収するようになっている。したがって従来と
同等の捩じり特性を確保しつつ、コイルスプリング組立
体の数を減らしてダンパー機構の構造を簡単にできる。
【0014】請求項4に記載のダンパー機構は、入力回
転体と、出力回転体と、2つ以上のコイルスプリング組
立体とを備えている。2つ以上のコイルスプリング組立
体は、入力回転体と出力回転体とを回転方向に弾性的に
連結し、捩じりトルクを吸収するするための部材であ
る。各コイルスプリング組立体は、中心軸がほぼ直線状
をなす少なくとも1つのコイルスプリングを有してい
る。コイルスプリングの円周方向角度は60〜140度
の範囲にある。
【0015】このダンパー機構では、直線状に延びるコ
イルスプリングの円周方向角度が60度以上あるため、
従来に比べて大型化している。そのため、従来と同等の
捩じり特性を確保しつつ、コイルスプリングの数を減ら
してダンパー機構の構造を簡単にできる。
【0016】請求項5に記載のダンパー機構では、請求
項4において、円周方向角度は60〜120度の範囲に
ある。このダンパー機構では、コイルスプリングの円周
方向角度が120度以下であるため、コイルスプリング
の円周方向間のスペースを大きく確保することができ
る。
【0017】請求項6に記載のダンパー機構では、請求
項5において、円周方向角度は70〜100度の範囲に
ある。このダンパー機構では、コイルスプリングの円周
方向角度が100度以下であるため、コイルスプリング
の円周方向間のスペースを大きく確保することができ
る。
【0018】請求項7に記載のダンパー機構は、入力プ
レートと、ハブフランジと、第1弾性部材組立体と、ス
プラインハブと、第2弾性部材組立体とを備えている。
ハブフランジは、入力プレートに対して軸方向に並んで
配置されている。第1弾性部材組立体は、入力プレート
とハブフランジとを回転方向に弾性的に連結するための
部材である。スプラインハブはハブフランジの内周側に
配置されている。第2弾性部材組立体はスプラインハブ
とハブフランジとを回転方向に弾性的に連結するための
部材である。第2弾性部材組立体の最外周部からダンパ
ー中心軸までの距離と、第1弾性部材組立体の最内周部
からダンパー中心軸までの距離との比は1:0.5〜
1.5の範囲にある。
【0019】このダンパー機構では、第2弾性部材組立
体の最外周部を従来より外周側に配置しており、第2弾
性部材組立体の設計自由度が向上している。請求項8に
記載のダンパー機構では、請求項7において、前記比は
1:0.7〜1.2の範囲にある。
【0020】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1に本発明の一実施形態としてのクラッチディスク組
立体1の断面図を示し、図2にその平面図を示す。クラ
ッチディスク組立体1は、車両のクラッチ装置に用いら
れる動力伝達装置であり、クラッチ機能とダンパー機構
とを有している。クラッチ機能とは、フライホイール
(図示せず)に連結及び離反することによってトルクの
伝達及び遮断を行う機能である。ダンパー機能とは、フ
ライホイール側から入力されるトルク変動等をばね等に
よって吸収・減衰する機能である。
【0021】図1においてO−Oがクラッチディスク組
立体1の回転軸である。図1の左側にエンジン及びフラ
イホイール(図示せず)が配置され、図1の右側にトラ
ンスミッション(図示せず)が配置されている。さら
に、図2の矢印R1側がクラッチディスク組立体1の駆
動側(回転方向正側)であり、矢印R2側がその反対側
(回転方向負側)である。なお、以下の説明で「回転
(円周)方向」、「軸方向」及び「半径方向」とは、特
に断らない限り、ダンパー機構としてのクラッチディス
ク組立体1の各方向をいうものとする。
【0022】クラッチディスク組立体1は、主に、入力
回転体2と、出力回転体3と、入力回転体2と出力回転
体3との間に配置された弾性連結部4とから主に構成さ
れている。
【0023】入力回転体2はフライホイール(図示せ
ず)からトルクが入力される部材である。入力回転体2
は主にクラッチディスク11とクラッチプレート12と
リテーニングプレート13とから構成されている。クラ
ッチディスク11は、図示しないフライホイールに押し
付けられて連結される部分である。クラッチディスク1
1はクッショニングプレート15と、その軸方向両側に
リベット18によって固定された1対の摩擦フェーシン
グ16,17とからなる。
【0024】クラッチプレート12とリテーニングプレ
ート13は、共に板金製の円板状かつ環状の部材であ
り、互いに対して軸方向に対して所定の間隔を開けて配
置されている。クラッチプレート12はエンジン側に配
置され、リテーニングプレート13はトランスミッショ
ン側に配置されている。クラッチプレート12とリテー
ニングプレート13の外周部は複数のストッパーピン2
0によって互いに固定されている。ストッパーピン20
は合計4つであり、プレート12,13を互いに固定す
るとともに、後述するようにストッパーの機能も有して
いる。
【0025】クラッチプレート12及びリテーニングプ
レート13にはそれぞれ中心孔が形成されている。この
中心孔内には後述のスプラインハブ7が配置される。ク
ラッチプレート12及びリテーニングプレート13に
は、円周方向に並んだ複数の窓部25がそれぞれ形成さ
れている。以下窓部25の形状については便宜的に第2
実施形態の図8を用いて説明する。具体的には、各プレ
ートにおいて、窓部25は2個であり、互いに半径方向
に対向して(中心軸O−Oに対して対称な位置に)形成
されている。窓部25は円周方向に長く延びている。窓
部25は軸方向に貫通した孔と、その孔の縁に沿って形
成されたバネ支持部27とからなる。バネ支持部27は
外周側支持部27aと内周側支持部27bと回転方向支
持部27c,27dとから構成されている。外周側支持
部27aは概ね円周方向に沿った形状に湾曲しており、
内周側支持部27bはほぼ直線状に延びている。また、
回転方向支持部27c,27dは、概ね半径方向に直線
状に延びている。外周側支持部27a全体及び回転方向
支持部27c,27dの半径方向外側部分は、スプリン
グシート42,43を軸方向に支持するための起こし部
を有している。
【0026】出力回転体3について説明する。出力回転
体3はスプラインハブ7とハブフランジ6とコイルスプ
リング8とから構成されている。スプラインハブ7はク
ラッチプレート12及びリテーニングプレート13の中
心孔内に配置された筒状の部材である。スプラインハブ
7はその中心孔に挿入されたトランスミッション入力シ
ャフト(図示せず)に対してスプライン係合している。
スプラインハブ7は、ボス7aと、その外周面に形成さ
れたフランジ7bとから構成されている。フランジ7b
には、図2に示すように、複数の歯7cと1対のばね収
容切り欠き7dが形成されている。1対のばね収容切り
欠き7dは半径方向に互いに対向する位置に形成されて
いる。
【0027】スプラインハブ7の外周にはハブフランジ
6が配置されている。すなわちハブフランジ6はクラッ
チプレート12とリテーニングプレート13との軸方向
間に配置されている。
【0028】ハブフランジ6は、平坦なプレート部材で
あるが、円板形状ではなく、半径方向一方に比較的長く
延びる形状になっている。また、ハブフランジ6は、打
ち抜き部としては、円形の中心孔と2個の窓孔31のみ
が形成された単純な構造になっている。
【0029】ハブフランジ6の中心孔には、複数の歯6
aとばね収容切り欠き6bが形成されている。ばね収容
切り欠き6bはばね収容切り欠き7dに対応してその外
周側に配置されている。ばね収容切り欠き6b,7d内
にはコイルスプリング8が配置されている。すなわち、
コイルスプリング8の円周方向端面の内周側部分は切り
欠き7dの円周方向端面に支持され、コイルスプリング
8の円周方向端面の外周側部分は切り欠きbの円周方向
端面に支持されている。なお、コイルスプリング8の円
周方向端面にはスプリングシートが装着されていても良
いし、装着されていなくてもよい。
【0030】複数の歯6aは複数の歯7cと回転方向に
隙間(θ1)を空けて配置されている。この回転方向隙
間がコイルスプリング8の作動角度であり、歯6a,7
cで1段目のストッパー機構が構成されている。
【0031】スプラインハブ7の外周部には、図1に示
すように、1対のプレート10が配置されている。プレ
ート10は環状の部材であり、所定の摩擦材として機能
するブッシュである。プレート10は図示しない構造に
よってハブフランジ6と一体回転するようになってい
る。エンジン側のプレート10は、クラッチプレート1
2の内周部とスプラインハブ7のフランジ7bとの間に
挟まれている。トランスミッション側のプレート10は
スプラインハブ7のフランジ7bに当接している。
【0032】トランスミッション側のプレート10とリ
テーニングプレート13の内周部との間には、フリクシ
ョンプレート29と、コーンスプリング30が配置され
ている。フリクションプレート29はリテーニングプレ
ート13に対して相対回転不能にかつ軸方向に移動可能
に係合している。コーンスプリング30はフリクション
プレート29とリテーニングプレート13との軸方向間
で圧縮されており、フリクションプレート29に対して
軸方向エンジン側への付勢力を与えている。
【0033】プレート10の互いに向き合う面におい
て、ばね収容切り欠き6b,7dに対応する位置には、
凹部10aが形成されている。凹部10a内には、コイ
ルスプリング8の軸方向両側部分が配置されている。ま
た、コイルスプリング8の円周方向端面の軸方向両側部
分は凹部10aの円周方向端面に支持されている。この
ように、プレート10はコイルスプリング8の円周方向
両端を支持するとともにその軸方向両側を支持してい
る。
【0034】ハブフランジ6には、プレート12,13
の窓部25に対応して窓孔31が形成されている。すな
わち、ハブフランジ6には、半径方向に互いに対向する
位置に1対の窓孔31が形成されている。窓孔31は軸
方向に貫通して形成された孔である。図3に示すよう
に、窓孔31は外周側支持部35と内周側支持部32と
回転方向支持部33,34とを有する。回転方向支持部
33はR1側に配置され、回転方向支持部34はR2側
に配置されている。外周側支持部35は円周方向に沿っ
た湾曲形状である。回転方向支持部33と回転方向支持
部34は概ね半径方向に直線状に延びている。
【0035】弾性連結部4は主に複数のコイルスプリン
グ組立体9から構成されている。各コイルスプリング組
立体9は窓孔31及び窓部25内に配置されている。各
コイルスプリング組立体9は、コイルスプリング41と
その両端に設けられた1対のスプリングシート42,4
3とから構成されている。
【0036】コイルスプリング41は、素線の断面が円
形であり,両端末がクローズドエンドになって座巻を形
成している。また、座巻の面部はわずかに研削されてい
る。スプリングシート42,43は硬質樹脂又は弾性樹
脂材料からなる。弾性樹脂材料としては例えば熱可塑性
ポリエステル・エラストマーがある。スプリングシート
42,43のシート部46は、コイルスプリング41の
座巻面部を受けるための座面47を有している。シート
部46の反対側は窓孔31や窓部25に支持されるため
の背面48となっている。
【0037】図5から明らかなように座面47は円形で
ある。座面47はほぼ平坦な第1半円47aと第1半円
47aの一端から他端に向かって(図5の平面視で時計
回り方向に)除々に面が高くなっていくように傾斜する
第2半円47bとからなる。第2半円47bの一端は第
1半円47aから連続して形成され、第2半円47bの
他端は第1半円47aとの間に段差を形成している。こ
の段差部分において座面47の円周方向(平面視で時計
回り方向)を向く当接面47cが形成される。なお、こ
の座面47の形状はコイルスプリング41の座巻面部に
対応した形状であり、座巻きの形状が無研削に近い場合
は、座面47はコイルの断面に対応した湾曲断面として
もよい。また,コイルスプリング41の先端断面部分は
スプリングシート42の当接面47cに当接している。
【0038】なお、スプリングシート42とスプリング
シート43は同一形状であるため、両者が向き合うよう
に配置された状態において、当接面47c同士は座面の
円周方向において反対側を向くことになる。
【0039】シート部46には、窓孔31の円周方向内
側に向かって延びコイルスプリング41内に挿入された
突出部49が形成されている。突出部49は概ね円柱形
状である。突出部49の先端面50は、軸方向に沿って
ストレートに延びるが、平面視においてその半径方向外
側部分は半径方向内側部分に比べて窓孔31の回転方向
外側に位置するように傾斜している。なお、シート部4
6及び突出部49には貫通する孔51が形成されてい
る。
【0040】スプリングシート42の突出部49の先端
には、図3に示すように、ラバー58が装着されてい
る。ラバー58は先端面50に当接するクッション部5
8aとそこから延び孔51内に挿入された脚部58bと
から構成されている。ラバー58は、コイルスプリング
41の圧縮が進んだ時にスプリングシート42,43の
突出部49間で挟まれることで大きなトルク(ストッパ
ートルク)を発生するための部材である。
【0041】シート部46の半径方向外側には突出部4
9と同じ側の面に外周側支持部52が形成されている。
外周側支持部52は半径方向内側に座面47に沿った弧
状の支持面56を有している。支持面56はコイルスプ
リング41の座巻の外周側のみならず軸方向両側の一部
を支持するようになっている。また、シート部46の内
周側の軸方向両側には内周側支持部53が形成されてい
る。内周側支持部53は座面47に沿った弧状の支持面
57を有している。内周側支持部53はコイルスプリン
グ41の内周側及び軸方向両側を支持している。
【0042】スプリングシート42,43は、窓部25
の円周方向端から回転方向に(円周方向反対側端に向か
って)離れることができるが、係合した状態では軸方向
及び半径方向に移動不可能となっている。さらに、スプ
リングシート42,43はクラッチプレート12,リテ
ーニングプレート13に対してコイルスプリング41の
中心軸P−Pを中心に回転不能に係止されている。例え
ば、図4に示すように、外周側支持部27aがスプリン
グシート42,43の外周側の段差部59に当接してい
る。
【0043】また、スプリングシート42,43は、窓
孔31の回転方向支持部33と回転方向支持部34とに
それぞれ支持されている。具体的には、背面48が回転
方向支持部33及び回転方向支持部34に当接してい
る。さらに、外周側支持部52が外周側支持部35に当
接している。なお、内周側支持部53と内周側支持部3
2にとの間には半径方向に僅かな隙間が確保されてい
る。この状態で、スプリングシート42,43は窓孔3
1の円周方向端から回転方向に(円周方向反対側端に向
かって)離れることができるが、係合した状態では軸方
向及び半径方向に移動不可能となっている。また、スプ
リングシート42,43は、外周側支持部52と窓孔3
1の外周側支持部35の当接によって、コイルスプリン
グ41の中心軸P−Pを中心に回転することはできない
ように、ハブフランジ6に対して係止されている。
【0044】コイルスプリング41の円周方向端面はシ
ート部46の座面47に対して全面的に当接している。
さらに、コイルスプリング41の先端断面は当接面47
cに当接している。これにより、コイルスプリング41
は1対のスプリングシート42,43に対して自らの中
心軸P−P回りに回転することができない。すなわち、
1対のスプリングシート42,43では当接面47cが
コイルスプリング41の巻き方向において反対側を向い
ているため、コイルスプリング41は中心軸P−P回り
のどちら側にも回転できない。この状態で、コイルスプ
リング41において内周側の有効巻数は7巻きであり、
外周側の有効巻数は6巻きである。すなわち内周側の巻
数が外周側の巻数に比べて多い。そして、コイルスプリ
ング41はスプリングシート42,43に対してばね中
心軸P−P回りで回転せず、さらにスプリングシート4
2,43はプレート12,13等に対してばね中心軸P
−P回りで回転しないため、コイルスプリング41の状
態は維持される。すなわち、コイルスプリング41の内
周側の巻数が外周側の巻数より常に多くなっている。
【0045】ハブフランジ6において、窓孔31が形成
された部分の回転方向両端面6cは、直線状に形成され
ており、ストッパーピン20に対して回転方向に隙間
(θ2)を空けて配置されている。この回転方向隙間が
コイルスプリング組立体9の作動角度であり、ハブフラ
ンジ6の端面6cとピン20とで2段目のストッパー機
構が構成されている。
【0046】以上の構成により、クラッチディスク組立
体1のダンパー機構は、コイルスプリング8による低捩
じり剛性ダンパーとコイルスプリング組立体9による高
捩じり剛性ダンパーとが直列に作用するように配置され
たものである。より詳細には、スプラインハブ7とハブ
フランジ6はコイルスプリング8によって回転方向に弾
性的に連結され、ハブフランジ6とプレート12,13
等はコイルスプリング組立体9によって回転方向に弾性
的に連結されている。特に、コイルスプリング8は捩じ
り特性においていわゆる1段目(アイドリング時の微少
振動を吸収するための低剛性領域)を実現し、コイルス
プリング41はいわゆる2段目(加減速時の捩じり振動
を減衰するための高剛性領域)を実現している。
【0047】以上の構造の特徴をさらに説明する。1対
のコイルスプリング組立体9は半径方向に対向する2箇
所に配置されている。このようにコイルスプリング組立
体9の個数を従来より少なくすることができたのは、コ
イルスプリング組立体9のコイルスプリング41が自ら
の軸中心に回転することがなく、内周側の有効巻数を外
周側の有効巻数より多い状態を維持できているためであ
る。すなわち、コイルスプリング41の強度・耐久性が
向上しているため、1個当たりのコイルスプリングトル
ク容量を大きくすることが可能になっている。具体的に
は、2個のコイルスプリング組立体の少なくも1つのコ
イルスプリング組立体がダンパー機構の捩じりトルクの
35%以上、具体的には35〜50%を吸収できるよう
になり、2つのコイルスプリング組立体が捩じりトルク
の70%以上、具体的には70〜100%を吸収するこ
とができる。このように、2個のコイルスプリングによ
って、従来例えば4個のコイルスプリングの場合と同様
の捩じりトルク・剛性が得られる。
【0048】また、コイルスプリング組立体が2個のみ
からなり、レイアウトが単純になるため、ハブフランジ
6等の形状がシンプルになる。このことは、各部材の製
造上の歩留まりが向上することを意味する。さらに、ク
ラッチディスク全体の設計自由度が大きくなる。以上ま
とめると、この構造によって、従来と同等の捩じり特性
を確保しつつ、コイルスプリング組立体の数を減らして
ダンパー機構の構造を簡単にできる。
【0049】さらに、2個のコイルスプリング組立体9
の円周方向間には大きなスペースが形成されているた
め、その円周方向中間に位置する1段目のコイルスプリ
ング8の設計自由度が向上する。特に、1対のコイルス
プリング8の円周方向位置は1対のコイルスプリング組
立体9の円周方向間中心に位置しており、コイルスプリ
ング組立体9によって半径方向に制限されないようにな
っている。具体的には、小コイルスプリングを従来より
外周側に配置したり、コイル径を大きくすることができ
る。ここで、コイルスプリング8の最外周部からダンパ
ー中心軸までの距離Aと、コイルスプリング41の最内
周部からダンパー中心軸までの距離Bとの比が1:0.
5〜1.5の範囲にあることが好ましく、1:0.7〜
1.2の範囲にあることがさらに好ましい。
【0050】次にクラッチディスク組立体1のダンパー
機構の捩じり動作について説明する。自由状態からハブ
フランジ6に対してプレート12,13を回転方向に捩
っていくとする。すると、捩じり角度の小さな領域で
は、最も剛性が低いコイルスプリング8がスプラインハ
ブ7とハブフランジ6との間で圧縮され、低剛性の特性
が得られる。このとき、ハブフランジ6はスプラインハ
ブ7に対して相対回転するため、プレート10がスプラ
インハブ7のフランジ7b等に摺動して所望のヒステリ
シストルクを発生する。続いて、歯7cと歯6aが互い
に当接すると、次にコイルスプリング組立体9がハブフ
ランジ6とプレート12,13との間で圧縮される。こ
のとき、ハブフランジ6はプレート12,13と相対回
転するため、プレート10はクラッチプレート12及び
フリクションプレート29と摺動し所望のヒステリシス
トルクを発生する。
【0051】コイルスプリング組立体9のコイルスプリ
ング41は窓孔31の回転方向支持部33と窓部25の
回転方向支持部27c,27dとの間で回転方向に圧縮
される。このとき、コイルスプリング41において外周
側部分のたわみ量は内周側部分のたわみ量より大きい
が、内周側部分の巻数が外周側部分の巻数より多いた
め、半径方向内外で比べて各巻当たりのたわみ量の差は
従来に比べて少ない。すなわち、外周側の各巻きのたわ
み量は内周側の各巻のたわみ量に比べて大きいが、その
差は従来に比べて小さい。この結果、コイルスプリング
41において内周側部分と外周側部分とで発生する応力
に差が生じにくい。言い換えると、内周側部分と外周側
部分とで各巻きに発生する応力の差が少ない。この結
果、コイルスプリング41の寿命が延びる。
【0052】本実施形態に開示されたコイルスプリング
41は、中心軸P−Pがほぼ直線状になっている。ま
た、コイルスプリング41の円周方向角度(すなわち、
中心軸O−Oからコイルスプリング41の内周側両端に
向かう角度)が概ね80度である。直線状に延びるコイ
ルスプリングの円周方向角度が60度以上ある場合は、
従来に比べてコイルスプリングは大型化しており、従来
と同等の捩じり特性を確保しつつ、コイルスプリングの
数を減らしてダンパー機構の構造を簡単にできる。しか
し、この円周方向角度は、コイルスプリング41同士の
円周方向隙間を確保するという観点からは、なるべく小
さい方が良い。そこで、コイルスプリングの円周方向角
度は60〜140度の範囲であれば良好な結果がが得ら
れる。さらに、この円周方向角度は60〜120度の範
囲にあれば、さらに好ましく、70〜100度の範囲に
あれば最適である。第2実施形態 図7及び図8に示す第2実施形態では、コイルスプリン
グ組立体9の圧縮を停止させるストッパー機構の変形例
について説明する。
【0053】この実施形態では、リテーニングプレート
13においてコイルスプリング8の半径方向外方に当た
る部分には絞り加工でクラッチプレート12側に突出す
る連結部13aが形成されている。連結部13aは複数
のリベット24によってクラッチプレート12に固定さ
れている。また、連結部13aと他の部分との境界に軸
方向に延びる壁部13bが形成されている。壁部13b
とハブフランジ6の窓孔31の回転方向両端面6cとの
間には所定角度の隙間(θ2)が確保されている。すな
わち、ハブフランジ6の回転方向端面6cとリテーニン
グプレート13の壁部13bによって、コイルスプリン
グ組立体9のストッパー機構が構成されている。この構
成では、ストッパーピンを用いる必要がないため、クラ
ッチディスク組立体の軽量化が実現される。
【0054】このように、ハブフランジの軸方向片側に
配置されたプレートの一部を用いて、両プレートを互い
に固定するとともに、さらにストッパー機構を構成して
いる。
【0055】なお、クラッチプレートの一部によってス
トッパー機構を構成してもよい。 〔他の実施形態〕コイルスプリングをプレートやハブフ
ランジに対してばね軸回りで回転不能に係止させる構造
は前記実施形態に限定されない。例えば、スプリングシ
ートを用いずにコイルスプリングをそれら部材に対して
ばね軸回りで回転不能に係止させていてもよい。
【0056】また、スプリングシートを用いた場合で
も、スプリングシートをプレートやハブフランジに対し
てばね軸回りで回転不能に係止させる構造は前記実施形
態に限定されない。
【0057】コイルスプリングの座巻きは前記実施形態
のようにわずかに研削されていてもよいが、無研削でも
よい。前記実施形態では、コイルスプリングの端部はク
ローズドエンドであるが、オープンエンドであっても良
い。また、コイルスプリングの巻数や巻方向さらには断
面形状は前記実施形態に限定されない。
【0058】クラッチディスク組立体の構成は前記実施
形態に限定されない。本願に係るコイルスプリング組立
体及びダンパー機構は、クラッチディスク組立体のみな
らず、他の動力伝達装置にも採用できる。例えば、2つ
のフライホイールを回転方向に弾性的に連結するフライ
ホイール組立体や、トルクコンバータのロックアップ装
置に本発明を適用できる。
【0059】
【発明の効果】本発明に係るダンパー機構では、コイル
スプリング組立体の数を少なくしているため、構造が簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッチディスク組立体の縦断面概略図。
【図2】クラッチディスク組立体の一部を取り去った状
態での平面図。
【図3】図1の部分拡大図。
【図4】図1の部分拡大図。
【図5】スプリングシートの正面図。
【図6】図5のVI-VI断面図。
【図7】他の実施形態におけるクラッチディスク組立体
の縦断面概略図。
【図8】他の実施形態におけるクラッチディスク組立体
の平面図。
【符号の説明】
1 クラッチディスク組立体 2 入力回転体 3 出力回転体 4 弾性連結部 8 コイルスプリング(第2弾性部材組立体) 9 コイルスプリング組立体(第1弾性部材組立体) 41 コイルスプリング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力回転体と、 出力回転体と、 前記入力回転体と前記出力回転体とを回転方向に弾性的
    に連結し、捩じりトルクを吸収するするための2つ以上
    のコイルスプリング組立体とを備え、 前記各コイルスプリング組立体は、中心軸がほぼ直線状
    をなす少なくとも1つのコイルスプリングを有し、 少なくとも1つの前記コイルスプリング組立体が前記捩
    じりトルクの35〜50%を吸収することを特徴とす
    る、ダンパー機構。
  2. 【請求項2】前記コイルスプリングは内周側部分の有効
    巻数が外周側部分の有効巻数より多くなるように装着さ
    れている、請求項1に記載のダンパー機構。
  3. 【請求項3】前記2つ以上のコイルスプリング組立体
    は、半径方向に対向する位置に配置された1対のコイル
    スプリング組立体を有し、 前記1対のコイルスプリング組立体は前記捩じりトルク
    の70〜100%を吸収することを特徴とする、請求項
    1又は2に記載のダンパー機構。
  4. 【請求項4】入力回転体と、 出力回転体と、 前記入力回転体と前記出力回転体とを回転方向に弾性的
    に連結し、捩じりトルクを吸収するするための2つ以上
    のコイルスプリング組立体とを備え、 前記各コイルスプリング組立体は、中心軸がほぼ直線状
    をなす少なくとも1つのコイルスプリングを有し、 前記コイルスプリングの円周方向角度は60〜140度
    の範囲にあることを特徴とする、ダンパー機構。
  5. 【請求項5】前記円周方向角度は60〜120度の範囲
    にある、請求項4に記載のダンパー機構。
  6. 【請求項6】前記円周方向角度は70〜100度の範囲
    にある、請求項5に記載のダンパー機構。
  7. 【請求項7】入力プレートと、 前記入力プレートに対して軸方向に並んで配置されたハ
    ブフランジと、 前記入力プレートと前記ハブフランジとを回転方向に弾
    性的に連結するための第1弾性部材組立体と、 前記ハブフランジの内周側に配置されたスプラインハブ
    と、 前記スプラインハブと前記ハブフランジとを回転方向に
    弾性的に連結するための第2弾性部材組立体とを備え、 前記第2弾性部材組立体の最外周部からダンパー中心軸
    までの距離と、前記第1弾性部材組立体の最内周部から
    ダンパー中心軸までの距離との比が1:0.5〜1.5
    の範囲にあることを特徴とする、ダンパー機構。
  8. 【請求項8】前記比は1:0.7〜1.2の範囲にあ
    る、請求項7に記載のダンパー機構。
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