JP2002211699A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2002211699A
JP2002211699A JP2001009916A JP2001009916A JP2002211699A JP 2002211699 A JP2002211699 A JP 2002211699A JP 2001009916 A JP2001009916 A JP 2001009916A JP 2001009916 A JP2001009916 A JP 2001009916A JP 2002211699 A JP2002211699 A JP 2002211699A
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Japan
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refueling
nozzle
lamp
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JP2001009916A
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Hiyoshi Tatsuno
日吉 龍野
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Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でも容易に給油作業を安全確実に行うこと
ができる給油装置を提供する。 【解決手段】 本体ケース11内の下部側にいずれかの
油種を給油するための複数の給油機構を収納し、それぞ
れの給油機構に先端に給油ノズル18を有する給油ホー
ス17を接続し、本体ケース11の上部側に給油機構の
一つを選択するとともに給油データを設定するための機
器を取付けた給油装置において、本体ケース11または
給油ノズル18には、給油方法の操作順番を案内するた
めの操作案内部39が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルフサービス方
式の給油所に設置される給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の給油所においては、自動車への給
油作業や窓拭き等のサービス作業を作業員により行って
いたが、近年では、人件費の削減等の理由により、給油
作業及び窓拭き等のサービス作業も顧客自身が行うセル
フサービス方式の給油所が出現している。このようなセ
ルフサービス方式の給油所では、給油代金を安くするこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セルフ
サービス方式の給油所では、顧客自身が給油作業を行う
ため、給油装置に関連する機器操作を知らなかったり不
慣れな人にとっては、敬遠されるおそれがあった。ま
た、顧客自身の給油作業についても、一定の手順に従っ
て安全確実に行う必要があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
誰でも容易に給油作業を安全確実に行うことができる給
油装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明にあっては、本体ケース内の下
部側にいずれかの油種を給油するための複数の給油機構
を収納し、それぞれの給油機構に先端に給油ノズルを有
する給油ホースを接続し、前記本体ケースの上部側に前
記給油機構の一つを選択するとともに給油データを設定
するための機器を取付けた給油装置において、前記本体
ケースまたは給油ノズルには、給油方法の操作順番を案
内するための操作案内部が設けられていることを特徴と
するものである。本体ケースまたは給油ノズルに設けら
れ操作案内部により給油方法の操作順番が案内されるこ
とで、誰でも容易に給油作業を安全確実に行うことがで
きる。
【0006】請求項2に記載の発明にあっては、前記操
作案内部は、前記機器の近傍の本体ケースまたは給油ノ
ズルに給油方法の操作順番を記した番号が記されている
ことを特徴とするものである。給油方法の操作順番の番
号により操作する機器を知ることができる。
【0007】請求項3に記載の発明にあっては、前記操
作案内部は、前記本体ケースに給油方法の操作順番を音
声で報知するスピーカが設けられていることを特徴とす
るものである。スピーカから報知される音声で給油方法
の操作順番を知ることができる。
【0008】請求項4に記載の発明にあっては、前記本
体ケースには、前記操作案内部のスピーカによる報知を
任意に選択するための案内スイッチが設けられているこ
とを特徴とするものである。案内スイッチによりスピー
カによる報知を任意に選択することができる。
【0009】請求項5に記載の発明にあっては、前記操
作案内部は、人体検知センサの検知信号により前記スピ
ーカによる報知を行うことを特徴とするものである。人
体センサにより顧客を検知したときスピーカによる報知
を行うことができる。
【0010】請求項6に記載の発明にあっては、前記操
作案内部は、前記本体ケースまたは給油ノズルに給油方
法の操作順番に応じて点灯するランプが設けられている
ことを特徴とするものである。案内ランプにより給油方
法の操作順番を知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の一実施形態
により具体的に説明する。図1〜図4は本発明第1実施
形態の給油装置を説明する図であり、図1は給油所全体
を説明する斜視図、図2は給油装置の正面図、図3は表
示パネル部分の拡大図、図4は操作案内の構成を説明す
るブロック図である。
【0012】これらの図において、本実施形態の給油所
Sは、その敷地1に設けられたアイランドM上に、顧客
自身が給油作業を行うためのセルフサービス方式の給油
装置10が配置され、道路に面した敷地1の一方側に自
動車の進入口2、他方側に退出口3が配置され、進入口
2にはセルフ給油所であることを示す看板4が配置さ
れ、敷地1には進入口2から給油装置10に面した給油
エリアへ案内する案内路5と給油エリアから退出口3へ
案内する案内路5がそれぞれ表示されている。また、道
路と反対側の敷地1には、事務所の建物T、この建物T
に隣接して洗車機6及びエンジンオイルやトルコンオイ
ル等のオイル交換機7、事務所Tの正面側に自動販売機
8が配置されている。
【0013】給油装置10は、例えば、レギュラーガソ
リン、ハイオクガソリン及び軽油等の複数油種のいずれ
かを給油するための地上設置型装置であり、その本体ケ
ース11内には、それぞれの油種の給油機構を構成する
給油ポンプや流量計等が収納されている。この給油機構
の流量計の流出口側には、配管を介して先端に給油ノズ
ル18を有する給油ホース17が接続されている。本体
ケース11は、ベースプレート12の上部に配置された
複数の給油機構を収納する下部ケース13と、その上部
に配置された上部ケース14と、下部ケース13及び上
部ケース14の左右に設けられる支柱15,15と、支
柱15,15の上端部間に設けられた給油ホース17を
吊り下げる頂部ケース16等とから構成されている。給
油ノズル18は、下部ケース13の正面側に設けられた
ノズル掛け19に掛けられるようになっており、このノ
ズル掛け19の近傍に給油ノズル18の掛け外しを検知
するノズルスイッチ31が設けられている。また、ノズ
ル掛け19上部の上部ケース14には、それぞれ対応す
る油種を示すためのノズルランプ29が取付けられてい
る。上部ケース14は、フレーム等で全体として箱型の
ハウジングに形成されており、そのハウジングの正面側
が横方向に複数(実施形態では3つ)に区画され、それ
ぞれの区画の正面にプラスチック等で成型された表示パ
ネル14aが開閉自在に取付けられている。表示パネル
14aには、後に詳細に説明するように、給油操作に必
要な機器が取付けられ、かつ操作順番を記した番号や給
油方法を説明する文字、あるいはランプ等により操作案
内される操作案内部39が設けられている。また、上部
ケース14上部の頂部ケース16との間の空間には、給
油方法を指示する表示板20が取付けられており、その
表示板20には「給油方法 給油手順に従って操作して
ください」の文字が表示されている。
【0014】中央部に配置される表示パネル14aに
は、透過型液晶表示からなる給油金額表示器21、給油
量表示器22及び単価表示器23が上部から中央部にか
けて取付けられ、単価表示器23の下部には、油種選択
釦24a及び油種ランプ24b、給油設定データを入力
するためのテンキー25、入力した給油設定データを表
示する給油データ表示器26が取付けられている。この
テンキー25では、予め指定された数量あるいは金額、
または満タン給油等を選択して入力できるようになって
いる。
【0015】右側に配置される表示パネル14aには、
顧客が分からないときに事務所の作業員と連絡をするた
めのインターホン28、及びその下部に割引券等を読み
取るバーコードリーダ27が取付けられている。
【0016】また、上部ケース14内には、図4に示す
ように、操作案内のための制御を行う操作案内制御装置
30が設けられている。この操作案内制御装置30は、
油種選択釦24aの操作、キーボード25による給油設
定データの入力操作、ノズルスイッチ31のオンオフ、
バーコードリーダ27による読み取り操作を検知する操
作確認手段32と、この操作確認手段32の検知結果に
応じて油種ランプ24b及びノズルランプ29を点灯さ
せるランプ駆動手段33と、給油データ表示器26を駆
動する表示器駆動手段34とから構成される。
【0017】さらに、表示パネル14aには、操作案内
部39として操作順番を記した番号と給油方法を説明す
る文字等が表示されている。すなわち、左側に配置され
た表示パネル14aには、「給油方法」の文字の下側
に、給油方法を番号順に「油種を選んでください」の
文字と油種選択釦24aの位置を指し示す矢印、「数
量・金額を選んでください」の文字とキーボード25の
位置を指し示す矢印、「ノズルをはずして給油してく
ださい」の文字が表示されている。また、右側に配置さ
れた表示パネル14aのバーコードリーダ27の近傍に
は、「バーコードリーダに割引券を読ませてくださ
い」の番号や文字とバーコードリーダ27の位置を指し
示す矢印が表示されている。
【0018】上記構成の給油装置10では、給油エリア
に自動車を停車させた顧客は、上部ケース14の上部に
設けられた表示板20の表示により給油手順に従って操
作することを知り、表示パネル14aに表示された最初
の操作である「油種を選んでください」に従って矢印
で示された所定の油種選択釦24aを選択すると、操作
案内制御装置30の操作確認手段32により油種を選択
したことが検出され、ランプ駆動手段33により選択し
た油種ランプ24bが点灯するとともに、対応する給油
ノズル18のノズルランプ29が点灯する。次に、「
数量・金額を選んでください」に従って矢印で示された
キーボード25により給油設定データとして給油量を選
択すると、表示器駆動手段34に駆動されて給油データ
表示器26に選択された設定データが表示される。次
に、「バーコードリーダに割引券を読ませてくださ
い」に従って矢印で示されたバーコードリーダ27に割
引券を読み込ませ、続いて「ノズルをはずして給油し
てください」に従ってノズルランプ29が点灯している
給油ノズル18をノズル掛け19から外すと、給油可能
な状態になる。給油終了すると割引された給油料金が給
油料金表示器21に表示され、給油量が給油量表示器2
2に表示される。給油ノズル18をノズル掛け19に掛
けノズルスイッチ31がオフになり、油種ランプ24b
及びノズルランプ29が消灯する。以上説明したよう
に、本実施形態の給油装置10は、上部ケース14の表
示パネル14aに、操作案内部39として、給油方法を
操作番号順に記載した文字及び操作する油種選択釦24
a、キーボード25が矢印で示され、かつそれぞれの操
作によって油種ランプ24、ノズルランプ29が点灯
し、給油データ表示器26に設定データが表示されるた
め、女性等の機器操作に不慣れな人にも、簡単に給油手
順を知ることができ、給油作業を安全確実に行うことが
できる。
【0019】図5〜図7は本発明第2実施形態の給油装
置を説明する図であり、図5は表示パネル部分の拡大
図、図6は操作案内の構成を説明するブロック図、図7
は操作案内の動作を説明するフローチャートである。な
お、第1実施形態に対応する部分及び部材は同一の符号
を記し詳細の説明を省略する。
【0020】これらの図において、本実施形態の給油装
置は、図2に示される第1実施形態とほぼ同様の外観で
複数の給油機構を有しており、その上部ケース14の上
部には、給油方法を示す表示板20′が取付けられ、
「給油方法 音声案内に従って操作してください」の文
字が表示され、表示パネル14aには、操作案内部49
が設けられている。中央部の表示パネル14aには、第
1実施形態と同様に、給油金額表示器21、給油量表示
器22、単価表示器23、油種選択釦24a、油種ラン
プ24b、テンキー25′、及び給油データ表示器26
が取付けられている。このテンキー25′では、必要な
数量あるいは金額、または満タン給油等を選択して入力
できるようになっている。右側の表示パネル14aに
は、第1実施形態と同様にインターホン28、及びバー
コードリーダ27が取付けられている。左側の表示パネ
ル14aには、音声案内を選択するための案内スイッチ
41、及び案内音声を出力するスピーカ42が取り付け
られている。さらに、上部ケース14のノズル掛け19
の近傍には、ノズルランプ29が取付けられている。
【0021】また、上部ケース14内には、図6に示す
ように、操作案内のための制御を行う操作案内制御装置
40が設けられている。この操作案内制御装置40は、
油種選択釦24aの操作、キーボード25′による給油
設定データの入力操作、ノズルスイッチ31のオンオ
フ、バーコードリーダ27による読み取り操作を検知す
る操作確認手段43と、この操作確認手段43による検
知結果に応じて油種ランプ24b及びノズルランプ29
を点灯させるランプ駆動手段44と、給油データ表示器
26を駆動する表示器駆動手段45と、案内スイッチ4
1をオンしたとき、操作手順に応じて、案内音声記憶手
段47に予め記憶した案内音声を読み出す音声選択手段
46と、選択した案内音声をスピーカ42から出力する
音声駆動手段48とから構成される。
【0022】さらに、表示パネル14aには、給油手順
を示す番号や文字等が表示されている。すなわち、左側
の表示パネル14aには、「給油方法」の文字の下側
に、給油方法を操作順に「音声案内」の番号や文字と
案内スイッチ41の位置を指し示す矢印、「油種を選
んでください」の番号や文字と油種選択釦24aの位置
を指し示す矢印、「数量・金額を選んでください」の
番号や文字とキーボード25′の位置を指し示す矢印が
表示されている。また、右側に配置された表示パネル1
4aのバーコードリーダ27の近傍には、「バーコー
ドリーダに割引券を読ませてください」の番号や文字と
バーコードリーダ27の位置を指し示す矢印、「ノズ
ルをはずして給油してください」の番号や文字が表示さ
れている。
【0023】上記構成の給油装置では、表示板20′の
表示により音声案内に従って操作することを知り、図7
に示すように、操作案内部49の表示パネル14aに表
示された最初の操作である「音声案内」に従って案内
スイッチ41をオンすると(ST1)、操作案内制御装
置40の音声選択手段46が案内音声記憶手段47から
案内音声を読み出し音声駆動手段48によりスピーカ4
2を駆動して「いらっしゃいませ油種を選択して下さ
い」の音声が出力され、「油種を選んでください」の
番号や文字に従って所定の油種選択釦24aを選択して
油種設定が終了すると(ST3)、操作確認手段43に
より油種を選択したことが検出されて、ランプ駆動手段
44により油種ランプ24bが点灯するとともに、「給
油量を設定して下さい」の音声がスピーカ42から出力
される(ST4)。続いて、「数量・金額を選んでく
ださい」の番号や文字に従ってキーボード25′により
給油量を入力して給油量の設定が終了すると(ST
5)、表示器駆動手段45に駆動されて、給油データ表
示器26に選択された設定データが表示される。次に、
「バーコードリーダに割引券を読ませて下さい」の音声
がスピーカ42から出力され、「バーコードリーダに
割引券を読ませてください」の番号や文字に従ってバー
コードリーダ27に割引券を読み込ませると(ST
7)、選択した油種に対応するノズルランプ29が点灯
し、「レバーを握らずに給油ノズルを外してください」
の音声がスピーカ42から出力される(ST8)。そし
て、「ノズルをはずして給油してください」の番号や
文字に従って、ノズルランプ29が点灯している給油ノ
ズル18をノズル掛け19から外してノズルスイッチ3
1がオンすると(ST9)、給油可能な状態になり、油
種ランプ24bとのズルランプ29が消灯し、「給油ノ
ズルを給油口の奥まで挿入して下さい」と、「給油が終
了したらレバーを戻しノズル掛けに戻して下さい」の音
声がスピーカ42から出力される(ST10)。給油ノ
ズル18をノズル掛け19に掛けノズルスイッチ31が
オフになると(ST11)、「給油口キャップの閉め忘
れにご注意下さい」の音声がスピーカ42から出力され
(ST12)、油種ランプ24b及びノズルランプ29
が消灯する。以上説明したように、本実施形態の給油装
置は、表示パネル14aの案内操作部49に従い案内ス
イッチ41をオンすることで、操作手順に従ってスピー
カ42から音声案内が出力され、また上部ケース14の
表示パネル14aに、給油方法を番号順に記載した番号
や文字及び操作する油種選択釦24a、キーボード25
及びバーコードリーダ27が矢印で指し示され、かつそ
れぞれの操作により油種ランプ24、ノズルランプ29
が点灯し、給油データ表示器26に設定データが表示さ
れるため、誰でも簡単に給油手順を知ることができ、給
油作業を安全確実に行うことができる。なお、本実施形
態では、給油方法をよく知っている顧客に対しては、案
内スイッチ41をオンしないことで、スピーカ42から
の音声案内をしないように選択することができる。
【0024】図8〜図10は本発明第3実施形態の給油
装置を説明する図であり、図8は表示パネル部分の拡大
図、図9は操作案内の構成を説明するブロック図、図1
0は操作案内の動作を説明するフローチャートである。
なお、第1及び第2実施形態に対応する及び部材は同一
の符号を記し詳細の説明を省略する。
【0025】これらの図において、本実施形態の給油装
置は、図2に示される第1実施形態と同様の外観で複数
の給油機構を有しており、その上部ケース14の上部に
は、第2実施形態と同様の給油方法を示す表示板20′
が取付けられ、「給油方法音声案内に従って操作してく
ださい」の文字が表示され、また表示パネル14aに
は、操作案内部59が設けられている。中央部の表示パ
ネル14aには、給油金額表示器21、給油量表示器2
2、単価表示器23、油種選択釦24a、油種ランプ2
4b、テンキー25′、及び給油データ表示器26が取
付けられている。右側の表示パネル14aには、同様に
インターホン28、及びそのバーコードリーダ27が取
付けられている。左側の表示パネル14aには、案内音
声を出力するスピーカ42、顧客の存在を検知する人体
センサ52が取り付けられている。また、右側及び左側
の表示パネル14aには、後に説明する操作順を案内す
る番号と文字の近傍にそれぞれ案内ランプ51が取付け
られている。さらに、上部ケース14のノズル掛け19
の近傍には、ノズルランプ29が取付けられている。
【0026】また、上部ケース14内には、図9に示す
ように、操作案内のための制御を行う操作案内制御装置
50が設けられている。この操作案内制御装置50は、
油種選択釦24aの操作、キーボード25′による給油
設定データの入力操作、ノズルスイッチ31のオンオ
フ、バーコードリーダ27による読み取り操作を検知す
る操作確認手段53と、この操作確認手段53による検
知結果に応じて油種ランプ24b、ノズルランプ29あ
るいは案内ランプ51を点灯させるランプ駆動手段54
と、給油データ表示器26を駆動する表示器駆動手段5
5と、人体センサ52がオンしたとき、操作手順に応じ
て、案内音声記憶手段57に予め記憶した案内音声を読
み出す音声選択手段56と、選択した案内音声をスピー
カ42から出力する音声駆動手段58とから構成され
る。
【0027】さらに、表示パネル14aには、給油手順
を示す番号と文字等が表示されている。すなわち、左側
の表示パネル14aには、「給油方法」の文字の下側
に、給油方法を操作番号順に「油種を選んでくださ
い」の番号や文字と油種選択釦24aの位置を指し示す
矢印、「数量・金額を選んでください」の番号や文字
とキーボード25′の位置を指し示す矢印が表示されて
いる。また、右側の表示パネル14aのバーコードリー
ダ27近傍には、「バーコードリーダに割引券を読ま
せてください」の番号や文字とバーコードリーダ27の
位置を指し示す矢印、「ノズルをはずして給油してく
ださい」の番号や文字が表示されている。
【0028】上記構成の給油装置では、表示板20′の
表示により音声案内に従って操作することを知り、図1
0に示すように、操作案内部59の表示パネル14aに
取付けられた人体センサ52が顧客の存在を検知してオ
ンすると(ST21)、第1の案内ランプ51が点灯
し、スピーカ42から「いらっしゃいませ油種を選択し
て下さい」の音声が出力され、第1の案内ランプ51が
点灯した「油種を選んでください」の番号や文字に従
って矢印で示される所定の油種選択釦24aを選択して
油種設定が終了すると(ST23)、油種ランプ24b
が点灯するとともに、第1の案内ランプ51が消灯し第
2の案内ランプ51が点灯し、「給油量を設定して下さ
い」の音声がスピーカ42から出力される。続いて、
「数量・金額を選んでください」の番号や文字に従っ
て矢印で示されるキーボード25′により給油量を入力
して給油量の設定が終了すると(ST25)、給油デー
タ表示器26に選択された設定データが表示され、第2
の案内ランプ51が消灯し第3の案内ランプ51が点灯
し、「バーコードリーダに割引券を読ませて下さい」の
音声がスピーカ42から出力される。「バーコードリ
ーダに割引券を読ませてください」の番号や文字に従っ
て矢印で示されるバーコードリーダ27に割引券を読み
込ませると(ST27)、ノズルランプ29が点灯し、
第3の案内ランプ51が消灯し第4の案内ランプ51が
点灯し、「レバーを握らずに給油ノズルを外してくださ
い」の音声がスピーカ42から出力される(ST2
8)。そして、「ノズルをはずして給油してくださ
い」の番号や文字に従って、ノズルランプ29が点灯し
ている給油ノズル18をノズル掛け19から外してノズ
ルスイッチ31がオンすると(ST29)、給油可能な
状態になり、油種ランプ24bとノズルランプ29が消
灯し、第4の案内ランプ51が消灯し、続いて「給油ノ
ズルを給油口の奥まで挿入して下さい」と、「給油が終
了したらレバーを戻しノズル掛けに戻して下さい」の音
声がスピーカ42から出力される(ST30)。給油ノ
ズル18をノズル掛け19に掛けノズルスイッチ31が
オフになると(ST31)、「給油口キャップの閉め忘
れにご注意下さい」の音声がスピーカ42から出力され
(ST32)、油種ランプ24b及びノズルランプ29
が消灯する。以上説明したように、本実施形態の給油装
置は、人体センサ52が顧客の存在を検知してオンする
ことで、案内操作部59の操作手順に従ってスピーカ4
2から音声案内が出力され、また上部ケース14の表示
パネル14aに、給油手順を記載した番号や文字及び操
作する油種選択釦24a、キーボード25及びバーコー
ドリーダ27が矢印で指し示され、かつそれぞれの操作
により油種ランプ24、ノズルランプ29が点灯し、給
油データ表示器26に設定データが表示されるため、誰
でも簡単に給油手順を知ることができ、給油作業を安全
確実に行うことができる。なお、本実施形態では、第2
実施形態のように顧客が案内スイッチをオンしなくて
も、人体センサ52が自動的に顧客を検知して音声案内
することができる。
【0029】なお、上記各実施形態において、給油方法
の操作順番を記した番号とともに操作方法を説明する文
字が表示パネル14aに記されている例を説明したが、
少なくとも操作すべき油種の選択や給油量設定のための
機器近傍、あるいは給油ノズル18自体に操作順番の番
号が記載されていればよい。また、第3実施形態のノズ
ルランプ29は、ノズル掛け19近傍の本体ケース11
のいずれか、あるいは給油ノズル18自体に取付けられ
ていてもよい。
【0030】また、給油装置の給油料金の精算は、給油
エリアと事務所等で行う方法があり、また、クレジット
カードやデビットカードあるいは現金払いがあるが、特
にカードによる場合では、給油の前後でカードリーダ/
ライタによりカードを読み取るカード操作に関する操作
案内をするようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給油装置で
は、本体ケース内の下部側にいずれかの油種を給油する
ための複数の給油機構を収納し、それぞれの給油機構に
先端に給油ノズルを有する給油ホースを接続し、本体ケ
ースの上部側に給油機構の一つを選択するとともに給油
データを設定するための機器を取付けた給油装置におい
て、本体ケースまたは給油ノズルには、給油方法の操作
順番を案内するための操作案内部が設けられていること
で、本体ケースまたは給油ノズルに設けられ操作案内部
により給油方法の操作順番が案内され、誰でも容易に給
油作業を安全確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の給油所全体を説明する斜
視図である。
【図2】本発明第1実施形態の給油装置の正面図であ
る。
【図3】本発明第1実施形態の表示パネル部分の拡大図
である。
【図4】本発明第1実施形態の給油装置の操作案内の構
成を説明するブロック図である。
【図5】本発明第2実施形態の表示パネル部分の拡大図
である。
【図6】本発明第2実施形態の操作案内の構成を説明す
るブロック図である。
【図7】本発明第2実施形態の操作案内の動作を説明す
るフローチャートである。
【図8】本発明第3実施形態の表示パネル部分の拡大図
である。
【図9】本発明第3実施形態の操作案内の構成を説明す
るブロック図である。
【図10】本発明第3実施形態の操作案内の動作を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 敷地 2 進入口 3 退出口 4 看板 5 案内路 6 洗車機 7 オイル交換機 8 自動販売機 10 給油装置 11 本体ケース 12 ベースプレート 13 下部ケース 14 上部ケース 14a 表示パネル 15 支柱 16 頂部ケース 17 給油ホース 18 給油ノズル 19 ノズル掛け 20 表示板 20′ 表示板 21 給油金額表示器 22 給油量表示器 23 単価表示器 24a 油種選択釦 24b 油種ランプ 25 テンキー 25′ テンキー 26 給油データ表示器 27 バーコードリーダ 28 インターホン 29 ノズルランプ 30 操作案内制御装置 31 ノズルスイッチ 32 操作確認手段 33 ランプ駆動手段 34 表示器駆動手段 39 操作案内部 40 操作案内制御装置 41 案内スイッチ 42 スピーカ 43 操作確認手段 44 ランプ駆動手段 45 表示器駆動手段 46 音声選択手段 47 案内音声記憶手段 48 音声駆動手段 49 操作案内部 50 操作案内制御装置 51 案内ランプ 52 人体センサ 53 操作確認手段 54 ランプ駆動手段 55 表示器駆動手段 56 音声選択手段 57 案内音声記憶手段 58 音声駆動手段 59 操作案内部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内の下部側にいずれかの油種
    を給油するための複数の給油機構を収納し、それぞれの
    給油機構に先端に給油ノズルを有する給油ホースを接続
    し、前記本体ケースの上部側に前記給油機構の一つを選
    択するとともに給油データを設定するための機器を取付
    けた給油装置において、 前記本体ケースまたは給油ノズルには、給油方法の操作
    順番を案内するための操作案内部が設けられていること
    を特徴とする給油装置。
  2. 【請求項2】 前記操作案内部は、前記機器の近傍の本
    体ケースまたは給油ノズルに給油方法の操作順番を記し
    た番号が記されていることを特徴とする請求項1記載の
    給油装置。
  3. 【請求項3】 前記操作案内部は、前記本体ケースに給
    油方法の操作順番を音声で報知するスピーカが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の給油装
    置。
  4. 【請求項4】 前記本体ケースには、前記操作案内部の
    スピーカによる報知を任意に選択するための案内スイッ
    チが設けられていることを特徴とする請求項3記載の給
    油装置。
  5. 【請求項5】 前記操作案内部は、人体検知センサの検
    知信号により前記スピーカによる報知を行うことを特徴
    とする請求項3記載の給油装置。
  6. 【請求項6】 前記操作案内部は、前記本体ケースまた
    は給油ノズルに給油方法の操作順番に応じて点灯するラ
    ンプが設けられていることを特徴とする請求項1または
    2記載の給油装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004245277A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Tatsuno Corp ガス充填装置
CN108327562A (zh) * 2018-03-12 2018-07-27 金龙联合汽车工业(苏州)有限公司 氢燃料汽车加氢监控系统及其监控方法

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