JP2002211111A - インクジェット記録シート - Google Patents

インクジェット記録シート

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JP2002211111A
JP2002211111A JP2001007585A JP2001007585A JP2002211111A JP 2002211111 A JP2002211111 A JP 2002211111A JP 2001007585 A JP2001007585 A JP 2001007585A JP 2001007585 A JP2001007585 A JP 2001007585A JP 2002211111 A JP2002211111 A JP 2002211111A
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JP
Japan
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propyl
trimethoxysilyl
amine
jet recording
propylaminoethyl
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Pending
Application number
JP2001007585A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Sekiguchi
英樹 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/529Macromolecular coatings characterised by the use of fluorine- or silicon-containing organic compounds

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】顔料インクを用いたインクジェット記録におい
て、画像記録後の顔料インク定着性に優れ、且つ高い光
学濃度を有するインクジェット記録シートを得ること。 【解決手段】支持体上にインク受理層を設けたインクジ
ェット記録シートにおいて、該インク受理層が特定のカ
チオン性シラン化合物の1種以上を含有し、且つこの一
般式中のR1が芳香族環または脂肪族環を有する基であ
る。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料を水あるいは
有機溶剤またはこれらの混合物中へ分散した顔料インク
を用いて記録するインクジェット記録方式に適したイン
クジェット記録シートに関するものであり、さらに詳し
くは顔料インクの定着性に優れ、光学濃度の高いインク
ジェット記録シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、ディフレク
ション方式、キャビティ方式、サーモジェット方式、バ
ブルジェット(登録商標)方式、サーマルインクジェッ
ト方式、スリットジェット方式およびスパークジェット
方式などに代表される種々の作動原理により、インクの
微小液滴を飛翔させて紙などのインクジェット記録シー
トに付着させ、画像・文字などの記録を行なう方式であ
る。これは、高速、低騒音、多色化が容易、記録パター
ンの融通性が大きい、現像−定着が不要などの長所があ
り、漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記録装
置として種々の用途において急速に普及している。
【0003】特に近年の技術進歩により、水や有機溶剤
などの溶媒中にイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラ
ックなどの色材を各々含有させた多色インクを用いるイ
ンクジェット記録方式を用いて記録された画像は、製版
方式による多色印刷と比較して遜色のないものとなり、
特に作成部数が少なくて済む印刷用途では、製版工程を
省き簡素化されたインクジェット記録印刷が広く使用さ
れるようになった。さらに、このような流れはビジネス
用途に限らず、ホームユースあるいはホビー用途におい
ても同様で、400dpi(16ドット/mm)を超え
る高精細なフルカラー画像を容易に出力できるインクジ
ェットプリンターが低価格で市場に提供されるようにな
っている。
【0004】このようなインクジェット記録方式によっ
て得られる高精細なフルカラー画像は、銀塩写真の代替
えとして有力であり、画像の色再現性や階調性もさるこ
とながら、インクジェット記録シート上の画像の保存安
定性も重要な要求特性となる。画像の保存安定性に関し
ては、従来公知の水溶性染料から、例えば、特開昭57
−10660号公報、同57−10661号公報、特開
平4−234467号公報、同5−156189号公
報、同5−179183号公報、同5−202324号
公報、同5−263029号公報、同5−331397
号公報、同6−122846号公報、同6−13631
1号公報などに提案されているような堅牢度の高い顔料
に変更することで、耐光性、耐オゾン性や耐水性が飛躍
的に向上することが知られている。したがって、インク
ジェット記録用インクとしては、今後、水溶性染料から
顔料を用いたものが主流になっていくことが予想され
る。
【0005】しかしながらこのような顔料インクを用い
た場合、従来のインクジェット記録シートにおいては、
インクジェット記録後に画像部分が擦り取れてしまう問
題があった。これはインクジェット記録の際、インク中
の顔料がインクジェット記録シート中に浸透せずにその
表面に残存し、一方溶媒は容易に浸透あるいは蒸発して
しまうために生ずる問題である。特にこの顔料インク定
着性の問題は、例えば特開平5−59688号公報や同
11−180036号公報などに提案されているような
高光沢を有するインクジェット記録シートにおいて顕著
であった。
【0006】このような問題に対して、例えば、特開平
10−60352号公報には、顔料インク中に特定の高
分子分散剤と特定の分子量を有するポリエチレンイミン
を含有せしめることが提案され、また特開平10−12
0955号公報では、顔料インク中にアクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸メチルおよびアクリル酸の共重合体を
添加することが提案されている。しかしながら、これら
の提案では満足な顔料インク定着性を得ることは困難で
あった。また、例えば特開平10−120952号公報
には、N−メチロール(メタ)アクリルアミドを必須共
重合成分とするコポリマー微粒子あるいはN−メチロー
ル(メタ)アクリルアミドとエチレン性不飽和カルボン
酸を必須共重合成分とするコポリマー微粒子を含むイン
クジェット記録用インク組成物と多価金属塩を含む反応
液とをインクジェット記録シート上に付着せしめる提案
があるが、反応液を詰めた容器を別途インクジェットプ
リンターに搭載しなければならず、メンテナンスやコス
ト面で検討の余地を残すものであった。
【0007】さらに、顔料インクを用いた場合には、そ
の粒子性に起因する散乱光、反射光が発生するために不
透明で不鮮明な発色となり、また粒子内部の分子は発色
に関与しないことなどから、従来の染料インクに比べて
一般的に光学濃度が劣ると言った基本的な問題も抱えて
いた。例えば、Alexandra D. Berme
lおよびD.E. BugnerがJournal o
f ImagingScience and Tech
nology 43巻4号 320〜324(199
9)において記載されているように、顔料粒子の微粒子
化を進めることにより上記の問題はある程度改良するこ
とが可能であるものの染料インクには及ばない。また、
多くの場合、顔料インクの微粒子化とその耐光性、分散
安定性は相反する関係にあるため、微粒子化には限界が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、顔料インクを用いてインクジェット記録された画
像の定着性に優れ、且つ光学濃度の高いインクジェット
記録シートを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らが鋭意検討し
た結果、インク受理層中に特定のカチオン性シラン化合
物を含有せしめることにより優れた顔料インクの定着性
と高い光学濃度を有するインクジェット記録シートを得
ることができた。
【0010】すなわち、支持体上にインク受理層を設け
たインクジェット記録シートにおいて、該インク受理層
が下記一般式(1)、(2)、(3)または(4)で表
されるカチオン性シラン化合物の1種以上を含有し、且
つこれら一般式中のR1が芳香族環または脂肪族環する
基であることを特徴とするインクジェット記録シートで
ある。
【0011】
【化5】
【0012】
【化6】
【0013】
【化7】
【0014】
【化8】
【0015】ここで、R2およびR3はメトキシ基または
エトキシ基を示し、R4はメチル基、メトキシ基または
エトキシ基を示し、R5およびR6は水素原子、アルキル
(C1〜4)基または2−ヒドロキシエチル基を示す。
-は有機または無機アニオンを示す。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェット記
録シートについて詳細に説明する。
【0017】本発明のインクジェット記録シートは、そ
のインク受理層中に前記一般式(1)、(2)、(3)
あるいは(4)で表すことのできるカチオン性シラン化
合物を1種以上含んでなる。ここで、各一般式中、特に
1は芳香族環または脂肪族環を有する基であり、その
代表的なものの一例を以下に示す。芳香族環を有するR
1としては、例えば、
【0018】フェニル基、2−、3−、4−または5−
アルキル(C14)フェニル基、2−、3−、4−また
は5−(2−ヒドロキシエチル)フェニル基、2−、3
−、4−または5−ヒドロキシフェニル基、2−、3−
または5−アルキル(C14)−4−ヒドロキシフェニ
ル基、4−ヒドロキシ−2−、3−または5−(2−ヒ
ドロキシエチル)フェニル基、ベンジル基、フェネチル
基、2−または3−フェニルプロピル基、2−、3−、
4−または5−アルキル(C14)フェニルメチル基、
2−(2−、3−、4−または5−アルキル(C14
フェニル)エチル基、2−または3−(2−、3−、4
−または5−アルキル(C14)フェニル)プロピル
基、2−、3−、4−または5−(2−ヒドロキシエチ
ル)フェニルメチル基、2−(2−、3−、4−または
5−(2−ヒドロキシエチル)フェニル)エチル基、2
−または3−(2−、3−、4−または5−(2−ヒド
ロキシエチル)フェニル)プロピル基、2−、3−、4
−または5−ヒドロキシフェニルメチル基、2−(2
−、3−、4−または5−ヒドロキシフェニル)エチル
基、2−または3−(2−、3−、4−または5−ヒド
ロキシフェニル)プロピル基、4−ヒドロキシ−2−、
3−または5−アルキル(C14)フェニルメチル基、
2−(4−ヒドロキシ−2−、3−または5−アルキル
(C14)フェニル)エチル基、2−または3−(4−
ヒドロキシ−2−、3−または5−アルキル(C14
フェニル)プロピル基、4−ヒドロキシ−2−、3−ま
たは5−(2−ヒドロキシエチル)フェニルメチル基、
2−[4−ヒドロキシ−2−、3−または5−(2−ヒ
ドロキシエチル)フェニル]エチル基、2−または3−
[4−ヒドロキシ−2−、3−または5−(2−ヒドロ
キシエチル)フェニル]プロピル基などを挙げることが
できる。
【0019】一方、脂肪族環を有するR1としては、例
えば、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基、2
−シクロヘキシルエチル基、2−または3−シクロヘキ
シルプロピル基などを挙げることができる。
【0020】前記一般式(1)で示されるカチオン性シ
ラン化合物の具体的一例を挙げれば以下の通りである。
無論これらに本発明が限定される訳ではない。例えば、
フェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミ
ン、フェニル−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]
アミン、フェニル−[3−(メチルジメトキシシリル)
プロピル]アミン、フェニル−[3−(メチルジエトキシ
シリル)プロピル]アミン、シクロヘキシル−[3−(ト
リメトキシシリル)プロピル]アミン、シクロヘキシル
−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]アミン、シク
ロヘキシル−[3−(メチルジメトキシシリル)プロピ
ル]アミン、シクロヘキシル−[3−(メチルジエトキシ
シリル)プロピル]アミン、3−メチルフェニル−[3−
(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、3−メチル
フェニル−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]アミ
ン、3−メチルフェニル−[3−(メチルジメトキシシ
リル)プロピル]アミン、3−メチルフェニル−[3−
(メチルジエトキシシリル)プロピル]アミン、4−メ
チルフェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]
アミン、4−メチルフェニル−[3−(トリエトキシシ
リル)プロピル]アミン、4−メチルフェニル−[3−
(メチルジメトキシシリル)プロピル]アミン、4−メ
チルフェニル−[3−(メチルジエトキシシリル)プロ
ピル]アミン、3−エチルフェニル−[3−(トリメトキ
シシリル)プロピル]アミン、4−エチルフェニル−[3
−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、3−n−
プロピルフェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル]アミン、4−n−プロピルフェニル−[3−(トリ
メトキシシリル)プロピル]アミン、3−i−プロピル
フェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミ
ン、4−i−プロピルフェニル−[3−(トリメトキシ
シリル)プロピル]アミン、3−n−ブチルフェニル−
[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、4−n
−ブチルフェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル]アミン、3−i−ブチルフェニル−[3−(トリメ
トキシシリル)プロピル]アミン、4−i−ブチルフェ
ニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、
3−t−ブチルフェニル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピル]アミン、4−ヒドロキシフェニル−[3−
(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、4−ヒドロ
キシフェニル−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]
アミン、4−ヒドロキシフェニル−[3−(メチルジメ
トキシシリル)プロピル]アミン、4−ヒドロキシフェ
ニル−[3−(メチルジエトキシシリル)プロピル]アミ
ン、3−メチル−4−ヒドロキシフェニル−[3−(ト
リメトキシシリル)プロピル]アミン、3−エチル−4
−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリル)
プロピル]アミン、3−n−プロピル−4−ヒドロキシ
フェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミ
ン、3−i−プロピル−4−ヒドロキシフェニル−[3
−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、3−n−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキ
シシリル)プロピル]アミン、3−i−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル]アミン、3−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、2
−フェニルエチル−[3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル]アミン、γ−フェニルプロピル−[3−(トリメト
キシシリル)プロピル]アミン、2−シクロヘキシルエ
チル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、
γ−シクロヘキシルプロピル−[3−(トリメトキシシ
リル)プロピル]アミン、γ−(3−メチルフェニル)
プロピル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミ
ン、γ−(3−エチルフェニル)プロピル−[3−(ト
リメトキシシリル)プロピル]アミン、γ−(3−n−
プロピルフェニル)プロピル−[3−(トリメトキシシ
リル)プロピル]アミン、γ−(3−t−ブチルフェニ
ル)プロピル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]
アミン、γ−(4−ヒドロキシフェニル)プロピル−
[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、γ−
(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピル−
[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、γ−
(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピル−
[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン、γ−
(2−n−プロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
ル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミンおよ
びγ−(2−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アミン
などを挙げることができる。
【0021】次に前記一般式(2)で示されるカチオン
性シラン化合物の具体的一例を挙げれば以下の通りであ
る。無論これらに本発明が限定される訳ではない。例え
ば、フェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル
アミノエチル]アミン、フェニル−[3−(トリエトキシ
シリル)プロピルアミノエチル]アミン、フェニル−[3
−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノエチル]
アミン、フェニル−[3−(メチルジエトキシシリル)
プロピルアミノエチル]アミン、シクロヘキシル−[3−
(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミ
ン、シクロヘキシル−[3−(トリエトキシシリル)プ
ロピルアミノエチル]アミン、シクロヘキシル−[3−
(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノエチル]ア
ミン、シクロヘキシル−[3−(メチルジエトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミン、3−メチルフェニ
ル−[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチ
ル]アミン、3−メチルフェニル−[3−(トリエトキシ
シリル)プロピルアミノエチル]アミン、3−メチルフ
ェニル−[3−(メチルジメトキシシリル)プロピルア
ミノエチル]アミン、3−メチルフェニル−[3−(メチ
ルジエトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、
4−メチルフェニル−[3−(トリメトキシシリル)プ
ロピルアミノエチル]アミン、4−メチルフェニル−[3
−(トリエトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミ
ン、4−メチルフェニル−[3−(メチルジメトキシシ
リル)プロピルアミノエチル]アミン、4−メチルフェ
ニル−[3−(メチルジエトキシシリル)プロピルアミ
ノエチル]アミン、3−エチルフェニル−[3−(トリメ
トキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、4−エ
チルフェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル
アミノエチル]アミン、3−n−プロピルフェニル−[3
−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミ
ン、4−n−プロピルフェニル−[3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル]アミン、3−i−プロ
ピルフェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル
アミノエチル]アミン、4−i−プロピルフェニル−[3
−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミ
ン、3−n−ブチルフェニル−[3−(トリメトキシシ
リル)プロピルアミノエチル]アミン、4−n−ブチル
フェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミ
ノエチル]アミン、3−i−ブチルフェニル−[3−(ト
リメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、4
−i−ブチルフェニル−[3−(トリメトキシシリル)
プロピルアミノエチル]アミン、3−t−ブチルフェニ
ル−[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチ
ル]アミン、4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメト
キシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、4−ヒド
ロキシフェニル−[3−(トリエトキシシリル)プロピ
ルアミノエチル]アミン、4−ヒドロキシフェニル−[3
−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノエチル]
アミン、4−ヒドロキシフェニル−[3−(メチルジエ
トキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、3−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル]アミン、3−エチル−
4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミン、3−n−プロピル
−4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミン、3−i−プロピル
−4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミン、3−n−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミン、3−i−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミン、3−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミン、2−フェニルエチ
ル−[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチ
ル]アミン、γ−フェニルプロピル−[3−(トリメトキ
シシリル)プロピルアミノエチル]アミン、2−シクロ
ヘキシルエチル−[3−(トリメトキシシリル)プロピ
ルアミノエチル]アミン、γ−シクロヘキシルプロピル
−[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]
アミン、γ−(3−メチルフェニル)プロピル−[3−
(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミ
ン、γ−(3−エチルフェニル)プロピル−[3−(ト
リメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、γ
−(3−n−プロピルフェニル)プロピル−[3−(ト
リメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、γ
−(3−t−ブチルフェニル)プロピル−[3−(トリ
メトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、γ−
(4−ヒドロキシフェニル)プロピル−[3−(トリメ
トキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン、γ−
(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピル−
[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]ア
ミン、γ−(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピル−[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノ
エチル]アミン、γ−(2−n−プロピル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピル−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]アミンおよびγ−(2−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピル−[3−
(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]アミン
などを挙げることができる。
【0022】次に前記一般式(3)で示されるカチオン
性シラン化合物の具体的一例を挙げれば以下の通りであ
る。無論これらに本発明が限定される訳ではない。例え
ば、N−フェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、
N−フェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル]−N−メチル−N−エチルアンモニウムクロライ
ド、N−フェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピル]−N−メチル−N−2−エチルヒドロキシア
ンモニウムクロライド、N−フェニル−[N−3−(ト
リメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチルアンモ
ニウムブロミド、N−フェニル−[N−3−(トリメト
キシシリル)プロピル]−N,N−ジメチルアンモニウム
アセテート、N−フェニル−[N−3−(トリエトキシ
シリル)プロピル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロ
ライド、N−フェニル−[N−3−(メチルジメトキシ
トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチルアン
モニウムクロライド、N−シクロヘキシル−[N−3−
(トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライド、N−シクロヘキシル−[N−3
−(トリエトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチル
アンモニウムクロライド、N−シクロヘキシル−[N−
3−(メチルジメトキシトリメトキシシリル)プロピ
ル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−3
−メチルフェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、
N−3−メチルフェニル−[N−3−(メチルジメトキ
シシリル)プロピル]−N,N−ジメチルアンモニウムク
ロライド、N−4−メチルフェニル−[N−3−(トリ
メトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチルアンモニ
ウムクロライド、N−4−メチルフェニル−[N−3−
(メチルジメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチ
ルアンモニウムクロライド、N−3−エチルフェニル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−
ジメチルアンモニウムクロライド、N−3−エチルフェ
ニル−[N−3−(メチルジメトキシシリル)プロピル]
−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−3−
n−プロピルフェニル−[N−3−(トリメトキシシリ
ル)プロピル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライ
ド、N−3−n−プロピルフェニル−[N−3−(メチ
ルジメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチルアン
モニウムクロライド、N−3−t−ブチルフェニル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−
ジメチルアンモニウムクロライド、N−3−t−ブチル
フェニル−[N−3−(メチルジメトキシシリル)プロ
ピル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−
4−ヒドロキシフェニル−[N−3−(トリメトキシシ
リル)プロピル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロ
ライド、N−4−ヒドロキシフェニル−[N−3−(メ
チルジメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチル
アンモニウムクロライド、N−3−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N
−3−エチル−4−ヒドロキシフェニル−[N−3−
(トリメトキシシリル)プロピル] −N,N−ジメチル
アンモニウムクロライド、N−3−n−プロピル−4−
ヒドロキシフェニル−[N−3−(トリメトキシシリ
ル)プロピル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロラ
イド、N−3−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル] −N,N
−ジメチルアンモニウムクロライド、N−2−フェニル
エチル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル]
−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−γ−
フェニルプロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライ
ド、N−2−シクロヘキシルエチル−[N−3−(トリ
メトキシシリル)プロピル] −N,N−ジメチルアンモ
ニウムクロライド、N−γ−シクロヘキシルプロピル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル] −N,N
−ジメチルアンモニウムクロライド、N−γ−(3−メ
チルフェニル)プロピル−[N−3−(トリメトキシシ
リル)プロピル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロ
ライド、N−γ−(3−エチルフェニル)プロピル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル] −N,N
−ジメチルアンモニウムクロライド、N−γ−(3−n
−プロピルフェニル)プロピル−[N−3−(トリメト
キシシリル)プロピル] −N,N−ジメチルアンモニウ
ムクロライド、N−γ−(3−t−ブチルフェニル)プ
ロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル]
−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−γ−
(4−ヒドロキシフェニル)プロピル−[N−3−(ト
リメトキシシリル)プロピル] −N,N−ジメチルアン
モニウムクロライド、N−γ−(2−メチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピル−[N−3−(トリメトキシ
シリル)プロピル] −N,N−ジメチルアンモニウムク
ロライド、N−γ−(2−エチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)プ
ロピル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、
N−γ−(2−n−プロピル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライドおよ
びN−γ−(2−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライドなど
を挙げることができる。
【0023】次に前記一般式(4)で示されるカチオン
性シラン化合物の具体的一例を挙げれば以下の通りであ
る。無論これらに本発明が限定される訳ではない。例え
ば、N−フェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモニウム
クロライド、N−フェニル−[N−3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル]−N−メチル−N−エ
チルアンモニウムクロライド、N−フェニル−[N−3
−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]−N
−メチル−N−2エチルヘキシルアンモニウムクロライ
ド、N−フェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモニウム
ブロミド、N−フェニル−[N−3−(トリメトキシシ
リル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモ
ニウムアセテート、N−フェニル−[N−3−(トリエ
トキシシリル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチ
ルアンモニウムクロライド、N−フェニル−[N−3−
(メチルジメトキシトリメトキシシリル)プロピルアミ
ノエチル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、
N−シクロヘキシル−[N−3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモニ
ウムクロライド、N−シクロヘキシル−[N−3−(ト
リエトキシシリル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジ
メチルアンモニウムクロライド、N−シクロヘキシル−
[N−3−(メチルジメトキシトリメトキシシリル)プ
ロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモニウムク
ロライド、N−3−メチルフェニル−[N−3−(トリ
メトキシシリル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメ
チルアンモニウムクロライド、N−3−メチルフェニル
−[N−3−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミ
ノエチルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモニウム
クロライド、N−4−メチルフェニル−[N−3−(ト
リメトキシシリル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジ
メチルアンモニウムクロライド、N−4−メチルフェニ
ル−[N−3−(メチルジメトキシシリル)プロピルア
ミノエチル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライ
ド、N−3−エチルフェニル−[N−3−(トリメトキ
シシリル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライド、N−3−エチルフェニル−[N
−3−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノエチ
ル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−3
−n−プロピルフェニル−[N−3−(トリメトキシシ
リル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモ
ニウムクロライド、N−3−n−プロピルフェニル−
[N−3−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノ
エチル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N
−3−t−ブチルフェニル−[N−3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアン
モニウムクロライド、N−3−t−ブチルフェニル−
[N−3−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノ
エチル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N
−4−ヒドロキシフェニル−[N−3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル]−N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライド、N−4−ヒドロキシフェニル−
[N−3−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノ
エチル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、
N−3−メチル−4−ヒドロキシフェニル−[N−3−
(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル] −N,
N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−3−エチル
−4−ヒドロキシフェニル−[N−3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル] −N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライド、N−3−n−プロピル−4−ヒ
ドロキシフェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピルアミノエチル] −N,N−ジメチルアンモニウ
ムクロライド、N−3−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルア
ミノエチル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライ
ド、N−2−フェニルエチル−[N−3−(トリメトキ
シシリル)プロピルアミノエチル] −N,N−ジメチル
アンモニウムクロライド、N−γ−フェニルプロピル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチ
ル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−
2−シクロヘキシルエチル−[N−3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル] −N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライド、N−γ−シクロヘキシルプロピ
ル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノ
エチル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、
N−γ−(3−メチルフェニル)プロピル−[N−3−
(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル] −N,
N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−γ−(3−
エチルフェニル)プロピル−[N−3−(トリメトキシ
シリル)プロピルアミノエチル] −N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライド、N−γ−(3−n−プロピルフ
ェニル)プロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)
プロピルアミノエチル] −N,N−ジメチルアンモニウ
ムクロライド、N−γ−(3−t−ブチルフェニル)プ
ロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルア
ミノエチル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライ
ド、N−γ−(4−ヒドロキシフェニル)プロピル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチ
ル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−
γ−(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピル
−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエ
チル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N
−γ−(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
ル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノ
エチル] −N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、
N−γ−(2−n−プロピル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロ
ピルアミノエチル] −N,N−ジメチルアンモニウムク
ロライドおよびN−γ−(2−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピル−[N−3−(トリメトキシシ
リル)プロピルアミノエチル] −N,N−ジメチルアン
モニウムクロライドなどを挙げることができる。
【0024】また、前記一般式(3)および(4)にお
けるアンモニウム基の対イオンX-としては、例えば塩
素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、りん酸イオン、
酢酸イオン、安息香酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン
およびp−トルエンスルホン酸イオンなどを挙げること
ができる。
【0025】本発明者らが鋭意検討した結果、前記一般
式(1)〜(4)において、特に窒素原子に共有結合す
るR1が芳香族環あるいは脂肪族環を含有する場合にお
いて顔料インクの定着性が向上し、且つ記録画像の光学
濃度も優れたものになった。一方、理由は定かでない
が、例えばR1が鎖状アルキル基であるような場合には
上記のような効果は得られなかった。
【0026】本発明のカチオン性シラン化合物をインク
受理層中に含有せしめる方法としては、下記の各種無機
微粒子およびバインダー樹脂などを混合して調整した塗
工液中へ直接添加することができ、また、インク受理層
を後述する(「0047」)各塗工方法にて支持体上へ
塗工後、水または有機溶媒あるいはこれらの混合液中に
溶解あるいは分散した該カチオン性シラン化合物をさら
に塗工・含浸することもできる。これらの方法は、該イ
ンク受理層が実質的に水溶性あるいは親水性に富みイン
クジェット記録用インクを良好に吸収することができる
樹脂を主成分とするような場合であっても同様である。
【0027】本発明におけるインクジェット記録シート
のインク受理層としては、例えば特開平5−59688
号公報、同5−96844号公報、同5−124330
号公報、同5−139023号公報や同11−1800
36号公報などに提案されているような無機微粒子とバ
インダー樹脂を含有するインク受理層、また、例えば特
開平2−243380号公報や同5−131742号公
報などに提案されているような実質的に水溶性あるいは
親水性に富みインクジェット記録用インクを良好に吸収
することができる樹脂を主成分とするようなインク受理
層など従来公知のものをいずれも用いることができる。
【0028】ここで、インクジェット記録シートに広く
用いられている無機微粒子としては、例えば合成非晶質
シリカ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カ
オリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸
化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワ
イト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウ
ム、珪酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、アルミ
ナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マ
グネシウム、水酸化マグネシウム、アルミナ水和物(擬
ベーマイトゾル)、コロイダルシリカ、シリカ/アルミ
ナハイブリッドゾル、ヘクタイト、モンモリロナイトな
どのスメクタイト粘土、ジルコニアゾル、クロミアゾ
ル、イットリアゾル、セリアゾル、酸化鉄ゾル、ジルコ
ンゾル、酸化アンチモンゾルなどを挙げることができ、
これらの無機微粒子の2種以上を混合して用いることも
できる。
【0029】この中でも特にインク受理層に好適に用い
られる無機微粒子としては、合成非晶質シリカ、アルミ
ナ微粒子およびコロイダルシリカを挙げることができ
る。ここで合成非晶質シリカとは、電弧法、乾式法、湿
式法(沈殿法、ゲル法)などの方法を用いて製造するこ
とができ、コールターカウンター法による粒子径が0.
1〜30μm、BET法による比表面積が20〜400
m2/g、吸油量としては0.3ml/g以上、ハンタ
ー白色度90以上などの特性を有しており、例えば、特
開昭55−51583号公報、同57−157786号
公報、同61−141584号公報、同61−2309
79号公報、同62−292476号公報、同63−3
06074号公報、特公平3−26665号公報および
特開平5−64953号公報などを挙げることができ
る。
【0030】一方、アルミナ微粒子とはAl2O3・a
H2Oの組成式で表すことができるアルミナ水和物であ
り、式中aが1である場合はベーマイト構造のアルミナ
水和物を表し、aが1を超え3未満である場合は擬ベー
マイト構造のアルミナ水和物を表し、aがそれ以上にな
る場合は非晶質構造のアルミナ水和物を表す。インク受
理層が十分なインク吸収性を有するには、アルミナ水和
物の平均細孔半径が1〜10nmであることが好まし
く、特に2〜7nmであることが好ましい。細孔半径が
1nm未満であるとインク吸収性が低下する。一方、細
孔半径が10nmを越えるようになると、インク中の色
材の定着が悪くなり経時で画像の滲みを生じる場合があ
る。さらに、アルミナ水和物の細孔容積は0.1〜1.
2ml/gの範囲であることが好ましい。細孔容積が
0.1ml/g未満では、インク吸収性が悪く、1.2
ml/gを越えるような場合には、インク受理層とした
ときの膜強度が低下し易く、クラックや粉落ちを発生す
ることがある。このようなアルミナ水和物としては、例
えば、特開平3−285814号公報、同3−2858
15号公報、同4−92813号公報、同7−802号
公報、同7−803号公報、同8−333115号公
報、同6−64918号公報、同8−295509号公
報、同9−99627号公報、同7−232475号公
報、同7−232474号公報および同7−23247
3号公報などを挙げることができる。
【0031】また、コロイダルシリカとは、無水珪酸
(シリカ)の超微粒子を安定に水に分散させたコロイド
状分散液であり、より具体的には、ケイ酸ナトリウム水
溶液を陽イオン交換樹脂に通してSiO2/Na2Oの
重量比が60〜130/1のゾルとし、これを60℃以
上に加熱熟成して独立分散粒子まで成長させ、これを新
たにイオン交換樹脂層を通したゾルを添加することによ
り重合沈殿させて2〜300nmの平均粒子にまで成長
させ安定した水分散ゾルを言う。
【0032】通常、これらのコロイダルシリカは球状で
あるが、例えば、特開平1−294515号公報、同1
−317115号公報などに開示されているような、球
状シリカの1次粒子を2価以上の金属イオンを介在させ
て粒子−粒子間結合をさせ、少なくとも3個以上の粒子
を直鎖あるいは分岐させて連結せしめた数珠状コロイダ
ルシリカや、例えば、特開昭60−219083号公
報、同60−219084号公報などに記載されている
ような、アルミニウムイオンなどの多価金属イオン化合
物や有機カチオン性化合物をコロイダルシリカ表面また
は内部に含有せしめてカチオン性に荷電したようなカチ
オン性コロイダルシリカなど各種変性されたコロイダル
シリカを好適に用いることもできる。また、オルガノコ
ロイダルシリカを用いることもできる。ここで、オルガ
ノコロイダルシリカとは、上記したようなコロイダルシ
リカの溶媒(水)を、メタノール、イソプロパノール、
n−ブタノール、イソブタノール、エチレングリコー
ル、キシレン、エチルセルソルブなどの有機溶媒に溶媒
置換したものである。
【0033】一方、インク受理層に好適に用いることの
できるバインダー樹脂としては、例えば、ポリビニルア
ルコール、シラノール変性ポリビニルアルコール、ポリ
酢酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセ
ルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、酸性ゼラチン、
大豆蛋白、シリル変性ポリビニルアルコールなど;無水
マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチ
ルメタクリレート−ブタジエン共重合体などの共役ジエ
ン系共重合体ラテックス;アクリル酸エステルおよびメ
タクリル酸エステルの重合体または共重合体、アクリル
酸およびメタクリル酸の重合体または共重合体などのア
クリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸ビニル共重合
体などのビニル系重合体ラテックス;あるいはこれらの
各種重合体のカルボキシル基などの官能基含有単量体に
よる官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素
樹脂などの熱硬化合成樹脂系などの水性接着剤;ポリメ
チルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリ
ビニルブチラール、アルキッド樹脂などの合成樹脂系接
着剤を1種以上、単独であるいは混合して用いることが
できる。この他、公知の天然、あるいは合成樹脂バイン
ダーを単独であるいは混合して用いることは特に限定さ
れない。しかしながら、カチオン性シラン化合物との作
用を促進するために、バインダー樹脂中には、水酸基、
アミノ基あるいはチオール基などの活性水素を含む官能
基を有することが好ましい。
【0034】また、水溶性あるいは親水性に富みインク
ジェット記録用インクを良好に吸収することができる樹
脂としては、例えばポリビニルピロリドン、アクリル変
性ポリビニルピロリドン、ポリエチエンオキサイド、ポ
リエチレンオキサイド変性アクリル系共重合体、ポリビ
ニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリアミ
ンおよびその共重合体、ポリジアミンおよびその共重合
体、ポリアリルアミンおよびその共重合体、ポリビニル
ホルムアミドおよびその部分加水分解物、ポリビニルア
ミンおよびその共重合体、ポリアミジンおよびその共重
合体あるいは各種カチオン変性アクリル系共重合体など
従来公知のものを好適に用いることができる。
【0035】さらに、上記したこれらのインク受理層中
には、その他の添加剤として、架橋剤、界面活性剤、カ
チオン系染料定着剤、顔料分散剤、pH調整剤、増粘
剤、撥水剤、撥油剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、
離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増
白剤、紫外線吸収剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿
潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤および酸化防止剤などを
適宜添加することもできる。
【0036】本発明におけるインクジェット記録シート
の支持体としては、例えば、 a)LBKP、NBKPなどの化学パルプ、GP、PG
W、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGPなどの
機械パルプ、DIPなどの古紙パルプなどの天然パルプ
と従来公知の顔料を主成分として、バインダーおよびサ
イズ剤や定着剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力
増強剤などの各種添加剤を1種以上用いて混合したスラ
リーを用い、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー
抄紙機などの各種装置で抄造された原紙類;
【0037】b)原紙に、澱粉、ポリビニルアルコール
などでのサイズプレスやアンカーコート層を設けた原紙
や、それらの上にコート層を設けたアート紙、コート
紙、キャストコート紙などの塗工紙類;
【0038】c)マシンカレンダー、TGカレンダー、
ソフトカレンダーなどのカレンダー装置を用いて平滑化
処理を施したような原紙類;
【0039】d)原紙あるいは塗工紙の両面または片面
に溶融押し出し法などにて高密度、低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステルなどをコートしたレ
ジンコート紙類;
【0040】e)ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ノルボルネン、ビニロン、ポリビニルアルコー
ル、ナイロンなどの透明樹脂フィルムやこれら材料に顔
料、発泡剤などを含有して透明度を低下させた半透明あ
るいは不透明樹脂フィルム類;
【0041】f)ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン/プロピレン共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重
合体、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステル類などの
熱可塑性樹脂と炭酸カルシウム、タルク、シリカ、焼成
クレーなどの無機顔料を混合して延伸積層した合成紙;
【0042】g)あるいはこれら支持体の表面にコロナ
放電処理、火炎処理、プラズマ処理、アンカー層塗工処
理などの易接着性を改良したようなものを好適に用いる
ことができる。
【0043】支持体の坪量としては、通常50〜300
g/m2程度のものが用いられる。
【0044】このような各種支持体上に設けるインク受
理層の塗工量は特に制限はないが、1〜50g/m2
好ましい。塗工量が1g/m2未満であると十分な印字
濃度およびインク吸収性が得られないため好ましくな
く、塗工量が50g/m2を超えるとインクジェット記
録シートのカール性が悪化するため好ましくない。
【0045】また、インク受理層中の特定のカチオン性
シラン化合物の添加量は本発明の目的を阻害しない範囲
で特に制限はないが、例えばインク受理層に無機微粒子
を含む場合、この無機微粒子100固形重量部に対して
0.1〜30重量部、より好ましくは1〜10重量部で
ある。また、インク受理層が無機微粒子を含まずに、水
溶性あるいは親水性に富みインクジェット記録用インク
を良好に吸収することができる樹脂のみからなるような
場合、この樹脂100固形重量部に対して0.1〜10
重量部、より好ましくは1〜7重量部である。
【0046】さらに、上記したようなインク受理層中の
バインダー樹脂の添加量としては、例えばインク受理層
に無機微粒子を含む場合、この無機微粒子100固形重
量部に対して0.1〜100重量部が好ましく、より好
ましくは2〜50重量部であり、0.1重量部未満では
インク受理層の塗層強度が不足し、また、100重量部
を超えるとインクジェット記録装置の種類によってはイ
ンク吸収性が不足するため、インクが溢れ好ましくな
い。
【0047】本発明におけるインクジェット記録シート
のインク受理層を支持体上に設ける方法としては、水も
しくは親水性有機溶剤またはこれらの混合溶媒、あるい
は有機溶剤を用いて、例えば、従来公知のエアーナイフ
コーター、カーテンコーター、ダイコーター、リップコ
ーター、ブレードコーター、ゲートロールコーター、バ
ーコーター、ロッドコーター、ロールコーター、ビルブ
レードコーター、ショートドエルブレードコーター、サ
イズプレス、シムサイザーなどの各種装置により支持体
上に塗工することができる。
【0048】ここで、インク受理層は、ある一定の塗工
量を数回に分けて塗設することもできる。ここで、数回
に分割してインク受理層を塗工する方法としては、1層
ごとに乾燥して塗工する場合と、複数層をウェット・オ
ン・ウェットで同時に塗工する方法を挙げることができ
る。
【0049】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、支持体として特に原紙類、塗工紙類あるいはレジン
コート紙類を用いる場合には、支持体を挟んだインク受
理層の反対面にカール適性を付与するためのバックコー
ト層を塗設することも可能であり、その際の顔料として
は、平板状顔料や加水ハロイサイトが好ましく、バック
コートを設けない場合でも、フリューデックスなどの加
湿器により水蒸気を噴射することでカール矯正を行うこ
ともできる。
【0050】また、インク受理層の塗工後には、マシン
カレンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダー、ソ
フトカレンダーなどのカレンダー装置を用いて平滑化処
理を行うことができる。
【0051】本発明は、前記の特定のカチオン性シラン
化合物をインク受理層に含むことにより達成されるた
め、インク受理層を設けた如何なるインクジェット記録
シートにおいて効果を得ることができるが、特に、例え
ば特開平5−59688号公報、同11−180036
号公報、特開2000−289327号公報、同200
0−263926号公報、同2000−263923号
公報、同2000−238422号公報、同2000−
211241号公報や同2000−211235号公報
などに提案されているような高光沢を有するインクジェ
ット記録シートにおいて有効なものとなる。その理由は
該高光沢インクジェット記録シートの表面が高平滑で粗
れがなく、またこれら多くの高光沢インクジェット記録
シートでは、顔料インク中の顔料粒子が記録シートの深
さ方向に速やかに浸透するために必要な大きさの細孔も
しくはクラック数が、光沢の低い、いわゆるマットタイ
プのインクジェット記録シートに比べて少ないためであ
ると推測できる。
【0052】本発明で云うインクジェット記録に用いる
インクには、従来公知のインクを好適に用いることがで
きる。例えば、特開昭57−10660号公報、同57
−10661号公報、特開平4−234467号公報、
同5−156189号公報、同5−179183号公
報、同5−202324号公報、同5−263029号
公報、同5−331397号公報、同6−122846
号公報、同6−136311号公報などに記載されてい
るような顔料インクを用いた場合、本発明のインクジェ
ット記録シートであれば画像定着性は良好で且つ高い光
学濃度を得ることができる。
【0053】ここで、顔料としては、例えば、パラニト
ロアニリンレッド、トルイジンレッド、ファイヤーレッ
ド、ナフチラミンボルドー、オルトニトロアニリンオレ
ンジ、パーマネントレッドG、レーキファストオレンジ
3GL、リゾールレッド、レーキレッドC、レーキレッ
ドDなどのアゾ系顔料、ウオッチングレッド、ブリリア
ントカーミン6B、ボルドー10B、マルーンライト、
エローGL、オレンジG、ナフトールASITRなどの
難溶性アゾ系顔料、パーマネントレッドFR、パーマネ
ントレッドFRLL、パーマネントレッドFGR、パー
マネントレッドFBL、パーマネントレッドFRR、カ
ーミンBS、ファストエローG、ファストエローG、フ
ァストエロー3G、ファストエロー5G、ファストエロ
ー10G、ファストエローGR、ベンチジンエロー、ベ
ンチジンエローR、ベンチジンエローGR、ベンチジン
エローG、ベンチジンエロー5Gなどの不溶性アゾ系顔
料、銅フタロシアニン、塩素化銅フタロシアニン、無金
属フタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、シンカ
シアレッドY、シンカシアレッドB、シンカシアレッド
Rなどのキナクリドン系顔料、トリフェンジオイサジ
ン、カルバゾールジオイサジンバイオレッド、バイオレ
ットなどのジオキサジン系顔料、アンスラピリミジンエ
ロー、フラバンスロンエロー、アンスアンスロンスカー
レッド、インダンスロンブルー、イソベオランスロンバ
イオレット、チオインジゴボルドー、チオインジゴマル
ーン、ペリノンオレンジ、マルーン、スカーレットなど
の建染染料系顔料、縮合アゾ顔料、イソインドリノン系
顔料やカーボンブラック、酸化チタン、亜鉛華、クロム
酸鉛系顔料、カドミウム系顔料などの無機系顔料を挙げ
ることができる。
【0054】一方、従来公知の染料インクを用いて好適
にインクジェット記録を行うこともできる。ここで染料
とは、例えば、C.I.Direct Yellow 12、C.I.Direct Yell
ow 24、C.I.Direct Yellow 26、C.I.Direct Yellow 44、C.
I.Direct Yellow 86、C.I.Direct Yellow 98、C.I.Direct
Yellow 100、C.I.Direct Yellow 142、C.I.Direct red1、
C.I.Direct red 4、C.I.Direct red 17、C.I.Direct red
28、C.I.Direct red 83、C.I.Direct Orenge 34、C.I.Dire
ct Orenge 39、C.I.Direct Orenge 44、C.I.Direct Oreng
e 46、C.I.Direct Orenge 60、C.I.Direct Violet 47、C.
I.Direct Violet 48、C.I.Direct Blue 6、C.I.Direct Bl
ue 22、C.I.Direct Blue 25、C.I.DirectBlue 71、C.I.Dir
ect Blue 86、C.I.Direct Blue 90、C.I.Direct Blue 10
6、C.I.Direct Blue 199、C.I.Direct Black 17、C.I.Dire
ct Black 19、C.I.Direct Black 32、C.I.Direct Black 5
1、C.I.Direct Black 62、C.I.Direct Black 71、C.I.Dire
ctBlack 108、C.I.Direct Black 146、C.I.Direct Black
154などの直接染料、C.I.Acid Yellow 11、C.I.Acid Yel
low 17、C.I.Acid Yellow 23、C.I.Acid Yellow 25、C.I.A
cid Yellow 29、C.I.Acid Yellow 42、C.I.Acid Yellow 4
9、C.I.Acid Yellow61、C.I.Acid Yellow 71、C.I.Acid re
d 1、C.I.Acid red 6、C.I.Acid red 8、C.I.Acid red 32、
C.I.Acid red 37、C.I.Acid red 51、C.I.Acid red 52、C.
I.Acid red80、C.I.Acid red 85、C.I.Acid red 87、C.I.A
cid red 92、C.I.Acid red 94、C.I.Acid red 115、C.I.Ac
id red 180、C.I.Acid red 256、C.I.Acid red 317、C.I.A
cidred 315、C.I.Acid Orenge 7、C.I.Acid Orenge 19、C.
I.Acid Violet 49、C.I.Acid Blue 9、C.I.Acid Blue 22、
C.I.Acid Blue 40、C.I.Acid Blue 59、C.I.Acid Blue 9
3、C.I.Acid Blue 102、C.I.Acid Blue 104、C.I.Acid Blu
e 113、C.I.Acid Blue117、C.I.Acid Blue 120、C.I.Acid
Blue 167、C.I.Acid Blue 229、C.I.Acid Blue234、C.I.Ac
id Blue 254、C.I.Acid Black 2、C.I.Acid Black 7、C.I.
Acid Black24、C.I.Acid Black 26、C.I.Acid Black 31、
C.I.Acid Black 52、C.I.Acid Black63、C.I.Acid Black
112、C.I.AcidBlack 118 などの酸性染料、その他にも塩
基性染料、反応性染料或は食品用色素などを挙げること
ができる。
【0055】さらに、例えば、特公平7−78187号
公報、同7−78188号公報、同8−6057号公
報、同8−26259号公報、同6−247034号公
報や同6−306319号公報などに記載されているよ
うな、色材として例えば、ナフトール染料、アゾ染料、
金属錯塩染料、アントラキノン染料、キノイミン染料、
インジゴ染料、シアニン染料、キノリン染料、ニトロ染
料、ニトロソ染料、ベンゾキノン染料、カーボニウム染
料、ナフトキノン染料、ナフタルイミド染料、フタロシ
アニン染料、ペリニン染料などの油溶性染料を用いた油
性インクや、あるいは、例えば、特公平6−24703
4号公報や同6−306319号公報などに記載されて
いる、いわゆる熱溶融タイプインクジェット記録用の油
性インクであっても好適にインクジェット記録を行うこ
とができる。
【0056】
【実施例】以下に、本発明の実施例をあげて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。ま
た、実施例において示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
【0057】実施例1 濾水度450mlCSFのLBKP70部、濾水度45
0mlCSFのNBKP30部から成る木材パルプ10
0部に、軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウム/タ
ルクの比率が30/35/35の顔料25部、市販カチ
オン澱粉1.0部、市販アルキルケテンダイマー0.1
部、市販カチオン系アクリルアミド0.03部、硫酸バ
ンド0.5部を添加して、パルプスラリーのpHを8.
2に調節した。調製後、長網抄紙機を用いて坪量90g
/m2で抄造し支持体を得た。
【0058】次いで、水322g中へ合成非晶質シリカ
(ミズカシルP−78D:水澤化学工業株式会社)10
0部およびポリビニルアルコール10%水溶液(クラレ
ポバール117:クラレ株式会社)300部を混合して
調整した固形分濃度18%の塗工液を乾燥塗工量が10
g/m2となるようにエアーナイフコーターを用いて該
支持体に塗工・乾燥した。
【0059】さらに、無機微粒子(MEAKL カチオ
ン性コロイダルシリカ20%水分散液:日産化学工業株
式会社)100部中へ、カチオン性シラン化合物として
フェニル−(3−トリメトキシシリルプロピル)アミン
0.6部、ポリビニルアルコール10%水溶液(クラレ
ポバール117:クラレ株式会社)20部およびオレイ
ン酸乳化物(DEF7100 50%水分散物:日新科
学研究所株式会社)1部を順次混合して調整した固形分
濃度19%の塗工液を乾燥塗工量が5g/m2となるよ
うにエアーナイフコーターを用いてさらに塗工・乾燥し
て積層を形成した。
【0060】このようにして得られたインク受理層の表
面上に30g/m2の水を均一になるようにジェットス
プレーを用いて噴霧しながら、表面温度が100℃に保
たれたキャストドラムに圧着して乾燥し、JIS P−
8142準拠の75度鏡面光沢で78%を有する実施例
1のインクジェット記録シートを得た。
【0061】実施例2 カチオン性シラン化合物をシクロヘキシル−(3−トリ
メトキシシリルプロピル)アミンに変更した以外は実施
例1と同様にして作製し実施例2のインクジェット記録
シートを得た。
【0062】実施例3 カチオン性シラン化合物を3−メチルフェニル−(3−
メチルジメトキシシリルプロピル)アミンに変更した以
外は実施例1と同様にして作製し実施例3のインクジェ
ット記録シートを得た。
【0063】実施例4 カチオン性シラン化合物を4−ヒドロキシフェニル−
(3−トリメトキシシリルプロピル)アミンに変更した
以外は実施例1と同様にして作製し実施例4のインクジ
ェット記録シートを得た。
【0064】実施例5 カチオン性シラン化合物を3−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル−[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミ
ノエチル]アミンに変更した以外は実施例1と同様にし
て作製し実施例5のインクジェット記録シートを得た。
【0065】実施例6 カチオン性シラン化合物を3−フェニルプロピル−[3
−(メチルジメトキシシリル)プロピルアミノエチル]
アミンに変更した以外は実施例1と同様にして作製し実
施例6のインクジェット記録シートを得た。
【0066】実施例7 カチオン性シラン化合物を2−シクロヘキシルエチル−
[3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]ア
ミンに変更した以外は実施例1と同様にして作製し実施
例7のインクジェット記録シートを得た。
【0067】実施例8 カチオン性シラン化合物をγ−(3−メチルフェニル)
プロピル−[3−(メチルジメトキシシリル)プロピル
アミノエチル]アミンに変更した以外は実施例1と同様
にして作製し実施例8のインクジェット記録シートを得
た。
【0068】実施例9 カチオン性シラン化合物をγ−(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピル−[3−(トリメトキシシリル)プロピル
アミノエチル]アミンに変更した以外は実施例1と同様
にして作製し実施例9のインクジェット記録シートを得
た。
【0069】実施例10 カチオン性シラン化合物をγ−(3−t−ブチル4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピル−[3−(トリメトキシシ
リル)プロピル]アミンに変更した以外は実施例1と同
様にして作製し実施例10のインクジェット記録シート
を得た。
【0070】実施例11 カチオン性シラン化合物をN−フェニル−[N−3−
(トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライドに変更した以外は実施例1と同様
にして作製し実施例11のインクジェット記録シートを
得た。
【0071】実施例12 カチオン性シラン化合物をN−シクロヘキシル−[N−
3−(トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチ
ルアンモニウムクロライドに変更した以外は実施例1と
同様にして作製し実施例12のインクジェット記録シー
トを得た。
【0072】実施例13 カチオン性シラン化合物をN−γ−シクロヘキシルプロ
ピル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル]−
N,N−ジメチルアンモニウムクロライドに変更した以
外は実施例1と同様にして作製し実施例13のインクジ
ェット記録シートを得た。
【0073】実施例14 カチオン性シラン化合物をN−3−メチルフェニル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−
ジメチルアンモニウムクロライドに変更した以外は実施
例1と同様にして作製し実施例14のインクジェット記
録シートを得た。
【0074】実施例15 カチオン性シラン化合物をN−3−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロ
ピル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライドに変更
した以外は実施例1と同様にして作製し実施例15のイ
ンクジェット記録シートを得た。
【0075】実施例16 カチオン性シラン化合物をN−3−メチルフェニル−
[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチ
ル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライドに変更し
た以外は実施例1と同様にして作製し実施例16のイン
クジェット記録シートを得た。
【0076】実施例17 カチオン性シラン化合物をN−4−ヒドロキシフェニル
−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエ
チル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライドに変更
した以外は実施例1と同様にして作製し実施例17のイ
ンクジェット記録シートを得た。
【0077】実施例18 カチオン性シラン化合物をN−3−メチル−4−ヒドロ
キシフェニル−[N−3−(トリメトキシシリル)プロ
ピルアミノエチル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロ
ライドに変更した以外は実施例1と同様にして作製し実
施例18のインクジェット記録シートを得た。
【0078】実施例19 カチオン性シラン化合物をN−γ−フェニルプロピレン
−[N−3−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエ
チル]−N,N−ジメチルアンモニウムクロライドに変更
した以外は実施例1と同様にして作製し実施例19のイ
ンクジェット記録シートを得た。
【0079】比較例1 カチオン性シラン化合物を添加しなかった以外は実施例
1と同様にして作製し比較例1のインクジェット記録シ
ートを得た。該インクジェット記録シートの75度鏡面
光沢は75.2%であり、実施例の各インクジェット記
録シートと同様の表面性を有していた。
【0080】比較例2 カチオン性シラン化合物を3−アミノプロピルトリメト
キシシランに変更した以外は実施例1と同様にして作製
し比較例2のインクジェット記録シートを得た。該イン
クジェット記録シートの75度鏡面光沢は78.5%で
あり、実施例の各インクジェット記録シートと同様の表
面性を有していた。
【0081】比較例3 カチオン性シラン化合物をN−(2−アミノエチル)−
3−アミノプロピルトリメトキシシランに変更した以外
は実施例1と同様にして作製し比較例3のインクジェッ
ト記録シートを得た。該インクジェット記録シートの7
5度鏡面光沢は78.5%であり、実施例の各インクジ
ェット記録シートと同様の表面性を有していた。
【0082】比較例4 カチオン性シラン化合物を2−[3−(トリメトキシシ
リル)プロピルアミノ]エチルアミンに変更した以外は
実施例1と同様にして作製し比較例4のインクジェット
記録シートを得た。該インクジェット記録シートの75
度鏡面光沢は78.0%であり、実施例の各インクジェ
ット記録シートと同様の表面性を有していた。
【0083】比較例5 カチオン性シラン化合物をN−オクタデシル−[N−3
−(トリメトキシシリル)プロピル]−N,N−ジメチル
アンモニウムクロライドに変更した以外は実施例1と同
様にして作製し比較例5のインクジェット記録シートを
得た。該インクジェット記録シートの75度鏡面光沢は
78.0%であり、実施例の各インクジェット記録シー
トと同様の表面性を有していた。
【0084】比較例6 カチオン性シラン化合物をN−オクタデシル−[N−3
−(トリメトキシシリル)プロピルアミノエチル]−N,
N−ジメチルアンモニウムクロライドに変更した以外は
実施例1と同様にして作製し比較例6のインクジェット
記録シートを得た。該インクジェット記録シートの75
度鏡面光沢は79.2%であり、実施例の各インクジェ
ット記録シートと同様の表面性を有していた。
【0085】比較例7 カチオン性シラン化合物をN−3−(トリメトキシシリ
ル)プロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムク
ロライドに変更した以外は実施例1と同様にして作製し
比較例7のインクジェット記録シートを得た。該インク
ジェット記録シートの75度鏡面光沢は79.2%であ
り、実施例の各インクジェット記録シートと同様の表面
性を有していた。
【0086】このようにして作製した実施例1〜19お
よび比較例1〜7の各インクジェット記録シートのイン
ク受理層上に、下記の顔料インクを搭載したインクジェ
ットプリンター(DeskJet880C、ヒューレッ
トパッカード社製)を用い、2cm×2cm四方のブラ
ックベタパターンを記録した後、下記の各評価を行っ
た。
【0087】 C.I.ピグメントブラック7 6部 スチレン・メタクリル酸共重合体 6部 エチレングリコール 18部 イオン交換水 69.8部
【0088】(光学濃度)各インクジェット記録シート
を30分間放置した後、ブラックベタパターン部の光学
濃度をマクベスRD918にて測定した。
【0089】(顔料インク定着性)光学濃度を測定した
直後に、ブラックベタパターン上にシルボン紙(クリー
ニングワイパー「ダスパー」、OZU社製)を敷き、さ
らにその上に600g重の重りを乗せ、このシルボン紙
の端を手で持って静かに水平方向に向かって引いた。こ
の後のブラックベタパターンの光学濃度を再度測定し、
擦る前後のブラックベタパターンの光学濃度から残存率
を算出した。
【0090】評価結果をまとめて表1に示した。
【0091】
【表1】
【0092】表1の通り、本発明の特定のカチオン性シ
ラン化合物をインク受理層中に含有した実施例1〜19
は、比較例1〜7に比べて光学濃度が高く、また顔料イ
ンク定着性も優れていた。比較例2〜7のインク受理層
中に含有せしめた各化合物は、それらの基本構造は前記
一般式(1)〜(4)の官能基R1が本発明のカチオン
性シラン化合物に該当しておらず、各実施例に比べて光
学濃度および顔料インク定着性も低い。
【0093】
【発明の効果】顔料インクを用いたインクジェット記録
において、画像記録後の顔料インク定着性に優れ、且つ
高い光学濃度を実現したインクジェット記録シートを提
供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にインク受理層を設けたインク
    ジェット記録シートにおいて、該インク受理層が下記一
    般式(1)、(2)、(3)または(4)で表されるカ
    チオン性シラン化合物の1種以上を含有し、且つこれら
    一般式中のR1が芳香族環または脂肪族環を有する基で
    あることを特徴とするインクジェット記録シート。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 ここで、R2およびR3はメトキシ基またはエトキシ基を
    示し、R4はメチル基、メトキシ基またはエトキシ基を
    示し、R5およびR6は水素原子、アルキル(C1〜4)
    基または2−ヒドロキシエチル基を示す。X-は有機ま
    たは無機アニオンを示す。
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