JP2002208846A - 立ち上がり逓倍回路 - Google Patents

立ち上がり逓倍回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カスケード接続した遅延セルからなる立ち上
がり逓倍回路を構成し、従来技術の不都合を回避する。 【解決手段】 逓倍回路は、N個の遅延セル(130、
131、132、133、134)のチェーンを含む。
遅延セルの順序は次のように決定する。1からNの値j
が、全体遅延に対応し、N個の遅延セルのチェーンに与
えられ、jに対し、第一の動作ループ(11
6、...、128)が、1からNの値iを持つ第二の
動作ループ(118、...、127)を含み、値iは
前記チェーンのセルの一列に対応する。第二のループの
作動により、列iのセルの制御前出力遅延エラー(a
(j、i))の第一の値を計算し、遅延の制御後、第一
の値が所定閾値より大きい場合、前記エラーの第二の値
を計算し、決定すべき順序を列iが補完する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立ち上がり逓倍回
路に関する。このような回路は、たとえば、同一の基準
クロック信号から、位相のずれた複数のクロック信号を
得る場合に有効である。また、基準クロック信号より周
波数が大きいクロック信号を得る場合にも有効である。
【0002】
【従来の技術】FR2658015(US526060
8、US5548235、US5838178)は、周
波数逓倍器を構成できる位相ロック回路を記載してい
る。電圧制御されるVCOタイプの既知の回路と比べる
と、この回路は、応答時間が短く、耐雑音性に優れると
いう長所を有する。その遅延回路は、遅延回路の入力信
号と出力信号との間の位相コンパレータの出力信号によ
り制御される。その遅延回路は、各セルの基本遅延増分
を制御信号が制御するようにカスケード接続された
N個のセルから構成される。制御信号は、N個のセルに
同時に入るので、遅延回路の最小遅延増分は、各セルの
基本遅延増分TのN倍になる。こうした従来技術の遅
延回路により、基本遅延増分TのN倍の精度で入出力
間の位相エラーを良く修正することができる。
【0003】本発明の目的は、基本遅延増分TのN倍
の精度よりも高い精度で遅延回路の入出力間の位相エラ
ーを修正することにある。これは、基本遅延増分T
最小値が回路の構成技術によって必然的に制御されるに
もかかわらず、高い周波数に到達できるという長所をも
つ。本発明の解決方法によれば、位相コンパレータの出
力信号は、N個のセルを同時に制御するのではなく、各
セルを別々に制御する。
【0004】従来の解決方法は、全てのセルの同時制御
が信号の動作周期(duty cycle)を維持する
ので、明白なものではない。実際、従来技術の遅延回路
では、一度に1個のセルの遅延を増分する場合でも問題
が提起される。基本遅延増分Tの位相エラーが発生す
ると、その修正前に、各セルの出力信号が理想的な位相
に対してT/Nのn倍の位相エラー状態になる。この
とき、nは、遅延回路の入力にある第一のセルのための
1から、遅延回路の出力にある最終セルのためのNまで
変わる。
【0005】カスケード接続順の各セルの連続増分制御
は、申し分のないものというわけではない。第一のセル
で基本遅延増分Tを修正すると、理想的な位相に対し
て(N−1)T/Nの位相エラーが発生し、その後、
各セルで(N−n)T/Nの位相エラーが発生して、
最終セルまで続く。最終セルでは、(N−N)T/N
のエラーがゼロになる。この結果、セルの全部または一
部の出力信号を組み合わせる周波数逓倍器では、動作周
期(N−1)T/Nが変わることがある。位相エラー
により、n番目のセルからクロック信号がずれてくる。
この現象は、さらに増幅されて、基本遅延増分Tより
大きい遅延回路全体の位相エラーとなる。
【0006】カスケード接続の逆の順序で各セルを連続
増分制御しても、やはり満足のいくものではない。遅延
回路の中央セルから始めても、問題を先行セル群と後続
セル群とに振り向けるだけであり、さらに後で修正する
ときに考慮するセル群の選択の問題が加わる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カス
ケード接続セルからなり、入力に位相ループバックした
遅延回路を用いて立ち上がり逓倍回路を構成し、上記の
従来技術の不都合を回避することにある。
【0008】本発明の目的は、位相ループバックされる
N個の遅延セルのチェーンで遅延セルの順序を決定する
方法にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この方法は、1個のセル
の基本遅延のj倍に等しい全体遅延に各値が対応し、N
個の遅延セルのチェーンに与えられる1からNの値jの
ための第一の作動ループを含み、この第一のループの作
動が、前記チェーンのセルの一列に各値が対応する1か
らNの値iのための第二の作動ループを含み、第二のル
ープの作動により、各セルにチェーンの全体遅延を一様
に配分する理想的な遅延に対して列iのセルの出力遅延
エラーを計算することにより、列iのセルに追加する基
本遅延の制御前に前記エラーの第一の値を計算し、前記
列iのセルに追加する基本遅延の制御後、第一の値が所
定の閾値より大きい場合、前記エラーの第二の値を計算
し、決定すべき前記順序を前記列iが補完する。
【0010】本発明の方法によって決定される順序によ
り、立ち上がり逓倍回路を構成することができる。追加
基本遅延は、所定の順序で新しいセルに徐々に与えられ
るので、全てのセルの間で公平に配分された理想的な遅
延に対して、各セルの出力におけるエラーが最小化され
る。3から20、またそれ以上の値Nに対してこの方法
を実施すると、最大エラーは、基本遅延相当であること
が分かった。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の特徴および長所は、例示
のために与えられ、添付図面に関してなされた以下の説
明から、明らかになるであろう。
【0012】図1を参照すると、N個の遅延セル13
0、131、132、133、134がカスケード接続
されており、セル130が発振信号CLを入力で受信し
て、発振信号CL0を出力で発生し、セル131が発振
信号CL0を入力で受信して、発振信号CL1を出力で
発生し、セル132が発振信号CL1を入力で受信し
て、発振信号CL2を出力で発生し、セル133が発振
信号CL2を入力で受信して、発振信号CL3を出力で
発生し、セル134が発振信号CL3を入力で受信し
て、発振信号CL4を出力で発生する。各信号は、各セ
ルに固有の遅延を伴って、入力で受信した信号と同じ周
波数でセルの出力で発生する。セル130、...、1
34の遅延がこのように累積されると、信号CLに関し
て信号CL4の位相ずれが起きる。
【0013】信号CL4と信号CLの位相とを既知の位
相コンパレータ11で比較し、位相の進みまたは遅れの
二者択一の結果を出す。信号CL4の位相が信号CLの
位相より小さい場合、位相コンパレータ11は、信号I
NCを発生する。信号CL4の位相が信号CLの位相よ
り大きい場合、位相コンパレータ11は、信号DECを
発生する。
【0014】信号INCは、周期的でない二進カウンタ
−デカウンタ12を増分する。以下の説明では、このカ
ウンタ−デカウンタを単にカウンタ12とする。信号D
ECは、二進カウンタ12をデクリメントする。カウン
タ12の値は、2個の信号REGとCTLとに分解され
る。重み付けの小さいビットは、適切な符号化により、
第一の信号REGを構成する。重み付けの大きいビット
は、適切な符号化により、第二の信号CTLを構成す
る。重み付けの小さいビット数は、セル13
0、...、134の数を符号化するように選択され
る。図1の例では、セル数は5個、重み付けの小さいビ
ット数は3個であって、5個の二進値、たとえば自然順
序で000、001、010、011、100に符号化
する。これらの二進値は、カウンタの内部状態である。
他の二進値は、重み付けの大きいビットを構成する。
【0015】カウンタ12は、数Nが重み付けの小さい
ビットに到達するたびに、これらのビットをゼロにし、
重み付けの大きいビットが示す値を増分する送りを発生
するように構成されている。セル数Nが2の累乗である
場合、カウンタ12は従来のカウンタである。セル数N
が、たとえば図1の場合のように2の累乗ではない場
合、カウンタ12は、当業者にとって自明の方法で変更
される。セル数が5である場合、カウンタ12の組み合
わせ回路は、コード選択により、値100の増分によっ
て、最も小さい重み付けのビットを1にするのではなく
最も大きい重み付けのビットをゼロにし、大きい重み付
けのビットの方に送りを伝える。反対に、カウンタがデ
クリメントすると、状態000の次は状態100にな
る。
【0016】信号CTLは、各セル130から134を
直接制御する。これについては、図2に関して後で詳し
く説明する。信号CTLの各ビットは、異なる導線で伝
えられる。図1の例では、重み付けの大きい3個のビッ
トにより8個の値を符号化できる。図を簡略化するため
に、3本の斜線で消した1本の線により導線全体を示し
た。3本の斜線は、この線が、3本の並列導線を含むこ
とを示している。
【0017】信号REGは、各セル130から134を
間接的に制御する。これについては、図2に関して後で
詳しく説明する。信号REGのビットは、組み合わせ回
路14によりデコードされる。組み合わせ回路14は、
存在する遅延セルと同数の1ビットの信号、すなわち、
セル130に送る二進信号30、セル131に送る二進
信号31、セル132に送る二進信号32、セル133
に送る二進信号33、セル134に送る二進信号34を
発生する。
【0018】N=5の場合、重み付けの小さい3個のビ
ットの内部状態に応じて、下の真理表に従って符号化さ
れる5個の信号REG1、REG2、REG3、REG
4、REG5を生成する。
【表1】
【0019】実際には、N−1個の信号だけが重要であ
り、増分のたびに信号REGをリセットすることによっ
て、送りの伝播により信号CTLが増分され、信号CT
Lを増分せずに信号REG1からREG5の全てを1に
する同じ作用が働く。これについては後述する。従っ
て、信号REG5は、必ずしも生成されるとは限らな
い。
【0020】後で説明するが、本発明による方法によ
り、組み合わせ回路14のトラックをエッチングするこ
とができ、信号30、31、32、33、34の一つに
各信号REG1、REG2、REG3、REG4、場合
によってはREG5を割り当てる。
【0021】図1に示した回路の始動時、カウンタ12
の値はゼロである。図2に関して後述するように、信号
CTLおよび信号REGは、そのとき、カスケード接続
されたN個のセル130から134のそれぞれに対して
遅延の最小値を制御する。各セルの最小の遅延は、基準
信号CLに対して最終信号CL4の位相を遅延させるよ
うに選択され、期間2πよりずっと短い。その結果、位
相コンパレータ11の入力で負のずれが生じるので、位
相コンパレータ11の入力でゼロ以上の位相ずれを生じ
る遅延がセル130から134でカウンタ値により制御
されるまで、カウンタ12を増分する。位相コンパレー
タ11の入力の正のずれはカウンタ12で減算する。
【0022】最終信号CL4が基準信号CLと同位相に
あるとき、各信号CL1からCL4は、先行する各信号
CL0からCL3とほぼ同じ期間の部分だけ、規則正し
く位相をずらす。端子110で信号CL0を回復し、端
子210で信号CL1を、端子310で信号CL2を、
端子410で信号CL3を、端子510で信号CL4を
回復することによって、信号CLの立ち上がり周波数を
正確に倍にした立ち上がり周波数逓倍器が得られる。
【0023】次に、セル130について、図2に関して
詳しく説明する。
【0024】セル130は、一定数M個の遅延素子11
3、213、313、413、513、613、71
3、813を含む。遅延素子113は、入力で信号CL
を受信する。遅延素子213は、入力で、遅延素子11
3の出力を受信する。遅延素子313は、入力で、遅延
素子213の出力を受信する。遅延素子413は、入力
で、遅延素子313の出力を受信する。遅延素子513
は、入力で、遅延素子413の出力を受信する。遅延素
子613は、入力で、遅延素子513の出力を受信す
る。遅延素子713は、入力で、遅延素子613の出力
を受信する。遅延素子813は、入力で、遅延素子71
3の出力を受信する。信号CL0は、セル130のノー
ド3で得られる。スイッチ15が、遅延素子113の出
力とノード3との間に接続されている。スイッチ25
が、遅延素子213の出力とノード3との間に接続され
ている。スイッチ35が、遅延素子313の出力とノー
ド3との間に接続されている。スイッチ45が、遅延素
子413の出力とノード3との間に接続されている。ス
イッチ55が、遅延素子513の出力とノード3との間
に接続されている。スイッチ65が、遅延素子613の
出力とノード3との間に接続されている。スイッチ75
が、遅延素子713の出力とノード3との間に接続され
ている。スイッチ85が、遅延素子813の出力とノー
ド3との間に接続されている。
【0025】切り換えスイッチ2は、スイッチ15、2
5、35、45、55、65、75、85の中から一個
のみを導通にする。かくして、スイッチ15、25、3
5、45、55、65、75、85のうちの導通スイッ
チによって、ノード3で得られる信号CL0は、それぞ
れ、遅延素子113の出力信号、遅延素子213の出力
信号、遅延素子313の出力信号、遅延素子413の出
力信号、遅延素子513の出力信号、遅延素子613の
出力信号、遅延素子713の出力信号、遅延素子813
の出力信号のいずれかに等しい。
【0026】切り換えスイッチ2は、図3に関して詳し
く説明するように、信号30によって制御される。切り
換えスイッチ2の出力で、導線19は、スイッチ15を
制御するように構成され、導線29は、スイッチ25を
制御するように構成され、導線39は、スイッチ35を
制御するように構成され、導線49は、スイッチ45を
制御するように構成され、導線59は、スイッチ55を
制御するように構成され、導線69は、スイッチ65を
制御するように構成され、導線79は、スイッチ75を
制御するように構成され、導線89は、スイッチ85を
制御するように構成される。導線19は、2個のスイッ
チ16、17の後段に接続される。導線29は、2個の
スイッチ26、27の後段に接続される。導線39は、
2個のスイッチ36、37の後段に接続される。導線4
9は、2個のスイッチ46、47の後段に接続される。
導線59は、2個のスイッチ56、57の後段に接続さ
れる。導線69は、2個のスイッチ66、67の後段に
接続される。導線79は、2個のスイッチ76、77の
後段に接続される。導線89は、2個のスイッチ86、
87の後段に接続される。信号30は、スイッチ17、
27、37、47、57、67、77、87の導通状態
を直接制御する。インバータ4により得られる信号30
の逆転状態により、スイッチ16、26、36、46、
56、66、76、86の導通状態が制御される。一方
がアースに接続される導線8は、他方でスイッチ17の
前段に接続される。導線18は、スイッチ16とスイッ
チ27との前段に接続される。導線28は、スイッチ3
7とスイッチ26との前段に接続される。導線38は、
スイッチ36とスイッチ47との前段に接続される。導
線48は、スイッチ57とスイッチ46との前段に接続
される。導線58は、スイッチ56とスイッチ67との
前段に接続される。導線68は、スイッチ77とスイッ
チ66との前段に接続される。導線78は、スイッチ7
6とスイッチ87との前段に接続される。導線88は、
スイッチ86の前段に接続される。かくして、信号30
がゼロであるとき、各導線19、29、39、49、5
9、69、79、89の電気的状態は、それぞれ各導線
18、28、38、48、58、68、78、88の電
気的状態と同じになる。信号30が1であるとき、各導
線19、29、39、49、59、69、79、89の
電気的状態は、それぞれ各導線8、18、28、38、
48、58、68、78の電気的状態と同じになる。
【0027】図2を参照すると、デコーダ1が、入力で
信号CTLを受信する。各導線18、28、38、4
8、58、68、78、88は、デコーダ1の出力に接
続される。周知のように、デコーダ1は、信号CTLの
各値に導線18、28、38、48、58、68、7
8、88のうちのただ一つの高い値を対応させるように
構成されている。そのため、信号CTLのゼロ値は、導
線18の高い値と、別の導線の低い値とに対応する。制
御信号CTLの最大値は、導線88の高い状態と、他の
全ての導線の低い状態とに対応する。信号30がゼロで
あるとき、スイッチ15、25、35、45、55、6
5、75、85のうちの導通スイッチは、信号CTLの
値に対応する列のスイッチである。信号30が1である
とき、スイッチ15、25、35、45、55、65、
75.85のうちの導通スイッチは、信号CTLの値の
すぐ上にある列のスイッチである。このように、信号C
TLの各値に対して、ノード3で得られる信号CL0
は、信号30がゼロである時は信号CTLの値と同じ列
の、信号30が1である時はすぐ上の列の、遅延素子1
13、213、313、413、513、613、71
3、813の出力信号に等しい。
【0028】各遅延セル131、132、133、13
4は、遅延セル130と同じである。図2に関する前述
の説明は、信号30を信号31に、信号CL0を信号C
L1に、信号CLを信号CL0に代えることによってセ
ル131に適用され、信号30を信号32に、信号CL
0を信号CL2に、信号CLを信号CL1に代えること
によってセル132に適用され、信号30を信号33
に、信号CL0を信号CL3に、信号CLを信号CL2
に代えることによってセル133に適用され、信号30
を信号34に、信号CL0を信号CL4に、信号CLを
信号CL3に代えることによってセル134に適用され
る。
【0029】全ての信号30、31、32、33、34
がゼロである場合、遅延は、全てのセル130、13
1、132、133、134に対して同じである。この
遅延は、各セル130、...134の同じスイッチ1
5、25、・・・85に対して導通状態を制御する信号
CTLから直接発生する。従って、各信号CL0、CL
1、...CL4は、各セルにおける同番号の遅延素子
113、213、...813の後段で得られる。その
結果、第一のセル130の入力に対して最終セル134
の出力の遅延全体が、各セルの出力に等分に配分され
る。
【0030】本発明により、遅延素子113、...、
813から得られる基本遅延にそれぞれ等しい増分によ
って、セル130、...134のチェーンの全体遅延
を変化させることができる。
【0031】遅延の増加は、図4に関して説明する方法
による決定順序で信号30、31、...34を順に1
にすることによって得られる。遅延の減少は、信号3
0、...34を逆の順序で順にゼロにすることによっ
て得られる。
【0032】図4を参照すると、この方法は、値jが1
からNに変わるステップ116から128による第一の
動作ループを含む。値jは、基本遅延のj倍に等しい遅
延セル130、...134のチェーンの出力の追加遅
延に対応する。値jは、第一のループに含まれないステ
ップ115で1に初期化される。第一のループの動作
は、ステップ118から127による第二の作ループを
含む。1からNの値iに対し、第二のループを順に通過
する。値iは、遅延セルのチェーンでセル13
0、...134の列に対応する。値iは、第二のルー
プに含まれないステップ117で1に初期化される。図
1の構成では、値i=1が、セル130の列を示す。列
iの各セルに対して、第一のエラーa(j、i)をステ
ップ118で計算する。
【0033】値a(j、i)は、i=1の値に対してス
テップ117でjに初期化される。列i=1のセルは、
図1のセル130である。チェーンの最終セル134の
出力で基本遅延のj倍に等しい遅延を得て、この遅延を
チェーンのN個のセルに同様に配分するには、第一のセ
ル130の出力における理想的な遅延が、基本遅延T
のj/N倍に等しい。セル130の追加基本遅延を制御
する前では、値a(j、1)は、理想的な遅延に対する
エラーの値であり、その単位は、セル130、...、
134の総数Nで割った基本遅延である。ここでは、正
のエラー値が、適切な信号に対する進みに相当するもの
とする。
【0034】列iの次の各セルの追加基本遅延を制御す
る前に、理想的な遅延の(i−1)倍に等しい遅延を伴
う先行セルの信号を入力で受信すると、エラー値a
(j、i)がセル130と同じ単位、すなわち、数Nで
割った基本遅延のj倍になる。従って、先行セルの出力
信号の遅延をa(j、i−1)の値と共に受信する場
合、エラー値a(j、i)は、a(j、i−1)+jに
等しくなる。
【0035】第二のループでは、ステップ118が列i
=i+1の次の各セルに対して、前述のように第一のエ
ラー値を計算する。
【0036】ステップ117の作動後、第二のループ
は、値L(i)がゼロであるかどうかテストするステッ
プ119から始まる。セルチェーン130、...、1
34のセルの列i全体に対して、値L(i)は、第一の
ループの初期化ステップ115でゼロに初期化される。
列iの各セルに対して、ゼロ値L(i)は、このセルで
追加基本遅延が制御されないことを示す。
【0037】ステップ119のテスト結果が正である場
合、ステップ120は、ステップ119の前に計算され
た第一のエラー値が、所定の閾値より大きいかどうかテ
ストする。以下、閾値を決定する可能性について説明す
る。
【0038】ステップ120のテスト結果が正である場
合、ステップ121では、変数r(j)に値iをあては
める。変数r(j)は、遅延セルのチェーン13
0、...、134の出力で基本遅延のj倍を得られる
ように、追加基本遅延の割り当てを制御するセルの列を
示す。かくして、変数r(j)の値iから、遅延セル1
30、...134のチェーンのセルへの基本遅延の割
り当てを制御する順序が完全なものになる。列iのセル
が、追加基本遅延の割り当てのために保留されたことを
示すために、値L(i)は1になる。
【0039】ステップ122では、第一のエラー値a
(j、i)からNを引くことにより第二のエラー値a
(i、ji)を計算する。実際、前述のように、各セル
の理想的な遅延単位は基本遅延をNで割ったものに等し
い。従って、列iのセルに基本遅延を与えることが、エ
ラーa(j、i)から理想的な遅延のN倍を引くことに
なる。
【0040】ステップ119のテスト結果が負である場
合、これは、列iのセルに基本遅延を与えることが、j
より前の値に対して既に制御されていたことを意味す
る。その場合、ステップ122が直接作動されて、この
セルに前に与えられた基本遅延を考慮する。
【0041】ステップ120のテスト結果が負である場
合、エラーa(j、i)は、ステップ118で前に計算
された第一の値に留まる。ステップ121、122は、
ステップ123を直接、作動するように短絡されてい
る。
【0042】ステップ群123から126は、ここで
は、最大と称される最も大きいエラー値と、同じく最小
と称される最も小さいエラー値とを示すことを目的とす
る。ループの出力にあるステップ129でエラーの最小
値および最大値と共に使用される閾値を編集することに
より、エラー範囲[最小、最大]に対する閾値の影響を
見積もることができる。最小および最大値は、ステップ
115で初期化される。
【0043】ステップ123は、現行のエラー値a
(j、i)が現行の最小値未満であるかどうかテストす
る。テスト結果が正である場合、最小値がステップ12
4で現行のエラー値とされる。テスト結果が負である場
合、ステップ125は、現行のエラー値a(j、i)が
現行の最大値より大きいかどうかテストする。ステップ
125のテスト結果が正である場合、最大値は、ステッ
プ126の現行のエラー値にされる。テスト結果が負で
ある場合、ステップ126をとばして、ステップ124
の後段に直接接続する。
【0044】ステップ127では、列iがN未満である
かどうか、すなわち列iが最終セルの列でないかどうか
テストする。テスト結果が正である場合、第二のループ
は、ステップ118で閉じられて、次の値i=i+1に
対してステップ118から127を実行する。ステップ
が負である場合、列iは、N個のセルのチェーンの最終
セル134の列である。基本遅延が列r(j)のセルに
与えられたので、エラーa(j、N)は、ゼロになる。
ステップ127のテスト結果が負である場合、第二のル
ープから出て第一のループのステップ128を実行す
る。
【0045】ステップ128は、値jがNより小さいか
どうかテストする。テスト結果が正である場合、ステッ
プ116で第一のループを閉じて、次の値j=j+1に
対してステップ116から128を実行する。テスト結
果が負である場合、j=Nである。チェーンの出力の追
加遅延は、基本遅延TのN倍であり、各セルが、基本
遅延Tに等しい追加遅延を発生するように制御され
る。ステップ128のテスト結果が負である場合、第一
のループから出て、ステップ129を実行する。
【0046】ステップ129は、各値jに対して、セル
チェーン130、...、134の列r(j)を編集す
る。1からNの値jに対する値r(j)の連続は、チェ
ーンの出力の追加遅延が、基本遅延TのN倍に基本遅
延Tを変えていくとき、基本遅延Tを伴う遅延セル
の順序を決定する。ステップ128の前にステップ12
9を順に実行することによって同じ結果が得られる。後
述するように、遅延セルの順序を用いて、組み合わせ回
路14を構成する。
【0047】ステップ120において所定の方法で使用
される閾値は、有利には、第一のループの外の第三のル
ープにより自動的に決定される。第三のループは、ステ
ップ114でゼロに初期化された閾値をステップ135
で制御値N−1に変化させる。ステップ135は、閾値
がN−1の値に達したときにステップ137で終了す
る。実際、第一のループにおける遅延単位は、T/N
である。閾値の最大値は、第一のループの遅延単位とし
てのN−1に等しいので、エラーがT*(N−1)/
Nより大きくなると、すなわちエラーが基本遅延値T
に達すると、列iのセルで修正を実施することができ
る。
【0048】第三のループでは、ステップ129が、現
行の閾値に対して、jが1からNと変化するとき、列r
(j)からなる順序を編集する。ステップ129の後
に、ステップ135は、閾値がN−1未満であるかどう
かテストする。正の場合には、ステップ136を開始し
て閾値を増分し、その後、ステップ115をスタートす
る。ステップ115は、新しい閾値で第一のループを作
動する。ステップ114の後、第一回目のステップ11
5がスタートする。負の場合には、終了ステップ137
に進む。
【0049】ステップ129により各経路で閾値、最小
エラー値、最大エラー値、および順序r(j) が編
集され、組み合わせ回路14を構成するための順序r
(j) を選択することができる。順序r(j)
は、許容できる最小エラー、最大エラー、を与える。第
一のループによって生じるエラーa(j、i)をステッ
プ129がテーブルとして編集するとき、追加情報が得
られる。追加情報は、場合によっては、第三のループに
よって複数の同等の選択が提示されるとき、選択を誘導
する役割をする。
【0050】図5は、追加ステップ138から143を
示す。追加ステップは、ステップ120と121との間
に挿入されて、列iのセルにおける修正後、エラーが、
あまりに低い負のレベルより下がらないようにすること
ができる。
【0051】実際、本方法により決定される順序は、第
一のセルから最終セルへの連続順序ではない。従って、
列iのセルに基本遅延を与える場合、iよりも大きい列
kの一つまたは複数のセルに対して、これよりも前に基
本遅延を与えてあったということもあり得る。
【0052】ステップ139から143は、第四のルー
プを構成し、第二のループで考慮したセルの列iに続く
セルの列kに対する第三のエラー値b(k)を推定す
る。
【0053】ステップ138は、現行の値iに等しい値
kで第四のループを初期化し、ステップ122が実行さ
れた場合は列iのセルに対して生じる第二のエラー値で
第三のエラー値b(k)を初期化する。
【0054】その後、ステップ139は、値kを増分
し、セルの各列kに対して、ステップ118と同様に、
結果として生ずるエラーb(k)を計算する。
【0055】ステップ140は、基本遅延が列kのセル
に既に与えられたかどうかチェックする。L(k)=0
の場合、現行の値jより小さいj値に対して列kのセル
には全く基本遅延が与えられていない。ステップ140
のテストの結果が負である場合、ステップ141を開始
して、列kのセルに以前に与えられた基本遅延Tを考
慮する。ステップ122と同様に、ステップ141は、
エラーb(k)から値Nを引く。すなわち、N個のセル
に対して均質に配分されたN番目の基本遅延T のN倍
を引く。
【0056】テスト140の結果が正である場合、ステ
ップ139で計算された第一の値b(k)にエラーを残
すようにステップ141をとばす。
【0057】次に、ステップ142は、エラー値b
(k)が後述するような所定値よりも小さいかどうか試
験する。
【0058】ステップ142の試験結果が正である場
合、本方法は、ステップ122の後段で、第四のループ
から直接出る。これはステップ120の試験結果が負で
ある場合と同じ結果になる。すなわち、基本遅延は列i
のセルに与えられない。列iのセルの出力エラーは、ス
テップ118で計算された第一の値に留まる。
【0059】低い値は、たとえば所定値1−Nとするこ
とができる。その場合、第四のループは、列iよりも大
きい列kのセルの出力エラーが負の値1−Nより小さく
ならないようにする。次のiの値に対して第二のループ
が続く場合、別のセルに追加遅延を与える。Nの値が大
きい場合、低い値の中でもさらに低い値を選択すること
が可能である。
【0060】ステップ142のテスト結果が負である場
合、kがNより小さい限りにおいて、ステップ139を
作動する。kが値Nに達すると、本方法は第四のループ
から出て、図4に関して説明したのと同様にステップ1
21を作動させる。
【0061】第四のループは、必要不可欠というわけで
はないが、列iのセルに基本遅延T を与える場合、チ
ェーンの任意のセルの出力エラーが、所定の負の値より
小さくならないようにしている。
【0062】前述のように、本方法により、それぞれ所
定の閾値に対して、jが1からNであるとき、複数の順
序r(j)を編集することができる。各閾値に対する最
小および最大エラーの編集により、エラーを最小化する
順序を選択できる。
【0063】本方法は、図6に関して後述するようなス
テップ144、145の挿入により、さらに改善され
る。
【0064】ステップ144は、ステップ126とステ
ップ127との間に入る。ステップ144は、ステップ
126の所定の最大値が値Gより小さいかどうかテスト
する。テスト結果が正である場合、図4に関して説明し
た基本的方法と同様にステップ127を作動させる。
【0065】ステップ144のテスト結果が負である場
合、ステップ135を作動することにより本方法が第一
のループから直接出るようにする。かくして、最大エラ
ー値がGより大きい場合、順序r(j)と対応する閾値
とは、ステップ129で編集されない。
【0066】値Gは、たとえばN−1とする。これによ
り、セルの出力エラーが、基本遅延T/Nの(N−
1)倍を越えないこと、すなわち、エラーが基本遅延T
より小さくなる。
【0067】ステップ145は、ステップ124とステ
ップ127との間に挿入される。ステップ145は、ス
テップ124の所定の最小値が、値Eより大きいかどう
かテストする。結果が正である場合は、図4に関して説
明した基本的方法と同様にステップ127を作動する。
【0068】ステップ145のテスト結果が負である場
合、ステップ135を作動させることにより本方法が第
一のループから直接出るようにする。かくして、最小エ
ラー値がEより小さい場合、ステップ129では、順序
r(j)とそれに対応する閾値が編集されない。
【0069】値Eは、たとえば1−Nとされる。これに
より、セルの出力エラーが基本遅延T/Nの(N−
1)倍に等しい負の値より小さくならないようにするこ
とができる。すなわち、負の値は、基本遅延Tの絶対
値未満となる。
【0070】これは、Nの値が大きい場合、特に有利で
ある。何故なら、先験的にかけ離れたエラーを与える順
序を編集しないために、結果の検討が用意になるからで
ある。
【0071】Nの一定値に対して−Tから+Tの値
にエラーを限定することが、結果を全く編集できないと
いう観点から、あまりに制約的である場合、たとえば、
+Nまたは−Nにそれぞれ値Gを増加するか、値Eを減
少するか、あるいはその両方を実施してもよい。値Gを
1だけ増加しても、値Eを1だけ減少しても、絶対値と
しては、基本遅延TをNで割った分しかエラーは増加
しない。
【0072】付表1は、N=5のときステップ129で
編集される結果の一例を挙げたものである。閾値がゼロ
である場合、正の最大エラーmaxiは1であり、負の
最大エラーminiは、−4である。最も狭い範囲のエ
ラーは、閾値=0と閾値=4とに対して得られる。
【0073】得られた結果の中で順序を選択することに
より、回路14を構成できる。選択された順序が閾値=
0に対応する順序であると仮定する。図7は、選択した
順序:1、3、4、2、5で基本遅延Tを適用するよ
うに構成された回路を示す。
【0074】組み合わせ回路14は、入力で信号REG
を受信する。信号REGの最も小さい重み付けビット
は、ここでは左側に示した。組み合わせ回路14は、N
=5の場合に先に説明した真理表に従って信号REG
1、REG2、REG3、REG4、REG5を論理ゲ
ートにより既知の方法で生成する組み合わせコンポーネ
ント24を含む。
【0075】閾値ゼロに対して本方法から生ずる順序で
セル130、131、132、133、134に基本遅
延Tを与えるように、信号REG1は、信号30に対
応する回路14の出力に送られ、信号REG2は、信号
32に対応する回路14の出力に送られ、信号REG3
は、信号33に対応する回路14の出力に送られ、信号
REG4は、信号31に対応する回路14の出力に送ら
れる。信号REG5は、信号34に対応する回路14の
出力に送られる。信号REG5は、常にゼロであるが、
必ずしもこの最終出力に接続されるとは限らない。
【0076】かくして、信号REGがゼロであるとき、
セル130から134は全て、信号CTLにより制御さ
れる最初の遅延と同じ遅延を有する。信号REGが1で
あるとき、追加基本遅延はセル130に与えられる。信
号REGが2であるとき、追加基本遅延はセル130、
132に与えられる。信号REGが3であるとき、追加
基本遅延は、セル130、132、133に与えられ
る。信号REGが4であるとき、追加基本遅延は、セル
130、132、133、131に与えられる。信号R
EGの値が4以上になると、0にリセットされ、信号C
TLが1だけ増分されるので、各セル130、132、
133、131、134に与えられる基本遅延を最初の
遅延に加えることができる。このサイクルは、信号CL
4が信号CLと同位相になるまで続けられる。
【0077】全てのセルに等分に配分される理想的な遅
延に対して各セルの出力に委ねられるエラーは、常に基
本遅延値Tより小さい。
【0078】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位相ロック回路を概略的に示す図
である。
【図2】本発明による遅延セルを概略的に示す図であ
る。
【図3】本発明による遅延セルをさらに詳しく示す図で
ある。
【図4】本発明による方法の実施例を示す図である。
【図5】本発明による方法を詳しく示す。
【図6】本発明による方法を詳しく示す。
【図7】セル数の特定値に対する組み合わせ回路を示す
図である。
【符号の説明】
1 デコーダ 2 切り換えスイッチ 3 ノード 11 位相コンパレータ 12 カウンタ 14 組み合わせ回路 24 組み合わせコンポーネント 15、25、35、45、55、65、75、85 ス
イッチ 16、26、36、46、56、66、76、86 ス
イッチ 17、27、37、47、57、67、77、87 ス
イッチ 18、28、38、48、58、68、78、88 導
線 19、29、39、49、59、69、79、89 導
線 30、31、32、33、34 二進信号 110、210、310、410、510 端子 113、213、313、413、513 遅延素子 613、713、813 遅延素子 130、131、132、134 遅延セル CL0、CL1、CL2、CL3、CL4 発振信号 CTL、DEC、INC 信号 REG1、REG2、REG3、REG4、REG5
信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の位相ループ遅延セル(130、1
    31、132、133、134)のチェーンで遅延セル
    の順序を決定する方法であって、 1個のセルの基本遅延(T)のj倍に等しい全体遅延
    に各値が対応し、N個の遅延セルのチェーンに与えられ
    る1からNの値jのための、第一の動作ループ(11
    6、...、128)を含み、この第一のループの動作
    が、 前記チェーンのセルの一列に各値が対応する1からNの
    値iのための第二の動作ループ(118、...、12
    7)を含み、第二のループの動作により、各セルにチェ
    ーンの全体遅延を一様に配分する理想的な遅延に対して
    列iのセルの出力遅延エラー(a(j、i))を計算
    し、 列iのセルに追加する基本遅延(T)の制御前に前記
    エラーの第一の値を計算し、 前記列iのセルに追加する基本遅延の制御後、第一の値
    が所定の閾値より大きい場合、前記エラーの第二の値を
    計算し、決定すべき前記順序を前記列iが補完すること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ゼロからN−1の値を持つ所定の各閾値
    に対して第一の動作ループを作動する第三の動作ループ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の遅延セルの順
    序決定方法。
  3. 【請求項3】 第二の動作ループは、前記列iによって
    前記決定順序を補完する前に、列iより大きいセルの列
    kのための第一のエラー値が、ある(低い)値より下が
    らないことをチェックする第四の動作ループを含むこと
    を特徴とする請求項2に記載の遅延セルの順序決定方
    法。
  4. 【請求項4】 所定の閾値に対してエラーの最小値(m
    ini)および最大値(maxi)を計算するステップ
    (123から126)を含むことを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項に記載の遅延セルの順序決定方
    法。
  5. 【請求項5】 前記閾値、最小エラー値、最大エラー
    値、および第一のループの出力における決定順序を編集
    するステップ(129)を含むことを特徴とする請求項
    4に記載の遅延セルの順序決定方法。
  6. 【請求項6】 ステップ(129)がまた、エラー値a
    (j、i)を編集することを特徴とする請求項5に記載
    の遅延セルの順序決定方法。
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