JP3676730B2 - 立ち上がり逓倍回路において遅延量を制御すべき遅延セルの順序を決定する方法 - Google Patents

立ち上がり逓倍回路において遅延量を制御すべき遅延セルの順序を決定する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立ち上がり逓倍回路に関する。このような回路は、たとえば、同一の基準クロック信号から、位相のずれた複数のクロック信号を得る場合に有効である。また、基準クロック信号より周波数が大きいクロック信号を得る場合にも有効である。
【0002】
【従来の技術】
FR2658015(US5260608、US5548235、US5838178)は、周波数逓倍器を構成できる位相ロック回路を記載している。電圧制御されるVCOタイプの既知の回路と比べると、この回路は、応答時間が短く、耐雑音性に優れるという長所を有する。その遅延回路は、遅延回路の入力信号と出力信号との間の位相コンパレータの出力信号により制御される。その遅延回路は、各セルの基本遅延増分Tを制御信号が制御するようにカスケード接続されたN個のセルから構成される。制御信号は、N個のセルに同時に入るので、遅延回路の最小遅延増分は、各セルの基本遅延増分TのN倍になる。こうした従来技術の遅延回路により、基本遅延増分TのN倍の精度で入出力間の位相エラーを良く修正することができる。
【0003】
本発明の目的は、基本遅延増分TのN倍の精度よりも高い精度で遅延回路の入出力間の位相エラーを修正することにある。これは、基本遅延増分Tの最小値が回路の構成技術によって必然的に制御されるにもかかわらず、高い周波数に到達できるという長所をもつ。本発明の解決方法によれば、位相コンパレータの出力信号は、N個のセルを同時に制御するのではなく、各セルを別々に制御する。
【0004】
従来の解決方法は、全てのセルの同時制御が信号の動作周期(duty cycle)を維持するので、明白なものではない。実際、従来技術の遅延回路では、一度に1個のセルの遅延を増分する場合でも問題が提起される。基本遅延増分Tの位相エラーが発生すると、その修正前に、各セルの出力信号が理想的な位相に対してT/Nのn倍の位相エラー状態になる。このとき、nは、遅延回路の入力にある第一のセルのための1から、遅延回路の出力にある最終セルのためのNまで変わる。
【0005】
カスケード接続順の各セルの連続増分制御は、申し分のないものというわけではない。第一のセルで基本遅延増分Tを修正すると、理想的な位相に対して(N−1)T/Nの位相エラーが発生し、その後、各セルで(N−n)T/Nの位相エラーが発生して、最終セルまで続く。最終セルでは、(N−N)T/Nのエラーがゼロになる。この結果、セルの全部または一部の出力信号を組み合わせる周波数逓倍器では、動作周期(N−1)T/Nが変わることがある。位相エラーにより、n番目のセルからクロック信号がずれてくる。この現象は、さらに増幅されて、基本遅延増分Tより大きい遅延回路全体の位相エラーとなる。
【0006】
カスケード接続の逆の順序で各セルを連続増分制御しても、やはり満足のいくものではない。遅延回路の中央セルから始めても、問題を先行セル群と後続セル群とに振り向けるだけであり、さらに後で修正するときに考慮するセル群の選択の問題が加わる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、カスケード接続セルからなり、入力に位相ループバックした遅延回路を用いて立ち上がり逓倍回路を構成し、上記の従来技術の不都合を回避することにある。
【0008】
本発明の目的は、位相ループバックされるN個の遅延セルのチェーンで遅延セルの順序を決定する方法にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この方法は、N個の遅延セルのチェーンに与えられる、1個のセルの基本遅延のj倍に等しい全体遅延に各値が対応する1からNの値jのための第一の作動ループを含む。この第一のループの作動が、前記チェーンのセルの一列に各値が対応する1からNの値iのための第二の作動ループを含み、第二のループの作動により、各セルにチェーンの全体遅延を一様に配分する理想的な遅延に対して列iのセルの出力遅延エラーを計算する。このエラーの計算は、列iのセルに追加する基本遅延の制御前に前記エラーの第一の値を計算し、前記列iのセルに追加する基本遅延の制御後、第一の値が所定の閾値より大きい場合、前記エラーの第二の値を計算するように行われる。
【0010】
本発明の方法によって決定される順序により、立ち上がり逓倍回路を構成することができる。追加基本遅延は、所定の順序で新しいセルに徐々に与えられるので、全てのセルの間で公平に配分された理想的な遅延に対して、各セルの出力におけるエラーが最小化される。3から20、またそれ以上の値Nに対してこの方法を実施すると、最大エラーは、基本遅延相当であることが分かった。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴および長所は、例示のために与えられ、添付図面に関してなされた以下の説明から、明らかになるであろう。
【0012】
図1を参照すると、N個の遅延セル130、131、132、133、134がカスケード接続されており、セル130が発振信号CLを入力で受信して、発振信号CL0を出力で発生し、セル131が発振信号CL0を入力で受信して、発振信号CL1を出力で発生し、セル132が発振信号CL1を入力で受信して、発振信号CL2を出力で発生し、セル133が発振信号CL2を入力で受信して、発振信号CL3を出力で発生し、セル134が発振信号CL3を入力で受信して、発振信号CL4を出力で発生する。各信号は、各セルに固有の遅延を伴って、入力で受信した信号と同じ周波数でセルの出力で発生する。セル130、...、134の遅延がこのように累積されると、信号CLに関して信号CL4の位相ずれが起きる。
【0013】
信号CL4と信号CLの位相とを既知の位相コンパレータ11で比較し、位相の進みまたは遅れの二者択一の結果を出す。信号CL4の位相が信号CLの位相より小さい場合、位相コンパレータ11は、信号INCを発生する。信号CL4の位相が信号CLの位相より大きい場合、位相コンパレータ11は、信号DECを発生する。
【0014】
信号INCは、周期的でない二進カウンタ−デカウンタ12を増分する。以下の説明では、このカウンタ−デカウンタを単にカウンタ12とする。信号DECは、二進カウンタ12をデクリメントする。カウンタ12の値は、2個の信号REGとCTLとに分解される。重み付けの小さいビットは、適切な符号化により、第一の信号REGを構成する。重み付けの大きいビットは、適切な符号化により、第二の信号CTLを構成する。重み付けの小さいビット数は、セル130、...、134の数を符号化するように選択される。図1の例では、セル数は5個、重み付けの小さいビット数は3個であって、5個の二進値、たとえば自然順序で000、001、010、011、100に符号化する。これらの二進値は、カウンタの内部状態である。他の二進値は、重み付けの大きいビットを構成する。
【0015】
カウンタ12は、数Nが重み付けの小さいビットに到達するたびに、これらのビットをゼロにし、重み付けの大きいビットが示す値を増分する送りを発生するように構成されている。セル数Nが2の累乗である場合、カウンタ12は従来のカウンタである。セル数Nが、たとえば図1の場合のように2の累乗ではない場合、カウンタ12は、当業者にとって自明の方法で変更される。セル数が5である場合、カウンタ12の組み合わせ回路は、コード選択により、値100の増分によって、最も小さい重み付けのビットを1にするのではなく最も大きい重み付けのビットをゼロにし、大きい重み付けのビットの方に送りを伝える。反対に、カウンタがデクリメントすると、状態000の次は状態100になる。
【0016】
信号CTLは、各セル130から134を直接制御する。これについては、図2に関して後で詳しく説明する。信号CTLの各ビットは、異なる導線で伝えられる。図1の例では、重み付けの大きい3個のビットにより8個の値を符号化できる。図を簡略化するために、3本の斜線で消した1本の線により導線全体を示した。3本の斜線は、この線が、3本の並列導線を含むことを示している。
【0017】
信号REGは、各セル130から134を間接的に制御する。これについては、図2に関して後で詳しく説明する。信号REGのビットは、組み合わせ回路14によりデコードされる。組み合わせ回路14は、存在する遅延セルと同数の1ビットの信号、すなわち、セル130に送る二進信号30、セル131に送る二進信号31、セル132に送る二進信号32、セル133に送る二進信号33、セル134に送る二進信号34を発生する。
【0018】
N=5の場合、重み付けの小さい3個のビットの内部状態に応じて、下の真理表に従って符号化される5個の信号REG1、REG2、REG3、REG4、REG5を生成する。
【表1】
Figure 0003676730
【0019】
実際には、N−1個の信号だけが重要であり、増分のたびに信号REGをリセットすることによって、送りの伝播により信号CTLが増分され、信号CTLを増分せずに信号REG1からREG5の全てを1にする同じ作用が働く。これについては後述する。従って、信号REG5は、必ずしも生成されるとは限らない。
【0020】
後で説明するが、本発明による方法により、組み合わせ回路14のトラックをエッチングすることができ、信号30、31、32、33、34の一つに各信号REG1、REG2、REG3、REG4、場合によってはREG5を割り当てる。
【0021】
図1に示した回路の始動時、カウンタ12の値はゼロである。図2に関して後述するように、信号CTLおよび信号REGは、そのとき、カスケード接続されたN個のセル130から134のそれぞれに対して遅延の最小値を制御する。各セルの最小の遅延は、基準信号CLに対して最終信号CL4の位相を遅延させるように選択され、期間2πよりずっと短い。その結果、位相コンパレータ11の入力で負のずれが生じるので、位相コンパレータ11の入力でゼロ以上の位相ずれを生じる遅延がセル130から134でカウンタ値により制御されるまで、カウンタ12を増分する。位相コンパレータ11の入力の正のずれはカウンタ12で減算する。
【0022】
最終信号CL4が基準信号CLと同位相にあるとき、各信号CL1からCL4は、先行する各信号CL0からCL3とほぼ同じ期間の部分だけ、規則正しく位相をずらす。端子110で信号CL0を回復し、端子210で信号CL1を、端子310で信号CL2を、端子410で信号CL3を、端子510で信号CL4を回復することによって、信号CLの立ち上がり周波数を正確に倍にした立ち上がり周波数逓倍器が得られる。
【0023】
次に、セル130について、図2に関して詳しく説明する。
【0024】
セル130は、一定数M個の遅延素子113、213、313、413、513、613、713、813を含む。遅延素子113は、入力で信号CLを受信する。遅延素子213は、入力で、遅延素子113の出力を受信する。遅延素子313は、入力で、遅延素子213の出力を受信する。遅延素子413は、入力で、遅延素子313の出力を受信する。遅延素子513は、入力で、遅延素子413の出力を受信する。遅延素子613は、入力で、遅延素子513の出力を受信する。遅延素子713は、入力で、遅延素子613の出力を受信する。遅延素子813は、入力で、遅延素子713の出力を受信する。信号CL0は、セル130のノード3で得られる。スイッチ15が、遅延素子113の出力とノード3との間に接続されている。スイッチ25が、遅延素子213の出力とノード3との間に接続されている。スイッチ35が、遅延素子313の出力とノード3との間に接続されている。スイッチ45が、遅延素子413の出力とノード3との間に接続されている。スイッチ55が、遅延素子513の出力とノード3との間に接続されている。スイッチ65が、遅延素子613の出力とノード3との間に接続されている。スイッチ75が、遅延素子713の出力とノード3との間に接続されている。スイッチ85が、遅延素子813の出力とノード3との間に接続されている。
【0025】
切り換えスイッチ2は、スイッチ15、25、35、45、55、65、75、85の中から一個のみを導通にする。かくして、スイッチ15、25、35、45、55、65、75、85のうちの導通スイッチによって、ノード3で得られる信号CL0は、それぞれ、遅延素子113の出力信号、遅延素子213の出力信号、遅延素子313の出力信号、遅延素子413の出力信号、遅延素子513の出力信号、遅延素子613の出力信号、遅延素子713の出力信号、遅延素子813の出力信号のいずれかに等しい。
【0026】
切り換えスイッチ2は、図3に関して詳しく説明するように、信号30によって制御される。切り換えスイッチ2の出力で、導線19は、スイッチ15を制御するように構成され、導線29は、スイッチ25を制御するように構成され、導線39は、スイッチ35を制御するように構成され、導線49は、スイッチ45を制御するように構成され、導線59は、スイッチ55を制御するように構成され、導線69は、スイッチ65を制御するように構成され、導線79は、スイッチ75を制御するように構成され、導線89は、スイッチ85を制御するように構成される。導線19は、2個のスイッチ16、17の後段に接続される。導線29は、2個のスイッチ26、27の後段に接続される。導線39は、2個のスイッチ36、37の後段に接続される。導線49は、2個のスイッチ46、47の後段に接続される。導線59は、2個のスイッチ56、57の後段に接続される。導線69は、2個のスイッチ66、67の後段に接続される。導線79は、2個のスイッチ76、77の後段に接続される。導線89は、2個のスイッチ86、87の後段に接続される。信号30は、スイッチ17、27、37、47、57、67、77、87の導通状態を直接制御する。インバータ4により得られる信号30の逆転状態により、スイッチ16、26、36、46、56、66、76、86の導通状態が制御される。一方がアースに接続される導線8は、他方でスイッチ17の前段に接続される。導線18は、スイッチ16とスイッチ27との前段に接続される。導線28は、スイッチ37とスイッチ26との前段に接続される。導線38は、スイッチ36とスイッチ47との前段に接続される。導線48は、スイッチ57とスイッチ46との前段に接続される。導線58は、スイッチ56とスイッチ67との前段に接続される。導線68は、スイッチ77とスイッチ66との前段に接続される。導線78は、スイッチ76とスイッチ87との前段に接続される。導線88は、スイッチ86の前段に接続される。かくして、信号30がゼロであるとき、各導線19、29、39、49、59、69、79、89の電気的状態は、それぞれ各導線18、28、38、48、58、68、78、88の電気的状態と同じになる。信号30が1であるとき、各導線19、29、39、49、59、69、79、89の電気的状態は、それぞれ各導線8、18、28、38、48、58、68、78の電気的状態と同じになる。
【0027】
図2を参照すると、デコーダ1が、入力で信号CTLを受信する。各導線18、28、38、48、58、68、78、88は、デコーダ1の出力に接続される。周知のように、デコーダ1は、信号CTLの各値に導線18、28、38、48、58、68、78、88のうちのただ一つの高い値を対応させるように構成されている。そのため、信号CTLのゼロ値は、導線18の高い値と、別の導線の低い値とに対応する。制御信号CTLの最大値は、導線88の高い状態と、他の全ての導線の低い状態とに対応する。信号30がゼロであるとき、スイッチ15、25、35、45、55、65、75、85のうちの導通スイッチは、信号CTLの値に対応する列のスイッチである。信号30が1であるとき、スイッチ15、25、35、45、55、65、75.85のうちの導通スイッチは、信号CTLの値のすぐ上にある列のスイッチである。このように、信号CTLの各値に対して、ノード3で得られる信号CL0は、信号30がゼロである時は信号CTLの値と同じ列の、信号30が1である時はすぐ上の列の、遅延素子113、213、313、413、513、613、713、813の出力信号に等しい。
【0028】
各遅延セル131、132、133、134は、遅延セル130と同じである。図2に関する前述の説明は、信号30を信号31に、信号CL0を信号CL1に、信号CLを信号CL0に代えることによってセル131に適用され、信号30を信号32に、信号CL0を信号CL2に、信号CLを信号CL1に代えることによってセル132に適用され、信号30を信号33に、信号CL0を信号CL3に、信号CLを信号CL2に代えることによってセル133に適用され、信号30を信号34に、信号CL0を信号CL4に、信号CLを信号CL3に代えることによってセル134に適用される。
【0029】
全ての信号30、31、32、33、34がゼロである場合、遅延は、全てのセル130、131、132、133、134に対して同じである。この遅延は、各セル130、...134の同じスイッチ15、25、・・・85に対して導通状態を制御する信号CTLから直接発生する。従って、各信号CL0、CL1、...CL4は、各セルにおける同番号の遅延素子113、213、...813の後段で得られる。その結果、第一のセル130の入力に対して最終セル134の出力の遅延全体が、各セルの出力に等分に配分される。
【0030】
本発明により、遅延素子113、...、813から得られる基本遅延にそれぞれ等しい増分によって、セル130、...134のチェーンの全体遅延を変化させることができる。
【0031】
遅延の増加は、図4に関して説明する方法による決定順序で信号30、31、...34を順に1にすることによって得られる。遅延の減少は、信号30、...34を逆の順序で順にゼロにすることによって得られる。
【0032】
図4を参照すると、この方法は、値jが1からNに変わるステップ116から128による第一の動作ループを含む。値jは、基本遅延のj倍に等しい遅延セル130、...134のチェーンの出力の追加遅延に対応する。値jは、第一のループに含まれないステップ115で1に初期化される。第一のループの動作は、ステップ118から127による第二の作ループを含む。1からNの値iに対し、第二のループを順に通過する。値iは、遅延セルのチェーンでセル130、...134の列に対応する。値iは、第二のループに含まれないステップ117で1に初期化される。図1の構成では、値i=1が、セル130の列を示す。列iの各セルに対して、第一のエラーa(j、i)をステップ118で計算する。
【0033】
値a(j、i)は、i=1の値に対してステップ117でjに初期化される。列i=1のセルは、図1のセル130である。チェーンの最終セル134の出力で基本遅延のj倍に等しい遅延を得て、この遅延をチェーンのN個のセルに同様に配分するには、第一のセル130の出力における理想的な遅延が、基本遅延Tのj/N倍に等しい。セル130の追加基本遅延を制御する前では、値a(j、1)は、理想的な遅延に対するエラーの値であり、その単位は、セル130、...、134の総数Nで割った基本遅延である。ここでは、正のエラー値が、適切な信号に対する進みに相当するものとする。
【0034】
列iの次の各セルの追加基本遅延を制御する前に、理想的な遅延の(i−1)倍に等しい遅延を伴う先行セルの信号を入力で受信すると、エラー値a(j、i)がセル130と同じ単位、すなわち、数Nで割った基本遅延のj倍になる。従って、先行セルの出力信号の遅延をa(j、i−1)の値と共に受信する場合、エラー値a(j、i)は、a(j、i−1)+jに等しくなる。
【0035】
第二のループでは、ステップ118が列i=i+1の次の各セルに対して、前述のように第一のエラー値を計算する。
【0036】
ステップ117の作動後、第二のループは、値L(i)がゼロであるかどうかテストするステップ119から始まる。セルチェーン130、...、134のセルの列i全体に対して、値L(i)は、第一のループの初期化ステップ115でゼロに初期化される。列iの各セルに対して、ゼロ値L(i)は、このセルで追加基本遅延が制御されないことを示す。
【0037】
ステップ119のテスト結果が正である場合、ステップ120は、ステップ119の前に計算された第一のエラー値が、所定の閾値より大きいかどうかテストする。以下、閾値を決定する可能性について説明する。
【0038】
ステップ120のテスト結果が正である場合、ステップ121では、変数r(j)に値iをあてはめる。変数r(j)は、遅延セルのチェーン130、...、134の出力で基本遅延のj倍を得られるように、追加基本遅延の割り当てを制御するセルの列を示す。かくして、変数r(j)の値iから、遅延セル130、...134のチェーンのセルへの基本遅延の割り当てを制御する順序が完全なものになる。列iのセルが、追加基本遅延の割り当てのために保留されたことを示すために、値L(i)は1になる。
【0039】
ステップ122では、第一のエラー値a(j、i)からNを引くことにより第二のエラー値a(i、ji)を計算する。実際、前述のように、各セルの理想的な遅延単位は基本遅延をNで割ったものに等しい。従って、列iのセルに基本遅延を与えることが、エラーa(j、i)から理想的な遅延のN倍を引くことになる。
【0040】
ステップ119のテスト結果が負である場合、これは、列iのセルに基本遅延を与えることが、jより前の値に対して既に制御されていたことを意味する。その場合、ステップ122が直接作動されて、このセルに前に与えられた基本遅延を考慮する。
【0041】
ステップ120のテスト結果が負である場合、エラーa(j、i)は、ステップ118で前に計算された第一の値に留まる。ステップ121、122は、ステップ123を直接、作動するように短絡されている。
【0042】
ステップ群123から126は、ここでは、最大と称される最も大きいエラー値と、同じく最小と称される最も小さいエラー値とを示すことを目的とする。ループの出力にあるステップ129でエラーの最小値および最大値と共に使用される閾値を編集することにより、エラー範囲[最小、最大]に対する閾値の影響を見積もることができる。最小および最大値は、ステップ115で初期化される。
【0043】
ステップ123は、現行のエラー値a(j、i)が現行の最小値未満であるかどうかテストする。テスト結果が正である場合、最小値がステップ124で現行のエラー値とされる。テスト結果が負である場合、ステップ125は、現行のエラー値a(j、i)が現行の最大値より大きいかどうかテストする。ステップ125のテスト結果が正である場合、最大値は、ステップ126の現行のエラー値にされる。テスト結果が負である場合、ステップ126をとばして、ステップ124の後段に直接接続する。
【0044】
ステップ127では、列iがN未満であるかどうか、すなわち列iが最終セルの列でないかどうかテストする。テスト結果が正である場合、第二のループは、ステップ118で閉じられて、次の値i=i+1に対してステップ118から127を実行する。ステップが負である場合、列iは、N個のセルのチェーンの最終セル134の列である。基本遅延が列r(j)のセルに与えられたので、エラーa(j、N)は、ゼロになる。ステップ127のテスト結果が負である場合、第二のループから出て第一のループのステップ128を実行する。
【0045】
ステップ128は、値jがNより小さいかどうかテストする。テスト結果が正である場合、ステップ116で第一のループを閉じて、次の値j=j+1に対してステップ116から128を実行する。テスト結果が負である場合、j=Nである。チェーンの出力の追加遅延は、基本遅延TのN倍であり、各セルが、基本遅延Tに等しい追加遅延を発生するように制御される。ステップ128のテスト結果が負である場合、第一のループから出て、ステップ129を実行する。
【0046】
ステップ129は、各値jに対して、セルチェーン130、...、134の列r(j)を編集する。1からNの値jに対する値r(j)の連続は、チェーンの出力の追加遅延が、基本遅延TのN倍に基本遅延Tを変えていくとき、基本遅延Tを伴う遅延セルの順序を決定する。ステップ128の前にステップ129を順に実行することによって同じ結果が得られる。後述するように、遅延セルの順序を用いて、組み合わせ回路14を構成する。
【0047】
ステップ120において所定の方法で使用される閾値は、有利には、第一のループの外の第三のループにより自動的に決定される。第三のループは、ステップ114でゼロに初期化された閾値をステップ135で制御値N−1に変化させる。ステップ135は、閾値がN−1の値に達したときにステップ137で終了する。実際、第一のループにおける遅延単位は、T/Nである。閾値の最大値は、第一のループの遅延単位としてのN−1に等しいので、エラーがT*(N−1)/Nより大きくなると、すなわちエラーが基本遅延値Tに達すると、列iのセルで修正を実施することができる。
【0048】
第三のループでは、ステップ129が、現行の閾値に対して、jが1からNと変化するとき、列r(j)からなる順序を編集する。ステップ129の後に、ステップ135は、閾値がN−1未満であるかどうかテストする。正の場合には、ステップ136を開始して閾値を増分し、その後、ステップ115をスタートする。ステップ115は、新しい閾値で第一のループを作動する。ステップ114の後、第一回目のステップ115がスタートする。負の場合には、終了ステップ137に進む。
【0049】
ステップ129により各経路で閾値、最小エラー値、最大エラー値、および順序r(j) が編集され、組み合わせ回路14を構成するための順序r(j) を選択することができる。順序r(j) は、許容できる最小エラー、最大エラー、を与える。第一のループによって生じるエラーa(j、i)をステップ129がテーブルとして編集するとき、追加情報が得られる。追加情報は、場合によっては、第三のループによって複数の同等の選択が提示されるとき、選択を誘導する役割をする。
【0050】
図5は、追加ステップ138から143を示す。追加ステップは、ステップ120と121との間に挿入されて、列iのセルにおける修正後、エラーが、あまりに低い負のレベルより下がらないようにすることができる。
【0051】
実際、本方法により決定される順序は、第一のセルから最終セルへの連続順序ではない。従って、列iのセルに基本遅延を与える場合、iよりも大きい列kの一つまたは複数のセルに対して、これよりも前に基本遅延を与えてあったということもあり得る。
【0052】
ステップ139から143は、第四のループを構成し、第二のループで考慮したセルの列iに続くセルの列kに対する第三のエラー値b(k)を推定する。
【0053】
ステップ138は、現行の値iに等しい値kで第四のループを初期化し、ステップ122が実行された場合は列iのセルに対して生じる第二のエラー値で第三のエラー値b(k)を初期化する。
【0054】
その後、ステップ139は、値kを増分し、セルの各列kに対して、ステップ118と同様に、結果として生ずるエラーb(k)を計算する。
【0055】
ステップ140は、基本遅延が列kのセルに既に与えられたかどうかチェックする。L(k)=0の場合、現行の値jより小さいj値に対して列kのセルには全く基本遅延が与えられていない。ステップ140のテストの結果が負である場合、ステップ141を開始して、列kのセルに以前に与えられた基本遅延Tを考慮する。ステップ122と同様に、ステップ141は、エラーb(k)から値Nを引く。すなわち、N個のセルに対して均質に配分されたN番目の基本遅延TのN倍を引く。
【0056】
テスト140の結果が正である場合、ステップ139で計算された第一の値b(k)にエラーを残すようにステップ141をとばす。
【0057】
次に、ステップ142は、エラー値b(k)が後述するような所定値よりも小さいかどうか試験する。
【0058】
ステップ142の試験結果が正である場合、本方法は、ステップ122の後段で、第四のループから直接出る。これはステップ120の試験結果が負である場合と同じ結果になる。すなわち、基本遅延は列iのセルに与えられない。列iのセルの出力エラーは、ステップ118で計算された第一の値に留まる。
【0059】
低い値は、たとえば所定値1−Nとすることができる。その場合、第四のループは、列iよりも大きい列kのセルの出力エラーが負の値1−Nより小さくならないようにする。次のiの値に対して第二のループが続く場合、別のセルに追加遅延を与える。Nの値が大きい場合、低い値の中でもさらに低い値を選択することが可能である。
【0060】
ステップ142のテスト結果が負である場合、kがNより小さい限りにおいて、ステップ139を作動する。kが値Nに達すると、本方法は第四のループから出て、図4に関して説明したのと同様にステップ121を作動させる。
【0061】
第四のループは、必要不可欠というわけではないが、列iのセルに基本遅延Tを与える場合、チェーンの任意のセルの出力エラーが、所定の負の値より小さくならないようにしている。
【0062】
前述のように、本方法により、それぞれ所定の閾値に対して、jが1からNであるとき、複数の順序r(j)を編集することができる。各閾値に対する最小および最大エラーの編集により、エラーを最小化する順序を選択できる。
【0063】
本方法は、図6に関して後述するようなステップ144、145の挿入により、さらに改善される。
【0064】
ステップ144は、ステップ126とステップ127との間に入る。ステップ144は、ステップ126の所定の最大値が値Gより小さいかどうかテストする。テスト結果が正である場合、図4に関して説明した基本的方法と同様にステップ127を作動させる。
【0065】
ステップ144のテスト結果が負である場合、ステップ135を作動することにより本方法が第一のループから直接出るようにする。かくして、最大エラー値がGより大きい場合、順序r(j)と対応する閾値とは、ステップ129で編集されない。
【0066】
値Gは、たとえばN−1とする。これにより、セルの出力エラーが、基本遅延T/Nの(N−1)倍を越えないこと、すなわち、エラーが基本遅延Tより小さくなる。
【0067】
ステップ145は、ステップ124とステップ127との間に挿入される。ステップ145は、ステップ124の所定の最小値が、値Eより大きいかどうかテストする。結果が正である場合は、図4に関して説明した基本的方法と同様にステップ127を作動する。
【0068】
ステップ145のテスト結果が負である場合、ステップ135を作動させることにより本方法が第一のループから直接出るようにする。かくして、最小エラー値がEより小さい場合、ステップ129では、順序r(j)とそれに対応する閾値が編集されない。
【0069】
値Eは、たとえば1−Nとされる。これにより、セルの出力エラーが基本遅延T/Nの(N−1)倍に等しい負の値より小さくならないようにすることができる。すなわち、負の値は、基本遅延Tの絶対値未満となる。
【0070】
これは、Nの値が大きい場合、特に有利である。何故なら、先験的にかけ離れたエラーを与える順序を編集しないために、結果の検討が用意になるからである。
【0071】
Nの一定値に対して−Tから+Tの値にエラーを限定することが、結果を全く編集できないという観点から、あまりに制約的である場合、たとえば、+Nまたは−Nにそれぞれ値Gを増加するか、値Eを減少するか、あるいはその両方を実施してもよい。値Gを1だけ増加しても、値Eを1だけ減少しても、絶対値としては、基本遅延TをNで割った分しかエラーは増加しない。
【0072】
付表1は、N=5のときステップ129で編集される結果の一例を挙げたものである。閾値がゼロである場合、正の最大エラーmaxiは1であり、負の最大エラーminiは、−4である。最も狭い範囲のエラーは、閾値=0と閾値=4とに対して得られる。
【0073】
得られた結果の中で順序を選択することにより、回路14を構成できる。選択された順序が閾値=0に対応する順序であると仮定する。図7は、選択した順序:1、3、4、2、5で基本遅延Tを適用するように構成された回路を示す。
【0074】
組み合わせ回路14は、入力で信号REGを受信する。信号REGの最も小さい重み付けビットは、ここでは左側に示した。組み合わせ回路14は、N=5の場合に先に説明した真理表に従って信号REG1、REG2、REG3、REG4、REG5を論理ゲートにより既知の方法で生成する組み合わせコンポーネント24を含む。
【0075】
閾値ゼロに対して本方法から生ずる順序でセル130、131、132、133、134に基本遅延Tを与えるように、信号REG1は、信号30に対応する回路14の出力に送られ、信号REG2は、信号32に対応する回路14の出力に送られ、信号REG3は、信号33に対応する回路14の出力に送られ、信号REG4は、信号31に対応する回路14の出力に送られる。信号REG5は、信号34に対応する回路14の出力に送られる。信号REG5は、常にゼロであるが、必ずしもこの最終出力に接続されるとは限らない。
【0076】
かくして、信号REGがゼロであるとき、セル130から134は全て、信号CTLにより制御される最初の遅延と同じ遅延を有する。信号REGが1であるとき、追加基本遅延はセル130に与えられる。信号REGが2であるとき、追加基本遅延はセル130、132に与えられる。信号REGが3であるとき、追加基本遅延は、セル130、132、133に与えられる。信号REGが4であるとき、追加基本遅延は、セル130、132、133、131に与えられる。信号REGの値が4以上になると、0にリセットされ、信号CTLが1だけ増分されるので、各セル130、132、133、131、134に与えられる基本遅延を最初の遅延に加えることができる。このサイクルは、信号CL4が信号CLと同位相になるまで続けられる。
【0077】
全てのセルに等分に配分される理想的な遅延に対して各セルの出力に委ねられるエラーは、常に基本遅延値Tより小さい。
【0078】
【表2】
Figure 0003676730
Figure 0003676730

【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位相ロック回路を概略的に示す図である。
【図2】本発明による遅延セルを概略的に示す図である。
【図3】本発明による遅延セルをさらに詳しく示す図である。
【図4】本発明による方法の実施例を示す図である。
【図5】本発明による方法を詳しく示す。
【図6】本発明による方法を詳しく示す。
【図7】セル数の特定値に対する組み合わせ回路を示す図である。
【符号の説明】
1 デコーダ
2 切り換えスイッチ
3 ノード
11 位相コンパレータ
12 カウンタ
14 組み合わせ回路
24 組み合わせコンポーネント
15、25、35、45、55、65、75、85 スイッチ
16、26、36、46、56、66、76、86 スイッチ
17、27、37、47、57、67、77、87 スイッチ
18、28、38、48、58、68、78、88 導線
19、29、39、49、59、69、79、89 導線
30、31、32、33、34 二進信号
110、210、310、410、510 端子
113、213、313、413、513 遅延素子
613、713、813 遅延素子
130、131、132、134 遅延セル
CL0、CL1、CL2、CL3、CL4 発振信号
CTL、DEC、INC 信号
REG1、REG2、REG3、REG4、REG5 信号

Claims (6)

  1. N個の位相ループ遅延セル(130、131、132、133、134)のチェーンにおける、遅延量を制御すべき遅延セルの順序を決定する方法であって、該方法が
    N個の遅延セルのチェーンに与えられる、1個のセルの基本遅延(T)のj倍に等しい全体遅延に各値が対応する1からNの値jのための、第一の動作ループ(116、...、128)を含み、この第一のループの動作が、
    前記チェーンのセルの列に各値が対応する1からNの値iのための第二の動作ループ(118、...、127)を含み、
    第二のループの動作により、各セルにチェーンの全体遅延を一様に配分する理想的な遅延に対して列iのセルの出力遅延エラー(a(j、i))を計算し、該エラーの計算が、
    列iのセルに追加する基本遅延(T)の制御前に前記エラーの第一の値を計算し、
    前記列iのセルに追加する基本遅延の制御後、第一の値が所定の閾値より大きい場合、前記エラーの第二の値を計算するように行われることを特徴とする方法。
  2. ゼロからN−1の値を持つ所定の各閾値に対して第一の動作ループを作動する第三の動作ループを含むことを特徴とする請求項1に記載の遅延セルの順序決定方法。
  3. 第二の動作ループは、列iより大きいセルの列kのための第一のエラー値が、ある値より下がらないことをチェックする第四の動作ループを含むことを特徴とする請求項2に記載の遅延セルの順序決定方法。
  4. 所定の閾値に対してエラーの最小値(mini)および最大値(maxi)を計算するステップ(123から126)を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の遅延セルの順序決定方法。
  5. 前記閾値、最小エラー値、最大エラー値、および第一のループの出力における決定順序を編集するステップ(129)を含むことを特徴とする請求項4に記載の遅延セルの順序決定方法。
  6. 前記編集するステップ(129)がまた、エラー値a(j、i)を編集することを特徴とする請求項5に記載の遅延セルの順序決定方法。
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