JPH0772222A - 疑似ランダム2進パターンの生成方法および装置 - Google Patents

疑似ランダム2進パターンの生成方法および装置

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JPH0772222A
JPH0772222A JP6068492A JP6849294A JPH0772222A JP H0772222 A JPH0772222 A JP H0772222A JP 6068492 A JP6068492 A JP 6068492A JP 6849294 A JP6849294 A JP 6849294A JP H0772222 A JPH0772222 A JP H0772222A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変特性多項式を有する考え得る全てのパタ
ーンを生成可能な低コストの疑似ランタ゛ム2進ハ゜ターン(PRBP)生成
方法および装置を提供する 【構成】 可変特性多項式に従って線形フィート゛ハ゛ックシフトレシ
゛スタ(LFSR)シーケンスを生成する回路であって、多数ステーシ゛を
有し、その各ステーシ゛はラッチ(104)と排他的ORケ゛ート(108)と、
前記排他的ORケ゛ートからの出力信号または先行ステーシ゛のラッチ
からの信号を前記ラッチの入力に接続するマルチフ゜レクサ(106)と
を備える。排他的ORケ゛ートは先行ステーシ゛のラッチからの信号と
完全な回路からの出力とを入力として受信する。マルチフ゜レ
クサは、生成すべき所望シフトレシ゛スタシーケンスの特性多項式に従
ってどの排他的ORケ゛ートをその関連ラッチに接続するかを選
択するよう制御される。かかる幾つかの生成器が並列に
構成されてPRBPの個々のヒ゛ットが提供される。任意の所望
幅を有するPRBPを生成するためにLFSR生成器の制御に必
要な特性多項式を識別するための計算上効率的な方法が
説明されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疑似ランダム2進パタ
ーンを生成する方法と装置、およびそのような方法と装
置を用いたビットエラー率のテストに関する。
【0002】
【従来の技術】2進ディジタル通信リンクの品質を評価
するための重要なパラメータは、ビットエラー率(BE
R)、即ち、受信機によりビットが不正確に検出される
確率である。このビットエラー率の測定は、一般に、主
としてランダムに選択された長いビットテストシーケン
スをリンクを介して送信し、不正確に受信された数をカ
ウントすることにより行われる。テストシーケンスの生
成と正しい受信のチェックとの両方を行うことのできる
有用な方法として、疑似ランダム2進シーケンス(以
下、PRBSと称す)を利用することが挙げられる。
【0003】PRBSは、図1に示すように、線形フィ
ードバックシフトレジスタを用いて生成することができ
る。そのシフトレジスタの出力信号が、選択された中間
ステージのレジスタの出力と(modulo 2)加算され(例え
ば排他的ORゲートを用いる)、その結果として生じた
信号が前記シフトレジスタの入力にフィードバックされ
る。出力が排他的ORゲートにより合成されるステージ
を適切に選択することにより、nステージシフトレジス
タは、2n-1ビットの周期を有する最大長シーケンス、即
ちPRBSを生成することが可能となる。例えば、図1
に示すフィードバック構成の場合、8ステージシフトレ
ジスタは、255ビットを含む最大長シーケンスを生成す
ることができる。そのようなシーケンスが疑似ランダム
であるため、通信リンクの演習を広範なビットパターン
で行う効果的なテストが提供される。しかし、そのシー
ケンスは実際には完全に確定的なものであるので、その
シーケンスをリンクの受信端で別個に容易に生成して、
受信したシーケンスを無エラーの基準シーケンスと比較
することが可能となる。
【0004】PRBSの生成過程において、シフトレジ
スタの内容は、最大長シーケンスのビット数だけ多くの
異なる状態(各シフトレジスタステージ中の値の組み合
わせにより決定される)を有することになる。最大長シ
ーケンスの生成は、シーケンス中の任意のビット位置か
らでも開始することができ、これは、そのビット位置に
対応するシフトレジスタステージに関する一組の値でシ
フトレジスタを初期化する(シードする(seeding))こ
とにより行われる。
【0005】入力へのフィードバックを提供するシフト
レジスタステージの識別は、そのフィードバックを提供
するステージに対応する各項についての単一性係数(coe
fficient of unity)を有する多項式表現により特徴付け
ることができる。従って、図1のPRBS生成器に関す
る特性多項式は次のようになる。
【0006】 x8 + x6 + x5 + x4 + 1 …… (1) 図1に示すシフトレジスタ構成は、その出力でPRBS
を単一の直列ビットストリームとして生成する。図1に
示すような多数の回路を用いて、PRBSの複数の連続
ビット(即ちワード)が同時に即ち並列的に利用可能と
なる態様でPRBSを生成する技法もまた既知のもので
ある。従って、図2に示すように、PRBSは、長さw
(同図ではw=8)を各々が有する連続するワードから
なるものと考えることができる。それらワードを、図2
の表で示すように、対応するビットを整列させて書いた
場合、A〜Hの各列中のビットシーケンス(例えば、列
A中のシーケンス01100000…)は、ワード長wと等しい
デシメーション(decimation)間隔でPRBS全体のデシ
メーションを構成する。適切なフィードバック(即ち、
各々のシフトレジスタについて同一となる特性多項式)
と初期化値とを用いて1組の線形フィードバックシフト
レジスタを構成して、それらが列A〜Hの個々のシーケ
ンスを同期的に生成するようにすることができる。次い
で、並列に得たそれら生成器の出力が、PRBS全体を
1ワード/回で提供する。
【0007】wが2のべき乗である場合、各デシメーシ
ョン化シーケンスの特性多項式は、PRBS全体の特性
多項式と同一となる。更に、間隔wが、PRBS全体の
周期と共通の素因数を有さない場合には、各デシメーシ
ョン化シーケンスは、それ自体が、同一周期のPRBS
となる。このデシメーションは、適正デシメーションと
して既知のものである。それ以外の場合には、そのデシ
メーションは非適正デシメーションとなる。
【0008】以下、線形フィードバックシフトレジスタ
を用いて生成することができる種類のシーケンス(最大
長であるなしにかかわらず)を、そのシーケンス生成に
従来の線形フィードバックシフトレジスタが実際に使用
されたか否かに関係なく、線形フィードバックシフトレ
ジスタ(以下LFSRと称す)シーケンスと称すること
とする。また、LFSRシーケンスを1ワード/回で生
成する構成を、疑似ランダムパターン生成器(以下、P
RPG)と称することとする。便宜上、以下の説明は、
PRBSの生成に用いるPRPGについて行うこととす
る。
【0009】PRPGは様々な用途を有している。従っ
て、例えば、マルチビットPRPG出力を、個々のシー
ケンス生成器のどれよりも高いビット速度を有する単一
の直列PRBSに多重化することができる。また、PR
PGを、マルチビット(並列)通信リンクのチャネルの
同時テストに用いることができる。
【0010】通信技術が進歩するにつれ、高速で動作
し、および/または、長い周期を有するPRBSをもた
らす、PRPGを提供することが、一般に必要となって
いる。従来、これは一般に、シーケンス生成器の再設
計、および/または、シーケンス生成器の数を増やすこ
とで達成されてきた。後者の変更は、それ自体が、シー
ケンス生成器の再設計を必要とすることがあり、所与の
PRBSの生成のためにPRPGの多重化出力のビット
速度を、更に多くのシーケンス生成器を設けることによ
り増大させる場合には、一般に、シーケンス生成器のフ
ィードバック接続と初期化値とを変更する必要がある。
【0011】制御可能な数のステージおよびフィードバ
ック構成を有するPRBS生成器を提供することが既に
知られている。例えば、ソ連特許第1248030号明細書に
は、線形フィードバックシフトレジスタの各ステージが
多極スィッチを介して1組の縦続接続されたモジューロ
2加算(排他的論理和)器に接続された構成が記述され
ている。スィッチの極の選択操作により、モジューロ2
加算器により生成されるフィードバック信号に寄与する
シフトレジスタステージを選択することが可能になる。
そのフィードバック信号は、第2スイッチを介し、活動
シフトレジスタステージの所要数に従って、シフトレジ
スタステージのうちの選択された1ステージへと送られ
る。第2スイッチはまた、現在活動中のステージにクロ
ック信号を供給する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この構成の重大な欠点
は、1組の縦続接続されたモジューロ2加算器を使用す
る点にある。その加算器の数は、シフトレジスタステー
ジの最大可能数と等しくなければならず、そのフィード
バック信号は、現在活動中のステージの数に関係なく全
ての加算器を通って伝搬しなければならない。これは、
フィードバック信号の生成速度に大幅な遅延をもたら
し、従って、その回路は、現行のおよび計画中の通信装
置での使用に必要とされる高速度で動作することができ
なくなる。
【0013】LFSRシーケンス生成器の様々な設計に
ついては、Paul H. Bardellによる「Design Considerat
ions for Parallel Pseudorandom Pattern Generator
s」(Journal of Electronic Testing: Theory and Appl
ications, 1, 73-87 (1990))で述べられており、同書に
は「可変長線形フィードバックシフトレジスタ」として
回路が説明されている。しかし、その開示の回路は、極
めて少数の特定のシーケンスしか提供することができ
ず、また、特性多項式の次数を変更することはできる
が、これはフィードバック接続の再構成を含まない変更
に限られたものである。
【0014】可変幅および可変特性多項式を有するパタ
ーンを生成可能なPRPGを実施するに当たっては、所
望パターンを生成することになる特性多項式を決定する
ことができることが必要である。これを達成する周知の
方法は、一般に、考え得る全てのパターンには適用でき
ないものであり、および/または、多項式を導出するの
に必要な計算に関して大幅なコスト増を招くものであっ
た。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、可変特性多項式を有する疑似ランダム2進パターン
を生成する装置が提供される。この装置は、前記パター
ンの前記多項式に関連する可変特性多項式を有する個々
のLFSRシーケンスを各々が生成する複数のLFSR
シーケンス生成器を備えたものであり、その各生成器
は、前記パターンの1ビット位置についてのビットを生
成するよう構成され、その各生成器が、1つの入力ステ
ージと、少なくとも1つの中間ステージと、1つの出力
ステージとを備え、各生成器のステージが、それらステ
ージを介して信号を順次伝搬するように接続され、各生
成器のステージのうちの少なくとも1つのステージが、
その生成器のそのステージについての個々の制御信号に
応じて、そのステージを通る信号伝搬がその生成器につ
いてのフィードバック信号により影響を受けるか否かを
判定し、前記制御信号が、LFSRシーケンスについて
の前記特性多項式と関連するものであり、各ステージに
ついての前記制御信号が、前記2進パターン中の選択さ
れたビット位置で生じる所定長のビットシーケンスの部
分を生成し、前記部分から前記制御信号を導出する、と
いうステップにより導出されるものである。
【0016】本発明の別態様によれば、可変特性多項式
を有する疑似ランダム2進パターンを生成する方法が提
供される。この方法は、前記パターンの前記多項式に関
連する可変特性多項式を各々が有する複数のLFSRシ
ーケンスを生成し、その各LFSRシーケンスが、前記
パターンの1ビット位置についてのビットに寄与し、各
々のLFSRシーケンスの生成が、個々の制御信号に応
じて、そのシーケンスに寄与しているビット信号伝搬が
そのシーケンスについてのフィードバック信号により影
響を受けるか否かを判定し、前記制御信号が、LFSR
シーケンスについての特性多項式に関連しており、前記
制御信号が、前記2進パターン中の選択されたビット位
置で生じる所定長のビットシーケンスの部分を生成し、
前記部分から前記制御信号を導出する、というステップ
により導出される。
【0017】
【実施例】20次までのあらゆる特性多項式を有するLF
SRシーケンスの生成器を図3に示す。この回路はま
た、可変多項式逆除算器(reciprocal divider)の機能を
提供するものである。
【0018】図3において、生成器100は、均一な設計
を有する20のステージ(出力ステージを除く)を有し、
そのうちの破線102中に示す1ステージ(出力ステージ
から数えて18番目のステージ)を、本設計を例示するも
のとして詳細に説明することとする。そのステージの動
作状態は、Dラッチ即ちフリップフロップ104の状態と
して記憶される。そのラッチ104のQ出力が、そのステ
ージの出力信号S[18]を供給する。ラッチ104のD入力
は、2→1マルチプレクサ106からの出力を受信する。
そのマルチプレクサ106は、2つの信号入力と、このス
テージのための制御信号P[18]を受信する1つの制御入
力とを有する。信号P[18]が値0を有する場合、マルチ
プレクサ106は、先行(19番目の)ステージからの出力
信号S[19]をラッチ104のD入力に切り換える。また制御
信号P[18]が値1を有することに対応して、このマルチ
プレクサ106は、排他的ORゲート108からの出力信号を
ラッチ104のD入力に接続する。その排他的ORゲート1
08は、先行ステージからの出力信号S[19]と、生成器の
最初の(出力)ステージ中のラッチ104からのフィード
バックライン110上の出力信号S[1]とを、入力として受
信する。
【0019】生成器の20番目のステージには先行ステー
ジが存在しないので、そのような先行ステージからの出
力信号が、20番目のステージ中の排他的ORゲートおよ
びマルチプレクサに供給されることはない。その代わ
り、極性制御信号Polがライン114上でそれら回路に供給
される。このPol信号により、生成器で生成されたシー
ケンス中の2進数の値を必要に応じて反転させることが
可能になる。
【0020】各ステージは、ライン116上のクロック信
号を受信してラッチ104の動作を調整する。各クロック
パルスの発生時に、2番目から20番目のステージ中の各
ラッチ104は、個々の制御信号P[2]〜P[20]の値に従っ
て、関連するマルチプレクサ106を介して供給された信
号、即ち、先行ステージからの出力信号(20番目のステ
ージの場合はPol信号)と出力ステージからの出力信号S
[1]との(排他的ORゲート108からの)排他的OR演
算、または、先行ステージからの出力信号(またはPol
信号)を、直接受信して記憶する。
【0021】出力ステージ中のマルチプレクサ106から
の信号はマルチプレクサ112に供給される。このマルチ
プレクサ112はまた、ライン118上のシードデータ/テス
トデータの直列ビットストリームを受信し、およびライ
ン120上のシード/ラン制御信号を受信する。シード/
ラン制御信号が値0を有する場合(通常状態)、マルチ
プレクサ112は、(信号P[1]により制御された)マルチ
プレクサ106からの信号をラッチ104に供給し、次いでそ
のラッチ104は、その信号を信号S[1]としてフィードバ
ックライン110へ、および(直列ビットストリームの一
部として)シーケンス生成器からの出力へ供給する。ま
た、シード/ラン制御信号が値1を有する場合には、マ
ルチプレクサ112は、上記の代わりにシードデータ/テ
ストデータの直列ビットストリームを選択する。
【0022】シードデータ/テストデータのビットスト
リームおよび出力ステージ中のマルチプレクサ106から
の信号はまた、排他的ORゲート122に供給され、その
出力は、Dラッチ124のD入力に接続される。このラッ
チ124は、ラッチ104と同期してクロックされ、信号S[1]
とシードデータ/テストデータ信号とが異なる場合に、
ラッチエラー信号Errをライン126に出力する。この機能
は、テスト中の装置を介して受信されたシーケンスとの
比較用の基準シーケンスを生成器が提供している際に使
用するために含まれるものである。
【0023】本シーケンス生成器は、適切な制御信号P
[1]〜P[20]を適用することにより、特定の特性多項式を
有するシーケンスを生成するように制御されるものであ
る。特性多項式の対応項が係数1を有する場合、制御信
号は値1を有する。特性多項式の次数が20未満の次数を
有する場合には、P[20]等の無使用制御信号は0に設定
される。従って、8次の特性多項式: x8 + x6 + x5 + x4 + 1 の場合、制御信号P[8],P[6],P[5],P[4]は1に設定さ
れ、P[20]他の全制御信号は0に設定される。
【0024】ラッチ104の初期内容は、シードデータ/
テストデータ入力と共にシード/ラン信号入力を用いて
決定される。ラッチ104の内容を初期化する必要がある
場合には、20クロックパルス間隔にわたり2進「1」信
号がシード/ラン入力に加えられる。生成器に必要な初
期化ないしシード値を規定する20の2進数字は、クロッ
クパルスと同期してシードデータ/テストデータ入力に
加えられる。それらの20ビットは、生成器からの出力信
号が開始することが必要とされる時点の直前のシーケン
ス部分を構成するものである。この部分の内容は、例え
ば、特性多項式を用いて所望の開始点から逆にシーケン
スを計算し、20ビットの値をその時点の先行シーケンス
に格納することにより、決定することができる。このシ
ード値は、特性多項式の次数に関わらず20ビット長でな
ければならない。これは、生成器からの出力信号が利用
される前に、極性制御信号Polの値が確実に出力ステー
ジへと伝搬するようにするためである。
【0025】シーケンスのどこで生成器の出力が開始す
るかが重要ではない場合には、全てが0または全てが1
(極性によって決まる)の場合を除いた任意のシード値
を用いることができる。
【0026】wビット幅の疑似ランダムテストパターン
を生成するPRPGは、図3に示す種類のw個のシーケ
ンス生成器からなる。例えば、8ビット幅のテストパタ
ーンを生成するPRPGを図4に示す。同図中の普通の
線は単一の信号経路を示し、また太線は明確化のために
1本の線として描いた多数信号経路を示している。
【0027】同図には8つのシーケンス生成器130〜137
がある。それらの生成器の各々は、必要な特性多項式
と、シード/ラン制御信号と、Pol制御信号と、クロッ
ク信号とを規定する制御信号P[1]〜P[20]を受信する。
更に、各生成器は、シード値と、必要とあらばその生成
器に固有のテスト値とを受信する個々のシードデータ/
テストデータ入力ライン(図4に「シード」と示す)を
有している。各生成器130〜137は、直列ビットシーケン
スを提供する出力ラインS[1][A]〜S[1][H]のそれぞれ
と、エラー信号ラインErr[A]〜Err[H]のそれぞれとを有
している。
【0028】図4に示すように、PRPGはまた、以下
で詳述する最大ランレングス(MRL)検出器140を備
えることができ、これにより、シーケンス生成器137か
らの出力中の最大長シーケンス即ち2進数1の「ラン
(連続)」と、その最大長のランの発生時におけるシーケ
ンス生成器の内容とを識別して、特定のデシメーション
化シーケンスの特性多項式の導出に使用することができ
る。
【0029】例えば、或る装置のビットエラー率のテス
トには、一般に、図4に関して上述したような2つのP
RPGを組み込んだ図5に示すような構成が必要とな
る。
【0030】ここで図5を参照する。その構成は、ま
ず、送信側(Tx)PRPG200およびそれに関連する送信
側(Tx)制御装置202がある。送信側PRPGの出力ライ
ンS[1][A]〜S[1][H]のうちの一部またはその全部が、被
テスト装置(SUT)204の入力に接続され、その被テスト装
置の出力が、関連する受信側(Rx)制御装置208を有する
第2の受信側(Rx)PRPG206のシードデータ/テスト
データ入力に接続されている。受信側制御装置208は、
受信側PRPG206からのエラー信号ライン上の信号を
受信するよう接続されている。
【0031】送信側制御装置202は、送信側PRPG200
で使用するシーケンス生成器の各々の所要のシード値に
従って、送信側PRPG200のシードデータ/テストデ
ータ入力に入力信号を提供する。
【0032】図5におけるシード、シード/テスト、S
[1]ライン、Errラインの幾つかについて破線で示すよう
に、特定のテスト構成で実際に使用されるラインの正確
な数は、被テスト装置204に加えられるテストパターン
ワードの所要幅wによって決まる。
【0033】送信側制御装置202は、シード/ラン、Po
l、およびクロック信号と共に、制御信号P[1]〜P[20]
を、送信側PRPG200に供給する。また受信側制御装
置208はそれに対応する接続を受信側PRPG206に対し
て有している。MRL検出器140が各PRPGに存在す
る場合には、制御装置202,208はまた、それぞれに関す
るPRPGとの間で、信号FindMRL,Dcm[0]〜Dcm[5],Deg
[0]〜Deg[4]およびリセット信号の供給と、信号MRLFoun
d,MRLS[1]〜MRLS[20]の受信とを行う。それら信号を図
6に関連して以下で説明する。
【0034】被テスト装置204の構成(例えば入出力が
近接した小さくてコンパクトな装置、または入出力が離
れた大きな装置)に依存して、送信側および受信側制御
装置202,208は、共通の監視装置(図示せず)に接続し
たり、また、そのそれぞれが個々に監視機能を有するこ
とができる。監視装置または監視機能は、例えば、自動
テスト装置の一部から構成することができ、および/ま
たは、ユーザインターフェイスを通してオペレータが制
御を行うための手段を備えることもできる。
【0035】PRPG200,206により生成されるテスト
パターンワードの所要幅w、およびPRBS全体の特性
多項式は、例えば監視装置を介して、制御装置202,208
に入力される。次いで制御装置は、以下で説明する手順
を用いて、並列に供給された際に所要PRBSを生成す
ることになるLFSRシーケンスについての特性多項式
を導出する。
【0036】送信側制御装置202の場合、送信側PRP
G200中のシーケンス生成器130〜137のための適切なシ
ード値もまた導出される。これは、例えば、PRBS全
体の特性多項式からそのシーケンス全体のうちの長さ20
wビットの部分を計算し、その生成された部分をデシメ
ーション間隔wでデシメーション化して、20ビット長を
各々が有するw組のシード値を得ることにより、実施す
ることができる。従って、シード値は、以下の生成部分
のビットからなる。
【0037】シードA: ビット1,w+1,2w+1,3w+
1,4w+1,…,19w+1 シードB: ビット2,w+2,2w+2,3w+2,4w+2,…,1
9w+2 シードC: ビット3,w+3,2w+3,3w+3,4w+3,…,1
9w+3 シードD: ビット4,w+4,2w+4,3w+4,4w+4,…,1
9w+4 (以下同様) 各制御装置202,208は、個々のLFSRシーケンスにつ
いての多項式を規定する制御信号をその関連のPRPG
にラインP[1]〜P[20]を介して加えると共に、所要極性
をラインPolを介して加え、次いでクロック入力上のク
ロック信号を開始する。
【0038】最初の20クロックパルスでは、送信側PR
PG200のシード/ラン信号が2進数1に設定される。
使用中のシーケンス生成器の各々についてのシード値
は、それらのクロックパルスと同期して、送信側PRP
G200のシードデータ/テストデータライン上に供給さ
れる。次いでそのPRPGについてのシード/ラン信号
が2進数0に設定され、その後、送信側PRPG200
が、所要PRBSの連続ワードを生成する。そのPRB
Sが被テスト装置204に加えられ、その被テスト装置204
からの出力信号が受信側PRPG206に供給される。
【0039】また、受信側制御装置208は、最初に受信
側PRPG206についてのシード/ラン信号を2進数1
に設定する。従って、被テスト装置204からの出力信号
が受信側PRPG206によりシードデータとして扱われ
て、使用中のシーケンス生成器130〜137の各々における
ラッチ104の初期内容が判定される。これと同時に、受
信側PRPG206における各シーケンス生成器中の排他
的ORゲート122が、そのシーケンス生成器により局所
的に生成されている基準シーケンスを、被テスト装置20
4からその生成器が受信している対応するシーケンスと
比較し、これに従って、個々のErr信号を制御する。
【0040】Errライン上の信号の発生率が所定のエラ
ー率しきい値を超え、これにより、少なくとも1つのシ
ーケンス生成器について、局所的に生成されたシーケン
スと受信されたシーケンスとの間に過度の不一致が示さ
れている限り、受信側制御装置208は、受信側PRPG2
06のシード/ラン制御に2進数1を加え続ける。しか
し、最終的には、被テスト装置204に誤動作がないもの
と仮定すると、全シーケンス生成器についての局所的に
生成されたシーケンスと受信したシーケンスとの間の不
一致全体は、所定のエラー率しきい値未満となる。この
時点で、受信側制御装置208は、シード/ラン制御信号
を2進数0に切り換える。その後、受信側PRPG 206
は、基準LFSRシーケンスを独立して生成し続け、そ
れらを被テスト装置204からの出力信号と比較する。2
組の信号間に不一致が存在する場合には、ラインErr[A]
〜Err[H]のうちの1つまたは複数のラインに必ずエラー
信号が生じることになる。それらエラー信号の発生率が
所定のしきい値を超える場合には、受信側制御装置208
は、監視装置に障害を示し、受信側PRPG206のシー
ド/ラン制御に2進数1を再度加えて、可能であれば、
それ自体を、送信側PRPG200により生成されている
LFSRシーケンスに再度同期させることができるよう
にする。
【0041】上述したように、図5に示すテスト構成の
動作は、送信側PRPG200が任意の特定PRBSを生
成することを可能にする特性多項式の導出を必要とする
ものである。
【0042】テストパターンワードの幅wであり、それ
故、PRBS全体のデシメーション間隔が2の正の整数
べき乗である場合には、LFSRシーケンスの各々の特
性多項式は、PRBS全体の特性多項式と同一となる。
【0043】wの他の値については、必要とされる多項
式の導出は、最初に、所与のデシメーション間隔(即ち
ワード幅)wにわたり、多重化時に長さ2n−1の特定P
RBSを形成する所要LFSRシーケンスが、n以下の
次数の単一の特性多項式を用いてすべて生成可能である
ことを観察することにより、達成することができる。従
って、任意の所要LFSRシーケンス(全てが0からな
るLFSRシーケンスを除く)の2nの連続ビットによ
り、Berlekamp-Massey アルゴリズムを用いて特性多項
式を決定することが可能となる。このアルゴリズムの原
理は、例えば、R.E. Blahutによる「Theory and Practi
ce of Error Control Codes」(Addison-Wesley, Massac
husetts, USA, 1983)に説明されている。このアルゴリ
ズムは、以下に示すCプログラム言語によるプログラム
で本目的のために実施することができる。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】代替的には、PRBS全体の適正デシメー
ションの場合(即ち、ワード幅wがPRBS全体の長さ
n−1と共通の素因数を有さない場合)に、所要多項
式は、PRBS全体の間隔wでのデシメーションにおけ
るnの2進数1からなる最大ランレングスシーケンス
(例えば、特性多項式(1)を有するPRBSの適正デシ
メーションにおける8つの連続した2進数1からなるシ
ーケンス)の直後の部分から導出することができる。最
大ランレングスシーケンスの位置、および、そのシーケ
ンスが生じる際のシーケンス生成器の関連状態の判定
は、図4に示し、図6に更に詳細に示すMRL検出器14
0を用いて行うことができる。
【0049】MRL検出器140は、FindMRL 制御信号を
受信して、最大長のラン、リセット制御信号、およびク
ロック信号の検出を開始する。MRL検出器140はま
た、デシメーション間隔(生成中の疑似ランダムパター
ンの幅wに等しい)を規定する6ビット信号Dcm[0]〜Dcm
[5]を受信する。即ち、この6ビット値により、最大63
までのデシメーション間隔を受容することができる。図
4のPRPGの場合、信号Dcmは、シーケンス生成器130
〜137の総数に対応して、8という最大値w(2進数0010
00)を有することになる。
【0050】MRL検出器140への5ビット入力信号Deg
[0]〜Deg[4]は、デシメーション化されているPRBS
についての特性多項式の次数を規定し、従って、検出す
べき最大ランレングスを規定する。多項式(1)の場合、
信号Degは、8という値(2進数01000)を有することに
なる。
【0051】シーケンス生成器137からの出力信号S[1]
は、最大長のランの発生を監視し、そのランが生じた際
にシーケンス生成器の内容を残りの出力ラインS[2]〜S
[20]と共に識別するために、MRL検出器140に供給さ
れる。
【0052】MRL検出器140は、最大長のランが検出
されたことを示す信号のための出力ラインMRLFoundと、
最大長のランの終わりにおいてシーケンス生成器137の
内容を示す1組の20出力ラインMRLS[1]〜MRLS[20]とを
有している。出力ラインMRLFound上の信号は、MRL検
出器140へのリセット入力ラインを介してリセット可能
なものである。
【0053】図6において、6ビット信号Dcm(w)は、
カウントダウンカウンタ142のデータ入力Dに接続されて
いる。このカウンタ142はまた、そのイネーブル*入力En
(ここで、イネーブル* は、負論理のイネーブル入力を
示すものである)において信号FindMRLを受信する。こ
のカウンタ142の終端カウント*出力TCは、そのデータロ
ード*入力Ldと、Dラッチ144のイネーブル*入力と、第
2カウントダウンカウンタ146のイネーブル*入力とに接
続されている。
【0054】Dラッチ144のデータロード*入力は、シー
ケンス生成器137からの出力S[1]を受信し、このラッチ1
44のQ出力は、カウンタ146のデータロード*入力に接続
される。カウンタ146のデータ入力Dは、5ビットのDeg
信号を受信し、その端子カウント*出力TCは、SRフリ
ップフロップ148のセット*入力Sと、1グループをなす2
0のDラッチ150のイネーブル*入力とに接続されてい
る。フリップフロップ148のリセット*入力Rはリセット
信号を受信し、そのQ出力が信号MRLFoundを供給する。
【0055】ラッチ150の各D入力は、シーケンス生成
器137からの出力信号S[1]〜S[20]をそれぞれ受信し、そ
れらラッチ150の各Q出力が、出力信号MRLS[1]〜MRLS[2
0]のうちの対応する信号を1つずつ供給する。
【0056】カウンタ142,146およびラッチ144,150はま
た、それらのクロック入力でクロック信号を受信する。
【0057】PRBS全体のデシメーションで最大長の
ランを識別することが所望される場合には、制御信号P
[1]〜P[20]がPRBSの特性多項式に対応する値でPR
PGに加えられ、極性制御信号Polが0に設定される。
クロック信号が開始されて、適切なシード値がシーケン
ス生成器137へとクロックされる。
【0058】リセット信号が印加されて出力MRLFoundが
クリアされ、次いで低レベル入力がラインFindMRLに印
加されて、カウンタ142によるカウントが可能となる。
各クロックパルスの発生時に、カウンタ142は、ゼロに
到達するまでその初期カウントをデクリメントする。そ
のカウントがゼロに達した時点で、そのカウンタ142の
終端カウント*出力TCがデータロード*入力Ldを起動す
る。これにより、そのカウンタ142が、6ビット信号Dcm
により規定される総カウントwにリセットされ、更に、
ラッチ144がシーケンス生成器137からの出力信号S[1]の
現在値を受信して格納し、またカウンタ146がそのカウ
ントのデクリメントを行うのが可能となる。
【0059】信号Dcmにより規定された更なる数のクロ
ックパルスの後、カウンタ142が再びリセットされ、信
号S[1]の値がラッチ144によりラッチされ、カウンタ146
がそのカウントをデクリメントする。従って、ラッチ14
4によりラッチされた値は、このラッチが受信した前の
値からビットストリームS[1]中でwビットだけ間隔が形
成されたものとなる。従って、ラッチ144の出力Qに現
れるビットシーケンスは、wのデシメーション間隔での
ビットストリームS[1]の所要のデシメーション化を構成
するものとなる。
【0060】このプロセスは、信号S[1]のラッチ値が2
進数1に留まる限り続行される。また、その値が2進数
0になった場合には、カウンタ146のデータロード*入力
Ldが起動されて、そのカウンタ146のカウントがその開
始値にリセットされる。従って、最大長よりも短いデシ
メーション化シーケンスにおける2進数1からなる任意
のシーケンスに対し、そのシーケンスに続く2進数0
が、カウンタ146中のカウントをリセットすることにな
る。
【0061】最大長のランが発生しない場合には、カウ
ンタ146はゼロまでカウントダウンすることができ、ゼ
ロまでカウントダウンした際に、その終端カウント*
力TCがSRフリップフロップ148をセットして出力MRLFo
undを起動させ、更に1グループのDラッチ150をイネー
ブルにする。それらのラッチは、その時点で、シーケン
ス生成器137からの出力信号S[1]〜S[20]の値を受信して
格納し、それらの値が、所要の特性多項式の計算のため
に出力ラインMRLS[1]〜MRLS[20]上で利用可能となるよ
うにする。
【0062】その時点でのシーケンス生成器137の状態
が与えられる(出力ラインMRLS[1]〜MRLS[20]上に提供
される)と、最大ランレングスシーケンスの直後に続く
デシメーション化シーケンスの部分は、PRBS全体に
ついての既知の多項式とMRL検出器により見いだされ
た生成器の状態とから、PRBS全体の更なるビットを
計算し、それらの更なるビットのうちのw番目毎のビッ
トを選択することにより、導出することができる。nビ
ットの合計が選択される必要がある。ここで、nはPR
BS全体の特性多項式の次数である。
【0063】例えば、選択されたnビットが001010であ
ることが分かっている次数n=6の特性多項式を有する
(デシメーション化)PRBSの場合、その多項式は以
下のようにして導出される。即ち、選択されたnビット
には最大長の2進数1のランが先行していることが既知
であり、以下のサンプルシーケンス(選択されたnビッ
トを符号U〜Zで示す)が与えられる。
【0064】
【表5】
【0065】特性多項式は次の一般的な形式を有する。
【0066】h66 + h55 + h44 + h33
+ h22 + h1x + 1 ここで、係数h1〜h6は、その関連項x〜x6が多項式
中に存在するか否かに依存して1または0の値をそれぞ
れ有する。シーケンス中の各々の連続したビットbは、
次の数式(排他的OR演算)によりその6つ前のビット
と関連している。
【0067】 b=h6-6+h5-5+h4-4+h3-3+h2-2+h1-1 (3) ここでb-1はbの直前のビットを示し、b-6はビットb
の6ビット前で生じるビットを示している。必要なこと
は、h1〜h6の値を決定することである。これは、項b
-1〜b-6に実際のビット値を代入して既選択ビットU〜
Zの各々について数式3を評価することにより行うこと
ができる。その結果としてのビットU〜Zについての数
式を以下に示す。ここで、左側のサンプルシーケンスに
は、代入されたビット値が下線で示されている。
【0068】111111 001010 U=0=(h6*1+h5*1+h4*1+h3*1+h2*1)+h1*1 (4) 111111001010 V=0=(h6*1+h5*1+h4*1+h3*1)+h2*1+0 (5) 数式(5)の最終項は0に設定することができる。これ
は、この数式(5)のビットb-1が0であることが分かっ
ているからである。ビットVについての数式(5)は、h1
の値に関係なくビットUについての数式(4)の括弧中の
部分と等価であることが分かる。更に、選択されたnビ
ットより、ビットVは0に等しいことが分かっている。
この値をビットUについての数式(4)の括弧中の部分に
代入すると、h1について値0が直ちにもたらされる。
ここで、このh1についての値を含め、ビットWについ
ての数式を同様にして公式化することができる。
【0069】 111111001010 W=1=(h6*1+h5*1+h4*1)+h3*1+0+0*0 (6) ビットb-2が0であることが分かっているので、この場
合も、h2の実際の値に関係なく、終わりから2番目の
項を0に設定することができる。数式(5)の括弧中の部
分にビットWについての既知の値1を代入すると、h2
について値1がもたらされる(この文脈における全ての
演算が排他的OR(modulo2)であるので符号は無視でき
る)。この手順をビットXについて繰り返すと、以下の
結果がもたらされる。
【0070】 111111001010 X=0=(h6*1+h5*1)+h4*1+0+1*0+0*1 (7) これを数式(6)に代入すると、h3についての値1がもた
らされる。ビットYについての数式は次の通りである。
【0071】 111111001010 Y=1=(h6*1)+h5*1+0+1*0+1*1+0*0 (8) これより、数式(7)の括弧中の部分が0に等しいことが
分かり、h4について値0が得られる。最後に、ビット
Zについての数式は次のようになる。
【0072】 111111001010 Z=0=h6*1+0+0*0+1*1+1*0+0*1 (9) これよりh6について値1が得られ、更に数式(8)からh
5について値1が得られる。従って、所要の多項式は次
の通りとなる。
【0073】 x6 + x5 + x3 + x2 + 1
(10) 以下に本発明の実施態様を列挙する。
【0074】1.可変特性多項式を有する疑似ランダム
2進パターンを生成する装置であって、この装置が、前
記パターンの前記多項式に関連する可変特性多項式を有
する個々のLFSRシーケンスを各々が生成する複数の
LFSRシーケンス生成器を備え、その各生成器は、前
記パターンの1ビット位置についてのビットを生成する
よう構成されており、その各生成器が、1つの入力ステ
ージと、少なくとも1つの中間ステージと、1つの出力
ステージとを備えており、各生成器の前記ステージが、
それらステージを介して信号を順次伝搬するように接続
され、各生成器中のステージのうちの少なくとも1つの
ステージが、その生成器のそのステージについての個々
の制御信号に応じて、そのステージを通る信号伝搬がそ
の生成器についてのフィードバック信号により影響を受
けるか否かを判定し、前記制御信号が、LFSRシーケ
ンスについての前記特性多項式と関連するものであり、
各ステージについての前記制御信号が、前記2進パター
ン中の選択されたビット位置で生じる所定長のビットシ
ーケンスの部分を生成し、前記部分から前記制御信号を
導出する、というステップにより導出されることを特徴
とする、疑似ランダム2進パターンの生成装置。
【0075】2.前記疑似ランダム2進パターンが長さ
−1ビットを有し、前記部分が少なくとも2nビッ
トからなることを特徴とする、前項1記載の装置。
【0076】3.各ステージについての前記制御信号が
Berlekamp-Masseyアルゴリズムに従って前記部分から導
出されることを特徴とする、前項2記載の装置。
【0077】4.所定値の最大長ビットシーケンスの発
生を検出する手段を含むことを特徴とする、前項1ない
し前項3の何れかに記載の装置。
【0078】5.前記制御信号をLFSRシーケンスの
前記特性多項式と関連させて、非ゼロの係数を有する多
項式の項に対応するステージを介した信号伝搬が前記フ
ィードバック信号による影響を受けるようにしたことを
特徴とする、前項1ないし前項4の何れかに記載の装
置。
【0079】6.前記生成器についての前記フィードバ
ック信号が、その生成器の前記出力ステージからの出力
信号からなることを特徴とする、前項5記載の装置。
【0080】7.各ステージが、ステージの動作状態を
表す信号を記憶する記憶手段と、ステージについての入
力信号と前記出力ステージからの前記出力信号とのモジ
ューロ2加算を行って加算信号を生成する手段と、前記
ステージについての前記制御信号に応じて、前記入力信
号と前記加算信号とのうちの選択された1つを前記記憶
手段へ接続する切換手段とからなり、前記中間ステージ
および前記出力ステージの各々が、その各々の先行ステ
ージからの出力信号を前記入力信号として受信すること
を特徴とする、前項6記載の装置。
【0081】8.前記加算手段が排他的ORゲートから
なることを特徴とする、前項7記載の装置。
【0082】9.前記切換手段がマルチプレクサからな
ることを特徴とする、前項7または前項8記載の装置。
【0083】10.前記記憶手段がDラッチ回路からな
ることを特徴とする、前項7ないし前項9の何れかに記
載の装置。
【0084】11.前記出力ステージが、前記出力ステ
ージの動作状態を表す信号と入力端子における信号との
うちの1つを選択する出力切換手段を含み、前記出力ス
テージからの前記出力信号が、前記出力切換手段により
選択された信号から導出されることを特徴とする、前項
1ないし前項10の何れかに記載の装置。
【0085】12.前記出力ステージの動作状態を表す
前記信号が前記出力ステージ中の前記切換手段から取ら
れることを特徴とする、前項7ないし前項10の何れか
に従属する前項11記載の装置。
【0086】13.可変特性多項式を有する疑似ランダ
ム2進パターンを生成する方法であって、この方法が、
前記パターンの前記多項式に関連する可変特性多項式を
各々が有する複数のLFSRシーケンスを生成し、その
各LFSRシーケンスが、前記パターンの1ビット位置
についてのビットに寄与し、各々のLFSRシーケンス
の生成が、個々の制御信号に応じて、そのシーケンスに
寄与しているビット信号伝搬がそのシーケンスについて
のフィードバック信号により影響を受けるか否かを判定
し、前記制御信号が、LFSRシーケンスについての特
性多項式に関連しており、前記制御信号が、前記2進パ
ターン中の選択されたビット位置で生じる所定長のビッ
トシーケンスの部分を生成し、前記部分から前記制御信
号を導出する、というステップにより導出される、とい
うステップを含むことを特徴とする、前記の疑似ランダ
ム2進パターンの生成方法。
【0087】14.前記疑似ランダム2進パターンが長
さ2n−1ビットを有し、前記部分が少なくとも2nビ
ットからなることを特徴とする、前項13記載の方法。
【0088】15.前記制御信号がBerlekamp-Masseyア
ルゴリズムに従って前記部分から導出されることを特徴
とする、前項14記載の方法。
【0089】16.前記ビット信号伝搬が、LFSRシ
ーケンスの前記特性多項式の対応項における非ゼロの係
数を示す値を前記制御信号が有する伝搬ステップに関し
て、前記フィードバック信号により影響を受けることを
特徴とする、前項13ないし前項15の何れかに記載の
方法。
【0090】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、可
変特性多項式を有する考え得る全てのパターンを生成可
能な低コストの疑似ランダム2進パターン生成方法およ
び装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】線形フィードバックシフトレジスタを示すブロ
ック図である。
【図2】PRBSの一部およびそのデシメーションを示
す説明図である。
【図3】LFSRシーケンスを生成し、特性多項式の変
更手段を組み込んだ回路の概要を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示す回路を8つ組み込んだ疑似ランダム
パターン生成器の概要を示すブロック図である。
【図5】図4に示す疑似ランダムパターン生成器を2つ
組み込んだ、装置のビットエラー率をテストするための
構成の概要を示すブロック図である。
【図6】疑似ランダム2進シーケンス中の2進数1の最
大長のランの発生を検出する回路の概要を示すブロック
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H03K 5/156 Z 7402−5J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変特性多項式を有する疑似ランダム2進
    パターンを生成する装置であって、この装置が、前記パ
    ターンの前記多項式に関連する可変特性多項式を有する
    個々の線形フィードバックシフトレジスタシーケンスを
    各々が生成する複数の線形フィードバックシフトレジス
    タシーケンス生成器を備え、その各生成器は、前記パタ
    ーンの1ビット位置についてのビットを生成するよう構
    成されており、その各生成器が、1つの入力ステージ
    と、少なくとも1つの中間ステージと、1つの出力ステ
    ージとを備えており、各生成器の前記ステージが、それ
    らステージを介して信号を順次伝搬するように接続さ
    れ、各生成器中のステージのうちの少なくとも1つのス
    テージが、その生成器のそのステージについての個々の
    制御信号に応じて、そのステージを通る信号伝搬がその
    生成器についてのフィードバック信号により影響を受け
    るか否かを判定し、前記制御信号が、線形フィードバッ
    クシフトレジスタシーケンスについての前記特性多項式
    と関連するものであり、各ステージについての前記制御
    信号が、 前記2進パターン中の選択されたビット位置で生じる所
    定長のビットシーケンスの部分を生成し、 前記部分から前記制御信号を導出する、というステップ
    により導出されることを特徴とする、疑似ランダム2進
    パターン生成装置。
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