JP2002205600A - 接触接続装置を備えた自動車用ミラーのための調節装置 - Google Patents
接触接続装置を備えた自動車用ミラーのための調節装置Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造及び組立ての観点から見て、ミラーガラ
スの簡単な接触接続が、邪魔な外部ラインなしに可能で
あるようにする。 【解決手段】 駆動ケーシングを備えた、自動車の外部
ミラー用の調節装置であって、駆動ケーシングに、中央
のボール・球欠体支承装置を介してミラーガラス保持体
が支承され、該ミラーガラス保持体に、互いに交差する
歯付きベルト又はこれに類したものが設けられ、該歯付
きベルト又はこれに類したものが、シェル状の駆動ケー
シングを取り囲みながら、駆動ケーシング内に配置され
た2つの駆動モータの被駆動歯車と係合し、ミラー加
熱、ミラー防眩等のための電気エネルギを供給するため
に、ミラーガラス用の電気的な接触接続装置が設けられ
ている形式のものにおいて、接触接続ライン16,17
が、ボール・球欠体支承装置の中心軸線を通って案内さ
れている。
スの簡単な接触接続が、邪魔な外部ラインなしに可能で
あるようにする。 【解決手段】 駆動ケーシングを備えた、自動車の外部
ミラー用の調節装置であって、駆動ケーシングに、中央
のボール・球欠体支承装置を介してミラーガラス保持体
が支承され、該ミラーガラス保持体に、互いに交差する
歯付きベルト又はこれに類したものが設けられ、該歯付
きベルト又はこれに類したものが、シェル状の駆動ケー
シングを取り囲みながら、駆動ケーシング内に配置され
た2つの駆動モータの被駆動歯車と係合し、ミラー加
熱、ミラー防眩等のための電気エネルギを供給するため
に、ミラーガラス用の電気的な接触接続装置が設けられ
ている形式のものにおいて、接触接続ライン16,17
が、ボール・球欠体支承装置の中心軸線を通って案内さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動ケーシングを
備えた、自動車の外部ミラー用の調節装置であって、駆
動ケーシングに、ボールソケット支承装置とも呼ばれる
中央のボール・球欠体支承装置(Kugel-Kalottenlage
r)を介してミラーガラス保持体が支承されており、該
ミラーガラス保持体に、互いに交差する歯付きベルト、
チェーン又はこれに類したものが設けられており、該歯
付きベルト、チェーン又はこれに類したものが、シェル
状の駆動ケーシングを取り囲みながら、駆動ケーシング
内に配置された2つの駆動モータの被駆動歯車と係合し
ており、ミラー加熱、ミラー防眩等のための電気エネル
ギを供給するために、ミラーガラス用の電気的な接触接
続装置が設けられている形式のものに関する。
備えた、自動車の外部ミラー用の調節装置であって、駆
動ケーシングに、ボールソケット支承装置とも呼ばれる
中央のボール・球欠体支承装置(Kugel-Kalottenlage
r)を介してミラーガラス保持体が支承されており、該
ミラーガラス保持体に、互いに交差する歯付きベルト、
チェーン又はこれに類したものが設けられており、該歯
付きベルト、チェーン又はこれに類したものが、シェル
状の駆動ケーシングを取り囲みながら、駆動ケーシング
内に配置された2つの駆動モータの被駆動歯車と係合し
ており、ミラー加熱、ミラー防眩等のための電気エネル
ギを供給するために、ミラーガラス用の電気的な接触接
続装置が設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ガラス駆動装置と呼ばれるこのよ
うな形式の調節装置では、ミラーガラスの接点は、加熱
又はこれに類したことのために外部から接触接続される
ようになっている。すなわちこの場合、外部から特殊な
導線もしくはラインを導かねばならないが、このような
ラインは、構造及び組立てを困難にするのみならず、ミ
ラーガラス保持体を備えたミラーガラスの旋回運動をも
阻止してしまう。
うな形式の調節装置では、ミラーガラスの接点は、加熱
又はこれに類したことのために外部から接触接続される
ようになっている。すなわちこの場合、外部から特殊な
導線もしくはラインを導かねばならないが、このような
ラインは、構造及び組立てを困難にするのみならず、ミ
ラーガラス保持体を備えたミラーガラスの旋回運動をも
阻止してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の調節装置を改良して、製造及び
組立ての観点から見て、ミラーガラスの簡単な接触接続
が、邪魔な外部ラインなしに可能であるようにすること
である。
は、冒頭に述べた形式の調節装置を改良して、製造及び
組立ての観点から見て、ミラーガラスの簡単な接触接続
が、邪魔な外部ラインなしに可能であるようにすること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、接触接続ラインが、ボール・球欠
体支承装置の中心軸線を通って案内されているようにし
た。
に本発明の構成では、接触接続ラインが、ボール・球欠
体支承装置の中心軸線を通って案内されているようにし
た。
【0005】
【発明の効果】本発明はこの場合、互いに交差する歯付
きベルト、チェーン又はこれに類したものによる駆動伝
達の特殊性を利用しており、このような歯付きベルト、
チェーン等は同時に、ミラーガラス保持体のジョイント
ボールが駆動ケーシングのジョイント球欠体内に保持さ
れて、簡単に落下しないようにするために役立ち、これ
によってボールソケット支承装置もしくはボール・球欠
体支承装置の軸線上において行われる通常のねじ結合又
はスナップ結合を省くことができる。従来はミラーガラ
ス保持体と駆動ケーシングとをまとめていたこのような
ねじ結合を省くことによって、ジョイントボール及びジ
ョイント球欠体に貫通孔を設けることが可能になり、こ
れらの貫通孔を通して接触接続ラインを案内することが
できる。
きベルト、チェーン又はこれに類したものによる駆動伝
達の特殊性を利用しており、このような歯付きベルト、
チェーン等は同時に、ミラーガラス保持体のジョイント
ボールが駆動ケーシングのジョイント球欠体内に保持さ
れて、簡単に落下しないようにするために役立ち、これ
によってボールソケット支承装置もしくはボール・球欠
体支承装置の軸線上において行われる通常のねじ結合又
はスナップ結合を省くことができる。従来はミラーガラ
ス保持体と駆動ケーシングとをまとめていたこのような
ねじ結合を省くことによって、ジョイントボール及びジ
ョイント球欠体に貫通孔を設けることが可能になり、こ
れらの貫通孔を通して接触接続ラインを案内することが
できる。
【0006】本発明の別の有利な構成では、駆動ケーシ
ングに、有利にはジョイントボールとジョイントシェル
及びジョイント球欠体との互いに整合する貫通孔の前で
終わる管が一体成形されており、該管内を接触接続ライ
ンが案内されており、該接触接続ラインが、駆動ケーシ
ングにおける側部のコネクタ部分と結合されている。案
内のために働く管は、接触接続ラインが駆動装置の可動
部分と接触することを阻止し、かつさらに、ミラーガラ
スにおける対応接点にフレキシブルに接触するばね接点
舌片を備えている接触接続ラインを支持する。接触接続
ラインがこのように管内において支持されていることに
よって、特別なばね弾性的な接触接続部を特に簡単に実
現することができる。
ングに、有利にはジョイントボールとジョイントシェル
及びジョイント球欠体との互いに整合する貫通孔の前で
終わる管が一体成形されており、該管内を接触接続ライ
ンが案内されており、該接触接続ラインが、駆動ケーシ
ングにおける側部のコネクタ部分と結合されている。案
内のために働く管は、接触接続ラインが駆動装置の可動
部分と接触することを阻止し、かつさらに、ミラーガラ
スにおける対応接点にフレキシブルに接触するばね接点
舌片を備えている接触接続ラインを支持する。接触接続
ラインがこのように管内において支持されていることに
よって、特別なばね弾性的な接触接続部を特に簡単に実
現することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0008】図面から分かるように、駆動ケーシング1
の、ミラーガラス保持体2に向けられた前壁3には、ジ
ョイントソケットとも呼ばれるジョイント球欠体(Gele
nkkalotte)4が一体成形されており、このジョイント
球欠体4には、ミラーガラス保持体2に一体成形された
ジョイントボール(Gelenkkugel)5が係合している。
環状のリング壁6を備えたミラーガラス保持体2には、
図示の実施例では互いに交差する2つの弾性的な金属ベ
ルト7,8が設けられており、両金属ベルト7,8は少
なくとも部分的に歯付きベルト9,10として形成され
ている。これらの歯付きベルト9,10には、駆動ケー
シング1の内部に配置された略示された電気式の駆動装
置12,13の被駆動歯車11が係合している。そして
これらの駆動装置12,13を用いてミラーガラス保持
体2は駆動ケーシング1に対して旋回可能であり、かつ
互いに直交する2つの軸線に対して旋回可能である。内
部にジョイントシェル及びジョイントボール5を収容し
ているジョイント球欠体4には、比較的大きな切欠きも
しくは貫通孔14,15が設けられており、これらの貫
通孔14,15を通して、ミラー加熱、ミラー防眩(Sp
iegelabdunkelung)等のための接触接続ライン16,1
7が案内されている。これらの接触接続ライン16,1
7は、駆動ケーシング1の軸線に配置された管18を通
して案内されており、この管18は接触接続ライン1
6,17を支持し、かつ駆動装置の運動させられる部分
とのコンタクトを防止する。駆動ケーシングの内側に配
置されたコンタクト舌片19,20を介して、接触接続
ライン16,17は、駆動ケーシングの側部に一体成形
されたコネクタ部分22の接点21と結合もしくは「一
体的に」形成されている。ミラーガラス23における図
示されていない対応接点の接触接続は、接触接続ライン
16,17と結合されたばね接点舌片24,25によっ
て行うことができる。
の、ミラーガラス保持体2に向けられた前壁3には、ジ
ョイントソケットとも呼ばれるジョイント球欠体(Gele
nkkalotte)4が一体成形されており、このジョイント
球欠体4には、ミラーガラス保持体2に一体成形された
ジョイントボール(Gelenkkugel)5が係合している。
環状のリング壁6を備えたミラーガラス保持体2には、
図示の実施例では互いに交差する2つの弾性的な金属ベ
ルト7,8が設けられており、両金属ベルト7,8は少
なくとも部分的に歯付きベルト9,10として形成され
ている。これらの歯付きベルト9,10には、駆動ケー
シング1の内部に配置された略示された電気式の駆動装
置12,13の被駆動歯車11が係合している。そして
これらの駆動装置12,13を用いてミラーガラス保持
体2は駆動ケーシング1に対して旋回可能であり、かつ
互いに直交する2つの軸線に対して旋回可能である。内
部にジョイントシェル及びジョイントボール5を収容し
ているジョイント球欠体4には、比較的大きな切欠きも
しくは貫通孔14,15が設けられており、これらの貫
通孔14,15を通して、ミラー加熱、ミラー防眩(Sp
iegelabdunkelung)等のための接触接続ライン16,1
7が案内されている。これらの接触接続ライン16,1
7は、駆動ケーシング1の軸線に配置された管18を通
して案内されており、この管18は接触接続ライン1
6,17を支持し、かつ駆動装置の運動させられる部分
とのコンタクトを防止する。駆動ケーシングの内側に配
置されたコンタクト舌片19,20を介して、接触接続
ライン16,17は、駆動ケーシングの側部に一体成形
されたコネクタ部分22の接点21と結合もしくは「一
体的に」形成されている。ミラーガラス23における図
示されていない対応接点の接触接続は、接触接続ライン
16,17と結合されたばね接点舌片24,25によっ
て行うことができる。
【0009】駆動ケーシング1とミラーガラス保持体2
とが歯付きベルト9,10を介してまとめられているこ
とに基づいて可能になる、切欠きもしくは貫通孔の寸法
は次のように、すなわちこの場合、駆動ケーシングに対
するミラーガラス保持体の極端な角度位置においても両
貫通孔の整合する領域が接触接続ライン16,17のた
めの中心に位置したままであるように、選択されてい
る。
とが歯付きベルト9,10を介してまとめられているこ
とに基づいて可能になる、切欠きもしくは貫通孔の寸法
は次のように、すなわちこの場合、駆動ケーシングに対
するミラーガラス保持体の極端な角度位置においても両
貫通孔の整合する領域が接触接続ライン16,17のた
めの中心に位置したままであるように、選択されてい
る。
【図1】本発明による調節装置を斜め後ろから見た斜視
図である。
図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
1 駆動ケーシング、 2 ミラーガラス保持体、 3
前壁、 4 ジョイント球欠体、 5 ジョイントボ
ール、 6 リング壁、 7,8 金属ベルト、 9,
10 歯付きベルト、 11 被駆動歯車、 12,1
3 駆動装置、14,15 貫通孔、 16,17 接
触接続ライン、 18 管、 19,20 コンタクト
舌片、 21 接点、 22 コネクタ部分、 23
ミラーガラス、 24,25 ばね接点舌片
前壁、 4 ジョイント球欠体、 5 ジョイントボ
ール、 6 リング壁、 7,8 金属ベルト、 9,
10 歯付きベルト、 11 被駆動歯車、 12,1
3 駆動装置、14,15 貫通孔、 16,17 接
触接続ライン、 18 管、 19,20 コンタクト
舌片、 21 接点、 22 コネクタ部分、 23
ミラーガラス、 24,25 ばね接点舌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D053 FF03 FF19 FF21 GG05 GG06 HH14 HH18 HH19 HH55 JJ20 JJ33 JJ56 KK02 LL05 LL08 LL09 LL17
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動ケーシングを備えた、自動車の外部
ミラー用の調節装置であって、駆動ケーシングに、中央
のボール・球欠体支承装置を介してミラーガラス保持体
が支承されており、該ミラーガラス保持体に、互いに交
差する歯付きベルト、チェーン又はこれに類したものが
設けられており、該歯付きベルト、チェーン又はこれに
類したものが、シェル状の駆動ケーシングを取り囲みな
がら、駆動ケーシング内に配置された2つの駆動モータ
の被駆動歯車と係合しており、ミラー加熱、ミラー防眩
等のための電気エネルギを供給するために、ミラーガラ
ス用の電気的な接触接続装置が設けられている形式のも
のにおいて、接触接続ライン(16,17)が、ボール
・球欠体支承装置の中心軸線を通って案内されているこ
とを特徴とする、接触接続装置を備えた自動車用ミラー
のための調節装置。 - 【請求項2】 駆動ケーシング(1)に、有利にはジョ
イントボール(5)とジョイントシェル及びジョイント
球欠体(4)との互いに整合する貫通孔(15,14)
の前で終わる管(18)が一体成形されており、該管
(18)内を接触接続ライン(16,17)が案内され
ており、該接触接続ライン(16,17)が、駆動ケー
シング(1)における側部のコネクタ部分(21,2
2)と結合されているかもしくは一体的に(打抜き・曲
げ部材)構成されている、請求項1記載の調節装置。 - 【請求項3】 接触接続ライン(16,17)が、ミラ
ーガラス(23)における対応接点にフレキシブルに接
触するばね接点舌片(24,25)を備えている、請求
項1記載の調節装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10058730.5 | 2000-11-25 | ||
DE10058730A DE10058730A1 (de) | 2000-11-25 | 2000-11-25 | Verstellvorrichtung für Kraftfahrzeug-Außenspiegel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002205600A true JP2002205600A (ja) | 2002-07-23 |
Family
ID=7664761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001358188A Pending JP2002205600A (ja) | 2000-11-25 | 2001-11-22 | 接触接続装置を備えた自動車用ミラーのための調節装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6565221B2 (ja) |
EP (1) | EP1209030A2 (ja) |
JP (1) | JP2002205600A (ja) |
AU (1) | AU9341601A (ja) |
DE (1) | DE10058730A1 (ja) |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1015428C2 (nl) * | 2000-06-14 | 2001-12-17 | Iku Holding Montfoort Bv | Bewegingsmechanisme. |
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US6908478B2 (en) * | 2001-12-05 | 2005-06-21 | Cardiac Dimensions, Inc. | Anchor and pull mitral valve device and method |
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