JPH0314741A - 車輌用前照灯装置 - Google Patents

車輌用前照灯装置

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JPH0314741A
JPH0314741A JP1148601A JP14860189A JPH0314741A JP H0314741 A JPH0314741 A JP H0314741A JP 1148601 A JP1148601 A JP 1148601A JP 14860189 A JP14860189 A JP 14860189A JP H0314741 A JPH0314741 A JP H0314741A
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leveling
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明車輌用前照灯装置を以下の項目に従って説明する
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第5図コ D.発明が解決しようとする諜題[第5図]E.課題を
解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第4図コ a、前照灯ユニット[第1図乃至第3図]b.傾動支点
軸、エイ稟ング調整機構[第1図乃至第4・図コ b−1.傾動支点軸[第1図、第2図コb−2.エイミ
ング調整機構[第1図乃至第4図コ b−3.前照灯ユニットの車体への取付C.レベリング
調整機構[第1図乃至第4図] d.アジャスティングロッドと出力ロッドとの連結[第
1図、第3図、第4図〕 e,エイミング調整、レベリング調整 e−1.エイミング調整 e−2.レベリング調整 G,発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用前照灯装置に関する。詳しくは、
照射方向を変更する際に傾動される傾動部材とエイ稟ン
グ調整を行なうためのエイミング調整機構とレベリング
調整を行なうためのレベリング調整機構とを備えた車輌
用前照灯装置、特に、レベリング調整用の調整点が上下
エイミング調整用の調整点と共通で、かつ、上下エイミ
ング調整機構とレベリング調整機構とが前後方向で離間
して配置される車輌用前照灯装置に関するものであり、
上下エイよング調整機構及びレベリング調整機構によっ
て駆動される調整用ロッドとレベリング調整機構の出力
軸との連結を工夫することにより、上下エイミング調整
機構とレベリング調整機構との位置関係が多少ズレて組
み立てられても上記調整用ロフトをスムーズに動かすこ
とができるようにした新規な車輌用前照灯装置を提供し
ようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明車輌用前照灯装置は、照射方向を変更する際に傾
勤される傾動部材とエイミング調整を行なうためのエイ
ミング調整機構とレベリング調整を行なうためのレベリ
ング調整機構とを備え、上下方向でのエイミング調整を
行なう上下エイよング調整機構とレベリング調整機構と
が前後方向で離間して配置される車輌用前照灯装置であ
って、上下エイミング調整機構及びレベリング調整機構
によって駆動される調整用ロッドとレベリング調整機構
の出力軸とを自在継手状のジョイントにて連結すること
により、上下エイミング調整機構とレベリング調整機構
との位置関係が多少ズレて組み立てられても上記調整用
ロッドをスムーズに動かすことができるようにしたもの
である。
(C.従来技術)[第5図] 車輌用前照灯、例えば、自動車用前照灯は、その照射方
向を調整し得るようにされており、照射方向を規定する
部材、例えば、前照灯ユニットや反射鏡等を支持部材に
傾動自在に支持すると共に該傾動部材を傾動させるため
の傾動装置を備えている.尚、ここで前照灯ユニットと
は、ランプボディとその前面開口を覆うレンズとによっ
て画成された灯具空間内に反射鏡部と光源を配置して成
るものを指称する。
そして、照射方向の調整には、所謂初期エイミング調整
、即ち、当該前照灯を車体に組み付けた後使用前にある
いは検査時等に行なわれる調整とレベリング調整、即ち
、人や積載物等によって車体に加えられる荷重の変化に
より生ずる上下方向での照射方向の狂いをその都度修正
するための調整があり、このうち前者の初期エイミング
調整は、通常、手動操作による調整機構によって行なう
ようにされ、後者のレベリング調整は遠隔操作により駆
動される駆動機構によって行なうようにされている。
また、上記レベリング調整用の駆動機構は、エイミング
調整点の1つ、即ち、上下方向での照射方向の初期エイ
ミング調整を行なう調整点と共通の調整点に設けられる
ことが多く、このように調整点を共通にする前照灯装置
にあっては、通常、上下方向でのエイミング調整用の調
整用ロツドがレベリング調整用の調整用ロッドを兼ねる
ようにされている。
ところで、上下エイミング調整用のエイミング調整機構
とレベリング調整機構とがこのような関係を有する場合
、これら両機構が一体化され、あるいはできるだけ近接
して配置されることが望ましいが、周囲に配置される他
の部材や機構との関係で、前後方向においてかなりの距
離を置いて配置しなければならない場合もある。
第5図はそのような配置を余儀なくされた場合の従来の
車輌用前照灯装置の一例aを示すものである。
同図において、bは前照灯ユニット、C及びdはいずれ
も車体の一部であり、これら部分車体Cとdとは前後方
向に離間して位置している。
eは前側の部分車体Cに固定され、また、前照灯ユニッ
トbに後方から対向するように位置したユニット支持板
であり、その下端部から前方へ向って突設された傾動支
点軸fの前端部が前照灯ユニットbの背面の一側端寄り
の下部に回動自在に連結されていて、ここに前照灯ユニ
ットbの傾動支点部が構成されている。
gはユニット支持板eの上端部背面に取り付けられた上
下エイミング調整機構であり、ケーシングhと、軸方向
が前後方向に延びかつケーシングhを貫通した比較的長
い調整ロッドiと、操作軸jと、該操作軸Jを回転操作
することにより回転されかつ調整ロッドiの螺軸部kが
螺合されたナット℃等を備えており、調整ロッドiの前
端部が前照灯ユニットbの背面の一側端寄りの上部に回
勤自在に連結されている。そして、前照灯ユニットbの
背面の他側端寄りの下部にはユニット支持板eに固定さ
れた図示しない左右エイミング調整機構の調整ロッドが
連結されており、従って、前照灯ユニットbは傾動支点
軸fと上下エイミング調整機構gと図示しない左右エイ
ミング調整機構を介してユニット支持板eに上下方向及
び左右方向に傾動自在なるように支持されている。
mはレベリング調整機構であり、後側の部分車体dのう
ち上下エイミング調整機構gの略真後ろの位置に固定さ
れたケーシングnと該ケーシングn内に設けられたモー
タ0′ELび該モータ0により回転される駆動体p等か
ら戒り、前記調整ロッドiの後端部が駆動体pのロッド
挿入孔qに挿入され、それにより、調整ロッドiと駆動
体pとが一体的に回転しかつ軸方向へは相対的に摺勅自
在なるように結合されている。
しかして、操作軸jを回転操作すると調整ロッドiが回
転しない状態で軸方向へ送られ、それにより前照灯ユニ
ットbが略上下に傾動されて上下方向でのエイミング調
整が行なわれ、また、駆動体pが回転すると調整ロッド
iがナット℃に対してねじ込まれあるいはねじ戻される
ようにして軸方向へ移動され、それにより前照灯ユニッ
トbが略上下に傾動されてレベリング調整が行なわれる
(D 発明が解決しようとする課題)[第5図] ところが、このような前照灯装置aにあっては、上下エ
イミング調整機構gとレベリング調整機構mとが互いに
別体で、かつ、2つの部分車体C及びdに各別に取着さ
れるため、ナット℃の螺孔rと駆動体pの挿入孔qとの
間に軸ズレが生じ易く、このような軸ズレが生じると、
調整ロッドiの軸が駆動体pの挿入孔qの軸やナット旦
の螺孔rの軸に対して傾くことになるので、調整ロッド
iが上記挿入孔qや螺孔rの内周面に部分的に圧着し、
それにより、調整ロッドiの軸方向への移動や回転が重
くなり、極端な場合はそれら移動や回転が全く不能にな
ってしまうという問題がある。
また、そのために、上下エイミング調整機構gとレベリ
ング調整機構nとの各部の寸法及びその取付精度を高く
しなければならないという問題もあった。
尚、前記した軸ズレは、エイミング調整機構gやレベリ
ング調整機構mを車体に取り付けた当初において生じ無
くても、車体が受ける振動等によって後発的に生ずるこ
ともある。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明車輌用前照灯装置は、上記課題を解決す
るために、上下エイミング調整機構の調整ロッドをレベ
リング調整機構の出力ロッドとを別体に形成すると共に
、これら調整ロッドと出力ロッドとをユニバーサルジョ
イントにより連結するようにしたものである。
従って、本発明車輌用前照灯装置によれば、上下エイミ
ング調整機構の出力部、即ち、調整ロッドと結合された
駆動部材とレベリング調整機構の出力部即ち出力ロッド
と結合された駆動部材との問に軸ズレがあっても、その
軸ズレは調整ロッドと出力ロッドとの間のユニバーサル
ジョイントにより吸収されるため、調整ロッドや出力ロ
ッドがこれらが結合される駆動部材に密着してしまうの
を略確実に防止することができ、従って、調整ロッドや
出力ロッドを常にスムーズに動かすことができると共に
、上下エイミング調整機構やレベリング調整機構の車体
に対する取付精度をある程度緩和することができ、tか
も、エイミング調整用の調整ロツドとレベリング調整機
構との結合はレベリング調整機構を車体に取り付けた後
に行なうことができるため、この種の車輌用前照灯装置
の組立を容易にすることができる。
(F.実施例)し第1図乃至第4図] 以下に、本発明車輌用前照灯装置の詳細を図示した実施
例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本発明をユニット可動タイプの
自動車用前照灯装置1に適用したものである。
(a.前照灯ユニット)[第1図乃至第3図]2は前照
灯ユニットであり、略前方に向って開口した凹部を有す
るランブボディ3と該ランブボディ3にその前面開口部
を覆うように取着されたレンズ4とランプボディ3の後
頂部に支持された電球5とから成り、ランブボディ3は
前方を向いた反射面3aを有し、また、電球5の発光部
はランブボディ3とレンズ4とにより画威された灯真空
間6内に位置している。
A点、B点及びC点(第2図参照)は前照灯ユニット2
がユニット支持板7に支持された点であり、A点はラン
ブボディ3の背面の下端部の一側端寄りの位置にある傾
動支点部、B点はA点から上方へ離間した位置にある上
下方向での調整部、C点はA点から側方へ離間した位置
にある左右方向での調整部であり、これら傾動支点部及
び2つの調整部にブラケット8、9及び10がランプボ
ディ3と一体に形威されている。
11及び12はいずれも車体の一部(以下、r部分車体
」と言う。)であり、これら部分車体11及び12は前
照灯ユニット2の後方において、互いに前後方向に離間
して位置しており、前照灯ユニット2は後述する傾動支
点軸やエイミング調整機構を介してユニット支持板7に
上下方向及び左右方向で傾動可能に支持され、ユニット
支持板7は前側の部分車体11に固定されている。
(b.傾動支点軸、エイミング調整機構[第1図乃至第
4図] (b−1.傾動支点軸)[第1図、第2図]13はその
前端部に球部13aが一体に形成された傾動支点軸であ
り、その後端部がユニット支持板7に固定されている。
14は前照灯ユニット2の前記傾動支点部たるA点に設
けられたブラケット8に取着された合戊樹脂製の球受体
であり、その後面に開口した球状凹部14aに上記傾動
支点軸13の球部13aが回動自在に内嵌されている。
(b−2.エイミング調整機44)[第1図乃至第4図
コ 15は上下エイミング調整機構であり、16はそのケー
シングである.そして、該ケーシング16の内部には、
軸方向が上下方向に延びるウォーム体17(第4図参照
)が回転自在に配置ざれると共に、該ウ才一ム体17の
下部を為すウォームギャ17aと噛合したウォームホイ
ール!8及びウォーム体17の上部をムすピニオンギャ
17bと噛合した駆動ギャ19がそれぞれ回転自在に配
置されており、ウ才−ムホイール18にはその軸心部を
前後方向に貫通しかつケーシング16の前後両壁部に形
成された挿通孔16a、16aと同軸な螺孔18a(第
3図参照)が形成され、また、駆動ギャ19の中心部に
は操作軸20の下端部が固定されている。
21はアジャスティングロッドであり、略円柱状をし、
その中間部21aが螺軸に形成されると共に、前端部に
球部2lbが一体に形成され、また、後端部21cにこ
こを軸方向と直交する方向へ貫通したピン圧入孔21d
が形成されており、螺軸部21aが上記ウォームホイー
ル18の螺孔18aに螺合されている。
22は上記アジャスティングロッド21のfffl6部
21cに固定された連結子であり、該連結子22は略円
柱状を為し、その略後部に縦断面形状が略U字状をし、
かつ後端に開口した球体嵌合凹部22aが形威され、該
球体嵌合凹部22aに対応した壁部の軸心を挟んで互い
に反対側の位置に後端に達した係合スリット22b,2
2bが形威され、また、その前端面と球体嵌合凹部22
aの球面状をした前端面との間にロッド挿入孔22cが
形成され、更に、該ロッド挿入孔22cを横切るように
延びているピン圧入孔22dが形成されている。そして
、このような連結子22は、そのロッド挿入孔22cに
アジャスティングロッド21の後端部21cが挿入され
ると共にそのピン圧入孔22dとアジャスティングロッ
ド21に形成されたピン圧人孔21dに結合ピン23が
圧人されることにより、アジャスティングロッド21の
後端部にこれと同軸でかつ一体的に回転するように固定
される。
24は前照灯ユニット2の前記上下方向での調整部であ
るところのB点に設けられたブラケット9に取着された
球受体であり、後面に開口した球状凹部24aが形威さ
れている。
しかして、上下エイミング調整機構15はそのケーシン
グ16がユニット支持板7の上端部背面に固定されると
共に、アジャスティングロッド21の前部がユニット支
持板7に形成された孔7aを通して前方へ突出され、そ
の球部21bが上記球受体24の球状凹@ 2 4 a
に回動自在に内嵌される。
25はユニット支持板7に固定された左右エイミング調
整機構(第1図参照)であり、そのアジャスティングロ
ッド26の前端部が前照灯ユニット2の前記左右方向で
の調整部であるC点のブラケット10に取着された球受
体27(第2図参照)と回勤自在に連結されている。
尚、左右エイミング調整機構25は、前記で上下エイミ
ング調整機構15と略同様の構造をしており、図示しな
い操作軸の回転によりアジャスティングロッド26を前
後方向に移動し、前照灯ユニットのC点を前後方向に移
動せしめるようになっている。
(b−3.前照灯ユニットの車体への取付)しかして、
前照灯ユニット2は傾動支点軸13と上下エイミング調
整機構15及び左右エイミング調整機構25を介してユ
ニット支持板7に支持され、該ユニット支持板7は前記
前側の部分車体11に固定される。
これにより、前照灯ユニット2が、A点、B点及びC点
の3つの点で車体に支持される。
(c.レベリング調整機構)[第1図乃至第4図] 28はレベリング調整機構である。
29はレベリング調整機構28のケーシングであり、そ
の前面聖に略円筒状をした筒部30が前方へ向って突設
されると共に、その後面壁の内面のうち上記筒部30と
同軸な位置に軸受凹部31(第3図参照)が形威されて
いる。
32は駆動体(第3図参照)であり、該駆動体32は略
円筒状をした前部33と略円柱状をした後部34と軸方
向から見て略小判形を為す中間部35が一体に形成され
ており、前郎33がケーシング29の筒部30に回転自
在に挿通され、また、後部34の後端がケーシング29
の軸受凹部31に回転自在に挿入されている。また、前
部33の孔33aは横断面が略小判形を為すように形威
されている。
36はウォームホイールであり、その中心部に円形の挿
通孔36aが形成され、後面に該挿通孔36aを囲むよ
うに位置した環状の係合突条37が一体に形成されてお
り、該係合突条37の内周面は軸方向から見て略小判形
を為すように形成されている。そして、このようなウ才
一ムホイール36は、その挿通孔36aに駆動体32の
前部33の後端寄りの部分が挿通されると共にその係合
突条37に駆動体32の中間部35がぴったり内嵌され
ており、これにより、駆動体32にそれと一体的に回転
するように支持される。
38はケーシング29の下部に配置されたモータ、39
はケーシング29に回転自在に支持され上記ウォームホ
イール36と常時噛合されたウ才一ムギャであり、該ウ
1−ムギャ39の一端部には図示しない伝達ギヤが一体
に形成され、該伝達ギヤがモータ38の出力軸に固着さ
れた出力ギャ38aと常時噛合されている。
40は出力ロッドであり、横断面形状が略小判形をした
軸部41と外形が軸方向に短い略円柱状をし上記軸部4
1の先端にこれと一体に形威された連結子42とから成
る。
連結子42は、その前面が開口しかつ縦断面形状が略U
字状をした球体嵌合凹部42aが形成され、該球体嵌合
凹部42aに対応した壁部の軸心を挟んで互いに反対側
の位置に前端に達した係合スリット42b、42bが形
成され、また、連結子42のスリット42b、42bが
形成された位置より稍後側の位置に外方へ突出したフラ
ンジ状のバネ当部42cが一体に形成されている。
そして、出力ロッド40の軸部41が前記駆動体32の
前部33の孔33aに摺動自在に挿入され、駆動体32
が回転したときは、出力ロッド40はこれと一体的に回
転し、かつ、相対的に軸方向で摺動自在なるように結合
される。
しかして、モータ38が回転すると、その回転がモータ
38の出力ギャ38a−ウォームギャ39の一端部に形
成された前記図示しない伝達ギャーウォームギャ39−
ウォームホイール36を介して駆動体32に伝達されて
該駆動体32が回転され、これにより、出力ロッド40
が回転される。
そして、このようなレベリング調整機構28は後側の部
分車体12の背面に、その出力ロッド40が上下エイミ
ング調整機構15のアジャスティングロッド21と略同
軸なるように取着され、その取着はケーシング29に設
けられた取付耳片43、43、・・・が部分車体12に
設けられた取付ボス44、44、・・・にねじ45、4
5、・・・によって固定されることにより為される。
尚、出力ロッド40は部分車体12に形成されたロッド
挿通孔12aを通して前方へ突出される。
(d.  アジャスティングロッドと出力ロッドとの連
結)[第1図、第3図、第4図] 46は上下エイミング調整機構15のアジャスティング
ロッド21とレベリング調整機構28の出力ロッド40
とを連結するための連結ロッドである。
該連結ロッド46は円柱状をした軸部47と該軸部47
の両端に位置した球部48、48′とが一体に形成され
て威り、球部48、48′にその球心を通って貫通する
ように形威された孔48a,4B’aに係合ビン49、
49′が圧人されており、これら係合ビン49、49′
の両端は球部48、48′から稍突出するようにされて
いる。
尚、前側の球部48に圧人された係合ビン49と後側の
球部4B′に圧入された係合ビン49′とは連結ロッド
46の軸方向から見て互いに直交する方向に延びるよう
に配置されている。
そして、このような連結ロッド46はその2つの球部4
8、48′がアジャスティングロツド21の後端部に固
定された連結子22の球体嵌合凹部22aと出力ロッド
40の連結子42の球体嵌合凹部42aに、各別に、回
動自在に嵌合されると共に、連結ロッド46の係合ビン
49、49′の両端部が上記連結子22の係合スリット
22b、22bと連結子42の保合スリット42b、4
2bにそれぞれ係合され、これにより、2つの連結子2
2と42とが連結ロッド46を介して常時一体的に回転
するように連結される。
しかして、アジャスティングロッド21と出力ロッド4
0とが連結ロッド46を介して、常時、一体的に回転す
るように連結され、しかも、アジャスティングロッド2
1及び出力ロツド40が連結ロッド46と連結される箇
所は略自在継手様の構造を有するので、アジャスティン
グロッド21と出力ロッド40の各軸が互いにズレてい
ても、そのズレは連結ロッド46との連結部によって吸
収されるので、そのような軸ズレがあってもアジャステ
ィングロッド21とウオームホイール18との間の同軸
性及び出力ロツド40と駆動体32との間の同軸性は良
好に保持されることになる。
50はコイルスプリングであり、出力ロツド40とケー
シング29の筒部30に対して外嵌状に設けられると共
に、ケーシング29の前面と連結子4′2のバネ当部4
2cとの間で縮設されており、該コイルスプリング50
の弾発力によって出カロッド40、連結ロッド46に常
時前方への移動力が付勢されるので、連結子42の球体
嵌合凹部42aの奥面が連結ウッド46の後側の球部4
8′に、また、連結ロッド46の前側の球部48が連結
子22の球体嵌合凹部22aの奥面に、それぞれ、適度
な弾発力で押し付けられることになり、これによって、
アジャスティングロッド21が軸方向へ移動しても、ア
ジャスティングロッド21と出力ロッド40との連結ロ
ッド46による連結状態が確実に保持される。
(e.エイミング調整、レベリング調整)そこで、この
ように構成された車輌用前照灯装置lによるエイミング
調整とレベリング調整は次のように行なわれる。
(e−1.エイミング調整) 上下方向でのエイ主ング調整を行なうときは上下エイミ
ング調整機構15の操作軸20を回転1操作する.する
と、その回転が駆動ギャ19及びウ才一ム体17を介し
てウ才一ムホイーノレl8に伝わって該ウ才一ムホイー
ル18が回転され、そして、該ウ才一ムホイーノレ18
はケーシング16により軸方向への移動を阻止されてお
り、また、アジャスティングロッド21はこれに連結さ
れた出力ロッド40の回転が駆動体32によって阻止さ
れているためこれ自体の回転が阻止されているので、ウ
才−ムホイール18の回転はその螺孔18aに螺合され
ているアジャスティングロッド21を軸方向へ送るよう
に作用する。これにより、アジャスティングロッド21
が軸方向へ移動されるので、前照灯ユニット2のB点に
設けられた球受体24が略前後方向へ移動され、それに
よって、前照灯ユニット2が、A点とC点とを結ぶ直線
を傾動軸として略上下方向で傾動され、これにより、前
照灯ユニット2の照射方向が上下方向で調整ざれる。
また、左右方向でのエイミング調整は左右エイミング調
整機構25により行なわれる。即ち、左右エイミング調
整機構25の図示しない操作軸を回転操作するとアジャ
スティングロッド26が前後方向へ移動してC点に設け
られた球受体27が略前後方向へ移動され、それによっ
て、前照灯ユニット2がA点とB点とを結ぶ直線を傾動
軸として略左右方向で傾動され、これにより、前照灯ユ
ニット2の照射方向が左右方向で調整される。
(e−2.  レベリング調整) レベリング調整は図示しない遠隔操作手段によりモータ
38が回転されることによって行なわれる。
即ち、前記したように、モータ38が回転ずると出力ロ
ッド40が回転するので、その回転が連結ロッド46を
介してアジャスティングロッド21に伝わって該アジャ
スティングロッド21が回転され、そして、このアジャ
スティングロッド21が螺合しているウォームホイール
18はウォーム体17によって回転が阻止されているの
で、アジャスティングロッド21はウ才一ムホイール1
8の螺孔18aに対してねじ込まれもしくはねじ戻され
ることになり、それによって、軸方向へ移動される。こ
れにより、前照灯ユニット2が上下方向で傾動されるこ
とになる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用前照灯装置は、照射方向を変更する際に傾動される傾
動部材とエイミング調整を行なうためのエイ主ング調整
機構とレベリング調整を行なうためのレベリング調整機
構とを備え、上下方向でのエイくング調整を行なう上下
エイミング調整機構とレベリング調整機構とが前後方向
で離間して配置される車輌用前照灯装置であって、上下
エイミング調整機構の調整ロッドとレベリング調整機構
の出力ロッドとを別体に形戒すると共に、これら調整ロ
ッドと出力ロッドとをユニバーサルジョイントにより連
結したことを特徴とする。
従って、本発明車輌用前照灯装置によれば、上下エイミ
ング調整機構の出力部、即ち、調整ロッドと結合された
駆動部材とレベリング調整機構の出力部即ち出力ロッド
と結合された駆動部材との間に軸ズレがあっても、その
軸ズレは調整ロッドと出力ロッドとの間のユニバーサル
ジョイントにより吸収されるため、調整ロッドや出力ロ
ッドがこれらが結合される駆動部材に密着してしまうの
を略確実に防止することができ、従って、調整ロッドや
出力ロッドを常にスムーズに動かすことができると共に
、上下エイミング調整機構やレベリング調整機構の車体
に対する取付精度をある程度緩和することができ、しか
も、エイミング調整用の調整ロッドとレベリング調整機
構との結合はレベリング調整機構を車体に取り付けた後
に行なうことができるため、この種の車輌用前照灯装置
の組立を容易にすることができる。
尚、本発明におけるユニバーサルジョイントは上下エイ
ミング調整機構の調整ロッドとレベリング調整機構の出
力ロッドとに対する連結部が自在継手状の構造を有する
ものであればどのような形態のものであっても良く、勿
論、実施例に示した連結ロッドに限られることは無い。
また、前記実施例においては、本発明を、所謂ユニット
可動タイプの前照灯装置に適用したものを示したが、本
発明はこのような適用例に限られること無く、反射鏡可
動タイプのものにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明車輌用前照灯装置の実施の一
例を示すものであり、第1図は一部を切り欠いて示す側
面図、第2図は正面図、第3図は要部の拡大断面図、第
4図は要部の拡大分解斜視図、第5図は従来の車輌用前
照灯装置の一例を一部切り欠いて示す側面図である。 符号の説明 1・・・車輌用前照灯装置、 2・・・傾動部材、 15・・・上下エイミング調整機構、 21・ ・・調整ロッド、 28・・・レベリング調整機構、 40・・・出力ロッド、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 照射方向を変更する際に傾動される傾動部材とエイミン
    グ調整を行なうためのエイミング調整機構とレベリング
    調整を行なうためのレベリング調整機構とを備え、上下
    方向でのエイミング調整を行なう上下エイミング調整機
    構とレベリング調整機構とが前後方向で離間して配置さ
    れる車輌用前照灯装置であって、 上下エイミング調整機構の調整ロッドとレベリング調整
    機構の出力ロッドとを別体に形成すると共に、 これら調整ロッドと出力ロッドとをユニバーサルジョイ
    ントにより連結した ことを特徴とする車輌用前照灯装置
JP1148601A 1989-06-12 1989-06-12 車輌用前照灯装置 Expired - Lifetime JPH0637154B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2642190A3 (en) * 2012-03-23 2017-10-25 Ichikoh Industries, Ltd. Mounting structure of vehicle component

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2642190A3 (en) * 2012-03-23 2017-10-25 Ichikoh Industries, Ltd. Mounting structure of vehicle component

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