JP2002205588A - 自動車用装着具並びに自動車 - Google Patents

自動車用装着具並びに自動車

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JP2002205588A
JP2002205588A JP2001003939A JP2001003939A JP2002205588A JP 2002205588 A JP2002205588 A JP 2002205588A JP 2001003939 A JP2001003939 A JP 2001003939A JP 2001003939 A JP2001003939 A JP 2001003939A JP 2002205588 A JP2002205588 A JP 2002205588A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓部を窓部内側取付部材で開閉自在に閉塞あ
るいはここに空間スペースを確保して閉塞することで、
室内空間をほとんど占有せず、内装の美感を損なうこと
もなく、収納式のテーブルあるいは収納部あるいはスピ
ーカーを、設置位置として極めて実用的な位置に容易に
設けることができ、その他様々な実用上の効果,機能性
を発揮し得る画期的な発想に基づいた自動車用装着具並
びに自動車を提供すること。 【解決手段】 自動車の窓枠部1の室内側にこの窓枠部
1内の窓部2を塞ぐように装着する窓部内側取付部材P
であって、この窓部内側取付部材Pをヒンジ部6若しく
は軸着部6を介して上下方向に回動開閉自在に装着する
ように構成し、この窓部内側取付部材Pを下方へ開放回
動した際、略水平状態に保持されるように構成して、こ
の窓部内側取付部材Pを収納式のテーブル12として利用
できるように構成した自動車用装着具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の室内の窓
枠部の窓部を塞ぐように装着され、例えばこの窓部内側
取付部材を収納式のテーブルとして利用したり、この窓
部内側取付部材の内側に形成される空間スペースを、例
えば収納スペースやスピーカーの音響空間として利用す
ることができる自動車用装着具並びにこの装着具を装着
した自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
室内には、収納部や物置部が設けられているが、この設
計においては、室内空間をできる限り占有しないように
考慮したり、内装の美感を損なわないように考慮しなけ
ればならず、内装設計,装着品設計で必ず問題となる技
術課題であった。
【0003】本発明は、窓枠部内の窓部の凹所スペース
に着眼し、この窓部を窓部内側取付部材で開閉自在に閉
塞あるいはここに空間スペースを確保して閉塞すること
で、室内空間をほとんど占有せず、内装の美感を損なう
こともなく、収納式のテーブルあるいは収納部あるいは
スピーカーを、設置位置として極めて実用的な位置に容
易に設けることができ、その他様々な実用上の効果,機
能性を発揮し得る画期的な発想に基づいた自動車用装着
具並びに自動車を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】自動車の窓枠部1の室内側にこの窓枠部1
内の窓部2を塞ぐように装着する窓部内側取付部材Pで
あって、この窓部内側取付部材Pをヒンジ部6若しくは
軸着部6を介して上下方向に回動開閉自在に装着するよ
うに構成し、この窓部内側取付部材Pを下方へ開放回動
した際、略水平状態に保持されるように構成して、この
窓部内側取付部材Pを収納式のテーブル12として利用で
きるように構成したことを特徴とする自動車用装着具に
係るものである。
【0006】また、自動車の窓ガラスを装着するために
設けられている窓枠部1内の窓部2に若しくはこの窓部
2を覆うように、透視可能な窓部材若しくは透視不能な
窓閉塞部材4を設け、この窓部2を室内側から塞ぐよう
に装着する窓部内側取付部材Pであって、この窓部内側
取付部材Pをヒンジ部6若しくは軸着部6を介して上下
方向に回動開閉自在に装着するように構成し、この窓部
内側取付部材Pを下方へ開放回動した際、略水平状態に
保持されるように構成して、この窓部内側取付部材Pを
収納式のテーブル12として利用できるように構成したこ
とを特徴とする自動車用装着具に係るものである。
【0007】また、前記窓部内側取付部材Pに前記窓枠
部1内の窓部2を閉塞したテーブル収納状態を係止する
係止機構9と、この係止機構9を解除操作して前記ヒン
ジ部6若しくは軸着部6を介して下方へ開放回動して略
水平状態に保持したテーブル使用状態とする開閉操作部
10とを備えた構成としたことを特徴とする請求項1,2
のいずれか1項に記載の自動車用装着具に係るものであ
る。
【0008】また、自動車の窓枠部1の室内側にこの窓
枠部1内の窓部2を塞ぐように装着する窓部内側取付部
材Pであって、この窓部2の室内側に前記窓部内側取付
部材Pを装着することで、この窓枠部1内の前記窓部内
側取付部材P内側に空間スペース5が形成されるように
構成したことを特徴とする自動車用装着具に係るもので
ある。
【0009】また、自動車の窓ガラスを装着するために
設けられている窓枠部1内の窓部2に若しくはこの窓部
2を覆うように、透視可能な窓部材若しくは透視不能な
窓閉塞部材4を設け、この窓部2を室内側から塞ぐよう
に装着する窓部内側取付部材Pであって、この窓枠部1
内の窓部2の室内側に前記窓部内側取付部材Pを装着す
ることで、前記窓部材若しくは窓閉塞部材4とこの窓部
内側取付部材Pとの間に空間スペース5が形成されるよ
うに構成したことを特徴とする自動車用装着具に係るも
のである。
【0010】また、前記窓部内側取付部材Pをヒンジ部
6若しくは軸着部6を介して回動開閉自在に装着するよ
うに構成して、前記空間スペース5を開閉自在な収納部
7として利用できるように構成したことを特徴とする請
求項4,5のいずれか1項に記載の自動車用装着具に係
るものである。
【0011】また、前記窓部内側取付部材Pに、前記窓
枠部1内の窓部2を閉塞した閉止状態を係止する係止機
構9と、この係止機構9を解除操作して前記ヒンジ部6
若しくは軸着部6を介して前記空間スペース5を露出し
た開放状態とする開閉操作部10とを備えた構成とし、前
記窓部内側取付部材Pの上部に前記係止機構9と前記開
閉操作部10とを設けて窓部内側取付部材Pを下方へ開放
回動するように構成したことを特徴とする請求項6記載
の自動車用装着具に係るものである。
【0012】また、前記窓部内側取付部材Pをヒンジ部
6若しくは軸着部6を介して上下方向に回動開閉自在に
装着するように構成し、この窓部内側取付部材Pを開放
状態とした際、略水平状態に保持されるように構成した
ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の
自動車用装着具に係るものである。
【0013】また、前記窓部内側取付部材Pは、開放状
態として略水平状態に保持された状態とした際、テーブ
ル12として利用できるように構成したことを特徴とする
請求項8記載の自動車用装着具に係るものである。
【0014】また、前記窓部内側取付部材Pにスピーカ
ー11を設け、前記空間スペース5をスピーカー音響空間
として利用できるように構成したことを特徴とする請求
項4,5のいずれか1項に記載の自動車用装着具に係る
ものである。
【0015】また、前記窓部内側取付部材Pは、前記窓
枠部1と略面一に配される板状部材で構成したことを特
徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の自動車
用装着具に係るものである。
【0016】また、前記窓枠部1は、自動車のドア3上
部に設ける窓枠部1としたことを特徴とする請求項1〜
11のいずれか1項に記載の自動車用装着具に係るもの
である。
【0017】また、前記請求項1〜12のいずれか1項
に記載の前記窓部内側取付部材Pを、自動車の窓枠部1
内の窓部2を塞ぐように窓枠部1の室内側に設けたこと
を特徴とする自動車に係るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0019】窓枠部1内の窓部2の室内側に窓部内側取
付部材P(テーブル部材)を上下方向に回動開閉自在に
装着し、下方へ開放回動した際この窓部内側取付部材P
が略水平に保持されるように装着すると、収納式のテー
ブル12として利用できる。
【0020】即ち、例えば、自動車の窓ガラスを装着す
るために設けられている窓枠部1内の窓部2に、窓ガラ
スなどの透視可能な窓部材を設けるか若しくは透視不能
な窓閉塞部材4で覆い、この窓枠部1内の窓部2の室内
側に前記窓部内側取付部材Pを下方へ開放回動自在に装
着することで、不使用時は、窓部内側取付部材Pは窓部
2を塞ぐように収納され、使用時は、この窓部内側取付
部材Pを下方へ開放回動することで略水平に保持され、
この窓部内側取付部材Pをテーブル12として使用でき
る。特に窓部2にテーブル12が面一収納方式で設けるこ
とができ、使い易い高さで不使用時は邪魔にならないよ
うに設けることができる。
【0021】従って、不使用時には室内空間をほとんど
占有せず、内装の美感を損なうこともなく、テーブルと
して使い易い高さに簡単に収納式のテーブルを設けるこ
とができる。特に自動車後部の窓部2を透視不能に閉塞
する場合、この閉塞開閉部材をテーブル12として利用す
ることができることとなる。
【0022】また、例えば、窓部内側取付部材Pに前記
窓枠部1内の窓部2を閉塞したテーブル収納状態を係止
する係止機構9と、この係止機構9を解除操作してヒン
ジ部6若しくは軸着部6を介して下方へ開放回動して略
水平状態に保持したテーブル使用状態とする開閉操作部
10とを備えた構成とすれば、使用時に単に開閉操作部10
を操作するだけでテーブル12を設けることができ、一層
使い易いものとなる。
【0023】また、窓枠部1内の窓部2の室内側に前記
窓部内側取付部材Pを装着することで、この窓枠部1内
の前記窓部内側取付部材P内側に空間スペース5が形成
される。
【0024】即ち、例えば、自動車の窓ガラスを装着す
るために設けられている窓枠部1内の窓部2に、窓ガラ
スなどの透視可能な窓部材を設けるか若しくは透視不能
な窓閉塞部材4で覆い、この窓枠部1内の窓部2の室内
側に前記窓部内側取付部材Pを装着することで、前記窓
部材若しくは窓閉塞部材4とこの窓部内側取付部材Pと
の間に空間スペース5が形成される。
【0025】従って、この窓枠部1内の窓部2の室内側
の凹所スペースを利用し、窓部内側取付部材Pでこれを
閉塞することで、室内空間をほとんど占有せず、内装の
美感を損なうこともなく、空間スペースを確保すること
ができる。
【0026】従って、例えば、窓部内側取付部材P(収
納部形成用開閉部材)をヒンジ部6若しくは軸着部6を
介して開閉自在に装着するように構成すれば、前記空間
スペース5を開閉式の収納部7として利用できる。
【0027】また、例えばこの収納部7には、書類やタ
オルやその他小物を収納でき、窓部内側取付部材Pに取
出口を設けてティッシュなどを引き出せるようにしても
良い。
【0028】また、例えば、窓部内側取付部材Pに前記
窓枠部1内の窓部2を閉塞した閉止状態を係止する係止
機構9と、この係止機構9を解除操作して前記ヒンジ部
6若しくは軸着部6を介して前記空間スペース5を露出
した開放状態とする開閉操作部10とを備え、窓部内側取
付部材Pの上部に前記係止機構9と前記開閉操作部10と
を設けて窓部内側取付部材Pを下方へ開放回動するよう
に構成すれば、窓部内側取付部材Pは、開放状態として
略水平状態に保持された状態とした際、収納物の落下も
妨げ、そのまま窓部内側取付部材Pを前述のようにテー
ブル12としても利用できる。
【0029】また、特に自動車のドア3上部に設ける窓
枠部1の窓部2に窓部内側取付部材Pを装着すれば、収
納部7としての利便性も一層向上するし、テーブル12と
しての利便性も一層向上する。
【0030】即ち、ドア3を閉めた状態では座席位置や
荷台位置の使い易い高さに位置することとなり、また、
ドア3をあけた際、窓部内側取付部材Pを開放回動する
ことで、ドア内側に使い易い高さでテーブル12を設ける
ことができ、非常に使い易く有用となる。
【0031】例えば、ドアをあけて作業をしたり、着替
えをするときなど、収納部7やテーブル12がこのドア内
側に立った高さで丁度使い易い位置にあるため、作業工
具や必要部品を出し入れ収納したり、テーブル12に一時
置いたり、着替え中に身装品を一時おけたりすることが
できるなど、非常に実用的である。
【0032】また、窓部内側取付部材P(スピーカー取
付部材)にスピーカー11を設け、前記空間スペース5を
スピーカー音響空間として利用することもできる。
【0033】この場合も、容易に音響空間を確保できる
だけでなく、耳の高さで室内に響き易い位置にスピーカ
ーを配置でき、非常に実用的である。
【0034】また、窓枠部1内の窓部2を透視不能な窓
閉塞部材4で覆い閉塞しても良いが、通常の窓ガラス
(透視可能な窓部材)で形成し、この窓部内側取付部材
Pを開放回動することで透視窓として機能し、窓部内側
取付部材Pを閉止することで閉塞窓となるように構成し
ても良い。
【0035】この場合、例えば、窓部内側取付部材Pを
収納式テーブル12として利用するように構成した場合、
窓を窓部内側取付部材Pで閉めることができ、窓部内側
取付部材Pを開放して窓を露出すると、その下にテーブ
ル12が現れ、テーブル12が窓閉塞部材として機能するよ
うにしても良い。
【0036】また、このテーブル12を縁部が立ち上がっ
た皿状若しくは浅箱状とすれば、落下防止のテーブル12
となり、またテーブル不使用時の閉止状態では、空間ス
ペース5(収納スペース)が大きくとれる収納部7とし
ても利用できる。
【0037】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0038】図示した本実施例は、後部ドア3の通常は
上下開閉式の窓ガラスを装着する窓枠部1の窓部2を外
側から透視不能な窓閉塞部材4で覆い、この窓部2の室
内側から窓部内側取付部材Pを回動開閉自在に装着し
て、この窓部内側取付部材P内側に収納部7として利用
する空間スペース5が形成され、この収納部7を開閉す
る窓部内側取付部材Pが開放時に水平保持されテーブル
12として機能するように構成し、また後部ドア3の窓枠
部1より更に後方の荷台部の通常は開閉しないで嵌め込
みガラスを装着する窓枠部1の窓部2を窓部内側取付部
材Pで閉塞し、この窓部内側取付部材Pにスピーカー11
を設け、この窓部内側取付部材P内側の窓閉塞部材4と
窓部内側取付部材Pとの間の空間スペース5をスピーカ
ー音響空間として利用するように構成した実施例であ
る。
【0039】以下、更に説明する。
【0040】本実施例では、自動車の後部ドア3の窓ガ
ラスを装着するために設けられている後部ドア3の窓枠
部1内の窓部2を外側から透視不能な窓閉塞部材4で覆
い、この窓部2を室内側から更に塞ぐように装着する窓
部内側取付部材Pであって、この窓部内側取付部材Pを
下端縁に設けたヒンジ部6を介して上下方向に回動開閉
自在に装着するように構成し、この窓部内側取付部材P
を下方へ開放回動とした際、このヒンジ部6の構造並び
に支承ひも13により略水平状態に保持されるように構成
して、この窓部内側取付部材Pを収納式のテーブル12と
して利用できるように構成している。
【0041】また、同時にこの窓枠部1内の窓部2の室
内側に前記窓部内側取付部材Pを装着することで、前記
窓閉塞部材4とこの窓部内側取付部材Pとの間に空間ス
ペース5が形成されるように構成し、この空間スペース
5を収納部7として利用できるように構成している。
【0042】具体的には、窓枠部1内に丁度係合して窓
部2を閉塞する形状に窓部内側取付部材Pを形成し、こ
の窓部内側取付部材Pの上部に窓部2を閉塞したテーブ
ル収納状態を係止する係止機構9と、この係止機構9を
手で解除操作して前記ヒンジ部6を介して下方へ開放回
動して略水平状態に保持したテーブル使用状態とする開
閉操作部10とを備えた構成、即ち、前記窓部内側取付部
材Pに、前記窓枠部1内の窓部2を閉塞した閉止状態を
係止する係止機構9と、この係止機構9を解除操作して
前記ヒンジ部6を介して前記空間スペース5を露出した
開放状態とする開閉操作部10とを備えた構成とし、前記
窓部内側取付部材Pの上部に前記係止機構9と前記開閉
操作部10とを設けて窓部内側取付部材Pを下方へ開放回
動するように構成している。
【0043】また、本実施例では、窓部内側取付部材P
を前記窓枠部1と略面一に配される補強リブ8を有する
板状部材で構成しているが、この窓部内側取付部材Pを
内側の縁部が立ち上がった皿状若しくは浅箱状とし、側
縁から落下しにくいテーブル12としている。
【0044】この場合、この窓部内側取付部材Pの厚み
は、窓枠部1の窓閉塞部材4若しくは窓部材2とインナ
ーパネル面との距離程度として、室内側へ大きく突出し
ないように設計している。
【0045】またテーブル不使用時の閉止状態では、空
間スペース5(収納スペース)が大きくとれることとな
り、ドア3内側面がやや膨らむものの容量の大きな収納
部7となるように設計している。
【0046】従って、不使用時には室内空間をほとんど
占有せず、内装の美感を損なうこともなく、テーブルと
して使い易い高さに簡単に収納式のテーブルを設けるこ
とができる。特に自動車後部の窓部2を透視不能に二重
閉塞する場合、この内側の閉塞開閉部材をテーブル12と
して利用することができることとなる。
【0047】また、同時に本実施例では、この窓枠部1
内の窓部2の室内側の凹所スペースを利用し、窓部内側
取付部材Pでこれを閉塞することで、室内空間をほとん
ど占有せず、内装の美感を損なうこともなく、空間スペ
ースを確保することができ、またこの窓部内側取付部材
Pをヒンジ部6を介して開閉自在に装着する構成のた
め、前記空間スペース5を開閉式の収納部7として利用
できる。
【0048】従って、前記係止機構9と前記開閉操作部
10とを設けて窓部内側取付部材Pを下方へ開放回動する
ように構成していることで、窓部内側取付部材Pは、開
放状態として略水平状態に保持された状態とした際、収
納物の落下も妨げ、そのまま窓部内側取付部材Pを前述
のようにテーブル12としても利用できる。
【0049】また、特に自動車のドア3上部に設ける窓
枠部1の窓部2に窓部内側取付部材Pを装着しているか
ら、収納部7としての利便性も一層向上するし、テーブ
ル12としての利便性も一層向上する。
【0050】即ち、ドア3を閉めた状態では座席位置や
荷台位置の使い易い高さに位置することとなり、また、
ドア3をあけた際、窓部内側取付部材Pを開放回動する
ことで、ドア内側に使い易い高さでテーブル12を設ける
ことができ、非常に使い易く有用となる。
【0051】また、前述のように後部ドア3の窓枠部1
より更に後方の荷台部の窓枠部1の小窓部2を外側から
窓閉塞部材4で覆い室内側から窓部内側取付部材Pで閉
塞し、この窓部内側取付部材Pにスピーカー11を設け、
この窓部内側取付部材P内側の窓閉塞部材4と窓部内側
取付部材Pとの間の空間スペース5をスピーカー音響空
間として利用したから、容易に音響空間を確保できるだ
けでなく、耳の高さで室内に響き易い位置にスピーカー
を配置でき、非常に実用的である。
【0052】尚、図中符号14は、ドアノブ,15は荷台で
あって、この荷台15上に自動二輪車や自転車など大きな
荷物を搬入載置する際、窓部2の内側が窓部内側取付部
材Pで閉塞されているため、窓部材(窓ガラス)や窓閉
塞部材を傷つけることを防止することもできる。
【0053】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、窓
部を窓部内側取付部材で開閉自在に閉塞あるいはここに
空間スペースを確保して閉塞することで、室内空間をほ
とんど占有せず、内装の美感を損なうこともなく、収納
式のテーブルあるいは収納部あるいはスピーカーを、設
置位置として極めて実用的な位置に容易に設けることが
でき、その他様々な実用上の効果,機能性を発揮し得る
画期的な自動車用装着具並びに自動車となる。
【0054】特に窓部にテーブルが略面一にして収納方
式で設けることができ、使い易い高さに不使用時は邪魔
にならないように設けることができる極めて画期的な自
動車用装着具並びに自動車となる。
【0055】また、この窓枠部内の窓部の室内側の凹所
スペースを利用し、窓部内側取付部材でこれを閉塞する
ことで、室内空間をほとんど占有せず、内装の美感を損
なうこともなく、空間スペースを確保することができ、
特に請求項6記載の発明のように窓部内側取付部材をヒ
ンジ部若しくは軸着部を介して開閉自在に装着するよう
に構成すれば、前記空間スペースを開閉式の収納部とし
て利用できる極めて画期的な自動車用装着具並びに自動
車となる。
【0056】また、請求項3,7記載の発明において
は、簡単な操作で開閉でき、極めて使い易く実用性に秀
れた自動車用装着具となる。
【0057】また、請求項10記載の発明においては、
容易に音響空間を確保できるだけでなく、耳の高さで室
内に響き易い位置にスピーカーを配置でき、非常に実用
的な自動車用装着具となる。
【0058】また、請求項11記載の発明においては、
テーブル収納状態や閉止状態では、一層スペースもとら
ず、美感も損なわず、邪魔とならないなど実用性に秀れ
た自動車用装着具となる。
【0059】また、請求項12記載の発明においては、
ドアを閉めた状態では座席位置や荷台位置の使い易い高
さに位置することとなり、また、ドアをあけた際、窓部
内側取付部材を開放回動することで、ドア内側に使い易
い高さでテーブルを設けることができ、非常に使い易く
有用となる極めて画期的な自動車用装着具となる。
【0060】また、請求項8,9記載の発明において
は、収納部として一層使い易く、収納した物をそのまま
開放した窓部内側取付部材で支承することもでき、特に
請求項9記載の発明においては、更に、この窓部内側取
付部材を前述のようなテーブルとして機能させることが
でき、前記効果を兼ね備えた極めて実用性に秀れた画期
的な自動車用装着具となる。
【0061】また、請求項13記載の発明においては、
前記作用・効果が発揮され、極めて商品価値の高い自動
車を提供できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の外観斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態(テーブル不使用状態)で
の室内左側の説明斜視図である。
【図3】本実施例の使用状態(テーブル不使用状態)で
の室内右側の説明斜視図である。
【図4】本実施例の使用状態(テーブル使用状態,収納
部開放状態)での室内右側の説明斜視図である。
【図5】本実施例のドアを開けた使用状態(テーブル使
用状態,収納部開放状態)での説明斜視図である。
【符号の説明】
1 窓枠部 2 窓部 3 ドア 4 窓閉塞部材 5 空間スペース 6 ヒンジ部,軸着部 7 収納部 9 係止機構 10 開閉操作部 11 スピーカー 12 テーブル P 窓部内側取付部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の窓枠部の室内側にこの窓枠部内
    の窓部を塞ぐように装着する窓部内側取付部材であっ
    て、この窓部内側取付部材をヒンジ部若しくは軸着部を
    介して上下方向に回動開閉自在に装着するように構成
    し、この窓部内側取付部材を下方へ開放回動した際、略
    水平状態に保持されるように構成して、この窓部内側取
    付部材を収納式のテーブルとして利用できるように構成
    したことを特徴とする自動車用装着具。
  2. 【請求項2】 自動車の窓ガラスを装着するために設け
    られている窓枠部内の窓部に若しくはこの窓部を覆うよ
    うに、透視可能な窓部材若しくは透視不能な窓閉塞部材
    を設け、この窓部を室内側から塞ぐように装着する窓部
    内側取付部材であって、この窓部内側取付部材をヒンジ
    部若しくは軸着部を介して上下方向に回動開閉自在に装
    着するように構成し、この窓部内側取付部材を下方へ開
    放回動した際、略水平状態に保持されるように構成し
    て、この窓部内側取付部材を収納式のテーブルとして利
    用できるように構成したことを特徴とする自動車用装着
    具。
  3. 【請求項3】 前記窓部内側取付部材に前記窓枠部内の
    窓部を閉塞したテーブル収納状態を係止する係止機構
    と、この係止機構を解除操作して前記ヒンジ部若しくは
    軸着部を介して下方へ開放回動して略水平状態に保持し
    たテーブル使用状態とする開閉操作部とを備えた構成と
    したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記
    載の自動車用装着具。
  4. 【請求項4】 自動車の窓枠部の室内側にこの窓枠部内
    の窓部を塞ぐように装着する窓部内側取付部材であっ
    て、この窓部の室内側に前記窓部内側取付部材を装着す
    ることで、この窓枠部内の前記窓部内側取付部材内側に
    空間スペースが形成されるように構成したことを特徴と
    する自動車用装着具。
  5. 【請求項5】 自動車の窓ガラスを装着するために設け
    られている窓枠部内の窓部に若しくはこの窓部を覆うよ
    うに、透視可能な窓部材若しくは透視不能な窓閉塞部材
    を設け、この窓部を室内側から塞ぐように装着する窓部
    内側取付部材であって、この窓枠部内の窓部の室内側に
    前記窓部内側取付部材を装着することで、前記窓部材若
    しくは窓閉塞部材とこの窓部内側取付部材との間に空間
    スペースが形成されるように構成したことを特徴とする
    自動車用装着具。
  6. 【請求項6】 前記窓部内側取付部材をヒンジ部若しく
    は軸着部を介して回動開閉自在に装着するように構成し
    て、前記空間スペースを開閉自在な収納部として利用で
    きるように構成したことを特徴とする請求項4,5のい
    ずれか1項に記載の自動車用装着具。
  7. 【請求項7】 前記窓部内側取付部材に、前記窓枠部内
    の窓部を閉塞した閉止状態を係止する係止機構と、この
    係止機構を解除操作して前記ヒンジ部若しくは軸着部を
    介して前記空間スペースを露出した開放状態とする開閉
    操作部とを備えた構成とし、前記窓部内側取付部材の上
    部に前記係止機構と前記開閉操作部とを設けて窓部内側
    取付部材を下方へ開放回動するように構成したことを特
    徴とする請求項6記載の自動車用装着具。
  8. 【請求項8】 前記窓部内側取付部材をヒンジ部若しく
    は軸着部を介して上下方向に回動開閉自在に装着するよ
    うに構成し、この窓部内側取付部材を開放状態とした
    際、略水平状態に保持されるように構成したことを特徴
    とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の自動車用装
    着具。
  9. 【請求項9】 前記窓部内側取付部材は、開放状態とし
    て略水平状態に保持された状態とした際、テーブルとし
    て利用できるように構成したことを特徴とする請求項8
    記載の自動車用装着具。
  10. 【請求項10】 前記窓部内側取付部材にスピーカーを
    設け、前記空間スペースをスピーカー音響空間として利
    用できるように構成したことを特徴とする請求項4,5
    のいずれか1項に記載の自動車用装着具。
  11. 【請求項11】 前記窓部内側取付部材は、前記窓枠部
    と略面一に配される板状部材で構成したことを特徴とす
    る請求項1〜10のいずれか1項に記載の自動車用装着
    具。
  12. 【請求項12】 前記窓枠部は、自動車のドア上部に設
    ける窓枠部としたことを特徴とする請求項1〜11のい
    ずれか1項に記載の自動車用装着具。
  13. 【請求項13】 前記請求項1〜12のいずれか1項に
    記載の前記窓部内側取付部材を、自動車の窓枠部内の窓
    部を塞ぐように窓枠部の室内側に設けたことを特徴とす
    る自動車。
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