JP2002019460A - 車両用サンバイザの支持装置 - Google Patents

車両用サンバイザの支持装置

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JP2002019460A
JP2002019460A JP2000201294A JP2000201294A JP2002019460A JP 2002019460 A JP2002019460 A JP 2002019460A JP 2000201294 A JP2000201294 A JP 2000201294A JP 2000201294 A JP2000201294 A JP 2000201294A JP 2002019460 A JP2002019460 A JP 2002019460A
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JP
Japan
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sun visor
vehicle
storage case
support device
supporting
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Application number
JP2000201294A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Ishikura
邦彦 石倉
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Neo Ex Lab Inc
Original Assignee
Neo Ex Lab Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用サンバイザの支持装置において、サン
バイザの支持機能以外の機能を持たせることによって、
活用範囲を広げる。 【解決手段】 サンバイザ本体2に形成された軸部2a
を支持する車両用サンバイザの支持装置10において、
軸部2aを回動可能にかつ係脱可能に支持するホルダ部
11と、携帯電話収納用の収納ケース部12とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員を光線から保
護するために備えられる車両用サンバイザの支持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用サンバイザは、横長の略長方形を
なす平板形状のサンバイザ本体を有している。サンバイ
ザ本体は、取付アーム及び取付ブラケットを介して車両
天井におけるフロントウインドウガラスの上端近くに取
り付けられ、上下方向への回動によって、天井面に沿う
格納位置と、フロントウインドウガラスに沿う使用位置
との間で変位可能とされ、またフロントドアガラス側へ
水平に回動することによってサイドバイザとして使用で
きるようになっている。また、サンバイザ本体は、自由
端側をサポートフックと呼ばれる支持装置によって支持
されている。
【0003】上記の支持装置は、サンバイザ本体2が格
納位置と使用位置との間で上下回動できるように、サン
バイザ本体の軸部を回動可能に支持するとともに、サイ
ドバイザとしての使用するためにドアガラス側へ水平回
動する際に、サンバイザ本体の軸部が容易に離脱できる
係脱可能なフック構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車両用
サンバイザの支持装置は、サンバイザ本体の軸部を支持
する機能を有するに過ぎなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、車両用サンバイ
ザの支持装置に、サンバイザの支持機能以外の機能を持
たせることによって、活用範囲を広げることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る車両用サンバイザの支持装置は、特許
請求の範囲の各請求項に記載の通りの構成を備えた。す
なわち、請求項1に記載の発明に係る車両用サンバイザ
の支持装置は、サンバイザ本体の軸部を回動可能にかつ
係脱可能に支持するホルダ部と、物入れ用の収納ケース
部とを備えたものであって、本来のサンバイザの支持機
能に加えて物入れとして使用できるようにしたものであ
る。この場合において、請求項2に記載したように、前
記収納ケース部は携帯電話用の収納ケース部であること
が好ましく、また、請求項3に記載したように、収納ケ
ース部はホルダ部と一体に形成することが好ましい。
【0007】請求項4に記載した発明によれば、収納ケ
ース部はホルダ部から後方へ水平に延出する構造であっ
て、その延出端部に形成された出入口には開閉用の蓋を
備えたことによって、収納物の落下を防止できる。とこ
ろで、サンバイザ本体は、一般に使用位置へ引き下げら
れたとき、ルームミラーとの干渉を回避するために、ホ
ルダ部によって支持される軸部側の下側に鈎形の切欠部
を有するような形状に形成されている。従って、天井面
に沿う格納位置へ回動された状態では、前記切欠部に相
当する部位に空きスペースが存在することになるが、請
求項4に記載の発明によれば、この空きスペースを収納
ケース部の配置スペースとして有効に利用することが可
能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は車両用サンバイザとその支
持装置を示す斜視図である。図示のように、車両用サン
バイザ1は、横長の略長方形をなす平板形状に形成され
たサンバイザ本体2を有し、そのサンバイザ本体2がア
ーム3及び取付ブラケット4を介して車両天井5に取り
付けられている。なお、車両天井5は鉄板製のルーフパ
ネル及び内装材としてのルーフライニングによって成立
している。アーム3は縦軸部が取付ブラケット4に垂直
軸線回りに回動可能に支持され、横軸部がサンバイザ本
体2の一端に回動可能に支持されている。
【0009】従って、サンバイザ本体2は、フロントウ
インドウガラスに対応する乗員の前方位置と、フロント
ドアガラスに対応する側方位置(仮想線位置)との間で
水平方向に回動変位することができ、また、天井面に沿
う格納位置(仮想線位置)と、下方へ引き下げられる使
用位置(実線位置)との間で上下方向に回動変位するこ
とができる。
【0010】また、サンバイザ本体2の自由端側である
他端側には、アーム3の横軸部の延長線上に断面円形の
軸部2aが設定されており、この軸部2aが本実施の形
態に係る支持装置10によって支持される。図2は本実
施の形態に係る支持装置を示す斜視図であり、図3は支
持装置の縦断面図であり、車両天井5に対する取付状態
が示されている。また、図4は図3におけるA−A線断
面図である。
【0011】支持装置10は、図示のように、サンバイ
ザ本体2の軸部2aを支持するホルダ部11と、物入れ
用の収納ケース部12とからなり、それらは合成樹脂に
よって一体に形成されている。ホルダ部11はサンバイ
ザ本体2の水平方向の回動変位を可能とするために、車
両後面側が開放されたフック11aを有する。このフッ
ク11aには軸部2aが係脱可能とされ、係合状態では
軸部2aが回動可能に支持される。
【0012】収納ケース部12はホルダ部11から車両
後方に向かって略水平状に延出されている。そして、収
納ケース部12及びホルダ部11の上面は、その取付対
象部である車両天井5の表面形状に対応した曲面形状に
形成され、車両天井5に当接した状態において複数箇所
に形成された取付孔を通してビス13によって固定され
る。本実施の形態においては、前記収納ケース部12
は、携帯電話収納用として備えられている。従って、収
納ケース部12は携帯電話16(図3参照)の形状に対
応した幅、高さ及び長さの空間を持つ後方に長い長方形
の箱形に形成され、延出端部である後端部に出入口12
aが形成されている。
【0013】収納ケース部12の後端部には、出入口1
2aを開閉する蓋14が備えられている。この蓋14は
四角形の正面板、三角形の側面板及び四角形の底面板を
有する略バケット形に形成され、側面板の上端縁部が収
納ケース部12の後端側面にピン15によって回動可能
に取り付けられている。そして、蓋14は閉じ状態にお
いて左右の側面板が収納ケース部12の左右両側面に外
側から被り、その側面板の内面に設けた凹部14aが収
納ケース部12の側面に設けた半球面体状の凸部12b
に係合することによって閉じ位置にロックされるように
なっている。また、収納ケース部12における底板の出
入口側端部には指掛け用の凹み12cが形成されてい
る。
【0014】なお、車両天井5に取り付けられた状態に
おいて、収納ケース部12の下面高さは、図3に示すよ
うに、サンバイザ本体2の水平回動時に、該サンバイザ
本体2の上縁部が収納ケース部12の下面に干渉するこ
となく通過し得る高さに設定されている。ところで、サ
ンバイザ本体2は、図1に示すように、使用位置へ引き
下げたときに、ルームミラー20との干渉を回避するた
めに、自由端側の端部側にL形の切欠部2bを備えた形
状に形成されている。本実施の形態においては、このL
形の切欠部2bに対応する空きスペースに収まる形で収
納ケース部12が構成されている。すなわち、サンバイ
ザ本体2を格納位置へ回動したとき、収納ケース部12
が切欠部2bに収まる設定としている。
【0015】上記のように、本実施の形態に係る支持装
置10によれば、サンバイザ本体2の軸部2aを支持す
るホルダ部11に携帯電話16を収納する収納ケース部
12を併設したことによって、サンバイザ本体2を支持
するという機能に止まらず、携帯電話16の収納といっ
た別機能をもたらすものである。また、ホルダ部11及
び収納ケース部12は、樹脂製の一体構造としたことに
よって、成形型を用いての、例えば射出成形によって容
易に製作することができる。特に、従来の車両一般では
空きスペースとして利用されていなかった車両天井面の
うちの、サンバイザ本体2が格納位置にあるときに、存
在する空きスペースを利用した配置であり、見栄えを損
なうことなく合理的に収納スペースを確保できる。
【0016】ところで、車両用の電話ホルダーとして
は、サンバイザ本体2が格納状態のときに室内側となる
面に後付けして使用するものが市販されているが、この
市販品の場合は、サンバイザ本体が使用位置へ引き下げ
られているときは、電話ホルダーがサンバイザ本体の裏
面側となるため、電話を取り出すことができない。しか
るに、本実施の形態によれば、支持装置10の一部とし
て収納ケース部12を備える構造のため、サンバイザ本
体2の位置(状態)の如何に関係なく、携帯電話16を
取り出すことができる。
【0017】なお、本発明は図示の実施の形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更することが可能である。例えば、収納ケース部12
は携帯電話16を収納する場合で説明しているが、収納
対象は携帯電話16に限る必要は全くなく、たばこ、ラ
イター或いは整髪ブラシ等、その他の小物の収納ケース
であっても何ら差し支えない。また、収納ケース部12
はその底面がやや前下がりの傾斜状に設定することが好
ましい。これは、例えば急発進時等に起因して携帯電話
16が蓋14を押し開いて飛び出すといった不具合を回
避する上で有効となる。また、携帯電話16の場合であ
れば、収納ケース部12の内面には、振動吸収用のマッ
トを付設することが好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る車両
用サンバイザの支持装置は、サンバイザを支持する本来
の機能に加えて物入れとしても使用することができ、活
用範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用サンバイザ及びその支持装置を示す斜視
図である。
【図2】本実施の形態に係るサンバイザの支持装置を示
す斜視図である。
【図3】同じく支持装置の縦断面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
2 サンバイザ本体 2a 軸部 10 支持装置 11 ホルダ部 12 収納ケース部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザ本体に形成された軸部を支持
    する車両用サンバイザの支持装置であって、 前記軸部を回動可能にかつ係脱可能に支持するホルダ部
    と、物入れ用の収納ケース部とを備えたことを特徴とす
    る車両用サンバイザの支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザの支
    持装置であって、前記収納ケース部が携帯電話用の収納
    ケース部であることを特徴とする車両用サンバイザの支
    持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用サンバイ
    ザの支持装置であって、前記収納ケースが前記ホルダ部
    に一体に形成されていることを特徴とする車両用サンバ
    イザの支持装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用
    サンバイザの支持装置であって、物入れ用の収納ケース
    部は、ホルダ部から後方に向かって水平に延出され、そ
    の延出端部に形成された出入口には開閉用の蓋が備えら
    れていることを特徴とする車両用サンバイザの支持装
    置。
JP2000201294A 2000-07-03 2000-07-03 車両用サンバイザの支持装置 Pending JP2002019460A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212211A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Gc Corp 歯科用ハンドピース注油洗浄装置

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