JP3313266B2 - 車両のルーフコンソール装置 - Google Patents

車両のルーフコンソール装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の室内天井を
構成するルーフパネル下面に配設するルーフコンソール
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の天井に物入れを設けた技術として
は、実開平7−8095号後方所載の技術が開示されて
いる。この技術は、車両天井前部のルームミラー後方部
のルーフライニングの一部に切欠を設け、切欠にフック
を介して小物入れである収納ケースを取付、支持し、天
井前部に小物入れを配設したものである。この小物入れ
は、ルームミラー直後に配置され、物入れのスペースは
一つであって、眼鏡等を収容する単機能の物入れであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術は、
ルームミラー直後に収納ケースを便宜的に係止して取り
付け、その用途は、眼鏡等の小物入れとして利用するた
めで、単機能の利用目的が限定された収納ケースであっ
て、利用上不便である。又収納ケースとしての機能の
みであって、ルーフライニングの下面に折角物入れを配
置したにも拘らず、単機能のみで、機能性に劣る。
【0004】本発明者は、ルーフライニングの下面を利
用して物入れを設置するに際し、機能性、用途、使い勝
手性、実際の利用に即した構造等について鋭意検討し、
本発明をなしたものである。
【0005】本発明者は、ルーフライニングの下面に物
入れを構成するルーフコンソールを設置し、ルーフコン
ソールが車室内の天井部位に配置されること、天井部位
には物入れ以外に他の機能機器類を設置することが好ま
しく、又必要であること、機能機器類を設置し得れば便
利であること等の知見を得て、本発明をなしたものであ
る。
【0006】従って、本発明の目的とする処は、機能
性、用途、使い勝手性に優れ、車室内の天井部位の有効
な、効果的な、合理的な利用を図ることができる車両の
ルーフコンソール装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、本発明の請求項1は、車両のルーフパネル
、この下面に配設された車室内の天井をなすルーフラ
イニングを備え、該ルーフライニングの下面に、該
下面から下方に突出するように物入れ等を構成するルー
フコンソール20を配設し、前記ルーフコンソール20
は、後半部と前半部との間に下方に垂下、突出する仕切
24を配設し、前記仕切部24で仕切られる前半部及
び後半部を蓋25,26を備える物入れ空間a,bとし
て構成し、前記前半部の物入れ空間aの蓋25をルーフ
コンソール基板21の前端部にピン27で枢着して前下
方に開放し得るようにし、該前半部の蓋25は、該ピン
27から下方に深さを有して該蓋25で深さのある前部
物入れ空間aを備え、後半部の物入れ空間bの蓋26
は、ルーフコンソール基板21の中間部に垂下突出する
前記仕切部24にその前端部をピン30で枢着して前下
方に開放し得るように構成し、該後半部の蓋26は、後
部が弯曲した深さのある後部物入れ空間bを備えること
を特徴とする。
【0008】請求項2は、請求項1において、前記前半
部の物入れ空間aの蓋25は、後端部に袋状のポケット
25bを備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
した図面に従って詳述する。図1はルーフコンソールの
前方から見た説明的外観斜視図、図2は図1に示した前
後を物入れとしたルーフコンソールの縦断側面図、図3
は図2の蓋体をなすリッドを開放した状態の縦断側面
図、図4は前後の物入れに小物を収納した状態で、リッ
ドを開放した状態の要部の縦断側面図、図5は図4のリ
ッドを閉じた状態の縦断側面図、図6はルーフコンソー
ルの前半部をスポットライトとした参考例の外観斜視
図、図7は図6の参考例の縦断側面図、図8はルーフコ
ンソールの前半部をスピーカーとした参考例の縦断側面
図である。
【0010】図2において1は車両であり、図2は車両
の前部の天井部を示す。車両1の天井の外板をなす鋼板
製ルーフパネル2の前端部には、車幅方向に上向きチャ
ンネル状のルーフフロントレール3を接合し、この部分
をボックス状断面として補強する。ルーフパネル2の前
端部には、前下傾するようにフロントウインドシールド
4が配設され、又ルーフパネル2の下面には、前記した
ルーフフロントレール3の部分を含んで、ルーフライニ
ング5を貼設し、車室6内の天井部7を構成する。
【0011】この実施例では、ルーフライニング5は、
前部5aが斜下傾し、前部の中間部5bが下方に一段低
くなり、後半部5cは後上傾するように設定されてい
る。ルーフライニング5の前端部5dは、フロントウイ
ンドシールド4の上端部4aと、ルーフフロントレール
3の前端部を隠すように、L型に折曲して形成されてお
り、ルーフフロントレール3の底面部3aを、ルームミ
ラー8のミラーベース9の取付ベースとする。
【0012】ルームミラー8のミラースティ8aの基部
8bをミラーベース9で支持し、ミラーベース9は、ル
ーフフロントレール3の底面部3a上に配置したウエル
ダナット10,10に、ルーフパネル5の前部を縦通す
るビス11,11をもって、取付、支持する。ミラーベ
ース9、ミラースティ8aの基部8bは、カバー12で
覆う。以上のミラーベース9と併せて、ルーフコンソー
ル20の支持スティ13の前部13aを、上記したビス
11,11をもってルーフパネル2のルーフフロントレ
ール3の底面部3aに共通結合し、ルーフライニング5
の下面にスティ13を取付、支持する。
【0013】具体的は、ルーフライニング5の前部下面
と、ミラーベース9の上面との間に、スティ13の前部
13aを挟み込み、ミラーベース9と一緒にスティ前部
13aを共締め結合する。スティ13は、図1、図2に
示すように側面視略Z字型をなし、前部13aから下方
に屈曲13bし、中間部〜後部の支持部13cは、フラ
ットな状態で後方に延出する。スティ13は幅が狭く、
前後方向に長い鋼板製のプレス成形された板材で形成さ
れる。
【0014】前記スティ13の支持部13cは、ルーフ
ライニング5の前部の中間部5b、後半部5cの下方に
高さ方向に隙間Sをもって臨み、隙間Sは、ルーフライ
ニング5の断面形状に合せて前部が小さく、後半部が大
きい。以上のスティ13にルーフコンソール20を取
付、支持する。
【0015】ルーフコンソール20は幅に対して前後方
向の長さが長い箱状をなす。ルーフコンソール20は、
ルーフライニング5との間に隙間Sよりも若干下方に位
置し、ルーフライニング5と平行する基板21を備え
る。基板21は、スティ13の支持部13cの下方に前
記隙間S内において、小さな隙間をもって略々平行し、
前後に突設した複数の取付ボス部22でビス14を介し
てスティ13の支持部13cの下方に取付、支持され
る。即ち、ルーフライニング5の下面に対向し、これの
少しく下位にルーフライニング5の下面と平行するよう
に取付、支持される。
【0016】ルーフコンソール20の基板21周には、
図1、図3で明らかなように囲繞枠片部23を設ける。
基板21の前後方向の中間部には、仕切片24を下方に
垂下する。仕切片24は基板21の中間部から前後に離
間した前後片24a,24b、底片24cで中空状に形
成される。基板21は仕切片24の部分で前後に分割離
間して形成したが、実質上は基板21の前後、仕切板2
4、囲繞枠片部23は一体で、全体としては図2、図3
に示すように基板21、仕切部24は、囲繞枠片部23
を含んで側面視略T字型をなす。以上の基板21の下面
であって、中間部の仕切片24の前後には、物入れ空間
a,bを形成する。
【0017】前後の物入れ空間a,bは、蓋体をなすリ
ッド25,26により、下方から開閉自在に覆われ、前
部リッド25は前部が弯曲した蓋部25a、これの後端
部から上方、且つ前方に屈曲した仕切片24の前片24
a、基板21の前半部の一部と平行する袋状のポケット
部25bを備える。リッド25の前端部は、基板21の
囲繞枠片部23の前端部にピン27で枢着し、図3でリ
ッド25の開放状態を示し、開放状態でリッド25の前
記袋状ポケット部25bは上を向き、ポケット部25b
内に収納した小物cをこの部分で収納し、落下を防止す
る。この状態を図4において示した。
【0018】リッド25の蓋部25aの後端部には係止
部25cを設け、一方、仕切片24の底片24cには係
合孔24dを設け、リッド25の閉蓋時には双方25
c,24dが係合し、リッド25の閉蓋状態を保持す
る。後部リッド26は、後部が弯曲し、深さのある後部
空間bを形成する蓋部26aを備える。後部空間b内に
は、前端部を仕切片24の後片24bの下部に取付、支
持した板状のカードホルダー28を配置し、カードホル
ダー28には、少なくとも後方に開放したカード挟持用
スリット28aを備える。又リッド26の蓋部26aの
前半部下面には、領収書等のペーパーを保持するペーパ
ーホルダー29を設ける。
【0019】後部リッド26の前端部は、前記仕切片2
4の底片24cの後部にピン30で枢着し、リッド26
の前端部にはストッパー26bを設け、基板21の後部
に設けた係合孔21aに係止部26bを係合し、リッド
26の閉蓋状態を保持する。リッド26の開蓋状態を図
3で示し、リッド26の開蓋状態下においても、カード
ホルダー28は、空間b内に残り、基板21と平行状態
を保持する。
【0020】後部物入れ空間bの利用の一形態を図4、
図5で示し、リッド26の表面のペーパーホルダー29
には、例えば高速道路の領収書等dを挟み込んで保持す
る。棚状のカードホルダー28には、カードeを挟み込
んで保持し、又リッド26の開蓋状態下においても略々
水平を保つ棚部上には、例えば眼鏡fを載せて保持す
る。前後のリッド25,26を閉蓋し、前後の空間a,
bに小物を収納した状態を図5で示した。
【0021】以上のルーフコンソール20の基板21周
と、ルーフライニング5の対向する下面との間には、そ
の全周を覆うようにジャバラ部材40を配設する。ジャ
バラ部材40は、高さ方向に弾性的に伸縮する複数のジ
ャバラ部41を備え、下端部43を基板21上縁部に係
止し、上端部42はルーフライニング5の下面5dに突
き当て、隙間Sの全周を覆い、ジャバラ部材なので、実
質上の車室内天井をなすルーフライニング5の形状に追
従し、隙間を確実に塞ぐことができる。
【0022】ジャバラ部材40によって、ルーフコンソ
ール20上縁部とルーフライニング5との間の隙間を覆
うので、ルーフコンソール20を片持ちスティ13で支
持し、車両の走行等で振動しても、これをジャバラ部材
で吸収、緩衝し、ビビリ音等の騒音を効果的に防止する
ことができる。
【0023】図6、及び図7は本発明の参考例を示す。
参考例は、ルーフコンソールの後部は前記した実施例と
同様に物入れとし、前部の物入れを廃し、この部分に照
明具、具体的はスポットライトを配置したものである。
図において、前記実施例と同様の部分には同一符号を付
し、詳細な説明は省略し、変更された構造部分に関して
は符号を改め、説明する。
【0024】ルーフコンソールは全体の符号として12
0とし、後半部の空間b、リッド26、カードホルダー
28、仕切片24、リッド26の支軸30、ペーパーホ
ルダー29、隙間を塞ぐジャバラ部材40は、前記と同
様なので、同一符号を付した。仕切片24の下片24c
の前部に堤部24eを垂下、突設し、前方からリッド2
6の枢着部を隠し、仕切片24の前片24aの高さ方向
中間部に、リッド26よりも上方に位置する前方へのフ
ラットな棚部125を設け、棚部125の前端部から上
方に前片126を上方へ延設する。
【0025】棚部125の上方には、天井側に開放され
た空間gが画成され、この空間gの高さ方向中間部まで
潜る凹部127を、棚部中央部に設ける。この凹部12
7にスポットライト130の基部131を嵌装し、基部
131をビス128で第2のスティ129に取付、支持
する。
【0026】一方、ルーフフロントレール3の後方に設
けたルーフミドルレール132には、下面に断面略Z型
の第1のスティ133の上部133aをビス134止め
し、スティ133の下部133bを前記した第2のステ
ィ129にビス135止めする。以上のスティ129,
133により、ルーフコンソール120全体をルーフパ
ネル2側に前記と同様に片持ち支持する。第1のスティ
133は、ルーフライニング5の開口部105から下方
に延出し、第1のスティ133の下半部、及び第2のス
ティ128は、ルーフコンソール120の前部の上方の
前記した空間g内に位置する。
【0027】以上においては、スティは前記した実施例
のように、ルーフコンソール120の前方に露出するこ
とがなく、ルーフコンソール120内の上方に配置さ
れ、従って図6に示すようにルーフコンソール120の
上部全周にジャバラ部材40が、囲橈するように臨む。
スポットライト130の具体的形状、及び数は、実施例
に限られず任意であり、実施例は、ケース134を横長
とし、ライト部125を三箇所設けた。
【0028】以上により、ルーフコンソール120の後
半部をリッド26で開閉される物入れ空間bとし、前半
部に後半部よりも高位のスポットライト130部を形成
し、一つのルーフコンソール120に、物入れ、スポッ
トライトの設置ベースという、複数の機能を持たせるこ
とができる。
【0029】図8は本発明の他の参考例を示す。本参考
は、基本構造が前記参考例と同様なので、同一部分に
は同一符号を付し、説明は省略する。本参考例において
は、前記したルーフコンソール120の前部の棚部12
5に設けた凹部127を、下が広い漏斗状とし、下が広
い漏斗状のスピーカー230を凹部127に収納した。
【0030】スピーカー230のポール・ピース等の基
部231を、凹部127の天井部127aにビス232
を介して取付、支持し、凹部127の上面に前記した第
2のスティ129臨ませ、ルーフコンソール120とと
もにスピーカー230を取付、支持する。図8はルーフ
コンソール120の後半部を物入れ空間bとし、リッド
26を開いた状態を示し、前半部にスピーカー230を
配設した。
【0031】このように、ルーフコンソール120の前
半部をスピーカー230の設置部位とし、この部分にス
ピーカー230を埋め込み式に配設し、ルーフコンソー
ル120に、物入れ、スピーカー230の設置ベースと
いう、複数の機能を持たせることができる。
【0032】実施例においては、スピーカーと称した
が、これは車両に設置する音響機器のスピーカーでも良
く、又車載用の電話機の受話器用のスピーカーとしても
良く、要は音声発生装置であれば良い。
【0033】以上実施例を説明したが、このようにルー
フコンソール20、或いは120は、少なくとも後半部
にリッドで開閉される物入れ空間部を備え、前半部を物
入れとして前後の物入れを形成し、又は前半部を照明器
具の設置部位、或いはスピーカーの設置部位とし、一つ
のルーフコンソールに、異種の、複数の機能を持たせる
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
請求項1では、車両のルーフパネル、この下面に配設
された車室内の天井をなすルーフライニングを備え、
該ルーフライニングの下面に、該下面から下方に突出
するように物入れ等を構成するルーフコンソール20
配設し、ルーフコンソール20は、後半部と前半部との
間に下方に垂下、突出する仕切部24を配設し、仕切部
24で仕切られる前半部及び後半部を蓋25,26を備
える物入れ空間a,bとして構成し、前半部の物入れ
間aの蓋25をルーフコンソール基板21の前端部に
ン27で枢着して前下方に開放し得るようにし、該前半
部の蓋25は、該ピン27から下方に深さを有して該蓋
25で深さのある前部物入れ空間aを備え、後半部の物
入れ空間bの蓋26は、ルーフコンソール基板21の中
間部に垂下突出する仕切部24にその前端部をピン30
枢着して前下方に開放し得るように構成し、該後半部
の蓋26は、後部が弯曲した深さのある後部物入れ空間
bを備えるようにした。ルーフコンソールの前後方向中
間部に、仕切部を配設し、前後の物入れとして利用した
場合において、ルーフコンソールは前後に画然と区画さ
れ、前後夫々のスペースの利用性、機能性を確実に確保
することができる。又ルーフコンソールは、前後に蓋を
備える物入れとし、且つ前後の物入れは、前部の物入れ
の蓋をルーフコンソール本体の前端部に枢着して前下方
に開放し、後部の物入れの蓋は、ルーフコンソール本体
中間部の前記仕切部にその前端部を枢着して前下方に開
放し得るように構成したので、先ず、ルーフコンソール
として前後に物入れが構成されるので、異種の小物を前
後に区画して収納することができ、小物の収納上便利で
あり、使い勝手性に極めて有利なルーフコンソールを得
ることができる。又前後の物入れの蓋は、前部の蓋が本
体の前端部に枢着して下方に開放し、後部の蓋が仕切部
から下方に開放するように枢着したので、前後の蓋の開
放時に相互に干渉することがなく、小物の出し入れが円
滑に行え、使い勝手性を更に向上させることができる。
【0035】 請求項2は、請求項1において、前半部
の物入れ空間aの蓋25は、後端部に袋状のポケット部
25bを備えるようにした。請求項2では、前半部の物
入れの蓋の後端部に袋状のポケットを設けたので、開放
状態においては袋状ポケットが上を向き、この部分に収
納した小物等の落下を防止した収納が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフコンソールの前方から見た説明的外観斜
視図
【図2】図1に示した前後を物入れとしたルーフコンソ
ールの縦断側面図
【図3】図2の蓋体をなすリッドを開放した状態の縦断
側面図
【図4】前後の物入れに小物を収納した状態で、リッド
を開放した状態の要部の縦断側面図
【図5】図4のリッドを閉じた状態の縦断側面図
【図6】ルーフコンソールの前半部をスポットライトと
した参考例の外観斜視図
【図7】図6の参考例の縦断側面図
【図8】ルーフコンソールの前半部をスピーカーとした
参考例の縦断側面図
【符号の説明】
1…車両、 2…ルーフパネル、 5…ルーフライニン
グ、 21…基板、20,120…ルーフコンソール、
a,b…物入れ空間部、 24…仕切部、25,26
…蓋、 25b…袋状ポケット部、 27,30…ピ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフパネル、この下面に配設
    された車室内の天井をなすルーフライニングを備え、
    該ルーフライニングの下面に、該下面から下方に突出
    するように物入れ等を構成するルーフコンソール20
    配設し、 前記ルーフコンソール20は、後半部と前半部との間に
    下方に垂下、突出する仕切部24を配設し、 前記仕切部24で仕切られる前半部及び後半部を蓋
    5,26を備える物入れ空間a,bとして構成し、 前記前半部の物入れ空間aの蓋25をルーフコンソール
    基板21の前端部にピン27で枢着して前下方に開放し
    得るようにし、該前半部の蓋25は、該ピン27から下
    方に深さを有して該蓋25で深さのある前部物入れ空間
    aを備え、 後半部の物入れ空間bの蓋26は、ルーフコンソール
    板21の中間部に垂下突出する前記仕切部24にその前
    端部をピン30で枢着して前下方に開放し得るように構
    成し、該後半部の蓋26は、後部が弯曲した深さのある
    後部物入れ空間bを備える、 ことを特徴とする車両のルーフコンソール装置。
  2. 【請求項2】 前記前半部の物入れ空間aの蓋25は、
    後端部に袋状のポケット部25bを備えることを特徴と
    する請求項1に記載の車両のルーフコンソール装置。
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