JP2002205523A - 自動車のサスペンション制御装置 - Google Patents

自動車のサスペンション制御装置

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JP2002205523A
JP2002205523A JP2001001542A JP2001001542A JP2002205523A JP 2002205523 A JP2002205523 A JP 2002205523A JP 2001001542 A JP2001001542 A JP 2001001542A JP 2001001542 A JP2001001542 A JP 2001001542A JP 2002205523 A JP2002205523 A JP 2002205523A
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    • B60G2204/4191Planetary or epicyclic gears
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪を上下動させるアクチュエータの取付位
置の自由度を高める。 【解決手段】 左右の車輪Wと共に上下動する左右のロ
アアーム12にトーションバー27の外端部を接続し、
車体中心線Lを挟んで同軸に対向する左右のトーション
バー27の内端部を、各々対応するアクチュエータ28
で捩じるように駆動する。これによりアクチュエータ2
8の駆動力でトーションバー27を介して左右の車輪W
を上下動させ、ローリングやピッチングの制御を行うこ
とができる。しかもアクチュエータ28を車体中央部に
配置することができるので、アクチュエータ28が左右
の車輪Wのサスペンションと干渉し難くなり、アクチュ
エータ28の取付位置の自由度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータに
よりトーションバーを介して左右の車輪を上下動させる
自動車のサスペンション制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アクチュエータで左右の車輪を上下動さ
せるサスペンション制御装置は、特開平7−14913
0号公報によって公知である。このサスペンション制御
装置はモータの回転を減速機構で減速して出力するアク
チュエータを備えており、車輪を懸架するサスペンショ
ンアームの基端をアクチュエータの出力軸に直結し、あ
るいはサスペンションアームの基端を支持する支点付近
をピニオンおよびセクタギヤを介して前記出力軸に接続
している。従って、アクチュエータを駆動することによ
り、サスペンションアームを積極的に上下動させて乗り
心地性能や操縦安定性能の向上を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のも
のは、アクチュエータをサスペンションアームの近傍に
設ける必要があるため、アクチュエータの取付位置の自
由度が大幅に制約される問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、車輪を上下動させるアクチュエータの取付位置の自
由度を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、左右の車輪と
共に上下動する部材に外端部が接続され、内端部が車体
中央部において同軸に対向する左右のトーションバー
と、左右のトーションバーの内端部を各々回転駆動する
アクチュエータとを備えたことを特徴とする自動車のサ
スペンション制御装置が提案される。
【0006】上記構成によれば、左右の車輪と共に上下
動する部材に外端部を接続された左右のトーションバー
の内端部を、車体中央部において同軸に対向させてアク
チュエータで各々回転駆動することにより、アクチュエ
ータの駆動力でトーションバーを介して左右の車輪を上
下動させ、ローリングやピッチングの制御を行うことが
できる。しかもアクチュエータを車体中央部に配置する
ことができるので、アクチュエータが左右の車輪のサス
ペンションと干渉し難くなり、アクチュエータの取付位
置の自由度を高めることができる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記アクチュエータは左右の
モータを備え、左右のモータを左右のトーションバーの
一方の内端部および他方の内端部にそれぞれ接続したこ
とを特徴とする自動車のサスペンション制御装置が提案
される。
【0008】上記構成によれば、アクチュエータの左右
のモータで左右のトーションバーの内端部をそれぞれ駆
動するので、左右の車輪を同位相、逆位相あるいは単独
で上下動させてローリングおよびピッチングを効果的に
制御することができる。
【0009】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記アクチュエータは単一の
モータを備え、そのモータのステータおよびロータを左
右のトーションバーの一方の内端部および他方の内端部
にそれぞれ接続したことを特徴とする自動車のサスペン
ション制御装置が提案される。
【0010】上記構成によれば、単一のモータで左右の
トーションバーの内端部をそれぞれ逆方向に駆動するの
で、左右の車輪を逆位相で上下動させてローリングを効
果的に制御することができ、しかもモータの数が1個で
済むので部品点数、重量およびコストの削減に寄与する
ことができる。
【0011】尚、実施例のロアアーム12は本発明の車
輪と共に上下動する部材に対応する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0013】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は自動車の右後輪のサスペンションの平面
図、図2は図1の2部拡大断面図、図3は図2の要部拡
大図、図4は図2の4−4線断面図、図5はプラネタリ
キャリヤ組立体の斜視図である。
【0014】図1は四輪駆動車両の右後輪のサスペンシ
ョンを示すもので、車輪Wを回転自在に支持するナック
ル11はA型のロアアーム12およびアッパーアーム1
3を介して上下動可能に支持される。ロアアーム12は
先端に設けたボールジョイント(図示せず)を介してナ
ックル11の下部に接続され、基端に設けた一対のゴム
ブッシュジョイント14,15を介して車体16に接続
される。アッパーアーム13は先端に設けたボールジョ
イント17を介してナックル11の上部に接続され、基
端に設けた一対のゴムブッシュジョイント18,19を
介して車体16に接続される。更にナックル11の後部
と車体16とがラテラルリンク20および2個のゴムブ
ッシュジョイント21,22を介して接続される。また
ロアアーム12の先端側に設けたゴムブッシュジョイン
ト23にショックアブソーバ24の下端が接続され、ロ
アアーム12の中央に設けたばね座に懸架ばね25の下
端が支持される。エンジンの駆動力を伝達するドライブ
シャフト26がナックル11を貫通して車輪Wに接続さ
れる。
【0015】「へ」字状に形成されたトーションバー2
7は、中間の屈曲部から車体外側後方に延びる部分の外
端部がロアアーム12に連結され、中間の屈曲部から車
体内側に延びる部分の内端部が車体中心線Lの近傍まで
延びている。従って、左右のトーションバー27,27
の内端部は車体中心線Lを挟んで同軸に対向しており、
その対向部間に左右のアクチュエータ28,28が配置
される。左右のアクチュエータ28,28は車体中心線
Lを挟んで左右対称な構造を持ち、各々のアクチュエー
タ28が対応するトーションバー27の内端部を捩じる
ように回転駆動する。
【0016】しかして、車両の走行に伴って車輪Wと共
にナックル11が上下動し、ナックル11に接続された
ロアアーム12およびアッパーアーム13が車体16に
支持された基端を支点として上下動すると、ロアアーム
12に接続されたショックアブソーバ24および懸架ば
ね25が伸縮して車輪Wの上下動が緩衝される。そして
アクチュエータ28を駆動してトーションバー27の内
端部を捩じるように回転させると、そのトーションバー
27の外端部に接続されたロアアーム12が上下動す
る。従って、左右の車輪W,Wにそれぞれ対応するアク
チュエータ28,28を相互に関連して駆動することに
より、車両のローリングやピッチングを積極的に制御す
ることができる。
【0017】次に、図2〜図5に基づいてアクチュエー
タ28の構造を説明する。
【0018】アクチュエータ28はモータ31と減速ギ
ヤボックス32とから構成されており、減速ギヤボック
ス32は車体前後方向に延びる左右一対の第1ハウジン
グ33,33と、左右の第1ハウジング33,33の前
端間を接続して車体左右方向に延びる第2ハウジング3
4とを備える。第1ハウジング33は概略円筒状の部材
であって、その後端にモータ31が同軸に結合される。
第1ハウジング33の後端開口部から挿入されたカップ
状のホルダー35にボールベアリング36を介して入力
軸37が支持されており、この入力軸37の後端はモー
タ31の回転軸31aにスプライン結合される。減速ギ
ヤボックス32は例えば車体のリヤサブフレームに固定
されるため、車輪Wの上下動によりトーションバー27
が曲げ荷重を受けることになるが、その曲げ荷重はトー
ションバー27の弾性変形により吸収される。
【0019】入力軸37の回転は第1ハウジング33の
内部に収納した3セットの遊星歯車機構Px,Py,P
zを介して減速され、第1ハウジング33の前端にボー
ルベアリング38で支持された出力軸39に出力され
る。3セットの遊星歯車機構Px,Py,Pzは同軸上
に直列に配置されるもので、実質的に同じ構造を備えて
いるが、その軸方向の幅が入力側から出力側に向かって
順次増加している。その理由は、減速によって伝達トル
クが増加するため、その伝達トルクに耐えるようにギヤ
の厚さを増加させる必要があるためである。
【0020】先ず、出力側の第3遊星歯車機構Pzの構
造を説明する。第3遊星歯車機構Pzはサンギヤ56
z、リングギヤ57z、3個のプラネタリギヤ58z
…、3本のプラネタリギヤ軸59z…およびプラネタリ
キャリヤ60zを備える。プラネタリキャリヤ60z
は、円板状の第1側板60aと、第1側板60aの外周
から120°間隔で軸方向に延びる3本の脚部60b…
と、脚部60b…の先端に結合される円板状の第2側板
60cとを備えており、第1側板60aおよび第2側板
60cの中央にそれぞれ円形の開口60d,60eが形
成される。3本のプラネタリギヤ軸59z…の両端は第
1側板60aおよび第2側板60cにそれぞれ固定され
ており、これらプラネタリギヤ軸59z…にプラネタリ
ギヤ58z…がニードルベアリング61z,61zを介
して支持される。プラネタリギヤ58z…の一部は、隣
接する脚部60b…と一対の側板60a,60cとによ
って囲まれた開口から外部に突出している。これらプラ
ネタリキャリヤ60z、3本のプラネタリギヤ軸59z
…およびプラネタリギヤ58z…は、第3プラネタリキ
ャリヤ組立体62z(図5参照)として予め組み立てら
れる。
【0021】第3遊星歯車機構Pzの各プラネタリギヤ
58zは、捩じれ方向が相互に逆なヘリカルギヤから成
る一対のギヤ半体51z,51zを背中合わせに組み合
わせて構成される。一対のギヤ半体51z,51zには
同一部品が用いられており、その一方の表裏を反転させ
て使用することにより、部品の種類を減少させてコスト
を削減することができる 第2遊星歯車機構Pyのプラネタリキャリヤ60yは、
第3遊星歯車機構Pzのプラネタリキャリヤ60zの側
板60cに形成された開口60e(図5参照)の代わり
に、側板60cの中央部から突出するサンギヤ軸60f
(図3参照)を備える。前記サンギヤ軸60fにスプラ
イン結合される第3遊星歯車機構Pzのサンギヤ56z
は、捩じれ方向が相互に逆なヘリカルギヤから成る一対
のギヤ半体52z,52zを背中合わせに組み合わせて
構成される。第3遊星歯車機構Pzのリングギヤ57z
は、捩じれ方向が相互に逆なヘリカルギヤから成る一対
のギヤ半体53z,53zを背中合わせに組み合わせて
構成されており、第1ハウジング33の内周に嵌合して
ピン54…で回り止めされ、第1ハウジング33の段部
33aに当接して軸方向に固定される。サンギヤ56z
の一対のギヤ半体52z,52zを同一部品で構成して
一方の表裏を反転させて使用することにより、部品の種
類を減少させてコストを削減することができ、同様にリ
ングギヤ57zの一対のギヤ半体53z,53zを同一
部品で構成して一方の表裏を反転させて使用することに
より、部品の種類を減少させてコストを削減することが
できる。
【0022】第1遊星歯車機構Pxおよび第2遊星歯車
機構Pyの構造は第3遊星歯車機構Pzの構造と実質的
に同じであり、その符号は第3遊星歯車機構Pzの構成
要素の符号の添字zを、それぞれxおよびyに変更した
ものである。また第2、第3遊星歯車機構Py,Pzの
サンギヤ56y,56zはプラネタリキャリヤ60x,
60yに設けたサンギヤ軸60f,60fにスプライン
結合されるが、第1遊星歯車機構Pxのサンギヤ56x
は入力軸37に一体に形成される。
【0023】第1プラネタリキャリヤ組立体62xのサ
ンギヤ56xとプラネタリキャリヤ60x内面との間に
スラストベアリング66が配置され、第2プラネタリキ
ャリヤ組立体62yのサンギヤ56yとプラネタリキャ
リヤ60y内面との間にスラストベアリング67が配置
され、第3プラネタリキャリヤ組立体62zのサンギヤ
56zと出力軸39との間にスラストベアリング68が
配置され、第3プラネタリキャリヤ組立体62zが出力
軸39にスプライン結合される。そして第1〜第3遊星
歯車機構Px,Py,Pzのプラネタリギヤ58x…,
58y…,58z…は、それぞれ対応するサンギヤ56
x,56y,56zおよびリングギヤ57x,57y,
57zに噛合する。
【0024】出力軸39の前端に設けた駆動ベベルギヤ
40が、第2ハウジング34にボールベアリング41を
介して支持したギヤ軸45に固定した従動ベベルギヤ4
2に噛合しており、従動ベベルギヤ42にトーションバ
ー27の内端部がスプライン結合される。トーションバ
ー27の内端部から所定の範囲は、第2ハウジング34
の開口端に結合されたカバー43に覆われてボールベア
リング44により支持される。
【0025】而して、モータ31を駆動すると、その回
転軸31aの回転は入力軸37を経て第1遊星歯車機構
Pxのサンギヤ56xに伝達される。すると、回転する
サンギヤ56xおよび停止したリングギヤ57xに噛合
するプラネタリギヤ58x…がプラネタリギヤ軸59x
…回りに回転しながら、第1プラネタリキャリヤ組立体
62xがサンギヤ56xよりも減速されて回転する。こ
のようにして第1プラネタリキャリヤ組立体62xが回
転すると、その回転は第1プラネタリキャリヤ組立体6
2xのサンギヤ軸60fにスプライン結合された第2遊
星歯車機構Pyのサンギヤ56yに伝達される。
【0026】第2遊星歯車機構Pyのサンギヤ56yの
回転は減速されて第2プラネタリキャリヤ組立体62y
に出力され、第2プラネタリキャリヤ組立体62yのサ
ンギヤ軸60fにスプライン結合70された第3遊星歯
車機構Pzのサンギヤ56zの回転は減速されて第3プ
ラネタリキャリヤ組立体62zに出力される。その結
果、第3プラネタリキャリヤ組立体62zにスプライン
結合された出力軸39が回転する。出力軸39が回転は
駆動ベベルギヤ40および従動ベベルギヤ42を介して
トーションバー27の内端部に伝達され、その内端部を
モータ21の回転方向に応じて捩じるように回転させ
る。
【0027】従って、左右のトーションバー27,27
を介して左右のロアアーム12,12を上下に揺動さ
せ、左右の車輪W,Wを逆位相に上下動させることがで
きるので、車両のローリングが検知されたときに、その
ローリングを抑制することが可能となる。また左右の車
輪W,Wを同位相に上下動させることも可能であり、こ
れによりショックアブソーバ24や懸架ばね25の特性
を変化させてピッチングモーメント制御やスカイフック
制御を実現することができる。
【0028】このよう、減速ギヤボックス32の内部で
3セットの遊星歯車機構Px,Py,Pzを直列に接続
したので、コンパクトな構造で大きな減速比を確保し、
トーションバー27を大きなトルクで確実に駆動するこ
とができる。また左右のアクチュエータ28,28が車
体中心線Lの近傍に配置されるので、アクチュエータ2
8,28が左右のサスペンションと干渉するのを回避し
てレイアウトの自由度を大幅に増加させることができ
る。
【0029】また第1〜第3遊星歯車機構Px,Py,
Pzのプラネタリキャリヤ組立体62x,62y,62
zは、そのプラネタリキャリヤ60x,60y,60z
の一対の側板60a,60cが3本の脚部60b…で一
体に結合されてボックス状の構造となっているため、一
対の側板を3本のプラネタリギヤ軸だけで結合した従来
のものに比べて剛性を大幅に高めることが可能となり、
プラネタリキャリヤ60x,60y,60zの歪みによ
るトルク伝達効率の低下や、各ギヤの噛合部の摩耗によ
る耐久性の低下を防止することができる。
【0030】また第1〜第3遊星歯車機構Px,Py,
Pzのサンギヤ56x,56y,56z、プラネタリギ
ヤ58x…,58y…,58z…およびリングギヤ57
x,57y,57zが、捩じれ方向が相互に逆なヘリカ
ルギヤから成る一対のギヤ半体51x〜51z,52x
〜52z,53x〜53zを背中合わせに組み合わせて
構成されるので、噛合騒音の小さいヘリカルギヤの長所
をそのまま生かしながら、ヘリカルギヤの短所であるス
ラスト力の発生を軽減することができる。即ち、捩じれ
方向が相互に逆な一対のヘリカルギヤを組み合わせるこ
とにより、両ヘリカルギヤが互いに押し合うスラスト力
を発生する場合には、それらスラスト力を完全に相殺す
ることができる。また両ヘリカルギヤが相互に離反する
方向のスラスト力を発生する場合には、それらスラスト
力を2方向に分散させて実質的に半分に減少させること
ができる。これにより、前記スラスト力を支持するスラ
ストベアリング66〜68を小型化し、あるいは廃止す
ることができる。
【0031】また捩じれ方向が相互に逆な一対のヘリカ
ルギヤを組み合わせる代わりに、山歯ギヤ(ダブルヘリ
カルギヤ)を採用しても同様の効果を得ることができ
る。しかしながら山歯ギヤは加工が面倒でコストが嵩む
問題があり、それに対して本実施例のヘリカルギヤは加
工が容易で低コストである。しかもプラネタリギヤ58
x…,58y…,58z…の全てのギヤ半体52x…,
52y…,52z…はサンギヤ56x,56y,56z
およびリングギヤ57x,57y,57zの両方に噛合
するので、プラネタリギヤ58x…,58y…,58z
…のギヤ半体52x…,52y…,52z…がサンギヤ
56x,56y,56zおよびリングギヤ57x,57
y,57zを何れか一方だけに噛合させた場合に比べ
て、トルク伝達容量を高めることができる。
【0032】次に、図6および図7に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。
【0033】第1実施例ではアクチュエータ28のモー
タ31および第1ハウジング33が車体前後方向に配置
されていたが、第2実施例ではアクチュエータ28のモ
ータ31および第1ハウジング33がトーションバー2
7の後部に沿って車体左右方向配置されている点で異な
っている。第1ハウジング33に収納された第1〜第3
遊星歯車機構Px,Py,Pzの構造は第1実施例のも
のと同一であるが、出力軸39の回転をトーションバー
27に伝達する構造が、第1ハウジング33の配置方向
の変更に応じて変更されている。
【0034】即ち、第1実施例では出力軸39とトーシ
ョンバー27の内端部とが直交しているために、出力軸
39の回転を駆動ベベルギヤ40および従動ベベルギヤ
42を介してトーションバー27に伝達していたが、第
2実施例では出力軸39とトーションバー27の内端部
とが平行であるために、出力軸39の回転を駆動スパー
ギヤ40′および従動スパーギヤ42′を介してトーシ
ョンバー27に伝達している。しかして、本実施例によ
っても、第1実施例と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0035】次に、図8および図9に基づいて本発明の
第3実施例を説明する。
【0036】第1、第2実施例が左右の車輪W,Wに対
応して左右一対のアクチュエータ28,28を備えてい
るのに対し、第3実施例は左右の車輪W,Wに対応して
単一のアクチュエータ71を備えており、このアクチュ
エータ71で左右のトーションバー27,27が相互に
逆方向に捩じられる。
【0037】アクチュエータ71のハウジング72は、
中央左寄りの位置に小径部73aが形成された概略円筒
状のハウジング本体73と、ハウジング本体73の左端
部に結合されて遊星歯車機構収納室74を区画する左カ
バー75と、ハウジング本体73の右端部に結合される
右カバー76とを備える。右側のトーションバー27は
ハウジング72の内部を貫通し、その内端部は遊星歯車
機構収納室74の内部に延びており、左側のトーション
バー27の内端部はハウジング72の左カバー75に固
定されている。
【0038】遊星歯車機構収納室74の内部に収納され
た遊星歯車機構77は、プラネタリキャリヤ78と、リ
ングギヤ79と、サンギヤ80と、複数のピニオンシャ
フト81…と、複数のピニオン82…とから構成されて
おり、プラネタリキャリヤ78は右側のトーションバー
27の内端部に固定され、リングギヤ79はハウジング
本体73に固定され、サンギヤ80はハウジング本体7
3および右カバー76にボールベアリング83,84で
支持された筒状の回転軸85に固定されている。プラネ
タリキャリヤ78に固定したピニオンシャフト81…に
支持されたピニオン82…は、リングギヤ79およびサ
ンギヤ80に同時に噛合する。
【0039】ハウジング本体73に収納されたモータ8
6は、ハウジング本体73の内周面に固定された永久磁
石よりなるステータ87と、回転軸85の外周に固定さ
れたコイルよりなるロータ88とを備える。
【0040】従って、モータ86を駆動するとステータ
87に対してロータ88が回転し、ロータ88の回転は
回転軸85を経て遊星歯車機構77の入力部材であるサ
ンギヤ80に入力され、その出力部材であるプラネタリ
キャリヤ78から出力されて右側のトーションバー27
の内端部に一方向の捩じりを与える。その結果、右側の
トーションバー27の捩じり荷重の反力が、モータ86
のステータ87からハウジング本体73および左カバー
75を介して左側のトーションバー27に伝達され、そ
のトーションバー27の内端部に右側のトーションバー
27と逆の他方向の捩じりを与る。その結果、左右のト
ーションバー27,27は等しいトルクで相互に逆方向
に捩じられ、左右の車輪W,Wの一方を押し上げて他方
を押し下げることにより、所望のロールモーメントを発
生させることができる。
【0041】本実施例によっても、アクチュエータ71
を車体中心線Lの近傍に配置することができるので、ア
クチュエータ71が左右のサスペンションと干渉するの
を回避してレイアウトの自由度を大幅に増加させること
ができる。しかも単一のアクチュエータ71で左右の車
輪W,Wを上下動させることができるので、第1、第2
実施例に比べて構造が簡単になり、部品点数およびコス
トを更に削減することができる。
【0042】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0043】例えば、実施例ではトーションバー27,
27の左右方向外端部をロアアーム12,12に接続し
ているが、車輪W,Wと共に上下動する部材(例えば、
アッパーアーム13,13やナックル11,11)に接
続することができる。また実施例では本発明を後輪のサ
スペンションに適用しているが、それを前輪のサスペン
ションに適用することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、左右の車輪と共に上下動する部材に外端部を
接続された左右のトーションバーの内端部を、車体中央
部において同軸に対向させてアクチュエータで各々回転
駆動することにより、アクチュエータの駆動力でトーシ
ョンバーを介して左右の車輪を上下動させ、ローリング
やピッチングの制御を行うことができる。しかもアクチ
ュエータを車体中央部に配置することができるので、ア
クチュエータが左右の車輪のサスペンションと干渉し難
くなり、アクチュエータの取付位置の自由度を高めるこ
とができる。
【0045】また請求項2に記載された発明によれば、
アクチュエータの左右のモータで左右のトーションバー
の内端部をそれぞれ駆動するので、左右の車輪を同位
相、逆位相あるいは単独で上下動させてローリングおよ
びピッチングを効果的に制御することができる。
【0046】また請求項3に記載された発明によれば、
単一のモータで左右のトーションバーの内端部をそれぞ
れ逆方向に駆動するので、左右の車輪を逆位相で上下動
させてローリングを効果的に制御することができ、しか
もモータの数が1個で済むので部品点数、重量およびコ
ストの削減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の右後輪のサスペンションの平面図
【図2】図1の2部拡大断面図
【図3】図2の要部拡大図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】プラネタリキャリヤ組立体の斜視図
【図6】第2実施例に係るアクチュエータの平面図
【図7】図6の要部拡大断面図
【図8】第3実施例に係る自動車の右後輪のサスペンシ
ョンの平面図
【図9】図8の9−9線断面図
【符号の説明】
W 車輪 12 ロアアーム(車輪と共に上下動する部材) 27 トーションバー 28 アクチュエータ 31 モータ 71 アクチュエータ 86 モータ 87 ステータ 88 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河島 光則 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 渡邊 和久 栃木県芳賀郡波賀町芳賀台143番地 株式 会社ピーエスジー内 Fターム(参考) 3D001 AA03 AA04 BA38 CA01 DA01 DA17 ED02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の車輪(W)と共に上下動する部材
    (12)に外端部が接続され、内端部が車体中央部にお
    いて同軸に対向する左右のトーションバー(27)と、 左右のトーションバー(27)の内端部を各々回転駆動
    するアクチュエータ(28,71)と、を備えたことを
    特徴とする自動車のサスペンション制御装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータ(28)は左右のモ
    ータ(31)を備え、左右のモータ(31)を左右のト
    ーションバー(27)の一方の内端部および他方の内端
    部にそれぞれ接続したことを特徴とする、請求項1に記
    載の自動車のサスペンション制御装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータ(71)は単一のモ
    ータ(86)を備え、そのモータ(86)のステータ
    (87)およびロータ(88)を左右のトーションバー
    (27)の一方の内端部および他方の内端部にそれぞれ
    接続したことを特徴とする、請求項1に記載の自動車の
    サスペンション制御装置。
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