JP2002204393A - コンピュータ及び処理効果の表示方法 - Google Patents

コンピュータ及び処理効果の表示方法

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JP2002204393A
JP2002204393A JP2001339756A JP2001339756A JP2002204393A JP 2002204393 A JP2002204393 A JP 2002204393A JP 2001339756 A JP2001339756 A JP 2001339756A JP 2001339756 A JP2001339756 A JP 2001339756A JP 2002204393 A JP2002204393 A JP 2002204393A
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James B Pearman
バーナード ペァマン ジェームズ
David J Hedley
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル・ビデオ効果を作成するための画
像操作装置において、画像データを扱う画像マニピュレ
ータと、これを制御するコンピュータをオン・ラインと
オフ・ラインの両方で動作できるようにし、オフ・ライ
ン動作時にコンピュータが単独でビデオ効果の作成をで
きるようにすること。 【解決手段】 入力ビデオ信号によって表される画像の
幾何学的パラメータを変えるための画像マニピュレータ
と、該マニピュレータに送る手操作コマンド情報を発生
する処理手段と、該処理手段及びコンピュータにコマン
ド情報を入力する手操作入力手段と、を備え、上記コン
ピュータは、上記処理手段として動作できるような処理
ソフトウエア及び可視表示ユニットを備え、該可視表示
ユニットに上記マニピュレータにより扱われる画像と同
じ手操作に従わされるフレームを表示する。画像マニピ
ュレータとコンピュータは切り離しでき、コンピュータ
は独自で動作するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号により
表される画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル・ビデオ信号により表わされる
画像を処理する技術は、十分に確立されている。その処
理は、大体次のようにして行われる。すなわち、アナロ
グ・ビデオ信号をサンプリングし、各サンプルをパルス
符号変調により2進ワード又はバイトに変換してデジタ
ル化し、これらデジタル化した信号のフィールド又はフ
レームをメモリに記憶させ、該メモリに対する書込み又
は読出しを制御し、各フィールド又はフレームから、入
力ビデオ信号で表わされる画像とは異なる、その少なく
とも1つの幾何学的パラメータ(媒介変数)が変わった
画像を作成している。
【0003】かような幾何学的パラメータとは、例え
ば、1つ又はそれ以上3つまでの軸に沿う画像の位置及
び(又は)1つ以上の軸の周りの画像の角位置である。
そのほかのパラメータとしては、画像の(水平及び(又
は)垂直方向における)大きさ、画像の剪断変形の程
度、画像の遠近感がある。
【0004】図6は、このような画像処理装置として公
知のデジタル・ビデオ効果(DVE)装置の概略を示す
ブロック図である。図6を参照してこれから述べる一般
的な装置の動作及び構成は、当業者に周知のものであ
る。
【0005】図6に10で示すDVE装置は、同図に示
し以下述べるような一体構成のハードウェアである。処
理すべき画像P1を表わすビデオ信号V1を、このDV
E装置10に入力する。いま、ビデオ信号V1をカラー
複合信号とし、デコーダ12に供給して例えばR,G,
Bカラー成分信号をバス14R,14G,14Bにそれ
ぞれ発生させる。ただし、入力ビデオ信号V1がアナロ
グ形式の場合は、上述のように信号をデジタル化するた
めにデジタル化手段(図示せず)をデコーダ12の前に
設ける。
【0006】バス14R,14G,14Bに現われる
R,G,B成分信号は、それぞれ、各成分信号に対応す
る書込みアドレス発生器16R,16G,16B及びメ
モリ18R,18G,18Bより成る画像処理器に送ら
れる。各メモリ18R,18G,18Bは1つ以上のフ
ィールド又はフレーム・メモリを有し、書込みアドレス
発生器16R,16G,16Bは、バス14R,14
G,14Bからの入力信号のフィールド又はフレーム内
のワードと、上記メモリから読出す対応する出力信号の
ワードとの位置間のマッピングを制御して画像P1を処
理する。或いは、バス14R,14G,14Bの信号を
それぞれメモリ18R,18G,18Bに何も処理せず
に書込み、書込みアドレス発生器16R,16G,16
Bの代わりに読出しアドレス発生器(図示せず)を用い
て処理することもできる。どちらの場合も、効果は同じ
である。
【0007】処理した成分信号は、それから1つ以上の
色々の処理を加えることができる。例えば、図6に示す
ように、メモリ18R,18G,18Bから読出す処理
信号をエンコーダ(符号器)20に送ってカラー複合ビ
デオ出力信号V1(M)とする。この出力信号V1
(M)は、入力画像P1を処理して変形した画像P1
(M)を表わし、直接放送するか又はビデオテープレコ
ーダに録画することができる。
【0008】メモリ18R,18G,18Bから読出す
処理したカラー成分信号はまた、バス22R,22G,
22Bを介してモニタ24の入力端に供給し、処理した
画像P1(M)をモニタ画面に表示することもできる。
【0009】メモリ18R,18G,18Bからの読出
し信号は、図示のように、混合器26を介してバス22
R,22G,22Bに供給し、(処理しない)画像P2
を表わす他のカラー複合ビデオ信号V2を受けるデコー
ダ28からの他のR,G,B信号を混合器26に入力す
ることにより、図6のモニタ24の画面に示すように、
処理した画像P1(M)を画像P2(背景画像)に前景
画像として重ね合わすこともできる。
【0010】書込みアドレス発生器16R,16G,1
6Bが行う処理動作は、制御盤32から(所望の画像処
理を表わす)指令情報を受けるプロセッサ30の制御の
下で行われる。それ自体は公知のように、プロセッサ3
0は、操作者が手動で制御盤32から入力する指令情報
に応動して、所望の処理を表わすデータを発生する。こ
のデータを書込みアドレス発生器16R,16G,16
Bに加え、上述した画像処理を生じるマッピング動作を
行わせる。
【0011】もっと詳しくいえば、(処理前の)入力画
像P1は矩形の輪郭を有する。一般に、処理には、画像
の少なくともどこかの隅(コーナー)の位置を動かすこ
とが必要である。したがって、プロセッサ30が発生し
書込みアドレス発生器16R,16G,16Bに加える
データは、隅の位置を表わし、画像P1(M)の輪郭を
一定とするか又は代えるかによって、フィールドもしく
はフレーム毎に一定のままか又はフィールドもしくはフ
レーム毎に変わるものである。
【0012】更に詳しくいえば、プロセッサ30は、フ
ィールド又はフレーム毎に、処理前画像P1の平面内で
ある処理後画像P1(M)の隅の位置を表わすマトリッ
クス(座標)の形のデータを与え、書込みアドレス発生
器16R,16G,16Bは、それ自体は公知のよう
に、これらのデータに応動して上述のマッピング動作を
行い、所望の処理が達成される。
【0013】図6に記号「SYNC」で示すように、垂
直及び水平同期信号をプロセッサ30に供給し、そこで
作成するデータをビデオ信号V1と同期させる。図6に
10で示す一般的なタイプのDVE装置では、制御盤3
2を介して入力される指令によって定まる処理後画像P
1(M)の現在の位置を示す文字数字情報を操作者に表
示して見せることは、知られている。かような情報は、
例えば、プロセッサ30に接続した可視表示器(VD
U)36に表示される。
【0014】上述のように、DVE装置10で行う処理
には、例えば、画像P1の任意の1つ以上3つまでの軸
に関する平行移動及び(又は)回転運動が含まれる。モ
ニタ24の画面(スクリーン面)を示す図7において、
X及びY軸はスクリーンの平面の直交軸で、Z軸はX及
びY軸の原点を通り図7の平面に垂直な軸である。
【0015】図7は、図6に示したと同様に、或る不定
の持続期間又は1つの特定のフィールド又はフレームに
おいて処理後画像が取る特殊な形の例を示すものであ
る。画像を処理しない場合、画像は、図7にP1で示す
如く画面一杯に表示される。すなわち、画像P2を画像
P1と混合せず、また画像P1を処理しない場合は、画
像P1はモニタ24の画面の全面積を占めるであろう。
【0016】図7により、上述したような処理を行うた
めのマッピング操作の概略を述べると、各メモリ18
R,18G,18Bに書込む際、入力画像P1の左上隅
を占める画素に対応するワードは、対応するメモリの、
処理後画像P1(M)の左上隅の画素に再応するアドレ
スを占めるように書込む。
【0017】他の画素全部についても、同様な操作を行
う。注意すべきは、このマッピング操作に極めて複雑な
ハードウェアを要することである。その上、処理後画像
P1(M)の各画素の位置は、一般に入力画像P1にお
ける各画素の位置と正確に対応しないため、出力画像の
画素の位置を画素以下の精度で補間する補間フィルタが
必要になる。また、画素を補間する操作は、要求される
処理の程度によりフィールド毎に変わることがある。し
たがって、当業者には周知のように、DVE装置10は
非常に複雑で高価な一体構成のハードウェアである。
【0018】更に、プロセッサ30は大きく又は全部ソ
フトウェアに依存するが、従来の装置では、ソフトウェ
アがハードウェア内に可成り深く埋込んであり、そのた
めソフトウェアを容易に変更することができない。
【0019】DVE装置10を用いて行いうる処理(効
果の作成)には、色々な形式のものがある。図8によ
り、簡単な処理形式の一例を説明する。操作者は先ず、
画像P1の大きさを縮小し、そのX,Y座標を換えて位
置P1(M)に第1の処理画像を作る。操作者は、これ
をモニタ24で結果を見ながら制御盤32により適当な
指令を入力して行う。
【0020】操作者は次に、処理画像を徐々に右へ位置
P1(M2)まで動かす指令を入力し、更に、それを徐
々に下へ位置P1(M3)まで動かし、それから左へ位
置P1(M4)まで、最後に上へ元の位置P1(M1)
まで動かす指令を入力して、ループを完成させる。
【0021】勿論、また周知のように、平行移動及び
(もしくは)回転並びに(又は)大きさ及び(もしく
は)剪断及び(もしくは)遠近感の変更を含む多くの他
の処理形式も考えられる。かような処理を完成させるに
必要な種々の指令は、処理データメモリ34(図6)に
記憶させ、あとで使用するために保管しておく。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図6〜図8について述
べた公知の一般型DVE装置には、幾つかの欠点があ
る。第1の欠点は、簡単な効果を考え出すため該装置を
使用するときでさえ、操作者が非常に多くの訓練を要す
ることである。しかも、そのような訓練では実際の装置
を用いないと行えないので、金を稼ぐための極めて高価
な装置の稼動時間を取上げることになり、不経済であ
る。
【0023】第2の欠点は、特殊な効果を工夫するため
に、熟練した操作者でも非常に長い時間を要することで
あり、これもまた高価な装置の不経済な使用となる。こ
れら2つの欠点により、1つのDVE装置があれば効果
を実行するのに十分な場合でも、訓練や効果の工夫のた
め数個のDVE装置を求めなければならないことにな
る。
【0024】第3の欠点は、上述のように、プロセッサ
30に処理を行わせるソフトウェアがハードウェア内部
に深く埋込まれており、該装置の製作後に更に所望の機
能を付け加えることが困難か又は不可能なことである。
そのような機能とは、該装置の設計時に使用者が必要と
考えていなかったものや、設計終了後に案出されたもの
である。
【0025】本発明の課題(目的)は、高価な装置で操
作者を訓練するに要する時間を減らし、該装置をもっと
有効に使用できるようにすることである。本発明の他の
課題は、高価な装置で効果を考えるのに費やされる時間
を減らし、該装置をもっと有効に使用できるようにする
ことである。
【0026】本発明の更に他の課題は、処理用ソフトウ
ェアの変更(例えば強調)を比較的容易にすることであ
る。本発明の別の課題は、画面から外れてしまった処理
画像の発見を容易にし、且つ(又は)、1つの画像が画
面に出たり消えたりする効果の工夫を容易にすることで
ある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、下記の手段を備えた画像操作装置を提供
する。即ち、ビデオ信号によって表わされた画像を手操
作する装置であって、入力ビデオ信号V1によって表わ
される画像P1の少なくとも1つの幾何学的パラメータ
を手操作により変えるため、所望の手操作を表わすデー
タに応答する画像マニピュレータ(DVE装置10′)
と、画像をどのように手操作するかを示すコマンド情報
を入力する手操作入力手段40,48,50,52,5
6と、所望の手操作を表わすデータを発生するために上
記コマンド情報に応答する処理手段16,18と、を有
し、上記手操作入力手段40,48,50,52,56
は、コンピュータ40に対する手操作入力手段48,5
0を含み、上記コンピュータ40は、該コンピュータを
上記処理手段16,18として動作できるようにする処
理ソフトウェアを有し、上記コンピュータ40は、可視
表示ユニット42を有し、上記可視表示ユニットに、上
記画像に対して望まれる手操作と同じ手操作に従わされ
るフレームを表示させる表示ソフトウェアを有し、上記
コンピュータ40は、上記データを発生してそれを上記
マニピュレータ10′に供給して該マニピュレータを制
御するためにオンラインで使用でき、又は上記データを
発生するためにオフラインで使用できるように、上記画
像マニピュレータ10′に選択的に結合できるようにな
された画像操作装置を提供する。
【0028】
【作用】本発明は、上記の構成により、上述した欠点を
克服するか又は少なくとも可成り軽減することができ
る。すなわち、上記のコンピュータを訓練及び効果の工
夫の両方に全くオフラインで使用でき、新しい操作者
は、その訓練が終わるまで、画像処理器の形の高価で複
雑なハードウェアにアクセスする必要がない。
【0029】また、熟練した操作者は、手がすいた時に
オフラインで、例えば職場や家庭の卓上型コンピュータ
で効果を考案することができ、効果を考案し終わったと
きに画像処理器にアクセスするだけでよい。したがっ
て、複雑で高価な画像処理器を最も効率よく使用するこ
とができる。
【0030】例えば、ただ1つの画像処理器と数個の上
記コンピュータをもつ独特な構成の装置が考えられる。
このような構成にすると、色々な操作者が各自のコンピ
ュータで効果を工夫し、それをディスクに記憶させ、使
用時にこのディスクを画像処理器専用のコンピュータに
入れることができる。
【0031】更に、内部に組込んだ処理用ソフトウェア
によりコンピュータが処理手段として働いて所望の処理
を表わすデータを発生するので、この処理手段は、修正
した処理用ソフトウェアを単に該コンピュータに入れる
だけで容易に変更することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明を具体的
に説明する。図1は、本発明の好適な実施形態を示す構
成図である。図1の装置は、幾つかの点において図6に
ついて述べた装置と大体同じであるので、以下相違点に
ついてのみ述べる。図1において、図6と対応する部分
には同じ符号を付してある。図1の装置は、図6につい
の述べたDVE装置10とほぼ同じDVE装置10′を
有する。ただし、図6のプロセッサ30、制御盤32、
処理データメモリ34及びDVU36は使用しない。
【0033】図1の装置は、DVE装置10′に接続さ
れるコンピュータ40を有する。コンピュータ40は、
VDU42、プロセッサ・コンソール(操作卓)44、
手操作入力手段48,50及び通信カード52を有す
る。プロセッサ・コンソール44は、1つ以上のフロッ
ピー(登録商標)ディスク駆動装置46(及び所望によ
りハードディスク(図示せず))を有する。手動入力手
段は、普通のキーボード48及びトラックボール組立て
体50より成る。
【0034】通信カード52(実際はプロセッサ・コン
ソール44内にあるが図1では便宜上離して示した。)
は、標準バス54によってDVE装置10′内の対応す
る通信カード56に接続される。通信カード52及び5
6は、500キロボーのRS−422平衡連続通信(b
alanced serial communicat
ions)を使用する高速連続制御カードでよい。本発
明では、コンピュータ40は、ほぼ標準のIBM両立式
卓上型コンピュータであるが、他の型のコンピュータ
(例えばいわゆるワークステーション)を用いてもよ
い。
【0035】図1の装置では、キーボード48及びトラ
ックボール組立体50(これは、トラックボール57及
び回転つまみ58を有する。)が図6の装置の制御盤3
2と代わっている。また、コンピュータ40には、これ
を図6の装置のプロセッサ30及び処理データメモリ3
4として動作させる処理用ソフトウェアと後述する表示
用ソフトウェアとが格納される。
【0036】コンピュータ40は、それ自体は公知のよ
うに、VDU42による表示に窓を設けるための操作用
ソフトウェアを含む。すなわち、コンピュータ40は、
以下詳述するように、キーボード48及びトラックボー
ル組立体50を介して入力される指令に応じて表示用ソ
フトウェアにより発生されるそれぞれ異なる事項の情報
をVDU42の画面の窓W1,W2,W3にそれぞれ表
示させる。
【0037】図2、図3は、それぞれ図1装置のコンピ
ュータの可視表示器(VDU)の画面の異なる表示例を
示す正面図である。これらの図に、上記3つの窓W1,
W2,W3を詳細に示してある。
【0038】窓W1は、後述のように、キーボード48
及びトラックボール組立体50によって行われる処理に
より得られる可視効果に相似したものを表示する点にお
いて、特に重要である。これにより、コンピュータ40
がオフラインであっても、すなわちDVE装置10′に
接続されていなくても、操作者(又は訓練中の操作者)
は自分がどんな効果を発生しているかを見ることができ
る。
【0039】もっと詳しくいえば、窓W1は、操作者が
画面P1に対して望む処理(入力される指令によって指
示されるもの)と同じ処理を受けたフレーム(枠)を表
示する。この点に関連して先に、コンピュータ40内の
処理用ソフトウェアは、図6におけるプロセッサ30の
機能を果たす。すなわち、処理後画像P1(M)の隅
(コーナー)の位置を示す座標の形のデータを与える、
と述べた。
【0040】コンピュータ・プログラミングの初歩的知
識さえもつ者であれば分かるように、かような座標が与
えられれば、それらの隅の位置を結ぶフレームを容易に
描くことができる。また、該フレームの輪郭内に含ま
れ、画像の処理前では該フレームの輪郭の縁に平行な複
数の線より成る格子を描くことも容易である。その格子
には、例えばコンピュータ使用設計(CAD)装置でよ
く用いられる周知のいわゆるワイヤフレーム(WIRE
FRAME)が含まれる。
【0041】したがって、コンピュータ40内の表示用
ソフトウェアは、処理用ソフトウェアによって与えられ
る座標データに応じて、画像P1が受ける処理と同じ処
理を受けたワイヤフレームを殆ど実時間で窓W1に表示
する。もっと詳しくいえば、コンピュータ40がオンラ
インである、すなわちDVE装置10′に接続されてい
る場合にモニタ24に見られるような処理、正確にいえ
ばコンピュータ40がオンラインであったならばその画
像が受けたであろう処理と同じ処理を受けたワイヤフレ
ームを表示する。
【0042】したがって、操作者や訓練中の操作者は、
窓W1を眺めることにより、自分が入れた指令の結果を
直ちに見ることができる。というのは、窓W1内のワイ
ヤフレームが、正式に処理された画像がモニタ24に表
示されると同じように、処理中画像の現在の(平行移動
又は回転)位置を可視的に示すからである。
【0043】窓W2は、窓W1に表示されたワイヤフレ
ームに対応する文字数字情報を表示する。すなわち、窓
W2における情報は、図6の装置のVDU36に表示さ
れるものと大体同じである。従来の装置に表示されてい
た情報となじみのある情報を提供する利点は、従来装置
の使用に熟練した操作者が、表示になじみがあるため図
1の装置に違和感をもたなくて済むことである。
【0044】また、2つの窓W1及びW2が同時に操作
者の視野に入るので、操作者は、ワイヤフレームによっ
て示される現在の画像位置(状況)の可視表示と、現在
の画像位置を表わす文字数字情報とを容易に比較観察す
ることができる。
【0045】更に詳しくいうと、窓W2は、それぞれ
「PICTURE」と「AXIS」と表示した2つの区
域にある2組の情報を与える。これらの各区域における
左端欄の見出し「PARM」は「parameter
(パラメータ)」の略であり、他の欄の見出しX,Y,
Zは記載された各パラメータに対する適当なX,Y,Z
の値を表わす。「PICTURE」と表示した区域にお
けるパラメータは、次のとおりである。
【0046】位置(LOC)‥‥これは、処理前画像に
対応する基準位置に関する処理後画像の平行移動位置を
示すものである。 回転(ROT)‥‥これは、回転の程度を示すものであ
る。 大きさ(SIZE)‥‥これは、処理前画像に対する
X,Y両方向におけるサイズを示すものである。
【0047】剪断(SHEAR)‥‥これは、画像が剪
断変形される(対向する縁(辺)が互いに平行なまま動
いて、矩形の処理前画像が平行4辺形の形となるような
処理を受ける)度合いを示すものである。 遠近感(PERSP)‥‥これは、大小による遠近感を
値で示すものである。
【0048】図2に示すパラメータの値から分かるよう
に、この例における窓W1のワイヤフレームで表わされ
る現在の画像位置は、処理する前のものである。すなわ
ち、平行移動や回転がなく、大きさはX,Y両方向にお
いて1であり、剪断変形がなく、遠近感の値は、遠近感
を表わすように処理しない画像に対応する値(63.0
0)である。
【0049】窓W2の「AXIS」と表示した区域のパ
ラメータには、位置と使用者が決めた軸(その周りに画
像を回転させる)の回転の程度とがある。この点に関し
ていえば、図1の装置では、画面(すなわち窓W1)の
軸、画像の軸、又は使用者が決めた軸の周りに画像を回
転させることができる。窓W2には任意の時点に選択し
た軸が表示されるが、分かり易くするため図2にはこの
情報を示していない。
【0050】図2に、窓W2の「PICTURE」と表
示した区域における4つの欄の3番目の列(SIZE)
を囲んで示したボックス(囲い枠)Sは、窓W2の他の
ものと異なる色か、又は直ぐに分かるような他の方法で
表示するのがよい。キーボード48のカーソル(矢印)
キーを使用することにより、窓W2の「PICTUR
E」と表示した区域における4つの欄の4つの列のどれ
か、又は窓W2の「AXIS」と表示した区域における
4つの欄の2つの列のどれかを囲むように、ボックスS
を動かすことができる。
【0051】表示用ソフトウェアは、ボックスSを所望
の位置に置くカーソル・キーの動作に応じて、トラック
ボール組立体50から受ける指令情報を、ボックスSの
現在位置に対応するパラメータに与えるべき変化を示す
情報として受入れる。例えば、ボックスSを図2に示す
位置から2列上へ動かし画像の位置に関する列を囲むよ
うにした場合、トラックボール57を一方向に回すと、
画像がX方向に平行移動し、トラックボール57を他の
方向に回すと、画像がY方向に平行移動する。回転つま
み58を回すと、画像はZ方向に、ボックスSをそこか
ら1列下に動かして画像の回転を選択した場合、トラッ
クボール57及び回転つまみ58を用いてX,Y,Z軸
の周りに画像を回転させることができる。
【0052】同様に、大きさ又は剪断を選択した場合
は、トラックボール57を動かすことにより、画像の大
きさ又は剪断変形の度合いをX及び(又は)Y方向にお
いて変えることかできる。ただし、これらの場合は、回
転つまみ58の回転による入力があっても無視される。
また、ボックスSを窓W2の「AXIS」と表示した区
域における適当な列を囲むように動かすことにより、使
用者が決めた軸の平行移動及び回転位置を変えることが
できる。トラックボールの代わりにジョイスティック又
はマウスを使用したり、或いはキーボード48のキーを
使用しても、同様な効果を得ることができるであろう。
【0053】窓W3は、編集メニュー(EDIT ME
NU)を示し、最下部に4つのデータ発生モード、編集
(EDIT)、実行(RUN)、初期化(INIT)、
工作(ENG)を指示する編集バー60がある。これら
のモードは、キーボード48の一部をなす4つのメニュ
ーキーの適当な1つを押すことにより選択できる。選択
したモードは、編集バー60上で目立つようにする。
【0054】図2には、EDITモードを選択した場合
を示す。VDU42の画面の最下部に見出しの列62が
設けてあるが、この見出しは、一般に可能な種々の機能
を表示するもので、キーボード48の対応する機能キー
を操作することにより、選択することができる。
【0055】これより、図1の装置の動作を図2を参照
して詳細に説明する。コンピュータ40の使用を始める
前に、処理用ソフトウェアをDVE装置10′のハード
ウェアに合わせる必要がある。これは、メニューキーを
用い、初期化(INIT)及び工作(ENG)モードを
選択して行うが、詳細な説明は省略する。
【0056】いま、操作者が図8について述べたような
効果を作り出そうとしている、と仮定する。この場合は
先ず、対応するメニューキーを押してEDITモードを
選択する。それから、キーボード48のカーソル・キー
を用いて、窓W2の「PICTURE」と表示した区域
における見出しのうちSIZE(大きさ)に関する列を
囲むようにボックスSを動かし、トラックボール組立体
50を用いて、処理後画像を図8に示す大きさに縮小す
る。そうすると、窓W1に表示されるワイヤフレーム
は、図8に示す処理後画像と同じ大きさに縮まるが、そ
の位置は窓W1の中央のままである。コンピュータ40
がオンラインであれば、モニタ24に表示される画像が
全く同様に縮小することになる。
【0057】次に、ボックスSを2列上に動かしてLO
C(位置)を選択し、トラックボール組立体50を用い
て縮小した画像を図8における位置P1(M1)に動か
す。縮小したワイヤフレームは、これに従って動く。画
像をこうして位置P1(M1)に動かした後、操作者
は、キーボード48上の複数キーのうち特定の1つを押
すことにより、その位置すなわち端(はし)の点を記憶
させることができる。
【0058】同様にして、操作者は、トラックボール組
立体50及びキーボード48の対応するキーを用いて、
図8に示す他の3つの位置P1(M2),P1(M
3),P1(M4)に対応する端点を定めることができ
る。この作業を簡単化するため、この処理の間、最下部
の列62における見出しX−LOCK及びY−LOCK
に対応する機能キーの適当な方を押下してトラックボー
ル組立体50の作用を制御し、これらの機能を選択する
と、画像をそれぞれY及びX方向には動かせるが、それ
ぞれX及びY方向には動かせないようにすることができ
る。
【0059】端点を選択し終わると、対応するメニュー
キーを押してRUN(実行)モードを選択する。RUN
モードでは、操作者は、選択した端点間の動きを選択す
ることができる。例えば、窓W3に示すように端点間の
運動に要する時間(TIME)を決めたり、画像を端点
間で連続的に周回(LOOP)させるかどうかを決める
ことができる。
【0060】作成した効果に対応する情報は、窓W3に
符号化した文字数字形式で表示される。操作者は、窓W
1のワイヤフレーム及び窓W2に表示される情報を見て
効果を観察し、満足の行くまで工夫を続けこれを改善す
ることができる。操作者は、思い通りのものができる
と、最下部の列62の表示FILE(記録)に対応する
機能キーを押して、作成した一連の効果すなわち処理手
順を記憶させることができる。
【0061】作成した効果は、それから例えばコンピュ
ータ40をオンラインで使用している場合フロッピー
(登録商標)ディスク駆動装置46の1つでフロッピー
(登録商標)ディスクに書込み、実際に使用するときD
VE装置10′に接続したもう1つの同様なコンピュー
タ40に入れることができる。
【0062】EDIT(編集)モードにおいて、窓W3
に表示される情報の最下部に、選択した端点に対応する
1〜4の数字が表示される。1つの数字を目立たせる
(図2では数字1を目立たせている。)ことにより、現
在選択している端点を示す。RUNモードでは、棒グラ
フ(図示せず)がその効果内の現在の位置を指示する。
【0063】図2の最下部列62に示す残りの見出しに
ついて述べるに、見出しFREEZE(凍結)と対応す
る機能キーを押すと、処理後画像を凍結するか又は入力
画像に従って動き続けさせるかを選択できる。見出しN
OTCH(段階)に対応する機能キーを押すと、数値を
求めるための段階的な運動又は回転が可能となる。見出
しCROP(切取り)に対応する機能については、あと
で述べる。
【0064】図3は、他の効果の作成時の一段階におけ
るVDU42の画面を示す。図3で気が付くことは、列
62の見出しが異なることである。これは、ソフトウェ
アが、所望の機能に従い種々のルーチン内の特定時点に
おいて見出しを変えるように動作するからである。
【0065】図3では、窓W2のPICTURE区域内
における画像の回転値が0でないことも気付くであろ
う。具体的にいえば、画像は、X軸の周りの0.13、
Y軸の周りに0.13、Z軸の周りに0.06だけ回転
しており、この回転は、窓W1において、ワイヤフレー
ムの3方向における対応する回転によって表わされる。
【0066】図3からまた、画像の大きさが不変、すな
わちX,Y両方向におけるSIZEの値(窓2のPIC
TURE区域に示す。)が1のままであるのに、ワイヤ
フレームの窓W1内で占める面積が小さくなっているの
が見られるであろう。これは、図3の場合、キーボード
48を介して入力される指令情報が、窓W1に、処理前
画像の平面内にあり且つ処理前画像より大きな面積を表
示させるためである(処理前画像の面積はモニタ24に
表わされるものと対応する。)。
【0067】処理前画像の境界Bが窓W1に表示され、
これにより、処理後画像(ワイヤフレームで示す。)が
一部境界Bの外側に出てもワイヤフレームと境界Bとの
関係を観測できる。この機能、すなわち、画像の境界よ
り大きな面積を表示することは、操作者にとって非常に
助けとなる。この点に関連していえば、図6の従来装置
では、情報を誤って入力し処理後画像がモニタ24の画
面から完全に消えてしまうことがよくあった。その場
合、外れた像を見付け出すのは極めて困難である。
【0068】しかし、窓W1における情報例を示す図4
から分かるよう、図1の装置において上述の機能を選択
すれば、ワイヤフレームが境界B(モニタ24の画面の
縁(ふち)に対応する。)の外側に出た場合でも、その
ワイヤフレームを観察しうるので、画像の発見が容易で
ある。また、この機能は、処理後画像が画面から全く外
れた位置から画面内位置に、又はその逆に動くような一
連の効果を工夫したい場合、その全体を連続して見うる
ので極めて有用である。
【0069】画像処理の際、画像の一部、例えば不注意
により画面の中に移動マイクロホンが入り込んだ上方部
分などを切取ることが望ましい場合がある。このような
場合、図2の列62の上述した見出しCROP(切取
り)に対応する機能キーを使用する。この機能を選択す
ると、ワイヤフレーム(及び境界B(表示されている場
合))と識別が容易な色付きフレームを窓W1に表示
し、これを動かして保持すべき区域を定めることができ
る。
【0070】例えば、窓W1における他の情報例を示す
図5において、ワイヤフレームの線Lから上の部分に対
応する画像部分を切取る場合を考える。色付きフレーム
をワイヤフレームの線Lから下の部分を囲むように動か
す。それから見出しCROPを選択すると、線Lから上
の部分が除去される。そうすると、境界Bで示すように
処理前画像と処理後画像の区域を同じにするため、画像
の線Lから上の部分を何らかの方法で埋めることが当然
望まれる。これは、「自動拡張」キーを押下して行うこ
とができる。
【0071】この場合、処理用ソフトウェアがこれに応
動して処理後画像を境界Bで示すような処理前画像の区
域と同じになるように拡張させる。図5の例では、Y方
向の大きさを僅かに増すだけでよい。
【0072】同様に、カメラの僅かな位置の狂いを補償
するため、画像を僅かに回転させる必要がある場合があ
る。この場合も、処理後画像と処理前画像の区域が一致
しないが、自動拡張キーを押下してX,Y方向に僅かに
拡張させることにより、境界B内の区域を全部埋めるこ
とができる。
【0073】上述の説明から分かるように、コンピュー
タ40(高価なDVE装置より遙かに安価である。)を
操作者の訓練及び時間のかかる効果の工夫の両方にオン
ラインで使用することができる。したがって、典型的な
構成としては、1つのDVE装置10′をオンラインで
操作するためこれと結合して用いる1つの専用のコンピ
ュータ40と、訓練及び(又は)ディスクに記憶しこれ
を必要に応じてDVE装置10′専用のコンピュータ4
0に格納できる効果の作成に使用しうる数個のオフライ
ンのコンピュータ40とを具えるものになる。
【0074】コンピュータ40として使用するに適した
幾つかのコンピュータにトラックボール組立体50及び
通信カード52を取付け、処理用ソフトウェア及び表示
用ソフトウェアを格納すれば、これらを必要に応じてオ
フラインで使用することができる。よって、装置の設備
費が大幅に減少する。また、図1の装置は、処理機能が
コンピュータ40内の処理用ソフトウェアによって行わ
れるので、コンピュータ40内のソフトウェアを強調ソ
フトウェアと取替えることにより、容易に処理機能を強
めることができる。
【0075】図6の装置について述べなかったが、現在
のタイプのDVE装置では、上述のようなただ1つの画
像P1だけでなく、それぞれビデオ信号で表わされた2
つの画像(画像A及び画像B)の一方を処理する機能を
有するものがある。すなわち、例えば、最初に画像Aを
表示してこれを垂直軸の周りに回転し、画像の端縁が画
面に映る、すなわち画像が垂直軸の周りに90°以上回
転すると、画像Bか画像Aの一方が画像のいわば背景に
表示される。この機能がDVE装置10′に設けられて
いる場合は、コンピュータ40内の処理用ソフトウェア
は窓W1に画像AかBのどちらかを表示するように動作
する。
【0076】上述の装置では、矩形の処理前画像の処理
はすべて、3次元ではあるが、ゆがんた矩形及び(又
は)真直ぐでない方向から見た矩形と考えられる画像に
するようなものであった。しかし、本発明は、もっと一
般に、矩形の処理前画像を例えば3次元においてくる
み、球又は円筒又はその一部の形とするような複雑な形
への処理を含むもっと複雑なビデオ効果にも適用するこ
とができる。この場合は、勿論、処理用ソフトウェア
は、画像の4隅の位置を定める座標データ以上のもっと
効果的なものである必要があろう。
【0077】以上、本発明の実施形態について図面を参
照して詳細に説明したが、本発明は、これらの実施形態
に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した
本発明の要旨内において種々の変更、変形を行いうるも
のである。
【0078】
【発明の効果】先に〔作用〕の項で述べた事項は本発明
の効果に外ならないので、重複記載を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例を示す構成図である。
【図2】図1に示す装置のコンピュータの可視表示器の
画面の異なる表示例を示す正面図である。
【図3】図1に示す装置のコンピュータの可視表示器の
画面の異なる表示例を示す正面図である。
【図4】上記表示器の画面の特定の窓に表示される情報
例を示す正面図である。
【図5】上記表示器の画面の特定の窓に表示される情報
例を示す正面図である。
【図6】従来の画像処理装置の例を示すブロック図であ
る。
【図7】処理後画像の例を表示する図6に示す装置のモ
ニタ画面を示す説明図である。
【図8】上記モニタ画面に表示されるデジタル・ビデオ
効果の簡単な例を示す説明図である。
【符号の説明】
V1‥‥ビデオ信号、P1‥‥画像、16R〜16B,
18R〜18B‥‥画像処理器、40‥‥コンピュー
タ、48,50‥‥手動入力手段、42‥‥可視表示器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月20日(2001.11.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 コンピュータ及び処理効果の表示方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、下記の手段を備えたコンピュータを提供
する。即ち、ビデオ信号により表される画像に所望の処
理効果を与える画像処理装置の処理動作を制御する制御
データを生成し得るコンピュータであって、操作入力手
段を通じて入力される所望の指令情報が、上記画像処理
装置にどのような幾何学的な移動及び又は変形効果を実
際に処理対象になる画像に与えるかを、実際に処理対象
になる画像に比べれば格段に情報量が少ない画像に対す
る移動及び又は変形効果として表示画面上に表示する処
理手段を備え、上記処理手段は、上記所望の処理効果の
結果、処理を受けた画像の全部又は一部が表示領域から
外にはみ出ることになる場合、上記処理を施す前の表示
領域と上記処理を施した後の画像との相対的な関係を一
画面上で確認できるように、上記処理を施す前の表示領
域の区域を表す図形と上記処理を受けた画像の双方を上
記表示領域上に表示することを特徴とするコンピュータ
を提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、本発明は、下記の手段を備えた処理
効果の表示方法も提供する。即ち、ビデオ信号により表
される画像に所望の処理効果を与える画像処理装置の処
理動作を制御する制御データを生成し得るコンピュータ
における処理効果の表示方法であって、操作入力手段を
通じて入力される所望の指令情報が、上記画像処理装置
にどのような幾何学的な移動及び又は変形効果を実際に
処理対象になる画像に与えるかを、実際に処理対象にな
る画像に比べれば格段に情報量が少ない画像に加える第
1の処理と、実際に処理対象になる画像に比べれば格段
に情報量が少ない上記画像に対する処理効果を、当該画
像の移動及び又は変形効果として表示画面上に表示する
第2の処理とを有し、上記第2の処理は、上記第1の処
理における所望の処理効果の結果、処理を受けた画像の
全部又は一部が表示領域から外にはみ出ることになる場
合、上記処理を施す前の表示領域と上記処理を施した後
の画像との相対的な関係を一画面上で確認できるよう
に、上記処理を施す前の表示領域の区域を表す図形と上
記処理を受けた画像の双方を上記表示領域上に表示する
ことを特徴とする処理効果の表示方法も提供する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】
【発明の効果】本発明にかかるコンピュータが処理対象
とする画像は、画像処理装置側で実際に処理対象となる
画像よりも格段に情報量が少ない画像であるため、おお
よその処理効果をコンピュータ側で短時間にて得ること
ができる。従って、操作者は限られた時間内に多くの処
理効果を確認できる。しかも、本発明にかかるコンピュ
ータは、所望の処理効果の結果、処理を受けた画像が表
示領域から外れるような場合でも、表示領域に対して処
理を受けた画像がどのような位置関係になるのかを同一
画面上で確認できるため、操作者の操作性が格段に向上
される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 CA07 EA12 EA13 EA28 FA02 FA08 FA13 5C023 AA01 CA01 DA01 DA04 DA08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号によって表わされた画像を手
    操作する装置であって、 入力ビデオ信号によって表わされる画像の少なくとも1
    つの幾何学的パラメータを手操作により変えるため、所
    望の手操作を表わすデータに応答する画像マニピュレー
    タと、 画像をどのように手操作するかを示すコマンド情報を入
    力する手操作入力手段と、 所望の手操作を表わす上記データを発生するために上記
    コマンド情報に応答する処理手段と、を有し、 上記手操作入力手段は、コンピュータに対する手操作入
    力手段を含み、 上記コンピュータは、該コンピュータを上記処理手段と
    して動作できるようにする処理ソフトウェアを有し、 上記コンピュータは、可視表示ユニットを有し、該可視
    表示ユニットに、上記画像に対して望まれる手操作と同
    じ手操作に従わされるフレームを表示させる表示ソフト
    ウェアを有し、 上記コンピュータは、上記データを発生してそれを上記
    マニピュレータに供給して該マニピュレータを制御する
    ためにオンラインで使用でき、又は上記データを発生す
    るためにオフラインで使用できるように、上記画像マニ
    ピュレータに選択的に結合できるようになされた画像操
    作装置。
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