JP3338439B2 - 画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム及び画像処理方法

Info

Publication number
JP3338439B2
JP3338439B2 JP06665690A JP6665690A JP3338439B2 JP 3338439 B2 JP3338439 B2 JP 3338439B2 JP 06665690 A JP06665690 A JP 06665690A JP 6665690 A JP6665690 A JP 6665690A JP 3338439 B2 JP3338439 B2 JP 3338439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image processing
processing apparatus
computer
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06665690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02283175A (ja
Inventor
バーナード ペァマン ジェームズ
ジョン ヘドレー デビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPH02283175A publication Critical patent/JPH02283175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3338439B2 publication Critical patent/JP3338439B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04845Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range for image manipulation, e.g. dragging, rotation, expansion or change of colour
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/10Geometric effects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T19/00Manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T19/20Editing of 3D images, e.g. changing shapes or colours, aligning objects or positioning parts
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2219/00Indexing scheme for manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T2219/20Indexing scheme for editing of 3D models
    • G06T2219/2016Rotation, translation, scaling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2219/00Indexing scheme for manipulating 3D models or images for computer graphics
    • G06T2219/20Indexing scheme for editing of 3D models
    • G06T2219/2021Shape modification

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ信号により表わされる画像処理装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
デジタル・ビデオ信号により表わされる画像を処理す
る技術は、十分に確立されている。その処理は、大体次
のようにして行われる。すわなち、アナログ・ビデオ信
号をサンプリングし、各サンプルをパルス符号変調によ
り2進ワード又はバイトに変換してデジタル化し、これ
らデジタル化した信号のフィールド又はフレームをメモ
リに記憶させ、該メモリに対する書込み又は読出しを制
御し、各フィールド又はフレームから、入力ビデオ信号
で表わされる画像とは異なる、その少なくとも1つの幾
何学的パラメータ(媒介変数)が変わった画像を作成し
ている。かような幾何学的パラメータとは、例えば、1
つ又はそれ以上3つまでの軸に沿う画像の位置及び(又
は)1つ以上の軸の周りの画像の角位置である。そのほ
かのパラメータとしては、画像の(水平及び(又は)垂
直方向における)大きさ、画像の剪断変形の程度、画像
の遠近感がある。
第6図は、このような画像処理装置として公知のデジ
タル・ビデオ効果(DVE)装置の概略を示すブロック図
である。第6図を参照してこれから述べる一般的な装置
の動作及び構成は、当業者に周知のものである。
第6図に(10)で示すDVE装置は、同図に示し以下述
べるような一体構成のハードウェアである。処理すべき
画像P1を表わすビデオ信号V1を、このDVE装置(10)に
入力する。いま、ビデオ信号V1をカラー複合信号とし、
デコーダ(12)に供給して例えばR,G,Bカラー成分信号
をバス(14R),(14G),(14B)にそれぞれ発生させ
る。ただし、入力ビデオ信号V1がアナログ形式の場合
は、上述のように信号をデジタル化するためにデジタル
化手段(図示せず)をデコーダ(12)の前に設ける。
バス(14R),(14G),(14B)に現われるR,G,B成分
信号は、それぞれ、各成分信号に対応する書込みアドレ
ス発生器(16R),(16G),(16B)及びメモリ(18
R),(18G),(18B)より成る画像処理器に送られ
る。各メモリ(18R),(18G),(18B)は1つ以上の
フィールド又はフレーム・メモリを有し、書込みアドレ
ス発生器(16R),(16G),(16B)は、バス(14R),
(14G),(14B)からの入力信号のフィールド又はフレ
ーム内のワードと、上記メモリから読出す対応する出力
信号のワードとの位置間のマッピングを制御して画像P1
を処理する。
或いは、バス(14R),(14G),(14B)の信号をそ
れぞれメモリ(18R),(18G),(18B)に何も処理せ
ずに書込み、書込みアドレス発生器(16R),(16G),
(16B)の代わりに読出しアドレス発生器(図示せず)
を用いて処理することもできる。どちらの場合も、効果
は同じである。
処理した成分信号は、それから1つ以上の色々の処理
を加えることができる。例えば、第6図に示すように、
メモリ(18R),(18G),(18B)から読出す処理信号
をエンコーダ(符号器)(20)に送ってカラー複合ビデ
オ出力信号V1(M)とする。この出力信号V1(M)は、
入力画像P1を処理して変形した画像P1(M)を表わし、
直接放送するか又はビデオテープレコーダに録画するこ
とができる。メモリ(18R),(18G),(18B)から読
出す処理したカラー成分信号はまた、バス(22R),(2
2G),(22B)を介してモニタ(24)の入力端に供給
し、処理した画像P1(M)をモニタ画面に表示するとも
できる。メモリ(18R),(18G),(18B)から読出す
信号は、図示のように、混合器(26)を介してバス(22
R),(22G),(22B)に供給し、(処理しない)画像P
2を表わす他のカラー複合ビデオ信号V2を受けるデコー
ダ(28)からの他のR,G,B信号を混合器(26)に入力す
ることにより、第6図のモニタ(24)の画面に示すよう
に、処理した画像P1(M)を画像P2(背景画像)に前景
画像として重ね合わすこともできる。
書込みアドレス発生器(16R),(16G),(16B)が
行う処理動作は、制御盤(32)から(所望の画像処理を
表わす)指令情報を受けるプロセッサ(30)の制御の下
で行われる。それ自体は公知のように、プロセッサ(3
0)は、操作者が手動で制御盤(32)から入力する指令
情報に応動して、所望の処理を表わすデータを発生す
る。このデータを書込みアドレス発生器(16R),(16
G),(16B)に加えて、上述した画像処理を生じるマッ
ピング動作を行わせる。もっと詳しくいえば、(処理前
の)入力画像P1は矩形の輪郭を有する。一般に、処理に
は、画像の少なくともどこかの隅(コーナー)の位置を
動かすことが必要である。したがって、プロセッサ(3
0)が発生し書込みアドレス発生器(16R),(16G),
(16B)に加えるデータは、隅の位置を表わし、画像P1
(M)の輪郭を一定とするか又は変えるかによって、フ
ィールドもしくはフレーム毎に一定のままか又はフィー
ルドもしくはフレーム毎に変わるものである。更に詳し
くいえば、プロセッサ(30)は、フィールド又はフレー
ム毎に、処理前画像P1の平面内である処理後画像P1
(M)の隅の位置を表わすマトリックス(座標)の形の
データを与え、書込みアドレス発生器(16R),(16
G),(16B)は、それ自体は公知のように、これらのデ
ータに応動して上述のマッピング動作を行い、所望の処
理が達成される。
第6図に記号「SYNC」で示すように、垂直及び水平同
期信号をプロセッサ(30)に供給し、そこで作成するデ
ータをビデオ信号V1と同期させる。
第6図に(10)で示す一般的なタイプのDVE装置で
は、制御盤(32)を介して入力される指令によって定ま
る処理後画像P1(M)の現在の位置を示す文字数字情報
を操作者に表示して見せることは、知られている。かよ
うな情報は、例えば、プロセッサ(30)に接続した可視
表示器(VDU)(36)に表示される。
上述のように、DVE装置(10)で行う処理には、例え
ば、画像P1の任意の1つ以上3つまでの軸に関する平行
移動及び(又は)回転運動が含まれる。モニタ(24)の
画面(スクリーン面)を示す第7図において、X及びY
軸はスクリーンの平面の直交軸で、Z軸はX及びY軸の
原点を通り第7図の平面に垂直な軸である。第7図は、
第6図に示したと同様に、或る不定の持続期間又は1つ
の特定のフィールド又はフレームにおいて処理後画像が
取る特殊な形の例を示すものである。画像を処理しない
場合、画像は、第7図にP1で示す如く画面一杯に表示さ
れる。すなわち、画像P2を画像P1と混合せず、また画像
P1を処理しない場合は、画像P1はモニタ(24)の画面の
全面積を占めるであろう。第7図により、上述したよう
な処理を行うためのマッピング操作の概略を述べると、
各メモリ(18R),(18G),(18B)に書込む際、入力
画像P1の左上隅を占める画素に対応するワードは、対応
するメモリの、処理後画像P1(M)の左上隅の画素に対
応するアドレスを占めるように書込む。他の画素全部に
ついても、同様な操作を行う。注意すべきは、このマッ
ピング操作に極めて複雑なハードウェアを要することで
ある。その上、処理後画像P1(M)の各画素の位置は、
一般に入力画像P1における各画素の位置と正確に対応し
ないため、出力画像の画素の位置を画素以下の精度で補
間する補間フィルタが必要になる。また、画素を補間す
る操作は、要求される処理の程度によりフィールド毎に
変わることがある。したがって、当業者には周知のよう
に、DVE装置(10)は非常に複雑で高価な一体構成のハ
ードウェアである。
更に、プロセッサ(30)は大きく又は全部ソフトウェ
アに依存するが、従来の装置では、ソフトウェアがハー
ドウェア内に可成り深く埋込んであり、そのためソフト
ウェアを容易に変更することができない。
DVE装置(10)を用いて行いうる処理(効果の作成)
には、色々な形式のものがある。第8図により、簡単な
処理形式の一例を説明する。操作者は先ず、画像P1の大
きさを縮小し、そのX,Y座標を変えて位置P1(M1)に第
1の処理画像を作る。操作者は、これをモニタ(24)で
結果を見ながら制御盤(32)により適当な指令を入力し
て行う。操作者は次に、処理画像を徐々に右へ位置P1
(M2)まで動かす指令を入力し、更に、それを除々に下
へ位置P1(M3)まで動かし、それから左へ位置P1(M4)
まで、最後に上へ元の位置P1(M1)まで動かす指令を入
力して、ループを完成させる。勿論、また周知のよう
に、平行移動及び(もしくは)回転並びに(又は)大き
さ及び(もしくは)剪断及び(もしくは)遠近感の変更
を含む多くの他の処理形式も考えられる。かような処理
を完成させるに必要な種々の指令は、処理データメモリ
(34)(第6図)に記憶させ、あとで使用するために保
管しておく。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6ないし第8図について述べた公知の一般型DVE装
置には、幾つかの欠点がある。第1の欠点は、簡単な効
果を考え出すため該装置を使用するときでさえ、操作者
が非常に多くの訓練を要することである。しかも、その
ような訓練では実際の装置を用いないと行えないので、
金を稼ぐための極めて高価な装置の稼働時間を取上げる
ことになり、不経済である。第2の欠点は、特殊な効果
を工夫するのに、熟練した操作者でも非常に長い時間を
要することであり、これもまた高価な装置の不経済な使
用となる。これら2つの欠点により、1つのDVE装置が
あれば効果を実行するのに充分な場合でも、訓練や効果
の工夫のため数個のDVE装置を求めなければならないこ
とになる。第3の欠点は、上述のように、プロセッサ
(30)に処理を行わせるソフトウェアがハードウェア内
部に深く埋込まれており、該装置の製作後に更に所望の
機能を付け加えることが困難か又は不可能なことであ
る。そのような機能とは、該装置の設計時に使用者が必
要と考えていなかったものや、設計終了後に案出された
ものである。
本発明の課題(目的)は、高価な装置で操作者を訓練
するに要する時間を減らし、該装置をもっと有効に使用
できるようにすることである。
本発明の他の課題は、高価な装置で効果を考案するの
に費される時間を減らし、該装置をもっと有効に使用で
きるようにすることである。
本発明の更に他の課題は、処理用ソフトウェアの変更
(例えば強調)を比較的容易にすることである。
本発明の別の課題は、画面から外れてしまった処理画
像の発見を容易にし、且つ(又は)、1つの画像が画面
に出たり消えたりする効果の工夫を容易にすることであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は、一観点からみ
て、下記の手段を備えた画像処理システムを提供する。
即ち、 放送用画像に所望の幾何学的効果を与える画像処理装
置と、当該画像処理装置とオンラインで接続し得ると共
に、オンライン持続時には上記画像処理装置に制御デー
タを送信して処理動作を制御するコンピュータとを有す
る画像処理システムであって、 上記コンピュータは、 上記画像処理装置と接続されていないオフライン時、
操作入力手段を通じ入力される指令情報に応じ、当該指
令情報がオンライン接続時に放送用画像に与えるのと同
じ幾何学的効果をフレーム又はワイヤフレームに与えて
表示画面上に表示させる第1の処理手段と、 上記画像処理装置とのオンライン接続時、上記操作入
力手段を通じて入力される指令情報に応じた所望の幾何
学的効果を与える制御データを送信し、又は、オフライ
ン時に作成しておいた所望の幾何学的効果を与える制御
データを送信して上記画像処理装置の処理動作を制御す
る第2の処理手段と を有することを特徴とする画像処理システムを提供す
る。
本発明は、他の観点からみて、下記の手段を有する画
像処理方法も提供する。即ち、 放送用画像に所望の幾何学的効果を与える画像処理装
置と、当該画像処理装置とオンラインで接続し得ると共
に、オンライン持続時には上記画像処理装置に制御デー
タを送信して処理動作を制御するコンピュータとを有す
る画像処理システムの画像処理方法であって、 上記コンピュータと上記画像処理装置とが接続されて
いないオフライン時、上記コンピュータが、操作入力手
段を通じ入力される指令情報に応じ、当該指令情報がオ
ンライン接続時に放送用画像に与えるのと同じ幾何学的
効果をフレーム又はワイヤフレームに与えて表示画面上
に表示させる第1の処理と、 上記コンピュータと上記画像処理装置のオンライン接
続時、上記コンピュータが、上記操作入力手段を通じて
入力される指令情報に応じた所望の幾何学的効果を与え
る制御データを送信し、又は、オフライン時に作成して
おいた所望の幾何学的効果を与える制御データを送信し
て上記画像処理装置の処理動作を制御する第2の処理と を有することを特徴とする画像処理システムの画像処理
方法も提供する。
[作用] 本発明は、上記の構成により、上述した欠点を克服す
るか又は少なくとも可成り軽減することができる。すな
わち、上記のコンピュータを訓練及び効果の工夫の両方
に全くオフラインで使用でき、新しい操作者は、その訓
練が終わるまで、画像処理器の形の高価で複雑なハード
ウェアにアクセスする必要がない。また、熟練した操作
者は、手がすいた時にオフラインで、例えば職場や家庭
の卓上型コンピュータで効果を考案することができ、効
果を考案し終わったときに画像処理器にアクセスするだ
けでよい、したがって、複雑で高価な画像処理器を最も
効率よく使用することができる。例えば、ただ1つの画
像処理器と数個の上記コンピュータをもつ独特な構成の
装置が考えられる。このような構成にすると、色々な操
作者が各自のコンピュータで効果を工夫し、それをディ
スクに記憶させ、使用時にこのディスクを画像処理器専
用のコンピュータに入れることができる。更に、内部に
組込んだ処理用ソフトウェアによりコンピュータが処理
手段として働いて所望の処理を表わすデータを発生する
ので、この処理手段は、修正した処理用ソフトウェアを
単に該コンピュータに入れるだけで容易に変更すること
ができる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明を具体的に説明する。
第1図は、本発明の好適な実施例を示す構成図であ
る。第1図の装置は、幾つかの点において第6図につい
て述べた装置と大体同じであるので、以下相違点につい
てのみ述べる。第1図において、第6図と対応する部分
には同じ符号を付してある。
第1図の装置は、第6図について述べたDVE装置(1
0)とほぼ同じDVE装置(10′)を有する。だたし、第6
図のプロセッサ(30)、制御盤(32)、処理データメモ
リ(34)及びDVU(36)は使用しない。
第1図の装置は、DVE装置(10′)に接続されるコン
ピュータ(40)を有する。コンピュータ(40)は、VDU
(42)、プロセッサ・コンソール(操作卓)(44)、手
動入力手段(48,50)及び通信カード(52)を有する。
プロセッサ・コンソール(44)は、1つ以上のフロッピ
ーディスク駆動装置(46)(及び所望によりハードディ
スク(図示せず))を有する。手動入力手段は、普通の
キーボード(48)及びトラックボール組立体(50)より
成る。通信カード(52)(実際はプロセッサ・コンソー
ル(44)内にあるが、第1図では便宜上離して示し
た。)は、標準バス(54)によってDVE装置(10′)内
の対応する通信カード(56)に接続される。通信カード
(52)及び(56)は、500キロボーのRS−422平衡連続通
信(balanced serial communications)を使用する高速
連続制御カードでよい。本発明では、コンピュータ(4
0)は、ほぼ標準のIBM両立式卓上型コンピュータである
が、他の型のコンピュータ(例えばいわゆるワークステ
ーション)を用いてもよい。
第1図の装置では、キーボード(48)及びトラックボ
ール組立体(50)(これは、トラックボール(57)及び
回転つまみ(58)を有する。)が第6図の装置の制御盤
(32)と代わっている。また、コンピュータ(40)に
は、これを第6図の装置のプロセッサ(30)及び処理デ
ータメモリ(34)として動作させる処理用ソフトウェア
と後述する表示用ソフトウェアとが格納される。
コンピュータ(40)は、それ自体は公知のように、VD
U(42)による表示に窓を設けるための操作用ソフトウ
ェアを含む。すなわち、コンピュータ(40)は、以下詳
述するように、キーボード(48)及びトラックボール組
立体(50)を介して入力される指令に応じて表示用ソフ
トウェアにより発生されるそれぞれ異なる事項の情報を
VDU(42)の画面の窓W1,W2,W3にそれぞれ表示させる。
第2及び第3図は、それぞれ第1図装置のコンピュー
タの可視表示器(VDU)の画面の異なる表示例を示す正
面図である。これらの図に、上記3つの窓W1,W2,W3を詳
細に示してある。
窓W1は、後述のように、キーボード(48)及びトラッ
クボール組立体(50)によって行われる処理により得ら
れる可視効果に相似したものを表示する点において、特
に重要である。これにより、コンピュータ(40)がオフ
ラインであっても、すなわちDVE装置(10′)に接続さ
れていなくても、操作者(又は訓練中の操作者)は自分
がどんな効果を発生しているかを見ることができる。も
っと詳しくいえば、窓W1は、操作者が画像P1に対して望
む処理(入力される指令によって指令されるもの)と同
じ処理を受けたフレーム(枠)を表示する。この点に関
連して先に、コンピュータ(40)内の処理用ソフトウェ
アは、第6図におけるプロセッサ(30)の機能を果す、
すなわち、処理後画像P1(M)の隅(コーナー)の位置
を示す座標の形のデータを与える、と述べた。コンピュ
ータ・プログラミングの初歩的知識さえもつ者であれば
分かるように、かような座標が与えられれば、それらの
隅の位置を結ぶフレームを容易に描くことができる。ま
た、該フレームの輪郭内に含まれ、画像の処理前では該
フレームの輪郭の縁に平行な複数の線より成る格子を描
くことも容易である。その格子には、例えばコンピュー
タ使用設計(CAD)装置でよく用いられる周知のいわゆ
るワイヤフレーム(WIRE FRAME)が含まれる。したがっ
て、コンピュータ(40)内の表示用ソフトウェアは、処
理用ソフトウェアによって与えられる座標データに応じ
て、画像P1が受ける処理と同じ処理を受けたワイヤフレ
ームを殆ど実時間で窓W1に表示する。もっと詳しくいえ
ば、コンピュータ(40)がオンラインである、すなわち
DVE装置(10′)に接続されている場合にモニタ(24)
に見られるような処理、正確にいえばコンピュータ(4
0)がオンラインであったならばその画像が受けたであ
ろう処理と同じ処理を受けたワイヤフレームを表示す
る。したがって、操作者や訓練中の操作者は、窓W1を眺
めることにより、自分が入れた指令の結果を直ちに見る
ことができる。というのは、窓W1内のワイヤフレーム
が、正式に処理された画像がモニタ(24)に表示される
と同じように、処理中画像の現在の(平行移動又は回
転)位置を可視的に示すからである。
窓W2は、窓W1に表示されたワイヤフレームに対応する
文字数字情報を表示する。すなわち、窓W2における情報
は、第6図の装置のVDU(36)に表示されるものと大体
同じである。従来の装置に表示されていた情報となじみ
のある情報を提供する利点は、従来装置の使用に熟練し
た操作者が、表示になじみがあるため第1図の装置に違
和感をもたなくて済むことである。また、2つの窓W1及
びW2が同時に操作者の視野に入るので、操作者は、ワイ
ヤフレームによって示される現在の画像位置(状況)の
可視表示と、現在の画像位置を表わす文字数字情報とを
容易に比較観察することができる。
更に詳しくいうと、窓W2は、それぞれ「PICTURE」と
「AXIS」と表示した2つの区域にある2組の情報を与え
る。これらの各区域における左端欄の見出し「PARM」は
「parameter(パラメータ)」の略であり、他の欄の見
出しX,Y,Zは並記された各パラメータに対する適当なX,
Y,Zの値を表わす。「PICTURE」と表示した区域における
パラメータは、次のとおりである。
位置(LOC)‥‥これは、処理前画像に対応する基準
位置に関する処理後画像の平行移動位置を示すものであ
る。
回転(ROT)‥‥これは、回転の程度を示すものであ
る。
大きさ(SIZE)‥‥これは、処理前画像に対するX,Y
両方向におけるサイズを示すものである。
剪断(SHEAR)‥‥これは、画像が剪断変形される
(対向する縁(辺)が互いに平行なまま動いて、矩形の
処理前画像が平行4辺形の形となるような処理を受け
る)度合いを示すものである。
遠近感(PERSP)‥‥これは、大小による遠近感を値
で示すものである。
第2図に示すパラメータの値から分かるように、この
例における窓W1のワイヤフレームで表わされる現在の画
像位置は、処理する前のものである。すなわち、平行移
動や回転がなく、大きさはX,Y両方向において1であ
り、剪断変形がなく、遠近感の値は、遠近感を表わすよ
うに処理しない画像に対応する値(63.00)である。
窓W2の「AXIS」と表示した区域のパラメータには、位
置と使用者が決めた軸(その周りに画像を回転させる)
の回転の程度とがある。この点に関していえば、第1図
の装置では、画面(すなわち窓W1)の軸、画像の軸、又
は使用者が決めた軸の周りに画像を回転させることがで
きる。窓W2には任意の時点に選択した軸が表示される
が、分かり易くするため第2図にはこの情報を示してい
ない。
第2図に、窓W2の「PICTURE」と表示した区域におけ
る4つの欄の3番目の列(SIZE)を囲んで示したボック
ス(囲い枠)Sは、窓W2の他のものと異なる色か、又は
直ぐに分かるような他の方法で表示するのがよい。キー
ボード(48)のカーソル(矢印)キーを使用することに
より、窓W2の「PICTURE」と表示した区域における4つ
の欄の4つの列のどれか、又は窓W2の「AXIS」と表示し
た区域における4つの欄の2つの列のどれかを囲むよう
に、ボックスSを動かすことができる。表示用ソフトウ
ェアは、ボックスSを所望の位置に置くカーソル・キー
の動作に応じて、トラックボール組立体(50)から受け
る指令情報を、ボックスSの現在位置に対応するパラメ
ータに与えるべき変化を示す情報として受入れる。例え
ば、ボックスSを第2図に示す位置から2列上へ動かし
画像の位置に関する列を囲むようにした場合、トラック
ボール(57)を一方向に回すと、画像がX方向に平行移
動し、トラックボール(57)を他の方向に回すと、画像
がY方向に平行移動する。回転つまみ(58)を回すと、
画像はZ方向に、ボックスSをそこから1列下に動かし
て画像の回転を選択した場合、トラックボール(57)及
び回転つまみ(58)を用いてX,Y,Z軸の周りに画像を回
転させることができる。同様に、大きさ又は剪断を選択
した場合は、トラックボール(57)を動かすことによ
り、画像の大きさ又は剪断変形の度合いをX及び(又
は)Y方向において変えることができる。ただし、これ
らの場合は、回転つまみ(58)の回転による入力があっ
ても無視される。また、ボックスSを窓W2の「AXIS」と
表示した区域における適当な列を囲むように動かすこと
により、使用者が決めた軸の平行移動及び回転位置を変
えることができる。トラックボールの代わりにジョイス
ティック又はマウスを使用したり、或いはキーボード
(48)のキーを使用しても、同様な効果を得ることがで
きるであろう。
窓W3は、編集メニュー(EDIT MENU)を示し、最下部
に4つのデータ発生モード、編集(EDIT)、実行(RU
N)、初期化(INIT)、工作(ENG)を指示する編集バー
(60)がある。これらのモードは、キーボード(48)の
一部をなす4つのメニューキーの適当な1つを押すこと
により選択できる。選択したモードは、編集バー(60)
上で目立つようにする。第2図には、EDITモードを選択
した場合を示す。
VDU(42)の画面の最下部に見出しの列(62)が設け
てあるが、この見出しは、一般に可能な種々の機能を表
示するもので、キーボード(48)の対応する機能キーを
操作することにより、選択することができる。
これより、第1図の装置の動作を第2図を参照して詳
細に説明する。
コンピュータ(40)の使用を始める前に、処理用ソフ
トウェアをDVE装置(10′)のハードウェアに合わせる
必要がある。これは、メニューキーを用い、初期化(IN
IT)及び工作(ENG)モードを選択して行うが、詳細な
説明は省略する。
いま、操作者が第8図について述べたような効果を作
り出そうとしている、と仮定する。この場合は先ず、対
応するメニューキーを押してEDITモードを選択する。そ
れから、キーボード(48)のカーソル・キーを用いて、
窓W2の「PICTURE」と表示した区域における見出しのう
ちSIZE(大きさ)に関する列を囲むようにボックスSを
動かし、トラックボール組立体(50)を用いて、処理後
画像を第8図に示す大きさに縮小する。そうすると、窓
W1に表示されるワイヤフレームは、第8図に示す処理後
画像と同じ大きさに縮まるが、その位置は窓W1の中央の
ままである。コンピュータ(40)がオンラインであれ
ば、モニタ(24)に表示される画像が全く同様に縮小す
ることになる。次に、ボックスSを2列上に動かしてLO
C(位置)を選択し、トラックボール組立体(50)を用
いて縮小した画像を第8図における位置P1(M1)に動か
す。縮小したワイヤフレームは、これに従って動く。
画像をこうして位置P1(M1)に動かした後、操作者
は、キーボード(48)上の複数キーのうち特定の1つを
押すことにより、その位置すなわち端(はし)の点を記
憶させることができる。同様にして、操作者は、トラッ
クボール組立体(50)及びキーボード(48)の対応する
キーを用いて、第8図に示す他の3つの位置P1(M2),P
1(M3),P1(M4)に対応する端点を定めることができ
る。この作業を簡単化するため、この処理の間、最下部
の列(62)における見出しX−LOCK及びY−LOCKに対応
する機能キーの適当な方を押下してトラックボール組立
体(50)の作用を制御し、これらの機能を選択すると、
画像をそれぞれY及びX方向には動かせるが、それぞれ
X及びY方向には動かせないようにすることができる。
端点を選択し終わると、対応するメニューキーを押し
てRUN(実行)モードを選択する。RUNモードでは、操作
者は、選択した端点間の動きを選択することができる。
例えば、窓W3に示すように端点間の運動に要する時間
(TIME)を決めたり、画像を端点間で連続的に周回(LO
OP)させるかどうかを決めることができる。作成した効
果に対応する情報は、窓W3に符号化した文字数字形式で
表示される。操作者は、窓W1のワイヤフレーム及び窓W2
に表示される情報を見て効果を観察し、満足の行くまで
工夫を続けこれを改善することができる。操作者は、思
い通りのものができると、最下部の列(62)の表示FILE
(記録)に対応する機能キーを押して、作成した一連の
効果すなわち処理手順を記憶させることができる。作成
した効果は、それから例えばコンピュータ(40)をオン
ラインで使用している場合フロッピーディスク駆動装置
(46)の1つでフロッピーディスクに書込み、実際に使
用するときDVE装置(10′)に接続したもう1つの同様
なコンピュータ(40)に入れることができる。
EDIT(編集)モードにおいて、窓W3に表示される情報
の最下部に、選択した端点に対応する1〜4の数字が表
示される。1つの数字を目立たせる(第2図では数字1
を目立たせている。)ことにより、現在選択している端
点を示す。RUNモードでは、棒グラフ(図示ぜす)がそ
の効果内の現在の位置を指示する。
第2図の最下部列(62)に示す残りの見出しについて
述べるに、見出しFREEZE(凍結)と対応する機能キーを
押すと、処理後画像を凍結するか又は入力画像に従って
動き続けさせるかを選択できる。見出しNOTCH(段階)
に対応する機能キーを押すと、数値を求めるための段階
的な運動又は回転が可能となる。見出しCROP(切取り)
に対応する機能については、あとで述べる。
第3図は、他の効果の作成時の一段階におけるVDU(4
2)の画面を示す。第3図で気が付くことは、列(62)
の見出しが異なることである。これは、ソフトウェア
が、所望の機能に従い種々のルーチン内の特定時点にお
いて見出しを変えるように動作するからである。
第3図では、窓W2のPICTURE区域内における画像の回
転値が0でないことにも気付くであろう。具体的にいえ
ば、画像は、X軸の周りに0.13、Y軸の周りに0.13、Z
軸の周りに0.06だけ回転しており、この回転は、窓W1に
おいて、ワイヤフレームの3方向における対応する回転
によって表わされる。
第3図からまた、画像の大きさが不変、すなわちX,Y
両方向におけるSIZEの値(窓W2のPICTURE区域に示
す。)が1のままであるのに、ワイヤフレームの窓W1内
で占める面積が小さくなっているのが見られるであろ
う。これは、第3図の場合、キーボード(48)を介して
入力される指令情報が、窓W1に、処理前画像の平面内に
あり且つ処理前画像より大きな面積を表示させるためで
ある(処理前画像の面積はモニタ(24)に表わされるも
のと対応する。)。処理前画像の境界Bが窓W1に表示さ
れ、これにより、処理後画像(ワイヤフレームで示
す。)が一部境界Bの外側に出てもワイヤフレームと境
界Bとの関係を観測できる。この機能、すなわち、画像
の境界より大きな面積を表示することは、操作者にとっ
て非常に助けとなる。この点に関連していえば、第6図
の従来装置では、情報を誤って入力し処理後画像がモニ
タ(24)の画面から完全に消えてしまうことがよくあっ
た。その場合、外れた像を見付け出すのは極めて困難で
ある。しかし、窓W1における情報例を示す第4図から分
かるように、第1図の装置において上述の機能を選択す
れば、ワイヤフレームが境界B(モニタ(24)の画面の
縁(ふち)に対応する。)の外側に出た場合でも、その
ワイヤフレームを観察しうるので、画像の発見が容易で
ある。また、この機能は、処理後画像が画面から全く外
れた位置から画面内位置に、又はその逆に動くような一
連の効果を工夫したい場合、その全体を連続して見うる
ので極めて有用である。
画像処理の際、画像の一部、例えば不注意により画面
の中に移動マイクロホンが入り込んだ上方部分などを切
取ることが望ましい場合がある。このような場合、第2
図の列(62)の上述した見出しCROP(切取り)に対応す
る機能キーを使用する。この機能を選択すると、ワイヤ
フレーム(及び境界B(表示されている場合))と識別
が容易な色付きフレームを窓W1に表示し、これを動かし
て保持すべき区域を定めることができる。例えば、窓W1
における他の情報列を示す第5図において、ワイヤフレ
ームの線Lから上の部分に対応する画像部分を切取る場
合を考える。色付きフレームをワイヤフレームの線Lか
ら下の部分を囲むように動かす。それから見出しCROPを
選択すると、線Lから上の部分が除去される。そうする
と、境界Bで示すように処理前画像と処理後画像の区域
を同じにするため、画像の線Lから上の部分を何らかの
方法で埋めることが当然望まれる。これは、「自動拡
張」キーを押下して行うことができる。この場合、処理
用ソフトウェアがこれに応動して処理後画像を境界Bで
示すような処理前画像の区域と同じになるように拡張さ
せる。第5図の例では、Y方向の大きさを僅かに増すだ
けでよい。
同様に、カメラの僅かな位置の狂いを補償するため、
画像を僅かに回転させる必要がある場合がある。この場
合も、処理後画像と処理前画像の区域が一致しないが、
自動拡張キーを押下してX,Y方向に僅かに拡張させるこ
とにより、境界B内の区域を全部埋めることができる。
上述の説明から分かるように、コンピュータ(40)
(高価なDVE装置より遥かに安価である。)を操作者の
訓練及び時間のかかる効果の工夫の両方にオンラインで
使用することができる。したがって、典型的な構成とし
ては、1つのDVE装置(10′)をオンラインで操作する
ためこれと結合して用いる1つの専用のコンピュータ
(40)と、訓練及び(又は)ディスクに記憶しこれを必
要に応じてDVE装置(10′)専用のコンピュータ(40)
に格納できる効果の作成に使用うる数個のオフラインの
コンピュータ(40)とを具えるものになる。コンピュー
タ(40)として使用するに適した幾つかのコンピュータ
にトラックボール組立体(50)及び通信カード(52)を
取付け、処理用ソフトウェア及び表示用ソフトウェアを
格納すれば、これらを必要に応じてオフラインで使用す
ることができる。よって、装置の設備費が大幅に減少す
る。また、第1図の装置は、処理機能がコンピュータ
(40)内の処理用ソフトウェアによって行われるので、
コンピュータ(40)内のソフトウェアを強調ソフトウェ
アと取替えることにより、容易に処理機能を強めること
ができる。
第6図の装置について述べなかったが、現在のタイプ
のDVE装置には、上述のようなただ1つの画像P1だけで
なく、それぞれビデオ信号で表わされた2つの画像(画
像A及び画像B)の一方を処理する機能を有するものが
ある。すなわち、例えば、最初に画像Aを表示してこれ
を垂直軸の周りに回転し、画像の端縁が画像に映る、す
なわち画像が垂直線の周りに90゜以上回転すると、画像
Bか画像Aの一方が画像のいわば背景に表示される。こ
の機能がDVE装置(10′)に設けられている場合は、コ
ンピュータ(40)内の処理用ソフトウェアは窓W1に画像
AかBのどちらかを表示するように動作する。
上述の装置では、矩形の処理前画像の処理はすべて、
3次元ではあるが、ゆがんだ矩形及び(又は)真直ぐで
ない方向から見た矩形と考えられる画像にするようなも
のであった。しかし、本発明は、もっと一般に、矩形の
処理前画像を例えば3次元においてくるみ、球又は円筒
又はその一部の形とするように複雑な形への処理を含む
もっと複雑なビデオ効果にも適用することができる。こ
の場合は、勿論、処理用ソフトウェアは、画像の4隅の
位置を定める座標データ以上のもっと効果的なものであ
る必要があろう。
以上、本発明の実施例を図面について詳細に説明した
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨内において
種々の変更、変形を行いうるものである。
[発明の効果] 上述のように本発明によれば、画像処理装置を制御す
る又はその制御データを生成するコンピュータ単独の処
理により、生成された制御データが画像処理装置に発生
させるであろうおおよその処理効果の内容を短時間のう
ちに計算し、画面上に表示することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の好適な実施例を示す構成図である。 第2及び第3図は、それぞれ第1図装置のコンピュータ
の可視表示器の画面の異なる表示例を示す正面図であ
る。 第4及び第5図は、それぞれ上記表示器の画面の特定の
窓に表示される異なる情報例を示す正面図である。 第6図は、従来の画像処理装置の例を示すブロック図で
ある。 第7図は、処理後画像の例を表示する第6図装置のモニ
タ画面を示す説明図である。 第8図は、上記モニタ画面に表示されるデジタル・ビデ
オ効果の簡単な例を示す説明図である。 V1……ビデオ信号、P1……画像、(16R〜16B,18R〜18
B)……画像処理器、(40)……コンピュータ、(48,5
0)……手動入力手段、(42)……可視表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド ジョン ヘドレー イギリス連合王国 ハンプシャー ウィ ンチェスター アボッツ バートン シ ョーンドラー ロード 67 (56)参考文献 特開 昭64−59568(JP,A) 特開 昭63−100580(JP,A) 特開 昭63−246788(JP,A) 実開 昭60−114633(JP,U) 特公 昭60−55836(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送用画像に所望の幾何学的効果を与える
    画像処理装置と、当該画像処理装置とオンラインで接続
    し得ると共に、オンライン持続時には上記画像処理装置
    に制御データを送信して処理動作を制御するコンピュー
    タとを有する画像処理システムであって、 上記コンピュータは、 上記画像処理装置と接続されていないオフライン時、操
    作入力手段を通じ入力される指令情報に応じ、当該指令
    情報がオンライン接続時に放送用画像に与えるのと同じ
    幾何学的効果をフレーム又はワイヤフレームに与えて表
    示画面上に表示させる第1の処理手段と、 上記画像処理装置とのオンライン接続時、上記操作入力
    手段を通じて入力される指令情報に応じた所望の幾何学
    的効果を与える制御データを送信し、又は、オフライン
    時に作成しておいた所望の幾何学的効果を与える制御デ
    ータを送信して上記画像処理装置の処理動作を制御する
    第2の処理手段と を有することを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】放送用画像に所望の幾何学的効果を与える
    画像処理装置と、当該画像処理装置とオンラインで接続
    し得ると共に、オンライン持続時には上記画像処理装置
    に制御データを送信して処理動作を制御するコンピュー
    タとを有する画像処理システムの画像処理方法であっ
    て、 上記コンピュータと上記画像処理装置とが接続されてい
    ないオフライン時、上記コンピュータが、操作入力手段
    を通じ入力される指令情報に応じ、当該指令情報がオン
    ライン接続時に放送用画像に与えるのと同じ幾何学的効
    果をフレーム又はワイヤフレームに与えて表示画面上に
    表示させる第1の処理と、 上記コンピュータと上記画像処理装置のオンライン接続
    時、上記コンピュータが、上記操作入力手段を通じて入
    力される指令情報に応じた所望の幾何学的効果を与える
    制御データを送信し、又は、オフライン時に作成してお
    いた所望の幾何学的効果を与える制御データを送信して
    上記画像処理装置の処理動作を制御する第2の処理と を有することを特徴とする画像処理システムの画像処理
    方法。
JP06665690A 1989-03-17 1990-03-16 画像処理システム及び画像処理方法 Expired - Fee Related JP3338439B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8906177A GB2229336B (en) 1989-03-17 1989-03-17 Picture manipulation
GB8906177.4 1989-03-17

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001339757A Division JP2002197478A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法
JP2001339756A Division JP2002204393A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法
JP2001339758A Division JP2002197479A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02283175A JPH02283175A (ja) 1990-11-20
JP3338439B2 true JP3338439B2 (ja) 2002-10-28

Family

ID=10653533

Family Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06665690A Expired - Fee Related JP3338439B2 (ja) 1989-03-17 1990-03-16 画像処理システム及び画像処理方法
JP2001339756A Pending JP2002204393A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法
JP2001339758A Pending JP2002197479A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法
JP2001339757A Pending JP2002197478A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法

Family Applications After (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001339756A Pending JP2002204393A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法
JP2001339758A Pending JP2002197479A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法
JP2001339757A Pending JP2002197478A (ja) 1989-03-17 2001-11-05 コンピュータ及び処理効果の表示方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0387981B1 (ja)
JP (4) JP3338439B2 (ja)
DE (1) DE69009544T2 (ja)
GB (1) GB2229336B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8822269D0 (en) * 1988-09-22 1988-10-26 Questech Ltd Improvements in & relating to production of digital video effects
EP0518500B1 (en) * 1991-06-14 1999-08-18 SONY ELECTRONICS INC. (a Delaware corporation) Video mixers
US5592599A (en) * 1991-12-18 1997-01-07 Ampex Corporation Video special effects system with graphical operator interface
US5331417A (en) * 1992-09-15 1994-07-19 Digital Pictures, Inc. System and method of displaying a plurality of digital video images
EP0589658B1 (en) * 1992-09-21 2002-07-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Superimposing of graphic data with graphic parameter store
GB2273220B (en) * 1992-12-07 1997-01-08 Quantel Ltd A video processing system
US5319382A (en) * 1992-12-31 1994-06-07 International Business Machines Corporation Method and apparatus for manipulating a full motion video presentation in a data processing system
US5521617A (en) * 1993-04-15 1996-05-28 Sony Corporation Three-dimensional image special effect apparatus
DE4341367C1 (de) * 1993-12-04 1995-06-14 Harald Dr Med Dr Med Eufinger Verfahren zur Herstellung von Endoprothesen
GB2287373B (en) * 1994-03-04 1998-01-21 Quantel Ltd An image processing apparatus and method
US5729673A (en) * 1995-04-07 1998-03-17 Avid Technology, Inc. Direct manipulation of two-dimensional moving picture streams in three-dimensional space
GB2312123B (en) * 1996-04-12 1999-01-13 Discreet Logic Inc Relocating picture points in response to manual operation of an interface device
GB9607647D0 (en) * 1996-04-12 1996-06-12 Discreet Logic Inc Proportional modelling
GB2312119B (en) * 1996-04-12 2000-04-05 Lightworks Editing Systems Ltd Digital video effects apparatus and method therefor
DE10354988A1 (de) * 2003-11-25 2005-06-30 Deutsche Telekom Ag Selbstausrichtende Anzeigeeinrichtung für mobil einzusetzende elektrische und/oder elektronische Geräte
EP2815400A1 (en) * 2012-02-15 2014-12-24 Thomson Licensing User interface for depictive video editing

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1568378A (en) * 1976-01-30 1980-05-29 Micro Consultants Ltd Video processing system
GB2046053B (en) * 1979-03-22 1983-06-15 Micro Consultants Ltd Digital video processor
GB8410597D0 (en) * 1984-04-25 1984-05-31 Quantel Ltd Video signal processing
FR2565447B1 (fr) * 1984-06-05 1987-08-21 Software Based Systems Sbs Dispositif de numerisation d'une image video et systeme de numerisation et de visualisation d'une image
US4680622A (en) * 1985-02-11 1987-07-14 Ncr Corporation Apparatus and method for mixing video signals for simultaneous presentation
CA1283738C (en) * 1985-11-13 1991-04-30 Atsushi Hasebe Data processor
DE3681030D1 (de) * 1986-06-16 1991-09-26 Ibm Bilddatenanzeigesystem.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002197479A (ja) 2002-07-12
GB8906177D0 (en) 1989-05-04
EP0387981B1 (en) 1994-06-08
GB2229336B (en) 1993-09-15
JPH02283175A (ja) 1990-11-20
JP2002197478A (ja) 2002-07-12
JP2002204393A (ja) 2002-07-19
DE69009544T2 (de) 1994-11-24
DE69009544D1 (de) 1994-07-14
EP0387981A1 (en) 1990-09-19
GB2229336A (en) 1990-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3338439B2 (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
CA1207927A (en) Three-dimensional display system
US6195102B1 (en) Image transformation processing which applies realistic perspective conversion to a planar image
EP0547784A2 (en) Managing display windows of interrelated applications
EP0403253A1 (en) An electronic image composition system
JPS61206084A (ja) 図形セグメント操作方法
JP2995745B2 (ja) 動き情報抽出装置
JPH10340075A (ja) 画像表示方法
US4703321A (en) Method for editing a graphic object in an interactive draw graphic system
US5237657A (en) Apparatus for manipulating a picture represented by a video signal
JP2824454B2 (ja) 三次元図形入力方式
JP3919163B2 (ja) 映像オブジェクト編集装置及び映像オブジェクト編集プログラム
JP3465892B2 (ja) 映像データ編集方法及び映像データ編集プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPS6156391A (ja) 画像処理システム
JP3268667B2 (ja) 対話式ポリゴン選択装置
JP2634404B2 (ja) 立体画像入力方法
JP2999538B2 (ja) ワイプパターン指定装置
JP2695445B2 (ja) 画面上の加工範囲指定装置
JPH08235382A (ja) 3次元コンピュータグラフィックス編集装置
JPH0146904B2 (ja)
JPS63296089A (ja) 画像表示装置
JPH0368283A (ja) 電子的イメージ処理方法及び装置
JPH0425974A (ja) 3次元画像入力方法
JPH0734194B2 (ja) 複合罫線パタ−ンの決定方式
JPS6145363A (ja) 図面作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees