JPH0559471B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0559471B2 JPH0559471B2 JP58060863A JP6086383A JPH0559471B2 JP H0559471 B2 JPH0559471 B2 JP H0559471B2 JP 58060863 A JP58060863 A JP 58060863A JP 6086383 A JP6086383 A JP 6086383A JP H0559471 B2 JPH0559471 B2 JP H0559471B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image information
- image
- display
- extraction
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 14
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は画像情報の抽出装置に関する。さらに
詳しく言えば、可視像の部位を指定してこれに対
応する画像情報を抽出し、よつて所望の部位の画
像を得ることの可能な画像情報の抽出装置に関す
る。
詳しく言えば、可視像の部位を指定してこれに対
応する画像情報を抽出し、よつて所望の部位の画
像を得ることの可能な画像情報の抽出装置に関す
る。
従来技術
近年、コンピユータによる画像処理が広く行な
われている。この場合、原画像の採取にはTVカ
メラ等を用い、採取した画像信号の濃淡の階調を
数ビツトに量子化したデジタル情報に変換し、こ
れらデジタル情報を走査線の順序に従つて2次元
に配列したところの画像情報を得ている。コンピ
ユータによる画像処理の基本的なものはフイルタ
リング処理である。これらは、採取した画像情報
の雑音成分を除去するための平滑化処理であり、
また画像の特徴抽出のための尖鋭化処理等であ
る。次に行なわれる処理は、例えば、画質の改善
された画像出力を得るための処理、あるいは画像
認識のための特徴抽出処理等である。このように
して採取された原画像の情報はコンピユータによ
つて順次処理され、画質の改善、あるいはコンピ
ユータによる認識や処理がし易い形の画像情報に
変換されている。
われている。この場合、原画像の採取にはTVカ
メラ等を用い、採取した画像信号の濃淡の階調を
数ビツトに量子化したデジタル情報に変換し、こ
れらデジタル情報を走査線の順序に従つて2次元
に配列したところの画像情報を得ている。コンピ
ユータによる画像処理の基本的なものはフイルタ
リング処理である。これらは、採取した画像情報
の雑音成分を除去するための平滑化処理であり、
また画像の特徴抽出のための尖鋭化処理等であ
る。次に行なわれる処理は、例えば、画質の改善
された画像出力を得るための処理、あるいは画像
認識のための特徴抽出処理等である。このように
して採取された原画像の情報はコンピユータによ
つて順次処理され、画質の改善、あるいはコンピ
ユータによる認識や処理がし易い形の画像情報に
変換されている。
かかる画像処理は、操作者が注目するところの
部位の画像に対してのみ行なわれるのが普通であ
る。また従来技術によれば、画像処理はTVカメ
ラと情報処理装置とを一体とした構成で、原画像
の採取とその後の処理とを実時間で行なうものが
多い。従つて注目すべき部位の画像情報を得るに
は、専らTVカメラの視野をほぼ目的の対称部位
に合わせて行なうか、又はその対称部位が視野の
所定位置に入つたときに同期して画像情報を抽出
するものであつた。つまり採取した画像の任意の
部位を操作者が指定することによつて所望の部位
の画像情報を抽出するものではなかつた。一般
に、採取した原画像の情報は後のコンピユータ処
理のために一度メモリに格納される。この情報を
直ちに処理しないで外部の記憶装置にフアイル
し、後に必要に応じて選択呼出して使用する場合
もある。このような装置は実時間の画像処理を目
的としたものではないが、むしろ上述した画像処
理方式を実現するための研究手段として用いら
れ、やはり原画像採取の対称部位は実質的にはそ
の処理目的に応じた視野で制限を受けているもの
であつた。
部位の画像に対してのみ行なわれるのが普通であ
る。また従来技術によれば、画像処理はTVカメ
ラと情報処理装置とを一体とした構成で、原画像
の採取とその後の処理とを実時間で行なうものが
多い。従つて注目すべき部位の画像情報を得るに
は、専らTVカメラの視野をほぼ目的の対称部位
に合わせて行なうか、又はその対称部位が視野の
所定位置に入つたときに同期して画像情報を抽出
するものであつた。つまり採取した画像の任意の
部位を操作者が指定することによつて所望の部位
の画像情報を抽出するものではなかつた。一般
に、採取した原画像の情報は後のコンピユータ処
理のために一度メモリに格納される。この情報を
直ちに処理しないで外部の記憶装置にフアイル
し、後に必要に応じて選択呼出して使用する場合
もある。このような装置は実時間の画像処理を目
的としたものではないが、むしろ上述した画像処
理方式を実現するための研究手段として用いら
れ、やはり原画像採取の対称部位は実質的にはそ
の処理目的に応じた視野で制限を受けているもの
であつた。
目 的
本発明は上述従来技術の背影に鑑みて為された
ものであつてその目的とする所は、表示画像に対
する自由かつ簡便な操作で複数部位の画像情報を
自動抽出する画像情報の抽出装置を提供すること
にある。
ものであつてその目的とする所は、表示画像に対
する自由かつ簡便な操作で複数部位の画像情報を
自動抽出する画像情報の抽出装置を提供すること
にある。
実施例
以下図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明
する。第1図は実施例のシステム構成を示すブロ
ツク図である。図において、1は主制御を掌るセ
ントラルプロセシングユニツト(CPU)、2は可
視像を出力するデイスプレイユニツト(DU)、
3は原画像採取のためのイメージリーダ(IR)、
4は可視像に対する位置指定入力とこれに附随す
るフアンクシヨンコマンドを入力するポインテイ
ングデパイス(PD)、5はキーボード(KU)、
6は採取した原画像をフアイルするデイスクユニ
ツト(DISK)、7は上述機器を接続するCPU1
のシステムバスである。
する。第1図は実施例のシステム構成を示すブロ
ツク図である。図において、1は主制御を掌るセ
ントラルプロセシングユニツト(CPU)、2は可
視像を出力するデイスプレイユニツト(DU)、
3は原画像採取のためのイメージリーダ(IR)、
4は可視像に対する位置指定入力とこれに附随す
るフアンクシヨンコマンドを入力するポインテイ
ングデパイス(PD)、5はキーボード(KU)、
6は採取した原画像をフアイルするデイスクユニ
ツト(DISK)、7は上述機器を接続するCPU1
のシステムバスである。
以上の構成において以下にその作用を詳述す
る。先ずIR3はイメージ画像を採取する。この
とき、光の強弱信号は走査線に従つた電気信号に
変換され、さらにAD変換器によつて画像毎のビ
ツトパラレル信号に変換される。ビツトパラレル
信号は画素の濃淡を示す画素情報であるが、これ
らを走査線に従つた順序でCPU1内のメモリの
一時記憶させることによつて画像情報を形成す
る。この画像情報は直ちにDU2に表示した可視
像に変換しても良いが、そのままDISK6にフア
イルし、後に呼び出して使用しても良い。DISK
6にはこのようにして既に採取した複数の画像情
報がフアイルされている。そしてこれら一般の指
示操作はKU5を介して行なわれる。次に操作者
は、必要ならばDISK6から何れかの画像情報を
選択して呼び出し、これをDU2の可視像に変換
する。
る。先ずIR3はイメージ画像を採取する。この
とき、光の強弱信号は走査線に従つた電気信号に
変換され、さらにAD変換器によつて画像毎のビ
ツトパラレル信号に変換される。ビツトパラレル
信号は画素の濃淡を示す画素情報であるが、これ
らを走査線に従つた順序でCPU1内のメモリの
一時記憶させることによつて画像情報を形成す
る。この画像情報は直ちにDU2に表示した可視
像に変換しても良いが、そのままDISK6にフア
イルし、後に呼び出して使用しても良い。DISK
6にはこのようにして既に採取した複数の画像情
報がフアイルされている。そしてこれら一般の指
示操作はKU5を介して行なわれる。次に操作者
は、必要ならばDISK6から何れかの画像情報を
選択して呼び出し、これをDU2の可視像に変換
する。
ここで第2図にDU2の構成ブロツク図を示
す。図において、21はラスタスキヤン表示方法
のCRT、22はビデオ信号による輝度変調とラ
スタ走査信号を成生する表示回路で入力画素情報
をビデオ信号に変換するDA変換器を含む、23
は走査順序に従つたイメージの画像情報を記憶す
るVRAMである。24は表示制御部でDU2の主
制御を行なう。主制御の1つは、表示回路22か
らの垂直、水平同期信号に従つてVRAM23の
読出アドレスを更新し、CRT21の画面に可視
像が繰返し得られるように制御する。26は画面
のXY座標軸に従つた座標値を保持する位置指定
レジスタで、この値はPD4からの位置指定情報
入力によつてセツトされる。位置指定操作は少な
くとも2点について行なうから実施例のレジスタ
も第1及び第2の位置指定レジスタを有する。先
ず第1の位置指定レジスタに座標値X1,Y1がセ
ツトされると直線発生回路25が起動される。直
線発生回路25は入力座標値X1,Y1に従つてy
=Y1,x=X1なる直線パターン信号を発生する
回路である。さらに詳しく言えば、第3図に示す
実施例の表示画面Aにおいて、ラスタaOと輝点が
X座標のxOからxoに向けて走査されることによつ
て生ずる。そしてこのときのY座標値はyOであ
る。このような走査をY軸の座標値ynまで繰り
返すことによつて一画面を構成している。よつて
y=Y1の直線パターン信号はY1番目の走査線1
本分を画面に光らせるパターン信号で容易に生成
される。またx=X1なる直線のパターン信号は
X軸の座標カウンタの値が毎回X1になる毎に一
画素表示時間分だけ画面を光らせるパターン信号
である。主制御のもう1つは、走査線に同期して
動作するX軸、Y軸の座標カウンタを有し、該カ
ウンタの値を直線発生回路25に出力することで
ある。直線発生回路25はカウンタ値の入力と位
置指定の座標値X1,Y1を比較してその指定座標
位置において直交する直線パターン信号を発生す
る。表示制御部24はこの直線パターン信号を表
示回路22に出力し、そこではビデオ信号に直線
パターン信号がDCバイアスを与える如く重畳さ
れる。その表示例を第4図Aに示す。ここでは画
面Aの中に抽出したい画像Bがある場合を示す。
第1の指定位置が点Pであることにより夫々線分
b,cが表示されている。次に第2の位置指定情
報が入力されるとその値は第2の位置指定レジス
タにセツトされる。直線発生回路25は第2の位
置指定レジスタの値と前記座標カウンタの値を比
較する第2の比較回路を有する。そして各比較回
路から出力される直線パターン信号は表示制御部
24において論理和されている。第4図Bは第2
の位置指定入力が為された場合の表示例を示す。
図において第2の指定点はQでありその上に直交
する線分d,eが示されている。よつて画面Aの
可視像Bは各線分b,c,d,eから成る矩形f
によつて囲まれる。操作者はこの矩形fに囲まれ
る画像が所望のものであるならPD4から画像情
報の抽出コマンドを発生させる。次に表示制御部
24はこのコマンドを受けて以下の制御を行な
う。今、位置指定された2点P(X1,Y1)、Q
(X2,Y2)において夫々X1<X2,Y1<Y2が成
り立つ。よつて表示制御部24はCPU1からの
指令に従つて矩形fで囲まれた部位の画像情報を
抽出し、CPU1に転送する。その態様は、先ず
Y1番目の操作がスタートしたときにX1番目から
X2番目の画素情報を走査に同期してCPU1に転
送する。以下同様にしてこれをY2番目の走査が
終了するまで行なう。
す。図において、21はラスタスキヤン表示方法
のCRT、22はビデオ信号による輝度変調とラ
スタ走査信号を成生する表示回路で入力画素情報
をビデオ信号に変換するDA変換器を含む、23
は走査順序に従つたイメージの画像情報を記憶す
るVRAMである。24は表示制御部でDU2の主
制御を行なう。主制御の1つは、表示回路22か
らの垂直、水平同期信号に従つてVRAM23の
読出アドレスを更新し、CRT21の画面に可視
像が繰返し得られるように制御する。26は画面
のXY座標軸に従つた座標値を保持する位置指定
レジスタで、この値はPD4からの位置指定情報
入力によつてセツトされる。位置指定操作は少な
くとも2点について行なうから実施例のレジスタ
も第1及び第2の位置指定レジスタを有する。先
ず第1の位置指定レジスタに座標値X1,Y1がセ
ツトされると直線発生回路25が起動される。直
線発生回路25は入力座標値X1,Y1に従つてy
=Y1,x=X1なる直線パターン信号を発生する
回路である。さらに詳しく言えば、第3図に示す
実施例の表示画面Aにおいて、ラスタaOと輝点が
X座標のxOからxoに向けて走査されることによつ
て生ずる。そしてこのときのY座標値はyOであ
る。このような走査をY軸の座標値ynまで繰り
返すことによつて一画面を構成している。よつて
y=Y1の直線パターン信号はY1番目の走査線1
本分を画面に光らせるパターン信号で容易に生成
される。またx=X1なる直線のパターン信号は
X軸の座標カウンタの値が毎回X1になる毎に一
画素表示時間分だけ画面を光らせるパターン信号
である。主制御のもう1つは、走査線に同期して
動作するX軸、Y軸の座標カウンタを有し、該カ
ウンタの値を直線発生回路25に出力することで
ある。直線発生回路25はカウンタ値の入力と位
置指定の座標値X1,Y1を比較してその指定座標
位置において直交する直線パターン信号を発生す
る。表示制御部24はこの直線パターン信号を表
示回路22に出力し、そこではビデオ信号に直線
パターン信号がDCバイアスを与える如く重畳さ
れる。その表示例を第4図Aに示す。ここでは画
面Aの中に抽出したい画像Bがある場合を示す。
第1の指定位置が点Pであることにより夫々線分
b,cが表示されている。次に第2の位置指定情
報が入力されるとその値は第2の位置指定レジス
タにセツトされる。直線発生回路25は第2の位
置指定レジスタの値と前記座標カウンタの値を比
較する第2の比較回路を有する。そして各比較回
路から出力される直線パターン信号は表示制御部
24において論理和されている。第4図Bは第2
の位置指定入力が為された場合の表示例を示す。
図において第2の指定点はQでありその上に直交
する線分d,eが示されている。よつて画面Aの
可視像Bは各線分b,c,d,eから成る矩形f
によつて囲まれる。操作者はこの矩形fに囲まれ
る画像が所望のものであるならPD4から画像情
報の抽出コマンドを発生させる。次に表示制御部
24はこのコマンドを受けて以下の制御を行な
う。今、位置指定された2点P(X1,Y1)、Q
(X2,Y2)において夫々X1<X2,Y1<Y2が成
り立つ。よつて表示制御部24はCPU1からの
指令に従つて矩形fで囲まれた部位の画像情報を
抽出し、CPU1に転送する。その態様は、先ず
Y1番目の操作がスタートしたときにX1番目から
X2番目の画素情報を走査に同期してCPU1に転
送する。以下同様にしてこれをY2番目の走査が
終了するまで行なう。
この様な2点の位置指定は任意の位置に対して
行なえる。よつて画面上における2点の相対的な
位置関係は表示制御部24によつて以下の如く判
別、制御される。第5図はこの判別、制御を示す
フローチヤートである。図において、最初の位置
指定入力を(X1,Y1)とし、次の位置指定入力
を(X2,Y2)とする。またこれら位置指定入力
の操作はPD4からの信号によつてカーソル(図
示せず)を移動し、所望の位置で指定フアンクシ
ヨンのキーを押下することによつて為される。ス
テツプ1ではX1=X2又はY1=Y2の条件が満足
されるか否かを判別する。判別がYESであれば
ステツプ2に進み、X軸又はY軸上の指定された
領域の線分に位置する画素情報を抽出する。この
機能によつて画像フレーム毎の転送ができる。ま
た判別がNOであればステツプ3,5,7,9の
何れかに分岐する。分岐の条件はステツプ3,
5,7,9内に示されている。例えばステツプ9
に分岐するときは、X1<X2,Y1>Y2の条件で
あつてさらにステツプ10に進んで走査線のY2か
らY1についてX1番目からX2番目の画素情報を抽
出、転送する。他にも同様であつてどの場合でも
矩形が形成され、指定された2点は矩形の対角位
置に相当する。
行なえる。よつて画面上における2点の相対的な
位置関係は表示制御部24によつて以下の如く判
別、制御される。第5図はこの判別、制御を示す
フローチヤートである。図において、最初の位置
指定入力を(X1,Y1)とし、次の位置指定入力
を(X2,Y2)とする。またこれら位置指定入力
の操作はPD4からの信号によつてカーソル(図
示せず)を移動し、所望の位置で指定フアンクシ
ヨンのキーを押下することによつて為される。ス
テツプ1ではX1=X2又はY1=Y2の条件が満足
されるか否かを判別する。判別がYESであれば
ステツプ2に進み、X軸又はY軸上の指定された
領域の線分に位置する画素情報を抽出する。この
機能によつて画像フレーム毎の転送ができる。ま
た判別がNOであればステツプ3,5,7,9の
何れかに分岐する。分岐の条件はステツプ3,
5,7,9内に示されている。例えばステツプ9
に分岐するときは、X1<X2,Y1>Y2の条件で
あつてさらにステツプ10に進んで走査線のY2か
らY1についてX1番目からX2番目の画素情報を抽
出、転送する。他にも同様であつてどの場合でも
矩形が形成され、指定された2点は矩形の対角位
置に相当する。
この様な位置指定入力は3点以上であつても良
い。例えば4点指定の場合の操作を述べると、第
4図Cにおいて点R(X1,Y1),S(X2,Y2),
T(X3,Y3),U(X4,Y4)の順で位置指定入力
を行なう。次にPD4からの抽出コマンドによつ
て画像Cと画像Dの画像情報が抽出される。後に
操作者はCPU1においてこれら画像C及びDを
どのように組合せても良い。
い。例えば4点指定の場合の操作を述べると、第
4図Cにおいて点R(X1,Y1),S(X2,Y2),
T(X3,Y3),U(X4,Y4)の順で位置指定入力
を行なう。次にPD4からの抽出コマンドによつ
て画像Cと画像Dの画像情報が抽出される。後に
操作者はCPU1においてこれら画像C及びDを
どのように組合せても良い。
第2実施例
上述実施例の操作では可視像をDU2に表示
し、カーソル表示を見ながらPD4からの位置指
定情報入力を行なつた。本発明の第2実施例のシ
ステム構成図は第6図に示されている。ここでは
PD4の代りにX−YタブレツトTAB8が、また
DU2の代りに画像プリンタPU9が用いられる。
尚、図示のデイスプレイユニツトDU10はモニ
タ表示用途に用いられる。システムの概略を説明
すると、CPU1の有する画像情報の可視像はPU
9から普通紙に出力される。次に画像の印刷され
た紙はTAB8の所定の位置に置かれ、ここで入
力ペンの先が画像の任意の位置を指定する。紙の
下にあるタブレツト板はペン先の位置情報を
CPU1に知らせるから第5図のフローチヤート
に従つて同様に画像情報の抽出が可能となる。
し、カーソル表示を見ながらPD4からの位置指
定情報入力を行なつた。本発明の第2実施例のシ
ステム構成図は第6図に示されている。ここでは
PD4の代りにX−YタブレツトTAB8が、また
DU2の代りに画像プリンタPU9が用いられる。
尚、図示のデイスプレイユニツトDU10はモニ
タ表示用途に用いられる。システムの概略を説明
すると、CPU1の有する画像情報の可視像はPU
9から普通紙に出力される。次に画像の印刷され
た紙はTAB8の所定の位置に置かれ、ここで入
力ペンの先が画像の任意の位置を指定する。紙の
下にあるタブレツト板はペン先の位置情報を
CPU1に知らせるから第5図のフローチヤート
に従つて同様に画像情報の抽出が可能となる。
以上述べた如く本発明によれば、簡単な操作
で、可視像出力から任意部位の画像情報を抽出す
ることが可能である。可視像出力はCRTによる
表示出力であつても、また画像プリンタへの印刷
出力であつても良い。表示出力を利用すれば実時
間での抽出作業の効率が良い。一方、印刷出力を
利用する場合は予め多種、多数の画像出力をして
おき、机上において抽出部位の検討をする等、十
分なる前処理が行なえるという効果がある。
で、可視像出力から任意部位の画像情報を抽出す
ることが可能である。可視像出力はCRTによる
表示出力であつても、また画像プリンタへの印刷
出力であつても良い。表示出力を利用すれば実時
間での抽出作業の効率が良い。一方、印刷出力を
利用する場合は予め多種、多数の画像出力をして
おき、机上において抽出部位の検討をする等、十
分なる前処理が行なえるという効果がある。
また本発明によれば、原画像採取時の視野の制
限を受けない。つまり採取した原画像から複数の
任意部位を抽出して、後にこれらを組合せ、目的
に応じた画像編集を容易に可能とするところ抽出
画像情報を提供できる。
限を受けない。つまり採取した原画像から複数の
任意部位を抽出して、後にこれらを組合せ、目的
に応じた画像編集を容易に可能とするところ抽出
画像情報を提供できる。
効 果
以上述べた如く本発明によれば、表示手段は画
像情報をラスタ表示し、位置指定手段は前記表示
手段の画面上の位置を指定し、表示制御手段は前
記位置指定手段による指定位置上に直交線分を発
生し、かつこれを前記表示手段に対して前記画像
情報と共に可視化表示させるので、オペレータは
単純な位置指定操作を進めると同時に直交線分で
囲まれる矩形領域を把握でき、該矩形領域の位
置、サイズ及び数を容易に把握できる。
像情報をラスタ表示し、位置指定手段は前記表示
手段の画面上の位置を指定し、表示制御手段は前
記位置指定手段による指定位置上に直交線分を発
生し、かつこれを前記表示手段に対して前記画像
情報と共に可視化表示させるので、オペレータは
単純な位置指定操作を進めると同時に直交線分で
囲まれる矩形領域を把握でき、該矩形領域の位
置、サイズ及び数を容易に把握できる。
また本発明によれば、領域判別手段は前記位置
指定手段による位置指定順に区切つて対応する各
直交線分で囲まれる矩形領域を判別するので、オ
ペレータは位置指定順が区切られることのみを考
慮すれば良く、ある矩形領域Aを指定したい場合
にその領域Aを指定するための位置指定順序は全
く自由である。即ち、オペレータは領域Aの右上
点、次に左下点を指定しても、又は左下点、次に
右上点を指定しても、又は右下点、次に左上点を
指定しても同一領域Aの指定になる。また見方を
変えれば、第1の位置指定入力をした結果、つづ
く第2の位置指定入力は前記第1の位置指定入力
の周りの360度の何処にしても良く、オペレータ
は表示されている画像情報を観ながら目的の領域
をまたぐように指定することのみを考慮すれば良
いことになる。
指定手段による位置指定順に区切つて対応する各
直交線分で囲まれる矩形領域を判別するので、オ
ペレータは位置指定順が区切られることのみを考
慮すれば良く、ある矩形領域Aを指定したい場合
にその領域Aを指定するための位置指定順序は全
く自由である。即ち、オペレータは領域Aの右上
点、次に左下点を指定しても、又は左下点、次に
右上点を指定しても、又は右下点、次に左上点を
指定しても同一領域Aの指定になる。また見方を
変えれば、第1の位置指定入力をした結果、つづ
く第2の位置指定入力は前記第1の位置指定入力
の周りの360度の何処にしても良く、オペレータ
は表示されている画像情報を観ながら目的の領域
をまたぐように指定することのみを考慮すれば良
いことになる。
また本発明によれば、指示手段は画像情報の抽
出を指示し、抽出手段は前記指示手段の指示によ
り前記領域判別手段が判別した複数矩形領域内の
画像情報を抽出するので、オペレータは領域指示
後の確認ができ、かつ一回の指示で複数部位の画
像情報を抽出できる。
出を指示し、抽出手段は前記指示手段の指示によ
り前記領域判別手段が判別した複数矩形領域内の
画像情報を抽出するので、オペレータは領域指示
後の確認ができ、かつ一回の指示で複数部位の画
像情報を抽出できる。
第1図は実施例のシステム構成を示すブロツク
図、第2図は実施例のデイスプレイユニツトの構
成ブロツク図、第3図は表示画面の説明図、第4
図Aは表示例の説明図、第4図Bは表示例の説明
図、第4図Cは表示例の説明図、第5図は表示制
御部の判別、制御を示すフローチヤート、第6図
は第2実施例のシステム構成を示すブロツク図で
ある。 ここで、1……セントラルプロセシングユニツ
ト、2……デイスプレイユニツト、3……イメー
ジリーダ、4……ポインテイングデバイス、5…
…キーボード、6……デイスクユニツト、7……
システムバス、8……X−Yタブレツト、9……
画像プリンタ、10……デイスプレイユニツトで
ある。
図、第2図は実施例のデイスプレイユニツトの構
成ブロツク図、第3図は表示画面の説明図、第4
図Aは表示例の説明図、第4図Bは表示例の説明
図、第4図Cは表示例の説明図、第5図は表示制
御部の判別、制御を示すフローチヤート、第6図
は第2実施例のシステム構成を示すブロツク図で
ある。 ここで、1……セントラルプロセシングユニツ
ト、2……デイスプレイユニツト、3……イメー
ジリーダ、4……ポインテイングデバイス、5…
…キーボード、6……デイスクユニツト、7……
システムバス、8……X−Yタブレツト、9……
画像プリンタ、10……デイスプレイユニツトで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 画像情報をラスタ表示する表示手段と、前記
表示手段の画面上に位置を指定する位置指定手段
と、 前記位置指定手段による指定位置(X1,Y1)
(X2,Y2)……上に直交線分(X=X1,Y=
Y1)(X=X2,Y=Y2)……を順次発生し、か
つこれを前記表示手段に対して前記画像情報と共
に可視化表示させる表示制御手段と、 前記位置指定手段による位置指定順に区切つて
対応する各直交線分で囲まれる矩形領域を判別す
る領域判別手段と、 画像情報の抽出を指示する指示手段と、 前記指示手段の指示により前記領域判別手段が
判別した複数矩形領域内の画像情報を抽出する抽
出手段と、 前記抽出手段によつて抽出された前記複数矩形
領域内の画像情報について編集を行う編集手段
と、 を備えることを特徴とする画像情報の抽出装置。 2 前記領域判別手段は前記ラスタ表示に従う行
座標の小さい方から大きい方まで、かつ該行内の
列座標の小さい方から大きい方までに対応する領
域を判別することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の画像情報の抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58060863A JPS59186065A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 画像情報の抽出装置及び抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58060863A JPS59186065A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 画像情報の抽出装置及び抽出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59186065A JPS59186065A (ja) | 1984-10-22 |
JPH0559471B2 true JPH0559471B2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=13154646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58060863A Granted JPS59186065A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 画像情報の抽出装置及び抽出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59186065A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61136374A (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-24 | Ricoh Co Ltd | 画像編集装置 |
JPH03156685A (ja) * | 1989-11-15 | 1991-07-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 画像入力装置 |
TW417404B (en) | 1998-02-03 | 2001-01-01 | Seiko Epson Corp | Projection display device and method therefor, and an image display device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725033A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Picture input device |
JPS57137970A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-25 | Ricoh Co Ltd | Picture area designating method |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP58060863A patent/JPS59186065A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725033A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Picture input device |
JPS57137970A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-25 | Ricoh Co Ltd | Picture area designating method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59186065A (ja) | 1984-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003326014A (ja) | 縫製データ作成装置及び縫製データ作成プログラム | |
JP2002197479A (ja) | コンピュータ及び処理効果の表示方法 | |
JPH08123658A (ja) | アイコンパターンまたはアイコンの登録方法及び登録装置並びにアイコンの表示方法及び表示装置 | |
JPH0559471B2 (ja) | ||
JPS6098489A (ja) | 画像デ−タ処理装置 | |
US6430583B1 (en) | Scenario editing apparatus for performing editing of multimedia using figure feature points | |
US5471536A (en) | Figure digitizing system | |
JPS63146168A (ja) | 画像編集方法 | |
JP2861136B2 (ja) | 未結線表示方式 | |
JPS6177088A (ja) | 画像デ−タ処理装置 | |
JPS638975A (ja) | Cad図面表示装置 | |
JPS62256174A (ja) | 文書処理装置 | |
JP2511953B2 (ja) | 画像処理方法及び装置 | |
JP2864524B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPS6125241A (ja) | 図形作成端末装置の表示・作図方法 | |
JPS6145363A (ja) | 図面作成装置 | |
JPH10154040A (ja) | 画像処理装置 | |
JPS5995536A (ja) | 画像処理方法 | |
JPH08137621A (ja) | 図形入力装置およびカーソル表示方法 | |
JPH0375910A (ja) | デジタイザを用いた画像処理装置 | |
JPH0789217B2 (ja) | 印刷製版用レイアウト装置 | |
JPS60130792A (ja) | 自動罫線作描方式 | |
JPH05298046A (ja) | 表示装置 | |
JPH06342277A (ja) | 文字表示装置 | |
JPH02299868A (ja) | 表示画像のハードコピー方式 |