JPH08137621A - 図形入力装置およびカーソル表示方法 - Google Patents

図形入力装置およびカーソル表示方法

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JPH08137621A
JPH08137621A JP27476194A JP27476194A JPH08137621A JP H08137621 A JPH08137621 A JP H08137621A JP 27476194 A JP27476194 A JP 27476194A JP 27476194 A JP27476194 A JP 27476194A JP H08137621 A JPH08137621 A JP H08137621A
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JP
Japan
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cursor
point
grid
coordinates
real
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JP27476194A
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English (en)
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Keiji Kiyono
啓二 清野
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図形入力装置においてグリッド機能を用いて
座標入力を行う場合に、実際に作用点として選択される
格子点を明示する手段を提供することを目的としてい
る。 【構成】 画面上の実カーソルをポインティング手段に
より操作して入力された実カーソル座標を、画面領域に
予め設定されている複数の格子点のうち最も近接した1
つの格子点の座標に変換して、該変換された格子点の座
標を図形入力の作用点座標として使用する図形入力装置
において、上記変換された格子点の座標に対応する画面
上の位置を論理カーソル位置として、表示する論理カー
ソル表示処理手段を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形の入力、編集に用
いられる図形入力装置およびカーソル表示方法に関する
ものであり、特に、画面上に予め設定された複数の格子
点のみに図形入力、編集の作用点を限定するため、マウ
ス等のポインティング手段により入力された座標を近接
する格子点の座標に変換するグリッド機能を有する図形
入力装置およびそのカーソル表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に図形入力装置における図形の入
力、編集処理は画面の画素アドレスを用いて行われてお
り、マウスなどのポインティング手段を用いての座標入
力は、画面上に表示されているカーソルの座標がそのま
ま入力される。しかし規格化されたICパターンやプリ
ント配線パターンなどの設定では、図形入力の基準点や
図形移動の目標点などの作用点を、予め定められている
格子点(グリッド点)にしか認めていない場合が多い。
このため、ポインティング手段を用いてカーソルを移動
し任意の表示位置にあるカーソルの座標を入力指示した
とき、そのカーソル座標を近接する格子点の座標に自動
的に変換し、その変換結果の座標を作用点の座標として
強制するグリッド機能が設けられている。
【0003】図3はグリッド機能の説明図である。図に
おいて、1は表示装置の画面領域、2の+印は画面領域
1内に設定された格子点であり、等間隔でm行n列に配
列されている。3はカーソルを表す。
【0004】カーソル3は、図示されていないマウスな
どのポインティング手段を操作することにより格子点2
に拘束されることなく任意の位置に移動されることがで
きる。しかしクリック操作などにより座標入力指示が行
われると、実際のカーソル位置の座標が作用点座標とし
て使用されるのではなく、その座標に最も近接している
格子点、図示の例ではカーソル3の左下に隣接している
格子点の座標が作用点座標として強制される。
【0005】図4は、グリッド機能を実現する従来装置
の構成図を示す。図において、4は図形入力装置、5は
マウス、6はCRT表示装置、7はカーソル、8はカー
ソル座標のアドレスを保持するカーソルアドレスレジス
タ、9はカーソルアドレスの更新などカーソル表示制御
を行うカーソル制御部、10はカーソル座標を近接格子
点の座標に変換する格子点座標変換部、11は図形編集
部である。次に動作を説明する。
【0006】カーソルアドレスレジスタ8には、図3に
示されるカーソル3の表示位置に対応するアドレス
(x,y)が保持されている。使用者がマウス5の移動
操作を行うと、その移動操作量(Δx,Δy)がカーソ
ル制御部9に通知され、カーソル制御部9はカーソルア
ドレスレジスタ8にあるカーソルアドレス(x,y)に
対して、x′←x+Δx,y′←y+Δyの演算を行い
カーソルアドレスを更新する。更新されたカーソルアド
レス(x′,y′)は直ちにCRT表示装置6の画面表
示に反映され、カーソルは移動先の位置(x′,y′)
に表示される。
【0007】ここで使用者がマウス5のクリックボタン
を押して座標入力を指示すると、格子点座標変換部10
が起動される。格子点座標変換部10は、カーソルアド
レスレジスタ8からカーソルアドレス(x′,y′)を
読み出し、このアドレスを図3で説明したm行n列の格
子点のうちで最も近接した1つの格子点の位置を求め、
そのアドレス(座標)を作用点アドレスとして図形編集
部11に渡す。図形編集部11ではこの作用点アドレス
を入力指示されたものとして扱い、図形編集を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形入力装置で
は、グリッド機能を用いて座標入力を行う場合、画面表
示されているカーソルの位置に対して、実際に作用点と
して入力された格子点がどれなのかを使用者が的確に認
識するのは難しく、特に格子点自体が画面表示されてい
ない場合にはほとんど結果で判断するしか方法がないと
いう問題があった。
【0009】本発明は、図形入力装置においてグリッド
機能を用いて座標入力を行う場合に、実際に作用点とし
て選択される格子点を明示する手段を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポインティン
グ手段により画面上で直接操作されるカーソルの他に、
グリッド機能により実際に作用点として選択される格子
点を明示する論理的なカーソル等を表示することにより
課題の解決を図るものである。なお本発明では、画面上
でポインティング手段により直接操作されるカーソルを
実カーソルと呼び、実カーソルに基づいて選択された1
つの格子点を指示するために生成されたカーソルを論理
カーソルと呼ぶものとする。
【0011】図1の(a)は、本発明による図形入力装
置の原理的構成を示す。図において、12は、表示装置
である。
【0012】13は、表示装置12の画面領域に予め設
定された複数の格子点である。14は、ポインティング
手段により直接操作できる実カーソルである。15は、
実カーソル14に基づき生成された論理カーソルであ
り、実カーソルに最も近接している1つの格子点を指示
する。
【0013】16は、実カーソル14を操作するマウス
などのポインティング手段である。17は、実カーソル
表示制御手段であり、ポインティング手段16から与え
られる移動操作量に基づいて実カーソル14の表示位置
の座標を更新する。
【0014】18は、グリッド機能を実現するために設
けられている格子点座標変換手段であり、任意の位置に
ある実カーソル14の座標に最も近接している格子点の
座標を求め、その格子点の座標を作用点の座標として出
力する。
【0015】19は、図形編集手段であり、与えられた
作用点の座標に基づいて図形の入力編集を行う。20
は、論理カーソル表示処理手段であり、格子点座標変換
手段18から出力される作用点座標の位置に所定パター
ンの論理カーソル15を表示する処理を行う。
【0016】
【作用】本発明の作用を、図1の(a),(b)により
説明する。図1の(b)において、,は図1の
(a)における表示装置12の画面例を示す。
【0017】では、実カーソル14を囲む4つの格子
点が13a,13b,13c,13dで示され、さらに
これら4つの格子点で形成される1つの方形を縦横それ
ぞれ2分割してつくられる4つの小さい方形領域がA,
B,C,Dで示されている。
【0018】格子点座標変換手段18は、実カーソル1
4が方形領域A,B,C,Dのいずれに位置しているか
により、最も近接している格子点の位置を検出する。
の場合、実カーソル14は方形領域D内にある。そのた
め格子点13dが最も近接している格子点とされ、論理
カーソル表示処理手段20は、その格子点13dの位置
に論理カーソル15を表示する。
【0019】は、の画面の実カーソル14をポイン
ティング手段16により移動操作した後の画面を示して
いる。ここでは実カーソル14が方形領域B内に位置し
ており、そのため格子点座標変換手段18は格子点13
bを選択してその座標を出力し、論理カーソル表示処理
手段20は格子点13bの位置に論理カーソル15を表
示する。
【0020】このようにして画面上の任意の位置に移動
された実カーソルに追従させて、最も近接する格子点を
指示する論理カーソルが表示されるので、実際に作用点
として入力される画面上の位置を常に容易に確認するこ
とが可能となる。
【0021】
【実施例】図2により本発明の実施例装置の構成を説明
する。図2の実施例構成は、図4に示す従来例の構成を
改良したものであり、そのため共通の構成要素には同一
の参照番号が用いられている。
【0022】図2において、5はマウス、6はCRT表
示装置、8はカーソルアドレスレジスタ、9は実カーソ
ルを制御するカーソル制御部、10は格子点座標変換
部、11は図形編集部、21は論理カーソル表示処理
部、22は実カーソル、23は論理カーソルである。
【0023】グリッド機能が設定されていないとき、格
子点座標変換部10および論理カーソル表示処理部21
は動作せず、CRT表示装置6の画面には実カーソル2
2のみが表示される。ここでマウス5のクリックボタン
が押されると、カーソルアドレスレジスタ8の内容カー
ソルアドレスつまり実カーソル22の座標が作用点座標
として図形編集部11に送られる。なお画面上の座標は
装置内部でアドレスにより表されるので、ここでは説明
の便宜上両者を同義に用いている。
【0024】グリッド機能が設定されると、格子点座標
変換部10はカーソルアドレスレジスタ8を読み取り、
その内容の実カーソル座標に最も近接している格子点の
位置を求め、その座標を論理カーソル表示処理部21に
渡す。格子点座標変換部10には予め各格子点の位置を
規定するデータが与えられており、このデータに基づい
て実カーソル座標に最も近接した格子点の算出が行われ
る。
【0025】論理カーソル表示処理部21は、格子点座
標変換部10が求めた最近接格子点の座標を論理カーソ
ル座標として所定のパターンをもつ論理カーソル23を
表示する処理を行う。この場合、論理カーソル23は実
カーソル22のパターンと同じにして輝度(あるいは濃
度)を異ならせたもの、あるいはブリンキングを付加し
たもの、パターンを異ならせたものなどにして、実カー
ソル22に対する識別性を考慮する必要がある。また格
子点の“+”パターン自体を利用し、最近接格子点の
“+”パターンのみ輝度を上げたり、“+”パターンの
サイズを大きくあるいはストローク線を太めにするなど
の方法も可能である。
【0026】次にマウス5でクリックボタンが押される
と、図形編集部11は格子点座標変換部10から出力さ
れている論理カーソル座標を作用点の座標として取り込
み、図形の入力編集を行う。
【0027】なお上述した実施例ではポインティング手
段としてマウスを用いているが、代わりにカーソルキー
やジョイステック、トレーシングボール、ディジタイザ
など任意のものが使用できることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、グリッド機能を利用す
る図形の入力編集において、実カーソルの移動に追従し
て、作用点となる最近接の格子点が論理カーソルで常に
明示されるため、使用者は作用点として強制される格子
点の座標位置を正確に認識することができ、従来のよう
に結果を見てから入力をやり直す必要はほとんどなくな
り、図形入力編集処理の能率と信頼性とを高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成図である。
【図2】本発明の実施例装置の構成図である。
【図3】グリッド機能の説明図である。
【図4】グリッド機能を実現する従来装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
12 表示装置 13 格子点 14 実カーソル 15 論理カーソル 16 ポインティング手段 17 実カーソル表示制御手段 18 格子点座標変換手段 19 図形編集手段 20 論理カーソル表示処理手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上の実カーソルをポインティング手
    段により操作して入力された実カーソル座標を、画面領
    域に予め設定されている複数の格子点のうち最も近接し
    た1つの格子点の座標に変換して、該変換された格子点
    の座標を図形入力の作用点座標として使用する図形入力
    装置において、 上記変換された格子点の座標に対応する画面上の位置を
    論理カーソル位置として、表示する論理カーソル表示処
    理手段を備えていることを特徴とする図形入力装置。
  2. 【請求項2】 画面上に、複数の格子点と、ポインティ
    ング手段により直接操作される実カーソルを表示すると
    ともに、該実カーソルに最も近接した1つの格子点を他
    の格子点から識別可能に表示することを特徴とするカー
    ソル表示方法。
  3. 【請求項3】 画面上に、ポインティング手段により直
    接操作される実カーソルを表示するとともに、該実カー
    ソルの座標を、画面領域に予め設定されている複数の格
    子点のうち最も近接している格子点の座標に変換し、該
    変換された格子点の座標に対応する画面上の位置に所定
    パターンの論理カーソルを表示することを特徴とするカ
    ーソル表示方法。
JP27476194A 1994-11-09 1994-11-09 図形入力装置およびカーソル表示方法 Pending JPH08137621A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200160A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Digital Electronics Corp タッチパネル装置、そのプログラムおよび記録媒体
US7478343B2 (en) 2005-08-15 2009-01-13 International Business Machines Corporation Method to create multiple items with a mouse

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JP2007200160A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Digital Electronics Corp タッチパネル装置、そのプログラムおよび記録媒体
JP4628967B2 (ja) * 2006-01-30 2011-02-09 株式会社デジタル プログラマブル表示器、そのプログラムおよび記録媒体

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