JP2002203174A - 電子商店管理システム、商品データ提供方法、電子商店管理サーバ、および、記録媒体 - Google Patents

電子商店管理システム、商品データ提供方法、電子商店管理サーバ、および、記録媒体

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JP2002203174A
JP2002203174A JP2000402798A JP2000402798A JP2002203174A JP 2002203174 A JP2002203174 A JP 2002203174A JP 2000402798 A JP2000402798 A JP 2000402798A JP 2000402798 A JP2000402798 A JP 2000402798A JP 2002203174 A JP2002203174 A JP 2002203174A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ショッピングモールに仮想商店を出展し
ている業者が、容易に仮想商店を出展できるようにする
と共に、他の業者との差別化を図ることができるように
する。 【解決手段】 共通テンプレートデータベース11にス
タンプ業者に共通のテンプレートを格納すると共に、オ
リジナルテンプレートデータベース12にスタンプ業者
独自のテンプレートを格納する。そして、購入者のコン
ピュータ3のウェブブラウザ31に、スタンプ業者に共
通して提供されるテンプレートの他、オリジナルテンプ
レートデータベース12に格納されているスタンプ業者
独自のテンプレートも併せてシームレスに表示されるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1または複数の業
者の通信端末、および、商品を購入する購入者の通信端
末と通信ネットワークを介してデータ通信を行う電子商
店管理システム、商品データ提供方法および電子商店管
理サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットに代表されるコン
ピュータネットワーク技術の発展に伴い、WWW(Worl
d Wide Web:ワールドワイドウェブ)を利用したGUI
(Graphical User Interface)ベースの電子商取引、特
に小売り業者と消費者との間での通信販売が活発に行わ
れている。このようにWWWを通信販売に用いることに
より、購入者は多数の商品のサンプル画像をウェブブラ
ウザ上で確認してから安心して迅速に商品の購入をする
ことが可能になり、販売者は地理的に広範囲の消費者か
らの注文を低コストで受けることが可能となるという利
益がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなWWWを
利用した通信販売の一形態として、1または複数の業者
が参加する電子ショッピングモールがある。かかる電子
ショッピングモールでは、商品の購入者が各業者の仮想
商店のトップページや各業者が販売する商品のサンプル
画像や価格などを含むウェブページに容易にたどり着く
ことができるように、これらのウェブページへのリンク
が電子ショッピングモールの管理者が管理する特定のウ
ェブページからHTML(Hyper Text Markup Languag
e)によって設けられているのが一般的である。
【0004】電子ショッピングモールが同種の商品を販
売する複数の業者の仮想商店を含むことがある場合(電
子ショッピングモールが同種の商品を販売する1または
複数の業者に係る仮想商店だけから構成される場合を含
む)、これら業者の取り扱う商品のサンプル画像を電子
ショッピングモールの管理者が提供するようにすれば、
業者は自分の仮想商店のウェブページ構築作業を簡易に
行うことが可能となる。
【0005】しかしながら、このようにすると、同種の
商品を扱う複数業者に係る仮想商店のウェブページに管
理者から提供された同一のサンプル画像だけが含まれる
ことになるために、業者にとっては自分の仮想商店の特
徴を購入者にアピールすることが難しくなり、購入者に
とっては各業者の仮想商店に商品構成の独自性を見いだ
すことができなくなってしまうという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、電子ショッピン
グモールに参加する業者が簡易に自分の仮想商店のウェ
ブページを構築することができるとともに、各業者の仮
想商店に独自性を持たせることが可能な電子商店管理シ
ステム、商品データ提供方法、および、電子商店管理サ
ーバを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の電子商店管理
システムは、1または複数の業者が販売する商品に関す
るデータを購入者の通信端末に通信ネットワークを介し
て提供するための電子商店管理システムにおいて、複数
の業者によって共通に販売される商品に関する共通デー
タを記憶する共通データ記憶手段と、各業者によって独
自に販売される商品に関するオリジナルデータを記憶す
るオリジナルデータ記憶手段と、共通データおよびこれ
に係る商品並びにオリジナルデータおよびこれに係る商
品についての設定状態を各業者ごとに更新可能に記憶す
る設定状態記憶手段と、前記設定状態記憶手段に記憶さ
れた設定に基づいて購入者の通信端末に送信されるデー
タを編集する編集手段とを備えているものである。
【0008】また、請求項7の電子商店管理サーバは、
1または複数の業者が販売する商品に関するデータを購
入者の通信端末に通信ネットワークを介して提供するた
めの電子商店管理サーバにおいて、複数の業者によって
共通に販売される商品に関する共通データを記憶する共
通データ記憶手段と、各業者によって独自に販売される
商品に関するオリジナルデータを記憶するオリジナルデ
ータ記憶手段と、共通データおよびこれに係る商品並び
にオリジナルデータおよびこれに係る商品についての設
定状態を各業者ごとに更新可能に記憶する設定状態記憶
手段と、前記設定状態記憶手段に記憶された設定に基づ
いて購入者の通信端末に送信されるデータを編集する編
集手段とを備えているものである。
【0009】そして、請求項8は、1または複数の業者
が販売する商品に関するデータを購入者の通信端末に通
信ネットワークを介して提供するための電子商店管理シ
ステムを、前記共通データ記憶手段、前記オリジナルデ
ータ記憶手段、前記設定状態記憶手段、および、前記編
集手段として機能させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0010】請求項1、7、8によると、共通データを
用いることで、業者が簡易に自分の仮想商店のウェブペ
ージを完成させることができるとともに、オリジナルデ
ータを用いることで、各業者は自分の仮想商店のウェブ
ページに他の業者とは異なる独自性を持たせて他業者と
の差別化を図ることができるという点で利便性が高い。
なお、本発明においては、通信ネットワークとして、イ
ンターネット、LAN(Local Area Network)、WAN
(Wide Area Network )などの公知のどのようなネット
ワークが使用されてもよい。
【0011】請求項2の電子商店管理システムにおいて
は、前記共通データは共通サンプル画像データであり、
前記オリジナルデータはオリジナルサンプル画像データ
である。請求項2によると、商品に関するデータとして
サンプル画像データが用いられるので、購入者が商品の
外観イメージを容易に把握できるようになる。
【0012】請求項3の電子商店管理システムでは、前
記編集手段は、共通データおよびオリジナルデータを同
一のウェブページに貼り付ける。
【0013】請求項6の商品データ提供方法は、1また
は複数の業者が販売する商品に関するデータを購入者の
通信端末に通信ネットワークを介して提供する商品デー
タ提供方法において、複数の業者によって共通に販売さ
れる商品に関する共通データと各業者によって独自に販
売される商品に関するオリジナルデータとを、購入者か
らは両者の見かけ上の区別がつかないような状態で購入
者の通信端末に送信するものである。
【0014】請求項3、6によると、購入者には共通デ
ータとオリジナルデータとが同一のウェブページ内にシ
ームレスに表示されるので、購入者が購入しようとする
商品が複数の業者によって共通に販売される商品である
のか或いは各業者によって独自に販売される商品である
かを購入者に意識させることなく商品を販売することが
できる。
【0015】請求項4の電子商店管理システムは、各業
者のIDをパスワードと関連づけて記憶する業者ID記
憶手段をさらに備えているものである。請求項4による
と、業者ごとのIDとパスワードを参照することによっ
て、各業者のオリジナルデータおよびこれに係る商品の
設定状態が他業者によって変更されるのを防止すること
ができる。
【0016】請求項5の電子商店管理システムは、前記
商品は個別情報が表示された個別情報表示製品である。
請求項5によると、スタンプ、名刺、表札、年賀状など
の個別情報表示製品を注文に応じて適切に製造すること
が可能である。ここで、個別情報表示製品とは、個人情
報或いは企業情報(例えば、個人や法人の氏名(或いは
名称)、住所、郵便番号、電話番号、電子メールアドレ
スなど)が製版や印刷によって表示されたスタンプや名
刺、年賀状などの製品である。また、本発明において、
個別情報とは、法人などの何らかの人的集合体或いは個
人の氏名(名称)、住所、電話番号、電子メールアドレ
スなどの人的情報のほか、創作された文章、キャッチフ
レーズ、特定の内容を意味する記号の組み合わせなど様
々な情報を含むものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しつつ説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態にかかる電
子商店管理システムであるスタンプ販売システムのブロ
ック図であり、かかるシステムは、電子ショッピングモ
ールに仮想商店を出展しているスタンプ業者によって、
システム管理者から提供されるスタンプ印面の他、スタ
ンプ業者独自のスタンプ印面のスタンプを消費者(購入
者)に供給するものである。このスタンプ販売システム
には、サーバとして機能するコンピュータ1と、コンピ
ュータ1に対するクライアントとなるスタンプ業者のコ
ンピュータ2と、同じくコンピュータ1に対するクライ
アントとなるスタンプ購入者のコンピュータ3と、コン
ピュータ1のシステム管理を行う管理者のコンピュータ
4とが含まれており、コンピュータ1、2、3はインタ
ーネット10を介して互いにデータ通信可能に接続され
ている。なお、図1においてはクライアントであるコン
ピュータ2、3はそれぞれ1つしか描かれていないが、
インターネット10に接続されたスタンプ業者およびス
タンプ購入者の全てのコンピュータがクライアントとな
りうる。
【0019】サーバであるコンピュータ1は、インター
ネット10に準拠したプロトコルでコンピュータ2、3
とデータの送受信を行うための通信部5と、HTML
(Hyper Text Markup Language)で記述されたウェブペ
ージのインターネット10を介したHTTP(Hyper Te
xt Transfer Protocol)による送受信を管理するウェブ
(Web)管理部6と、HTMLおよび/またはテキス
トで記述されたメールのインターネット10を介したS
MTP(Simple Mail Transfer Protocol )およびPO
P(Post Office Protocol)による送受信を管理するメ
ール管理部7と、スタンプ印面のプレビュー画像などを
作成する画像データ作成部8と、後述するデータベース
9a、9b、9c、9d、9e、9fを管理するデータ
ベース管理部9と、コンピュータ2、3に送信されるウ
ェブページのHTMLファイルを格納するウェブページ
データベース9aと、スタンプ印面デザイン(テンプレ
ート)に関するファイルを格納するテンプレートデータ
ベース9bと、商品のインク色など商品に関する情報を
格納する商品情報データベース9cと、サーバに登録し
たスタンプ業者に関する情報を格納するスタンプ業者管
理データベース9dと、過去に注文歴がある顧客に関す
る情報を格納する顧客管理データベース9eと、顧客か
らの注文状況に関する情報を格納する注文管理データベ
ース9fとを含んでいる。
【0020】ウェブ管理部6は、入力データ解析部61
と、出力データ生成部62とを備えている。入力データ
解析部61は、インターネット10を介して通信部5か
らHTTPに基づいて供給されたデータの内容を解析す
る。出力データ生成部62は、入力データ解析部61で
の解析結果に応じて、通信部5からHTTPに基づいて
送信されてコンピュータ2、3に供給されるHTMLデ
ータをCGI(CommonGateway Interface)アプリケー
ションを用いて生成するものであり、この出力データ生
成部62には、編集部63が含まれている。かかる編集
部63は、テンプレートデータベース9bに格納されて
いる各種テンプレートを利用してテンプレートを案内す
るテンプレート案内ページを作成するものである。
【0021】メール管理部7は、受信メール解析部71
と、送信メール生成部72とを備えている。受信メール
解析部71は、インターネット10を介して通信部5か
らメール管理部7にPOPに基づいて供給された電子メ
ールの内容を解析する。送信メール生成部72は、通信
部5からSTMPに基づいてコンピュータ2、3に供給
される電子メールデータを生成する。
【0022】画像データ作成部8は、プレビュー作成部
81と、正規画像作成部82とを備えている。プレビュ
ー作成部81は、顧客に指定されたテンプレートのスタ
ンプ印面に記載された住所、氏名などを顧客により指定
された住所、氏名などに変更してスタンプ印面に関する
プレビュー画像データを90dpi程度で作成する。正
規画像作成部82は、スタンプ業者がスタンプを製造す
る際に使用される600dpiの正規画像データを作成
する。つまり、プレビュー作成部81で作成されるプレ
ビュー画像は、正規画像よりも小型化、簡略化されたサ
ムネイルとして業者または購入者に表示される。これに
より、高解像度の正規画像を送信する場合と比較してサ
ーバと業者または購入者との間の通信時間を削減するこ
とができる。
【0023】データベース管理部9は、ウェブページデ
ータベース9a、テンプレートデータベース9b、商品
情報データベース9c、スタンプ業者管理データベース
9d、顧客管理データベース9e、および注文管理デー
タベース9fから必要なデータを抽出すると共に、各デ
ータベース9a、9b、9c、9d、9e、9fの書き
換えを制御する。
【0024】ウェブページデータベース9aは、購入者
のコンピュータ3に送信されてウェブブラウザ31によ
って表示されるHTMLファイル、スタンプ業者のコン
ピュータ2に送信されてウェブブラウザ21によって表
示されるHTMLファイルなどを格納している。なお、
ウェブページデータベース9aに格納されたHTMLフ
ァイルは、必要に応じて、ウェブ管理部6の出力データ
生成部62で適宜書き換えられることがある。
【0025】テンプレートデータベース9bは、共通テ
ンプレートデータベース(共通データ記憶手段)11と
オリジナルテンプレートデータベース(オリジナルデー
タ記憶手段)12とからなる。共通テンプレートデータ
ベース11は、システム管理者から電子ショッピングモ
ールに仮想商店を出展しているスタンプ業者に共通して
提供されるテンプレート(以下、共通テンプレートとい
う。)を格納するものであって、共通テンプレートの各
種設定状態を更新可能に記憶する設定状態記憶手段とし
ての機能を備えている。共通テンプレートデータベース
11は、カテゴリ(ビジネス、個人、季節、家庭など)
に大きく分類され、さらに各カテゴリはサブカテゴリ
(例えば、ビジネスの場合には、オフィス、営業など)
に分類されている。そして、各カテゴリのサブカテゴリ
領域には、予め定められたテンプレート番号(例えば、
A−02、A−03など)にテンプレートに関する情報
(スタンプ印面のサンプル画像(インク色、書体を含
む)、サイズなど)が関連づけられて格納されている。
【0026】また、オリジナルテンプレートデータベー
ス12は、電子ショッピングモールに仮想商店を出展し
ているスタンプ業者独自のテンプレート(以下、オリジ
ナルテンプレートという。)を格納するものであり、オ
リジナルテンプレートの各種設定状態を更新可能に記憶
する設定状態記憶手段としての機能も備えている。オリ
ジナルテンプレートデータベース12は、カテゴリに大
きく分類され、さらに各カテゴリはサブカテゴリに分類
されている。そして、各カテゴリのサブカテゴリ領域に
は、業者の識別子となるIDとテンプレート番号とにテ
ンプレートに関する情報(スタンプ印面のサンプル画像
(インク色、書体を含む)、サイズなど)が関連づけら
れて格納されている。
【0027】商品情報データベース9cは、カテゴリに
大きく分類され、さらに各カテゴリはサブカテゴリに分
類されている。そして、各カテゴリのサブカテゴリ領域
には、スタンプ業者ごとおよびテンプレートごとに商品
の商品情報(印面サイズ、グリップ色、インク色、販売
価格など)を関連づけて格納されている。言い換える
と、商品情報データベース9cは、共通テンプレートに
かかる商品およびオリジナルテンプレートにかかる商品
についての設定状態を各業者ごとに更新可能に記憶して
いる。従って、テンプレートデータベース9bおよび商
品情報データベース9cが設定状態記憶手段を構成して
いる。
【0028】スタンプ業者管理データベース(業者ID
記憶手段)9dは、サーバに登録したスタンプ業者の識
別子となるIDに該スタンプ業者の名称、担当者名、所
在地、電話番号、パスワードなどを関連づけて格納して
いる。そして、サーバに新規に登録するスタンプ業者が
ある場合には、データベース管理部9により新規に登録
するスタンプ業者のIDとパスワードなどとが関連づけ
られてスタンプ業者管理データベース9dに追加登録さ
れる。
【0029】顧客管理データベース9eは、過去に注文
のあった顧客の識別子となるIDに当該顧客に関する情
報(氏名、年齢、性別、住所など)を関連づけて格納し
ている。そして、過去に注文したことのない新規の顧客
による注文があった場合には、データベース管理部9に
より新規の顧客のIDに顧客の情報が関連づけられて顧
客管理データベース9eに追加登録される。なお、顧客
管理データベース9eに記憶される顧客の情報として、
商品の購入に際して過去にトラブルがあった顧客かを示
す情報を加えてもよい。この情報は、ブラックリストデ
ータとして記憶される。また、顧客のIDとしては、顧
客が予め有している電子メールアドレスが採用されてよ
い。これにより、サーバ側でIDを発行する手間を省く
ことができるとともに、顧客IDと電子メールアドレス
とを重複して記憶する必要がなくなる。顧客のIDおよ
びパスワードとしては、サーバコンピュータ1から送信
されて購入者のコンピュータ3に記憶されるクッキー
(Cookie)ファイルが用いられてもよい。これにより、
購入者はIDおよびパスワード入力の手間を省くことが
できる。
【0030】注文管理データベース9fは、各注文番号
と注文に関する情報(注文日、商品番号、発送の有無な
ど)とを関連づけて格納している。そして、新たに商品
の注文があった場合などには、データベース管理部9に
より注文に関する情報が注文番号に関連づけられて注文
管理データベース9fに追加登録される。
【0031】クライアントであるスタンプ業者のコンピ
ュータ2は、オリジナルテンプレートデータベース25
を備えるとともに、コンピュータ2には、ウェブ閲覧ソ
フトウェアであるブラウザ21、メール送受信ソフトウ
ェアであるメーラ22とがインストールされているとと
もに、コンピュータ2の所有者であるスタンプ業者が独
自のスタンプ印面に関するテンプレートを作成するため
のテンプレート作成エディタ23もインストールされて
いる。また、コンピュータ2には、スタンプ製造装置2
4が接続されている。かかるスタンプ製造装置24は、
コンピュータ3からコンピュータ1を介して注文を受け
た印面の文字などに対応するスタンプを製造するもので
ある。スタンプ製造装置24でスタンプを製造する際に
は、正規画像作成部82で作成されてコンピュータ1か
らダウンロードされた正規画像データが用いられる。
【0032】オリジナルテンプレートデータベース25
は、電子ショッピングモールに仮想商店を出展している
コンピュータ2の所有者であるスタンプ業者が独自に作
成したオリジナルテンプレートを格納するものである。
オリジナルテンプレートデータベース25は、カテゴリ
に大きく分類され、さらに各カテゴリはサブカテゴリに
分類されている。そして、各カテゴリのサブカテゴリ領
域には、テンプレート番号にテンプレートに関する情報
(スタンプ印面のサンプル画像(インク色、書体)、サ
イズ、販売価格、レイアウト用の枠など)が関連づけら
れて格納されている。
【0033】また、クライアントである購入者のコンピ
ュータ3には、ウェブ閲覧ソフトウェアであるブラウザ
31と、メール送受信ソフトウェアであるメーラ32と
がインストールされている。
【0034】また、システム管理用のコンピュータ4に
は、ウェブ閲覧ソフトウェアであるブラウザ41がイン
ストールされているとともに、システム管理者が電子シ
ョッピングモールに仮想商店を出展しているスタンプ業
者に提供するスタンプ印面などに関するテンプレートを
作成するためのテンプレート作成エディタ42がインス
トールされている。
【0035】次に、上記構成を有する電子商店管理シス
テムで行われる各種処理について図面を参照しつつ説明
する。
【0036】最初に、オリジナルテンプレートの新規登
録処理、およびテンプレート(共通テンプレート、オリ
ジナルテンプレートを含む)の登録情報変更処理につい
て図2〜図9を参照しながら説明する。なお、図2およ
び図3は、各処理をサーバの動作という観点から示した
フローチャートであり、図2中のと図3中のが処理
手順としてつながっている。図4〜図9は、各処理の一
段階でコンピュータ2のブラウザ21に表示されるペー
ジの表示例を描いた図である。なお、以下では、説明の
便宜上オリジナルテンプレートの新規登録処理の手順に
ついて説明した後、テンプレートの登録情報変更処理に
ついて説明する。
【0037】以下、オリジナルテンプレートの新規登録
処理に説明する。ただし、電子ショッピングモールに仮
想商店を出展しているスタンプ業者がコンピュータ1の
オリジナルテンプレートデータベース12に該スタンプ
業者独自のテンプレートを登録する前に、予め、スタン
プ業者はテンプレート作成エディタ23により該スタン
プ業者独自のテンプレートを作成し、このテンプレート
に関するファイルをコンピュータ2内のオリジナルテン
プレートデータベース25に格納する操作を行う。
【0038】ステップS101では、ID、パスワード
の入力をスタンプ業者に求めるウェブページの送信要求
があったか否かがウェブ管理部6の入力データ解析部6
1で判断される。そして、送信要求があった場合には
(S101:YES)、ステップS102の処理に移行
する。
【0039】ステップS102では、図4に示すID・
パスワード入力ページをコンピュータ2のブラウザ21
に表示させるファイルがデータベース管理部9によって
ウェブページデータベース9aから取り出され、通信部
5からコンピュータ2に送信される。
【0040】これにより、コンピュータ2のウェブブラ
ウザ21にID・パスワード入力ページが表示されるこ
とになる。スタンプ業者は、このID・パスワード入力
ページにおいて、IDとパスワードを入力し、入力後ロ
グインボタンをクリックする。これにより、IDとパス
ワードに関するデータがコンピュータ2からコンピュー
タ1へ送信される。
【0041】ステップS103では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、コン
ピュータ2からIDとパスワードに関するデータを受信
したか否かが判断される。そして、IDとパスワードに
関するデータをコンピュータ2から受信すると(S10
3:YES)、ステップS104の処理に移行する。
【0042】ステップS104では、ウェブ管理部6の
入力データ解析部61によりスタンプ業者管理データベ
ース9dに格納されているIDと該IDに関連づけられ
ているパスワードを基に、入力されたパスワードが正し
いか否かが判断される。そして、パスワードに誤りがあ
ると判断された場合には(S104:NO)、ステップ
S102の処理に戻り、再度ステップS102〜ステッ
プS104の処理が行われる。一方、パスワードが正し
いと判断された場合には(S104:YES)、ステッ
プS105の処理に移行する。
【0043】ステップS105では、図5に示す処理内
容選択ページをコンピュータ2のブラウザ21に表示さ
せるファイルがデータベース管理部9によってウェブペ
ージデータベース9aから取り出され、通信部5からコ
ンピュータ2に送信される。なお、図5に示す処理内容
選択ページは、オリジナルテンプレートの新規登録処理
とテンプレートの登録情報変更処理とを選択するための
ページである。
【0044】これにより、コンピュータ2のウェブブラ
ウザ21に処理内容選択ページが表示されることにな
る。スタンプ業者は、この処理内容選択ページにおい
て、希望する処理項目を該当するオプションボタン(ラ
ジオボタン)をクリックして選択し、選択後次へボタン
をクリックする。これにより、選択された処理内容を示
すデータがコンピュータ2からコンピュータ1へ送信さ
れる。なお、新規登録処理においては、スタンプ業者
は、テンプレート情報新規登録に対応するオプションボ
タン(ラジオボタン)をクリックすることになる。
【0045】ステップS106では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、コン
ピュータ2から処理内容を示すデータを受信したか否か
が判断される。そして、処理内容に関するデータをコン
ピュータ2から受信すると(S106:YES)、ステ
ップS107の処理に移行する。
【0046】ステップS107では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、ステ
ップS106で受信した処理内容を示すデータが解析さ
れ、オリジナルテンプレートの新規登録に関するもの
か、またはテンプレートの情報更新に関するものかが判
断される。そして、オリジナルテンプレートの新規登録
を示すデータである場合には(S107:新規登録)、
ステップS108の処理に移行する。一方、テンプレー
トの情報更新を示すデータである場合には(S107:
更新)、ステップS113の処理に移行する。なお、新
規登録処理においては、オリジナルテンプレートの新規
登録を示すデータと判定されて、ステップS108の処
理に移行することになる。
【0047】ステップS108では、図6に示す新規登
録ファイル入力ページをコンピュータ2のブラウザ21
に表示させるファイルがデータベース管理部9によって
ウェブページデータベース9aから取り出され、通信部
5からコンピュータ2に送信される。
【0048】図6は、新規登録するオリジナルテンプレ
ートのファイル名を入力する新規登録ファイル入力ペー
ジの一例である。なお、図中の参照ボタンをクリックす
ると、オリジナルテンプレートデータベース25に既に
格納されているオリジナルテンプレートのファイル名が
表示される。
【0049】これにより、コンピュータ2のウェブブラ
ウザ21に新規登録ファイル入力ページが表示されるこ
とになる。スタンプ業者は、この新規登録ファイルペー
ジにおいて、登録するテンプレートのファイル名を入力
し、入力後登録ボタンをクリックする。これにより、入
力されたファイル名に対応するオリジナルテンプレート
に関するデータがオリジナルテンプレートデータベース
25から取り出され、取り出されたデータがコンピュー
タ2からコンピュータ1へ送信される。ただし、コンピ
ュータ2での処理の簡略化、およびテンプレートの所有
者を判別可能にするという観点から、送信時のファイル
名として、オリジナルテンプレートのファイル名にスタ
ンプ業者のIDを付加したものを利用することとする。
【0050】ステップS109では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、コン
ピュータ2からオリジナルテンプレートに関するデータ
を受信したか否かが判断される。そして、オリジナルテ
ンプレートに関するデータをコンピュータ2から受信す
ると(S109:YES)、ステップS110の処理に
移行する。
【0051】ステップS110では、図7に示す新規登
録情報入力ページをコンピュータ2のブラウザ21に表
示させるファイルがデータベース管理部9によってウェ
ブページデータベース9aから取り出され、通信部5か
らコンピュータ2に送信される。
【0052】図7は、登録するオリジナルテンプレート
のカテゴリなど各種情報を入力する新規登録情報入力ペ
ージの一例である。なお、新規登録情報入力ページの入
力または選択項目として、カテゴリ、サブカテゴリ、サ
ムネイル表示インク色、テンプレートの表示の際に使用
する使用文字種(字体)、および販売価格がある。
【0053】これにより、コンピュータ2のウェブブラ
ウザ21に新規登録情報入力ページが表示されることに
なる。スタンプ業者は、この新規登録情報入力ページに
おいて、カテゴリ、サブカテゴリおよびサムネイルイン
ク色を入力、またはオプションメニュー(プルダウンメ
ニュー)を利用してカテゴリ、サブカテゴリおよびサム
ネイル表示インク色を選択する。また、1または複数の
使用文字種をチェックボックスをクリックして選択し、
さらに、販売価格を入力する。その後、スタンプ業者は
登録ボタンをクリックする。これにより、カテゴリなど
のテンプレートの各種情報に関するデータがコンピュー
タ2からコンピュータ1へ送信される。
【0054】ステップS111では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、コン
ピュータ2からカテゴリなどの各種情報に関するデータ
を受信したか否かが判断される。そして、カテゴリなど
の各種情報に関するデータをコンピュータ2から受信す
ると(S111:YES)、ステップS112の処理に
移行する。
【0055】ステップS112では、コンピュータ1の
データベース管理部6によって、オリジナルテンプレー
トデータベース12のスタンプ業者により指定されたカ
テゴリのサブカテゴリ領域に、オリジナルテンプレート
に関するデータ(オリジナルテンプレートの設定状態を
含む)がファイル名(オリジナルテンプレートデータベ
ース25の格納時のファイル名にスタンプ業者のIDを
付加したもの)に関連づけられて格納される。
【0056】上記テンプレートの新規登録処理により、
スタンプ業者が独自に作成したテンプレートをサーバで
あるコンピュータ1のオリジナルテンプレートデータベ
ース12に格納することが可能となる。これと共に、フ
ァイル名の一部にスタンプ業者のIDを付加しているた
め、付加されているスタンプ業者のIDを利用すること
により他のスタンプ業者のアクセスを制限することが可
能となる。
【0057】以下、テンプレートの登録情報変更処理に
ついて説明する。テンプレートの登録情報変更処理にお
いては、新規登録処理の場合と同様、ステップS101
〜ステップS105の処理が行われ、コンピュータ2の
ウェブブラウザ21に図5に示す処理内容選択ページが
表示される。なお、スタンプ業者は、処理内容選択ペー
ジにおいて、希望する処理項目に対応するオプションボ
タン(ラジオボタン)をクリックすることになるが、登
録情報更新処理においては、スタンプ業者は、テンプレ
ート情報更新に対応するオプションボタン(ラジオボタ
ン)をクリックすることになる。
【0058】続いて、新規登録処理の場合と同様、ステ
ップS106およびステップS107の処理が行われ
る。そして、ステップS107において、コンピュータ
1のウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、
ステップS106で受信した処理内容を示すデータが解
析され、登録情報更新処理においては、オリジナルテン
プレートの情報更新に関するデータであると判定され、
ステップS113の処理に移行することになる。
【0059】ステップS113では、図8に示す登録情
報更新ファイル入力ページをコンピュータ2のブラウザ
21に表示させるファイルがデータベース管理部9によ
ってウェブページデータベース9aから取り出され、通
信部5からコンピュータ2に送信される。
【0060】図8は、テンプレートの各種情報(カテゴ
リなど)を変更するファイル名を入力する登録情報更新
ファイル入力ページの一例である。この登録情報更新フ
ァイル入力ページの入力または選択項目として、変更対
象のテンプレートの種類(共通テンプレートかオリジナ
ルテンプレートか)と、変更前に属しているカテゴリお
よびサブカテゴリと、ファイル名とがある。また、検索
ボタンがクリックされると、入力されたテンプレートの
種類、カテゴリ、サブカテゴリに含まれるテンプレート
のファイル名がファイル名表示欄に一覧表示される。ま
た、選択ボタンがクリックされると、印面サムネイル表
示欄に入力されたファイル名に対応するテンプレートの
サムネイル印面が表示される。
【0061】これにより、コンピュータ2のウェブブラ
ウザ21に登録情報更新ファイル入力ページが表示され
ることになる。スタンプ業者は、この登録情報更新ファ
イル入力ページにおいて、登録情報を更新するテンプレ
ートのテンプレートの種類、カテゴリ、サブカテゴリを
入力、またはオプションメニュー(プルダウンメニュ
ー)を利用して選択すると共に、登録情報を更新するフ
ァイル名を入力する。その後、スタンプ業者は、決定ボ
タンをクリックする。これにより、登録情報を更新する
テンプレートに関するファイル名などのデータがコンピ
ュータ2からコンピュータ1へ送信される。
【0062】ステップS114では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、コン
ピュータ2から更新するテンプレートに関するファイル
名などのデータを受信したか否かが判断される。そし
て、ファイル名などのデータをコンピュータ2から受信
すると(S114:YES)、ステップS115の処理
に移行する。
【0063】ステップS115では、スタンプ業者によ
り指定されたファイル名のファイルが、作業中のスタン
プ業者により登録情報の変更が可能なファイルであるか
否かが判断される。かかる判断は、スタンプ業者により
指定されたファイル名に対応するオリジナルテンプレー
トのファイル名の一部であるスタンプ業者(所有者)の
IDと作業中のスタンプ業者のIDとが一致するか否か
により行われる。そして、変更不可能である場合には
(S115:NO)、ステップS113の処理に戻り、
再度ステップS113〜ステップS115の処理が行わ
れる。一方、変更可能である場合には(S115:YE
S)、ステップS116の処理に移行する。なお、スタ
ンプ業者により指定されたファイルが共通テンプレート
である場合には、変更可能なファイルであると判断され
てステップS116の処理に移行することになる。
【0064】なお、ステップS115の処理を行うこと
により、各スタンプ業者のオリジナルデータに関する情
報が他業者によって変更されるのを防止することができ
る。
【0065】ステップS116では、図9に示す更新情
報入力ページをコンピュータ2のブラウザ21に表示さ
せるファイルがデータベース管理部9によってウェブペ
ージデータベース9aから取り出され、通信部5からコ
ンピュータ2に送信される。
【0066】図9は、テンプレートの各種情報(カテゴ
リなど)を変更する更新情報入力ページの一例である。
この更新情報入力ページの入力または選択項目として、
変更後に属することになるカテゴリおよびサブカテゴリ
と、サムネイル表示インク色と、使用文字種と、販売価
格がある。
【0067】これにより、コンピュータ2のウェブブラ
ウザ21に更新情報入力ページが表示されることにな
る。オリジナルテンプレートの場合には、スタンプ業者
は、この更新情報入力ページにおいて、カテゴリ、サブ
カテゴリおよびサムネイルインク色を入力、またはオプ
ションメニュー(プルダウンメニュー)を利用してカテ
ゴリ、サブカテゴリおよびオプションメニュー(プルダ
ウンメニュー)を選択する。また、1または複数の使用
文字種をチェックボックスをクリックして選択し、販売
価格を入力する。一方、共通テンプレートの場合には、
スタンプ業者は、販売価格を入力する。その後、スタン
プ業者は更新ボタンをクリックする。これにより、カテ
ゴリなどの各種更新情報に関するデータがコンピュータ
2からコンピュータ1へ送信される。
【0068】ただし、図8に示す登録情報更新ファイル
入力ページの“テンプレート種類”項目において、スタ
ンプ業者がオリジナルテンプレートを選択した場合には
全項目を変更することができるが、スタンプ業者が共通
テンプレートを選択した場合には、カテゴリ、サブカテ
ゴリ、サムネイルインク色、使用文字種を変更すること
は認められず、販売価格のみ変更することができるもの
とされている。なお、共通テンプレートデータベース1
1のカテゴリのサブカテゴリ領域において各スタンプ業
者ごとに共通テンプレートに関する情報を格納するよう
にして、各スタンプ業者に提供された共通テンプレート
の各種情報(カテゴリ、サブカテゴリ、サムネイルイン
ク色、使用文字種、販売価格)をスタンプ業者が変更す
ることができるようにしてもよい。
【0069】ステップS117では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、コン
ピュータ2からカテゴリなどの各種更新情報に関するデ
ータを受信したか否かが判断される。そして、カテゴリ
などの各種更新情報に関するデータをコンピュータ2か
ら受信すると(S117:YES)、ステップS118
の処理に移行する。
【0070】ステップS118では、コンピュータ1の
データベース管理部6によって、スタンプ業者により指
定された各種情報を基に、テンプレートデータベース9
bおよび商品情報データベース9cを更新する。
【0071】上記登録情報更新処理により、スタンプ業
者は、共通テンプレートに対応するスタンプの販売価
格、オリジナルテンプレートの属するカテゴリなどの各
種情報を、変更することができる。
【0072】次に、購入者のコンピュータ3のウェブブ
ラウザ31にスタンプ業者が取り扱っているテンプレー
トを表示するテンプレート案内ページ表示処理について
図10〜図13を参照して説明する。なお、図10は、
テンプレート案内ページ表示処理をサーバの動作という
観点から示したフローチャートである。図11〜図13
は、テンプレート案内ページ表示処理の一段階でコンピ
ュータ3のブラウザ31に表示されるページの表示例を
描いた図である。
【0073】ステップS201では、スタンプ業者の指
定を購入者に求めるウェブページの送信要求があったか
否かがウェブ管理部6の入力データ解析部61によって
判断される。そして、送信要求があった場合には(S2
01:YES)、ステップS202の処理に移行する。
【0074】ステップS202では、図11に示すスタ
ンプ業者案内ページをコンピュータ3のブラウザ31に
表示させるファイルがデータベース管理部9によってウ
ェブページデータベース9aから取り出され、通信部5
からコンピュータ3に送信される。
【0075】これにより、コンピュータ3のウェブブラ
ウザ31にスタンプ業者案内ページが表示されることに
なる。購入者は、このスタンプ業者案内ページにおい
て、希望のスタンプ業者のオプションボタン(ラジオボ
タン)をクリックして選択し、選択後送信ボタンをクリ
ックする。これにより、指定されたスタンプ業者に関す
るデータがコンピュータ3からコンピュータ1へ送信さ
れる。
【0076】ステップS203では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によってコンピ
ュータ3から指定されたスタンプ業者に関するデータを
受信したか否かが判断される。そして、スタンプ業者に
関する情報をコンピュータ3から受信すると(S20
3:YES)、ステップS204の処理に移行する。
【0077】ステップS204では、図12に示すカテ
ゴリ・サブカテゴリ選択ページをコンピュータ3のブラ
ウザ31に表示させるファイルがデータベース管理部9
によってウェブページデータベース9aから取り出さ
れ、通信部5からコンピュータ3に送信される。
【0078】これにより、コンピュータ3のウェブブラ
ウザ31にカテゴリ・サブカテゴリ選択ページが表示さ
れることになる。購入者は、このカテゴリ・サブカテゴ
リ選択ページにおいて、希望のカテゴリに対応するボッ
クスをクリックしてカテゴリを選択すると共に、選択し
たカテゴリのオプションメニュー(プルダウンメニュ
ー)を利用して希望のサブカテゴリを選択し、選択後送
信ボタンをクリックする。これにより、選択されたカテ
ゴリ/サブカテゴリに関するデータがコンピュータ3か
らコンピュータ1へ送信される。
【0079】ステップS205では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によってコンピ
ュータ3から選択されたカテゴリ/サブカテゴリに関す
るデータを受信したか否かが判断される。そして、カテ
ゴリ/サブカテゴリの選択に関する情報をコンピュータ
3から受信すると(S205:YES)、ステップS2
06の処理に移行する。
【0080】ステップS206では、コンピュータ1の
データベース管理部6によって、ステップS205で受
信したカテゴリ/サブカテゴリに属する共通テンプレー
トが共通テンプレートデータベース11から取り出され
ると共に、ステップS205で受信したカテゴリ/サブ
カテゴリに属し、かつステップS103で受信したスタ
ンプ業者のオリジナルテンプレートがスタンプ業者のI
Dを基にオリジナルテンプレートデータベース12から
取り出される。
【0081】ステップS207では、コンピュータ1の
出力データ生成部62内の編集部63によって、ウェブ
ページデータベース9aからテンプレートの案内ページ
が取り出され、取り出された案内ページにステップS2
06で取り出された共通テンプレートとオリジナルテン
プレートに関する情報とが付加されて、図13に示すテ
ンプレート案内ページに関するHTMLデータが生成さ
れる。
【0082】ステップS208では、ウェブ管理部6に
よって、購入者により指定されたスタンプ業者のテンプ
レート案内ページをコンピュータ3のブラウザ31に表
示させるHTMLデータが、通信部5からコンピュータ
3に送信される。なお、図13は、スタンプ業者が自己
の取り扱うスタンプを購入者へ案内するテンプレート案
内ページの一例であり、かかるページには、スタンプ業
者の取り扱う複数の商品が掲載されるとともに、各商品
の印面のサンプル例、印面のサイズ、販売価格が掲載さ
れている。
【0083】上記ステップS201〜ステップS208
の一連の処理によって、購入者のコンピュータ3のウェ
ブブラウザ31には、購入者によって選択されたカテゴ
リ/サブカテゴリに属するテンプレートであって、シス
テム管理者から電子ショッピングモールに仮想商店を出
展しているスタンプ業者に共通に提供される共通テンプ
レートと購入者によって指定されたスタンプ業者独自の
オリジナルテンプレートを掲載するテンプレート案内ペ
ージが表示されることになる。即ち、購入者には、各ス
タンプ業者共通のテンプレートのほか、スタンプ業者が
独自に作成したテンプレートに関する情報が提供される
ことになる。従って、電子ショッピングモールに仮想商
店を出展しているスタンプ業者は、他のスタンプ業者と
は異なる独自性を持たせることが可能となり、他のスタ
ンプ業者との差別化を図ることができる。
【0084】また、テンプレート案内ページにスタンプ
印面のサンプルを掲載することにより、スタンプの購入
者が商品のスタンプ印面のイメージを容易に把握できる
ようになる。さらに、共通テンプレートとオリジナルテ
ンプレートを区別することなくテンプレート案内ページ
に掲載しているため、スタンプの購入者が購入しようと
するスタンプが複数のスタンプ業者によって共通に販売
される商品であるのか或いはスタンプ業者独自に販売さ
れる商品であるかを購入者に意識させることなく商品を
販売することができる。
【0085】次に、図10に示したフローに引き続いて
購入者により行われるスタンプ注文処理について図14
〜図16を参照しつつ説明する。なお、図14は、スタ
ンプ注文処理をサーバでの処理という観点から示したフ
ローチャートである。図15及び図16は、スタンプ注
文処理の一段階でコンピュータ3のブラウザ31に表示
されるページの表示例を描いた図である。
【0086】ステップS301では、購入者がコンピュ
ータ3のウェブブラウザ31に表示された複数のテンプ
レートの中から希望のテンプレートボタンをクリックす
ることにより選択したかどうかが入力データ解析部61
によって繰り返して判断される。ここで購入者のブラウ
ザ31に表示されるのは、図10のテンプレート案内ペ
ージ表示処理で作成されたスタンプ業者の取り扱う商品
のテンプレート(共通テンプレート、オリジナルテンプ
レート)を案内するテンプレート案内ページである。
【0087】ステップS302では、図15に示すスタ
ンプ情報入力ページがウェブページデータベース9aか
ら取り出されて通信部5からHTTPにしたがって購入
者のコンピュータ3に送信される。図15に示すスタン
プ情報入力ページには、ステップS301で選択された
テンプレートについてさらに詳しいスタンプ情報(グリ
ップ色、インク色、注文個数、印面に表示される氏名・
住所などの文字列データを含む情報)を入力するための
入力欄が表示されている。
【0088】図15は、購入者が印面の希望の文字など
を入力するためのページの例であり、かかるページに
は、スタンプ印面のサンプルの例が表示されているとと
もに、印面のサイズが掲載され、また、グリップ色、イ
ンク色、注文個数、印面の希望する文字情報(郵便番
号、住所、氏名、電話番号)を選択或いは入力できるよ
うに構成されている。
【0089】ステップS303では、購入者が自分のコ
ンピュータ3のブラウザ31に表示されたプレビュー閲
覧希望ボタンをクリックしたかどうか(つまり、図15
に示すスタンプ情報入力画面で「印面の確認」ボタンが
押下されたかどうか)が入力データ解析部61で繰り返
して判断される。ブラウザ31のプレビュー閲覧希望ボ
タンがクリックされると、図15に示すようなスタンプ
情報入力ページに購入者によって入力された情報がイン
ターネット10を介して通信部5によって受信される。
【0090】ステップS304では、画像データ作成部
8のプレビュー作成部81が、図15に示すスタンプ情
報入力ページに入力されたデータにしたがって90dp
i程度の解像度を有するプレビュー画像を作成する。作
成されたプレビュー画像は、このプレビュー画像が張り
付けられるようなリンク情報を有するように出力データ
生成部62で書き換えられたHTMLファイル(ウェブ
ページデータベース9aから取り出されたものであって
よい)とともに通信部5から購入者のコンピュータ3に
送信される。
【0091】図16は、ステップS304で送信される
プレビュー画像およびHTMLファイルの表示例であ
る。この例では、ステップS301で選択されたテンプ
レートについてのプレビュー画像が既定の8種類の書体
それぞれについて作成されている。これら8個の書体の
名称の前にはそれぞれチェックボックスが設けられてお
り、そのいずれかがチェックされた状態で注文ボタンが
押されると、そのチェックにかかる書体のプレビュー画
像が購入者によって購入を希望するスタンプとして選択
されたことになる。
【0092】ステップS305では、ステップS304
で送信したプレビュー画像を購入者が承認したかどう
か、図16の例でいうといずれかのチェックボックスに
チェックが入れられた状態で注文ボタンが押されたかど
うかが入力データ解析部61によって判断される。購入
者がプレビュー画像を承認したと判断されると(S30
5:YES)、ステップS306の処理に移行する。ま
た、購入者がプレビュー画像を承認しなかった場合(図
16の例では訂正ボタンが押された場合)(S305:
NO)、ステップS302の処理に戻ってステップS3
02〜ステップS305の処理が繰り返して実行され
る。
【0093】ステップS306では、ウェブページデー
タベース9aから取り出されて注文内容にしたがって出
力データ生成部62で書き換えられた注文確認ページ
(スタンプのテンプレート種別や印面文字列の内容、イ
ンク色などの情報を含む)が購入者のコンピュータ3に
送信される。
【0094】そして、ステップS307では、購入者か
ら送信されたデータの内容を入力データ解析部61で判
断する。購入者から注文を確認した旨のデータが送られ
てくると(S307:YES)、ステップS308の処
理に移行する。また、注文を取りやめる旨のデータが送
られてくると(S307:NO)、本処理を終了する。
【0095】ステップS308では、ウェブページデー
タベース9aから取り出されて注文内容にしたがって出
力データ生成部62で書き換えられた注文情報入力ペー
ジ(スタンプの発注者の住所氏名、スタンプ送付先の住
所、受け取り方法、配送方法、支払方法などの入力欄や
スタンプ代金の表示欄を含む)が購入者のコンピュータ
3に送信される。
【0096】そして、ステップS309では、購入者か
ら送信されたデータの内容を入力データ解析部61で判
断する。購入者から注文を確定する旨のデータが送られ
てくると(S309:YES)、ステップS310の処
理に移行する。また、注文を取りやめる旨のデータが送
られてくると(S309:NO)、本処理を終了する。
【0097】ステップS310では、データベース管理
部9が、注文番号を発行すると共に、その注文番号に注
文情報(スタンプの発注者の住所氏名、スタンプ送付先
の住所、受け取り方法、配送方法、支払方法、スタンプ
代金)を関連づけて逐次注文管理データベース9fに格
納する。
【0098】ステップS311では、購入者からの注文
が確定したことを受けて、画像データ作成部8の正規画
像作成部82が、図15に示すスタンプ情報入力ページ
に入力されたデータにしたがって、業者のコンピュータ
2に接続されたスタンプ製造装置24でスタンプを製造
する際に使用される解像度600dpiの正規画像デー
タを作成する。
【0099】図13のフローチャートを用いて説明した
スタンプ注文処理では、スタンプ業者の取り扱うテンプ
レート(共通テンプレート、オリジナルテンプレート)
を案内するテンプレート案内ページを利用して、希望の
商品(スタンプ印面、サイズ、グリップ色、インク色、
字体)を注文することになるため、購入者が注文する商
品は必ず該スタンプ業者が取り扱っている商品となると
ともに、スタンプ印面に印字される情報を購入者が指定
できるため、購入者が希望する文字の印字されたスタン
プを注文することが可能となる。
【0100】上述したように、本実施形態によると、電
子ショッピングモールに仮想商店を出展しているスタン
プ業者のテンプレート案内ページには、システム管理者
からスタンプ業者共通に提供されるテンプレートの他、
スタンプ業者が独自に作成したテンプレートを掲載する
ことが可能であるため、スタンプ業者は、共通テンプレ
ートを用いて容易に仮想商店を構築可能であることを特
徴とするとともに、スタンプの購入者にスタンプを販売
する際に、他のスタンプ業者とは異なる独自性を持たせ
て他のスタンプ業者との差別化を図ることができる。
【0101】以上、本発明の好適な一実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様
々な設計変更が可能なものである。例えば、本発明は、
スタンプ以外の名刺、表札、年賀状などの個別情報表示
製品に適用可能である。また、本発明の電子商店管理シ
ステムは上述した実施の形態で説明したものに限られ
ず、例えばウェブ管理部と各種データベースとが別々の
コンピュータに属していてもよい。また、管理者のコン
ピュータ4はサーバであるコンピュータ1に含まれてい
てもよい。また、上述した実施の形態で行った各ステッ
プは、本発明の範囲に含まれる限りは任意にその順序を
変更してもよいし、別ステップが付加されてもよいし、
或いは、特定のステップが削除されてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、7、8
によると、共通データを用いることで、業者が簡易に自
分の仮想商店のウェブページを完成させることができる
とともに、オリジナルデータを用いることで、各業者は
自分の仮想商店のウェブページに他の業者とは異なる独
自性を持たせて他業者との差別化を図ることができると
いう点で利便性が高い。従って、特に同種の商品を取り
扱う仮想商店が複数参加する電子ショッピングモールに
おいて、各商店の独自性を持たせて購入者の購買意欲を
喚起することができるので、インターネットなどの通信
ネットワークを利用した電子ショッピングモールの利用
拡大を図ることができる。
【0103】請求項2によると、商品に関するデータと
してサンプル画像データが用いられるので、購入者が商
品の外観イメージを容易に把握できるようになる。
【0104】請求項3、6によると、購入者には共通デ
ータとオリジナルデータとが同一のウェブページ内にシ
ームレスに表示されるので、購入者が購入しようとする
商品が複数の業者によって共通に販売される商品である
のか或いは各業者によって独自に販売される商品である
かを購入者に意識させることなく商品を販売することが
できる。
【0105】請求項4によると、業者ごとのIDとパス
ワードを参照することによって、各業者のオリジナルデ
ータおよびこれに係る商品の設定状態が他業者によって
変更されるのを防止することができる。
【0106】請求項5によると、スタンプ、名刺、表
札、年賀状などの個別情報表示製品を注文に応じて適切
に製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子商店管理シス
テムのブロック図である。
【図2】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理をサーバの動作とい
う観点から示したフローチャートである。
【図3】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理をサーバの動作とい
う観点から示したフローチャートである。
【図4】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理の一段階でクライア
ントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図であ
る。
【図5】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理の一段階でクライア
ントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図であ
る。
【図6】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理の一段階でクライア
ントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図であ
る。
【図7】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理の一段階でクライア
ントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図であ
る。
【図8】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理の一段階でクライア
ントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図であ
る。
【図9】オリジナルテンプレートの新規登録処理、およ
びテンプレートの登録情報変更処理の一段階でクライア
ントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図であ
る。
【図10】テンプレート案内ページ表示処理をサーバの
動作という観点から示したフローチャートである。
【図11】テンプレート案内ページ表示処理の一段階で
クライアントのブラウザに示される画面の表示例を描い
た図である。
【図12】テンプレート案内ページ表示処理の一段階で
クライアントのブラウザに示される画面の表示例を描い
た図である。
【図13】テンプレート案内ページ表示処理の一段階で
クライアントのブラウザに示される画面の表示例を描い
た図である。
【図14】スタンプ注文処理をサーバの動作という観点
から示したフローチャートである。
【図15】スタンプ注文処理の一段階でクライアントの
ブラウザに示される画面の表示例を描いた図である。
【図16】スタンプ注文処理の一段階でクライアントの
ブラウザに示される画面の表示例を描いた図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ(サーバ) 2 コンピュータ(クライアント:スタンプ業者) 3 コンピュータ(クライアント:購入者) 4 コンピュータ(システム管理者) 5 通信部 6 ウェブ管理部 7 メール管理部 8 画像データ作成部 9 データベース管理部 9a ウェブページデータベース 9b テンプレートデータベース 9c 商品情報データベース 9d スタンプ業者管理データベース 9e 顧客管理データベース 9f 注文管理データベース 11 共通テンプレートデータベース 12 オリジナルテンプレートデータベース 25 オ
リジナルテンプレートデータベース 63 編集部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の業者が販売する商品に関
    するデータを購入者の通信端末に通信ネットワークを介
    して提供するための電子商店管理システムにおいて、 複数の業者によって共通に販売される商品に関する共通
    データを記憶する共通データ記憶手段と、 各業者によって独自に販売される商品に関するオリジナ
    ルデータを記憶するオリジナルデータ記憶手段と、 共通データおよびこれに係る商品並びにオリジナルデー
    タおよびこれに係る商品についての設定状態を各業者ご
    とに更新可能に記憶する設定状態記憶手段と、 前記設定状態記憶手段に記憶された設定に基づいて購入
    者の通信端末に送信されるデータを編集する編集手段と
    を備えていることを特徴とする電子商店管理システム。
  2. 【請求項2】 前記共通データが共通サンプル画像デー
    タであり、前記オリジナルデータがオリジナルサンプル
    画像データであることを特徴とする請求項1に記載の電
    子商店管理システム。
  3. 【請求項3】 前記編集手段は、共通データおよびオリ
    ジナルデータを同一のウェブページに貼り付けることを
    特徴とする請求項1または2に記載の電子商店管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 各業者のIDをパスワードと関連づけて
    記憶する業者ID記憶手段をさらに備えていることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子商店
    管理システム。
  5. 【請求項5】 前記商品は個別情報が表示された個別情
    報表示製品であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の電子商店管理システム。
  6. 【請求項6】 1または複数の業者が販売する商品に関
    するデータを購入者の通信端末に通信ネットワークを介
    して提供する商品データ提供方法において、 複数の業者によって共通に販売される商品に関する共通
    データと各業者によって独自に販売される商品に関する
    オリジナルデータとを、購入者からは両者の見かけ上の
    区別がつかないような状態で購入者の通信端末に送信す
    ることを特徴とする商品データ提供方法。
  7. 【請求項7】 1または複数の業者が販売する商品に関
    するデータを購入者の通信端末に通信ネットワークを介
    して提供するための電子商店管理サーバにおいて、 複数の業者によって共通に販売される商品に関する共通
    データを記憶する共通データ記憶手段と、 各業者によって独自に販売される商品に関するオリジナ
    ルデータを記憶するオリジナルデータ記憶手段と、 共通データおよびこれに係る商品並びにオリジナルデー
    タおよびこれに係る商品についての設定状態を各業者ご
    とに更新可能に記憶する設定状態記憶手段と、 前記設定状態記憶手段に記憶された設定に基づいて購入
    者の通信端末に送信されるデータを編集する編集手段と
    を備えていることを特徴とする電子商店管理サーバ。
  8. 【請求項8】 1または複数の業者が販売する商品に関
    するデータを購入者の通信端末に通信ネットワークを介
    して提供するための電子商店管理システムを、 複数の業者によって共通に販売される商品に関する共通
    データを記憶する共通データ記憶手段、 各業者によって独自に販売される商品に関するオリジナ
    ルデータを記憶するオリジナルデータ記憶手段、 共通データおよびこれに係る商品並びにオリジナルデー
    タおよびこれに係る商品についての設定状態を各業者ご
    とに更新可能に記憶する設定状態記憶手段、および、 前記設定状態記憶手段に記憶された設定に基づいて購入
    者の通信端末に送信されるデータを編集する編集手段と
    して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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