JP2002203176A - 電子商品販売システム、商品販売方法、電子商品販売サーバ、および、記録媒体 - Google Patents

電子商品販売システム、商品販売方法、電子商品販売サーバ、および、記録媒体

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JP2002203176A
JP2002203176A JP2000403271A JP2000403271A JP2002203176A JP 2002203176 A JP2002203176 A JP 2002203176A JP 2000403271 A JP2000403271 A JP 2000403271A JP 2000403271 A JP2000403271 A JP 2000403271A JP 2002203176 A JP2002203176 A JP 2002203176A
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trader
product
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Takeshi Ogawa
剛 小川
Tetsuji Fuwa
鉄治 不破
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業者および購入者のいずれもが商取引の現況
を逐次的確に把握することができるようにする。 【解決手段】 注文管理データベース9fは、購入者が
注文した商品に関する作業状況を更新可能に記憶してい
る。データベース管理部9の更新検出部91は、注文管
理データベース9fに記憶された作業状況が更新された
ことを検出する。メール管理部7の送信メール生成部7
2は、更新検出部91によって作業状況が更新されたこ
とが検出されると、更新された作業状況を更新段階に応
じて業者および/または購入者に知らせるための電子メ
ールを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を販売する1
または複数の業者の通信端末、および、商品を購入する
購入者の通信端末と通信ネットワークを介してデータ通
信を行う電子商品販売システム、商品販売方法および電
子商品販売サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットに代表されるコン
ピュータネットワーク技術の発展に伴い、WWW(Worl
d Wide Web:ワールドワイドウェブ)を利用したGUI
(graphical user interface)ベースの電子商取引、特
に小売り業者(販売者)と消費者(購入者)との間での
通信販売が活発に行われている。このようにWWWを通
信販売に用いることにより、購入者は多数の商品のサン
プル画像をウェブブラウザ上で確認してから安心して迅
速に商品の購入をすることが可能になり、販売者は地理
的に広範囲の消費者からの注文を低コストで受けること
が可能になるという利益がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなWWWを
利用した通信販売では、購入者が業者に商品を注文した
ときなどに、業者が購入者に直接電子メールを送信する
ことがある。これにより、購入者は商品が届くまでの作
業状況(例えば、商品を作成中であることや発送が完了
したことなど)を業者から逐次知らされるため、安心し
て商品を購入することができる。
【0004】しかしながら、1または複数の業者の仮想
商店が出店している電子ショッピングモールでは、注文
を受け付ける電子ショッピングモールのサーバコンピュ
ータが各業者とは別の管理者によって管理されているの
が通常である。そのため、業者と購入者とが直接取り引
きする場合とは異なり、業者はサーバコンピュータにア
クセスしなければ注文があったことが分からず、購入者
は業者での作業状況を把握しにくい。そのため、特に電
子ショッピングモールのような形態の電子商取引では、
業者にとっては新規注文の有無などを簡便且つ迅速に知
ることが必要とされており、購入者にとっては注文にか
かる商品の作業状況を的確に知ることが必要とされてい
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、業者および購入
者のいずれもが商取引の現況を逐次的確に把握すること
が可能な電子商品販売システム、商品販売方法および電
子商品販売サーバを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の電子商品販売システムは、商品を販売す
る1または複数の業者の通信端末、および、商品を購入
する購入者の通信端末と通信ネットワークを介してデー
タ通信を行う電子商品販売システムにおいて、購入者が
注文した商品に関する作業状況を更新可能に記憶する作
業状況記憶手段と、前記作業状況記憶手段に記憶された
作業状況が更新されたことを検出する更新検出手段と、
前記更新検出手段によって作業状況が更新されたことが
検出されると、更新された作業状況を更新段階に応じて
業者および購入者の少なくともいずれか一方に知らせる
ための電子メールを生成する電子メール生成手段とを備
えていることを特徴としている。
【0007】また、請求項8の商品販売方法は、商品を
販売する1または複数の業者の通信端末、および、商品
を購入する購入者の通信端末と通信ネットワークを介し
てデータ通信を行う商品販売方法において、購入者が注
文した商品に関する作業状況を作業状況記憶手段に更新
可能に記憶させるステップと、作業状況記憶手段に記憶
された購入者が注文した商品に関する作業状況が更新さ
れたことを検出する検出ステップと、前記検出ステップ
によって作業状況が更新されたことが検出されると、更
新された作業状況を更新段階に応じて業者および購入者
の少なくともいずれか一方に知らせるための電子メール
を生成する電子メール生成ステップとを備えていること
を特徴としている。
【0008】請求項10の電子商品販売サーバは、商品
を販売する1または複数の業者の通信端末、および、商
品を購入する購入者の通信端末と通信ネットワークを介
してデータ通信を行う電子商品販売サーバにおいて、購
入者が注文した商品に関する作業状況を更新可能に記憶
する作業状況記憶手段と、前記作業状況記憶手段に記憶
された作業状況が更新されたことを検出する更新検出手
段と、前記更新検出手段によって作業状況が更新された
ことが検出されると、更新された作業状況を更新段階に
応じて業者および購入者の少なくともいずれか一方に知
らせるための電子メールを生成する電子メール生成手段
を備えていることを特徴としている。
【0009】そして、請求項12は、商品を販売する1
または複数の業者の通信端末、および、商品を購入する
購入者の通信端末と通信ネットワークを介してデータ通
信を行う電子商品販売システムを、前記作業状況記憶手
段、前記更新検出手段、および、前記電子メール生成手
段として機能させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0010】請求項1、8、10、12によると、購入
者が注文した商品に関する作業状況が更新されたことを
検出することができるので、商品に関する作業状況を集
中管理することができる。また、購入者が注文した商品
に関する作業状況が更新されると、その更新段階に応じ
て業者および購入者の少なくともいずれか一方に電子メ
ールを送信することができるので、電子ショッピングモ
ールに参加する業者および購入者の双方にとってサーバ
にアクセスしなくとも商取引の現況が逐次把握できると
いう点で利便性が高い。なお、本発明において、通信ネ
ットワークとしては、インターネット、LAN(Local
Area Network)、WAN(Wide Area Network )などの
公知のどのようなネットワークが使用されてもよい。
【0011】また、請求項2、9、11では、前作業状
況の特定の更新段階では電子メールが作成されない。請
求項2、9、11によると、作業状況の特定の更新段階
では電子メールが作成されないために、業者または購入
者に必要な情報だけを電子メールによって通知すること
ができる。
【0012】また、請求項3の電子商品販売システム
は、購入者が商品を注文した際に、その注文に応じた新
たなレコードを前記作業状況記憶手段に生成するレコー
ド生成手段をさらに備えており、前記電子メール生成手
段は、前記レコード生成手段によって前記作業状況記憶
手段に新たなレコードが生成された際に、その旨を業者
に知らせるための電子メールを生成することを特徴とし
ている。
【0013】請求項3によると、購入者が商品を注文し
たことを即座に電子メールで業者に知らせることができ
るので、業者は注文があるとすぐにそれを確認して商品
に関する作業を遅滞なく開始することができる。
【0014】また、請求項4の電子商品販売システム
は、商品を注文した購入者がパスワードを有しているか
どうかを判断する判断手段と、商品を注文した購入者が
パスワードを有していないと前記判断手段によって判断
された場合に、当該購入者にパスワードを発行する購入
者パスワード発行手段とをさらに備えている。
【0015】請求項4によると、購入者にパスワードを
自動的に発行してそれを購入者に知らせることができる
ために、購入者はパスワードを自ら決定してそれを入力
する煩わしさを感じることがない。なお、サーバはパス
ワードを発行する際に購入者のIDを併せて自動発行し
てもよいし、或いは、購入者から与えられた購入者が予
め有している一義的な識別情報(例えば電子メールアド
レス)を購入者IDとして認識してもよい。また、請求
項4によると、購入者IDと併せてパスワードを用いる
ことで、過去に購入歴のある購入者の管理が容易にな
る。
【0016】また、請求項5の電子商品販売システムで
は、前記作業状況記憶手段に記憶された作業状況が、業
者および購入者の少なくともいずれか一方から送信され
た電子メールに基づいて自動的に更新される。
【0017】請求項5によると、業者または購入者から
の電子メールに基づいて作業状況が自動的に更新される
ので、業者はサーバにアクセスして作業状況を自ら更新
するという繁雑な作業を行う必要がなくなる。
【0018】また、請求項6の電子商品販売システム
は、各業者によって不良顧客リストの掲載対象とされた
購入者が含まれる不良顧客リストデータを記憶する不良
顧客リスト記憶手段と、前記不良顧客リスト記憶手段に
記憶された不良顧客リストデータをすべての業者に閲覧
可能となるように管理する不良顧客リスト管理手段とを
さらに備えている。
【0019】請求項6によると、不良顧客リストデータ
がすべての業者に閲覧可能となるために、業者は他の業
者によって不良顧客リスト掲載対象とされた購入者の氏
名などの情報を得ることができる。これにより、電子シ
ョッピングモールに参加する業者にとっての商取引の安
全性を高めることができる。
【0020】また、請求項7の電子商品販売システムに
おいては、前記商品は個別情報が表示された個別情報表
示製品である。請求項7によると、スタンプ、名刺、表
札、年賀状などの個別情報表示製品を注文に応じて適切
に製造することが可能である。ここで、個別情報表示製
品とは、個人情報或いは企業情報(例えば、個人や法人
の氏名(或いは名称)、住所、郵便番号、電話番号、電
子メールアドレスなど)が製版や印刷によって表示され
たスタンプや名刺、年賀状などの製品である。また、本
発明において、個別情報とは、法人などの何らかの人的
集合体或いは個人の氏名(名称)、住所、電話番号、電
子メールアドレスなどの人的情報のほか、創作された文
章、キャッチフレーズ、特定の内容を意味する記号の組
み合わせなど様々な情報を含むものとする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施の形態にかかる電
子商品販売システムであるスタンプ販売システムのブロ
ック図であり、かかるシステムは、消費者によりウェブ
ページの閲覧されているスタンプ業者(小売店)の取扱
商品に関する商品情報をスタンプ購入者に提供するもの
である。このスタンプ販売システムには、電子ショッピ
ングモールシステムのサーバとして機能するコンピュー
タ1と、コンピュータ1に対するクライアントとなるス
タンプ業者のコンピュータ2と、同じくコンピュータ1
に対するクライアントとなるスタンプ購入者のコンピュ
ータ3と、コンピュータ1のシステム管理を行う管理者
のコンピュータ4とが含まれており、コンピュータ1、
2、3はインターネット10を介して互いにデータ通信
可能に接続されている。なお、図1においてはクライア
ントであるコンピュータ2、3はそれぞれ1つしか描か
れていないが、インターネット10に接続されたスタン
プ業者及びスタンプ購入者の全てのコンピュータがクラ
イアントとなりうる。
【0023】サーバであるコンピュータ1は、インター
ネット10に準拠したプロトコルでコンピュータ2、3
とデータの送受信を行うための通信部5と、HTML
(Hyper Text Markup Language)で記述されたウェブペ
ージのインターネット10を介したHTTP(Hyper Te
xt Transfer Protocol)による送受信を管理するウェブ
(Web)管理部6と、HTMLおよび/またはテキス
トで記述されたメールのインターネット10を介したS
MTP(Simple Mail Transfer Protocol )及びPOP
(Post Office Protocol)による送受信を管理するメー
ル管理部7と、スタンプ印面のプレビュー画像データな
どを作成する画像データ作成部8と、後述するデータベ
ース9a、9b、9c、9d、9e、9f、9gを管理
するデータベース管理部(更新検出手段、レコード生成
手段、不良顧客リスト管理手段)9と、コンピュータ
2、3に送信されるウェブページのHTMLファイルを
格納するウェブページデータベース9aと、スタンプ印
面デザイン(テンプレート)に関するファイルを格納す
るテンプレートデータベース9bと、商品のインク色な
どの商品に関する情報を格納する商品情報データベース
9cと、サーバに登録したスタンプ業者に関する情報を
格納するスタンプ業者管理データベース9dと、過去に
注文歴がある顧客に関する情報を格納する顧客管理デー
タベース(不良顧客リスト記憶手段)9eと、顧客から
の注文状況に関する情報を格納する注文管理データベー
ス(作業状況記憶手段)9fと、各スタンプ業者の取扱
商品に関する情報を格納する取扱商品データベース9g
とを含んでいる。
【0024】ウェブ管理部6は、入力データ解析部(判
断手段)61と、出力データ生成部62とを備えてい
る。入力データ解析部61は、インターネット10を介
して通信部5からHTTPに基づいて供給されたデータ
の内容を解析する。本実施の形態において、入力データ
解析部61は、商品を注文した購入者が自分のIDに対
応したパスワードを有しているかどうかを判断すること
が可能である。出力データ生成部62は、入力データ解
析部61での解析結果に応じて、通信部5からHTTP
に基づいて送信されてコンピュータ2、3に供給される
HTMLデータをCGI(common gateway interface)
アプリケーションを用いて生成する。
【0025】メール管理部7は、受信メール解析部71
と、送信メール生成部(電子メール生成手段、購入者パ
スワード発行手段)72とを備えている。受信メール解
析部71は、インターネット10を介して通信部5から
メール管理部7にPOPに基づいて供給された電子メー
ルの内容を解析する。送信メール生成部72は、通信部
5からSTMPに基づいてコンピュータ2、3に供給さ
れる電子メールデータを生成する。本実施の形態におい
て、送信メール生成部72は、注文管理データベース9
fが更新されたことがデータベース管理部9によって検
出されると、更新された作業状況を更新段階に応じて業
者および購入者の少なくともいずれか一方に知らせるた
めの電子メールを生成する。また、送信メール生成部7
2は、パスワードを有していない購入者から注文があっ
たと入力データ解析部61が判断した場合に、その購入
者にパスワードを発行してパスワードが含まれた電子メ
ールを生成する。
【0026】画像データ作成部8は、プレビュー作成部
81と、正規画像作成部82とを備えている。プレビュ
ー作成部81は、顧客に指定されたテンプレートのスタ
ンプ印面に記載された住所、氏名を顧客の住所、氏名に
変更してスタンプ印面に関するプレビュー画像データを
90dpi程度で作成する。正規画像作成部82は、ス
タンプ業者がスタンプを製造する際に使用される600
dpiの正規画像データを作成する。つまり、本実施の
形態において、プレビュー作成部81で作成されるプレ
ビュー画像は、正規画像よりも小型化、簡略化されたサ
ムネイルとして業者または購入者に表示される。これに
より、高解像度の正規画像を送信する場合と比較してサ
ーバと業者または購入者との間の通信時間を削減するこ
とができる。
【0027】データベース管理部9は、ウェブページデ
ータベース9a、テンプレートデータベース9b、商品
情報データベース9c、スタンプ業者管理データベース
9d、顧客管理データベース9e、注文管理データベー
ス9f、及び取扱商品データベース9gから必要なデー
タを抽出すると共に、各データベース9a、9b、9
c、9d、9e、9f、9gの書き換えを制御する。本
実施の形態において、データベース管理部9は、更新検
出部91と、レコード生成部92と、不良顧客リスト管
理部93とを有している。これら各部91〜93の機能
については後述する。
【0028】ウェブページデータベース9aは、スタン
プ注文の各過程において購入者のコンピュータ3に送信
されてブラウザによって例えば図10〜図12に示すよ
うに表示されるHTMLファイル、取扱商品選定の各過
程においてスタンプ業者のコンピュータ2に送信されて
ブラウザによって例えば図7、図8に示すように表示さ
れるHTMLファイルなどを格納している。なお、ウェ
ブページデータベース9aに格納されたHTMLファイ
ルは、必要に応じて、ウェブ管理部6の出力データ生成
部で適宜書き換えられることがある。
【0029】テンプレートデータベース9bは、予め定
められたテンプレート番号(例えば、A−02、A−0
3など)に該テンプレート番号に対応するテンプレート
に関する情報(スタンプ印面のサンプル画像、サイズ、
販売価格、レイアウト用の枠など)を関連づけて格納し
ている。
【0030】商品情報データベース9cは、カテゴリ
(ビジネス、個人、季節、家庭など)に大きく分類さ
れ、さらに各カテゴリはサブカテゴリ(例えば、ビジネ
スの場合には、オフィス、営業など)に分類されてい
る。そして、各カテゴリのサブカテゴリ領域には、図2
に示すようにスタンプ業者ごとにスタンプ業者の識別子
となるID(Identifier)に関連づけて商品情報データ
91c、92c、93cが格納されており、各商品情報
データ91c、92c、93cは商品番号に商品の商品
情報(印面サイズ、グリップ色、インク色、テンプレー
ト番号、販売価格など)を関連づけて作成されている。
【0031】ただし、商品情報データ91c、92c、
93cは、システム管理者から各スタンプ業者に提供さ
れるものであり、システム管理者のデータ作成及び管理
を容易にするため、同一のデータ構造の商品情報データ
をスタンプ業者に提供することとしている。なお、商品
情報データ91c、92c、93cに新たな商品が追加
される場合、商品の販売価格をシステム管理者が初期設
定するようにしてもよい。これにより、スタンプ業者は
販売価格の入力が不要となる場合があり、スタンプ業者
の入力の負担が軽減される。また、スタンプ業者により
初期設定された販売価格を変更することができるように
構成してもよい。これにより、スタンプ業者は必要に応
じて随時販売希望価格を変更することが可能となる。
【0032】スタンプ業者管理データベース9dは、サ
ーバに登録したスタンプ業者の識別子となるID(Iden
tifier)に該スタンプ業者の名称、担当者名、所在地、
電話番号、パスワードなどを関連づけて格納している。
そして、サーバに新規に登録するスタンプ業者がある場
合には、データベース管理部9により新規に登録するス
タンプ業者のIDとパスワードとが関連づけられてスタ
ンプ業者管理データベース9dに追加登録される。
【0033】顧客管理データベース9eは、過去に注文
のあった顧客の識別子となるIDに当該顧客に関する情
報(氏名、年齢、性別、住所など)を関連づけて格納し
ている。そして、過去に注文したことのない新規の顧客
による注文があった場合には、データベース管理部9に
より新規の顧客のIDに顧客の情報が関連づけられて顧
客管理データベース9eに追加登録される。なお、顧客
管理データベース9eに記憶される顧客の情報として、
商品の購入に際して過去にトラブルがあった顧客かを示
す情報を加えてもよい。この情報は、不良顧客リストデ
ータとして記憶される。また、顧客のIDとしては、顧
客が予め有している電子メールアドレスが採用されてよ
い。これにより、サーバ側でIDを発行する手間を省く
ことができるとともに、顧客IDと電子メールアドレス
とを重複して記憶する必要がなくなる。顧客のIDおよ
びパスワードとしては、サーバコンピュータ1から送信
されて購入者のコンピュータ3に記憶されるクッキー
(cookie)ファイルが用いられてもよい。これにより、
購入者はIDおよびパスワード入力の手間を省くことが
できる。
【0034】注文管理データベース9fは、各注文番号
と注文に関する情報(注文日、商品番号、発送の有無な
ど)とを関連づけて格納している。図4に、注文管理デ
ータベース9fに格納された1つの注文番号についての
注文に関する情報(作業状況確認情報)の項目例を示
す。図4の例では、作業状況確認情報の項目として、注
文確認年月、納期、支払期限、運送会社、荷物番号、ス
タンプ発送完了などの項目があげられている。これらの
項目のうち、注文確認年月や注文確定などのいくつかの
項目は、スタンプ業者がコンピュータ2を操作してチェ
ックボックスにチェック入力を行う作業状況確認項目と
なっており、そのほかの項目は確認入力不要項目となっ
ている。また、いくつかの項目にはそれぞれに関連した
日付が自動的或いは業者の手作業などによって入力され
る。チェックボックスへの入力などが行われて登録ボタ
ンがマウスクリックなどで押下されると、注文管理デー
タベース9fの該当する注文番号のレコードが入力され
た作業状況確認情報に応じて更新される。
【0035】本実施の形態では、業者がその注文番号に
かかる購入者を不良顧客リストに掲載するかどうかを決
定するチェックボックスが注文管理データベース9fの
作業状況確認情報に含まれている。これにより、業者は
その注文に関する作業状況確認情報を確認しながらその
購入者を不良顧客リストに掲載するかどうかを決定する
ことができる。
【0036】取扱商品データベース9gは、カテゴリに
大きく分類され、さらに各カテゴリはサブカテゴリに分
類されている。そして、各カテゴリのサブカテゴリ領域
には、図3に示すようにスタンプ業者ごとにスタンプ業
者のIDに関連づけて識別データ91g、92g、93
gを格納されており、各識別データ91g、92g、9
3gは、番号に商品番号と取扱商品か否かに関する判別
記号とが関連づけられて作成されている。ただし、番号
は後述する取扱商品案内ページ表示処理において取扱商
品か否かを判別する対象の商品を選ぶ際に利用されるも
のであり(図9:ステップS 211〜ステップS 214
参照)、番号は1から順に付される。なお、例えば、ス
タンプ業者が取り扱う商品には判別データとして“1”
が割り当てられ、スタンプ業者が取り扱わない商品には
判別データとして“0”が割り当てられるようにする。
【0037】データベース管理部9の更新検出部91
は、注文管理データベース9fの各レコードにかかる作
業状況確認情報が更新されたかどうか、および、注文管
理データベース9fに新規レコードが生成されたかどう
かを検出する。作業状況確認情報が更新されたことまた
は新規レコードが生成されたことが更新検出部91で検
出されると、その旨の信号が送信メール生成部72に与
えられ、送信メール生成部72で更新段階に応じた内容
をもつ業者宛および/または購入者宛の電子メールが生
成される。
【0038】データベース管理部9のレコード生成部9
2は、商品の新規注文があった場合に、その注文に応じ
た新たなレコードを注文管理データベース9fに生成す
る。注文管理データベース9fに新たなレコードが生成
されると、送信メール生成部72にその旨が伝えられ
る。すると、送信メール生成部72は、注文管理データ
ベース9fに新たなレコードが作られたことをその注文
にかかる業者に知らせるメール、つまりその業者に対す
るスタンプ注文があったことを当該業者に知らせるメー
ルを生成する。また、送信メール生成部72は、注文管
理データベース9fに新たなレコードが作られた際に、
注文に対する謝辞を表す購入者宛の電子メールを作成す
る。
【0039】データベース管理部9の不良顧客リスト管
理部93は、顧客管理データベース9eに記憶された不
良顧客リストデータが電子ショッピングモールに参加す
るすべての業者のコンピュータ2で閲覧できるように管
理している。具体的には、業者のコンピュータ2から入
力された業者IDとパスワードが正しいものである場合
には、所定の操作が行われたことを条件に、顧客管理デ
ータベース9eに記憶された不良顧客リストデータがす
べての業者のコンピュータ2に送信されてブラウザ21
に表示される。これにより、業者は他の業者によって不
良顧客リスト掲載対象とされた購入者の氏名などの情報
を得ることができるので、電子ショッピングモールに参
加する業者にとっての商取引の安全性を高めることがで
きる。図5に、業者のコンピュータ2のブラウザ21に
表示された不良顧客リストの表示例を示す。図5の例で
は、不良顧客リストに含まれる顧客のIDや名前などが
一覧表示されているとともに、不良顧客リスト掲載者を
住所で絞り込み表示することができるようになってい
る。
【0040】クライアントである業者のコンピュータ2
には、ウェブ閲覧ソフトウェアであるブラウザ21、メ
ール送受信ソフトウェアであるメーラ22とがインスト
ールされているとともに、コンピュータ2の所有者であ
るスタンプ業者が独自のスタンプ印面に関するテンプレ
ートを作成するためのテンプレート作成エディタ23も
インストールされている。また、コンピュータ2には、
スタンプ製造装置24が接続されている。かかるスタン
プ製造装置24は、コンピュータ3からコンピュータ1
を介して注文を受けた印面の文字などに対応するスタン
プを製造するものである。スタンプ製造装置24でスタ
ンプを製造する際には、正規画像作成部82で作成され
てコンピュータ1からダウンロードされた正規画像デー
タが用いられる。
【0041】また、クライアントである購入者のコンピ
ュータ3には、ウェブ閲覧ソフトウェアであるブラウザ
31と、メール送受信ソフトウェアであるメーラ32と
がインストールされている。
【0042】また、システム管理用のコンピュータ4に
は、ウェブ閲覧ソフトウェアであるブラウザ41がイン
ストールされているとともに、システム管理者がスタン
プ業者に提供するスタンプ印面に関するテンプレートを
作成するためのテンプレート作成エディタ42もインス
トール作成されている。
【0043】次に、上記構成を有する電子商店販売シス
テムで行われる各種処理について図面を参照しつつ説明
する。
【0044】最初に、取扱商品データベース9fへの取
扱商品登録処理について図6〜図8を参照しつつ説明す
る。なお、図6は、取扱商品登録処理をサーバの動作と
いう観点から示したフローチャートである。図7及び図
8は、取扱商品登録処理の一段階で業者のコンピュータ
2のブラウザ21に表示されるページの表示例を描いた
図である。
【0045】ステップS101では、ID、パスワード
の入力をスタンプ業者に求めるウェブページの送信要求
があったか否かがウェブ管理部6の入力データ解析部6
1で判断される。そして、送信要求があった場合には
(S101:YES)、ステップS102の処理に移行
する。
【0046】ステップS102では、図7に示すID・
パスワード入力ページを業者のコンピュータ2のブラウ
ザ21に表示させるファイルがデータベース管理部9に
よってウェブページデータベース9aから取り出され、
通信部5からコンピュータ2に送信される。
【0047】これにより、コンピュータ2のウェブブラ
ウザ上にID・パスワード入力ページが表示されること
になる。スタンプ業者は、このID・パスワード入力ペ
ージにおいて、IDとパスワードを入力し、入力後ログ
インボタンをクリックする。これにより、IDとパスワ
ードに関するデータがコンピュータ2からコンピュータ
1へ送信される。
【0048】ステップS103では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によって、コン
ピュータ2からIDとパスワードに関するデータを受信
したか否かが判断される。そして、IDとパスワードに
関するデータをコンピュータ2から受信すると(S10
3:YES)、ステップS104の処理に移行する。
【0049】ステップS104では、さらに、ウェブ管
理部6の入力データ解析部61によりスタンプ業者管理
データベース9dに格納されているIDと該IDに関連
付けられているパスワードを基に、入力されたパスワー
ドが正しいか否かが判断される。そして、パスワードに
誤りがあると判断された場合には(S104:NO)、
ステップS102の処理に戻り、再度ステップS102
〜ステップS104の処理が行われる。一方、パスワー
ドが正しいと判断された場合には(S104:YE
S)、ステップS105の処理に移行する。
【0050】ステップS105では、図8に示すスタン
プ取扱情報入力ページをコンピュータ2のブラウザ21
に表示させるファイルがデータベース管理部9によって
ウェブページデータベース9aから取り出され、通信部
5からコンピュータ2に送信される。
【0051】なお、図8は、スタンプ業者が自己の取り
扱うスタンプの種類(サイズ、グリップ色、インク色)
を選択する際にスタンプ業者により利用されるページの
例であり、かかるページは、スタンプのサイズ/グリッ
プ色とインク色を選択することができるように構成され
ている。
【0052】ここで、コンピュータ2のウェブブラウザ
上にスタンプ取扱情報入力ページが表示されることにな
る。スタンプ業者は、このスタンプ取扱情報入力ページ
において、取り扱う商品の該当するサイズ/グリップ色
とインク色のボックスをクリックしてサイズ、グリップ
色及びインク色を選択し、選択した後登録ボタンをクリ
ックする。これにより、コンピュータ2からコンピュー
タ1へスタンプ業者の取り扱う商品と取り扱わない商品
を区別するための取扱商品データがコンピュータ2から
コンピュータ1へ送信される。
【0053】ステップS106では、ウェブ管理部6の
入力データ解析部61によってコンピュータ2から取扱
商品データを受信したか否かが判断される。そして、取
扱商品データをコンピュータ2から受信すると(S10
6:YES)、ステップS107の処理に移行する。
【0054】ステップS107では、データベース管理
部9によって、ステップS103で受信したスタンプ業
者のIDとステップS106で受信した取扱商品データ
を基に、取扱商品データベース9gに格納されている該
スタンプ業者のIDに対応する識別データ91g、92
g、93gの変更が行われる。即ち、データベース管理
部9によって、スタンプ業者のIDに対応する識別デー
タに関して、クリックされた商品の商品番号に対応する
判別記号に“1”が設定される。
【0055】上記ステップS101〜ステップS107
の各処理により、スタンプ業者の取扱商品の判別ができ
るように、取扱商品データベース9gの各識別データ9
1g、92g、93gが作成される。
【0056】次に、購入者のコンピュータ3のウェブブ
ラウザ31に取扱商品案内ページを表示する取扱商品案
内ページ表示処理について図9〜図12を参照して説明
する。なお、図9は、取扱商品案内ページ表示処理をサ
ーバの動作という観点から示したフローチャートであ
る。図10〜図12は、取扱商品案内ページ表示処理の
一段階で購入者のコンピュータ3のブラウザ31に表示
されるページの表示例を描いた図である。
【0057】ステップS201では、スタンプ業者の指
定を購入者に求めるウェブページの送信要求があったか
否かがウェブ管理部6の入力データ解析部61によって
判断される。そして、送信要求があった場合には(S2
01:YES)、ステップS202の処理に移行する。
【0058】ステップS202では、図10に示すスタ
ンプ業者案内ページをコンピュータ3のブラウザ31に
表示させるファイルがデータベース管理部9によってウ
ェブページデータベース9aから取り出され、通信部5
からコンピュータ3に送信される。
【0059】ここで、コンピュータ3のウェブブラウザ
上にスタンプ業者案内ページが表示されることになる。
購入者は、このスタンプ業者案内ページにおいて、希望
のスタンプ業者のボタンをクリックして選択し、選択後
送信ボタンをクリックする。これにより、指定されたス
タンプ業者に関するデータがコンピュータ3からコンピ
ュータ1へ送信される。
【0060】ステップS203では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によってコンピ
ュータ3から指定されたスタンプ業者に関するデータを
受信したか否かが判断される。そして、スタンプ業者に
関する情報をコンピュータ3から受信すると(S20
3:YES)、ステップS204の処理に移行する。
【0061】ステップS204では、購入者のコンピュ
ータ3にID(電子メールアドレス)とパスワードの入
力を促すウェブページがコンピュータ1から送信され
る。本実施の形態では、過去にスタンプを購入したこと
がある者がパスワードを有している者とする。続いて、
ステップS205では、ステップS204で送信したウ
ェブページに対して購入者から返信されたデータにID
のほかにパスワードが含まれるかどうかがウェブ管理部
6の入力データ解析部61で判断される。
【0062】そして、パスワードが入力されていると判
断された場合(S205:YES)、ステップS206
に進んで入力されたIDとパスワードが正しいものであ
るかが顧客管理データベース9eに記憶されたデータに
基づいて入力データ解析部61で判断される。もし入力
されたIDとパスワードが正しいものである場合には
(S206:YES)、ステップS208に進む。ま
た、正しくない場合には(S206:NO)、ステップ
S204に戻る。
【0063】また、ステップS205でパスワードが入
力されていないと判断された場合(S205:NO)、
ステップS207に進む。ステップS207では、入力
されたIDにかかる購入者が当該電子ショッピングモー
ルでの過去の購入歴がない新規顧客である旨がウェブ管
理部6に記憶される。ステップS207終了後は、ステ
ップS208に進む。
【0064】ステップS208では、図11に示すカテ
ゴリ・サブカテゴリ選択ページをコンピュータ3のブラ
ウザ31に表示させるファイルがデータベース管理部9
によってウェブページデータベース9aから取り出さ
れ、通信部5からコンピュータ3に送信される。
【0065】ここで、コンピュータ3のウェブブラウザ
31上にカテゴリ・サブカテゴリ選択ページが表示され
ることになる。購入者は、このカテゴリ・サブカテゴリ
選択ページにおいて、購入者は、カテゴリに対応するボ
ックスをクリックしてカテゴリを選択すると共に、選択
したカテゴリのオプションメニュー(プルダウンメニュ
ー)を利用してサブカテゴリを選択し、選択後送信ボタ
ンをクリックする。これにより、選択されたカテゴリ/
サブカテゴリに関するデータがコンピュータ3からコン
ピュータ1へ送信される。
【0066】ステップS209では、コンピュータ1の
ウェブ管理部6の入力データ解析部61によってコンピ
ュータ3から選択されたカテゴリ/サブカテゴリに関す
るデータを受信したか否かが判断される。そして、カテ
ゴリ/サブカテゴリの選択に関する情報をコンピュータ
3から受信すると(S209:YES)、ステップS2
10の処理に移行する。
【0067】ステップS210では、出力データ生成部
62によって、ステップS208で受信したカテゴリ/
サブカテゴリに属するステップS203で受信した指定
スタンプ業者の識別データ(図3参照)が該スタンプ業
者のIDを基に取扱商品データベース9gから取り出さ
れ、取り出された識別データが出力データ生成部62に
一時的に記憶される。
【0068】ステップS211では、出力データ生成部
62によって、ステップS210でに記憶された識別デ
ータを基に、番号“n”に対応する判別記号が“1”で
あるか否か、即ち番号“n”に対応する商品番号の商品
が取扱商品であるか否かが判断される。そして、取扱商
品であると判断された場合には(S211:YES)、
ステップS212の処理に移行する。一方、取扱商品で
ないと判断された場合には(S211:NO)、ステッ
プS213の処理に移行する。なお、“n”は初期設定
として“1”が設定されている。
【0069】ステップS212では、出力データ生成部
62内に、番号“n”に対応する商品番号を一時的に格
納する。
【0070】ステップS213では、出力データ生成部
62が、番号“n”の値を1インクリメントする(n=
n+1)。
【0071】ステップS214では、出力データ生成部
62によって、番号“n”が“m+1”と等しいか否か
が判断される。そして、番号“n”が“m+1”と等し
くない場合には(S214:NO)、ステップS211
の処理に移行し、ステップS211〜ステップS212
の各処理を行う。一方、番号“n”が“m+1”と等し
い場合には(S214:YES)、ステップS215の
処理に移行する。ただし、mは、ステップS209で受
信した選択されたカテゴリのサブカテゴリに属する商品
の個数である。
【0072】なお、上記ステップS210〜ステップS
214の一連の処理により、ステップS208で受信し
た選択されたカテゴリ/サブカテゴリに属する商品から
ステップS203で受信した指定スタンプ業者の取り扱
う商品の商品番号のみが取り出され、出力データ生成部
62に一時的に記憶されることになる。
【0073】ステップS215では、出力データ生成部
62が、ステップS203で受信した指定スタンプ業者
の取扱商品を案内する取扱商品案内ページに関するHT
MLデータを生成する。即ち、出力データ生成部62に
よって、ウェブページデータベース9aから案内ページ
のファイルが取り出される。それとともに、出力データ
生成部62によって、そこに一時的に格納された商品番
号を基に該商品番号に対応する商品情報(図2参照)が
商品情報データベース9cから取り出され、さらに、取
り出された商品情報に含まれるテンプレート番号を基に
該テンプレート番号に対応するテンプレートに関する情
報がテンプレートデータベース9bから取り出される。
そして、出力データ生成部62によって、案内ページに
取り出されたテンプレートに関する情報が付加されて、
取扱商品案内ページに関するHTMLデータが生成され
る。
【0074】ステップS216では、ウェブ管理部6に
よって、図12に示すスタンプ業者の取扱商品案内ペー
ジを購入者のコンピュータ3のブラウザ31に表示させ
るHTMLデータ(テンプレートのサンプル画像データ
を含む)が、通信部5からコンピュータ3に送信され
る。
【0075】上記ステップS201〜ステップS216
の一連の処理によって、購入者のコンピュータ3のウェ
ブブラウザ31上には、購入者によって指定されたスタ
ンプ業者の取扱商品であって、購入者によって選択され
たカテゴリ/サブカテゴリに属するもののみを案内する
図12に示す取扱商品案内ページが表示されることにな
る。従って、購入者が、スタンプ業者の取扱商品から希
望の商品を容易に探すことが可能となるとともに、スタ
ンプ業者の取り扱っていない商品を注文するという事態
を回避することが可能となる。
【0076】なお、図12は、スタンプ業者が自己の取
り扱うスタンプを購入者へ案内するページの例であり、
かかるページには、スタンプ業者の取り扱う複数の商品
が掲載されるとともに、各商品の印面のサンプル例、印
面のサイズ、販売価格が掲載されている。ただし、各商
品に関して取り扱われるグリップ色やインク色の情報も
併せて掲載するようにしてもよい。
【0077】次に、図9に示したフローに引き続いて購
入者により行われるスタンプ注文処理について図13〜
図15を参照しつつ説明する。なお、図13は、スタン
プ注文処理をサーバでの処理という観点から示したフロ
ーチャートである。図14及び図15は、スタンプ注文
処理の一段階でコンピュータ3のブラウザ31に表示さ
れるページの表示例を描いた図である。
【0078】ステップS301では、購入者がコンピュ
ータ3のウェブブラウザ31上に表示された複数のテン
プレートの中から希望のテンプレートボタンをクリック
することにより選択したかどうかが入力データ解析部6
1によって繰り返して判断される。ここで購入者のブラ
ウザ31に表示されるのは、図9の取扱商品案内ページ
表示処理で作成されたスタンプ業者の取り扱う商品のテ
ンプレートのみを案内する取扱商品案内ページである。
【0079】ステップS302では、図14に示すスタ
ンプ情報入力画面がウェブページデータベース9aから
取り出されて通信部5からHTTPにしたがって購入者
のコンピュータ3に送信される。図14に示すスタンプ
情報入力画面には、ステップS301で選択されたテン
プレートについてさらに詳しいスタンプ情報(グリップ
色、インク色、注文個数、印面に表示される氏名・住所
などの文字列データを含む情報)を入力するための入力
欄が表示されている。
【0080】図14は、購入者が印面の希望の文字など
を入力するためのページの例であり、かかるページに
は、スタンプ印面のサンプルの例が表示されているとと
もに、印面のサイズが掲載され、また、グリップ色、イ
ンク色、注文個数、印面の希望する文字情報(郵便番
号、住所、氏名、電話番号)を選択或いは入力できるよ
うに構成されている。また、購入者により希望のグリッ
プ色が選択されると、インク色の選択項目には希望のグ
リップ色に用意されたインク色のみが表示される。
【0081】ステップS303では、購入者が自分のコ
ンピュータ3のブラウザ31に表示されたプレビュー閲
覧希望ボタンをクリックしたかどうか(つまり、図14
に示すスタンプ情報入力画面で「印面の確認」ボタンが
押下されたかどうか)が入力データ解析部61で繰り返
して判断される。ブラウザ31のプレビュー閲覧希望ボ
タンがクリックされると、図14に示すようなスタンプ
情報入力画面に購入者によって入力されたスタンプの外
観に関する情報がインターネット10を介して通信部5
によって受信される。
【0082】ステップS304では、画像データ作成部
8のプレビュー作成部81が、図14に示すスタンプ情
報入力画面に入力されたデータにしたがって90dpi
程度の解像度を有するプレビュー画像データを作成す
る。作成されたプレビュー画像データは、このプレビュ
ー画像が張り付けられるようなリンク情報を有するよう
に出力データ生成部62で書き換えられたHTMLファ
イル(ウェブページデータベース9aから取り出された
ものであってよい)とともに通信部5から購入者のコン
ピュータ3に送信される。
【0083】図15は、ステップS304で送信される
プレビュー画像およびHTMLファイルの表示例であ
る。この例では、ステップS301で選択されたテンプ
レートについてのプレビュー画像が既定の8種類の書体
それぞれについて作成されている。これら8個の書体の
名称の前にはそれぞれチェックボックスが設けられてお
り、そのいずれかがチェックされた状態で注文ボタンが
押されると、そのチェックにかかる書体のプレビュー画
像が購入者によって購入を希望するスタンプとして選択
されたことになる。
【0084】ステップS305では、ステップS304
で送信したプレビュー画像を購入者が承認したかどう
か、図15の例でいうといずれかのチェックボックスに
チェックが入れられた状態で注文ボタンが押されたかど
うかが入力データ解析部61によって判断される。購入
者がプレビュー画像を承認したと判断されると(S30
5:YES)、ステップS306に進む。また、購入者
がプレビュー画像を承認しなかった場合(図15の例で
は訂正ボタンが押された場合)(S305:NO)、ス
テップS302に戻って同様の処理が繰り返して実行さ
れる。
【0085】ステップS306では、ウェブページデー
タベース9aから取り出されて注文内容にしたがって出
力データ生成部62で書き換えられた注文確認ページ
(スタンプのテンプレート種別や印面文字列の内容、イ
ンク色などの情報を含む)が購入者のコンピュータ3に
送信される。
【0086】そして、ステップS307では、購入者か
ら送信されたデータの内容を入力データ解析部61で判
断する。購入者から注文を確認した旨のデータが送られ
てくると(S307:YES)、ステップS308に進
む。また、注文を取りやめる旨のデータが送られてくる
と(S307:NO)、本処理を終了する。
【0087】ステップS308では、ウェブページデー
タベース9aから取り出されて注文内容にしたがって出
力データ生成部62で書き換えられた注文情報入力ペー
ジ(スタンプの発注者の住所氏名、スタンプ送付先の住
所、受け取り方法、配送方法、支払方法などの入力欄や
スタンプ代金の表示欄を含む)が購入者のコンピュータ
3に送信される。
【0088】そして、ステップS309では、購入者か
ら送信されたデータの内容を入力データ解析部61で判
断する。購入者から注文を確定する旨のデータが送られ
てくると(S309:YES)、ステップS310に進
む。また、注文を取りやめる旨のデータが送られてくる
と(S309:NO)、本処理を終了する。
【0089】ステップS310では、データベース管理
部9のレコード生成部92が、注文番号を発行すると共
に、その注文番号にかかる新規のレコードを注文管理デ
ータベース9fに生成する。ステップS310で作成さ
れる新規レコードは、図4に示したようにその注文にか
かるスタンプの作業状況を含む商取引の状況が逐次記録
されるものである。
【0090】ステップS311では、購入者からの注文
が確定したことを受けて、画像データ作成部8の正規画
像作成部82が、図14に示すスタンプ情報入力画面に
入力されたデータにしたがって、業者のコンピュータ2
に接続されたスタンプ製造装置24でスタンプを製造す
る際に使用される解像度600dpiの正規画像データ
を作成する。
【0091】図13のフローチャートを用いて説明した
スタンプ注文処理では、スタンプ業者の取り扱う商品の
みを案内する取扱商品案内ページを利用して、希望の商
品(スタンプ印面、サイズ、グリップ色、インク色、字
体)を注文することになるため、購入者が注文する商品
は必ず該スタンプ業者が取り扱っている商品となるとと
もに、スタンプ印面に印字される情報を購入者が指定で
きるため、購入者が希望する文字の印字されたスタンプ
を注文することが可能となる。
【0092】次に、図13に示したフローに引き続いて
サーバにより行われる注文後処理について図16〜図1
8を参照しつつ説明する。なお、図16は、注文後処理
をサーバでの処理という観点から示したフローチャート
である。図17及び図18は、注文後処理のいくつかの
段階でのコンピュータ2、3のブラウザまたはメーラへ
の表示例を描いた図である。
【0093】ステップS401では、図13のステップ
S310において注文管理データベース9fに新規レコ
ードが生成されたかどうかが更新検出部91によって繰
り返して判断される。そして、新規レコードが生成され
た場合には(S401:YES)、ステップS402に
進む。
【0094】ステップS402では、新規のスタンプ注
文があった旨をその注文にかかる業者に知らせるととも
に納期の記入を促す電子メール(図17(a)参照)、
および、注文に対する謝辞を購入者に伝えると共に注文
を再度確認するための電子メールが送信メール生成部7
2で生成される。そして、ステップS403では、ステ
ップS402で生成された電子メールが通信部5から業
者および購入者にそれぞれ送信される。サーバコンピュ
ータ1から送信された電子メールを読んだ業者は、指定
されたウェブページにアクセスしてスタンプの納期を記
入し、注文確認チェックボックスにチェックを入れた
後、登録ボタンを押下する。なお、納期の記入および注
文確認は業者がサーバに送信した電子メールの内容に基
づいてサーバによって自動的に行われてもよい(これは
以下の関連するステップでも同様である)。このよう
に、本実施の形態によると、購入者が商品を注文したこ
とを即座に電子メールで業者に知らせることができるの
で、業者は注文があるとすぐにそれを確認して商品に関
する作業を遅滞なく開始することができるという利点が
ある。
【0095】図18は、1つの注文番号に関する詳細な
内容を業者に提示するために、業者が指定されたウェブ
ページにアクセスした際にコンピュータ1から業者のコ
ンピュータ2に送信されてブラウザ21に表示される画
面の一例である。図18の例では、顧客ID、顧客名、
テンプレート番号、スタンプに表示される文字列、書
体、インク色、グリップ色、注文数量などが業者に表示
されている。また、業者は、印面サムネイルボタンを押
下することによって、ステップS304で作成されたプ
レビュー画像を図18の表示画面内に表示させることが
可能である。また、業者は図18の表示画面に表示され
たダウンロードボタンを押下することによって、ステッ
プS311で作成された正規画像データを自分のコンピ
ュータ2にダウンロードすることが可能となっている。
【0096】ステップS404では、業者のコンピュー
タ2から送信されたデータに基づいて、業者が注文確認
チェックボックスにチェックを入れたかどうかが入力デ
ータ解析部61によって繰り返して判断される。そし
て、注文確認チェックボックスにチェックが入れられて
いる場合には(S404:YES)、これにしたがって
注文管理データベース9fの当該レコードに関する作業
状況がステップS405で更新される。
【0097】続いて、ステップS406では、ステップ
S405で作業状況が更新されたことが更新検出部91
によって検出されることに応じて、当該注文にかかる購
入者がパスワードをもっていない新規顧客であるかどう
かが図9のステップS207での記憶内容に基づいて入
力データ解析部61によって判断される。そして、新規
顧客である場合には(S406:YES)、ステップS
407において送信メール生成部72がパスワードを発
行した後にステップS408に進む。また、新規顧客で
ない場合には(S406:NO)、そのままステップS
408に進む。
【0098】ステップS408では、メール管理部7の
送信メール生成部72が、注文管理データベース9fの
当該レコードに関する作業状況の記憶内容に基づいて、
スタンプの購入者に納期を通知する電子メールを生成す
る。作成された電子メールは通信部5から当該購入者に
送信される。この電子メールの内容は、例えば図17
(b)に示すように、購入者に納期を通知するととも
に、注文の最終確認としてこの通知メールに対する返信
メールを送信するように促すものである。さらに、購入
者が新規顧客である場合には、この通知メールにはその
購入者のIDに対応したパスワードが表示される。この
ように、本実施の形態では、購入者にパスワードを自動
的に発行してそれを購入者に知らせることができるため
に、購入者はパスワードを自ら決定してそれを入力する
煩わしさを感じることがない。また、このように購入者
IDと併せてパスワードを用いることで、過去に購入歴
のある購入者の管理が容易になる。
【0099】ステップS409では、ステップS408
で購入者に送信された電子メールの返信メールをサーバ
コンピュータ1が受信したかどうかが受信メール解析部
71によって所定時刻が来るまで繰り返して判断され
る。そして、コンピュータ1が返信メールを受信した場
合には(S409:YES)、ステップS410に進
む。
【0100】ステップS410では、所定時刻までにサ
ーバコンピュータ1が返信メールを受信できたかどうか
を受信メール解析部71で判断する。そして、所定時刻
までに返信メールを受信できた場合には(S410:Y
ES)、ステップS411に進んでデータベース管理部
9が注文管理データベース9fの当該注文番号に関する
作業状況を「注文確定」に更新してステップS413に
進む。一方、所定時刻までに返信メールを受信できなか
った場合には(S410:NO)、ステップS412に
進んでデータベース管理部9が注文管理データベース9
fの当該注文番号に関する作業状況を「注文キャンセ
ル」に更新して、本処理を終了する。
【0101】ステップS413では、ステップS411
で作業状況が更新されたことが更新検出部91によって
検出されることに応じて、購入者からの返信メールを所
定時刻までにサーバ側で受信したかどうか、つまり購入
者のスタンプ購入意思が最終的に確認されたかどうかを
業者に知らせる電子メールを作成して、その電子メール
を通信部5から業者に送信する。
【0102】購入者からの返信メールを所定時刻までに
サーバ側で受信した場合に業者に送信される電子メール
は、例えば図17(c)に示すようなものである。図1
7(c)の例では、ステップS311で作成済みの正規
画像データをダウンロードしてスタンプの製造を開始す
ることを業者に促すとともに、スタンプ作成終了後にそ
の旨を所定のURL(uniform resource locator)に知
らせることを促す文面となっている。この電子メールを
受信した業者が図18に示すダウンロード画面へのリン
ク付き文字列(図18の例では「ダウンロード」)をク
リックすると、ファイル格納場所の選択画面が示された
後に通信部5から業者のコンピュータ2へ正規画像デー
タが送信される。なお、正規画像データのダウンロード
は、ステップS311で正規画像データが作成された後
であればいつでも行うことが可能である。
【0103】ステップS414では、スタンプ製造が完
了した旨のデータが業者によって入力され、そして登録
ボタンが押下されたかどうかが入力データ解析部61に
よって繰り返して判断される。そして、スタンプ製造が
完了した旨のデータが入力された場合には(S414:
YES)、ステップS415に進んでデータベース管理
部9が注文管理データベース9fの当該注文番号に関す
る作業状況を「スタンプ作成完了」に更新して、ステッ
プS416に進む。
【0104】ステップS416では、購入者へのスタン
プの発送が完了した旨のデータが業者によって入力さ
れ、そして登録ボタンが押下されたかどうかが入力デー
タ解析部61によって繰り返して判断される。そして、
スタンプ発送が完了した旨のデータが入力された場合に
は(S416:YES)、ステップS417に進んでデ
ータベース管理部9が注文管理データベース9fの当該
注文番号に関する作業状況を「スタンプ発送完了」に更
新して、ステップS418に進む。
【0105】ステップS418では、ステップS417
で作業状況が更新されたことが更新検出部91によって
検出されることに応じて、メール管理部7の送信メール
生成部72が、注文管理データベース9fの当該レコー
ドに関する作業状況の記憶内容に基づいて、スタンプの
購入者にスタンプ発送完了を通知する、例えば図17
(d)に示すような電子メールを生成する。作成された
電子メールは通信部5から当該購入者のコンピュータ3
に送信される。
【0106】続いて、ステップS419では、購入者か
らのスタンプ代金の入金があった旨のデータが業者によ
って入力され、そして登録ボタンが押下されたかどうか
が入力データ解析部61によって繰り返して判断され
る。そして、代金の入金があった旨のデータが入力され
た場合には(S419:YES)、ステップS420に
進んでデータベース管理部9が注文管理データベース9
fの当該注文番号に関する作業状況を「代金回収」に更
新して、本処理を終了する。
【0107】また、代金の入金があった旨のデータが入
力されていない場合には(S419:NO)、購入者へ
の代金支払い督促を行った或いは不良顧客リスト掲載を
希望する旨のデータが業者によって入力され、そして登
録ボタンが押下されたかどうかが入力データ解析部61
によって判断される。そして、代金支払い督促を行った
旨のデータが入力された場合には、ステップS422に
進んでデータベース管理部9が注文管理データベース9
fの当該注文番号に関する作業状況を「○○回目の督
促」(督促の回数はステップS422の実行回数)に更
新して、ステップS419に戻る。
【0108】また、不良顧客リスト掲載を希望する旨の
データが業者によって入力された場合には、ステップS
423に進んでデータベース管理部9が注文管理データ
ベース9fの当該注文番号に関する作業状況を「不良顧
客リスト掲載」に更新して、ステップS424に進む。
ステップS424では、ステップS423で不良顧客リ
スト掲載対象とされた購入者に対応する顧客IDのデー
タが顧客管理データベース9eから取り出され、その顧
客が不良顧客リスト掲載対象者であることが不良顧客リ
スト掲載理由と共にそのデータに書き加えられる。この
ようにして不良顧客リストの掲載対象者となった購入者
のリストは、不良顧客リスト管理部93によって、注文
管理データベース9fや取扱商品データベース9gとは
異なり、どの業者にも自由に閲覧が可能なように管理さ
れている。
【0109】上述したように、本実施形態によると、ス
タンプの購入者が注文した商品に関する作業状況が更新
されたことが更新検出部91によって検出できるので、
商品に関する作業状況を集中管理することができる。ま
た、購入者が注文した商品に関する作業状況が更新され
ると、その更新段階に応じて業者および/または購入者
に適切な電子メールを送信することができるので、電子
ショッピングモールに参加する業者および購入者の双方
にとってサーバにアクセスしなくとも商取引の現況が逐
次把握できるという点で利便性が高い。また、スタンプ
の作成が完了した場合などの作業状況の特定の更新段階
では電子メールが作成されないために、業者または購入
者に必要な情報だけを電子メールによって通知すること
ができるという利点もある。
【0110】以上、本発明の好適な一実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるも
のでは、特許請求の範囲に記載し限りにおいて様々な設
計変更が可能なものである。例えば、本発明は、テレビ
などの一般の商品や、スタンプ以外の名刺、表札、年賀
状などの個別情報表示製品に適用可能である。また、本
発明の電子商店管理システムは上述した実施の形態で説
明したものに限られず、例えばウェブ管理部と各種デー
タベースとが別々のコンピュータに属しているものであ
ってもよい。また、管理者のコンピュータ4はサーバで
あるコンピュータ1に含まれていてもよいし、インター
ネット10を介してサーバである購入者1に接続されて
いてもよい。また、上述した実施の形態で行った各ステ
ップは、本発明の範囲に含まれる限りは任意にその順序
を変更してもよいし、別ステップが付加されてもよい
し、或いは、特定のステップが削除されてもよい。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、8、1
0、12によると、購入者が注文した商品に関する作業
状況が更新されたことを検出することができるので、商
品に関する作業状況を集中管理することができる。ま
た、購入者が注文した商品に関する作業状況が更新され
ると、その更新段階に応じて業者および購入者の少なく
ともいずれか一方に電子メールを送信することができる
ので、電子ショッピングモールに参加する業者および購
入者の双方にとってサーバにアクセスしなくとも商取引
の現況が逐次把握できるという点で利便性が高い。請求
項2、9、11によると、作業状況の特定の更新段階で
は電子メールが作成されないために、業者または購入者
に必要な情報だけを電子メールによって通知することが
できる。
【0112】請求項3によると、購入者が商品を注文し
たことを即座に電子メールで業者に知らせることができ
るので、業者は注文があるとすぐにそれを確認して商品
に関する作業を遅滞なく開始することができる。請求項
4によると、購入者にパスワードを自動的に発行してそ
れを購入者に知らせることができるために、購入者はパ
スワードを自ら決定してそれを入力する煩わしさを感じ
ることがない。また、購入者IDと併せてパスワードを
用いることで、過去に購入歴のある購入者の管理が容易
になる。
【0113】請求項5によると、業者または購入者から
の電子メールに基づいて作業状況が自動的に更新される
ので、業者はサーバにアクセスして作業状況を自ら更新
するという繁雑な作業を行う必要がなくなる。請求項6
によると、不良顧客リストデータがすべての業者に閲覧
可能となるために、業者は他の業者によって不良顧客リ
スト掲載対象とされた購入者の氏名などの情報を得るこ
とができる。これにより、電子ショッピングモールに参
加する業者にとっての商取引の安全性を高めることがで
きる。請求項7によると、スタンプ、名刺、表札、年賀
状などの個別情報表示製品を注文に応じて適切に製造す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子商品販売シス
テムのブロック図である。
【図2】図1に示す商品情報データベースの内容例を描
いた図である。
【図3】図1に示す取扱商品データベースの内容例を描
いた図である。
【図4】図1に示す注文管理データベースの内容例を描
いた図である。
【図5】図1に示す顧客管理データベースに含まれる不
良顧客リストの内容例を描いた図である。
【図6】取扱商品登録処理をサーバの動作という観点か
ら示したフローチャートである。
【図7】取扱商品登録処理の一段階でクライアントのブ
ラウザに示される画面の表示例を描いた図である。
【図8】取扱商品登録処理の一段階でクライアントのブ
ラウザに示される画面の表示例を描いた図である。
【図9】取扱商品案内ページ表示処理をサーバの動作と
いう観点から示したフローチャートである。
【図10】取扱商品案内ページ表示処理の一段階でクラ
イアントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図
である。
【図11】取扱商品案内ページ表示処理の一段階でクラ
イアントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図
である。
【図12】取扱商品案内ページ表示処理の一段階でクラ
イアントのブラウザに示される画面の表示例を描いた図
である。
【図13】スタンプ注文処理をサーバの動作という観点
から示したフローチャートである。
【図14】スタンプ注文処理の一段階でクライアントの
ブラウザに示される画面の表示例を描いた図である。
【図15】スタンプ注文処理の一段階でクライアントの
ブラウザに示される画面の表示例を描いた図である。
【図16】スタンプ注文後処理をサーバの動作という観
点から示したフローチャートである。
【図17】スタンプ注文後処理の一段階で業者または購
入者のメーラに示される画面の表示例を描いた図であ
る。
【図18】スタンプ注文後処理の一段階で業者のブラウ
ザに示される画面の表示例を描いた図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ(サーバ) 2 コンピュータ(クライアント:スタンプ業者) 3 コンピュータ(クライアント:購入者) 4 コンピュータ(システム管理者) 5 通信部 6 ウェブ管理部 7 メール管理部 8 画像データ作成部 9 データベース管理部 9a ウェブページデータベース 9b テンプレートデータベース 9c 商品情報データベース 9d スタンプ業者管理データベース 9e 顧客管理データベース 9f 注文管理データベース 9g 取扱商品データベース 91 更新検出部 92 レコード生成部 93 不良顧客リスト管理部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を販売する1または複数の業者の通
    信端末、および、商品を購入する購入者の通信端末と通
    信ネットワークを介してデータ通信を行う電子商品販売
    システムにおいて、 購入者が注文した商品に関する作業状況を更新可能に記
    憶する作業状況記憶手段と、 前記作業状況記憶手段に記憶された作業状況が更新され
    たことを検出する更新検出手段と、 前記更新検出手段によって作業状況が更新されたことが
    検出されると、更新された作業状況を更新段階に応じて
    業者および購入者の少なくともいずれか一方に知らせる
    ための電子メールを生成する電子メール生成手段とを備
    えていることを特徴とする電子商品販売システム。
  2. 【請求項2】 前記電子メール生成手段は、作業状況の
    特定の更新段階では電子メールを作成しないことを特徴
    とする請求項1に記載の電子商品販売システム。
  3. 【請求項3】 購入者が商品を注文した際に、その注文
    に応じた新たなレコードを前記作業状況記憶手段に生成
    するレコード生成手段をさらに備えており、 前記電子メール生成手段は、前記レコード生成手段によ
    って前記作業状況記憶手段に新たなレコードが生成され
    た際に、その旨を業者に知らせるための電子メールを生
    成することを特徴とする請求項1または2に記載の電子
    商品販売システム。
  4. 【請求項4】 商品を注文した購入者がパスワードを有
    しているかどうかを判断する判断手段と、 商品を注文した購入者がパスワードを有していないと前
    記判断手段によって判断された場合に、当該購入者にパ
    スワードを発行する購入者パスワード発行手段とをさら
    に備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の電子商品販売システム。
  5. 【請求項5】 前記作業状況記憶手段に記憶された作業
    状況が、業者および購入者の少なくともいずれか一方か
    ら送信された電子メールに基づいて自動的に更新される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    電子商品販売システム。
  6. 【請求項6】 各業者によって不良顧客リストの掲載対
    象とされた購入者が含まれる不良顧客リストデータを記
    憶する不良顧客リスト記憶手段と、 前記不良顧客リスト記憶手段に記憶された不良顧客リス
    トデータをすべての業者に閲覧可能となるように管理す
    る不良顧客リスト管理手段とをさらに備えていることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子商
    品販売システム。
  7. 【請求項7】 前記商品は個別情報が表示された個別情
    報表示製品であることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の電子商品販売システム。
  8. 【請求項8】 商品を販売する1または複数の業者の通
    信端末、および、商品を購入する購入者の通信端末と通
    信ネットワークを介してデータ通信を行う商品販売方法
    において、 購入者が注文した商品に関する作業状況を作業状況記憶
    手段に更新可能に記憶させるステップと、 作業状況記憶手段に記憶された購入者が注文した商品に
    関する作業状況が更新されたことを検出する検出ステッ
    プと、 前記検出ステップによって作業状況が更新されたことが
    検出されると、更新された作業状況を更新段階に応じて
    業者および購入者の少なくともいずれか一方に知らせる
    ための電子メールを生成する電子メール生成ステップと
    を備えていることを特徴とする商品販売方法。
  9. 【請求項9】 前記電子メール生成ステップでは、作業
    状況の特定の更新段階では電子メールが作成されないこ
    とを特徴とする請求項8に記載の電子商品販売システ
    ム。
  10. 【請求項10】 商品を販売する1または複数の業者の
    通信端末、および、商品を購入する購入者の通信端末と
    通信ネットワークを介してデータ通信を行う電子商品販
    売サーバにおいて、 購入者が注文した商品に関する作業状況を更新可能に記
    憶する作業状況記憶手段と、 前記作業状況記憶手段に記憶された作業状況が更新され
    たことを検出する更新検出手段と、 前記更新検出手段によって作業状況が更新されたことが
    検出されると、更新された作業状況を更新段階に応じて
    業者および購入者の少なくともいずれか一方に知らせる
    ための電子メールを生成する電子メール生成手段を備え
    ていることを特徴とする電子商品販売サーバ。
  11. 【請求項11】 前記電子メール生成手段は、作業状況
    の特定の更新段階では電子メールを作成しないことを特
    徴とする請求項10に記載の電子商品販売サーバ。
  12. 【請求項12】 商品を販売する1または複数の業者の
    通信端末、および、商品を購入する購入者の通信端末と
    通信ネットワークを介してデータ通信を行う電子商品販
    売システムを、 購入者が注文した商品に関する作業状況を更新可能に記
    憶する作業状況記憶手段、 前記作業状況記憶手段に記憶された作業状況が更新され
    たことを検出する更新検出手段、および、 前記更新検出手段によって作業状況が更新されたことが
    検出されると、更新された作業状況を更新段階に応じて
    業者および購入者の少なくともいずれか一方に知らせる
    ための電子メールを生成する電子メール生成手段として
    機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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