JP2002202173A - 容器の自動容量測定装置及びその装置を用いた容器の容量測定方法 - Google Patents

容器の自動容量測定装置及びその装置を用いた容器の容量測定方法

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JP2002202173A JP2000398956A JP2000398956A JP2002202173A JP 2002202173 A JP2002202173 A JP 2002202173A JP 2000398956 A JP2000398956 A JP 2000398956A JP 2000398956 A JP2000398956 A JP 2000398956A JP 2002202173 A JP2002202173 A JP 2002202173A
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雅年 森
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賢 百瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の容量を正確に且つ迅速に測定できる容
器の容量自動容量測定装置及びその装置を用いた容器の
容量測定方法を提供する。 【解決手段】 載置したペットボトルPの重量を計測す
る計測台15と、ペットボトルP内に液体を注入する注
入部14と、ペットボトルP内に注入された液体の液面
高さを検知する液面検知センサ31と、ペットボトルP
内に注入する液体の温度を検知する温度計21と、容器
の天面を検知する天面検知センサ19と、注入部4の駆
動を制御し、且つ液面検知センサ31、水温計21、天
面検知センサ19、及び計量台15からの測定信号によ
りペットボトルPの容量を演算する制御部9とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペットボトル、瓶
等の容器の容量自動容量測定装置及びその装置を用いた
容器の容量測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ペットボトルの容器に飲料(液
体)を充填する製造ラインでは、容器の入味線まで飲料
を充填することにより、所定の容量の飲料を充填してい
るが、品質を均一にするため容器の容量が規定の値の範
囲内にあるか否かを適宜確認する検査を行っている。
【0003】従来、このような容器の容量検査は、手作
業で行なっており、まず、容器の風袋重量を測定し、次
にピペット等を用いて飲料を容器の入味線に一致するよ
うに注入し、その後飲料を注入された容器の総重量を測
定し、容器の総重量から風袋測定により得た容器の風袋
重量を引いた値に、注入した飲料の温度に基づく飲料の
密度で除算して、容器に注入された飲料の入味線容量を
算出していた。
【0004】一方、特開平9−218077号公報に
は、容器内の液面に向けて水平方向に照明光を照射され
ている容器をテレビカメラで撮影し、このテレビカメラ
から入力された容器と液面との映像を用いて容器上部か
ら液面までの寸法を測定することにより、容器内の液体
の液面が入味線の位置と一致しているか否かを測定する
技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の容量の
測定は手作業で行われているため、測定に時間がかかる
とともに、液面を入味線に正確に合わせることが困難で
あり、測定結果にばらつきが生じやすく、正確な測定が
し難いという課題がある。
【0006】また、上述した公報では、入味線の位置ま
で液体が注入されているか否かの過不足を計測するだけ
であり、容器の所定位置までの容量の計測をすることは
できない。
【0007】そこで、本発明は、容器の入味線までの容
量を正確に且つ迅速に自動測定できる容器の容量自動容
量測定装置及びその装置を用いた容器の容量測定方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、載置した容器の重量を測定する計量台と、容器内に
液体を注入する注入手段と、容器内に注入された液体の
液面高さを検知する液面検知センサと、容器内に注入す
る液体の温度を検知する温度検知センサと、容器の天面
を検知する天面検知センサと、注入手段の駆動を制御
し、且つ液面検知センサ、温度検知センサ、天面検知セ
ンサからの検知信号及び計量台からの測定信号により容
器の入味線容量を演算する制御手段とを備え、制御手段
は、容器の風袋重量の測定信号を計量台から受け、天面
検知センサからの検知信号により容器の高さ及び入味線
までの高さを演算し、所定重量の液体を注入後に注入手
段による液体の注入を停止するとともにそのときの容器
の総重量の測定信号を計量台から受け、温度検知センサ
が検知した液体の温度から液体の密度を演算し、容器の
総重量から容器の風袋重量を減算して容器に注入された
液体の重量を算出し、この液体の重量を液体の密度で除
算することによって入味線までの容量を算出することを
特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明では、計量台に
容器を載置すると、計量台が容器の風袋重量の測定を行
い、天面検知センサが容器の天面の検知を行う。そし
て、注入手段が、容器内に所定量の液体を注入し、この
液体の温度を温度検知センサが検知する。所定重量の液
体の注入が終わると、注入手段による液体の注入が停止
し、計量台が入味線容量時の容器の総重量を計測する。
制御手段は、容器の総重量から容器の風袋重量を減算す
ることにより、容器に注入された液体の重量を算出し、
この液体の重量を温度検知センサからの検知信号により
演算した液体の密度で除算することによって入味線容量
を算出する。
【0010】このように、容器への液体の注入や、容器
に注入された液体の入味線容量の測定を自動的に行って
いることにより、人手がかからずに、容器の容量の測定
を迅速に行うことができる。また、測定者毎のばらつき
もなく、容器の容量を正確に測定することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、入味線容量を算出後に、注入手段は更
に液体を天面まで注入した後、満注時における容器の総
重量の測定信号を計量台から受け、満注時における容器
の総重量から容器の風袋重量を減算して容器に注入され
た液体の重量を算出し、この液体の重量を液体の密度で
除算することによって満注時における容量を算出し、満
注容量から入味線容量を減算して、入味線まで液体を注
入したときの容器の空隙容量を算出することを特徴とす
る。
【0012】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、制御
手段が入味線容量に液体を注入した後の容器の空隙容量
を自動測定することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、注入手段は径が異なる複数の給
水管を備え、制御手段は容器内に注入した液量に応じて
用いる給水管を切換えることを特徴とする。
【0014】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、容量測定時に、始めは、液体の注入を迅速に行うた
めに径の大きい給水管を用いて容器内に液体を迅速に注
入し、容器内の液体が入味線又は容器の天面に近づいた
場合には、注入量を精密にするために、径の小さい給水
管を用いて液体の注入を行う。
【0015】このように、径の異なる給水管を設けてい
るので、容器に注入する液体の注入量を段階的に調整で
き、迅速に且つ精密に測定することができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、注入手段と液面検知
センサとを一体に備えて容器内に挿入する挿入部を備
え、挿入部は駆動手段により上下に移動可能であり、挿
入部を容器内の下方に挿入して注入口から液体の注入を
開始し、液面検知センサの検知により注入口と液面とが
所定の間隔を保持するように挿入部を除々に上方に移動
させることを特徴とする。
【0017】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、注入口と液面との間隔を一定に保っている
ので、液面に泡が立ち難くなる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、挿入部は、容器に注
入した液体を吸う吸水部を備えることを特徴とする。
【0019】この請求項5に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、入味線の位置又は天面の位置を超えて過剰
に液体を注入できるとともに、吸水部が過剰な液体を吸
水することにより、液面高さの微調整が容易に行えるの
で、液面高さを容器の入味線又は天面の位置に更に正確
に合わせることができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、満注容量測定時において、注入手段は
容器天面に対して表面張力により盛り上がる量の液体を
注入し、吸水部は容器の天面から盛り上がっている液体
を、液面検知センサの検知により液面と容器の天面とが
面一になるように吸水することを特徴とする。
【0021】この請求項6に記載の発明では、請求項5
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、満注
容量測定時において、吸水部が液面と容器の天面とが面
一になるように液体を吸水することにより、液面の位置
合わせを確実に且つ容易にでき、精密な測定がし易い。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに記載の発明において、満注容量測定又は入
味線容量の測定が終了した後に容器内の液体を排水する
排水手段を備え、排水手段は容器を把持して容器の開口
を下に向ける反転部と、容器から吐出される液体を受け
る排水受けとを備えることを特徴とする。
【0023】この請求項7に記載の発明では、請求項1
乃至6のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、排水手段を設けることにより、測定の終わ
った容器の液体を自動的に排水することができ、更に労
力の軽減を図ることができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、容器を加熱した
後、請求項1乃至7のいずれかに記載の装置を用いて、
容器の入味線容量又は満注容量を再度測定した後、加熱
前に測定した値と比較することにより、容器の収縮量を
測定することを特徴とする。
【0025】この請求項8に記載の発明では、容器を加
熱(加熱水により洗浄する等)した後、この容器の入味
線容量又は満注容量を請求項1乃至7のいずれかに記載
の装置により再度測定するので、加熱により影響する容
器の収縮量を測定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1乃至図3
に概略的構造を示すように、ペットボトル(容器)Pの
容量を自動的に測定する自動容量測定装置1は、ペット
ボトルPを矢印F方向に搬送するコンベア2と、ペット
ボトルPの容量を測定する測定部3と、測定後にペット
ボトルP内の液体を排水する排水部5と、排出部7と、
これら全体の駆動を制御する制御部9とを備えている。
尚、本実施の形態では、ペットボトルPは500ミリリ
ットル(ml)用のペットボトルである。
【0027】測定部3は、ペットボトルPの重量を測定
する計量台15と、ペットボトルPをコンベア2又は計
量台15に移送する第1移送装置11と、計量台15上
のペットボトルPに液体を注入するための注入装置13
とを備えている。
【0028】第1移送装置11は、コンベア2のペット
ボトルPを計量台15に移送したり、計量台15からコ
ンベア2に戻したりするものであり、レール12と、レ
ール12を移動可能に設けられペットボトルPの首部を
把持する把持部材14とを有している。
【0029】注入装置13は、図4に示すように、ペッ
トボトルP内に挿入されて液体を注入する挿入部17
と、ペットボトルP内の天面Tを検知する天面検知セン
サ19とを備えており、駆動部23(図1参照)の駆動
により上下に移動するようになっている。
【0030】挿入部17は、図5に示すように、ペット
ボトルP内に液体を注入する注入部(注入手段)14
と、ペットボトルP内の液体の液面高さを検知する液面
検知センサ31と、ペットボトルP内の液体を吸う吸水
ノズル29とを一体に備えており、液面検知センサ31
及び吸水ノズル29は挿入部17の下端部に設けられて
いる。尚、本実施の形態では、吸水ノズル29は、±
0.2ミリリットル以下の精度が出せる細径のものを採
用し、液面検知センサ31の後述する各導通部材31
a、31bを細くし、±0.1mm以下の精度で測定可
能にしている。
【0031】注入部14は、挿入部17の下端部に設け
られた注入口25と、径の異なる3つの小径給水管27
a、中径給水管27b、大径給水管27cとを有してお
り、各給水管27a、27b、27cから流水する液体
は、注入口25から吐出される。各給水管27a、27
b、27cから給水される液体は、図4に示す水温計2
1(温度検知センサ)により温度を計測されており、水
温計21は計測した液体の温度信号を制御部9に発す
る。
【0032】本実施の形態では、左側の小径給水管27
aの径Sは、中央の中径給水管27bの径Mよりも小さ
く、中径給水管27bの径Mは、右側の大径給水管27
cの径Bよりも小さくなっており(S<M<B)、制御
部9はペットボトルPに注入した液量に応じて給水路2
6からの液体を給水管27a、27b、27cのいずれ
かに振り分ける(給水管27a、27b、27cを切換
える)ようになっている。尚、本実施の形態では、小径
給水管27aの径Sは2(mm)であり、中径給水管2
7bの径Mは4(mm)であり、大径給水管27cの径
Bは6(mm)であるが、これに限定されるものではな
い。
【0033】液面検知センサ31には、長さの異なる一
方の導通部材31aと、他方の導通部材31bとが設け
られており、それぞれの導通部材31a、31bがペッ
トボトルPの液体中に入ったとき、各導通部材31a、
31bが液体を介して導通状態となって、ペットボトル
P内の液体の液面Dを検知する。
【0034】天面検知センサ19は、図4に示すよう
に、本実施の形態では光透過型のセンサであり、注入装
置13が下方に下がって、ペットボトルPの天面Tでレ
ーザ光Lが遮断されることによりペットボトルPの天面
Tを検知するようになっており、この天面検知センサ1
9の検知信号により制御部9は、ペットボトルPの高さ
R及び入味線Sまでの入味線高さIを算出する。
【0035】排水部5は、ペットボトルPを載置する載
置部22を備えており、載置部22に載置されたペット
ボトルPの重量を測定するものである。載置部22は、
図6(a)に示すように、載置部22に載置されるペッ
トボトルPの大きさに合わせた第1アダプタ22aが設
けられており、第1アダプタ22aはペットボトルPの
底部を保持する。また、載置部22は、図6(b)に示
すように、第1アダプタ22aよりも小さく、且つ第1
アダプタ22aに対して着脱自在に設けられた第2アダ
プタ22bを有しており、ペットボトルPよりも小さい
ペットボトルPSを用いた場合には、第2アダプタ22
bを用いてペットボトルPSを保持する。
【0036】また、排水部5は、ペットボトルPをコン
ベア2又は反転装置(反転部)35に移送する第2移送
装置33と、ペットボトルPの開口を斜め下方に向ける
反転装置35と、反転装置35により斜めに傾けたペッ
トボトルPから吐出された液体を受ける排水受け37と
を備えている。
【0037】第2移送装置33は、コンベア2のペット
ボトルPを反転装置33に移送したり、反転装置33か
らコンベア2に戻したりするものであり、第1移送装置
11と同用に、レール39と、レール39を移動可能に
設けられペットボトルPの首部を把持する把持部材41
とを有している。
【0038】反転装置35には、ペットボトルPを把持
する把持部材43が設けられており、把持部材43がペ
ットボトルPを把持しつつ、ペットボトルPの開口が下
方に向くようにペットボトルPを斜め下方に向けて反転
する(図1の一点鎖線参照)ことにより、ペットボトル
Pから液体が吐出され、この液体は排水受け37を介し
て排水される。
【0039】制御部9は、操作部45からの入力を受け
て自動容量測定装置1の駆動を制御するとともに、天面
検知センサ19、液面検知センサ31、水温計21、計
量台15からの各種信号によりペットボトルPの容量を
算出するものである。操作部45は、画面に触れること
で操作を行うタッチパネル47と、警告ランプであるパ
トライト49とを備えている。
【0040】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。コンベア2により矢印F方向に搬
送されているペットボトルPが計量台15に対応する位
置に到達すると、コンベア2の駆動が停止する。このペ
ットボトルPは、第1移送装置11により計量台15上
に移送され、位置決め部材20に挟まれて位置決めされ
る。このとき、計量台15は、ペットボトルPの風袋重
量Jを測定し、測定したペットボトルPの風袋重量Jの
測定信号を制御部9に発する。
【0041】風袋重量Jの測定が終了した後、タッチパ
ネル47を操作することにより、注入装置13が駆動部
23により下降する。注入装置13が下降して天面検知
センサ19がペットボトルPの天面Tを検知し、この検
知信号を制御部9に発する。この検知信号を受けた制御
部9は、ペットボトルPの高さR及びペットボトルPの
入味線高さIを演算するとともに、ペットボトルPの高
さRから入味線高さIを引くことにより、ペットボトル
Pの入味線Sから天面Tまでの距離U(R−I=U)を
算出する。
【0042】そして、図7に示すように、挿入部17が
駆動部23により下降してペットボトルP内の下方に挿
入され、挿入部17がペットボトルPの底面から所定の
間隔をおいた停止位置Vに到達したときに、挿入部17
の下降が停止する。尚、挿入部17の停止位置Vは、図
7に示す位置に限定されず、ペットボトルPの底面から
所定の間隔があれば良い。
【0043】このとき、制御部9は、ペットボトルPの
高さRから、ペットボトルPの天面Tから停止位置Vま
での挿入部材17の移動距離Xを引くことにより、ペッ
トボトルPの底面から停止位置Vまでの距離Z(R−X
=Z)を算出し、入味線高さIから距離Zとを引くこと
により、停止位置Vから入味線高さIまでの距離Y(I
−Z=Y)を算出する。
【0044】挿入部17の下降が停止した後、挿入部1
7による液体の注入が開始する。この注入開始時におい
ては、液体を迅速に注入するために(急速充填するため
に)、大径給水管27cを用いて液体をペットボトルP
内に注入する。このとき、水温計21は液体の温度を検
知し、この温度信号を制御部9に発する。
【0045】大径給水管27cによる注入開始後、所定
重量に達したときに、用いる給水管を大径給水管27c
から中径給水管27bに切換えて中径給水管27bによ
る給水を開始する。本実施の形態では、大径給水管27
cによる注入で、液体がペットボトルP内に略400g
注入された後、給水管を大径給水管27cから中径給水
管27bに切換えて中径給水管27bによる液体の注入
を行っている。
【0046】中径給水管27bによってペットボトルP
内に注入された液体の液面Dを液面検知センサ31が検
知すると、図8に示すように、挿入部17は駆動部23
により、注入口25と液面Dとの間に所定の間隔Hを保
持しつつ徐々に上昇する。注入口25と液面Dとの間隔
Hを一定に保っているので、液面Dに泡が立ち難くな
る。
【0047】そして、ペットボトルP内の液体の液面高
さが、ペットボトルPの入味線Sに近づくと、挿入部1
7が停止するとともに、注入量を精密にするために(精
密充填するために)、用いる給水管を中径給水管27b
から小径給水管27aに切換えて、小径給水管27aに
よる給水を開始する。その後、所定重量よりも少し多い
量の液体を注入した後、小径給水管27aによる液体の
注入が停止する。
【0048】小径給水管27aによる注入が停止した
後、ペットボトルP内の液体の液面Dと入味線Sとを精
密に位置合わせするために、吸水ノズル29はペットボ
トルP内の液体を吸水する。この吸水により液体の液面
Dが下がり、一方及び他方の導通部材31a、31bの
導通が断たれたとき、換言すれば、液面Dと入味線Sと
が一致したときに、吸水ノズル29による吸水を停止す
る。このように、吸水ノズル29が過剰な液体を吸水す
ることにより、液面高さの微調整を容易に行えるので、
液面Dと入味線Sとを正確に一致させることができる。
【0049】液面Dと入味線Sとを位置合わせした後、
挿入部17を再び上昇させることにより、挿入部17を
ペットボトルP内から引き抜く。この状態で、計量台1
5は、液体が注入されたペットボトルPの総重量K1を
測定し、測定したペットボトルPの総重量K1の測定信
号を制御部9に発する。
【0050】制御部9は、ペットボトルPの総重量K1
からペットボトルPの風袋重量Jを引く(総重量K1か
ら風袋重量Jを減算する)ことにより、ペットボトルP
に注入された液体の重量Q1(K1−J=Q1)を算出
する。制御部9は、この液体の重量Q1を、水温計21
からの温度検知により演算した液体の密度Nで割り算す
る(除算する)ことにより、注入された液体の入味線容
量P1を(Q1÷N=P1)を算出する。
【0051】本実施の形態では、算出した入味線容量P
1が、所定の誤差範囲を超えていた場合には、タッチパ
ネル47にその旨を表示する。一方、入味線容量P1が
所定の誤差範囲内である場合には、その旨をタッチパネ
ル47に表示し、入味線容量P1の測定が終了し、次い
で満注容量P2の測定が行われる。
【0052】満注容量P2の測定時においては、挿入部
17が再び下降し、液面検知センサ31がペットボトル
P内の液面Dを検知すると、挿入部17の下降が停止す
る。挿入部17の下降が停止した後、中径給水管27b
からの液体の注入が開始するとともに、挿入部17は、
注入口25と液面Dとの間隔Hを保持しつつ徐々に上昇
する。
【0053】液面DがペットボトルPの天面Tに近づく
と、用いる給水管を中径給水管27bから小径給水管2
7aに切換えて液体の注入が行われ、図5に示すよう
に、液面検知センサ31の一方の導通部材31aの下端
部がペットボトルPの天面Tに一致する位置に位置する
と、挿入部17の上昇が停止する。そして、ペットボト
ルP内の液体の液面DがペットボトルPの天面Tを少し
超えたとき(ペットボトルPの上昇距離が距離Uを少し
越えたとき)、小径給水管27aによる液体の注入が停
止する。
【0054】小径給水管27aによる注入が停止した
後、ペットボトルP内の液体の液面Dと天面Tとを精密
に位置合わせするために、吸水ノズル29はペットボト
ルPの天面から表面張力により盛り上がっている液体を
吸水する。この吸水により液体の液面Dが下がり、液面
DとペットボトルPの天面Tとが面一になったとき(液
面検知センサ31における一方の導通部材31aと、他
方の導通部材31bとの導通が断たれたとき)に、吸水
ノズル29による吸水を停止する。吸水ノズル29が液
面とペットボトルPの天面Tとが面一になるように液体
を吸水することにより、液面Dと天面Tとの位置合わせ
を確実に且つ容易にでき、精密な測定がし易い。
【0055】その後、挿入部17が再び上昇し、吸水ノ
ズル29及び他方の導通部材31bをペットボトルPの
液体から引き抜く。この状態で、計量台15は、天面T
まで液体が注入されたペットボトルPの総重量K2を測
定し、測定したペットボトルPの総重量K2の測定信号
を制御部9に発する。
【0056】制御部9は、ペットボトルPの総重量K2
からペットボトルPの風袋重量Jを引くことにより、ペ
ットボトルPに注入された液体の重量Q2(K2−J=
Q2)を算出し、算出した液体の重量Q2を、液体の密
度Nで割ることにより、注入された液体の満注容量P2
(Q2÷N=P2)を算出する。この満注容量P2から
入味線容量P1を引くことにより、入味線Sから天面T
までのペットボトルPの空間Kの空隙容量P3(P2−
P1=P3)を算出する。これによって、入味線容量P
1に液体を注入した後の容器Pの空隙容量P3を自動測
定することができる。
【0057】満注容量P2の測定が終了すると、挿入部
17が下降して吸水ノズル29をペットボトルPの液体
中に挿入し、吸水ノズル29による液体の吸水を行って
ペットボトルPの液体の液面Dを天面Tよりも下に位置
させる。ペットボトルPの液体の液面Dを下げた後、挿
入部17が上昇して吸水ノズル29を液体から引き抜
く。
【0058】このペットボトルPは、第1移送装置11
により計量台15からコンベア2に向けて移送される
が、ペットボトルPの液面Dは吸水ノズル29の吸水に
より天面Tよりも下に位置しているので、第1移送装置
11及び第2移送装置33により移送されているペット
ボトルPから液体がこぼれるのを防止できる。
【0059】第1移送装置11によりコンベア2に載せ
られたペットボトルPは矢印F方向に搬送され、ペット
ボトルPが排水部5の反転装置35に対応する位置に到
達すると、コンベア2の駆動が停止する。第2移送装置
33は、このペットボトルPを反転装置35に移送す
る。反転装置35は把持部材43によりペットボトルP
を把持しつつペットボトルPの開口を下方に向けるよう
に反転し、この状態を所定時間保持して水切りを行う。
このように測定の終わった容器Pの液体を自動的に排水
することができ、労力の軽減を図ることができる。
【0060】ペットボトルPの液体の排水が終了した
後、ペットボトルPは第2移送装置33によりコンベア
2に戻され、コンベア2はペットボトルPを排出部7に
搬送する。このペットボトルPは、加熱水等により洗浄
された後(リンス後)、再び測定部3に送られ、測定部
3において、再度入味線容量及び満注容量を測定され
る。制御部9は、加熱後のペットボトルPの入味線容量
及び満注容量と、加熱前の入味線容量及び満注容量とを
比較することにより、ペットボトルPの収縮量を算出す
る。これによって、加熱により影響するペットボトルP
の収縮量を自動測定することができる。
【0061】以上説明したように、自動容量測定装置1
は、ペットボトルPへの液体の注入、ペットボトルPに
注入された液体の満注容量P2又は入味線容量P1の測
定、ペットボトルPの液体の排水、ペットボトルPの排
出といった一連の工程を自動的に行っていることによ
り、人手がかからずにペットボトルPの容量の測定を迅
速且つ正確に行うことができる。
【0062】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、容器として
ペットボトルPを用いたが、これに限定されず、一升
瓶、液状の薬品を収納する瓶、缶等を容器として用いて
も同様な作用効果を得る。
【0063】本実施の形態では、制御部9は天面検知セ
ンサ19の検知信号により、ペットボトルPの高さR及
び入味線高さIを演算したが、注入した液体容量から正
確な入味線高さIを求めるものであっても良い。
【0064】本実施の形態では、3つの給水管27a、
27b、27cを設けたが、給水管の数はこれに限定さ
れず、例えば、小径給水管27a及び大径給水管27c
の2つであっても良い。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、容器への液
体の注入や、容器に注入された液体の入味線容量の測定
を自動的に行っていることにより、人手がかからずに、
容器の容量の測定を迅速に行うことができる。また、測
定者毎のばらつきもなく、容器の容量を正確に測定する
ことができる。
【0066】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、制御手段が入
味線容量に液体を注入した後の容器の空隙容量を自動測
定することができる。
【0067】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、径の異
なる給水管を設けているので、容器に注入する液体の注
入量を段階的に調整でき、迅速に且つ精密に測定するこ
とができる。
【0068】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、注入口と液面との間隔を一定に保っているので、液
面に泡が立ち難くなる。
【0069】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、入味線の位置又は天面の位置を超えて過剰に液体を
注入できるとともに、吸水部が過剰な液体を吸水するこ
とにより、液面高さの微調整が容易に行えるので、液面
高さを容器の入味線又は天面の位置に更に正確に合わせ
ることができる。
【0070】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、吸水部が液面
と容器の天面とが面一になるように液体を吸水すること
により、液面の位置合わせを確実に且つ容易にでき、精
密な測定がし易い。
【0071】請求項7に記載の発明では、請求項1乃至
6のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、排水手段を設けることにより、測定の終わった容器
の液体を自動的に排水することができ、更に労力の軽減
が測れる。
【0072】請求項8に記載の発明では、請求項1乃至
7のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、加熱後の容器の入味線容量又は満注容量を請求項1
乃至7のいずれかに記載の装置により再度測定するの
で、加熱により影響する容器の収縮量を自動測定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動容量測定装置を概略的に示す
構成図である。
【図2】図1の自動容量測定装置の平面図である。
【図3】図1の自動容量測定装置の測定部を示す断面図
である。
【図4】測定装置を概略的に示す構成図である。
【図5】挿入部の構成を示す正面図である。
【図6】載置部を示す図であり、(a)はペットボトル
が第1アダプタに保持されている状態を示す断面図であ
り、(b)は第1及び第2アダプタを示す断面図であ
る。
【図7】挿入部がペットボトル内に挿入されている状態
を示す正面図である。
【図8】挿入部と液面とが所定の間隔を保持している状
態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 容器の自動容量測定装置 5 排水部(排水手段) 9 制御部(制御手段) 14 注入部(注入手段) 15 計量台 17 挿入部 19 天面検知センサ 21 水温計(温度検知センサ) 23 駆動部(駆動手段) 25 注入口 27a 小径給水管 27b 中径給水管 27c 大径給水管 29 吸水ノズル(吸水部) 31 液面検知センサ 35 反転装置(反転部) 37 排水受け P ペットボトル(容器) S ペットボトルの入味線 T ペットボトルの天面(容器の天面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大脇 孝文 茨城県北相馬郡守谷町緑1丁目1番21号 アサヒ飲料株式会社飲料研究所内 (72)発明者 百瀬 賢 長野県岡谷市1571−1 カザマエンジニア リング株式会社内 Fターム(参考) 2F014 CB10 3E079 AB01 CC01 CD34

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置した容器の重量を測定する計量台
    と、 容器内に液体を注入する注入手段と、 容器内に注入された液体の液面高さを検知する液面検知
    センサと、 容器内に注入する液体の温度を検知する温度検知センサ
    と、 容器の天面を検知する天面検知センサと、 注入手段の駆動を制御し、且つ液面検知センサ、温度検
    知センサ、天面検知センサからの検知信号及び計量台か
    らの測定信号により容器の入味線容量を演算する制御手
    段とを備え、 制御手段は、容器の風袋重量の測定信号を計量台から受
    け、天面検知センサからの検知信号により容器の高さ及
    び入味線までの高さを演算し、所定重量の液体を注入後
    に注入手段による液体の注入を停止するとともにそのと
    きの容器の総重量の測定信号を計量台から受け、温度検
    知センサが検知した液体の温度から液体の密度を演算
    し、容器の総重量から容器の風袋重量を減算して容器に
    注入された液体の重量を算出し、この液体の重量を液体
    の密度で除算することによって入味線容量を算出するこ
    とを特徴とする容器の自動容量測定装置。
  2. 【請求項2】 入味線容量を算出後に、注入手段は更に
    液体を天面まで注入した後、満注時における容器の総重
    量の測定信号を計量台から受け、満注時における容器の
    総重量から容器の風袋重量を減算して容器に注入された
    液体の重量を算出し、この液体の重量を液体の密度で除
    算することによって満注時における容量を算出し、満注
    容量から入味線容量を減算して、入味線まで液体を注入
    したときの容器の空隙容量を算出することを特徴とする
    請求項1に記載の容器の自動容量測定装置。
  3. 【請求項3】 注入手段は径が異なる複数の給水管を備
    え、制御手段は容器内に注入した液量に応じて用いる給
    水管を切換えることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の容器の自動容量測定装置。
  4. 【請求項4】 注入手段と液面検知センサとを一体に備
    えて容器内に挿入する挿入部を備え、挿入部は駆動手段
    により上下に移動可能であり、挿入部を容器内の下方に
    挿入して注入口から液体の注入を開始し、液面検知セン
    サの検知により注入口と液面とが所定の間隔を保持する
    ように挿入部を除々に上方に移動させることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の容器の自動容量測
    定装置。
  5. 【請求項5】 挿入部は、容器に注入した液体を吸う吸
    水部を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の容器の自動容量測定装置。
  6. 【請求項6】 満注容量測定時において、注入手段は容
    器天面に対して表面張力により盛り上がる量の液体を注
    入し、吸水部は容器の天面から盛り上がっている液体
    を、液面検知センサの検知により液面と容器の天面とが
    面一になるように吸水することを特徴とする請求項5に
    記載の容器の容量自動容量測定装置。
  7. 【請求項7】 満注容量測定又は入味線容量の測定が終
    了した後に容器内の液体を排水する排水手段を備え、排
    水手段は容器を把持して容器の開口を下に向ける反転部
    と、容器から吐出される液体を受ける排水受けとを備え
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    容器の容量自動容量測定装置。
  8. 【請求項8】 容器を加熱した後、請求項1乃至7のい
    ずれかに記載の装置を用いて、容器の入味線容量又は満
    注容量を再度測定した後、加熱前に測定した値と比較す
    ることにより、容器の収縮量を測定することを特徴とす
    る容器の容量測定方法。
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