JP2891716B2 - 充填装置 - Google Patents

充填装置

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JP2891716B2
JP2891716B2 JP1092170A JP9217089A JP2891716B2 JP 2891716 B2 JP2891716 B2 JP 2891716B2 JP 1092170 A JP1092170 A JP 1092170A JP 9217089 A JP9217089 A JP 9217089A JP 2891716 B2 JP2891716 B2 JP 2891716B2
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鉄文 佐野
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化粧品、食品、医薬品に供される充填装置に
係り、特に、液状、クリーム状、乳液状のものであって
も充填量を精密に制御できる形式のものに関する。
〔従来の技術〕
従来より、例えば、化粧料を充填する充填装置は一定
量の内容物を充填することに眼目がおかれており、極め
て正確な定量充填を行うことができるようになってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、化粧料が充填される容器についてみると、
その容器には製造の段階で生じる若干のバラツキがあ
る。したがってこのようにバラツキのある容器に一定量
の内容物を充填すると、容器によてその液面高にバラツ
キが生じるのは避けられない。特に、この種の容器は所
謂瓶型をなしているのが一般的であるため上部に至るに
したがってその断面積が小さくなっており、僅かな容量
差が液面高さの差として増幅されて見えることとなる。
このように同一充填量の商品でありながら容器によっ
て液面高にバラツキが生じることは、消費者をして商品
に対する信頼を失わせることとなる。したがって、充填
量を均一化するよりはむしろ液面を揃えることが望まし
い。
そこで、このような液面管理を行わせる場合、一般に
は光センサを用いて、これを容器の対極に配置して通過
光の変化によって液面を検出し、このデータに基づき充
填量を制御することが考えられる。
しかし、化粧料容器は、表面に艶消し処理を施した
り、容器が色の濃い素材で形成する場合もあり、液面を
正確に検出できないことがある。
また、単純に所定液面に達したときに充填を停止させ
ようとしても、内容物の慣性やその他充填機の機械的条
件から直ちに充填を停止することはできないため、充填
速度を徐々に制御したり、所定液面以下の部位に低速充
填に切り替えるための補助センサを設けなければならな
い。これらの条件により制御内容が複雑化し充填速度を
上げることができないという問題がある。
本発明は前記事項に鑑みてなされたもので、容器の光
学的特性に無関係に、迅速かつ正確に充填物の液面管理
を行うことができるようにした充填装置を提供すること
を技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記技術的課題を解決するために、以下のよ
うな構成とした。
即ち、内容物1が充填されるべき容器2の重量を測定
する容器重量測定部3と、空の容器重量と容器容量との
相関関係を記憶させた記憶部4と、 前記容器重量測定部3で測定した容器2の空の容器重
量データを記憶部4における空の容器重量データと対応
させて当該容器2の容量を算出する演算部5と、容器2
に内容物1を充填する充填部6と、 前記演算部5で算出した容器容量データと予め設定し
た標準容量との偏差に応じて、前記充填部6により前記
容器2に充填されるべき内容物1の充填容量を、充填さ
れた内容物1の液面高が容器2の容量に拘わりなく一定
となるように変更制御する制御部7と、 を備えて充填装置とした。
〔作用〕
外型を用いガラスなどを素材として製造された容器
は、肉厚にバラツキがあり、そのため容器容量にもバラ
ツキが生じる。この場合、空の容器重量と容器容量との
間には重量が大きいほど容量が小さくなるという相関関
係がある。この相関関係が記憶部4に記憶されている。
容器重量測定部3で空の容器重量を計測し、容器重量と
容器容量との相関関係に基づいて、重量計測した容器の
容器容量を求め、その容器容量が標準容量よりも多いと
きは充填量を多くし、容器容量が標準容量よりも少ない
ときは充填量を少なくするような充填部を制御する。
このため液面高は容器2の容量に拘わりなく一定とな
る。したがって、この商品を陳列した際には液面高が揃
い、商品の内容量に対する消費者の信頼を増進させるこ
とができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
する。
第1図はクレーム対応図を示し、容器重量測定部3上
には内容物1を充填すべき容器2が載置され連続的に重
量計測がなされるようになっている。ところで、外型を
用いガラスなどを素材として製造された容器は、肉厚に
バラツキがあり、そのため容器容量にもバラツキが生じ
る。この場合、空の容器重量と容器容量との間には重量
が大きいほど容量が小さくなるという相関関係がある。
記憶部4にはこの相関関係が記憶されている。容器重量
測定部3で測定された空の容器重量データは、演算部5
で空の容器重量と容器容量との相関関係を記憶させた記
憶部4の空の容器重量データと対応され、その重量に見
合った容器の容量が算出される。
一方、内容物1は充填部6から供給されるようになっ
ており、その充填の開始と停止及び充填速度は制御部7
で制御されるようになっている。そして、この制御部7
は前記演算部5からの容量データに基づいて、充填部6
を制御するようになっている。なお、前記記憶部4には
以下のデータの演算をするためのシーケンス及び定数が
記憶され、演算部5はこれに基づいて演算するためのも
のである。
第2図は装置全体の側面図を示し、その概要を説明す
ると、この装置は大別して化粧料供給部30と充填部31と
に分かれており、化粧料供給部30は化粧料タンク32とこ
れに接続された供給ポンプ33とを備えており、この供給
ポンプ33にホース35が接続されている。また、車台全体
は車台下部に設けたキャスター34で移動可能になってい
る。
一方、充填部31には、基台36に充填前の空の容器重量
を計測する第1計測器37と充填後の全重量を計測する第
2計測器38が設けられており、回転機39により容器2が
回転するようになっている。そして容器2は吸引器40に
より吸引された所定位置に保持されるようになってい
る。基台36の上面にはノズル昇降台41が設けられ、この
ノズル昇降台41には充填ノズル42が昇降自在に設けられ
ている。そしてこの充填ノズル42にはホース35の他端が
接続され、化粧料が供給されるようになっている。この
充填ノズル42にはパルスカウント型吐出量センサが設け
られ、吐出量はこのセンサからパルス数として外部に出
力する。
前記供給ポンプ33、第1計測器37、第2計測器38、回
転機39、及びノズル昇降台41はプログラムシーケンスコ
ントローラ43に接続され、所定のシーケンスで信号の授
受がなされて連係的に作動するようになっている。
演算の対象となるデータは、容器重量上限値(W1
H)、容器重量基準値(WR)、容器重量下限値(W1L)、
充填量(RV3)、容器に関する定数(A)、容器に関す
る定数(B)、容器に関する定数(C)、容器材料の比
重(D)、重量−吐出量変換係数(E)、である。
以下、動作例を第3図に基づき説明する。
まず、ステップ50で空容器の重量を測りその値をW1と
する。そしてステップ51でその値が予め設定されている
下限値W1L及び上限値W1Hと比較し、この範囲になり容器
はステップ52で除外される。続いてステップ53では実測
値の重量W1に基づいて標準重量WRとの重量偏差ΔWを算
出し、ステップ54でその重量偏差ΔWを吐出量偏差ΔR
に変換する。そしてステップ55で標準吐出用RV3と吐出
量偏差ΔRから補正後の吐出量RV3′を決定し、ステッ
プ56で充填ノズルから入力されるパルスのカウントを初
期化する。続いてステップ57で充填が開始され、ステッ
プ55で算出した充填量に至ったか否かをステップ58で判
別し、所期の充填量に至るとステップ59に移行して充填
が停止される。
次のステップ60では充填完了後の重量を計測し、その
値をW2としてステップ61で充填量W3を算出する。すでに
計測した値から充填量の下限値W3Lを容器重量と内容量
との相関からステップ62で算出する。同時にステップ63
で充填量の上限値W3Hを算出する。これにより算出され
た内容量と実質内容量とをステップ64で比較し、充填量
が基準に達しないものはステップ65で除外され、基準内
の正常品はステップ66で次工程に移送される。このため
正味充填量が表示充填量を下回ることはない。
このように、充填された内容物1の液面高が容器2の
容量に拘わりなく一定となるよう制御される。
第4図は供給ポンプ33とノズル昇降台41との制御例を
示し、充填開始時にはノズル昇降台41を最低位置(LV
1)から第1位置(LV2)にまで上昇させる間に第1充填
量(FV1)まで高速充填し、同様に第3位置(LV4)に至
るまで図示のように段階的な充填を行う。この場合、予
め算出されたデータに基づいて制御されるため、充填を
急激に停止させる必要はなくシーケンスに基づき充填速
度を徐々に制御して目標値に至らしめることができる。
このため充填速度を上げることが容易となる。
なお前記充填ノズル42は特開昭57−153802号公報に記
載したものと同様に、先細りに形成したパイプ状ノズル
内に、このノズル先端の内径と同一の外径を有する栓柱
を上下動自在に設け、充填時にはこの栓柱を上昇位置に
してパイプ状ノズルを解放し、充填を停止する際には栓
柱をノズル先端に嵌入させて充填を迅速に停止できるよ
うになっている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、空の容器重量と容器容量との相関関
係に基づいて、容器容量が多いときは充填量を多くし、
容器容量が少ないときは充填量を少なくすることができ
るから、液面高は容器2の容量に拘わりなく一定とな
る。したがって、商品を陳列した際には液面高が揃い、
商品に対する消費者の信頼を増進させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
クレーム対応図、第2図は装置の側面図、第3図はフロ
ーチャート図、第4図は制御内容の一例を示す図。 1…内容物、2…容器、3…容器重量測定部、4…記憶
部、5…演算部、6…充填部、7…制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 孝 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560番地 ポーラ化成工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−34080(JP,A) 実開 昭60−78798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67C 3/00 - 11/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容物1が充填されるべき容器2の重量を
    測定する容器重量測定部3と、空の容器重量と容器容量
    との相関関係を記憶させた記憶部4と、前記容器重量測
    定部3で測定した容器2の空の容器重量データを記憶部
    4における空の容器重量データと対応させて当該容器2
    の容量を算出する演算部5と、容器2に内容物1を充填
    する充填部6と、前記演算部5で算出した容器容量デー
    タと予め設定した標準容量との偏差に応じて、前記充填
    部6により前記容器2に充填されるべき内容物1の充填
    容量を、充填された内容物1の液面高が容器2の容量に
    拘わりなく一定となるように変更制御する制御部7と、
    を備えることを特徴とする充填装置。
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