JPH0726993Y2 - 電動吐出液体容器 - Google Patents

電動吐出液体容器

Info

Publication number
JPH0726993Y2
JPH0726993Y2 JP12976288U JP12976288U JPH0726993Y2 JP H0726993 Y2 JPH0726993 Y2 JP H0726993Y2 JP 12976288 U JP12976288 U JP 12976288U JP 12976288 U JP12976288 U JP 12976288U JP H0726993 Y2 JPH0726993 Y2 JP H0726993Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
key
hot water
cup
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12976288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0251851U (ja
Inventor
博昭 辻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP12976288U priority Critical patent/JPH0726993Y2/ja
Publication of JPH0251851U publication Critical patent/JPH0251851U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0726993Y2 publication Critical patent/JPH0726993Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動式の電気ポット,ジャーポット等の電動吐
出液体容器に関するものである。
(従来の技術) 従来、一定量を自動的に吐出可能な電動吐出液体容器と
して、例えば実開昭62-117917号公報に示すように、テ
ンキーによる給湯量設定部で設定された給湯量を注口に
設けた給湯量検知器が検知すると自動的に電磁エアーポ
ンプを停止させるようにしたジャーポットがある。
また、実開昭63-3328号公報に示すように、給湯量入力
手段への入力値に応じて電動ポンプの作動時間を制御す
るようにしたもの、あるいは実開昭63-12337号公報に示
すように、揚水管に設けた計量容器に所定量が貯留され
たことを検知手段が検出すると電磁エアーポンプを停止
させるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記いずれの液体容器においても、カッ
プの容量が不明のときは設定が不正確となり、多すぎた
り、少なすぎたりするという問題があった。
本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、容量不
明のカップでも定量値の設定が正確に行なえる電動吐出
液体容器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、第1図に示すよう
に、容器内の液体を吐出させる電動吐出手段と、カップ
等に吐出された液体の重量を検出する重量検出手段と、
前記電動吐出手段を駆動,停止させる信号を出力する吐
出スイッチ手段と、前記電動吐出手段を駆動させる信号
を出力する吐出スタート手段と、吐出スイッチ手段によ
り電動吐出手段が駆動された場合に重量検出手段が検出
する吐出量を定量値として設定記憶する吐出量記憶手段
と、前記吐出スイッチ手段又は吐出スタート手段からの
信号に基づいて電動吐出手段を駆動させ、吐出スタート
手段により電動吐出手段が駆動された場合に、重量検出
手段が吐出量記憶手段に記憶された定量値を検出した時
点で電動吐出手段の駆動を停止させる制御手段とを備え
たものである。
(作用) 前記構成によれば、吐出スイッチ手段を操作すると、制
御装置を介して電動吐出手段が駆動し、容器内の液体が
コップ等に吐出される。そして、重量検出手段によりカ
ップ等に吐出された液体の重量が検出され、検出された
吐出量は吐出量記憶手段により定量値として設定記憶さ
れる。
次に、吐出スタート手段を操作すると、同様に、制御装
置を介して電動吐出手段が駆動し、容器内の液体が新た
なコップ等に吐出される。そして、吐出中に、重量検出
手段によりカップ等に吐出された液体の重量が検出さ
れ、吐出量記憶手段により記憶された定量値を検出した
時点で制御手段が電動吐出手段の駆動を停止させる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を添付図面に従って説明する。
i) 電気ポットの概略構成 第2図は本考案に係る電気ポットを示し、1は容器本
体、2は容器本体1内に収容された内容器、3は内容器
2の底から内部の水を加熱するヒータ、4は内容器2の
蒸気層と外気とを連通する蒸気管、5は揚水管、6は電
動吐出手段としての電動ポンプ、7は内容器2の底外面
の温度、すなわち内容器2内の水の温度を検出する水温
センサ、8は蒸気管4を通って流出する蒸気の温度を検
出する蒸気温度センサである。また、9は前記ヒータ3
への通電及び電動ポンプ6の駆動を制御する制御装置で
あるが、ヒータ3への通電制御については本考案とは直
接関係がないため、説明を省略する。
この電気ポットの揚水管5の出口、すなわち注口5aの下
方には、カップ受け台10が底部と一体に形成されてい
る。そして、このカップ受け台10の上にはカップ20が載
置される受け皿11が設けられ、該受け皿11の下には重量
検出手段としての重量センサ12が設けられている。
また、この電気ポットの外表面には表示兼操作パネル13
が設けられている。この表示兼操作パネル13には、第3
図に示すように、吐出スイッチ手段である手動キー14
a、吐出スタート手段である自動キー14b、吐出量又は定
量値を表示する表示LED15、該表示LED15で表示された定
量値を増減して設定するための増量設定キー16a,減量設
定キー16b、後述する制御装置9のRAM9cに記憶された定
量値を読み出し、あるいは表示LED15に表示された定量
値をRAM9cに書き込むためのメモリ1キー17a,メモリ2
キー17b、及び該メモリ1キー17a又はメモリ2キー17b
と共同して表示LED15に表示された定量値をRAM9cに書き
込むためのセットキー18が設けられている。
前記制御回路9aは、第4図に示すように、中央演算処理
部(CPU)9aと、読出し専用メモリ部(ROM)9bと、読書
き専用メモリ部(RAM)9cと、入出力ポート部9dと、か
らなるマイクロコンピュータを備えている。そして、手
動キー14a,自動キー14b,重量センサ12,増量設定キー16
a,減量設定キー16b,メモリ1キー17a,メモリ2キー17b
及びセットキー18から入力信号を受け、後述するフロー
チャートに基づいて作成されてROM9bに記憶されたプロ
グラムに従って、電動ポンプ6及び表示LED15に出力信
号を発し、所定の動作を行なわせるようになっている。
ii) マイコンプログラムの概略構成 次に、前記マイクロコンピュータのROM9bに記憶された
プログラムの概略構成を第5a図,第5b図に示すフローチ
ャートに従って説明する。
まず、ステップ101で定量値として130mlを初期設定し、
ステップ102で当該定量値を表示LED15に表示する。
そして、ステップ103で増量設定キー16aがオンであるか
否かを判定し、オンであればステップ104で定量値を増
加し、オンでなければそのままステップ105に進む。ス
テップ105では減量設定キー16bがオンであるか否かを判
定し、オンであればステップ106で定量値を減少し、オ
ンでなければそのままステップ107に進む。ステップ107
ではメモリ1キー17aがオンであるか否かを判定し、オ
ンであればRAM9cに記憶されている[メモリ1]の値を
定量値として設定し、オンでなければそのままステップ
109に進む。同様に、ステップ109では、メモリ2キー17
bがオンであるか否かを判定し、オンであれば[メモリ
2]の値を定量値として設定し、オンでなければそのま
まステップ111に進む。
ステップ111では、セットキー18がオンであるか否かを
判定し、オンでなければステップ119で定量値を表示
し、オンであればステップ112で定量値を表示LED15に点
滅表示した後、ステップ113,116でそれぞれメモリ1キ
ー17a,メモリ2キー17bがオンであるか否かを判定す
る。メモリ1キー17aがオンであればステップ114でブザ
ー等の受付け報知を行ない、ステップ115で定量値を
[メモリ1]に記憶し、同様にメモリ2キー17bがオン
であればステップ117で受付け報知を行い、ステップ118
で定量値を[メモリ2]に記憶してステップ119で定量
値を表示LED15に表示する。メモリ1キー17a及びメモリ
2キー17bがオンでなければ、いずれかがオンされるま
で待機する。
そして次に、ステップ120で重量センサ12からの信号に
基づいて受け皿11上の重量を検出し、この検出重量に基
づいてステップ121でカップ20の有無を判定する。カッ
プ20が有れば、ステップ122,132でそれぞれ手動キー14
a,自動キー14bがオンであるか否かを判定する。
手動キー14aがオンであれば、ステップ123で表示LED15
の定量値を消去し、ステップ124で吐出開始報知した
後、ステップ125で電動ポンプ6を駆動させ給湯を開始
する。そして、ステップ126で重量センサによる吐出量
の計量を行ない、ステップ127でその時点の吐出量を表
示LED15に表示する。次に、ステップ128で重量センサ12
による検出重量に基づいて重量増加の有無を判定し、重
量増加が有ればステップ129で手動キー14aがオンである
か否かを判定する。ここで、手動キー14aがオンであれ
ば給湯を継続させ、オンでなければステップ130で吐出
量を定量値として設定し、ステップ131で電動ポンプ6
の駆動を停止させる。前記ステップ128で重量増加が無
ければ、給湯が行なわれなかったか、湯が無くなった
か、あるいは湯がオーバーフローしたものであるから、
ステップ146で電動ポンプ6の駆動を停止させ、ステッ
プ147でエラー報知した後、ステップ143に移る。
一方、ステップ132で自動キー14bがオンであれば、ステ
ップ133で表示LED15の定量値の表示を消去し、ステップ
134で吐出開始報知した後、ステップ135で電動ポンプ6
を駆動させ給湯を開始する。そして、ステップ136で重
量センサ12による吐出量の計量を行ない、ステップ137
でその時点の吐出量を表示LED15に表示する。次に、ス
テップ138で吐出量が定量値になったか否かを判定し、
定量値であればステップ141で電動ポンプ6の駆動を停
止させ、ステップ142で終了報知した後、ステップ143に
移る。
ステップ138で定量値に達していなければ、ステップ139
で自動キー14bがオンであるか否かを判定し、オンでな
ければステップ140で重量センサ12による検出重量に基
づいて重量増加の有無を判定し、重量増加があればステ
ップ135に戻って給湯を継続させる。前記ステップ139で
自動キー14bがオンであれば自動キー14bが続けて2回押
されたものであり、またステップ140で重量増加が無け
れば前記ステップ128で述べたように異常であり、ステ
ップ146で電動ポンプ6の駆動を停止させ、ステップ147
でエラー報知した後、ステップ143に移る。
ステップ143では、重量センサ12による計量を行ない、
ステップ144でカップ20の有無を判定する。カップ20が
有れば取り除かれるまで待機し、無ければ定量値を表示
LED15に表示した状態でステップ103に戻り、次の給湯動
作の受付け態勢に入る。
一方、前記ステップ121でカップ20が無ければ、ステッ
プ148で手動キー14aがオンであるか否かを判定し、オン
であればカップ20が持ち上げられた状態で手動キー14a
が押されたものと判断し、ステップ149で吐出開始報知
を行ない、ステップ150で電動ポンプ6を駆動させ、ス
テップ148で手動キー14aがオフとなるまで給湯を継続す
る。ステップ148で手動キー14aがオンでなければ、ステ
ップ151で電動ポンプ6の駆動を停止し、ステップ103に
戻る。
また、ステップ122,132で手動キー14a及び自動キー14b
がいずれもオンでなければステップ103に戻り、ステッ
プ103〜118における新たな設定操作が行なわれるまで、
又は手動キー14a若しくは自動キー14bのいずれかがオン
されるまで待機する。
iii) 電気ポットの給湯動作 以下、本実施例に係る電気ポットの給湯動作を説明す
る。
定量値の設定 カップ20等に注ぐお湯の定量値を設定するには、イ.初
期値の設定、ロ.増減量設定キーによる設定、ハ.メモ
リ値の設定、ニ.カップ容量不明の場合の設定の4つの
方法がある。
初期値の設定は、カップ20が普通の大きさであり、普通
の量を注ぎたい場合に行なう。この場合、ステップ101
で普通のカップ容量である130mlが初期値として設定さ
れ、ステップ102で当該初期値が表示LED15に表示される
ため、何等特別な設定操作は不要であり、単に表示LED1
5に表示された初期値を確認するだけでよい。
増減量設定キーによる設定は、初期値(130ml)又は
[メモリ1],[メモリ2]の定量値では不足が多すぎ
る場合に行なう。増量設定キー16a又は減量設定キー16b
を押すと、ステップ104又はステップ106で定量値が一定
量ずつ増加又は減少され、ステップ119で増減された定
量値が表示LED15に表示される。このため、表示LED15に
所望の量が表示された時点で増減量設定キー16a,16bを
離せばよい。
また、このように増減設定した定量値を記憶させておき
たいときは、セットキー18を押した後、メモリ1キー17
a又はメモリ2キー17bを押せばよい。これにより、ステ
ップ114又はステップ117で受付け報知され、ステップ11
5又はステップ118で当該定量値がRAM9cの[メモリ1]
又は[メモリ2]に記憶される。
メモリ値の設定は、既にRAM9cの[メモリ1]又は[メ
モリ2]に記憶されているメモリ値を読み出して設定す
る場合に行なう。この場合、メモリ1キー17a又はメモ
リ2キー17bのいずれかを押せばよい。これにより、ス
テップ108又はステップ110でメモリ値が定量値に設定さ
れ、ステップ119で当該定量値が表示LED15に表示され
る。
カップ20の容量が不明で、初期値130ml又はメモリ値で
よいか否か判断がつかない場合は、カップ20を受け皿11
に置いて手動キー14aを押し、実際にカップ20にお湯を
適量になるまで注ぎ、記憶させておく必要があればセッ
トキー18及びメモリ1キー17a又はメモリ2キー17bを押
せばよい。これにより、実際に注がれた量が定量値に設
定され(ステップ130)、2カップ目以降は単に自動キ
ー14bを押すだけでよい。
給湯動作 給湯動作に入る前にステップ121でカップ20の有無が判
断され、カップ20が無ければ自動キー14bを受け付けな
いため、給湯は行なわれない。これにより、カップ20を
受け皿に置き忘れ、置いたつもりで自動キー14aを押し
たとしても、湯が流散することはなく、安全である。
また、カップ20を受け皿に置かないで手で支えたまま給
湯したい場合があるが、このような場合でも手動キー14
aを押せばステップ148でキー入力が受け付けられるの
で、手動キー14aを押している間だけ給湯が可能であ
る。
手動キーによる給湯 カップ20を受け皿11に置き、手動キー14aを押すと、ス
テップ123で表示LED15の定量値表示が消滅し、ステップ
124で吐出開始の報知がなされる。この報知により手動
キー14aによる給湯が受け付けられたことが確認され、
給湯が円滑に行なわれることが期待できる。この報知
後、ステップ125で電動ポンプ6が駆動し、手動キー14a
を押している間、内容器2内のお湯は湯水管5を通って
注口5aから吐出し、カップ20内に注がれる。
給湯中は、絶えずステップ126で重量センサ12による計
量が行なわれ、ステップ127でその時点までに累積され
た吐出量が表示LED15に表示される。これにより、現在
カップ20にいくらの量のお湯が入っているかが確認でき
る。
また、給湯中にカップ20を持ち上げると、重量センサ12
による検出重量が減少するので、ステップ128で重量増
加が無いと判定され、ステップ146で電動ポンプ6が停
止して、ステップ147でエラー報知される。このため、
カップ20に注がれたお湯があふれそうになったり、湯面
が踊ったりした場合、カップ20を持ち上げれば給湯が停
止されるので安全である。
さらに、手動キー14aの故障等によりカップ20からお湯
がオーバーフローした場合は、重量センサ12による検出
重量の増加が無くなるので、ステップ128で重量増加が
無いと判定され、ステップ146で電動ポンプ6が停止し
て、ステップ147でエラー報知される。これにより、オ
ーバーフローしていることが直ちに知らされ、お湯の無
駄な流出が最小限に押さえられる。
カップ20に適量のお湯が注がれた時点で手動キー14aか
ら手を離してオフすると、ステップ129でこれが受け付
けられ、ステップ130で吐出量が定量値に設定された
後、ステップ131で電動ポンプ6が停止する。
自動キーによる給湯 自動キー14bを押すと、手動キーによる場合と同様、ス
テップ133で定量値表示が消滅し、ステップ134で吐出開
始報知がなされた後、ステップ135で電動ポンプ6が駆
動して定量値になるまで給湯が行なわれる。給湯中は、
手動による給湯の場合と同様、ステップ136で重量セン
サ12による計量が行なわれ、ステップ137で吐出量表示
が行なわれる。
この給湯中に、設定した定量値がカップ20の容量より多
くて、あふれそうになった場合、人間の心理として思わ
ずカップ20を持ち上げてしまうことがある。カップ20を
持ち上げると重量センサ12による検出重量が減少するの
で、ステップ140で重量増加無しと判定され、ステップ1
46で電動ポンプ6が停止してステップ147でエラー報知
される。これにより、カップ20を持ち上げれば給湯が停
止されるので、あふれることはなく、安全である。
また、万一、オーバーフローしてしまった場合でも、重
量センサ12による検出重量の増加が無くなるので、同様
に、ステップ140で重量増加無しと判定され、ステップ1
46,147で電動ポンプ6が停止してエラー報知されるの
で、お湯の無駄な流出が防止される。
この自動キー14bによる給湯中に、オペレータがカップ2
0が小さすぎた等の危険を察知した場合でも、自動キー1
4bを再度押せば、ステップ139でキー入力が受け付けら
れ、ステップ146,147で電動ポンプ6が停止してエラー
報知されるので、簡単に給湯を中止することができる。
定量のお湯が給湯されると、ステップ141でポンプ6が
停止してステップ142で終了報知されるため、給湯が終
了したことが確認できる。
以上の手動キー14aまたは自動キー14bによる給湯が終了
すると、ステップ143,144でカップ20が取り除かれるま
で待機し、カップ20を取り除かない限り、いかなるキー
操作も受け付けない。これにより、カップ20を置いたま
ま誤って手動キー14a又は自動キー14bを押したとして
も、満杯のカップ20に再度給湯するといった不都合は生
じない。
なお、前記実施例では、自動キーによる給湯中に再度自
動キーを押せば給湯停止できるようにしたが、給湯停止
用のストップキー等を新たに設けてもよい。
また、定量値に上限を設けて、それ以上の設定ができな
いようにするか、吐出時間を計測して所定時間以上の給
湯ができないようにして、無駄なオーバーフローを押さ
えることも可能である。
さらに、手動キー14aまたは自動キー14bのオン,オフの
判定の前に、すなわちステップ120とステップ121の間
に、湯沸かしが終了したか否かの判定を行うステップを
挿入し、湯沸かしが終了するまで、手動キー14a及び自
動キー14bのいずれのキー入力をも受け付けないように
してもよい。これにより、沸騰していないお湯又は水を
注ぐといった不都合が回避される。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、容量
が不明のカップでも一度実際に吐出スイッチ手段によっ
て適量吐出するだけで、その吐出量が定量値として設定
されるため、定量値の設定が正確に行え、以降は単に吐
出スタート手段を操作すればよいという効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動吐出液体容器の吐出装置の構
成図、第2図は実施例に係る電動ポットの概略断面図、
第3図は表示兼操作パネルの正面図、第4図は制御回路
図、第5a図,第5b図はマイコンプログラムの概略構成を
示すフローチャートである。 2……内容器、6……電動ポンプ(電動吐出手段)、9
……制御装置(制御手段)、9c……RAM(吐出量記憶手
段)、12……重量センサ(重量検出手段)、14a……手
動キー(吐出スイッチ手段)、14b……自動キー(吐出
スタート手段)、20……カップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内の液体を吐出させる電動吐出手段
    と、カップ等に吐出された液体の重量を検出する重量検
    出手段と、前記電動吐出手段を駆動,停止させる信号を
    出力する吐出スイッチ手段と、前記電動吐出手段を駆動
    させる信号を出力する吐出スタート手段と、吐出スイッ
    チ手段により電動吐出手段が駆動された場合に重量検出
    手段が検出する吐出量を定量値として設定記憶する吐出
    量記憶手段と、前記吐出スイッチ手段又は吐出スタート
    手段からの信号に基づいて電動吐出手段を駆動させ、吐
    出スタート手段により電動吐出手段が駆動された場合
    に、重量検出手段が吐出量記憶手段に記憶された定量値
    を検出した時点で電動吐出手段の駆動を停止させる制御
    手段とを備えたことを特徴とする電動吐出液体容器。
JP12976288U 1988-10-03 1988-10-03 電動吐出液体容器 Expired - Fee Related JPH0726993Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12976288U JPH0726993Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 電動吐出液体容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12976288U JPH0726993Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 電動吐出液体容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0251851U JPH0251851U (ja) 1990-04-12
JPH0726993Y2 true JPH0726993Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31384337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12976288U Expired - Fee Related JPH0726993Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 電動吐出液体容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726993Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2888352B2 (ja) * 1989-09-30 1999-05-10 株式会社東芝 電気ポット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0251851U (ja) 1990-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0118195B1 (en) Measurement and control of viscosity
JPH0726993Y2 (ja) 電動吐出液体容器
JP2777753B2 (ja) 飲料供給装置
JP2020078384A (ja) 電気湯沸かし器
JP5380132B2 (ja) 定量注出装置
JPH0735411A (ja) 温水器
JP3499426B2 (ja) ポーションディスペンサの制御装置
JP3464900B2 (ja) ポット
JPH0634745Y2 (ja) 電気貯湯容器
JPH0740339Y2 (ja) 電気貯湯容器
JP2667000B2 (ja) 電気湯沸器
JP3807398B2 (ja) 電気ポット
JPH0563426U (ja) 飲料供給装置
JPH0515890Y2 (ja)
JPH11155734A (ja) ポット
JP2002191503A (ja) 電気ポット
JP2768044B2 (ja) 電気湯沸器
JP3110973B2 (ja) ポットの吐出量表示装置
JP2000229035A (ja) 湯沸かし器
JPH0627Y2 (ja) 電気ポット
JP3376982B2 (ja) 電気貯湯容器
JP3543782B2 (ja) 電気貯湯容器
JPH0614693Y2 (ja) 電気ポット
JP2005007084A (ja) 電気ポット
JPH0643670Y2 (ja) 穀物乾燥機用自動水分測定制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees