JP2768044B2 - 電気湯沸器 - Google Patents

電気湯沸器

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JP2768044B2
JP2768044B2 JP3118239A JP11823991A JP2768044B2 JP 2768044 B2 JP2768044 B2 JP 2768044B2 JP 3118239 A JP3118239 A JP 3118239A JP 11823991 A JP11823991 A JP 11823991A JP 2768044 B2 JP2768044 B2 JP 2768044B2
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三喜男 山岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱湯の流量と温度を表示
することができる電気湯沸器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気湯沸器においては、使用者が
容器内の液体を注出する場合、空気を容器内に送り加圧
して吐出したり、或は操作ツマミを操作して電動ポンプ
を駆動し、適当な吐出量に達したと判断した時点で操作
ツマミの操作位置を0に戻して電動ポンプの駆動を停止
させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの構成のもの
は、湯の吐出量は目分量で決めており、正確な吐出量の
湯が必要な場合には使い勝手の悪いものであった。例え
ば、インスタントラーメンを早く作ろうとした場合に、
単に電気湯沸器から鍋に湯を入れて乾燥したラーメンを
入れる操作だけでは湯の注出量が多すぎたり、或は少な
すぎたりして、できあがったラーメンの味が一定しない
等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決しようとす
るものであって、正確な量の湯と、容器内の湯の温度の
両方を知ることができる電気湯沸器を提供することを第
一の目的とするものである。
【0005】また本発明は湯の温度と注出量の両者を効
果的に表示することができるようにして使い勝手のよい
電気湯沸器を提供することを第二の目的とするものであ
る。
【0006】また本発明は湯の注出後に湯を追加する場
合において使い勝手のよい電気湯沸器を提供することを
第三の目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、容器内の液体を加熱する加熱手段と、前記
液体を注出するポンプと、前記液体の注出時にこの流量
を検出する流量センサと、前記液体の温度を計測する温
度センサと、前記液体の注出量を調節する操作手段と、
常時は温度センサの出力表示をし操作手段の操作による
液体の注出時には流量センサの出力表示に切り替わる一
つの表示手段とを有し、前記表示手段は、液体の注出
後、流量センサの出力表示を短時間保持し、その後、温
度表示に戻ることを特徴とする電気湯沸器とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】発明によれば、ポンプを動作させて容器内の
液体を注出すると、流量センサが作用して液体の流量を
検知し、表示手段がこの流量センサの出力表示をすると
共に容器内の流体の温度を計測する温度センサの出力表
示も兼用して表示するものであり、使用者はこの表示手
段の表示を見ることで、正確な液体の量と温度を知るこ
とができるものである。また、表示手段が常時は容器内
の液体の温度を表示し、操作手段の操作による液体の注
出時には流量センサの出力表示に切り替わるので、使用
者にとって一層使い勝手の良いものとなるものである。
また、表示手段が、液体の注出後、流量センサの出力表
示を短時間保持し、その後、温度表示に戻るようにして
いるので、液体の注出後、更に液体を追加注出する場合
には、使い勝手が良いものである。
【0011】また、第二の発明によれば、表示手段が常
時は容器内の液体の温度を表示し、操作手段の操作によ
る液体の注出時には流量センサの出力表示に切り替わる
ので、使用者にとって一層使い勝手の良いものとなるも
のである。
【0012】また、第三の発明によれば、表示手段が、
液体の注出後、流量センサの出力表示を短時間保持し、
その後、温度表示に戻るようにしているので、液体の注
出後、更に液体を追加注出する場合には、使い勝手が良
いものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1、図2において、1は電気湯沸器の外装
本体で、内部に水等の液体を貯溜する容器2を有してい
る。3は閉成時に容器2の開口部を封じるように設けた
上蓋で、外装本体1の上部を開閉するように構成してい
る。容器2の下部底面には、容器2に貯溜されている液
体を加熱する加熱手段4が装着されている。また、外装
本体1と容器2との間の底部には、電動式のポンプ5と
流量センサ6が設けられている。ポンプ5は容器2の底
部から流量センサ6、吐出パイプ7を介して注出口8ま
で湯を揚水して注出する。流量センサ6はこの揚水され
た液体の流量を検出する。
【0014】9はサーミスタよりなる温度センサで、容
器2の下方側面に装着されており、容器2に貯留されて
いる液体の温度を検出している。また容器2の上方で外
装本体1の前頭部20内には、ポンプ5を駆動する起動
スイッチ10と、液体の流量を制御する可変抵抗体11
から成る流量制御部12が設けてある。13はこの流量
制御部12を操作するための操作手段であり、この実施
例では外装本体1の前頭部に突出して設けられ、左右い
ずれかの方向にひねることにより流量が調整できるよう
になっている。21は外装本体1の前頭部20に操作手
段13とともに設けた表示手段で、流量センサ6の出力
表示および温度センサ9の出力表示を一つで兼用してい
る。
【0015】次に流量センサ6の構成について図3に基
づいて説明する。14は透光性材料よりなるケーシング
で、内底面中央部に突出したガイド体15を有してい
る。またケーシング14の内部には浮子16が設けられ
ており、これはケーシング14の中に液体が入っている
場合には浮いている。また17はケーシング13の下方
側面に設けた流体の入口部、18はケーシング14の上
部中央に設けた流体の出口部である。この入口部17と
出口部18とは、互いに直角方向に位置して設けられて
いる。19・19´はケ−シング14の上下部に設けら
れた発光素子と受光素子である。
【0016】次に流量センサ6の作用を説明する。入口
部17から液体が流入すると、浮子16は液体の表面に
浮いて液体とともにケ−シング14内のガイド体15ま
わりを旋回運動する。液体は旋回運動を行いながら出口
部18から排出される。この場合、発光素子19と受光
素子19´は、浮子16の旋回運動に同期してオンオフ
を繰り返す。このオンオフの回数を検出することで、液
体の流量を計測することができる。
【0017】次に図4に基づいて制御構成について説明
する。容器2内の液体の温度は温度センサ9によって検
出され、この信号は温度測定回路22に出力される。温
度測定回路22ではこの信号をデジタル信号に変換し、
情報処理回路23から表示手段21に常時表示する。一
方流量センサ6が検出した液体の流量信号は、計測手段
24(実施例ではカウンタ回路)で積算されるが、この
液体流量の積算値、即ち吐出量の情報が同様に情報処理
回路23に送られる。この流量信号が、情報処理回路2
3に入った時点で、温度表示から流量表示に切り替える
ような回路構成になっている。
【0018】また使用者が操作手段13を操作して、流
量制御部12を構成している可変抵抗体11を制御し、
表示手段21に注出量を示す信号を出力する。そして、
操作手段13を0に戻せばその時点から短時間(数秒
間)経過すれば、表示手段21は再び温度表示に切り替
わるようになっている。なお25はポンプ5を駆動する
ポンプ駆動回路である。
【0019】以下動作を説明する。容器2内に貯留した
液体は加熱手段4で加熱される。この液体の温度は温度
センサ9によって検出され、温度測定回路22から情報
処理回路23を経て、外装本体1の上面の前頭部20に
設けた表示手段21にデジタル表示されている。使用者
はこの表示温度を見ることにより調理に適切な温度に達
しているかどうかを判断できる。この温度が適切な値に
達しておれば、使用者は操作手段13を操作して流量制
御部12を構成する可変抵抗体11の抵抗値を変化さ
せ、ポンプ駆動回路25を作用させてポンプ5を駆動す
る。ポンプ5が駆動されると、容器2内に貯留されてい
る液体は流量センサ6からの信号によって温度表示から
流量表示に自動的に切り替わり、吐出パイプ7を介して
注出口8から注出され注出量が積算表示される。
【0020】ここで、流量信号の検出する構成として
は、液体が流量センサ6を通過する際、互いに直角方向
に位置して設けられている入口部17から出口部18に
至る間に旋回流となる。そして、浮子16がこの旋回流
に乗ってケーシング14内でガイド体15のまわりを旋
回し、発光素子19と受光素子19´はこの浮子16の
旋回運動に応じてオンオフを繰り返して、この信号が計
測手段24に送られる。計測手段24はこの信号を積算
して、液体流量の積算値である吐出量を示す信号を出力
し、表示手段21がこの情報を表示する。このようにし
て、使用者は注出口8から注出されている液体の量を刻
々と知ることができ、必要量に達した時点で操作手段1
3を0に戻すことにより、数秒間後、再び温度表示に切
り替わり終了することができる。
【0021】上記実施例とすることによって、外装本体
1の前頭部20に設けた一つの表示手段21により湯温
情報と流量情報の両者の表示がなされ、前頭部20を小
さくすることができるものである。また、常時は温度表
示をしているため、容器2内の液体温度から沸騰完了ま
での時間が推定できる。また、操作手段13を0に戻し
た後、数秒後以内に再度操作手段13を操作して、追加
注出した場合には、それまで積算されている値に加算し
て積算されるので、注出量が不足と感じて、追加して湯
を出しても加算されて表示され使い勝手が良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように発明の電気湯沸器によれ
ば、一つの表示手段により、正確な量の湯と、容器内の
湯の温度の両者を知ることができ、使用者にとって非常
に好都合なものである。また、容器内の液体の温度が常
時表示されているので、加熱中でも現時点での温度を知
ることができ、沸騰完了までの時間を推定したり、所要
の温度設定(85℃保温=お茶の抽出に適温)した場合
でも現時点の温度から所要の温度に達する迄の時間も推
定することができるとともに、液体の注出時には流量セ
ンサの出力表示に切り替わるので、使用者にとって一層
使い勝手の良いものとなるものである。さらに、操作手
段を操作して注出が一旦終わって操作手段を0に戻した
時点で湯量に不足を感じた場合でも、数秒間以内は注出
量を記憶表示しているので、再度操作手段を操作して、
それまで積算されている値に加算して積算することがで
き使い勝手が良いものである。
【0023】
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である電気湯沸器の外観斜視図
【図2】同電気湯沸器の縦断面図
【図3】同流量センサを示す縦断面図
【図4】同電気湯沸器の制御回路を示すブロック図
【符号の説明】
2 容器 4 加熱手段 5 ポンプ 6 流量センサ 9 温度センサ 12 操作手段 21 表示手段 23 計測手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の液体を加熱する加熱手段と、前
    記液体を注出するポンプと、前記液体の注出時にこの流
    量を検出する流量センサと、前記液体の温度を計測する
    温度センサと、前記液体の注出量を調節する操作手段
    と、常時は温度センサの出力表示をし操作手段の操作に
    よる液体の注出時には流量センサの出力表示に切り替わ
    る一つの表示手段とを有し、前記表示手段は、液体の注
    出後、流量センサの出力表示を短時間保持し、その後、
    温度表示に戻ることを特徴とする電気湯沸器。
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JP2753131B2 (ja) * 1990-10-17 1998-05-18 松下電器産業株式会社 電気湯沸器

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