JP3110973B2 - ポットの吐出量表示装置 - Google Patents

ポットの吐出量表示装置

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JP3110973B2
JP3110973B2 JP07090746A JP9074695A JP3110973B2 JP 3110973 B2 JP3110973 B2 JP 3110973B2 JP 07090746 A JP07090746 A JP 07090746A JP 9074695 A JP9074695 A JP 9074695A JP 3110973 B2 JP3110973 B2 JP 3110973B2
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浩志 熊谷
紀明 白坂
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Zojirushi Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はポットの吐出量表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポットの吐出量を正確に計測表示するた
めに、吐出ポンプの回転数、モータの電圧、湯の流量等
を検出し、これらに基づいて吐出量を演算して表示する
ことが提案されている(特開平6−217883号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係る吐出量表示装置は、吐出完了後一定の間表示を
継続する機能が無いため、吐出後に表示装置から目を離
すとその間に表示がクリアされ、表示を再び確認するこ
とができない不便があった。
【0004】また、吐出スイッチを何回かに分けて操作
した場合はそのつど表示がクリアされるので、吐出され
た総量と表示が一致しない不便もあった。
【0005】この発明は、ポットの吐出量表示における
このような不便を解消し、使い勝手の良いポットを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段とその作用】上記の目的を
達成するために、この発明は、容器内の液体を吐出させ
る吐出ポンプ、吐出量表示手段及び演算処理手段を備
え、上記液体の吐出量を上記演算処理手段により演算処
理して上記吐出量表示手段により表示するようにしたポ
ットの吐出量表示装置において、上記吐出ポンプによる
吐出終了後に一定の設定時間を計時する計時手段を設
け、上記演算処理手段により上記設定時間中は吐出量表
示手段の表示を継続するようにしたものである。
【0007】上記の構成によると、吐出が終了した後、
一定の設定時間の間は表示が継続されるので、その間に
表示を確認することができる。
【0008】また、上記吐出ポンプによる吐出量の記憶
手段を設け、上記演算処理手段により、前回の記憶され
た吐出量と、今回の吐出量とを積算し、その積算結果を
上記吐出量表示手段により表示する構成をとることもで
きる。
【0009】上記の構成によると、吐出量の表示が順に
積算されるので、その積算値により、容器中の液の残量
を知る目安とすることができる。
【0010】更に、上記吐出ポンプによる吐出量の記憶
手段を設け、上記演算処理手段により、吐出ポンプの停
止後一定時間内に再度吐出ポンプが駆動された場合にの
み、前回記憶された吐出量と今回の吐出量とを積算し、
その積算結果を上記吐出量表示手段により表示する構成
をとることもできる。
【0011】上記の構成によると、ある所定量の湯量を
希望する場合に、一度の操作でなく断続的に操作させて
も吐出量が積算され、正確な湯量を得ることができる。
【0012】前記のごとき吐出量の積算機能を有する場
合、その積算結果を適当なタイミングでクリアするため
に、温度低下検知手段、沸とう検知手段を設け、これら
の少なくとも一つの検知信号をクリア信号と定め、吐出
ポンプ停止中に上記クリア信号が入力されたとき、吐出
量記憶手段の記憶内容をクリアする構成をとることがで
きる。
【0013】更に、吐出量記憶手段の記憶内容を毎回ク
リアするか、又は毎回クリアせず積算表示するかの選択
手段を設けた構成をとることもできる。
【0014】また、用途によっては吐出量の表示を必ず
しも必要としない場合があるため、吐出量表示を行うか
中止させるかの吐出表示選択手段を設けた構成をとるこ
ともできる。
【0015】
【実施例】図1に示した第1実施例のポットは、外装体
1の内部に容器2を設け、その容器2の下面に加熱手段
3及び温度検知手段4を取付けると共に、該容器2の底
板に取付けた連通管5に吐出ポンプ6を接続し、その吐
出ポンプ6の出側に吐出管7を接続している。吐出管7
の途中には流量検知手段8が設けられる。
【0016】また、外装体1の表面には吐出スイッチ9
が設けられ、その吐出スイッチ9に接続されたポンプ駆
動回路10により吐出ポンプ6が駆動される。また外装
体1の内部の基板上にはマイコンで成る演算処理手段1
1及び計時手段12及び吐出量記憶手段13が設けられ
る。また外装体1の表面に吐出量を数値等で表示する吐
出量表示手段14が設けられる。
【0017】演算処理手段11は、図2に示すごときシ
ーケンスチャートで作動される。即ち、使用者が吐出ス
イッチ9を操作して吐出ポンプ6が駆動されていると
き、その吐出量を演算し(ステップ2)、その演算結果
を吐出量表示手段14に表示する(ステップ3)。
【0018】所定の吐出量に達し、使用者が吐出スイッ
チ9をオフにして吐出ポンプ6が停止すると計時手段1
2がスタートされる(ステップ4)。その計時手段12
により計時される一定の設定時間が経過すると、吐出量
表示手段14の表示をクリアする(ステップ6)。
【0019】上記の設定時間の間は表示がクリアされな
いので、使用者が吐出量表示手段14から一時的に目を
離すようなことがあっても、再び目を表示手段14に戻
すとその表示内容を見ることができる。
【0020】図3は第2実施例のフローチャートであ
り、ブロック図は図1と共通である。この場合は、毎回
の吐出量を吐出量記憶手段13に記憶させ(ステップ
7)、その記憶された前回の吐出量と今回の吐出量とを
積算演算し(ステップ4)、その積算演算の結果を表示
する(ステップ5)。
【0021】このようにすると、使用の総量が表示され
るので、容器内の残量を知る目安となる。
【0022】図4は第3実施例のフローチャートであ
り、ブロック図は図1と共通である。この場合も吐出量
記憶手段13を有するが、その記憶内容は、吐出ポンプ
6の停止後一定時間を経過するとクリアされる(ステッ
プ10)。クリアされない時間内で吐出ポンプ6が駆動
されている場合は、前回の吐出量の記憶内容と今回の吐
出量とを積算演算し(ステップ5)、その演算結果を表
示する(ステップ6)。
【0023】このようにすると、吐出の途中で一時的に
吐出スイッチ9から手を離すことがあっても、吐出量表
示がクリアされず、一定時間内に再び吐出スイッチ9を
操作すると、前回の表示に積算された表示がなされる。
【0024】図5は第4実施例のポットであり、この場
合は、図1に示した第1実施例のポットに、積算表示選
択手段15及び吐出量表示選択手段16を追加すると共
に、演算処理手段11のプログラムに一部の変更を加え
たものである。
【0025】即ち、吐出ポンプ6が停止した保温状態に
おいて、温度検知手段4が一定以下の温度に低下したこ
とを示す検知信号、或いは沸とうしたことを示す検知信
号をクリア信号とし、そのクリア信号が入力されると吐
出量記憶手段13に記憶された前回の吐出量をクリアす
る(図6のフローチャートのステップ11参照)。
【0026】また、前記積算表示選択手段15は、切替
スイッチ等により構成され、これにより、吐出量記憶手
段13の記憶内容を毎回クリアするか、又は毎回クリア
せずに積算表示するかの選択信号を演算処理手段11に
入力し、その選択に応じて処理せしめる。
【0027】前記の吐出量表示選択手段16も切替スイ
ッチ等により構成され、これにより吐出量表示を行うか
中止するかの選択信号を演算処理手段11に入力し、そ
の選択に応じて処理せしめる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によると、吐出量
表示が積算されるので、湯の使用総量を知ることができ
ると共に、容器内の湯の残量を知る目安とすることがで
き、また吐出量表示の積算値を適切なタイミングでクリ
アすることができる。
【0029】請求項2に記載の発明によると、吐出量の
積算表示を行うか否かを必要に応じて選択できる便利さ
がある。
【0030】請求項3に記載の発明によると、所望量の
湯を、一度の操作でなくとも、短時間に断続的に操作し
て吐出させた場合でも、吐出の総量を表示することがで
、また、吐出量表示の積算値を適切なタイミングでク
リアすることができる。
【0031】請求項4に記載の発明によると、吐出量の
積算表示を行うか否かを必要に応じて選択できる便利さ
がある。
【0032】請求項5に記載の発明によると、吐出量表
示を行うか否かを必要に応じて選択できる便利さがあ
る。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のブロック図
【図2】同上のフローチャート
【図3】第2実施例のフローチャート
【図4】第3実施例のフローチャート
【図5】第4実施例のブロック図
【図6】同上のフローチャート
【符号の説明】
1 外装体 2 容器 3 加熱手段 4 温度検知手段 5 連通管 6 吐出ポンプ 7 吐出管 8 流量検知手段 9 吐出スイッチ 10 ポンプ駆動回路 11 演算処理手段 12 計時手段 13 吐出量記憶手段 14 吐出量表示手段 15 積算表示選択手段 16 吐出量表示選択手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101 A47J 41/00 303

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の液体を吐出させる吐出ポンプ、
    吐出量表示手段、演算処理手段、及び上記吐出ポンプに
    よる吐出量の記憶手段を設け、上記演算処理手段によ
    り、前回の記憶された吐出量と、今回の吐出量とを積算
    し、その積算結果を上記吐出量表示手段により表示する
    ようにしたポットの吐出量表示装置において、温度低下
    検知手段、沸とう検知手段を設け、これらの少なくとも
    一つの検知信号をクリア信号と定め、吐出ポンプ停止中
    に上記クリア信号が入力されたときに吐出量記憶手段の
    記憶内容をクリアすることを特徴とするポットの吐出量
    表示装置
  2. 【請求項2】 容器内の液体を吐出させる吐出ポンプ、
    吐出量表示手段、演算処理手段、及び上記吐出ポンプに
    よる吐出量の記憶手段を設け、上記演算処理手段によ
    り、前回の記憶された吐出量と、今回の吐出量とを積算
    し、その積算結果を上記吐出量表示手段により表示する
    ようにしたポットの吐出量表示装置において、上記吐出
    量記憶手段の記憶内容を毎回クリアするか、又は毎回ク
    リアせず積算表示するかの積算表示選択手段を設けたこ
    とを特徴とするポットの吐出量表示装置。
  3. 【請求項3】 容器内の液体を吐出させる吐出ポンプ、
    吐出量表示手段、演算処理手段、及び上記吐出ポンプに
    よる吐出量の記憶手段を設け、上記演算処理手段によ
    り、吐出ポンプの停止後一定時間内に再度吐出ポンプが
    駆動された場合にのみ、前回の記憶された吐出量と今回
    の吐出量とを積算し、その積算結果を上記吐出量表示手
    段により表示するポットの吐出量表示装置において、温
    度低下検知手段、沸とう検知手段を設け、これらの少な
    くとも一つの検知信号をクリア信号と定め、吐出ポンプ
    停止中に上記クリア信号が入力されたときに吐出量記憶
    手段の記憶内容をクリアすることを特徴とするポットの
    吐出量表示装置。
  4. 【請求項4】 容器内の液体を吐出させる吐出ポンプ、
    吐出量表示手段、演算処理手段、及び上記吐出ポンプに
    よる吐出量の記憶手段を設け、上記演算処理手段によ
    り、吐出ポンプの停止後一定時間内に再度吐出ポンプが
    駆動された場合にのみ、前回の記憶された吐出量と今回
    の吐出量とを積算し、その積算結果を上記吐出量表示手
    段により表示するようにした吐出量表示装置において、
    上記吐出量記憶手段の記憶内容を毎回クリアするか、又
    は毎回クリアせず積算表示するかの積算表示選択手段を
    設けたことを特徴とするポットの吐出量表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のポッ
    トの吐出量表示装置において、吐出量表示を行うか中止
    するかの吐出量表示選択手段を設けたことを特徴とする
    ポットの吐出量表示装置。
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