JP2870269B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP2870269B2
JP2870269B2 JP32020191A JP32020191A JP2870269B2 JP 2870269 B2 JP2870269 B2 JP 2870269B2 JP 32020191 A JP32020191 A JP 32020191A JP 32020191 A JP32020191 A JP 32020191A JP 2870269 B2 JP2870269 B2 JP 2870269B2
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秀治 畝木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体を加熱、保温して
湯を自動的に注ぐことができる電気湯沸かし器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電気湯沸かし器は使い勝手がよい
ので、電動ポンプにより湯を注ぐものが多用されてい
る。
【0003】従来、この種の電気湯沸かし器には図2に
示すような構成のものがあった。以下その構成について
図面を参照しながら説明する。図に示すように、液体を
収容する容器1の底部には加熱部2が設けられ、また湯
を注水口3に導くためのパイプ状の導出経路4が接続さ
れている。導出経路4の途中には電動ポンプ5が配設さ
れており、これは操作部6を介して制御部7により駆動
される。電動ポンプ5は、磁石(図示せず)を一体にし
て成形したインペラ8、耐熱性の合成樹脂材料等により
水密的に形成されたポンプ室9、駆動用のモータ10等
によって構成されており、ポンプ室9の外側にインペラ
8と対向して設けた磁極板11があり、磁極板11はモ
ータ10の軸に挿入されて同期回転するものである。ま
た導出経路4の途中には活性炭からなる浄水ユニット1
2が取り換え可能に装着されている。13は加熱部2に
入力するためのヒータ端子である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、容器1内の液体を沸騰状態まで加熱してい
るので、電動ポンプ5で出湯させようとすると、沸騰状
態の水中に存在する空気を沸騰水と一緒にポンプ室9内
に吸引するため、時間の経過とともにポンプ室9内には
空気が充満してインペラ8が空転状態となって、容器1
内の液体の導出が不可能になることがある。また容器1
内に入った異物や液中に含まれた不純物等が加熱されて
スケールが発生し、液体の導出時にポンプ室9内の壁面
とインペラ8との間にスケールが入って、インペラ8が
回転しなくなるという問題があり、また浄水ユニット1
2に不純物が入り抵抗が増加しても、浄水ユニットを交
換するため時期を知らせることができなく、浄水性能を
維持できないという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、電動ポンプが空運転したときや、負荷が異常に増し
た時に素早くその状態を検知して、故障を少なくできる
電気湯沸かし器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、液体を収容する容器と、この容器内の液体
を器体外に導出させる導出経路と、この導出経路の途中
に設けられたモータを有する電動ポンプとを備え、前記
モータの電流を検知する電流検知手段と、この電流検知
手段の信号を取り込んでモータを通電制御する制御手段
とを設けているものである。またモータの電流値が設定
値以上であるときには、モータを瞬時に逆回転させるか
または停止させる別の制御手段を設けたものであり、ま
た異常の有無を表示する表示手段を設け、モータの電流
値が設定値以下であるときには、モータの回転を低下さ
せるとともに前記表示手段に通電するさらに別の制御手
段を設けたものであり、さらに導出経路の途中に浄水手
段を設け、モータの電流値が別の設定値以上であるとき
には、浄水手段が異常であると判断して表示手段に通電
するさらに別の制御手段を設けたものである。
【0007】
【作用】上記した構成において、電動ポンプに異常が発
生し、モータの負荷が変動すると、通電経路の電流値は
通常時と大きく変化する。この異常電流値を電流検知手
段が検知して制御手段に入力すると、制御手段が異常電
流値であるか否かを判断し、モータの通電制御を行い、
また表示手段を点滅させて使用者に知らせる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参
照しながら説明する。なお、本実施例において、前述の
従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を付
し、その説明は省略する。本実施例の特徴的構成は従来
例で説明した電動ポンプ部の異常負荷を検知するように
したことにある。図において、15はモータの電流値を
検出する電流検知手段であり、これはモータ10の通電
経路の途中に設け、電動ポンプ5の負荷変動によってモ
ータ10の電流値が変化するのを検出するようにしてい
る。制御手段16はマイクロコンピュータを含んだ各種
電子回路から構成されているものであり、入力手段17
および電流検知手段15からの信号を取り込んで、加熱
部2およびモータ10への通電制御を行う。18は表示
手段であり、電動ポンプ5の負荷が異常に変化したとき
に、電流検知手段15の信号により異常の有無を表示す
るものである。
【0009】次にその動作を説明する。電動ポンプ5に
異常が発生し、モータ10の負荷が変動すると、通電経
路の電流値は通常時と大きく変化する。この異常電流値
を電流検知手段15が検知して制御手段16に入力する
と、制御手段16が異常電流値であるか否かを判断し、
モータ10の通電制御を行う。電動ポンプ5に異物が付
着して、回転に障害となった場合にはモータ10の電流
値が著しく上昇するが、電流値が一定の値以上であれ
ば、モータ10を瞬間的に反転動作をさせて異物を取り
除いたり、モータ10の回転を停止させる。またポンプ
室9に空気が充満してインペラ8が空転状態となった時
にはモータ10の電流値は減少するが、電流値が一定の
値以下であればモータ10の回転数を下げる。また浄水
ユニット12に不純物が入り抵抗が増加した時にはモー
タ10の電流値が上昇するが、電流値が決められた値以
上であれば表示手段18を点滅させて使用者に知らせ
る。このように実施例の電気湯沸かし器によれば、電流
検知手段15がモータ10の異常電流値を検知して制御
手段16に入力し、制御手段16がモータ10および表
示手段18の通電を制御するので、電動ポンプ5のロッ
ク状態を無くすことができ、また浄水ユニット12を備
えた電気湯沸かし器においては、目詰まりによる異常を
表示手段18に表示でき、早期に発見して必要に応じて
浄水ユニット12を交換できる。
【0010】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
電気湯沸かし器は、液体を収容する容器と、この容器内
の液体を器体外に導出させる導出経路と、この導出経路
の途中に設けられたモータを有する電動ポンプとを備
え、前記モータの電流を検知する電流検知手段と、この
電流検知手段の信号を取り込んでモータを通電制御する
制御手段とを設けたものであり、この構成とすることに
より、電動ポンプのロック状態を無くして故障を少なく
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気湯沸かし器のブ
ロック構成図
【図2】従来の電気湯沸かし器の部分断面図
【符号の説明】
1 容器 4 導出経路 5 電動ポンプ 10 モータ 15 電流検知手段 16 制御手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/21 101 A47J 27/00 109 A47J 41/02 101 A47J 31/00 - 31/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、この容器内の液
    体を器体外に導出させる導出経路と、この導出経路の途
    中に設けられたモータを有する電動ポンプとを備え、前
    記モータの電流を検知する電流検知手段と、この電流検
    知手段の信号を取り込んでモータを通電制御する制御手
    段とを設けた電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 モータの電流値が設定値以上であるとき
    には、モータを瞬時に逆回転させるかまたは停止させる
    制御手段を設けた請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 異常の有無を表示する表示手段を設け、
    モータの電流値が設定値以下であるときには、モータの
    回転を低下させるとともに前記表示手段に通電する制御
    手段を設けた請求項1記載の電気湯沸かし器。
  4. 【請求項4】 導出経路の途中に浄水手設を設け、モー
    タの電流値が設定値以上であるときには、浄水手段が異
    常であると判断して表示手段に通電する制御手段を設け
    た請求項3記載の電気湯沸かし器。
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