JP3361446B2 - ポット - Google Patents

ポット

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JP3361446B2
JP3361446B2 JP32434597A JP32434597A JP3361446B2 JP 3361446 B2 JP3361446 B2 JP 3361446B2 JP 32434597 A JP32434597 A JP 32434597A JP 32434597 A JP32434597 A JP 32434597A JP 3361446 B2 JP3361446 B2 JP 3361446B2
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pump
water level
pot
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driving
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利充 片岡
憲司 濱田
隆三 右田
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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  • Cookers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポット、特に、ポン
プの駆動により収容した液体を吐出させることのできる
ポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポットとしては、一度スイッチを
操作するだけで、一定量のお湯を注ぐことができるよう
にしたものが既に公知である(例えば、特開平2―29
1817号公報、特開平6―113950号公報参
照)。この種のポットでは、水位の変化を誘電率の変化
として捉え、この誘電率の変化を印加電圧等の変化に変
換して水位を検出する水位検出手段を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ポ
ットでは、水位の変化を検出するために常時水位検出手
段を駆動しておかなければならない上、そのような水位
検出手段は構成が複雑で高価なものである。また、吐出
中には水面の波打ち等の影響で正確に水位を検出できな
い。
【0004】このため、ポンプの駆動時間に基づいて吐
出量を推測することも考えられるが、それでは次のよう
な問題がある。
【0005】すなわち、ポットには多くの機種があり、
機種毎に製品性能、特にポンプの性能が相違するため、
各機種毎に異なる制御プログラムが必要となる。また、
同一機種であっても製品間で、ポンプの性能のばらつき
や組立誤差等の製品間誤差により、吐出量にばらつきが
生じることは避けられない。
【0006】また、長期に亘る使用により配管内壁に水
中のカルシウムが析出して流動抵抗が増大したり、収容
した液体の水位の変化により水圧が変化したりする等の
吐出条件の違いにより、吐出される液体量が安定しな
い。
【0007】そこで、本発明は、機種の違い、製品間誤
差、吐出条件の違いに拘わらず、簡単な構成で常に一定
量の液体を吐出させることのできるポットを提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、ポンプを駆動して液体容器内
の液体を吐出させるポットにおいて、前記液体容器内の
液体の水位を検出する水位検出手段と、前記ポンプを所
定の駆動時間だけ駆動させることにより定量吐出させ、
前記水位検出手段により検出したポンプの駆動前後の水
位から算出した吐出量と、ポンプの駆動時間に基づいて
予め設定した吐出量とを比較することにより、前記ポン
プの駆動時間を補正する駆動時間補正制御を行う制御手
段とを備えたものである。
【0009】また、前記制御手段は、前記ポンプによる
定量吐出が開始されると、前記駆動時間補正制御を行う
のが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0011】図1に示すポットは、大略、容器本体1内
に液体容器2を収容し、上方開口部を蓋体3で閉塞する
ようにしたものである。液体容器2の側方には、その外
周面に沿って吐出管4が上下方向に配設されている。吐
出管4の一端部は、ポンプ5を介して液体容器2の底面
に接続されている。一方、吐出管4の他端部は、容器本
体1の上部側方に突出する部分に形成した注水口6に連
通している。これにより、前記ポンプ5を駆動すると、
液体容器2内の液体が、吐出管4を上昇して注水口6を
介して吐出される。
【0012】前記蓋体3の前方側には、図2に示すよう
に、操作パネル7が設けられている。この操作パネル7
には、給湯スイッチ8、給湯モード選択スイッチ9、再
沸騰スイッチ10及び温度設定スイッチ11が設けられ
ている。また、4つの給湯モード表示部12(「通常」
表示部12a、「1l(リッター)」表示部12b、
「500cc」表示部12c、「200cc」表示部12
d)、3つの温度表示部13(「カルキとばし沸騰」表
示部13a、「98」℃保温表示部13b及び「80」
℃保温表示部13c)とが設けられている。各表示部1
2,13はそれぞれLEDで構成されている。
【0013】前記液体容器2の内面上部には超音波セン
サ14が配設されている。超音波センサ14は、超音波
を発信し、液体容器2内の液面での反射波を受信する。
また、液体容器2の下方には制御装置15が配設されて
いる。制御装置15は、超音波センサ14での超音波の
発信から受信までの時間差から液面の水位を算出する。
また、制御装置15は、各表示部12,13の該当箇所
を点灯し、又、前記各スイッチ8〜11から入力される
信号と、検出した水位とに基づいてポンプ5を駆動制御
する。制御装置15のメモリには、予めポンプ5の駆動
時間に対する吐出量(基準値)が表1に示すデータテー
ブルとして記憶されている(例えば、駆動時間がt1
(10秒)ではv1(300cc))。
【0014】
【表1】
【0015】次に、前記ポットのポンプ5の駆動時間制
御について図3のフローチャートに従って説明する。
【0016】まず、給湯モード選択スイッチ9と、給湯
スイッチ8(他のスイッチ10又は11であってもよ
い。)とを同時に押し込むリセット操作がされたか否か
を判断する(ステップS1)。リセット操作されれば、
超音波センサ14での発信から受信までの時間差から吐
出開始前の水位を読み込む(ステップS2)。そして、
ポンプ5の駆動を開始し(ステップS3)、前記表1に
示すように、予め記憶させた駆動時間が経過したか否か
を判断する(ステップS4)。この駆動時間が経過すれ
ば、ポンプ5の駆動を停止し(ステップS5)、再度、
超音波センサ14での検出信号に基づいて吐出終了後の
水位を読み込む(ステップS6)。
【0017】続いて、前記ステップS2及びステップS
6でそれぞれ読み込んだ吐出前後の水位に基づいて実際
の吐出量v2を算出し(ステップS7)、前記表1のデ
ータテーブルに従って読み込んだ吐出量v1(前記駆動
時間に対応したもの)と比較する(ステップS8)。比
較した結果、その誤差(│v2−v1│)が所定値α以
上であれば、ポンプ5の駆動時間を補正し(ステップS
9)、所定値α未満であれば、そのままとする。この場
合、吐出量v1,v2のズレ量に応じて、表2に示すデ
ータテーブルに従って補正値を修正するようにしてもよ
い(通常、誤差が大きくなるに従って補正値も大きくす
ることにより、ポンプ5の駆動時間を長くする。α1<
α2<α3<…、x1<x2<x3<…)。
【0018】
【表2】
【0019】なお、前記実施形態では、リセット操作が
あった場合にのみポンプ5の駆動時間を補正可能とした
が、給湯モード選択スイッチ9を操作することにより定
量吐出させる場合に、自動的に駆動時間を補正可能とし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るポットによれば、所定量の吐出に要する時間と、
基準値とを比較することにより、ポンプの駆動時間を補
正する駆動時間補正制御を開始するようにしたので、ポ
ットの機種の違いや製品性能のばらつき等が生じていて
も、常に所望量の液体を吐出させることができる。
【0021】特に、ポンプによる定量吐出が開始される
と、駆動時間補正制御を行うようにしたので、ユーザー
に負担をかけることなく、自動的に駆動時間を補正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るポットの概略図である。
【図2】 図1の操作パネルを示す平面図である。
【図3】 図1の制御装置でのポンプの駆動時間制御の
一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 ポンプ 14 超音波センサ 15 制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−299622(JP,A) 特開 平2−220617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプを駆動して液体容器内の液体を吐
    出させるポットにおいて、 前記液体容器内の液体の水位を検出する水位検出手段
    と、 前記ポンプを所定の駆動時間だけ駆動させることにより
    定量吐出させ、前記水位検出手段により検出したポンプ
    の駆動前後の水位から算出した吐出量と、ポンプの駆動
    時間に基づいて予め設定した吐出量とを比較することに
    より、前記ポンプの駆動時間を補正する駆動時間補正制
    御を行う制御手段とを備えたことを特徴とするポット。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ポンプによる定量
    吐出が開始されると、前記駆動時間補正制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のポット。
JP32434597A 1997-11-26 1997-11-26 ポット Expired - Fee Related JP3361446B2 (ja)

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CN114246484B (zh) * 2021-12-17 2023-06-30 惠州拓邦电气技术有限公司 一种炒菜机的控制方法与炒菜机

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