JP2002201262A - ポリカーボネート樹脂、及びそれを含んで構成される光学部品 - Google Patents

ポリカーボネート樹脂、及びそれを含んで構成される光学部品

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JP2002201262A
JP2002201262A JP2000399896A JP2000399896A JP2002201262A JP 2002201262 A JP2002201262 A JP 2002201262A JP 2000399896 A JP2000399896 A JP 2000399896A JP 2000399896 A JP2000399896 A JP 2000399896A JP 2002201262 A JP2002201262 A JP 2002201262A
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polycarbonate resin
optical
chemical formula
lens
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JP2000399896A
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English (en)
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Takashi Ono
隆 小野
Takashi Kuroki
貴志 黒木
Masaji Tamai
正司 玉井
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1.70以上の高屈折性、ガラス転移温
度130℃以上の耐熱性、耐薬品性・耐溶剤性を併せ
持つポリカーボネート樹脂及びそれを含んで構成される
光学部品を提供する。 【解決手段】 式(1)及び式(2)の単位を主鎖に有
し、式(1)及び式(2)の単位の分子内におけるモル
比が、数式(A)で示されるポリカーボネート樹脂(M
1、M2は式(1)、式(2)の単位のモル数)。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なポリカーボ
ネート樹脂、及びそれを含んで構成される光学部品に関
し、より詳細には、高屈折性、耐熱性及び透明性に優れ
たポリカーボネート樹脂、及びそれを含んで構成される
光学部品(例えば、レンズ(例えば、眼鏡レンズ、光学
機器用レンズ、オプトエレクトロニクス用レンズ、レー
ザー用レンズ、CDピックアップ用レンズ、自動車用ラ
ンプレンズ、OHP用レンズ等)、光ファイバー、光導
波路、光フィルター、光学用接着剤、光ディスク基盤、
ディスプレー基盤、コーティング材、プリズム等)に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化社会の実現に向けたオ
プトエレクトロニクスの研究が精力的に行われている。
それと共に、光通信、光記録、光加工、光計測、光演算
等、オプトエレクトロニクスの様々な展開を支える基礎
材料として、有機光学材料、特に樹脂材料に対する期待
が高まっている。光学用樹脂材料は、軽量で可とう性に
優れる、電気的誘導を受けない、成形加工が容易である
などの多くの特徴を有し、光ファイバー、光導波路、光
ディスク基盤、光フィルター、レンズ、光学用接着剤等
の用途に向けた展開が図られている。
【0003】光学用樹脂材料には次のような特性が求め
られている。すなわち、高屈折性、耐熱性、無色透明
性、クリーン性、易成形性、耐薬品性・耐溶剤性、軽量
等である。
【0004】代表的な光学用樹脂材料としてポリカーボ
ネート樹脂があり、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン[通称ビスフェノールA]を原料とした
ものは、透明性に優れているうえにガラスに比べて軽
く、耐衝撃性に優れ、大量生産が容易である等の特徴か
ら、多くの分野において、様々な光学部品として用いら
れている。しかし、屈折率は1.58程度と低く、また
耐薬品性・耐溶剤性に乏しい欠点を有しており、その用
途が限られているのが現状である。例えば、レンズの薄
膜化などによる光学部品の小型化や軽量化などが必要で
ある用途では、特に屈折率1.70以上が望まれてお
り、これらの用途に適用することはできない。
【0005】これに対応して屈折率を向上させる多くの
試みがこれまでになされており、例えば芳香環を導入し
たビスフェノールA構造を有するポリカーボネート樹脂
(特開昭63−108023、特開平2−1850
1)、フルオレン構造を有するポリカーボネート樹脂
(特開平6−25398)、スルフィド構造を有するポ
リカーボネート樹脂(特開昭53−89752)、ハロ
ゲン化カーボネートを含む樹脂組成物(特開平5−93
72)等が提案されている。しかし、芳香環を導入した
ビスフェノールA構造を有するポリカーボネート樹脂、
及びフルオレン構造を有するポリカーボネート樹脂は、
アセトンや熱トルエン、N,N−ジメチルアセトアミド
など一般に用いられる有機溶剤への耐薬品性・耐溶剤性
が乏しく、例えば有機溶剤による洗浄や研磨等が必要な
用途に用いることができないという問題点を有する。ま
た、スルフィド構造を有するポリカーボネート樹脂はガ
ラス転移温度が120℃以下と低いため、耐熱性を要求
される用途に用いることができないという問題点を有す
る。さらには、ハロゲン化カーボネートは高い屈折率を
有するものの、重原子であるハロゲンを含むために比重
が大きく、例えば軽量化が要求される光学レンズ用途に
は適さない問題がある。さらには、提案されているいず
れのポリカーボネート樹脂においても、屈折率は1.6
6程度が上限であり、屈折率が1.70以上のポリカー
ボネート樹脂は未だ見出されていない。
【0006】さらには、例えば光ファイバーや光導波
路、一部のレンズのように、異なる屈折率を有する複数
の材料を併用したり、屈折率に分布を有する材料の開発
も望まれている。これらの材料に対応するためには、屈
折率を任意に調節できることが不可欠となる。
【0007】従って、高屈折性、耐熱性、及び耐薬品性
・耐溶剤性を併せ持ち、さらには屈折率を任意に調節で
きる光学用樹脂、及びそれを含んで構成される光学部品
の開発が望まれてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点に鑑み、1.70以上の高屈折性、
ガラス転移温度130℃以上の耐熱性、耐薬品性・
耐溶剤性(例えば、アセトン(50℃)、トルエン(8
0℃)、N,N−ジメチルアセトアミド(50℃)、N
−メチル−2−ピロリドン(50℃)、N,N−ジメチ
ルイミダゾリジノン(50℃)、テトラヒドロフラン
(50℃)に、30秒〜10時間浸漬した後に、溶解、
白化、クラック(ひび割れ)、膨潤等の表面や形状に変
化を呈さない性能)を併せ持つポリカーボネート樹脂、
及びそれを含んで構成される光学部品を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定構造から
成るポリカーボネート樹脂、及びそれを含んで構成され
る光学部品が、高屈折性、耐熱性及び耐薬品性・耐溶剤
性を併せ持ち、さらに屈折率を任意の調節できることを
を見い出し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は、以下の[1]〜[1
0]に記載した事項により特定される。
【0011】[1] 化学式(1)及び化学式(2)で
表される繰り返し単位を主鎖骨格に有し、化学式(1)
で表される繰り返し単位、及び化学式(2)で表される
繰り返し単位の分子内におけるモル比が、数式(A)で
示されるポリカーボネート樹脂(化学式(1)及び化学
式(2)において、R1、R2、R3及びR4は、水素原
子、炭素原子数1〜4のアルキル基、又は、ハロゲン原
子であり、それぞれ独立して同じでも異なってもよい。
また化学式(2)において、それぞれ独立して同じでも
異なってもよく、R5及びR6は、水素原子、炭素原子数
1〜4のアルキル基、又は、ハロゲン原子であり、a及
びbは置換基数を表し、0〜4の整数である。数式
(A)において、M1及びM2は、それぞれ、分子内に
おける化学式(1)で表される繰り返し単位のモル数、
及び分子内における化学式(2)で表される繰り返し単
位のモル数である。)。
【0012】
【化4】 0.6 ≦ M1/(M1+M2) ≦ 1 (A) [2] 化学式(1)で表される繰り返し単位が、化学
式(3)で表される繰り返し単位である[1]記載のポ
リカーボネート樹脂。
【0013】
【化5】 [3] 化学式(2)で表される繰り返し単位が、化学
式(4)で表される繰り返し単位である[1]記載のポ
リカーボネート樹脂。
【0014】
【化6】 [4] [1]〜[3]の何れか記載のポリカーボネー
ト樹脂を含んで構成される光学部品。 [5] 光学部品が、レンズであることを特徴とする
[4]記載の光学部品。 [6] レンズが、眼鏡レンズ、光学機器用レンズ、オ
プトエレクトロニクス用レンズ、レーザー用レンズ、C
Dピックアップ用レンズ、自動車用ランプレンズまたは
OHP用レンズであることを特徴とする[5]記載のレ
ンズ。 [7] 光学部品が、光ファイバーであることを特徴と
する[4]記載の光学部品。 [8] 光学部品が、光導波路であることを特徴とする
[4]記載の光学部品。 [9] 光学部品が、光フィルターであることを特徴と
する[4]記載の光学部品。 [10] 光学部品が、光学用接着剤であることを特徴
とする[4]記載の光学部品。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のポリカーボネート樹脂
は、化学式(1)及び化学式(2)で表される繰り返し
単位を主鎖骨格に有するポリカーボネート樹脂である。
但し、化学式(1)及び化学式(2)において、R1
2、R3及びR4は、水素原子、炭素原子数1〜4のア
ルキル基、又は、ハロゲン原子であり、それぞれ独立し
て同じでも異なってもよい。また化学式(2)におい
て、それぞれ独立して同じでも異なってもよく、R5
びR6は、水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、
又は、ハロゲン原子であり、a及びbは置換基数を表
し、0〜4の整数である。
【0016】
【化7】 また、本発明のポリカーボネート樹脂は、化学式(1)
で表される繰り返し単位、及び化学式(2)で表される
繰り返し単位の分子内におけるモル比が、数式(A)で
示されるポリカーボネート樹脂である。但し、数式
(A)において、M1及びM2は、それぞれ、分子内に
おける化学式(1)で表される繰り返し単位のモル数、
及び分子内における化学式(2)で表される繰り返し単
位のモル数である。数式Aにおける『M1/(M1+M
2)』の値が0.6未満である場合、屈折率が1.70
未満となる問題などが生じる恐れがある。 0.6 ≦ M1/(M1+M2) ≦ 1 (A) 本発明のポリカーボネート樹脂において、化学式(1)
で表される繰り返し単位は、光学特性や耐熱性等を勘案
して、化学式(3)で表される繰り返し単位であること
が好ましい。
【0017】
【化8】 本発明のポリカーボネート樹脂において、化学式(2)
で表される繰り返し単位は、光学特性や耐熱性等を勘案
して、化学式(4)で表される繰り返し単位であること
が好ましい。
【0018】
【化9】 本発明のポリカーボネート樹脂は、公知の製造方法で製
造することができ、その方法は特に限定されない。例え
ば、化学式(5)、または化学式(5)及び化学式
(6)で表される芳香族ジヒドロキシ化合物、並びに、
炭酸ジエステル化合物を用いて重合する方法、また、化
学式(5)、または化学式(5)及び化学式(6)で表
される芳香族ジヒドロキシ化合物、並びに、ホスゲンを
用いて重合する方法などが好適に用いることができる。
但し、化学式(5)及び化学式(6)において、R1
2、R3及びR4は、水素原子、炭素原子数1〜4のア
ルキル基、又は、ハロゲン原子であり、それぞれ独立し
て同じでも異なってもよい。また化学式(6)におい
て、それぞれ独立して同じでも異なってもよく、R5
びR6は、水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、
又は、ハロゲン原子であり、a及びbは置換基数を表
し、0〜4の整数である。
【0019】
【化10】 化学式(5)で表される芳香族ジヒドロキシ化合物の具
体例としては、例えば、ビス(3,5−ジフェニル−4
−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(3,5
−ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
1−ビス(3,5−ジフェニル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジフェニル−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス(3,
5−ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)ブタン、
2,2−ビス(3,5−ジフェニル−4−ヒドロキシフ
ェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−ジフェニル−
4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、3,3−ビス
(3,5−ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)ペン
タン、3,3−ビス(3,5−ジフェニル−4−ヒドロ
キシフェニル)ヘキサン、ビス(3,5−ジフェニル−
4−ヒドロキシフェニル)ジブロモメタン、ビス(3,
5−ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)ジヨードメ
タン等が挙げられる。光学特性や耐熱性等を勘案して、
化学式(7)で表される2,2−ビス(3,5−ジフェ
ニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパンを用いること
が好ましい。これらの純度は特に規定されるものではな
いが、90質量%以上のものを用いるのが好ましい。
【0020】
【化11】 化学式(6)で表される芳香族ジヒドロキシ化合物の具
体例としては、例えば、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン[通称ビスフェノールA]、2,2
−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジエチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3,5−ジプロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(2,6−ジクロロ
−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3−ブロモ−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−ビスフェニルメタン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロプロパン等が挙げられる。光学
特性や耐熱性等を勘案して、化学式(8)で表される
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン[通
称ビスフェノールA]を用いることが好ましい。これら
の純度は特に規定されるものではないが、90質量%以
上のものを用いるのが好ましい。
【0021】
【化12】 化学式(5)、または化学式(5)及び化学式(6)で
表される芳香族ジヒドロキシ化合物、並びに、炭酸ジエ
ステル化合物を用いて重合する場合、塩基性触媒存在下
での溶融重縮合させるエステル交換法が好適に用いられ
る。触媒の種類や反応条件等は特に規定されることはな
く、公知の触媒や反応条件等を適用できる。触媒として
は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、酸化亜鉛などの
塩基性金属化合物、各種金属の炭酸塩、酢酸塩、水素化
物、第四級アンモニウム、ホスホニウム塩、有機塩基な
どが挙げられる。一般的な重合法としては、まず不活性
雰囲気下、200〜250℃、2700〜4000パス
カル(約20〜30Torr)の減圧下で行われ、この
段階でエステル交換反応により生成するフェノールやア
ルコール類の90%程度が留出してオリゴマーが形成さ
れる。次いで温度を300℃付近までゆっくり上げ、同
時に130パスカル(約1Torr)以下まで減圧する
ことにより、高分子量のポリマーが得られる。高温での
熱履歴による色調の悪化等を防止するために、ハイドロ
サルファイト等の酸化防止剤を添加してもよい。
【0022】本発明で用いる炭酸ジエステル化合物の具
体例としては、例えば、ジフェニルカーボネート、ジト
リールカーボネート、ビス(クロロフェニル)カーボネ
ート、m−クレジルカーボネート、ジナフチルカーボネ
ート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、
ジブチルカーボネート、ジシクロヘキシルカーボネート
等が挙げられ、好適にはジフェニルカーボネートが用い
られる。
【0023】化学式(5)、または化学式(5)及び化
学式(6)で表される芳香族ジヒドロキシ化合物、並び
に、ホスゲンを用いてポリカーボネート樹脂を重合する
場合、ピリジン溶媒中もしくはハロゲン化炭化水素溶媒
中にピリジンなどの有機塩基を加えて重合を行う溶液重
合法、有機溶媒とアルカリ水溶液の二相系を用いる界面
重合法が好適に用いられる。溶媒や有機塩基、アルカリ
の種類や反応条件等は特に規定されることはなく、公知
の方法を適用できる。
【0024】溶液重合法で行う場合、溶媒としてはピリ
ジンもしくはハロゲン化炭化水素が用いられる。ハロゲ
ン化炭化水素としては、ジクロロメタン、トリクロロメ
タン(クロロホルム)、テトラクロロメタン、1,1−
ジクロロエタン、1,2―ジクロロエタン、1,1,1
−トリクロロエタン、1,1,2,−トリクロロエタ
ン、1,1,2,2−テトラクロロエタン、1,1―ジ
クロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラクロロエ
チレン、クロロベンゼンなどが挙げられる。ハロゲン化
炭化水素を溶媒として用いる場合には有機塩基が併せて
用いられ、ピリジン、トリエチルアミンなどが好適であ
る。一般的な重合法としては、有機塩基存在下に芳香族
ジヒドロキシ化合物を溶媒に溶解し、これにホスゲンを
10〜30℃に維持しながら導入する。重合は中間体に
クロロホルメートと有機塩基錯体を生成して進行するの
で、よく脱水した溶媒及び有機塩基を用いることが望ま
しい。また、理論量よりやや過剰のホスゲンや有機塩基
を用いた方が、高分子量体を得やすい。
【0025】界面重合法で行う場合、有機塩基の代わり
にアルカリ水溶液を用いる。有機溶媒としては、ジクロ
ロメタン、トリクロロメタン(クロロホルム)、テトラ
クロロメタン、1,1−ジクロロエタン、1,2―ジク
ロロエタン、1,1,1−トリクロロエタン、1,1,
2,−トリクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロ
ロエタン、1,1―ジクロロエチレン、トリクロロエチ
レン、テトラクロロエチレン、クロロベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素が主に用いられる。一般的な重合法と
しては、芳香族ジヒドロキシ化合物を水酸化ナトリウム
や水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液に溶解し、これ
に有機溶媒を加えて激しくかき混ぜながらホスゲンを導
入する。まず、芳香族ジヒドロキシ化合物とホスゲンの
反応でクロロホルメート末端を有するオリゴマーが生成
しする。この際、ホスゲンやビスクロロホルメート基が
アルカリ水溶液により加水分解されて一部消費されるの
で、20%程過剰にホスゲンを加えることが好ましい。
次いで起こるオリゴマーからの反応は遅いので、相間移
動触媒を用いる。相間移動触媒としては、トリエチルア
ミン、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、ヨウ化メ
チルトリフェニルアルソニウム、ヨウ化メチルトリフェ
ニルホスホニウム、塩化ベンジルトリフェニルホスホニ
ウムなどが挙げられる。
【0026】本発明においては、場合によって複数種類
の芳香族ジヒドロキシ化合物を用いるが、これらの仕込
方法は、いずれの方法で重合する際にも、特に規定され
るものではないが、本発明の効果をよりよく得るために
は、同時に仕込む方法が望ましい。また、一括して仕込
んでも、連続的に仕込んでも問題はない。
【0027】また、着色の抑制や溶融成形における流動
性の改善などを目的として、フェノールやtert−ブ
チルフェノールといった芳香族モノヒドロキシ化合物な
どの末端封止用化合物を併用してもよい。
【0028】本発明のポリカーボネート樹脂の分子量に
特に制限はなく、用途や加工方法に応じ、任意の分子量
とすることができる。本発明のポリカーボネート樹脂
は、用いる芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステル
化合物もしくはホスゲンとの量比、反応時間、反応温度
などによって調節することができ、例えば、ポリカーボ
ネート樹脂を0.5g/100ミリリットルの濃度でク
ロロホルムに溶解した後、35℃で測定した対数粘度の
値を、0.1〜3.0デシリットル/gの任意の値とす
ることができる。
【0029】本発明のポリカーボネート樹脂は、構成単
位の繰り返しに特に制限はなく、交互構造、ランダム構
造、ブロック構造等のいずれの場合でも良い。また、通
常用いられる分子形状は線状であるが、分岐している形
状を用いても良い。また、グラフト状でも良い。
【0030】本発明のポリカーボネート樹脂は熱可塑性
であり、通常の溶融成形により成形することができる。
すなわち、押し出し成形、射出成形、真空成形、ブロー
成形、圧縮成型、ブロー成形、カレンダー成形、積層成
形等により、ディスク、ファイバー等の様々な成形体を
得ることができる。
【0031】本発明のポリカーボネート樹脂は、汎用溶
剤に対して耐薬品性・耐溶剤性を有する。光学部品は、
成形した後に部品として用いる段階で、離形剤や付着し
たゴミ、油脂分を除去する方法として、汎用溶剤による
洗浄が一般に用いられる。また、一部の光学レンズはハ
ードコートを施すため、ハードコート剤を溶かす有機溶
剤に対する耐薬品性・耐溶剤性が求められる。現在もっ
とも広範に用いられている2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン[通称ビスフェノールA]を原料
とするポリカーボネート樹脂は、汎用溶剤であるアセト
ンや熱トルエンに接触させると、白化やクラックの発生
が見られ、またN,N−ジメチルアセトアミドやN−メ
チル−2−ピロリドンなどの溶剤に、容易に溶ける。前
述のこれまで開示されている高屈折性を有するポリカー
ボネート樹脂についても、これらの汎用溶剤に対する耐
薬品性・耐溶剤性は乏しい。本発明のポリカーボネート
樹脂は、これらの汎用溶剤に対して耐薬品性・耐溶剤性
を有する。
【0032】本発明のポリカーボネート樹脂は、屈折率
1.70以上の高屈折性、ガラス転移温度130℃以上
の耐熱性、及び汎用溶剤に対する耐薬品性・耐溶剤性を
併せ持ち、これらの優れた性能を損なうことなく、さら
に屈折率を1.70〜1.74の範囲で任意に調節がで
きる。屈折率の調節は、用いる芳香族ジヒドロキシ化合
物の組成比を調節することにより、精度よく調節するこ
とができる。
【0033】本発明のポリカーボネート樹脂は、高屈折
性、耐熱性及び耐薬品性・耐溶剤性を併せ持ち、さらに
は屈折率を任意に調節できる、光学特性に優れたポリカ
ーボネート樹脂であり、光学用部品に好適に使用でき
る。
【0034】本発明のポリカーボネート樹脂を含んで構
成される光学部品に特に制限はなく、例えば、部品の一
部あるいは全部に使用することができ、高屈折性を必要
とされる部品、あるいは高屈折性と耐熱性を必要とされ
る部品、高屈折性と耐薬品性・耐溶剤性が必要とされる
部品等が挙げられる。また、任意に屈折率を調節できる
ため、例えば光ファイバーや光導波路、一部のレンズの
ように、異なる屈折率を併用したり、屈折率に分布を必
要とする光学用部品にも好適に用いることができる。よ
り具体的には、例えば、レンズ(例えば、眼鏡レンズ、
光学機器用レンズ、オプトエレクトロニクス用レンズ、
レーザー用レンズ、CDピックアップ用レンズ、自動車
用ランプレンズ、OHP用レンズ等)、光ファイバー、
光導波路、光フィルター、光学用接着剤、光ディスク基
盤、ディスプレー基盤、コーティング材、プリズム等が
挙げられる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。尚、実施例中のポリカーボネート樹脂の物性及び耐
薬品性・耐溶剤性は以下の方法により測定した。 対数粘度(ηinh):ポリカーボネート樹脂をクロロ
ホルム溶媒に、0.5g/100ミリリットルの濃度で
溶解した後、35℃において測定した。 ガラス転移温度(Tg):DSC(島津DT−40シ
リーズ,DSC−41M)により測定した。 屈折率:ポリカーボネート樹脂を20質量%の濃度
でクロロホルムに溶解させ、この溶液をシリコンウェハ
にスピンコーティングした後、窒素雰囲気下、60℃で
2時間し、その後110℃まで昇温してさらに2時間乾
燥した。この操作により、シリコンウェハ上に膜厚5〜
20μmのポリカーボネート樹脂膜が得られた。プリズ
ムカップリング法により、この膜の波長633nmでの
屈折率を測定した。 耐薬品性・耐溶剤性:溶媒100gに対して厚さ約
1mmの板状のポリカーボネート樹脂5gを浸し、トル
エンは80℃で、その他の有機溶剤は50℃で10時
間、溶剤を撹拌した。静置後、サンプルを取り出し、乾
燥させて質量の測定及び形状観察を行った。溶解による
質量減少が見られた場合(×)、白化やクラック、膨潤
など表面や形状変化が見られた場合(△)、質量及び形
状に変化が見られない場合(○)に分け、耐薬品性・耐
溶剤性を判断した。薬品は、汎用溶剤であるアセトン
(A)、熱トルエン(B)、N,N−ジメチルアセトア
ミド(C)、N−メチル−2−ピロリドン(D)、N,
N−ジメチルイミダゾリジノン(E)及びテトラヒドロ
フラン(F)を使用した。 モル比[M1/(M1+M2)]:M1及びM2
は、それぞれ、分子内における化学式(1)で表される
繰り返し単位のモル数、及び、分子内における化学式
(2)で表される繰り返し単位のモル数である。
【0036】<実施例1>まず、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン及び2,6−ジフェニルフ
ェノールを原料に、従来公知の方法(Z.Y.Wan
g, Synthesis 1989 (6) 471
〜472頁)に従い、2,2−ビス(3,5−ジフェニ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロパンを合成した。窒
素導入ライン、攪拌機、温度計を備えた容器に2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン27.4g
(0.12mol)、2,6−ジフェニルフェノール2
36.2g(0.96mol)、及び乾燥したクロロホ
ルム350ミリリットルを仕込み、この混合物にメタン
スルホン酸39ミリリットル(0.6mol)を滴下し
た。得られた混合液を室温にて100時間攪拌し、その
後クロロホルム3リットルで希釈、そして1規定のNa
OH水溶液1.5リットルで洗浄を2回行った。油層を
硫酸ナトリウムで乾燥させ、その後真空を用いて溶媒を
除去した。次いで、10パスカル、250℃の条件での
蒸留により余剰の2,6−ジフェニルフェノールを除去
し、シクロヘキサンを用いた再結晶で2,2−ビス
(3,5−ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン50gを得た。
【0037】ポリカーボネート樹脂を溶液重合法にて合
成した。窒素導入ライン、攪拌機、温度計を備えた重合
容器に、2,2−ビス(3,5−ジフェニル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン10.6g(0.02mo
l)、及びピリジン100gを仕込み、撹拌して完全に
溶解させた。溶液を激しく撹拌させながら、ホスゲンを
約0.05g/分の速度で吹き込み、その間、溶液を水
浴で25〜30℃に保った。約25分後にピリジン塩酸
塩が析出し始め、さらに約15分後、溶液の粘性が徐々
に増し始めた。さらに10分ホスゲンを吹き込んだ後に
供給を止め、そのまま1時間激しく撹拌を続けた。その
後、その状態で上部よりメタノール300gを5分かけ
て導入し、析出したポリカーボネート樹脂を濾別した。
ピリジン塩酸塩などの残留物を除くため、得られたポリ
カーボネート樹脂をメタノール800gに懸濁させ、ホ
モミキサーを用いて激しく撹拌し、再度濾別した。この
操作を3回繰り返した後、110℃で2時間真空乾燥さ
せて、モル比[M1/(M1+M2)]=1の化学式
(9)で表されるポリカーボネート樹脂10.5gを得
た。モル比[M1/(M1+M2)]=1であること
は、H−NMRを用い、芳香族性プロトンとメチル基に
起因するプロトンの数の比が、4:1であることより確
認した。
【0038】
【化13】 得られたポリカーボネート樹脂について、上記の方法に
従って対数粘度ηinh、ガラス転移温度、屈折率、及び
耐薬品性・耐溶剤性の評価を行った。結果を表1に示し
た。
【0039】<実施例2>2,2−ビス(3,5−ジフ
ェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン10.6g
(0.02mol)に代えて、2,2−ビス(3,5−
ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン9.0
1g(0.017mol)及び2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン0.69g(0.003mo
l)を用いた以外は、実施例1と同様にして合成を行
い、モル比[M1/(M1+M2)]=0.85の化学
式(10)で表されるポリカーボネート樹脂9.9gを
得た。モル比[M1/(M1+M2)]=0.85であ
ることは、実施例1と同様にH−NMRを用いて確認し
た。
【0040】
【化14】 得られたポリカーボネート樹脂について、実施例1と同
様に上記の方法に従って対数粘度ηinh、ガラス転移温
度、屈折率、及び耐薬品性・耐溶剤性の評価を行った。
結果を表1に示した。
【0041】<実施例3>2,2−ビス(3,5−ジフ
ェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン10.6g
(0.02mol)に代えて、2,2−ビス(3,5−
ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン6.8
9g(0.013mol)及び2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン1.56g(0.007mo
l)を用いた以外は、実施例1と同様にして合成を行
い、モル比[M1/(M1+M2)]=0.65の化学
式(11)で表されるポリカーボネート樹脂8.2gを
得た。モル比[M1/(M1+M2)]=0.65であ
ることは、実施例1と同様にH−NMRを用いて確認し
た。
【0042】
【化15】 得られたポリカーボネート樹脂について、実施例1と同
様に上記の方法に従って対数粘度ηinh、ガラス転移温
度、屈折率、及び耐薬品性・耐溶剤性の評価を行った。
結果を表1に示した。
【0043】<比較例1>2,2−ビス(3,5−ジフ
ェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン10.6g
(0.02mol)に代えて、2,2−ビス(3,5−
ジフェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン5.3
g(0.01mol)及び2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン2.28g(0.01mol)を
用いた以外は、実施例1と同様にして合成を行い、モル
比[M1/(M1+M2)]=0.5の化学式(12)
で表されるポリカーボネート樹脂8.2gを得た。モル
比[M1/(M1+M2)]=0.5であることは、実
施例1と同様にH−NMRを用いて確認した。
【0044】
【化16】 得られたポリカーボネート樹脂について、実施例1と同
様に上記の方法に従って対数粘度ηinh、ガラス転移温
度、屈折率、及び耐薬品性・耐溶剤性の評価を行った。
結果を表1に示した。
【0045】<比較例2>特開昭63−108023に
従い、化学式(13)で表される単位から成るポリカー
ボネート樹脂を合成した。得られたポリカーボネート樹
脂について、実施例1と同様に上記の方法に従って対数
粘度ηinh、ガラス転移温度、屈折率、及び耐薬品性・
耐溶剤性の評価を行った。結果を表1に示した。
【0046】
【化17】 <比較例3>特開平2−18501に従い、化学式(1
4)で表される単位から成るポリカーボネート樹脂を合
成した。得られたポリカーボネート樹脂について、実施
例1と同様に上記の方法に従って対数粘度ηinh、ガラ
ス転移温度、屈折率、及び耐薬品性・耐溶剤性の評価を
行った。結果を表1に示した。
【0047】
【化18】 <比較例4>特開平6−25398に従い、化学式(1
5)で表される単位から成るポリカーボネート樹脂を合
成した。得られたポリカーボネート樹脂について、実施
例1と同様に上記の方法に従って対数粘度ηinh、ガラ
ス転移温度、屈折率、及び耐薬品性・耐溶剤性の評価を
行った。結果を表1に示した。
【0048】
【化19】 <比較例5>特開昭53−89752に従い、化学式
(16)で表される単位から成るポリカーボネート樹脂
を合成した。得られたポリカーボネート樹脂について、
実施例1と同様に上記の方法に従って対数粘度ηinh、
ガラス転移温度、屈折率、及び耐薬品性・耐溶剤性の評
価を行った。結果を表1に示した。
【0049】
【化20】 <比較例6>2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン[通称ビスフェノールA]を用い、最も汎用に
用いられている化学式(17)で表される単位から成る
ポリカーボネート樹脂を合成した。得られたポリカーボ
ネート樹脂について、実施例1と同様に上記の方法に従
って対数粘度ηinh、ガラス転移温度、屈折率、及び耐
薬品性・耐溶剤性の評価を行った。結果を表1に示し
た。
【0050】
【化21】
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂、及びそ
れを含んで構成される光学部品は、1.70以上の高
屈折性、ガラス転移温度130℃以上の耐熱性、耐
薬品性・耐溶剤性(例えば、アセトン(50℃)、トル
エン(80℃)、N,N−ジメチルアセトアミド(50
℃)、N−メチル−2−ピロリドン(50℃)、N,N
−ジメチルイミダゾリジノン(50℃)、テトラヒドロ
フラン(50℃)に、30秒〜10時間浸漬した後に、
溶解、白化、クラック(ひび割れ)、膨潤等の表面や形
状に変化を呈さない性能)を併せ持つポリカーボネート
樹脂、及びそれを含んで構成される光学部品であり、例
えば、レンズ(例えば、眼鏡レンズ、光学機器用レン
ズ、オプトエレクトロニクス用レンズ、レーザー用レン
ズ、CDピックアップ用レンズ、自動車用ランプレン
ズ、OHP用レンズ等)、光ファイバー、光導波路、光
フィルター、光学用接着剤、光ディスク基盤、ディスプ
レー基盤、コーティング材、プリズム等の用途に好適で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 正司 千葉県袖ヶ浦市長浦580−32 三井化学株 式会社内 Fターム(参考) 2H050 AB42Z 4J029 AA09 AB01 AC02 AE02 AE04 BB12A BB13A BB13B HC01 HC05A KB02 4J040 EL021 LA07 LA08 LA10 NA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学式(1)及び化学式(2)で表され
    る繰り返し単位を主鎖骨格に有し、化学式(1)で表さ
    れる繰り返し単位、及び化学式(2)で表される繰り返
    し単位の分子内におけるモル比が、数式(A)で示され
    るポリカーボネート樹脂(化学式(1)及び化学式
    (2)において、R1、R2、R3及びR4は、水素原子、
    炭素原子数1〜4のアルキル基、又は、ハロゲン原子で
    あり、それぞれ独立して同じでも異なってもよい。また
    化学式(2)において、それぞれ独立して同じでも異な
    ってもよく、R5及びR6は、水素原子、炭素原子数1〜
    4のアルキル基、又は、ハロゲン原子であり、a及びb
    は置換基数を表し、0〜4の整数である。数式(A)に
    おいて、M1及びM2は、それぞれ、分子内における化
    学式(1)で表される繰り返し単位のモル数、及び分子
    内における化学式(2)で表される繰り返し単位のモル
    数である。)。 【化1】 0.6 ≦ M1/(M1+M2) ≦ 1 (A)
  2. 【請求項2】 化学式(1)で表される繰り返し単位
    が、化学式(3)で表される繰り返し単位である請求項
    1記載のポリカーボネート樹脂。 【化2】
  3. 【請求項3】 化学式(2)で表される繰り返し単位
    が、化学式(4)で表される繰り返し単位である請求項
    1記載のポリカーボネート樹脂。 【化3】
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項記載のポリカ
    ーボネート樹脂を含んで構成される光学部品。
  5. 【請求項5】 光学部品が、レンズであることを特徴と
    する請求項4記載の光学部品。
  6. 【請求項6】 レンズが、眼鏡レンズ、光学機器用レン
    ズ、オプトエレクトロニクス用レンズ、レーザー用レン
    ズ、CDピックアップ用レンズ、自動車用ランプレンズ
    またはOHP用レンズであることを特徴とする請求項5
    記載のレンズ。
  7. 【請求項7】 光学部品が、光ファイバーであることを
    特徴とする請求項4記載の光学部品。
  8. 【請求項8】 光学部品が、光導波路であることを特徴
    とする請求項4記載の光学部品。
  9. 【請求項9】 光学部品が、光フィルターであることを
    特徴とする請求項4記載の光学部品。
  10. 【請求項10】 光学部品が、光学用接着剤であること
    を特徴とする請求項4記載の光学部品。
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