JP2002199956A - シート・クッション・フレーム - Google Patents

シート・クッション・フレーム

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JP2002199956A
JP2002199956A JP2000403191A JP2000403191A JP2002199956A JP 2002199956 A JP2002199956 A JP 2002199956A JP 2000403191 A JP2000403191 A JP 2000403191A JP 2000403191 A JP2000403191 A JP 2000403191A JP 2002199956 A JP2002199956 A JP 2002199956A
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JP
Japan
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frame
seat cushion
cross member
seat
square pipe
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JP2000403191A
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English (en)
Inventor
Shozo Minae
昌三 薬袋
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角パイプのクロス・メンバを薄肉で細くでき
て軽量化を図り、そして、強度を確保可能にする。 【解決手段】 角パイプのクロス・メンバ13が、その
断面の主軸Z−Zをベルト・アンカ入力方向Fに直交さ
せるあるいは、その直交する方向に近づける斜め置き状
態で左右のフレーム・サイド14、15の後端間に一体
的に組み付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、自動車シート、特
に、2人掛けデュアル・シートやベンチ・シートに活用
されるシート・クッション・フレームに関する。
【0002】
【背景技術】ワゴンの2人掛けデュアル・シートでは、
角パイプのクロス・メンバがシート・クッション・フレ
ームのフレーム・リアに用いられ、そして、ベルト・ア
ンカがそのクロス・メンバに溶接されるのが一般であ
る。そして、そのクロス・メンバは、その断面の主軸を
水平に置く状態でそのシート・クッション・フレームの
左右のフレーム・サイドの後端間に一体的に組み付けら
れるので、そのクロス・メンバは強度上、ベルト・アン
カ入力方向に不利になって太い角パイプを使用する必要
があった。その結果、シート重量が重くなる不具合があ
った。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、角パイプのクロス・
メンバを薄肉で細くできて軽量化を図り、そして、強度
を確保可能にするところのシート・クッション・フレー
ムの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
角パイプのクロス・メンバが、その断面の主軸をベルト
・アンカ入力方向に直交させるあるいは、その直交する
方向に近づける斜め置き状態で左右のフレーム・サイド
の後端間に一体的に組み付けられるところの構造を採
り、そして、強度上シート・ベルトから入力される荷重
方向にそのクロス・メンバを有利にする。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明のシート・クッション・フレームを
説明するに、図1および図2は、ワゴンの2人掛けデュ
アル・シートのシート・フレーム30に活用されるとこ
ろのこの発明のシート・クッション・フレームの具体例
10を示し、そして、このシート・クッション・フレー
ム10では、角パイプのクロス・メンバ13は、その断
面の主軸Z−Zがベルト・アンカ入力方向Fに直交する
方向に近づける斜め置き状態で左右のフレーム・サイド
14、15の後端間に溶接されて一体的に組み付けられる。
そして、この角パイプのクロス・メンバ13は左右方向
の中間にベルト・アンカ・ブラケット25を溶接してそ
のベルト・アンカ・ブラケット25にラップ・ベルト5
0、52およびショルダ・ベルト51を止める。
【0006】そのシート・クッション・フレーム10
は、フレーム・リアにそのクロス・メンバ13を用いる
ところの構造に組み立てられる。具体的には、メイン・
フレーム11が丸パイプのフレーム・フロント12、そ
のフレーム・フロント12の両端に溶接されたその左右
のフレーム・サイド14、15、およびその左右のフレ
ーム・サイド14、15の後端間に溶接されたその角パ
イプのクロス・メンバ13で組み立てられ、そしてさら
に、左右の縦パネル16、16、左右の縦ワイヤ17、
17、前後の横ワイヤ18、18、および形状出しワイ
ヤ19を溶接してそのシート・クッション・フレーム1
0に組み立てられる。
【0007】そのシート・クッション・フレーム10
は、パッド(図示せず)を乗せてそのパッドに被せられ
るトリム・カバー(図示せず)の端末を止めてシート・
クッションに組み立てられ、そして、左右のフロント・
レール・ブラケット20、20および左右のリア・レー
ル・ブラケット21、21でシート・トラック40の左
右の可動レール43、43にねじ止めされる。また、シ
ート・クッション・フレーム10は、左右のリクライニ
ング・デバイス22、23でシート・バック・フレーム
31を組み付ける。
【0008】そのシート・バック・フレーム31におい
て、32はフレーム・トップ、33はフレーム・ボト
ム、34、35はフレーム・サイド、36は縦パネル、
37、37は縦ワイヤ、38は形状出しワイヤ、そし
て、39、39はステイ・ホルダである。
【0009】その左右のリクライニング・デバイス2
2、23において、24はコネクティング・ロッドであ
る。
【0010】そのシート・トラック40において、4
1、42は左右の固定レール、45はスライド・ロッ
ク、そして、46、47は左右の操作レバーである。
【0011】したがって、そのベルト・アンカ・ブラケ
ット25に止められたシート・ベルト50、51、52
から入力される荷重は、そのシート・クッション・フレ
ーム10からそのシート・トラック40へ、そして、ボ
ディ・フロアに逃げる。このシート・クッション・フレ
ーム10では、その角パイプのクロス・メンバ13がそ
の斜め状態でその左右のフレーム・サイド14、15に
溶接されるので、その角パイプのクロス・メンバ13は
そのベルト・アンカ入力方向Fに有利になり、そして、
角パイプの水平置きクロス・メンバに比べて断面係数を
大きくできて薄肉で細くでき、そしてそれに伴って軽量
化が図られて強度が確保される。また、その角パイプの
クロス・メンバ13がその断面の主軸Z−Zをそのベル
ト・アンカ入力方向Fに直交させる斜め置き状態でその
左右のフレーム・サイド14、15の後端間に溶接され
ると、その角パイプのクロス・メンバ13はそのベルト
・アンカ入力方向Fに最も有利になる。さらに、そのシ
ート・クッションはその角パイプのクロス・メンバ13
によって尻下スペースを大きく取れて座り心地を向上す
るに加えて後席乗員の足入れ性も大きく取れる。
【0012】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術分野における通常の知識を有する者
にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nat
ure)および本質(substance)に由来し、
そして、それらを内在させると客観的に認められる別の
態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、
その発明の課題に相応し(be commensura
te with)、そして、その発明の成立に必須であ
る。
【0013】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
シート・クッション・フレームは、角パイプのクロス・
メンバが、その断面の主軸をベルト・アンカ入力方向に
直交させるあるいは、その直交する方向に近づける斜め
置き状態で左右のフレーム・サイドの後端間に一体的に
組み付けられるので、この発明のシート・クッション・
フレームでは、その角パイプのクロス・メンバがそのベ
ルト・アンカ入力方向に有利になり、薄肉で細くできて
軽量化が図られ、そして、強度が確保され、そして、シ
ート・クッションには尻下スペースが大きく取れて座り
心地が向上され、また、後席乗員の足入れ性が大きく取
られ、その結果、2人掛けデュアル・シートやベンチ・
シートにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシート・クッション・フレームの具
体例を活用する2人掛けデュアル・シートのシート・フ
レームを示した分解斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
11 メイン・フレーム 12 丸パイプのフレーム・フロント 13 フレーム・リア/角パイプのクロス・メンバ 14 フレーム・サイド 15 フレーム・サイド 25 ベルト・アンカ・ブラケット 50 ラップ・ベルト 51 ショルダ・ベルト 52 ラップ・ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角パイプのクロス・メンバが、その断面
    の主軸をベルト・アンカ入力方向に直交させるあるい
    は、その直交する方向に近づける斜め置き状態で左右の
    フレーム・サイドの後端間に一体的に組み付けられると
    ころのシート・クッション・フレーム。
JP2000403191A 2000-12-28 2000-12-28 シート・クッション・フレーム Pending JP2002199956A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006143155A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Mazda Motor Corp 車両の後部車体構造
JP2010094441A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Nhk Spring Co Ltd 車両用シートのクッションシートフレーム構造および該構造を有する車両用シート
JP2011195013A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用座席構造
JP2013112146A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Tachi S Co Ltd 自動車シートに用いるシート・クッション・フレーム
JP6074500B2 (ja) * 2013-05-29 2017-02-01 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company 乗り物用座席

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